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はてなキーワード: ヒノキとは

2022-12-07

二酸化炭素クーポンが欲しい会社森林更新費用負担して、古い木を無花粉スギヒノキに植え替え

しろ電力会社が山林買えよ

これでメデタシ

2022-09-21

台風が過ぎたら花粉症が少し良くなってきた気がするぞ

ブタクサ明治初期に渡来、杉やヒノキ戦後植林、今は無花粉杉もあるがな

(山主たちはどうしてかよく亡くなり素人遺族が伐採したりする)

2022-09-04

ワクチン免疫破壊する!」

ワクチン免疫破壊する!」と叫ぶひとがいたので、ちょっと期待したんだよね。

過剰な免疫破壊されて花粉アレルギーが治るんじゃないかと。

でもぜんぜん治らないじゃないかよ。スギ花粉ヒノキ花粉もひどかったし。先週からブタクサ花粉症始まった。

やっぱ陰謀論者は最悪だな。

2022-08-04

anond:20220804171238

もはや春だけじゃなくて年がら年中花粉が飛びまくってるんだから

東京はどうだか知らんけど田舎はこの時期でも鼻水ダラダラやぞ

コロナ以前にスギヒノキブタクサヨモギ全部伐採しない限りマスクから離れられる生活にはならんわ

2022-07-22

統一教会じゃないけど親が新興宗教にはまっていた話

宗教二世と言う単語が俄に話題になっており、そう言えば私もそうだったなと思い、なんとなく当時の思い出を振り返りがてら

父親がはまっていた崇教真光について記そうと思う。今までROM専だったので、至らない所があったら申し訳ない。


崇教真光との出会い、並びにどういった宗教であったか

かい時期は覚えていないが、確か小学校にあがったあたりで父親が入信。

ある日いきなり家族を車に乗せて連れて行かれたのが西千葉にあった真光の道場(真光は支部道場と呼ぶ)であった。


崇教真光と言うのは、神道系の流れを汲み、基本は教祖のもと真光大御神と言う神様を祀る新興宗教で、

一番の売りは、御神霊(おみたま)を言うものを装備して手を3回たたくと、手から目に見えない光が出て、

その光を当てると病気は治り食事は美味しくなり機械は治り悪霊は退治できると言う物であった。


この御神霊は初級中級上級などのランクがあり、初級はたしか5万円だか7万円だかを払い、

3日間泊まり込みの研修を受けたら誰でももらえるヒノキの棒のような物であった。

私も小学校2年か3年の時に受講させられてゲットした覚えがある。普段ネックレスのようにして首からさげ、

胸元に御神霊を入れるポケットがある専用のシャツを作ってそこにしまっていた。

から外す時は、水に濡らすなとか心臓より低い位置においては行けないとかなんか細かいルールがあったけど忘れちゃった。


とにかくこれで御神霊をゲットした者同士でお互い手かざしをして、病気煩悩などの悪いところを祓う修行をする場

と言うことで道場と呼ばれているようだった。


手かざしをする時の流れは、暇そうな人が集まる待機所に行き「すみません、○○をお願いしてもいいですか(なんて言ってたか忘れった)?」

と聞いて了承を得ると、二人で道場に行き、まずはお互い正座をして向き合って座り、

祝詞をパクったような呪文を唱えてから額に10分間照射するのが始まりだった。


その後は後ろをむいて肩首、うつ伏せに寝て背中腎臓のあたり、足裏の順で指圧をして硬い所を見つけたらしばらく手かざしをすると言う流れで、

体が軽くなったと喜ぶ人も居たが、たぶん指圧効果だったと思う。

たまに父親がなんだかんだ理由をつけて若い主婦の鼠径部あたりを執拗施術?してたのは今思うと普通に痴漢セクハラの類だったんだなとは思う。




■真光との付き合いや家族の事

宗教との出会い上記の通り。典型的モラハラDV親父だったため、母親を始めとして兄2人と妹を含めた4人兄弟は誰も逆らえずに入信。

定期的に道場に行っていたが、おそらく父親含めて誰1人信仰心から行っている者は居なかった。

逆らったり不満を漏らしたりすると、分厚いガラスの灰皿やゴルフクラブが飛んできたり、良いと言うまで正座もしくは町内をランニングなどさせられた。

母親は朝から晩まで会社で無給の事務員をやらされ、空いた時間道場いかされ、家事をやるものは居なく家の中は荒れ放題であった。

やっていた時期は自分小学校1年から6年生ぐらいまで


おそらくは父親自身さびしさの穴埋めと承認欲求のために家族全員入信と信仰を強いられたのだと思う。

「○○さんのお家はご家族ですごいのね」

今思うと全てがこの一言をもらうためにやっていたように思える。


例えば真光では、体調を崩して熱が出るのは体の自然状態なので、なるべく解熱剤などを使わないようにし、

手かざし自然治癒で治そう。ただし本当にやばい時はちゃんと使わなきゃダメだよみたいな教えがあった。


これを先の一言をもらうために、熱が41度出ようが右足に古釘がささって切断寸前までいこうが家族病院と薬の使用禁止し、

無理やり病院に連れて行ってくれた先生を呼びつけ罵詈雑言を浴びせ殴るけるをし、自身経営する会社の金を横領

道場に高級車や多額の献金をし、子供学校を休ませて道場にかよわせ、真光一の子供が集まるキャンプに参加させ、

岐阜総本山での大集会に参加させてってここまで書いて思ったのですが、宗教と言うか父親の話ですねこれ。



これだけでは何なので、普段道場での過ごし方について少々


大体土日ともに朝6時ぐらいに起こされて父親の車に乗せられて道場に連れて行かれる。

この時献金用(なんかお金を紙につつんで2礼2拍手かなんかしながらうやうやしく神前に置いていた記憶が)の100円と

昼飯代などを渡され、妹と二人でおいて行かれる。

母親会社につれていかれて無給で仕事の残務処理を、父親ゴルフなどをしにいっていた。

父親目的は「○○さんのお子さんは熱心ですごいわね」と言われる事で、

信仰心を満たすためでは無かったためこれはすごく理にかなった行動だと思う。


そして私と妹は、道場内にある託児所のような場所で、布教用の新聞を折る内職をしたり、信者同士で手かざしをしたり、

マイッチングまちこ先生の絵の人が書いた布教用?の漫画を読んだり、道場長(支部長)が幹部候補生(無給で道場雑務を処理する青年奴隷)に

パワハラしてるのに怯えたりしながら、ゴルフ帰りの父親が迎えに来るまで時間を潰していました。


当時の数少ない娯楽で楽しみにしていた事が2つあり、1つ目は手かざし中にたまに憑依した霊が手かざしの光を嫌がると言う設定で、

普通のおばさんが「ワシは武士だ!」とかいい始めたりする突発イベントだった。私は2回しかたことが無かったが、

最初は「まぶしい!やめろ!」とか言って目をつぶったまま光を避けようと抵抗してたが、

最後は「あたたかい…」とか言いはじめて最終的にはなんかお礼とか言ってた。

もう1回はなんか頭揺れてうーうー言ってただけ。今思うと後者寝不足な人が眠気に抗ってただけなのかもしれない。


もう1つは布教(?)に連れて行かれる事であった。これ自体面白くもなんとも無かったが、外に出られるってだけで嬉しかった。

