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はてなキーワード: 支出とは

2024-02-16

社会保障費って、巡り巡って使われるはずなのに、景気良くならない原因になるの?

誰かの支出は誰かの収入っていうのであれば、高齢者へ使われている分でも景気良くなるはずなんでは?

2024-02-14

女尊男卑国家ヘルジャパン

もう全てが女に支配されてるのこの国

まず司法は女の味方

性犯罪だけは疑わしきは罰するになるわ、女なら執行猶予をつける等、完全に女を贔屓してる異常な現状

そして政治も女の味方

過半数の票を持つ女様には絶対に逆らえない、政治家の女性参加率なんて関係ない女様の機嫌を損ねたら落選するので

報道機関は完全に女の味方

暇で家庭の支出を牛耳ってる女は最大の消費者なので報道機関またはそのスポンサーは女様に逆らえない

日夜、女様向けのポルノ番組がせっせと放映されてる

女様を批判するような報道は一切できない

もう終わりだよこの国

2024-02-12

anond:20240210022641

この手の調査父親の最終学歴ちゃん調査してあって、増田の言う通りなら、父親の最終学歴にも正の相関を示しそうなものなんだが、父親の最終学歴には相関が無かった。

子供がどこまで進むかは母親希望に強く左右されるというのは言えるかもしれないが、母親大卒場合父親がいいとこのボンボンばかりというわけではなさそう。

もちろん、まだまだ子育ては母親がするものという時代調査という理由はありそうだけどね。

から虐待日本は諸外国と違い父親からよりも母親からのほうが圧倒的に多いみたいな調査結果があって、父親普段から子供に接しないからではないかとは思った。

あと、母親家計への発言権がそれなりにあるというのもありそうだな。

増田によく出てくる田舎出身で苦労をした話は大抵、親も周囲も教育価値を置いていないし、教育へのアクセスが遠いみたいな話なので、

母親学歴によって教育支出も左右されるし、家庭での会話も変わると思うのだが。

2024-02-11

anond:20240211210157

ワイも最小限度にしか働きたくないから、収入を増やすことと支出を減らすことは重大だと思ってるやで

千万数億無いとFIREできないとか言ってる人たちがいるけど、そいつらは働くことが少なくとも人並み程度には好きだからそう言ってるんやろな

日本さんウクライナ復興に50兆円の支出

お前らいいんか?

別にウクライナにそんな恩ないだろ

逆の立場だったらウクライナマジで何もしてくれないぞ

誰が何の為にウクライナにこんなに肩入れしてるのか教えてくれ

2024-02-10

anond:20240210213228

必要最低限度の生活支出を超えた分は、全てあっても無くても良い余剰とみなして投資に回す

ただし趣味・遊行にあてる出費のような、多数の人が妥当性に疑問符を付けるものでも、自分にとって必要ものならそれは削らなくてもよい

投資で許容できる最大損失額の見きわめ方

新しいNISAが始まってから果たして自分はどのくらい投資するのがよいか、どのくらいの損失であれば後悔しないのかを考えている。1800万円の枠をフルに埋めたとして、もし1/3や1/2が吹き飛ぶ暴落に直面したら、自分の心が耐えられるとは思えない。自分が許容できる最大損失額を見きわめる方法をいろいろ考えてみている。

1. 絶対的防衛ラインを守る

自分資産として「絶対にこのくらい持っておきたい」という防衛ラインを設けて、ラインを上回る金額を最大損失額とする。

例えばいま2500万円持っていて、老後2000万円問題というし2000万円は確保したいな、と思った人は残り500万円が許容できる最大損失額となる。

防衛ラインが見きわめられるのならば至極合理的

防衛ラインの見きわめが結局難しい。防衛ラインがいまの資産額よりも高い場合、その人は投資することができない。

2. 360万円×老後の毎月の生活費の余裕で考える

ほったらかし投資術で推奨されている考え方。

例えばいま1800万円の資産持っている人は、老後の65~95歳の30年間=360ヶ月で毎月年金に加えて5万円を余分に生活費に使うことができる。これがもし1万円少なくなって「年金+4万円」になっても問題ないのならば、360万円×1が許容できる最大損失額となる。

