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はてなキーワード: インデックス投資とは

2024-04-18

価格上下する(高ボラティリティ資産は売却や保有価値毀損

するという話を詳しく知りたいのだけど、ネットにはあまり載っていない。

ドルコスト積立の話はよく聞くのだけど。

価格上下する資産を定額で売却すると損する

これは比較的わかりやすいと思う。

ドルコスト積立が安い時にたくさん買って、高い時に少しだけ売るのに対して、定額での売却は「安い時にたくさん売って」「高い時に少しだけ売る」ので損をするのは当たり前。

これは「収益配列リスク」というらしい。

高齢者向けの投資指南では触れられていることもある。

運用を続けながらこれまで通りの定額引き出しを行うと、想定外に元本を毀損する「収益配列リスク」が顕在化することも忘れてはならない

- 「バッファー資産」を使いこなそう 人生100年こわくない・資産活用で笑おう(野尻哲史) - 日本経済新聞

価格上下する資産は持っているだけでも損をする

これは「ボラティリティの小鬼」とか「リスクはリターンを蝕む」とかいうらしい。

- 【疑問】インデックス投資の期待リターンは本当に6.7%なのか

- 投資における期待リターンとリスクの考え方。~長期投資におけるリスクの重要性~ - しんたろうのお金のはなし

右肩上がり相場がそろそろ終了しそうなので、ここらへんの知識仕入れておきたい。

2024-04-03

風俗女はやっぱりバカからカモになる

https://twitter.com/012_diana_/status/1355370129278652416

投資マンションとか絶対騙されてるやつじゃんwww

一億円貯めてインデックス投資すればいいのに。

2024-03-31

日本人セロトニンの分泌量が少なくセロトニン再利用もされにくいので不安になりやすいって話、個人的にいろんな出来事説明する最後ピースとしてハマった感があるな

自殺率の高さ、低評価レビューの多さ、投資をする人の少なさと貯金率の高さ、「性格が悪い」という雑な括られ方をされがちな理由(実際は些細な違いを気にしがちなだけなのでは?)、同調圧力が強いとされる理由(実際は同調圧力が強いのではなく同調圧力を敏感に感じがちなんだろう)…

何もかも「不安を感じがちだから」で説明がつく

セロトニンが不足すると血管が拡張されるらしい

腹痛も頭痛をこれで起こるって考えると腹痛持ちやら頭痛持ちが多い理由まで説明がつく


となると、「賃金が増えれば景気が上向く」ってのも日本に関しちゃ当てはまらない可能性あるな

上の理屈で行くなら、賃金が増えたからって楽観的に金を使う日本人は少数派だろう

貯金するか、数少ない投資勢も安牌な投資信託、つまりインデックス投資オルカン流れる可能性が高いのではないか


逆に言えば少しの痛みにも敏感に反応して防衛的に態度を変えがちということでもあるから、それをうまく活かせばワンチャンありそうなんだけどな

2024-03-28

anond:20240328163303

インデックス投資なんて死人の考えや

リスクを負ってこそ人は生を感じられるんやで

2024-03-25

anond:20240325091143

極まったインデックス投資家はインデックス投信の弱点(銘柄入れ替え時に利用されること)を嫌って自分ポートフォリオを構築しようとするってホント

2024-03-21

20代オルカンを勧めるのはボラティリティの小鬼対策やで

anond:20240318140204


パッと見、ボラティリティの小鬼に言及している人がいなさそうなので書いとく。

長期投資(※ここ重要!)オルカンやS&P500を勧められる理由は、ボラティリティの小鬼を調子づかせない範囲でそれなりのリターンを得られる可能性が高いかなんやで。

あの連中、たかだかNASDAQ100ぐらいでも小鬼じゃなくて中鬼になるからなあ。


ボラティリティの小鬼について、ネット上で分かりやすいのは↓のページの「リスク資産をむしばむの図」かなあ。

http://nightwalker.cocolog-nifty.com/money/2017/01/post-ddd0.html

リスク資産って、原理的にはボラティリティリスク分の価格上下変動を繰り返すことで資産が目減りするのよ。

例えば、インフレ考慮しないと仮定すると、平均期待リターンが0%の無リスク資産は目減りしないけど、平均期待リターンが0%のリスク資産は目減りしていく。

で、ボラティリティリスクが大きいリスク資産であるほど、目減りする分量が大きくなっちゃうわけ。


この、価格上下変動の繰り返しによって資産が目減りする現象を、「バイ・アンド・ホールド時代終焉」という本ではボラティリティの小鬼と呼んでいる。

加えてワイは、ボラティリティリスクが大きくなるほど目減りする分量が大きくなることを「中鬼になった」とか「大鬼に化けた」と言っている。


現実リスク資産が増えていく(ことが多い)理由は、目減りする分量を上回る期待リターンが得られるからだ。

とはいえ信託報酬率や総経費率は低い方が良いのと同じく、ボラティリティの小鬼の影響だって小さい方が良いわけだ。


じゃあどうすればよいのか?