主婦が5人1組ぐらいのPTをいくつか組んで、ワゴン車で移動して死亡事故があったところを皆で手かざしをしたりしたのだが、

たまーに「手がピリピリする!」とか言う人が出てくると、そこにどうやら成仏できない霊がいるみたいな設定で皆で集中砲火をするのが面白かった。

その浄化作業の後は阿佐ヶ谷姉妹玄関開けると居る人たちってネタそのままの行動をしてた。


これのために子供会の野球もやめさせられたし、友達全然遊べなかったのが辛かった。


当時一番嫌だったのが、金曜日から日曜日にかけて行っていた総本山での大集会(なんか名前がついてた気がするが忘れた)。

金曜日の夜に背もたれを倒せない古いバス10台ほどに分乗して千葉道場を出発し、皆で寅さん映画などを見ながら金曜日の夜を過ごし

土曜日の早朝に岐阜総本山へ到着。全国、というか外人さんのために通訳とかもあったからおそらく世界中から数ヶ月に一度ここへ集まり

手かざしのおかげで病気が治った、事故にあわずにすんだ、なんかしらの災いから逃れられたなどの今で言う嘘松体験のような物を

泣きながらやる発表会や、ありがたいお話を聞いたり、青年会かなんかの歌や踊りを見たり、みんなでお祈りをささげたりしながら、

集会1番の売りである教祖様手ずから信者に向けての一斉手かざし(※通常は1on1でやるものだが、教祖様は凄いので大ホールに集まっている

全員に一斉に、しかも両手で光を浴びせることができた)を受けて良かったねと言ってまたバスで1晩かけて帰る。

2夜連続で狭く揺れるバスでの宿泊は車に乗ると確実に酔う私には拷問に等しかった。マジで2晩中吐いてた。


たこ集会にはアントニオ猪木をはじめとした国会議員が数名来ていた。その他芸能人も何人か来ていたが、覚えているのは丹波哲郎のみ。

大霊界とか言う映画撮影総本山を使ったらしい。

小学校低学年だったため、子供でも知ってる猪木と、映画を見させられた丹波哲郎以外は名前を知らなかったし覚えていない。

全国から岐阜に集まっちゃうぐらい言う事聞いちゃう信者に顔を売ると言うのは、政治家や人気商売有名人にとって計り知れないメリットがあるんだろうね。

教団側も内外への広告塔として利用価値あるし、統一教会政治家がずぶずぶなのも何を今更としか思えなかったし、

参加している芸能人はともかくとして、政治家がどこまで本気で信仰しているのかは怪しい所だと思う。



■その後というか話の締めくくり的な物

父親はその後、思春期を迎えた兄2人を暴力支配できなくなり、母親には小学生だった私と妹を連れられて離婚され、

会社銀行没収され、すっかり存在を忘れられていたが、数年前に膵臓がんにかかり長男に会いに来た所、玄関の扉も開けずに追い返されたとの事。


とっぴんぱらりのぷう



追記

読んでくれてありがとう自分の中ではとっくに整理がついてたつもりだったけど、改めて文章にしてみると無視してただけで

100%飲み込んだわけじゃなかった感情とかが見つかって良かったと思う。

全部じゃなくて申し訳ないけど、いくつか適当に返信を


最後ググったけど秋田の話?

上には書いてなかったけど、私が小学2年生の時に母親に連れられて秋田に逃げた事があった。

その時は確か3ヶ月ほどで見つかり連れ戻されたんだけど、そこの児童館かなんかで聞いたフレーズでやけに記憶に残っていた。

当時は個人情報にそれほどうるさくなかったから、学校への問い合わせで見つかったっぽい。

その失敗を踏まえて数年後にまずは母親が単身で家出して、生活基盤を整えてから私達を迎えると言う計画に出たが

場所計画などがバレないように私達には内緒にして行った物だから、妹と2人でお母さんに捨てられたと絶望したのはまた別の話。

(※兄2人は知らされていた)


崇教真光勧誘には会ったことないけど、勧誘に連れてく子供他人の子供だった(そういうケースもあった)というのは新鮮な驚きだったわ

勧誘基本的主婦積極的に狙ってた。主婦を釣ればほぼ確実に子供がついてくるし、財布を握っているケースも今より多かったからだと思う。

結果として託児所みたいなところがあって、そこに子供を預けて行くシステム千葉道場にはあった。他の道場宗教はわからないけど

どんな宗教でも主婦を狙うのは基本っぽいから、似たようなケースはあると思う。


経営者の親父は親父で経営者同士の会合とか政治家もいる会合とかで出会った人間に言いくるめられて入ったんだろうな

これはわからないけど、私個人見立てとしては、めちゃくちゃお金を稼いで社会的には成功したのに人に好かれない寂しさからはまったんだと思っている。

でもさ、反対意見を言った社員を角材でぶん殴ったり、泣き止まないからって理由子供を3階のマドから吊り下げたり、雪の降る夜に裸で追い出したり

高速道路に捨てていったり、今だったら即懲役になるような事をやるような人が自分を変えないまま新たな居場所を見つけようとしても、嫌われたり避けられる体験が増えるだけなんだよね。

離婚以降は真光をやめて新興宗教転々としてたって噂に聞いた。


>結局、信仰宗教って最強の弱者ビジネスに思える。経済的身体的、精神的な弱みに漬け込みお金と人を集め、それを目当てに寄ってくる人間を利用する。

これはめちゃめちゃ居た。ガンなどの医師からさじを投げられた人たち、今思うと自閉症だったんだなって人のご両親が熱心にお祈りしてた。あと家庭内不和あたりは本当に

石を投げたらあたるぐらい居た。上得意だったと思う。日常解決できない問題の救いを求める場所って言う意味では良いと思うんだけど、

割りと強引な勧誘がね…。


2022-07-02

anond:20220702092950

表現の自由戦士命名した増田だけど、「シコい表現無料店頭や街頭でみせてくれないなんて最低!電子書籍じゃ満足できない!」っていってたか最初は「表現乞食」って呼んでたんだけどさすがに定着しなかった。

そして戦士(ただし装備はひのきの棒)ってよんでやったらハマったらしく自称し始めて笑ったw

今でも他称だけなら「無料表現乞食」のほうが合うとはおもってる。

anond.hatelabo.jp/20181109124634 この辺。 

  

追記

ブクマコメ調査ありがとね

少なくともなにも調べない増田よりちょっとかしこいじゃん

じゃあわりと散発的に(別の場所で)考え付いた人がいたんだね

2015・17年の増田はオレじゃなかったけどSJWはその前からもつかってたし本当にあのころ棲み分けできない無料コンテンツ乞食藁人形はひどかった

戦士「このくらいエロくもないありきたりな表現だ!ただで見せるべきだ!」

前後から同時に撃たれた漫画家「そうですねこんなもので金をとろうとして生きててすみません」みたいな

 

追記追記

基本的人権には他人の魂を殺人できる権は入っていません

ここで基本的人権を持ち出すこと自体が僕らの武器(知性)はヒノキの棒レベルですっていってるようなもんですよw

2022-06-12

静岡間伐間伐じゃない件

これ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/3a1987d18442c5c94ba14e29c6ea166fab1bc42b