✅ 毎月の生活費という親しみやす金額で考えることができる。

❌ 老後まで遠い若年層のうちは現実感がない。インフレもあるし。

3. 何年分の早期退職につながるかで考える

余分なお金早期退職したい、と考えている人はこっちの方がいいかもしれない。

例えば年間生活費(含む税金)が360万円の人は、360万円の損失で1年早期退職が遅れることになる。N年遅れるくらいならいいかな、という人は、360万円×Nが許容できる損失となる。

仕事がつらかったり、老後を強く楽しみにしている人には向いているかもしれない。

❌ やはり老後まで遠い若年層のうちは向いていない。

4. 実際の損失を受けた未来想像してみて、後悔しない金額

若い人で想像力に自信がある人は、頭の中で想像してみるだけでいいのかもしれない。

簡単

想像力は自分精神状況に左右されそう。また家族生計とともにしている人は、自分は良くても家族がショックを受けるかもしれない。

5. 年間の貯蓄を基準にする

年収入と支出差し引きでどのくらい貯蓄できているか基準に考えるといいかもしれない。

たとえばこの1年で200万円の貯蓄を見込む人は、もし200万円の損失を食らうと1年分の貯蓄がチャラになってしまうがそれは耐えられるのか、耐えられるとしたら何年分まで耐えられるか、で考える。

✅ 働きはじめの若年層は貯蓄が生活に与えるインパクトが大きいためオススメ

資産収入に比べて十分に大きい人は、この考え方だと物足りないかも。

6. 自分家族が、お金理由我慢しているもの基準にする

もし自分家族が、お金理由になにかを我慢しているものがある場合、その金額基準に考えるといいかもしれない。

趣味や遊びのお金ならまだ可愛いものだが、お金理由にして

などは取り返せないので、その金額分の損失が出てしまうと家族との関係にしこりがでるだろう。

家族との関係含めて総合的に考えることができる。

お金不自由していない幸せ者にはあまりリアリティがない。

7. これまでの投資の累積リターンを基準にする

すでにある程度投資でリターンが出ている場合、それを「あぶく銭」だと考え、その分の損失は許容するという考え方。

✅ かなり保守的な考えで、生活不安定だったり心が弱っているときはいいかもしれない。

❌ 累積リターンがプラスのうちはいいが、もし累積リターンがマイナスになったら投資引退することになるので合理的とはいえない。

30代の自分は 4. 5. 7. あたりの考え方を採用している。

他にもアイデアがあれば随時教えてほしい。

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2024-02-11 11:20 追記

思ったよりいろんな反応がもらえて面白い

おおまかに

  1. 長期のインデックス投資を信じるか / 疑うか
  2. 資産額の日々の変動と向き合うか / 距離を置くか

パターン分けできそうだ。

自分は「疑って・向き合う」タイプなのであーだこーだ考えてしまうのだが、反応を見てると「信じて・距離を置く」タイプの人が多そう。

リスク商品オルカンやSP500に収斂してきているが、取れるリスク量はやはり人によって千差万別なんだなと思った。

2024-02-09

俺の実家は細い

私の実家は細い。

  

私は平成最初の年に、とある田舎で生まれた。

  

父は戦争で父(私の爺さん)を亡くし、中卒で新聞配達をしながら育ったらしい。

母も戦争で父(私の爺さん)がPTSDになり早世。同じく高卒で働いて育った。

  

親もそんな家庭環境で育ったため、叔父叔母も貧乏であり、学も無ければ、家に本も無く、父は飲みにケーションの営業マン、母はスーパーパート職員をしていた。

職業からお察しの通り当然収入も少ない。にも関わらず子供を6人も産んだ。そうなると支出も増える。

  

収入も少なければ支出も多いのだ。当然貧乏だった。

小学校クラスで下から5番目くらいの貧乏だった。

  

