「国内需要」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 国内需要とは

2024-04-22

海外での日本人アーティスト現実

X Japan

なぜか「海外でも人気のアーティスト」として名前が挙がるX Japanだけど

知名度はほぼゼロに近いし世界ツアーとかやっても日系人の固定ファンしか行かない

NYで15,000人集めた、って言うけど

仮にNYに住んでたとしてX Japanライブするって言ったら「見に行ってみようかな」という日本人は多いでしょ

NYだけで4万人近く日本人住んでるから

あとBTSもそうなんだけどCDチケット付けて売ってたりするから

実質タダでライブ見れるからめちゃくちゃ集まる

あとイギリスウェンブリー日本人初のライブ予定だったけど

チケット売れずに仮病でドタキャンして日本ファンかき集めて1年後にリベンジしたけど

既にBABYMETALウェンブリーライブしちゃったので日本人初が付かなくて「歴史的!」とか言ってたのが印象的

BABYMETAL

次に海外人気というとBABYMETAL名前が挙がるけど

海外ライブがめちゃくちゃ多いしソールドアウトとか言ってるけど

ほとんどが小さい箱なので「そりゃ埋まるやろ」という話

最初の勢いは凄かったけどみんな大人になってしまたか海外で取り上げられることも少なくなったし

一人抜けたりコロナ活動休止したりそもそもメディア露出が極端に少ないのでドンドン下火になってきてる

最初の勢いの時に米国拠点移すぐらいのことをやればBTSみたいなことになったかもしれんけど

まぁそれはそれでリスキーだしどうしようもなかったかもな

YOASOBI

最近海外人気といえばYOASOBIだけど

これは単純にアニメ主題歌が多い、というだけ

日本アニメNetflixAmazon Prime Videoのお陰で世界中で見られるようになったし

そのせいで日本の曲でビルボードランキング上位はほぼ全てアニメ

ただビルボードランキング結構微妙な状況で

先述の通りBTSがハックしたせいもあって単純なCD売上げじゃなくなったし

いわゆる「坂本九ビルボードで1位」みたいな頃のものとは全くの別物

YOASOBIって割と最初から海外進出を狙っていて英語版アルバムとか出してるし

PV英語版を丁寧に作ってるけど全然ダメなんだよね

その他海外ライブ

RADWIMPSとかマンウィズ、その他有象無象アーティスト海外ライブしてるけど

要するにYoutubeNetflixのお陰で海外でもそこそこ集客できるようになった、というのと

海外の小さめの箱でライブするノウハウが溜まった、というのが大きな要因で

海外ライブしているか世界人気がある」

なんていうのは一切無い

国内需要の落ち込みが激しいか海外ライブして小銭稼いでて

おまけに「海外で人気!」って言っとけば国内需要も確保できるっていうだけ

大谷ですら賭博問題が出てくるまアメリカではほとんど無名だったんだぞ

日本人アーティストなんて知ってるわけないだろ

2024-02-19

anond:20240219172720

円高になると輸入品価格競争力が強くなって内需もやられるよ

この増田Aが使ってる「内需」の意味

海外製品が売れようが国内製品が売れようが内需の消費は変わらないぞ

こっちの増田B(わい)が使ってる「内需」の意味が違うんだよな

増田Aの使ってる「内需」は超ふわっとした意味で、景気が良くなる程度の意味

増田B(わい)の使ってる「内需」は厳密な意味での内需、C + I + Gのこと

消費は変わらないが、海外製品が売れた場合はそのための輸入が増えるから需要はその分だけ減る。別にそれで輸出が減るわけではないからこれを外需の減少項目とみなすことはおかしい。国内生産を巡って形成される総需要国内需要と輸出に分かれるが、それぞれを内需外需と呼ぶよう二分する場合(元増田が輸出÷GDP外需依存度として話をしている、つまり純輸出でなく輸出を外需とみなして議論していることに留意)は、輸入による総需要の減少は内需の控除として表れる。つまり国内生産から輸入品に消費が振り替わった場合内需は減るんだよ。