報道も含めて適当批判が多いので素人解説する。

今回の作業目的

まず第一に多分多くの人がイメージする間伐目的とした事業じゃない。

先行するこの記事によると、これは静岡県の「森の力再生事業」によって実施されている。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1053943.html

事業はこのようなものだ。

http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/mirai-index.html

要綱から事業の内容を見てみると、

第5 事業内容には次のようにある。

(1) 人工林再生整備事業

第7(1)に定める対象森林のうち荒廃した森林について、針葉樹広葉樹との混交林へ誘導するための森林の整備であって、伊豆地域森林計画富士地域森林計画静岡地域森林計画及び天竜地域森林計画(以下「地域森林計画」という。)に定める「特に針広混交林化を推進すべき森林」の整備・保全の方向に即した整備並びに簡易な道及び構造物の設置等を実施する。

とある。((2)は竹藪の話。)

 「間伐」という言葉でよくイメージされる、質の悪い木を選んで切っていい木をよく生育させるとか、間引き的に切って林床を明るくするとかそういう話ではない。報道でも触れられたように「森林公共的な責任が果たせていない」植林地を広葉樹林混じりの山にすることで、山の機能回復させようという事業だ。

 間伐をしないと木の下が裸地化したりして山の水源涵養機能が落ちたり生息する生物が減ったりといいことがないのだが、補助があっても経済的に見合わず間伐できないところが今問題になっている。そういう山をもう植林を減らしてしまって広葉樹混じりの状態にすることで、山の機能を低コスト回復させようという考え方だ。静岡県も他県と同様に間伐補助がある(http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-630/zorin/hojo.html)が、その事業では間伐ができなかったのだろう。私の県でも、少々の補助をもらって間伐しても割に合わないという声は聞こえる。

 国の森林総合研究所が研究結果からまとめた「広葉樹林化ハンドブック」を出しているように、この方向性全国的ものだ。

http://www.ffpri.affrc.go.jp/labs/bl_pro_1/

 なので「間伐」じゃないという批判についてはそりゃ間伐事業じゃないよ、という話になる。しかし、報道の感じでは権利者の人は以前やった間伐事業イメージを今回の事業にも持っている。

 報道に写っている書類は「森の力再生事業実施に関する協定書」だと思われるが、その最初にはこのように書いてある。(R3年版様式)

http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-610/mirai/documents/jisshiyoukou_youshiki.pdf

第1条 静岡県 農林事務所長 (以下「甲」という。)、権利者 (以下「乙」という。)及び整備者 (団体名称及び代表者名)(以下「丙」という。) は、第3条に掲げる森林針葉樹及び広葉樹の混交林又は多様性のある広葉樹林等へ誘導することにより、土砂災害の防止、水源の涵養など森林が発揮すべき公益機能回復させるため、その事業の速やかな実施事業実施後の適正な管理三者が協力して確保することを目的に、次の条項により協定を締結する。

また、協定書の2枚目にはこのように書いてある。

2 前項の丙が実施する整備の内容は、次に掲げる整備であって、要綱等に定める整備計画書に基づくものとする。

(1) 環境伐(広葉樹自然発生目的に、対象森林のおおむね40%にあたる本数のスギヒノキの人工林を伐採するものをいう)

(2) 整理伐(適正な立木密度への誘導や樹種の転換を図るために、竹林広葉樹林等を伐採するものをいう)

(3) 倒木又は倒木の恐れのある立木の処理

(4) 伐採木竹等の林地外への流出を防止するための集積、破砕、搬出等の林内の整理

(5) 広葉樹の植栽

(6) 土砂の流出や土壌の侵食を防止するための簡易な木竹製構造物の設置

(7) 整備作業安全性効率性を確保するための簡易な作業路の設置

(8) その他、知事必要と認めるもの

混交林または広葉樹林に誘導するための事業ですよと最初にきっちり書いてあり、作業内容としても間伐ではなく40%伐採して広葉樹自然発生を目指すことが書いてあるわけだが、書いてあってもご理解いただくのは森林組合の役割だろう。

実際、その後の調査でも説明不足が問題視されている。

https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1073631.html

権利者の人は間伐でないと主張しているので報道もその論調だ。荒らし放置するくらいならいっそ山での針葉樹生産を縮小しませんか、という重要な転換の話なので、丁寧な説明がとても重要だろう。

(なお、今回のような手法を帯状間伐と主張する事例もあるようで、その場合はこんなもの間伐じゃない、という議論になる。)

手法の適切性

さて、事業としてこの実施手法は適切だろうか。

 報道にあるように、県は15m幅の伐採提案している。帯状の伐採自体は全面の皆伐を避けつつ搬出を容易にするために、次にまた針葉樹植林する場合でも使われている手法だ。帯状伐採とか帯状皆伐とか言う。形状に注目しなければ小面積皆伐一種と言えるだろう。また、目的によって誘導伐、複層林化を目指す複層伐とか、言い方はいろいろある。私の行動範囲内でも50m幅で皆伐し50m幅に植林を残した縞々の斜面が見えるところがある(Googleマップ航空写真で見るとよく目立つ。)

森の力再生事業の要領にも、このように記載されている。

(ア)環境

広葉樹自然発生目的に行う、対象森林のおおむね 40%にあたる本数のスギ

ヒノキ伐採をいう。(略) 伐採手法は、全伐採本数の8割以上を列状又は群状に伐採するものとし、それらを補完するために単木的な伐採施工することができるものとする。 列状伐採場合の1列当たりの伐採幅(伐採区域の短方向の両端に位置する残 存立木列の樹幹間の最短距離)の基準は、おおむね5m以上かつ残存林分の平均

樹高のおおむね2倍未満を原則とする。(後略)

なお、樹高の2倍未満というのは帯状の伐採に関する資料でよく見られる。広すぎると全面的皆伐に近くなるが、狭すぎると日当たりが悪く次の木が育ちにくくなる。

 今回の件について、50m幅のところは事業基準を満たしていないと言える。しかし「ゴルフ場のような」帯状の伐採自体計画通りだ。

 今回の伐採手法に対する批判は、混交林化という目的に対して、列状間伐などによる強度間伐などと比較されるべきものだ。県の判断には動物被害が大きいことを挙げており伐採後をシカネットで囲っていたが、それらの対策やすさなども考慮に入れる必要があるだろう。

木を多く切ったこ自体に対する批判はあたらないと思う。広葉樹林化を目指すならどこかで切らなければならない。災害発生リスクとしては確かに帯状伐採でも表層水が増え災害リスクが多少なりとも上がることがわかっているが、じゃあいつ切るんだ、間伐もできない山を放置しておくのか、それとも個人財産を育てるための間伐さらなる補助をしていくのか、などの論点があろう。

(素人考えだが伐採部分より残った植林の幅の狭さが気にかかる。50m幅の問題といい、区画取りがちゃんとできていたのだろうか。)

さら技術的な論点

 今回の報道で多く見かけた批判はこのように的外れだが、もう1つ重要論点がある。それはこれで本当に広葉樹への更新ができるのかという技術的な疑問だ。(そもそも広葉樹林化で本来目的を達成するのかというさらに難しい論点もある。)