そんな環境だったか子供の頃は大変だった。

クラスでみんながポケモンの話をしていてもゲームを買ってもらえない、ドラクエの話も分からない、スマブラ練習できないので弱い。そして小遣いも一切ない。

私の世代子供の頃にゲームの話ができないというのは、友達との交流でかなり困難を極めた。

  

習い事も2つだけ。

地域の爺さんが趣味で教えている「そろばん」と、地域の爺さんが趣味で見守っていた「サッカー」だけだった。

サッカー習い事ではないか。ちなみにどちらもタダだったようだ。

  

幸い、勉強はできる方だった。

塾や家で勉強せずとも、学校の授業だけでクラスで5位くらいには入っていた。

どうやら母方の爺さんは名家医者だったらしく遺伝的には良いものを貰っていたようだ。

まぁ爺さんはPTSDになって一族の恥さらし扱いとなり、その名家との関係は切れてしまっていたが。

  

そんな私は、高校生頃まで、学校は正しい、政府は正しい、テレビは正しい、新聞は正しい、創価学会最高、共産党は悪だと、周りの大人に言われるがままに信じて育った。

外界から隔絶された田舎で、外界から情報を得る本を読む習慣も無かった私は、ずいぶんと思想面が偏ってしまっていた。

---

  

転機が来たのは「パソコン」と「インターネット」だった。

私の地域はいち早く情報教育が始まっていた。

学校では、放課後休み時間パソコンを貸してもらえるようになった。

  

最初パソコンゲームができるということに感動した。ソリティアの達人であった。

そして、パソコンにのめりこみ、出会ったのが「2ちゃんねるである

  

純粋だった私はスレを立てた。

  

創価学会バカにしないでください。池田先生はとても良いことを言っています

叩かれた。

  

高校卒業したら働こうと思っています。何の仕事が良いですか?」

バカにされた。MARCH以下はゴミと言われた。

---

  

2ちゃんねるの影響で、別の面で思想が偏った私は、奨学金ギリギリまで借り、地方国立大学工学部に進学した。

大学卒業したとき高校大学合わせて奨学金借金額は600万円まで膨らんでいた。

しかし、その程度は軽いものだった。

  

国立大学工学部卒だったので、とある大企業にも就職でき、奨学金は5年ほどで全額返済できたのだ。

  

今では年収も900万円ほどあり、妻と子宝にも恵まれている。

子供に小遣いも与えられるようになった。

子供習い事に行かせてやれるようになった。

子供と一緒にゲームもできるようになった。

私はこの現状をとても幸せに感じている。

  

地頭が良かっただけだろうと言う人もいると思う。確かにその面はある。

しかし、私と同じような成績だった兄弟姉妹は、それほど裕福な暮らしはできていない。

昔の私たちほど貧乏ではないが。

  

実家の太さが大事だと人は言う。地頭の良さが大事だと人は言う。

かにそれらも大事だ。しかし、私は自分経験から思うのだ。

一番大事なことは、適切な進路に向かえるよう手助けする「情報」ではないかと。

  

あの頃、インターネット出会わなかったらどうなっていただろうか。

2ちゃんねる学歴厨にバカにされなかったらどうなっていただろうか。

  

情報が少ない地方であっても、貧富に関係なく、平等であり、忌憚のない意見が貰える、

インターネットは偉大だ。

追記

1990年頃生まれでじーさんが戦争戦死何となく年齢設定がおかしい気がするなあ。1975年±5年くらいじゃねーの?

母方の爺さんは病んではいたそうですが、戦後も生きていたので母は戦後世代です。

母の何歳頃に亡くなったのかは知らないのですが、思春期だったと聞いているので中学高校頃までは生きていたのだと思います

父は戦時中に生まれたそうです。

両親が学会員だったってこと?