そんで増田Cの言ってるのは、AD = C+I+G+NXのことで

増田B(わい)が話してる内需 = C + I + Gとはちょっと別の話

anond:20240219110410

消費は変わらないが、海外製品が売れた場合はそのための輸入が増えるから需要はその分だけ減る。別にそれで輸出が減るわけではないからこれを外需の減少項目とみなすことはおかしい。国内生産を巡って形成される総需要国内需要と輸出に分かれるが、それぞれを内需外需と呼ぶよう二分する場合(元増田が輸出÷GDP外需依存度として話をしている、つまり純輸出でなく輸出を外需とみなして議論していることに留意)は、輸入による総需要の減少は内需の控除として表れる。つまり国内生産から輸入品に消費が振り替わった場合内需は減るんだよ。

https://anond.hatelabo.jp/20240218125746

2024-02-16

国際経済環境の変化と日本経済論点整理―

https://www.boj.or.jp/research/wps_rev/wps_2024/wp24j01.htm

素晴らしい研究

グローバル化の進展がわが国経済物価に与えた影響

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化などから、わが国貿易部門競争力が海外対比で低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因になったとみられる。

第三に、雇用賃金面では、製造業から非製造業雇用シフトが生じたのと同時に、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、グローバル化の進展は、過去 25年間の大半の期間において、日本消費者物価継続的に下押しする要因として働いてきた。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により収益を確保してきた。

------------------------------

1990 年代半ば以降、わが国で交易条件の悪化と実質為替レートの円安化が同時進行した背景について、Obstfeld (2010)は、貿易部門競争力・価格支配力低下や、中国との競争激化などを指摘している。

交易条件の変動は、家計可処分所得(実質)を通じて、個人消費(実質)に影響する。

日米欧の実質個人消費と実質可処分所得の成長率の長期トレンドをみると、両者はほぼ一致しているが、わが国は、交易条件悪化による負の所得効果により、実質個人消費の伸びが雇用報酬等の半分程度にとどまった(図表4)。

この点について、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化によって、わが国の国富海外流出GDI(Gross Domestic Income)の停滞―してきたことで個人消費長期間低迷してきたと指摘している

R&D や GVC 参加率の要因は、各国の生産性伸び率の相当部分を説明する。

また、国別にみると、米欧は特許知財や前方参加の押し上げ効果が大きい一方、わが国は後方参加の押し上げ効果が大きい。

これは、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きいことを示唆している。

本推計結果は、わが国では、革新的製品サービスグローバル提供する「プロダクト・イノベーション」よりも、製品効率よく生産する「プロセスイノベーション」の比率が高まってきたこととも整合的といえる

わが国企業労働生産性を、製造業大企業とそれ以外で比較すると、この25年間で両者の乖離幅は大きく拡大した(図表9)。

また、わが国製造業の輸出を、企業規模別にみても、その牽引役は主として大企業であり、中小企業からの輸出はほとんど伸びなかった(輸出売上高比率の変化<1998年2021年>:大企業13%→23%、中小企業2%→5%)

グローバル化進展の生産性へのプラスマイナス効果生産性上昇・競争激化等)は、最終的に企業収益に反映されると考えられる。

この点に関連し、Furusawa, Konishi and Tran (2020)は、グローバル化のもとで市場統合が進むと、高品質製品生産するトップ企業収益は大きく伸びる一方、そうでない企業は業績が悪化し、企業格差が拡大することを理論的に示している。

この点に関連し、わが国の企業収益企業規模別にみると、貿易型・大企業(FDI・輸出をともに行う企業)は、この25年間で経常利益率が20ポイント強上がった一方、非貿易型・中小企業の業績は数%ポイント程度しか改善しなかった(図表9右図)。

このように、グローバル化の進展は、企業収益企業格差拡大にも影響したこと示唆される。

米国では、1990年代半ばから2000年代前半にかけて、IT 関連財等での競争激化の影響から交易条件は下方にシフトしたとみられる。

また、1995 年以降の累積でみると、交易条件の下方シフトには、米国が一番大きく寄与している。

その他に含まれる一部新興国など、2010 年代以降、改善寄与した地域もあるが、対アジアでは、中国WTO加盟以降、同国や韓国台湾などとの競争激化で交易条件が緩やかに悪化している。