 ここまでは資料を読めばわかる話だが、この先は議論がある部分に分け入るので、2つのことをご了承いただきたい。まず私は林業に関して門前小僧どころか出入りの三河屋程度の知識しかない。もう1つは、このように強引にでも広葉樹林化を目指している背景には既存の補助で間伐できず、ただでさえ貧弱な下層植生が今度は鹿に食われて裸地化するような山がたくさんあって、とにかくなんとかしないといけない状況があるということだ。

 帯状に伐採して跡地に再び木を植える場合は、幅に応じて明るさの問題はあるものの、皆伐跡地に植えるのと同じように考えることができる。これまでの林業のサイクルに近い。全面的皆伐してしまうよりは山としての機能もましだろう。広葉樹林化を目指す場合でも、適切な種類の木を植えるとその木が育ってくる。問題は何も栽植せず自然に任せる場合だ。今回の写真を見ても、これで事業完了後とすれば新たな栽植はせず鹿ネットで覆うことで終了のようだ。

 スギヒノキに覆われている期間が長くなるほど埋没していたタネの発芽は期待できなくなる。風で飛んだり鳥に運ばれたりするタネ供給源との距離問題もある。ササなどが地表を覆って高木が育たなくなってしまうこともある。また、これは栽植する場合も同じなのだが、まだ弱い木を鹿がかじってだめにしてしまうことはとてもよくある。先ほどの広葉樹林化ハンドブックでも、条件の見極めについて記述されているし、他の混交林化、広葉樹林化の資料でも、人工的な植栽前提、あるいは十分な量のタネ供給源となる木や稚樹の存在を前提にしたものが多い。

 しか静岡県による皆伐後の天然更新についての調査結果では、かなり楽観的だ。再造放棄地(植林を収穫して全て伐採した後に何も植えていないところ)を調査した結果、県内の多くの場所で天然更新が順調に進むと結論づけている。

https://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-850/ar613.pdf

静岡県のR4年度の森林計画書では「天然力を活用した」混交林への誘導が整備保全方向性として挙げられている。難しそうなところは別途「植栽によらなければ適確な更新が困難な森林」として指定するようだ。

 天然更新のできるできないについて、素人が今回ざっと資料を読んだ限りでは可能な条件はかなり限られるように思えたが、しかしこの静岡調査に基づくと、鹿ネットだけで天然更新を目指すなんて無謀だとも言い切れない。歯切れの悪い終わり方で申し訳ないが、この文章目的は、説明不足の報道に対してより詳しく状況を説明することだ。正直今回導入された手法の良し悪しは現地を見た専門家でないとわからないだろうと思う。

 自分は6/8の記事でこの件を知ったが、県が獣害状況などから15m幅の伐採手法として提案し、それ自体は間違いではないような対応であることからこれは「間伐事業ではないのでは、と疑問を持った。一次産業に関しては誤解や考え方の違いによる非難が発生しがちなので、素人自分にも誤解とわかる部分は書いた。そして検索して分かったのだが、プロ解説しても考え方の違いが発生するだろうなとも感じた。混交林化の是非そのものにも様々な考え方の違いがある。

 また、感情面では、植林あくま経営主の持ち物なので、本来きちんと管理する責任は持ち主にあるんだという気持ちと、そんな不利益があるから山なんか絶対相続したくないんだという相反する気持ちも、田舎者なので持っている。

 これは公共機能があるもの個人が所有することの問題とも繋がっている。

 話が広がってしまったが、ともかく、「これは間伐ではない」という単純な話ではないのだ、ということを理解してほしい。

2022-06-08

静岡県ヒノキ6000本「間伐記事で参考にしたいヤフコメ

自分素人なのであくまで確からしコメントとしてテレビ朝日含めたマスコミ取材してもらいたい内容ということ

yos*****

https://news.yahoo.co.jp/profile/id/Q8auX4mBZWNOovmVso.7prD62w--/comments

標高と傾斜から重機も入れないコスト高い場所では15m幅の「間伐」は見慣れた光景

・元が放置林とみられヒノキ材木として価値はないので伐り捨てられており「材木として勝手に売るために切りまくったのでは」という一部の意見は違うと思う

・等高線に合わせての列状間伐丸太土留めに利用し防災対策もされているように見える

・頂上部の間伐方法意味不明だが頂上部から土砂崩れにつながるハゲではない

・所有者への説明の不足が問題

 

shi*****

https://news.yahoo.co.jp/profile/id/6xkExFOLYnlrrJnnFlM-/comments

・同様の助成事業最近したが「間伐」の定義を定めて所有者と書面を交わすことはなかった。これが問題につながったのでは

作業性を優先した伐採方法

・この山のヒノキは建材として使えないので大した価値はない。バイオマス発電の燃料チップに使うのがいいとこ

 

mqf*****

https://news.yahoo.co.jp/profile/id/OUCwfiqVe3bBiKU_g5oahw--/comments

・難所の高標高場所であり材木として育ててる森林ではないのでコストも考えた15m幅の列状間伐妥当

・所有者に列状間伐説明しなかったのは問題

・頂上部は明らかに計画の数合わせで切っているか問題

土砂崩れリスクが上がったとは思わない


ヤフコメとは別にふーんとなったコメント

40 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (テテンテンテン MMde-1n2n)[sage] 投稿日:2022/06/08(水) 18:10:26.74 ID:eSbumjyQM [1/3]

人工林のヒノキ地盤保持力は低いし

 

この程度伐採したところで土砂崩れ危険性はほぼ変わらない

 

代わりに広葉樹でも植えておけば

しろ地盤保持力はアップするから問題ない

 

伐採したヒノキ価値をどう考えるかだけど

多少の補償払って終わりだろう

そもそもろくに管理伐採も出来ない山だったわけだし

 

55 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (テテンテンテン MMde-1n2n)[sage] 投稿日:2022/06/08(水) 18:26:28.11 ID:eSbumjyQM [2/3]

いわゆる林業間伐

環境保護目的伐採はやり方が違う

 

メッシュ状にまとめて伐採して

そこに広葉樹植えるのは最近だとむしろ主流な方法

仕事が雑なのは間違いないが

 

植栽もセットでやるのが普通だけど

伐採だけやったのは予算の都合だろうから

後で予算つけて植栽もするだろ

 

土地所有者が怒る気持ちも分からなくないが

行政としてはおかしなことはやっていない

 

65 名前番組の途中ですがアフィサイトへの転載禁止です (テテンテンテン MMde-1n2n)[sage] 投稿日:2022/06/08(水) 18:41:20.27 ID:eSbumjyQM [3/3]

>>59

県は環境保護目的伐採と言ってるわけで

最初から林業目的間伐をするつもりはなかった

 

所有者は林業目的間伐をやってくれると勘違いしていた

 

説明不足だったんだろうけど

県の担当者が嘘ついたってことはないと思う

所有者の勘違いということはないだろうがヤフコメにあった解説を受ければ間伐方法について説明のやり取りがなかったためお互いに認識がズレたまま間伐がされてしまったんだろう

2022-04-17

anond:20220417095513

うるせー!この機会に国内スギヒノキを全部伐採してから話をしろ!!!!!