そろばん先生学会員でした。反共産は母。

ちなみに、自治会リーダー格は別の宗教で、子供会と称してタダで旅行に連れて行ってくれました。天理教総本山まで。

タダより高い物はない。

2024-02-04

anond:20240204181638

家庭じゃなくて一人暮らし

収入入力する

収入から貯めたいお金や支払い分を引く

③ ②の金額を次の給料日までの日数で割る

支出入力して③の金額を超えないように注意する

って感じ

正直これまでの無駄遣いが多すぎただけで、元々の無駄遣いが少ない人や極端に収入が低い人には当てはまらいか

2024-02-01

ゆるふわ個人事業主生き方

anond:20240131225617

オッス、オラゆるふわ個人事業主だ。

といっても無数に流派みたいなものがあって、そこらへんは十人十色なんじゃないかと思ってる。

ギグワーカーとか非効率すぎると思うしタイバンコクしか知らんけど蒸し暑くて不衛生でスコールで(略

共通点があるとすれば「自分個人事業主としてやっていける」自信があることだろう。

そこに自信が持てない奴は、悪いこと言わんから会社員でもやっておけと。

目指すものなんかじゃなく、気が付いたらこうなっていた、というのが正確かもしれない。

支出については、適当FIRE本でも開いてそこに書いてある生活費を下げる方法を全部実践する。

もし家賃を払ってるならすぐ実家に帰れ。実家以外の住所が必要ならバーチャルオフィスで十分だ。

個人事業主仕事からめた「会食」や「出張」が経費になるのは基本だが、ここでは書けないような手札も無数にある。

毎年のアップデート必要だ。昨年10月ふるさと納税ルール変更前に納税は済ませたか

今年改正された相続時精算課税制度について家族で話し合いの時間を取ったか

次に収入だ。

不労所得としてFXやら転売やら優待クロスやらが人気だが、手間やリスクを考えればいいとこトントンだ。

NISAはいいが、枠が1800万しかないので、オルカンあたりで適当に埋めておけばいい。

その上で自分ビジネスを持つ。理想ネットで完結し、元手がゼロのものを売る商売だ。

俺のビジネス他人無償で働かせた成果を加工して売っている。

文字に起こすと非道に見えるが、双方から喜ばれる持続的な仕組みだ。

人を雇ったり外注してるわけではないので念のため。

重要なのは何か? それは他人時間を使っていることだ。

自分時間は有限だが他人時間無限だ。そして不労所得他人時間からしかまれない。

ブログ記事YouTube動画を作るには労力がかかるが、他人広告を見て時間を消費することで価値生まれる。

株は相場上下配当利回りで見る人が多いが、大事なのはそこじゃない。

株を持つことで、その会社社員が汗水垂らして働いた利益自分のものにできることが重要だ。

もう分かったと思うが、会社員やギグワーカーのような賃金労働他人不労所得を増やすだけで時間無駄の極みということだ。

あ、なんか凄そうな人に見えたのならごめんだけど、普通にスタバMacいじってるだけの個人事業主からね。

2024-01-31

anond:20240129104946

支出赤旗を刷るのに使ってるから、実際使える活動費は少なくなるはず

2024-01-30

anond:20240130210901

三重県って意外と経済的に豊かなんだよな

給与自体は高いわけじゃないが、所得から基礎支出を引いた自由に使える金額ランキングだと全国でもかなり上位、東京より実質豊か

東京給与高いが支出も多いので実は平均的にはみんなカツカツだったりする

ゴミ箱管理コスト鉄道運賃に上乗せしよう

そうすれば駅構内で買ったモノのゴミを捨てることが出来るようになる。

駅構内に設置すればゴミ捨てるヤツは少なくとも金払った利用者限定できるわけで、監視カメラも付けとけば最悪の場合証拠集めて法的な対応も出来るだろう。

円安によるコストプッシュの下らん値上げと違って、顧客利便性を考えた真っ当な値上げだから賛同してくれるよね。

値上げせずに努力するのが当たり前だ、みたいなブラック企業のクソ経営者みたいな寝言を言うヤツは少なくともはてな村はいないだろう。


追記:

なんか、「今までやってたことなんだから今まで通りこれからも出来るだろ」みたいな反応があったのを見てちょっと思うことがあった。

一般消費者としては確かにそう思うこともあるよな、とは思う。

ても、今後は「今まで通りのことをこれからも続けるには今まで以上にコストがかかる時代」なんだよね。

円安も、人口減少も、いろんなことが今後のコスト上昇の要因となっている。

それを「今までやってたのに、今後も同じことやるのに値上げいるのか?」ってのは今の日本全体に蔓延する空気だよな。

コストプッシュの全くマイルドじゃないインフレ市民生活は圧迫されてるので一般消費者のそういう反応は仕方ない。

けど、商売する側だって無い袖は振れない。

ごく一部の「円安恩恵を受けられる企業」以外はコストプッシュインフレ支出が先に増えてるんだから皆苦しい。

経済人間の都合良く好転させるマイルドインフレってホント幻想だったよな、と今更ながら強く思う。

2024-01-26

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

anond:20240126093649

増田「貯蓄2000万目指してるんで、10年後にはある程度目途つけたいっす」

上司「それは支出削減と貯金問題だろう?おーん?5年後10年後のキャリアについて聞いてるんだが?おーん?」

2024-01-22

市民生活犠牲にしながらの経済成長」はどこまで長続きするのか?

コストプッシュインフレ経済成長に繋がる面はあれど、市民生活を圧迫しているのは疑いようのない事実だ。

賃金上昇が追いついてないだけ、みたいな寝言も聞こえてくるが、コストプッシュインフレ物価高を上回る賃上げなんか起こるわけ無い。

輸入に頼る日本コストプッシュインフレが起これば支出が先に増えるのはバカでも分かることだ。

物価上昇は調達コストから仕方なく上げる形になり、利益なんかろくに増えない。

その上「物価が上がったんだから賃金上げろ」とせっつかれる。

雇用主に直接言うならまだしも、賃上げ求める人達も無い袖は振れないの分かってるから直接ではなく政府賃上げさせようとする。

国に賃金決めさせるとか共産主義国家かよ。

コストプッシュからデマンドプルへ」なんて寝言を言う人達にはどう需要やすつもりなのか聞いてみたいもんだ。

円安市民生活を圧迫するから国策円安を止めようにも、今の円安で潤ってるのは主にコロナ禍で冷や飯食わされてきた業界がメインだから反発がスゴいし、そもそも今の円安日銀主導で起こされたものではなくアメリカ金利変動の余波で起こったことなので日銀がなんかやったところで目論見通りの結果が出るかどうかも疑わしい。

全く影響がないと言うことはないだろうが、アメリカの動向次第で吹き飛ぶ程度の影響力しか今の日銀にはないことは明白だ。

ならばアメリカと歩調を合わせて、と考えたところでアメリカ大統領トランプがなりそうな事態になってきた。

トランプアメリカ最優先で他国を後回しにする方針なので、日本のための経済施策に協力してくれるかというと微妙なところだな。

なんというか、何から何までタイミングが悪いことばかりで笑えてくるな。

2024-01-21

anond:20240120191857

収入が30万円で家賃25万円の家に住んでます。不足分をキャッシングで凌いでいます

って人がいたらもっと家賃安いとこに引っ越すようにアドバイスすると思う。

でもそれができない、自分支出自分コントロールできないっていうのは依存症なので、一人で解決できる問題ではないんじゃないかな。

2024-01-20

anond:20240119180900

はてなーって使って楽しい時期に適切に支出せずアラフィフくらいまでセコセコ金貯めて、金余らせたまま死にそうなやつ多いよな

2024-01-18

anond:20240118114128

後半の安全性評価と書いた部分を金融機関は重視するからやね。融資の回収可能性。

損益計算書上の減価償却費現金支出がないので、企業資金繰りの面では影響を排除する必要がある。キャッシュフロー計算書作成しているような企業であればそちらをそのまま見るよ。

anond:20240118112522

突発的な支出損益が大きく動くことを(主に税務署が)嫌うから

節税利益操作もしやすいし、

あとは経営成績を外部から見られる場合設備投資したら大赤字になるのは嫌だという人がいるから?