分析からも、わが国は海外との競争激化により、貿易部門競争力が相対的に低下したこと示唆される。

実質為替レートの変動は、短期的には生産性といったファンダメンタルズとの関連が薄いとされる(Miyamoto, Nguyen and Oh (2023))一方、長期的には―貿易部門の(海外との)生産性格差が影響するという――バラッサ・サミュエルソンBS効果整合的といわれている( Rogoff (1996)、Chinn and Johnston (1996)、Lothian and Taylor (2008)、Chong, Jorda and Taylor (2012))。

BS 効果とは、ある国で貿易部門の正の生産性ショックがあると、労働市場賃金が上がり、それにより非貿易部門物価海外よりも上がるため、当該国の実質為替レートが増価するという考え方である

わが国実質為替レートを長期で振り返ると、1980 年代からピークの1990年代半ばにかけては、わが国貿易部門生産性相対的に伸びたことやプラザ合意の影響もあり、円高が進んだ(図表 11 左図)(Rogoff (1996)、Ito (1997, 2005)、Ito and Hoshi (2020)、Yoshikawa (1990))。

一方、1995 年のピーから最近にかけては円安が進み、その背景にはわが国貿易部門競争力低下によって、「 逆バラッサ・サミュエルソン効果」が働いたと解釈されているIto (2022)、Ito and Hoshi (2020))。

この点を詳しくみるため、日米の貿易部門労働生産性比率と実質為替レートを比較すると、両者の関連が深いことが示唆される(図表11右図)。

また、日米2か国のDSGEモデル分析からも、ドル円の実質為替レートの最近までの推移は、BS効果メカニズムによってかなり説明できることが示されている(來住・法眼 (2024))。

わが国は、交易条件悪化の影響でGDIが伸び悩む一方、GNIはFDIの効果で伸びが高く、海外対比、これらの指標乖離が大きい(図表12)。

そのうえで、わが国のGDIについて、齊藤 (2023)は、交易条件の悪化を起点に国内所得海外流出したことが、個人消費の長期停滞に繋がったことを指摘している。

わが国のFDIが増加傾向を辿るもと、企業はFDIで得た収益国内にどのように還流させているか経済への影響を考えるうえでは重要である

わが国企業の FDI 収益現地法人から配当等)は、海外展開のリスク念頭においた予備的貯蓄選好(Amess (2015)、Aoyagi and Ganelli (2017))や、担保需要17(Kang and Piao (2015)、IMF (2023a))などから半分程度が海外拠点内部留保(再投資収益)となっている(図表13左図)。

また、国内還流資金に関する企業アンケート結果をみると、その使途としては、研究開発・設備投資給与報酬が約2割を占めるものの、「分からない・その他」との回答が6割程度ある(図表13中図)。

この点に関連して、内閣府 (2023) は、海外から配当金などが国内設備投資賃金活用されていない点を課題と指摘している。

今後も人口減少により国内需要の増加が見込みにくい状況が続くとすると、企業には、海外需要を取り込みながら生産性を押し上げるインセンティブが働き続けると考えられる。

グローバル化は、限界費用の低下やGVCの深化等を通じて、先進国物価を押し下げてきたといわれている。

とりわけ、わが国の物価は、FDIの推進などから、輸入ペネトレーション比率(輸入額/総供給額)やGVCの後方参加率が高まったことで、海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))(図表 19 左図・中図)。

本コンファレンスの報告論文である福永・城戸・吹田 (2024)は、時系列手法を用いて、

グローバル化によるコスト低下圧力などを含む各種の海外ショックが、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年に日本銀行が導入した量的・質的金融緩和による物価押し上げ効果一定程度相殺したことや、