アセットアロケーションポートフォリオを工夫して、ボラティリティリスクを小さくしつつもそれなりにリターンが得られるようにすればOK


ボラティリティリスクを小さくする唯一の方法分散投資やね。

「ここ100年ぐらいは金や債券よりも株式のリターンが高かった。今しばらく(今後20~30年ぐらい)はこの傾向が続くのではないだろうか?」という立場をとるならば、例えば株式100%でいくなら「株式の中で分散させる」ことでボラティリティリスクが小さくなる。もう少し安全に行きたいなら、株式債券REIT・金などを加えて「アセットクラス分散させる」ことでボラティリティリスクがより小さくなる。


いわゆる「教科書的なインデックス投資」は両方を組み合わせている。

株式については全世界株式分散させるし、アセットクラスも最低でも「株式債券」に分散している。

(「株式債券」は主にアメリカ国内向けのアイデア米国債低リスクなのにインフレをしのげる程度のリターンが得られるからね。日本では低金利すぎてインカムゲインとしての国内債券が息をしていない上に、今後の金利上昇見込みでキャピタルゲインとしての国内債券ダメダメで、加えて外国債券は為替リスクが高くてリターンに見合ってないので、泣く泣く債券の代わりに預貯金個人向け国債選択する人が多い)


株式分散」という文脈では、オルカンのような全世界株式が本流で、実のところS&P500やCRSP US Total Market Indexは傍流。

オルカンに比べればS&P500は集中投資の側で、そこには「なんやかんや言うても、ワイが資産運用し続けるだろう今後20~30年ぐらいは、アメリカはんも好調ちゃいます?」という暗黙の市場判断がある。

たぱぞう氏のように、市場を読んで判断していることになる。


それで、「アメリカはんも好調ちゃいます?」というインデックス投資家でも、十中八九S&P500やCRSP US Total Market Indexを勧めるのは、やっぱりボラティリティの小鬼がちらつくからなのよ。

たかだかNASDAQ100でも、長期投資ではボラティリティリスクが大きすぎて小鬼から中鬼になっちゃう。


NASDAQ100やFANG+のようなおやんちゃインデックスは、短~中期ぐらいの視点で売買して市場うねり取りに使うのが正しい。長期投資向けにガチホするのはNG


から、長期投資前提のインデックス投資家の場合、NASDAQ100やFANG+を持ち出す際にはコア・サテライト戦略みたいに「最低でも2階建て」の方針を打ち出すはずだ。

1階ではS&P500やCRSP US Total Market IndexETFガチホしつつ、2階以上の部分でセクターETFやおやんちゃETFで短~中期投資する――みたいな感じだよね。


ところでインデックス投資による長期投資における期待リターンは「20~30年ぐらいかけて、運用資産を1.5~2.0倍にする」ぐらいのマターリ進行なので、なんやかんや言うても必要な種銭が多いのは事実

から1020代ぐらいの時期は、貯蓄やインデックス投資は少額にとどめつつ、人的資本投資して稼げるようになった方がよいと、おっちゃんは思うよ。

人的資本への投資時間を集中させるためにも株式投資するならほったらかし投資可能オルカンないしS&P500でのインデックス投資にとどめておくのが無難やね。

2024-03-09

投資してない奴は人として底辺

みたいな勢いでNISAとかインデックス投信とか薦めてくるけどさ、

投資成功して儲かった奴と比べて投資を一切しなかった奴はランクが低いとされるのはまあ良いとして、

投資で失敗して大損して結果的になにもしなかった奴より資産が減ったらそいつの方が底辺になるわけで、

結局のところ一番安定は給与を得続けて貯金だって安定なんじゃないの?

エンノカチガーが大量に沸いてくるだろうけど結局インデックス投資で儲けてる奴も養分がいてこそなわけじゃん

調子乗って個別なりに手を出して爆死するアホから金を吸い取る側のおこぼれをもらいたいってだけだろ

究極的にはそこが中央値になるわけがないしやっぱり個人の最安定は実質的に目減りしようが余計な冒険はしないで黙々と貯め込むことじゃね?