2024-01-15

anond:20240114203459

実際のところ政府が「NISA制度と引き替えに社会保障制度廃止・縮小する」なんてこと言ったことあるか? 仄めかし程度でも俺は聞いたこと無いな。

政府がそれを勧めるのを許容するならなまぽや医療保険年金がなくなっても文句言うなよ

逆に、NISA制度で蓄財したおかげで予想以上に長生きしても老後を国に頼らずに(生活保護を受けずに)死ぬ人が増えて、社会保障制度支出が減ることで持続性が高くなるんじゃないかな。

老後2000万問題

高齢者2人暮らしの月平均支出が約26万円

年金等の平均収入が約21万円

差額約5万円の赤字

老後30年生きると仮定して

5.5(万円の赤字)*30(年)=1980万円の不足



ただしこれはインフレを加味してないか

平均2%のインフレなら2700

平均3%のインフレなら3100万

必要となる


年金が0の場合、毎月26万の赤字となるため

インフレを加味しない場合9300万円

3%のインフレなら1億4000万円

必要となる


一人暮らし場合、月平均支出が約11万円

年金が0の場合4000万~6000万必要

2024-01-14

2023年の収支を計算した(+8.2億円)

確定申告のために2023年個人の収支を計算たからざっくりまとめておく

収入

10億2200万円

費用

2億300万円

利益

8億1900万円

資産

年始: 29億9400万円

年末: 39億800万円

負債

年始: 6億3800万円

年末: 7億3800万円

所感

今年はSP500がドル建てで20%近く、円建てで40%近く値上がりしたからその恩恵が大きかった

ただ、円建てでの利益がこれだけ出てても、円は弱くなってるし、海外物価は高くなってるし嬉しさはあまりない。これ以上円安にならないことを祈る。

費用家賃2000万円ぐらい、個人飲み会や服などの支出2000万円くらい、残りの1.6億ぐらいは全部税金。かなしい。

負債不動産投資での借り入れで+1億、もとからあった分は証券担保ローンでSP500投資信託をもとに借り入れして投資に回してた。

2024-01-13

anond:20240113184807

現状がそうであるようにホント金持ち企業財団かに金移して抜け道行くだけやろうけど、

かに個人が莫大な経済力を持って社会全体に強い影響力を行使出来るというのは明らかに問題があるとは思う。


まあ政府通貨を発行出来る以上、税金集めなくても支出可能であるので再分配の原資にする、みたいな発想は違うと思うが。

2024-01-12

子供を産みたいと思える女に育ちたかった

産みたいと思ったこともないし、そもそも子供が好きでもない。

でも最近20代前半になって、周りの友達が当たり前のように「〇〇歳くらいまでには子供欲しい」とか、遊んでいる時に子供を見かけると「かわいいー!早く産みたい!」とか言ってて衝撃を受けている。全然子育てに興味がわかない自分からすると、彼女たちのように心から子供を欲しがる人たちが眩しいし羨ましい。当たり前のようにそう思える心が欲しかった。


自分にとって、子供というのは高リスクかつ金ドブというイメージしかない。


高リスク

育てるのが大変な障害を持って生まれてくるかもしれない、犯罪を犯すと親である自分迷惑を被る、正常に生まれてもしつけとか親の責任重大な面倒ごとが多すぎる

金ドブ

健康に安上がりに育てたとしても20年近くの生活費学費+αは親の責任として捻出する必要があるがその支出をペイできるほどのリターンを得られる確率は限りなく低い、自分が元気な20~40代にかなり重い支出を強いられる



正直子供のことは手間と不利益ばかりかかるのにやたら高額という最高レベル負債しか思えない。

しかし友人たちにとって子供子育てというのはみている限り心から魅力的なものらしい。なかには「結婚(=旦那さんができる)そのものには興味ないけど、子供が欲しいか結婚相手探してる」みたいな、自分からしたら信じられないような子もいる。


彼女たちをみていると、心から子供が欲しいと思える人格に生まれるというのはかなり幸運だよなあと眩しく感じる。今更どうにもならないことだけど羨ましく思う。

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