日本に生えてる木の数はな!!!!増えてんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!しねえええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ

ウッドショックの問題根深いよ

林業関係の端くれ増田です。

露宇戦争の影響でウッドショック問題が再発してますね。

日本は山林資源がたくさんあるからそれを使えよ!”という声を耳にしますが、

一朝一夕には使えないんです。

前提

前提として、民有林(=林野庁が直轄する国有林以外の山林)は財産です。財産であるがゆえに、固定資産税が発生します。

戦後スギヒノキ高値で売れていた時代は、固定資産税を気にせず林業家と呼ばれる資産家が自分の山を手弁当管理していました。

しかし、木材価格の低下による林業家の衰退、遺産相続による土地の分割などで山林や小分けされた結果、林業経営としては成り立たないような土地(1ha程度)の山林しか残りませんでした。

残された土地でも管理義務税金は発生します。そうした義務税金を軽減するために、日本では”保安林”という制度があります

簡単に言うと、”固定資産税免除するよ!管理にも補助金(=税金)を投入するよ!”というものです。

補助金(=税金)が投入される

ということは、勝手伐採できません。何をするにも予算必要となり、行政との調整が必要になります

まり、ウッドショックだからバンバン木を伐りだそう!なんてできないんですよね。予算いから。

じゃあ保安林以外(=普通林)の木を伐ればいいじゃん。

普通林=税金が投入されていない=手弁当経営している山林です。

そんな場所は以下の2パターンしかありません。

①すでに採算性が確保されている。

②どうやっても赤字になる。

②について少しお話しすると、木を伐りだすための条件は以外にハードです。ミチと呼ばれる作業道の敷設、それが難しければ架線伐採の準備、重機搬入運送トラックの手配など。

また、②のような山では手入れすらされていないことがほとんどで、ミチを敷いて重機を入れたとしても、建材として成立しない木材が多い可能性もあります

なお、戦後日本国産材が多く使われたのは、安い労働者山小屋を立て、住みこみで木を伐採していたからです。電気水道もガスもない場所でね。

補助金は悪だ

林業ジャーナリストさんの中にはこういう人もいます。でも現実問題として補助金がなかったら林業なんて大赤字産業です。しか林業木材としてだけではなく、水資源を担っています

日本南北に長い国なので、都道府県によって諸条件は異なります。でもね、北海道みたいな大平原と四国みたいな山深い土地、温暖な九州と雪深い北陸は条件が全然違いますから

先にも言いましたが、中には補助金なしでやっている林業事業体もありますよ。ほんの一握りですけどね。

日本の製材能力

はっきり言って、諸外国と比べてとても劣っています。でもこれは仕方のないことです。近年、外材(特に北米産のプレカット材やロシア産合板)が多く輸入されるにつれ、国産材使用率は極めて低くなっていました。

行政林業家も指をくわえて見ていたわけではなく、”国産材を利用しよう!”というキャンペーンを発信してきました。

とはいえ消費者価格の安いものを選びますよね。その結果、日本の製材業はやせ細り、新規投資をする力もなく、その能力を落とさざるを得なくなっています。だからね、百歩譲って山から材木がたくさん出てきても処理しきれないんです。ここにもボトルネックがあるわけで。

林業関係者の端くれとして

まとまりのない文章でごめんなさい。けど、日本林業関係者はものすごく頑張っています事故率は高い、賃金は安い、都会から離れた娯楽の少ない、携帯電波すら届かない場所で。先祖から受け継いだ山を守ることで、台風災害土砂崩れを防ぎ、潤沢な水資源を確保するという使命があるのです。スギヒノキ花粉症に悩むかたの気持ち理解します。けど、”スギヒノキなんて全部伐ってしまえ”、”なんで広葉樹にしないんだ”と言われるととても悲しいです。

ウッドショックで木材が出てこないこと、スギヒノキが多く植えられていることには理由があります

皆様のお怒りもわかりますが、その裏側を少しでも知ってほしいと思っています

2022-03-29

花粉症がそろそろヒノキシフトしたらしいと聞くが、やっぱりくしゃみ鼻水目の痒み

ちょっと前よりはマシだけど

自分スギ花粉ヒノキ花粉の両方のアレルギーで、ヒノキは若干弱めといったところか

2022-02-20

anond:20220220091317

物価高だけど、国内需要旺盛だから値段が上がっているわけじゃなくて、中国米国に買い負けているから値段が上がっているわけで。

じゃあ木材価格が高いからって日本の杉ヒノキ切り出してそこで大儲けできるかっていうとそういうことはなくて。

再エネ目いっぱい入れるくらいしか防衛策はないな。

2022-01-04

自宅二階の和室温泉になっていた話

久しぶりに実家帰ると二階の和室温泉になっていた

広くもない和室一角ヒノキ風呂をそのままはめ込んで熱々の湯がたっぷりと満ちている

脇にはなぜかそのまま布団を敷いている兄の姿があった

なにやってんの? と思ったら夢だった

わけのわからない夢ばかり見るなぁと思った

2022-01-03

肌色がうすだいだい色呼び方が変わったけど、やっぱり変だと思う

世の中にいろんな肌の色がいるか肌色不適切というのはもっともだ。

からといってポリコレ的な正義感から「うすだいだい色」などという変な言葉から目を背けてはいいか

そもそもだいだい色は橙という果実の色に喩えた色だ。

果物オレンジの色がそのままオレンジ色という色の名前で呼ばれたのと同じである

では「うすだいだい」とは何ぞや?ということになる。

薄橙なんて果物はこの世に無いし、橙の色づきが薄い時は熟していないので緑がかっている。

まり肌という身近な喩えを避けるために薄橙という架空概念のもの名前で色を指している。

「いやいや、だいだい色比較して相対的に薄いから薄橙なのさ」と反論する人もいるかもしれない。

じゃあ「薄い」ってなんだよと。だいだい色の絵の具を水で薄めても「薄橙」にはならない。白い絵の具を使えばうすだいだい色になるかもしれないが、

じゃあ「白=薄い」ってことなのか?背景が黒ければ濃い白だってあるだろうが。

いい加減目を覚ましてほしい、薄橙なんてものはこの世にはないんだと!

ただ私も今更肌色に戻せなんて言わない。そもそも肌色も間違っている。

そこで私は「ヒノキ色」を提唱したい。日本人が慣れ親しんだヒノキの木目のあの色が、まさにヒノキ色ではないか

ということでこれを読んだ増田さんたちもヒノキ色を使って欲しい。

他に何か良い色の呼び方があれば、反論を受け付ける。

2021-12-12

anond:20190112221400

ヒノキ造りのカローラが走った!…人が歩く速さで20mを行き来

https://news.nifty.com/article/economy/economyall/12213-1373755/

こち亀で木で出来たPCとか、磁器?が使われているバイクとかはあった気がする。

2021-11-18

ゲームが進むほど楽になるサイクルを止めろ

おい、ゲームメーカー、耳かっぽじってよく聞け。

 

─────────────────────────────

キャラ弱い+武器弱い+プレイヤーがまだゲームに慣れてない=きつい

キャラ強い+武器強い+プレイヤーが慣れてる=らくちん

───────────────────────────── 

 