②その後これらの海外ショックが一転して物価の押し上げに大きく寄与していることなどを示している。

なお、海外ショックのわが国インフレ予想・名目賃金への影響や、金融政策を巡る詳しい議論についても同論文を参照されたい。

わが国では、多国籍企業が高い交渉力を持つ傾向にあり、近年の FDI 増加によって労働者交渉力が弱まったことが指摘されている(Dobbelaere and Kiyota (2018))。

また、わが国が人手不足でも賃金が上昇しにくかった背景として、Goodhart and Pradhan (2020)は、

不況時も雇用解雇せず労働時間を削減し続けたことや、

製造業からサービス業への労働の再配分が進み、労働者賃金交渉力が弱まったことを指摘している。

この点に関連して、わが国企業賃金マークダウンをみると、価格マークアップが縮小するもと、賃金マークダウンは大きく拡大しており、企業賃金交渉力の向上が示唆される(図表21左図・中図)。

これは、企業価格マークアップ縮小を、賃金マークダウンの拡大により相殺することで収益を確保してきたことを意味しており、わが国の労働分配率が米欧と比べ、長期的に安定してきた一因と考えられる(図表21右図(青木・高富・法眼 (2023))。

こうした価格マークアップの縮小と、賃金マークダウンの拡大は、わが国で物価賃金が長らく上がりにくかったことについて一つの整合的な解釈を与えている。

こうした傾向が生じる理論的背景について、Mertens (2022)は、所謂「レント・シェアリングモデル整合であると指摘している。

すなわち、同モデルによると、価格マークアップが小さい企業(縮小している企業)は、そこで発生した余剰を雇用者と分け合う結果、賃金マークダウンが大きい(拡大する)特徴がある。

これを踏まえると、わが国にでもこうしたメカニズムが働いてきた可能性がある。

グローバル化の影響は多岐にわたるもと、この四半世紀を振り返ると、わが国経済物価への影響の特徴は、以下の5つにまとめられる。

第一に、わが国貿易部門生産性は、米欧と比べると、安価輸入品活用等による、生産プロセス効率改善により伸びてきた面が相対的に大きい。

第二に、海外との競争激化により、わが国貿易部門競争力が低下したことは、わが国の交易条件の悪化実質実効為替レート円安化の一因となったとみられる。

第三に、雇用賃金面への影響をみると、熟練労働者への需要増や競争激化の影響もあり、製造業から非製造業雇用シフトが生じたほか、労働生産性相対的に低い非貿易部門における賃金が低迷する中、貿易部門と非貿易部門賃金格差が拡大した。

第四に、わが国の物価については、FDI の推進等で、輸入ペネトレーション比率やGVC の後方参加が高まったことなどから海外安価輸入品等の影響を受けやすく、他国対比、物価の押し下げ効果が大きかったとみられる(Andrews, Gal and Witheridge (2018)、Goodhart and Pradhan (2020))。また、グローバル化進展の影響を含む海外要因が、2010 年代後半まで継続的日本消費者物価を下押しし、2013 年以降の強力な金融緩和物価押し上げ効果一定程度相殺していた可能性が高い。ただし、足もとでは、これらの海外要因は一転して物価の押し上げ要因となっている(福永・城戸・吹田 (2024))。

第五に、海外との競争激化もあって、価格マークアップが縮小する中で、わが国企業は、賃金マークダウンの拡大により、収益を確保してきた。こうした調整メカニズムは、わが国の物価賃金が長らく上がりにくかったことについての1つの整合的な解釈といえる。

2023-08-28

anond:20230828030346

急にはさすがに難しいだけ(商社なんてすぐ動いてるから時間問題

あと国内需要が少ないものは厳しい(クラゲとか)

ホタテなんかはまだ売れるんじゃね

2023-08-07

anond:20230807122436

外貨に頼らず国内需要を満たすだけで経済が回ってしまうのも一つの要因だろうな

一定以上稼ぐには英語必須という国と英語ができると選択肢が広がるだけという国とではモチベーションが変わるわ

年々英語への関心が高まってるのは日本経済国内受給だけでは成り立たなくなってる証拠でもある

anond:20230807122436

あと、韓国自国経済規模日本よりもかなり小さいので国内需要だけではやっていけず海外に出ていく必要により迫られているという状況もあるようだ。実際にアメリカ西海岸あたりに行くと日本人よりも韓国人の移住者の方をよく見かける。現地の高校でも韓国系は結構いた。(交換留学時の経験より)