将来のためになんて色を出すリスクをわざわざ負う理由そもそもなんでなんだ?

2024-02-22

インデックス投資信者ってなんか基本的金融の仕組みわかってなさそう

資産の目減りが気になるほどインフレになるなら、預金利率もあがるから別に困んねぇよ

anond:20240222100611

安倍晋三は国公認インサイダー取引NISA日経平均インデックス投資を勧めてた奴だから国民を必ず敵視してた訳でもない

安倍ちゃんは凄く素直な奴だったよ

俺はアベノミクス開始以来、円安を見越してこつこつと海外資産を買い足していったが大正解だった

2024-02-19

なんだかんだ言ってNISAというかインデックス投資信託ありがてぇ

何もせずにお金がどんどん増えていくから老後資金ぐらいは貯められそう

こども3人いるからほんと助かる

10年以上前に積立投信を教えてくれた人と始めた自分経済を支えてくれる人達感謝

anond:20240219164510

勇気がない、というのが投資する勇気がないという意味なら、投資すれば社会がよくなると思って適当インデックス投資信託買えばよい。

社会貢献だと思えば踏ん切りつきやすくなるだろ。

ただし銀行経由で買うとろくでもない商品掴まさせられるから自分証券会社の口座作った方がいい。

ラップ証券会社自動運用してくれるサービス)もオススメ

2024-02-17

山崎元信者(RIP)が彼の言う通りにのみ、10インデックス投資を続けた結果証券会社にある資産が5千万円を越えた。自慢したいけど誰にも言えないので増田に自慢したい。

開始当初=海外インデックス5割+国内インデックス5割

開始中盤=海外インデックス7割+国内インデックス3割

ここ2年=オルカン100%

一度も売却したことはなし。

その他金融資産定期預金千万生活防衛資金数百万。

見えない資産として妻の預貯金があるから世帯資産では、たぶん億ってる。

増田スペック

40代半ば

フルタイム共働き

子供二人(中学まで公立

ゼロ歳で公立保育園にぶっこんだ。

賃貸ぐらし

車は軽

スマホIIJ

基本自炊

タバコやらない。

ウーバー使わない

外食いかない。

掃除ロボ、食洗機乾燥機使う。

服はユニクロGAP

柴犬飼いたい。でも生体販売反対。

支持政党自民民主党政権日本全然ぶっ壊れなくてつまらんかった。

趣味漫画。月数冊リアル本を買う程度。

2024-02-15

anond:20240214190717

最近NISA推しへの疑問」について思ったこ

何も考えずオルカン投資違和感

一般人が、株式投資する場合商品選びは、何も考えずオルカン投資で良いという意味

持っているお金をすべてオルカンに突っ込めばいいとか、そういう意味ではない。

 

 投資期間について

投資晒す金額x年数で期待リターンがある程度決まるので、若いから長期間投資する方が望ましいのはその通り。

たった10年程度の投資ではリターンが不安定なのもその通り。

中高年になってから投資を始めるのは慎重になったほうが良いと思う、

 

そもそも、元記事の方だと20年以上の投資期間は確保できそうな気がするので、ある程度のリターンは期待して良いんじゃないかと思う。

 

出口について

出口時点で暴落が来たらゲームセットは違うかなと思う。

基本的には必要になった金額必要なだけ取り崩せば良い。

 

取り崩しを手動で行うのが面倒な場合は、定率や定額で取り崩す機能が多くのネット証券で導入されている。

例えば、楽天証券では

・定額:毎月一定金額を取り崩して現金化する。例えば毎月5万円など

・定率:一定割合を取り崩す。例えば、毎月0.4%など。

・期間指定一定期間ですべて取り崩す。例えば投資信託を1200万口持っていたら、毎月10万口取り崩し(10年間ですべて解約になる)など。

(取り崩し金額の安定・運用の安定・取り崩し期間の安定の面で、それぞれの方法メリットデメリットがあるので、ご自分で調べていただければ。)

 

 

出口時点での暴落が来た場合

出口部分は10年以上かけて徐々に取り崩す事になるため、ある一定の時期に暴落があったとしても特に関係ない。

しろ出口部分で一度くらい暴落が来る方が普通

暴落が来ても淡々と積立を続けるように、暴落が来ても淡々と取り崩しを継続すれば良い。

 

出口部分の情報がない

積立部分に比べて情報が少ないのはそのとおり。

そもそも日本で気軽にインデックス投資ができるようになってまだ20年も経っていない。

早々にインデックス投資を始めた方が徐々に取り崩し期間に入ってくるので、これから徐々に出口部分の情報が増えてくるよ。

 

ちなみに探せば現在でも色々情報はあるよ。私自身が参考になった本を一部紹介しておく。

 

定年後のお金 寿命までに資産切れにならない方法 野尻 哲史

つみたて投資の終わり方 カン・チュンド

人生100年時代資産管理リタイア後のリスクに備える モシェ ミレブスキー

会社役所銀行もまともに教えてくれない 定年後ずっと困らないお金の話 頼藤 太希

 

年金の繰り下げ受給について

長生リスクに備えるという意味では、繰り下げ受給はとても良い戦略だと思います

 

 

ーー

コメントへの追記

リーマンとき株価回復10

世界株式や、先進国株式インデックス投資していた場合リーマンショック以前の株価ピーク値まで株価回復にかかった期間は5-6年。

これはリーマンショック直前の株価ピークで一括投資したという極めて特殊場合株価回復にかかった場合の期間。

積立投資をしていた場合は、それより早くに回復した。

 

世界恐慌時

これが過去最悪の事象だと思うんだけど配当込みダウ指数計算すると、世界恐慌時前後も(開始時期に関わらず)5年間に分けて積立投資していれば、20年後を見るとプラスになってるよ。

配当込みの計算重要。)

 

世界恐慌よりひどい暴落が起こるかもしれない。

そのために、より長期間積み立て、より長期間運用をする事が望ましい。

NISA制度が始まった2014年から利用していた場合、、氷河期世代第一世代1970年まれ)でも30年くらいの税制優遇を利用した投資期間が得られる。

給与の1割でも積立投資をしていた人は、この10年間でもNISA恩恵をかなり受けられたと思うよ。

2024-02-14

anond:20240214190717

NISA安倍晋三が全力で勧めて日経平均インデックス投資を勧めてたの、あれ今思うと国公認インサイダー取引だよね(笑)

変に勘繰らず投資した奴は金持ちになった

2024-02-13

インデックス投資の売り時がわからない

まあリタイアしたらそうせざるを得ないからその時だって話なのかもしれないけどさ

配当所得はほっとけばいいじゃん、でもインデックス投資ってどっかで売って現金にする必要あるじゃん

これっていつやるのが正解なんですかね?

2024-02-12

インデックス投資は儲からないらしいけど、やる意味あるんか?

投資って儲けるためのものだろ?

でもインデックス市場と連動しすぎてるからからないんだろ?

意味なくね?

たとえばギャンブルで「100円払ってください。1が出たら105円、ソレ以外の目なら99円お返しします」とか言われても「時間のムダ―!」としかならんやろ?

2024-02-11

anond:20240211123433

自分は1だ。

インデックス投資にリターンが期待できることには疑いはないが、その期待が実現されることは常に疑わしい。

あと他の資産クラスに比べて上場株式の魅力が下がっていく懸念も常に感じてる。

上場株にしろクリプトしろ不動産しろ一般人投資機会が与えられる時の投資妙味推してしるべしやで。

投資リスクとの向き合い方の4類型

anond:20240210213228元増田だ。

追記にも書いたが、投資リスクとの向き合い方にいろんなタイプの反応がもらえて面白かったので、ちょっとそのあたりを深堀りしたいと思った。

ざっくりと

  1. 長期のインデックス投資を信じるか / 疑うか
  2. 資産額の日々の変動と向き合うか / 距離を置くか

の2軸がありそうだ。もちろんこれは0/1というよりはグラデーションなのだが。

1. 長期のインデックス投資を疑って / 日々の変動と向き合うタイプ

自分はこのタイプ

長期のインデックス投資だろうがずっと損失が続くこともありうるし、たまたま損失が出たタイミング自分生活お金必要タイミングがやってくるかもしれない。ただ平均的にはインデックス投資は割のいい賭けなので、日々の変動と向き合いながら取れるリスク範囲内で攻めたいと考えている。

このタイプの人は日常の中で常に薄っすら投資のことを考えているので、投資のもの好きな人や、情報処理理論武装が得意な人が多そうだ。

日頃から考えているのでもし暴落が起きたときにも経済的精神的な備えはできていそうだが、自分判断力を過信して情報に惑わされる心配はありそうだ。

2. 長期のインデックス投資を信じて / 日々の変動と距離を置くタイプ

元増田の反応を見た限り一番多そうなのがこのタイプの人たちだ。

各種インデックスの長期チャートやここ数年のパフォーマンスを見ていると長期のインデックス投資絶対視したくなる気持ちもわからないでもないし、全員が投資のことを日常で考える余裕があるわけでもないというのも事実だ。

このタイプの人は「長期・積立で持てば大丈夫」と思っているのでリスクを大きめにとるだろうから、おそらく過去数年ではもっとも高いリターンを得ただろう。しかし実際に暴落に直面したときにも全員がこの姿勢を貫けるのかが心配だ。いざお金必要タイミング暴落が重なったときに困ってしまう人もいるだろう。

3. 長期のインデックス投資を疑って / 日々の変動と距離を置くタイプ

投資はしないか、完全に余剰資金でのみ投資をすべきという意見の人が多そうだ。

運用成績という意味ではおそらくパッとしないだろうが、暴落も「ほら見ろ」という感じで意にかけないだろう。

4. 長期のインデックス投資を信じて / 日々の変動と向き合うタイプ

今回の反応ではあんまり見かけなかったが、インデックス投資初心者に多そうだ。

インデックス投資というのがなんだかいいらしいと聞いて初めてみて、実際にここ数ヶ月はパフォーマンスもいいので、定期的に口座を見てはニマニマしているというイメージだ。自分最初はそうだった。

このタイプがいざ暴落したとき現実に耐えられず、いわゆる狼狽売りをしてしまう層なのだろう。

こうした苦い経験を経て、投資を辞めてしまうか、日々の変動と距離を置くようになるか、もっと理論武装しようと考えるかが分かれ道だ。

anond:20240210213228

10年以上インデックス投資を行ってるので、暴落株価下落についての経験を書いておきます

 

マイナスの一瞬の最大値としては、半額(-50%)を想定してます

1年以上続くマイナスとしては、1/3減(-33%)を想定しています

 

過去もそうでしたが、未来も時々は暴落がおこるでしょう。

暴落資産一時的マイナスになっても、積み立て・保有を続けられた方は、10単位で見るとしっかりと資産を増やしています

私は、一時的マイナス経験・含み益・投資勉強の3つで心に余裕ができました。

 

 

投資を始めた当初は、評価額マイナス状態が数か月以上続くと(少ない損失でも)、心がとてもしんどかったです。

最大許容損失は事前に検討していましたが、心の動揺を防止するのに役立ちませんでした。できるだけ資産額を見ずにやりすごすしかありませんでした。

時間がたって資産が大きくプラスになる事を何度か経験して、徐々に一時的な損失に慣れてきました。

 

また、含み益が増えてくると、暴落に対して自動的に耐性が付きます

現在私の資産の7割以上がインデックス投資信託です。

現在保有している投資信託のほぼすべてが+50%以上(1.5倍)、平均すると+100%(2倍)、昔から持っているものだと+200%(3倍)以上になっています

こうなると、5割減の暴落が起こってもプラスを維持できます。このおかげで、暴落に対する恐怖心が激減しました。

 

 

ちなみにNISAで一番人気のeMaxis slim 全世界株式(オールカントリー)は、2018年10月にできた商品です。

2018年に買っていれば、この5年間で評価額は2倍以上になっています

この5年間にコロナ暴落などはありましたが、気にせず保有するだけで、それだけのリターンが得られたわけです。

 

最後に、長期的なデータインデックス投資についてきちんと学ぶことも重要かなと思います

個人的にはジェレミーシーゲル株式投資が最も役立ちました。

ウォール街ランダムウォーカーもいい本ですが、ダメ投資をけなす話が多くてちょっと無駄が多いと思いました。

---

追記

◆シーゲルについて

シーゲルの本は客観的データが多くて良書と考えますが、高配当バリューに偏った投資は好きではありません。

世界インデックスで良いと思いますし、一般投資家がそれを上回るリターンを狙う事はしない方が良いと考えています

リーマンショック経験の有無について

過去には、コロナ、大震災リーマンITバブル崩壊ブラックマンデー株式の死の時代など様々な事が起こりましたが、それぞれが違う事象です。今後も新たな事象が発生するでしょうし、1つの暴落経験の有無だけが重要なわけではありません。

愚者経験に学び、賢者歴史に学びます

リーマンショック経験たからといって奢るのではなく、様々な過去事象を学びより謙虚になる事が好ましいと考えます

ちなみに私自身は、海外投資を楽しむ会現在橘玲氏)の影響で投資をはじめ、リーマンの頃はイーバンク銀行外国株式インデックスファンド保有していました。

2024-02-10

投資で許容できる最大損失額の見きわめ方

新しいNISAが始まってから果たして自分はどのくらい投資するのがよいか、どのくらいの損失であれば後悔しないのかを考えている。1800万円の枠をフルに埋めたとして、もし1/3や1/2が吹き飛ぶ暴落に直面したら、自分の心が耐えられるとは思えない。自分が許容できる最大損失額を見きわめる方法をいろいろ考えてみている。

1. 絶対的防衛ラインを守る

自分資産として「絶対にこのくらい持っておきたい」という防衛ラインを設けて、ラインを上回る金額を最大損失額とする。

例えばいま2500万円持っていて、老後2000万円問題というし2000万円は確保したいな、と思った人は残り500万円が許容できる最大損失額となる。

防衛ラインが見きわめられるのならば至極合理的

防衛ラインの見きわめが結局難しい。防衛ラインがいまの資産額よりも高い場合、その人は投資することができない。

2. 360万円×老後の毎月の生活費の余裕で考える

ほったらかし投資術で推奨されている考え方。

例えばいま1800万円の資産持っている人は、老後の65~95歳の30年間=360ヶ月で毎月年金に加えて5万円を余分に生活費に使うことができる。これがもし1万円少なくなって「年金+4万円」になっても問題ないのならば、360万円×1が許容できる最大損失額となる。

✅ 毎月の生活費という親しみやす金額で考えることができる。

❌ 老後まで遠い若年層のうちは現実感がない。インフレもあるし。

3. 何年分の早期退職につながるかで考える

余分なお金早期退職したい、と考えている人はこっちの方がいいかもしれない。

例えば年間生活費(含む税金)が360万円の人は、360万円の損失で1年早期退職が遅れることになる。N年遅れるくらいならいいかな、という人は、360万円×Nが許容できる損失となる。

仕事がつらかったり、老後を強く楽しみにしている人には向いているかもしれない。

❌ やはり老後まで遠い若年層のうちは向いていない。

4. 実際の損失を受けた未来想像してみて、後悔しない金額

若い人で想像力に自信がある人は、頭の中で想像してみるだけでいいのかもしれない。

簡単

想像力は自分精神状況に左右されそう。また家族生計とともにしている人は、自分は良くても家族がショックを受けるかもしれない。

5. 年間の貯蓄を基準にする

年収入と支出差し引きでどのくらい貯蓄できているか基準に考えるといいかもしれない。

たとえばこの1年で200万円の貯蓄を見込む人は、もし200万円の損失を食らうと1年分の貯蓄がチャラになってしまうがそれは耐えられるのか、耐えられるとしたら何年分まで耐えられるか、で考える。

✅ 働きはじめの若年層は貯蓄が生活に与えるインパクトが大きいためオススメ

資産収入に比べて十分に大きい人は、この考え方だと物足りないかも。

6. 自分家族が、お金理由我慢しているもの基準にする

もし自分家族が、お金理由になにかを我慢しているものがある場合、その金額基準に考えるといいかもしれない。

趣味や遊びのお金ならまだ可愛いものだが、お金理由にして

などは取り返せないので、その金額分の損失が出てしまうと家族との関係にしこりがでるだろう。

家族との関係含めて総合的に考えることができる。

お金不自由していない幸せ者にはあまりリアリティがない。

7. これまでの投資の累積リターンを基準にする

すでにある程度投資でリターンが出ている場合、それを「あぶく銭」だと考え、その分の損失は許容するという考え方。

✅ かなり保守的な考えで、生活不安定だったり心が弱っているときはいいかもしれない。

❌ 累積リターンがプラスのうちはいいが、もし累積リターンがマイナスになったら投資引退することになるので合理的とはいえない。

30代の自分は 4. 5. 7. あたりの考え方を採用している。

他にもアイデアがあれば随時教えてほしい。

-------

2024-02-11 11:20 追記

思ったよりいろんな反応がもらえて面白い

おおまかに

  1. 長期のインデックス投資を信じるか / 疑うか
  2. 資産額の日々の変動と向き合うか / 距離を置くか

パターン分けできそうだ。

自分は「疑って・向き合う」タイプなのであーだこーだ考えてしまうのだが、反応を見てると「信じて・距離を置く」タイプの人が多そう。

リスク商品オルカンやSP500に収斂してきているが、取れるリスク量はやはり人によって千差万別なんだなと思った。

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