この負のサイクルのおかげでクリアする前に飽きてワゴンセールになるんだよ。おぼえとけ

開始時にロトの剣ラストヒノキの棒くらいで丁度良いんだよ。

2021-10-25

はんぺんバーガー始めました

 泣いている子供の声を聞いてアンパンマンは飛んできた。

「やあ、こんにちは。そんなに泣いてどうしたんだい? 君の名前は?」

増田だよ!」増田くんは泣きべそをかきながら吐き捨てるように言った。さらに激しく泣き出して大粒の涙が着ていた初音ミクフルグラTシャツに落ちた。

「よしよし。大丈夫。泣くことなんてないよ。お腹が空いているのかい?」

「もう半日何も食べてないんだ。お腹が空いたよ」

「そうだ、増田くんにいいものがある」

 アンパンマンウエストポーチに手を伸ばし、中からハンバーガーのようなものを取り出した。

「これははんぺんバーガーだよ」

はんぺんバーガー? 聞いたこともないよ」

「おいしいよ」

 すこし躊躇したが空腹には勝てず、増田くんははんぺんバーガーに勢いよくかぶりついた。白ごまのかかった張りのあるバンズで新鮮なはんぺんはさみオーロラソースで味を整えただけの単純なバーガーではあったが、一口食べると泣いていた増田くんの顔から笑みがこぼれる。

これはすごい

 増田くんは無我夢中で食べた。バンズに散りばめられていた表面の白ごまがぱらぱらと落ちる。最後一口を食べると、指についたオーロラソースを丁寧に舐め取った。

「もう大丈夫そうだね。それじゃあ、ぼくはパトロールに戻るよ」アンパンマンは優しい声でそう言うと空を見上げた。

「待って。待ってください」

「なんだい?」飛び立とうとしていたアンパンマン増田くんに向き直った。

はんぺんバーガーはどこで売ってますか?」

「実は非売品なんだ」

「そんなあ。てっきりコンビニで買えるのかと思った」

「そんなに気に入ったのかい?」

「すごかった」

「どうしてもというのなら、はんぺんバーガーの作り方を教えてあげようね」

「やったあ」増田くんは飛び上がって喜んだ。

 はんぺんバーガー作成には新鮮なはんぺんを収穫する必要がある。

「何よりもはんぺんの鮮度が命なんだ」そう言うアンパンマンの顔は伝統工芸職人とも地下室の哲学者とも見えるようで、裏も表も知り尽くしその道を極めた人間しか現れない神秘的な陰があった。

 ふたり丹沢の道を進んだ。都会から離れた緑の豊かなところだ。アンパンマンは道中一言も発しなかった。増田くんもアンパンマンに問いかけることはしなかった。突然のお天気雨アンパンマンの顔が濡れそうになったので、増田くんはTシャツを脱いでアンパンマンの頭にかぶせてやった。ふたりはその間も無言だった。すぐに雨は上がった。より一層丹沢の山が輝いて見えた。

「見つけた」突然アンパンマンが言う。

 増田くんは周囲を見回しはんぺんを探した。しかしどこにもそれらしいものはない。ただ、山の上の方から誰かがやってくるのが見えた。青い髭に見覚えがあり、かまめしどんだとわかった。

「これからはんぺんを収穫するよ。まずはぼくが手本を見せてあげるね」アンパンマンかまめしどんのところへ飛んで行った。

 アンパンマンかまめしどんは軽い挨拶をしているようだった。アンパンマンがボディブローを入れ、かまめしどんが膝をついて倒れた。アンパンマンは倒れたかめしどんの頭をまたいで立ち、腕で頭部を抱えて持ち上げ、一気にねじった。アンパンマンは取れたかめしどんの頭を地面にそっと置いた。そして、かまめしどんの首の穴から体の中に手を入れると、右に左にかき回し、数秒ではんぺんを取り出すのだった。アンパンマンは取れたはんぺんを持って増田くんのところに戻ってきた。

「どうだい。増田くんにもできそうかな?」

 アンパンマンの手にぶら下がっているのは新鮮な紀文はんぺんに間違いなかった。増田くんは黙ってうなずく。

丹沢はんぺんの産地なんだ」アンパンマンはそう言ってはんぺんをウエストポーチしまった。

 アンパンマン増田くんを背負って山の奥へと飛ぶ。丹沢は緑と土の匂い増田くんの野生を刺激する。はんぺんスポットの目印となっている一際大きなヒノキの近くに降り立ったアンパンマンは少し歩くと足を止めた。木陰に佇んでふたりは長い時間そこで言葉もなく山道を見ていた。いつの間にかTシャツも乾いていた。やがて日が沈む時間になり、夕日が優しい光で辺りの色を変えていく。そこへあの青髭の男が上の方から現れた。増田くんはアンパンマンと目を合わせ、無言でうなずくと男へ近寄っていく。

「やあ、かまめしどんさん、こんにちは

こんにちはかまめしどんが答えた。

 ボディブローを入れるところまではよかった。アンパンマンも思いがけぬ増田くんの才能に拍手を送ったほどだ。しかし、頭を捻りとる動作に思い切りが足りなかった。かまめしどんの頭を抱え込んで力を入れて回すが、インパクトの瞬間に力みすぎてフォロースルーががたがた、結果思わぬところに切れ目が入って、むしろ作業が難航することになってしまう。首周りの肉にいくつもの深い切れ込みが入りながらも、噛みきれない安物ステーキの筋のように意地悪く首はくっついたままだった。お手本を見せてくれたアンパンマンタッチゲート仕様プラモでも作っているように取っていたのにと増田くんは焦った。

最初は仕方ないよ」そう言ってアンパンマンウエストポーチからタミヤニッパーを取り出した。

 増田くんは渡されたニッパーで筋を切り離し、取れたかめしどんの頭を背中の方へ放り投げた。

「いけない!」アンパンマンは鋭い当たりのライナーに飛び込む横浜ベイスターズ遊撃手も舌を巻くような動きでかまめしどんの頭をダイビングキャッチした。立ち上がると平らな石の上に頭をそっと置いた。

「ごめんなさい」増田くんは謝った。

 夕日がランタンの灯りのように穏やかに丹沢を照らしていた。増田くんはニッパーアンパンマンに返し、いよいよかまめしどんの首から体に手を入れる。後に増田くんははてな編集部インタビューに応じてこう語っている。

「とても不思議感覚でした。まるでうんちの中にiPhoneを探すような……」

 ――あなたにとって紀文はんぺんとはiPhoneなのですね?