こういう点ではたとえばフランスドイツちょっと日本と状況が似ているようではあるな。オランダ人の方が遥かに英語の平均レベルは高い。(もちろん元々の言葉英語の親戚なので日本人よりは遥かに有利ではあるが)

2022-09-22

anond:20220922141816

ちなみにEU場合、同様に直近のCPIを見ると前年同月比で9.1%増だが、エネルギーと食料を除くと4.3%とアメリカよりもかなり大幅な開きが見られる。

要するにEUアメリカと違って国内需要が伸びていないよりコストプッシュ型の様相が強いインフレ

しか国内需要は伸びていないものインフレ率も大したことがない日本とも異なり、インフレ自体アメリカと同等以上にぶっ飛んでいる。

加えて財政事情が異なる複数の国を抱えている都合上、アメリカほど大胆な金融引き締めを行う余力もない。

俺はEUが一番ヤバいと思う。

2022-08-22

anond:20220822063516

思ってもらいたいというか、同じ予想をしてるかどうかかな

人口減で国内需要だけでは今の生活水準を維持できなくなるって考えてるから

同じ予想を持たない人はそういう発想はない。

初対面のオタクが同じアニメが好きかどうか探り合ってるのに似てる。

anond:20220822063158

日本人口減のスピードが速すぎて

国内需要では今の生活は維持できないと考えてる

となると国外に向けてビジネスしていかなきゃならないだろう

 

今の状態のままでなんとか定年まで逃げ切れる人はそれでいいけど

あいにくまだ若いんで。どうしても稼がなきゃいけない

 

企業だって今後のこと考えると、そういう人材が欲しいので外国人を雇ったりしている。

その流れの中で自分を高めておくことに何の問題があるのかわからないな。

2022-05-08

anond:20220508095624

国内需要だけに限ってるのがもったいないといえばもったいないよな。

輸出産業にするとなると大変になるのは分かってるけど、

このクオリティ価格世界が求めているだろうな。

2022-04-28

anond:20220428163601

問題は(日本国内で買ってくれるような市場が、縮小していること。

自動車しろ鉄鋼製品しろ国内需要が無い。

「無い」は言い過ぎにしても、縮小する一方になっている。

それでは製造業国内でやっていけないから、海外へ出るしかない。

2022-04-24

anond:20220424230255

円高からこそ国内開発ができたし、日本国内需要だけで食べていくことが出来た。

2022-04-17

2022ウッドショックはなぜ起こったのか?2つの構造転換とグローバル化の瑕瑾

業界中の人です。

去年は大変でした。今年も大変になっていますが、マスコミが客寄せに使う分かりやすい「ショック」とは言えない、構造転換といえる変化が起きています

昨年は、施主が得られるはずだった、住宅ローン減税での還付分を木材を筆頭に値上(2.5倍程度)したコストで吹き飛ばされた方を複数見てきました。

相場を舐めていた建設会社設計事務所が、適切な積算ができない、材料調達が間に合わない。その失敗を費用増や工期延長という結果から、施主から時間資金を奪っていく様を見てきました。

施主はローン上限一杯借りるのに、「住宅価格の中で木材価格は1割内だからそこが上がっても問題ない」みたいな報道が昨年あって、実際にそう話すメーカーがいたのであっけに取られたのを覚えています

北米SDG's

「2つの」とタイトルにあるように、注目を浴びている北洋材(ロシア)より先に、北米にて2021年晩秋に一つの法案が通りました。この法案は150年生以上の立木伐採規制するものです。日本国内で建てられる住宅特に注文住宅では、窓枠やドア枠に良質な無垢材を使用します。この部分に使用される無垢材は、米栂、スプルース、米松、米ヒバ、Wオーク等、北米原産材を使用しますが、昨今の居室空間の大型化、サッシの大型化から要求される木材に、150年生以上の天然木(オールグロス材)を使ってきました。しか2021年規制により、現地大手製材会社Mが法案に合わせ生産を停止し、日本の輸入量が昨年対比50~80%減になりました。そして底が抜けた円安

この法案SDG'sによる持続可能森林資源保護していく理念で制定されました。が、ソロバン勘定をする先進国なので、良質天然木の売却益<CO2排出権の売買益、になったと思います。この状況は、カナダ政府政策転換しない限り持続していく状況です。

ロシア

2021年材料争奪戦は、無尽蔵の購買力がある北米北米産材だけでなく、欧州材にも手を出し、各国のロックダウンにより輸出入港が制限され、検疫により迅速な荷役が出来ずコンテナ船渋滞が混乱に拍車をかけました。翌年(2022)の材料調達計画は各社、それぞれの考え方で、西欧既存仕入先との関係強化をした所、内地材調達を強化した所、ロシアに多額の投資を行った所がありました。昨年の記事では、末尾で素敵なパートナーと茶化しましたが、契約主義民主主義西欧文化圏から外れた、力を信奉する権威主義の国との貿易いかに難しいか通商の途絶という最悪の形で現れました。主な貿易樹種は、赤松、カラ松、タモ、ナラカバ、既にカラ松を使用した合板ラー合板)が国内需要に対して供給が足りず国内産丸太価格が上昇。仕上材であるタモは夏以降欠品や高騰による仕様変更を迫られると思います。今秋のプレカット市況は昨年と同じ状態になるかもしれません。

国産材

64年の木材自由化以降、石炭と同じように良質な海外産材が出材コストの安さと共に日本に普及していきました。より「適材適所」になった材料選択の自由さに、日本の杉と桧は平成不況の中で製造コストも押さえつけられ、信じられないかもしれませんが、直近まで構造木材価格60年代相場より10%程度高い程度の金額取引されていました。この環境不自由貿易環境の中で改善されるかもしれません。カラ松や杉の丸太価格が上がっており、より適切な利益国内森林組合や製材会社に回る形になりなりそうです。2021年は無くなった海外産材の需要を何とかカバーしようと増産を行っています。まだ「ショック」と形容される内容でしたので、設備投資に踏み切れる訳もなく、需要から色々言われながら各設備残業をしたと考えると、黙々と増産に励んでいた方々には頭が下がります2010年代、各地域に50億前後の中規模製材工場建設され、改善された生産設備が上手く稼働できたのがショックで済んだ一翼を担っていますが、自給率30~40%の現状で仮に30%の増産をしたとしても、50%台にしか届かないので、足りない海外材の代替には設備投資必要な状況です。また、杉は加工性が高く構造から仕上材に幅広く使える利点があり、昔から建築用材として使われた歴史がありました。杉の学名は「日本の隠された宝」という名前もついていますが、昔の長屋のような間取や平屋建てならともかく、洋化された生活空間による住宅においては、広い空間を保つ梁の強度が足りず、仕上材も柔軟な加工性が仇となり、非常に傷つきやすく正確に内部造作に加工するのが難しい、水に弱い、和風内装の不人気という側面もあります世界中木材から使用用途に応じた強度や耐久性、質感の選択をしている適材適所かつ現代ノックダウン方式住宅製造では、杉単体で立ち向かうには難しく、集成材でのコスト革新が待たれるところです。

2022-03-26

anond:20220325113400

現状で地方にあるのは、農業漁業食品加工飲食業小売店食品加工、車販売・整備、建築


農業については、既に国がバフをかけている状況。

農業に対しての補助金は出ているし、新規開発のための投資資金も出ている。ふるさと納税地方特産国内での認知度向上もやっている。

ただ、国内全体での需要は今後人口減で増えない。消費地である東京に売り込むしかなく、東京以外の全ての地域競争相手という過当競争になっている。

日本全体で農作物の輸出は1兆円になっているが、輸出全体が70兆円~80兆円なので大きくない。

国によって好みの味があるし、輸送コストなどが加わり、日本産は少数で高い部類に入ってしまっている。

家畜の餌用に味を無視して大量に作るのに向いていない)