「その通りです。それ以上のものかもしれません」

 かまめしどんの首の穴から右手を入れる。自分の肘が入るくらいまで深く、生暖かくぬめりとした感触我慢しながら。増田くんは指先の感覚に全神経を集中させてあの白い弾力を探し求めた。増田くんはインタビューに対してこうも答えている。

「壺の中に強欲に手を入れてみる。そこから始まる愛もある」

 一流のデュエリストカードに触れただけで何のカードかわかるというが、初めての収穫にもかかわらず増田くんにもそうした確信があった。右手人差し指中指碁石のようにはんぺんを挟み、そのまま勢いよく引き抜いてフィニッシュポーズを決めた。増田くんは汗だくになっていた。

「おめでとう! おめでとう!」アンパンマンは手を叩いて喜んだ。「もう暗くなってきたね。増田くんもそろそろ帰ろうね」

 夕日を浴びたかめしどんの頭は金色に光って大きなかぼちゃのようだった。アンパンマン増田くんを背負って飛んだ。二人は夜の気配を感じながら丹沢の空を行く。いつの間にか増田くんははんぺんを握ったまま眠っていた。

2021-09-16

スイカロックの外し方

1. 少し掘った砂浜にレジャーシートを敷いてスイカを置きます

2. 手ぬぐいで目隠しをしま

3. 右に2回転したあと左に3回転しま

4. 周囲の応援を聞きながらスイカに向かって歩きます

5. ヒノキの棒でスイカを叩きましょう

いかがでしたか?参考になりましたら幸いです

2021-08-11

anond:20210811093712

見てる世界違うよね。

異様だって言うのは多分これみたいな事いってるんやろなぁ・・・

単純に白熱電球で木くずに火が付くことも、サラダ油が着火しにくいことも常識だというだけ。

増田みたいなそんなこともわからない人間は少ないというそれだけの話なのに、なぜ本当はわからない人間が黙っているんだと思うのか不思議

こいつは常識っていうとるけど、うちらからすれば全然常識じゃない。

例えば熱源でLED電球白熱電球・投光器・ライター4つ用意して、色んな物体を多数用意しましょ。

木くず・サラダ油ガソリン重油軽油灯油エンジンオイルテキーラヒノキスギ・焼き杉・ガラス石膏ボード・絨毯・ココア砂糖個体石鹸・液体せっけん・塩ビ管ストロートレイペットボトルタイヤ新聞広辞苑鉛筆消しゴム・定規・ノートパソコン・・・etc


LED電球でどの物体燃えるか勿論わかるよね?LED電球って一般に使われてるからそりゃ常識っしょ?

※一応補足でLED電球でも発火事故あるので条件によっては燃えるんよ。

白熱電球なら熱量いかもっとわかるのかな?木くずは燃えたよね。でも重油は?エンジンオイルは?テキーラは?液体せっけんいけるかな?

投光器は白熱電球より熱を発するけど鉄製のガードがあって、物体との距離が離れてしまうから燃焼までもってけるかな?

ライターはわかりやすいね。何せよく燃焼してるところ見てるからね。でも重油はすぐ引火するのか?石膏ボードライターの火力で燃焼できるか?

そういえばガソリンってどれで燃焼するんかな?常温で気化はするだろうけど引火まで持ってける?

ライターはさすがに燃えるね。でもLED電球は?白熱電球は?投光器は?

はっきりいって世の中わからんことだらけよ。

これに環境条件追加して、屋外でやったら風通しや気温や湿度考慮せりゃならん。

なのに平気でこいつらは常識って言ってるわけ。

サラダ油ライターつけても引火しないっていつから常識になったのよ?

事件からでしょ。事件前だったらほとんどの人が「知らねーよ」だよ。

反論したけりゃLED電球で世の中にある物体で燃焼できるものを何も調べずに全部当てて見せろや。

からすればLED電球で木くずが燃えるのかもわかんねーわ。

マジで何が燃えるかなんてこちとら「知らねーわ」なんだわ。

元増田がいう異様の定義わからんけどさ。

異様っしょ。この世界

自覚なしで意識が書き換わってるんだぜ。

んでもって。大勢の人がさも当然のごとく「常識」っていうんだぜ。

こわー。ナニコレ。世にも奇妙な物語の中に入り込んじゃってるの?

いつ意識の書き換えが起こるかわからんし、俺だけ取り残されてる気持ちわかる?

タモさん助けてくれよ・・・

2021-08-10

ポニーテールはふり向かない

私立文系大学中退してバンド活動に身を投じた私であってもわからないところがたくさんあるドラマだった。

ドラマー志望の主人公伊藤かずえは、ドラムスティックでよく喧嘩をする。

今では30年落ちのシーマ大事レストアして乗っている伊藤かずえだが、この頃は喧嘩っ早かったのである

しかドラムスティックが果たして喧嘩の得物になるだろうか。

長さは40cmほど。重さは材質によって差があり、ヒッコリー材よりオーク材のほうが少し重いものの、いずれにしてもせいぜい数十gである

まともにしばかれればたしかに痛いが、怪我をするほどではない。

そもそもリーチが短すぎてかなり接近しないと相手に届かない。

殺傷能力的にはたぶん「ひのきのぼう」より弱いだろう。先端が多少細くなっているので的確に相手の眼を突くことができればそれなりのダメージが期待できるが…(なお、ヒノキ東アジア原産の樹種であり、なぜドラクエメジャーな素材として扱われているかは謎である

 

なお、そんな武器で街の不良少年たちを相手に毎回大立ち回りを演じていた伊藤かずえの愛車シーマレストアの様子は日産自動車公式サイトで紹介されています

https://www3.nissan.co.jp/first-contact-technology/restore-cima.html

anond:20210809210539

2021-07-29

いつも通りいっちょ噛みする皆さんのための卓球用具解説

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/7a2e64e31ea00735807668d279903d9206e0a486

いっそ全員同じラケット使えばいいのに。試合前に新しいの配る。それじゃやりづらいのはもちろんわかるけど、フェアではあるでしょ。何種類かの中から選べるのでもいいよ。マリカーみたいね

これ自体個人のひとり言のようなものですし強く咎める気はありませんが、これに大量のスターが付いていたことに何よりも愕然しました。

いくらなんでもエアプが過ぎるでしょと。もうね、アホかと、馬鹿かと。

お前らな、金メダル如きで普段観てない卓球にいっちょ噛みしてんじゃねーよ、ボケが。

金メダルだよ、金メダル

なんか涙とか色々出てるし。旧知のペア金メダルか。おめでてーな。

実況がよーし3-3で最終ゲームだぞー、とか言ってるの。もう見てらんない。頭抱えて音だけ聞いてたわ。

卓球用具にどれだけ種類があるのかという話と、補助剤問題についての話をします。

ラケットの種類

シェイクハンド

握手シェイク)するように握るラケット

最も使用者が多い形状。アジア以外の選手はほぼ全員これと言っていい

両面にラバーを貼って使い分ける

汎用性が高く様々な戦い方ができる

ピンポン」のスマイルドラゴンはこれ

ペンホルダー:

ペンを持つように握るラケット

基本的ラバーを片面にしか貼らない(=同じ面でフォア・バック両方に対応する)ものだったが、今は両面に貼って戦うスタイルが主流

シェイクハンドに比べて手首を動かしやすいなどのメリットがある

中国式ペンホルダー

中国を中心に東アジア出身選手使用者が多い。

先日水谷伊藤ペアと決勝で戦った中国の許昕(Xu Xin男性の方)は現代最強の中ペン使い

ピンポン」のチャイナもこれ

日本式ペンホルダー

かつて日本選手たちはこのラケットを手に世界を席巻したが、現在絶滅危惧種

強力なフォアハンド武器にする戦い方にマッチする

ピンポン」のペコはこれ

これをベースにした「反転式」というラケットもある

ラケットの素材

単板:

木の一枚板。ヒノキとか

厚いほど反発力が増すが、コントロールが難しくなるし重くなる

主に日ペンラケット使用されており、絶滅危惧種

合板

木の合板。3枚とか5枚とか7枚とか

枚数の多い方が反発力が増すが、コントロールが難しくなるし重くなる

初心者は3~5枚合板で柔らかめのやつがおすすめ

特殊素材入り合板

合板カーボンやケブラーなどの素材を挟みこんだやつ

合板より軽く反発力も高いが、独特な打球感を好まない人もいる

中~上級者向け

ラバー

打球する部分 基本的ゴムとスポンジを重ねて作られている

ラケットの両面にラバーを貼る場合ルール上「どちらかが赤、もう片方が黒」でなければならない

(同じ色で性質の異なるラバーを各面に貼って相手を混乱させる選手が現れるため)

ソフト

最もポピュラーで、殆どの人が思い浮かべるタイプのあのラバー

球との表面積が大きく、回転をかけやすオールラウンドに使えるラバー

水谷隼は両面裏ソフト(裏裏)

ソフト

実はこのつぶつぶのある方が「表」

ソフトに比べ球との表面積が小さいので球離れが良く強打に向く

スマッシュ(強打)を武器にする攻撃的な戦型と相性が良い

伊藤美誠はフォア側が裏ソフト・バック側が表ソフト(裏表)

粒高(ツブ高とも):

ソフトのつぶつぶを更に高くしたもの

相手の回転をいなしたり逆回転にして返したりと、相手のかけた回転を利用したトリッキーな戦いができる。触ると気持ちいい

後方で相手の強打をいなす守備的な戦型や、打球が変化する性質を利用して前陣でブロックを駆使する戦型と相性が良い

いずれにせよ、回転を熟知しないとその特殊な性能を生かしづらい上級者向けラバー

ピンポン」のスマイル物語後半でバック面に採用したのがこれ

アンチアンチスピンアンチトップスピンとも):

ぱっと見は普通の裏ソフトラバーだが摩擦力殆どなく、回転が命の卓球において自ら回転をかけるのが難しいという特異な性質を持つ

したがって粒高のように相手の回転を利用する戦い方になるが、粒高よりもナックル性の球を返しやす

よって片面にアンチ、もう片面に裏ソフトや表ソフトを貼り、両面の回転量の差で相手翻弄するのが基本戦術となる

(両面同色が許された時代はそれで猛威を振るった…らしい)

現役選手ではアメリー・ゾルヤ(オーストリア)くらいしか使用者を知らない 粒高以上に変態向け

更に同じ種類のラバーでも性質に違いがある
テンション系:

より反発力を高めたラバー 強いけど寿命短め

粘着系:

より粘着力を高めたラバー ぺとぺとしておもろい

変化系:

粒高寄りの性能を持つ攻守兼用ソフトラバー

スポンジ:

更にラバーゴムの下に貼るスポンジにも厚さや硬さなどに違いがある

卓球用具最大手バタフライではラバー1種につき少なくとも3段階のスポンジ厚が用意されている

厚いほど威力が増すので攻撃的な選手は基本厚み全ツッパだが、重みが増したりコントロールしづらくなる

守備的に戦う選手は調節して両面で厚さや固さの違うラバーを貼ることもある

ごくまれにスポンジのない、ゴムだけのラバー使用する選手もいる

グリップの形状

グリップの形状も色々種類があり、更に各自が手になじむように削ったりテープを巻いたりする

用具の話まとめ

というわけでね、ざっくり説明しましたけども「全員同じラケットで」試合をするということがいかに困難かお分かりいただけるかと思います。やりづらいとかいう以前に、そもそも物が違うんです

上記の用具の多様な組み合わせを「何種類かの中から選べる」ようにしたところでカバーできるものでもありません

そもそもトップ選手の多くは特注ラケットだというのはさておき)

卓球には各選手個性に加えて様々なプレイスタイル(戦型)があり、それぞれに合った用具の組み合わせがあります

ドライブ型、前陣速攻型、カット主戦型、前陣攻守型、異質攻撃型…

もし使用ラケットを「シェイクハンド/7枚合板/裏裏/テンション系/ストレートグリップ」の規格品に統一したら、卓球は同じような戦い方ばかりになり、プロアマチュアプレイ面白みを失っていくでしょう。自分に合うプレイスタイル、合う用具を見つける面白さも卓球の魅力なので。

あと単純にコスト問題として、トップ選手は早くて1~2週間ほどでラバーを交換するなど、ラケット周りは消耗品です。大会側で検査のものを用意して全て賄うというのはさすがに無茶です。

そして何より、規格品を使用せよという意見は各選手身体差異性別身長体重、骨格、手の大きさ、筋肉量…etc)をはっきり無視しています

人によって良好なパフォーマンスを発揮できる用具の組み合わせが異なる中で、たまたま規格品に適応した選手が有利になる、すなわち規格品の変更次第で有利不利が変わり得る状態競技として適切とは言えません

これは今まさに行われている東京五輪パラリンピックにおいても例外ではありません。

様々なハンディキャップを抱えながら競技に挑む人々に対しても規格品の使用を強いるべきでしょうか?卓球というかそもそもスポーツに大して興味がないのは分かりますが、興味がないなりに最低限の思慮と検索を以て、そのスターを押す前に少しだけ立ち止まって考えてみてほしいと切に願います

長くなりましたがここからが本題です

卓球の「補助剤」問題について

と思ったけど簡潔で分かりやす記事があったのでそれ貼って終わりにしま

大体の流れはこの記事の通りです 短いから読んでね

https://rallys.online/forplayers/whats-hojozai/

2016年には日本卓球協会が反発係数を測定するラケット検査の導入を提案したが、ITTFコスト面などを理由にこれを否決した」

まあそういうことですわ やボ神(やっぱりボルって神だわ)

あと「技術の発展で用具が進化するのは当然」という意見もあって、原則論としてはそうなんですけど、今は卓球ラバーに限った話なので的外れです。

ラバーの後加工(出荷された後のラバーに加工を加えて性能を変化させること)」がルール禁止されている中で、正規に出荷された商品選手がそれぞれ勝手に薬剤を使用することを容認してしまったら、フェアネスを保つことは困難です。

陸上シューズしろ競泳水着しろ国際的競技団体による承認を得た上で使用されているはずです(だよね?)。卓球も同様です。

ただ、ITTF承認を得ているかどうかが見て取れるラバーラケットと異なり、塗布された薬剤はその場で承認の有無を判別できる代物ではありません。承認済みの薬剤なのか、それとも未承認でフェアネスを著しく乱す薬剤なのか、正確に判別できるでしょうか?

なのでラバーを貼った状態での反発係数に上限を設けて試合前に測定するのがベストだと思うんですけどね~ITTFがね~

測定コストをより削減できたとしても首を縦に振るかは怪しいところ

やってるのは中国選手だけじゃないだろうけど、中国選手がこの問題言及してるところはまあ~見たことないですね

あったら教えて!

あ、あと五輪卓球女子シングルス準決勝伊藤美誠が今出ていて、シングルスが終わったら男女団体戦があります!興味があればよろしくね!

おしまい

2021-05-29

anond:20210529104627

ヒノキ花粉終わっても、まだマスクし続けるているぐらいかな。一昨年と違うとこは。

 

自営だけだと、単価が下がっている。まぁこれはコロナかどうか分からんが。

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