各国とも自国農業を守りたいので、大規模に輸出を増やすということは今後もないはずだ。

高級品種海外に出ていったら、パクられて海外栽培されるという事例も今後も増える。

日本食が世界に広まっているというが、実体としてはそれぞれの国でアレンジされ、その地域で取れる食材で作れるようになっている。

歴史的には、労働力必要だった農業機械化され、跡取りでない次男などが都市部に出ていって都市部が栄えた。

ただ機械化によって収益の増大と少労働力化は、ほぼ終えている。

今持っているコンバインを最新のコンバインに買い換えるような設備投資をしたとして、借金に見合う収益増大が見込めないから困っている。(経済合理性があるなら既に実施している)

外国人労働力に頼るほど人手が足りてないのは確かだが、下手なパッチをあてているので持続性が疑わしい。

アグリテックは注目されるが、工場による大規模な生産性向上というところまでいけてない。

工場は加工などによって付加価値つけるの向いているのであって、食物の育成のスピードだと収益が怪しくなる。商品価格転嫁すると海外産との価格競争に晒される)


食品加工は、これからも続くはずだが、人口減で国内需要減。

海外への輸出に関しても、農作物よりは輸送のしやすさなどはあるが、味の嗜好は各国違うので難しい。

単価が劇的に高くなるわけでもない。似たような味を再現した商品をすぐに作られるのは、今まで経験してきたことだろう。

加工工場自体海外に作って利益を上げる方法はあり、今の日本貿易で稼ぐのではなく海外投資で稼ぐ投資立国と一致はしているが、

国内での設備投資が増えなければ給料が増えない、というのはここ数十年経験してきたことだ。


飲食業も、人口減で国内需要減。

インバウンドが復活する可能性はあるが、外国人観光客が一番行くのは東京だ。


IT関係はずっと言われているが、地方根付かない。

東京に集中している。

東京の人は東京地方で2拠点生活、週2で新幹線飛行機東京地方を行き来すればいいといった案もメディア話題になるが、

本社機能東京にある時点で、地方は衰退していく一方だし、そもそもそんな生活をする人は少数派だ。

国内市場相手にするのではなく、外貨獲得ができればいいが、東京にある企業ですら出来ていない。

単純なソフトウェアでは市場の大きいアメリカにも、中国にも出て行けていない。

文化的側面が大きいゲーム任天堂のように海外に出て行けているが、日本っぽさを強調しすぎると日本しか売れず、海外に完全にマッチさせるのは海外企業の方が上で競争出来ない。

そもそもゲームは年々投資規模が大きくなっているにも関わらず、当たり外れがあり、博打に近い。

投資したものに対してのリターンはリリースした一瞬で回収しないといけなくなっている。

2022-02-20

anond:20220220091317

物価高だけど、国内需要旺盛だから値段が上がっているわけじゃなくて、中国米国に買い負けているから値段が上がっているわけで。

じゃあ木材価格が高いからって日本の杉ヒノキ切り出してそこで大儲けできるかっていうとそういうことはなくて。

再エネ目いっぱい入れるくらいしか防衛策はないな。

anond:20220220081330

正論のように聞こえるけれども色々間違ってるんじゃね?

日本はこれまで生糸産業、造船、ディスプレイメモリ家電太陽光・・・

自動車以外のどの産業も救えなかった。蓄電池も同じ。R&D投資問題じゃない。

太陽光パネル産業が吹き飛んだのは性能が劣後しているわけでも国内需要が減退しているわけでもない。

中国のしかける経済戦に負けたからだ。小手先のR&D投資蓄電池覇権は獲れない。

2022-01-09

狭い島国日本をいまさら輸出産業で盛り上げるとか無理でしょ

経済スピード感が今より断然遅かった過去と違って、消費地への提供スピードから考えて

近いところでの生産が基本になった今になって「国策での円安誘導生産拠点を取り戻せ!」ってバカすぎない?

国内需要を満たすための生産拠点国内に、ってんなら分かる。TSMC工場とかそっちメインだろうしね。

ただ、輸出のための生産拠点国内にっていうのは、もうそんな時代じゃないよ。

いつまで過去の栄光に縋ってんだよ。現実直視して今の時代に即した成長戦略立てよう。

2021-12-24

anond:20211224133534

海外に売るか、金融商品で誤魔化すか

アメリカ中国と違い国内需要頭打ちな以上、出来る事は限られてるんだよな

誰かが言ったが、みんなで貧困になろうってのは、さほど間違いな思想じゃない

バブルの時期が異常だった

2021-11-11

anond:20211111163334

日本企業物価指数はめちゃくちゃ伸びてる(原材料とか企業が買うようなものはめちゃくちゃ高くなってる)けど消費者物価指数は大して上がってない。

まり海外はどこもインフレしてるから輸入品ガンガン値上がりしてるんだけども国内需要だけ見るとデフレなので大して消費者価格転嫁することもできないという詰んだ状態やで。

企業がモノを作ったりサービス提供するためのコストはめちゃくちゃ高くなってるのに消費者心理的には今までより高い金を出してまでモノやサービスを欲しがっていない状態やな。

昔のように貿易黒字が出るわけでもなく完全に内需型の経済に移行していたところに内需が壊滅する環境がやってきてしまったので日本未来はないで。

2021-11-10

半導体に関してはもっと情報発信するべきだったのでは

半導体に関しては何やってるかわからいから、人が来ないのだろうし、国も政策も打てないということだと思う。

インテルAMDなどの消費者ソフトエンジニア向けのは多くあるが、それだけだ。

国内株主向けのみだろう。


今の半導体不足を受けて、国内にも半導体生産体制を!と政治クラスタが言っているが、

車やら何やらの日本企業生産使用しているプロセスが何nmが多いとか、

国内需要をカバーできるためのウェーハ量はとか、

国内に持っている技術でできることと、将来に向けてやるべきことと、税金やらコストとのバランスといったことは、

業界通としてメディア記事を書いている人もわかってない。

(サプライチェーンなど自分仕事で関わっている箇所については明らかな誤認識のままTwitterでバズっていたりする。記者部外者なので仕方ないかもしれないが。)


半導体関してはハードから装置にも目が行きやすいが、

半導体設計用のソフトには目が行かなかったりする。

ソフトというと組み込みとかIoTとか、そちらに偏っている。


なにより「日本はもう駄目だ」という声が強すぎるのだ。

2021-11-09

anond:20211109124416

  1. 中国調子づく
  2. オーストラリア中国距離を起き始めクアッドに前向きになる
  3. 中国キレる。「もうお前んとこの石炭買ってならねーぞ!」とばかりにオーストラリアから石炭輸入を規制圧力をかける
  4. 中国石炭不足になる
  5. 石炭で作っていたいろんなものが作られなくなる。尿素水もその一つ
  6. 韓国尿素水の国内需要の97%を中国からの輸入に頼っている
  7. 中国尿素水が輸出規制されてしま
  8. 国内備蓄が尽きると国内ディーゼルエンジントラック殆ど動かなくなる

こんな感じ

で、日本普通に買える尿素水(アドブルー)を買い占めようとする動きを予見して購入制限するところが出始めた

つか、中国石炭不足になるのは今年初め頃から分かっていた事なので、韓国政府は今まで何やってたんだという話でもある

2021-11-03

anond:20211103120800

支持者がそれを重視してないって話なだけな気もするし、その結果としてそれが重視されないから支持が増えないっていう先鋭化ループかな。

消費税減税とか所得税免除とか、現役世代可処分所得を増やそうとする政策はあったと思うんだけどね。

可処分所得が増えれば国内需要回復していくと思うから、これらには賛成していたよ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん