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はてなキーワード: 接尾辞とは

2019-07-11

anond:20190711160341

日本語を単純にすべて平仮名にしてしまうと、ほぼ表音記号の羅列と化してしまうので読みにくい事、この上ない。

一方、英語はただの表音記号の羅列じゃない。単語の中に接頭辞、語根、接尾辞があるからパッと見て意味が掴みやすくなっている。これらは漢字部首みたいなもんだ。また、単語間にスペースを空けるから、これも読みやすさに一役買う。

2019-07-04

女性名前に「○子」が多く四音の名前が少ない理由

anond:20190701200632

日本では個人名前は「石川麻呂(いしかわまろ)」や「穴穂部間人(あなほべのはしひと)」といったふうに長い訓に漢字を当ててきたが、嵯峨天皇のころ遣唐使であった菅原清公の進言によって、男子名前漢字で二文字か一字、女子名前は「○子」とするといった、漢風の名前使用が進められ、定着した。

諱 - Wikipedia

この菅原清公っていうのは菅原道真のおじいちゃんな。

具体的な後世に残った事績としては、それまで和風だった人名のつけ方を唐風に改めたことが挙げられる。男子場合坂上田村麻呂」の「田村麻呂」のような形式から菅原道真」の「道真」や「藤原基経」の「基経」といった二文字訓読みか「源融(みなもと の とおる)」の「融」や「源信(みなもとの・まこと)」の「信」など一文字訓読みという形式にし、女性名前の「○子」という形式にすることは彼の建言によって導入されたものである

菅原清公 - Wikipedia

まず単純に、名前の二文字目が「子」で固定されると、必然的に読みは三音になりやすい。

男性名だって、「○太」とか「○斗」といった形式だとだいたい三音で、二音や四音は少ないもんな。

このあたりは音韻問題もあるのかもしれん。

で、貴族実名に付けられるこの「○子」はいちおう庶民にも広まったらしいが、

室町時代からそもそも女性に「実名」をつける風習がなくなり「通称」だけを持つようになった。

まり「松」とか「亀」みたいな二音の簡単名前がつけられて、

「お松さん」とか「お亀さん」とか呼ばれるようになった。

この傾向は江戸時代まで続いたけど、

明治になって庶民公式の姓名を名乗るようになると、

貴族の名付けである「○子」は庶民の憧れだったので一気に増加する。

女性名と[子] - nihonjin-name !

最初のうちは「〜〜氏」「〜〜女史」みたいなのと同じ敬称として扱われていて、

本名の「松」や「亀」に「子」をつけて「松子」「亀子」とか呼んでいたらしい。

津田梅子与謝野晶子本名「うめ」「しょう」だった。

それがだんだん本名として最初から「○子」と名付けられるようになった。

もとが二音、「子」を付けて三音、というのがここで増えていったわけだ。

明治安田生命の名前ランキング大正元年まで遡れる。

明治安田生命 | 名前ランキング2018 - 生まれ年別名前ベスト10 - 女の子

「○子」のピークは1956年と言われていて、そこから「○美」が増えていったらしい。

なんでこの時期に「○美」が増えたのか分からんが、

高度経済成長時代に入って社会雰囲気が変わったのもあるだろうし、

そのちょっとから「由美子」「久美子」「恵美子」「美代子」「美智子」などと「美」入りの三字名の人気があったから、

そこから自然と「子」を外すようになったのかもしれんね。

思いついて宝塚歌劇団女優芸名確認してみたけど、

1953年入団宝塚歌劇団40期生あたりから「○美」が増えている気がする。

「当時、こういう名前がかっこいいと思われていた」という傍証になりそうだ。

宝塚歌劇団40期生 - Wikipedia

(もうちょっと遡ってみたら33期生だけ特異的に「○美」が多いな…何かあったんだろうか…)

それからしばらく「○子」と「○美」の時代が続くけれども、

1970年代に入ると「美香」「美穂」「香織」「恵」「愛」などがランキング上位に登場してきて、

ようやくバリエーションが増えていったという流れ。

一方で、男性のほうのランキングを見ると、思ったよりも三音の名前が多い。

「清」「正」「茂」のような一字名はもちろん「正治」「和夫」「達也」なんかも三音。

四音の名前は「○一」「○郎」「○介」「○平」などの形になる。

これらはだいたい「生まれの順番を表す字」か「官位名に由来する字」なので、

女性名に見られないのは納得。

武士時代が長く続いたなかで男性名けが多様化していったのだと言えそうだ。

ちなみに「○郎」の由来は「○子」と同じく嵯峨天皇な。

日本において太郎という人名が登場したのは、嵯峨天皇第一皇子の幼名に命名したのが初見とされる。

以後、武士階級の名としても広まり今日では一般的命名される人名ひとつとなっている。



以上から考えると「四音の女性名が少ないのは何故か」には、

二音の女性接尾辞が無かったからだ、ということになり、

「二音の女性接尾辞が無かったのは何故か」というと、

社会的地位の低かった女性人名接尾辞バリエーションが少なかったからだ、

と言えるのではないか

(「人名接尾辞」って書きましたがたぶん正式用語ではないので「止め字」でいいと思います

2019-06-16

anond:20190616132847

チューニンガソン tuningathon

athon は(セールスコンテスト目的とした)イベントを表す接尾辞

チューナソン tunathon じゃないんだ…ってね

2019-06-05

っていうか「焼きそば」っていったい何なんだ?? 増田接尾辞さえ付いていない…

2019-04-03

anond:20190403144421

接尾辞の-polyは「商売」という意味

まりよく見掛ける言葉ではないが、古書店のことをbibliopolyと呼ぶこともある

2018-01-16

[]エルサゲート

子供向けの動画を装ったグロ動画YouTubeにアップされている問題のこと。

「エルサ」はそういった動画によく使われる『アナと雪の女王』の登場人物

「ゲート」はウォーターゲート事件に由来する接尾辞

2018-01-13

[]ポーカー

サッカーで1選手が1試合に4得点を入れること。

ポーカーで同じ数字カードを4枚揃えるフォーカードフォーオブアカインド)の手役を、スペインでは「ポーカー」と呼ぶことに由来する。

ちなみに1試合に3得点はお馴染みの「ハットトリック」だが、これはクリケットにおいて3球で3アウトを取ると帽子(ハット)が贈られたという故事に由来する。

また1試合に2得点ときイタリア語の「ドッピエッタ」がよく使われる。これはイタリア語の「2倍=ドッピオ」に接尾辞の「-etta」を付けたもの

2017-10-25

anond:20171025202030

高卒程度の英語学習者ならサイトに挙がっている接頭辞接尾辞は大抵知っているし

新しい覚え方を提案されても特に嬉しくないというだけでは

2017-10-08

キュートを用いたローマ字綴りを普及させたい

いや、嘘。実体参照リストを見てたらいろんなラテン文字に結合できると知って使いたくなっただけ。

もつらつら書いてたら同音異義語を多少緩和させて読みやすくなりそうなので、ローマ字書きするときに普及したらいいなあと思った。

使うもの
数値文字参照表示この増田での意味
́ ́漢語外来語を表す。
̊ ̊大和言葉を表す。
̄ ̄長音
̈ ̈単独発音する。

使った例
漢語外来語の例

キュートを付ける。略語場合には構成する語ごとに付ける。固有名詞大文字


大和言葉

1. 混種語で後ろが大和言葉場合リングを付ける。

1. 大和言葉同士で連濁が起こらず、且つ分かりづらい場合リングを付けえる。3重以上の複合語で大きく分かれる箇所にリングを付けるとよい。

1. 固有名詞単語の切れ目を意識させたい場合任意で。




そのほかの例
トレマも使おう
接頭辞接尾辞

ハイフンレスですっきり。


「当機」「冬季」「陶器」「時」「朱鷺」の区別

  • T́ōḱi wa mamonaku t́yakuriku t́aisei ni hairimasu.
  • T́ōki órinpikku, tugi wayontyan de yarurasii.
  • T́ōki to ieba, masiko.
  • Toki no kane wa kawagoe no midokoro.
  • Toki wo yatara mettara tukau Niigataḱen. Tokimeki T́etudō toka mohaya kirakira ńēmu.

「機」 (漢語)と「木」 (大和言葉)の区別

リング+トレマの併用例と併用しない例。

  • Ǵaruṕanö̊zisan, Ibaraḱi Ōårai no ḱeizai wo uruosu.
  • Ǵaruṕan ozisan, Ibaraḱi Ōårai no ḱeizai wo uruosu.

課題

  • Maa dono ǵengo demo sō darō kedo, komaru no wa Latin ḿozi no ḿeisi dayo ne. Tatoeba:
  • Mise no hito: "T́hī Ṕointo Ḱādo (T-Point Card) wa om̊oti desu ka?"
  • yaku: "Iie, ḱādo wa ṕurasutikku (plastic) desu."
おまけ

Śeigi no Ḿik̊ata no T́okutyō

  1. Źibunźisin no ǵutait́eki na ḿokuhyō wo motanai
  2. Aite no yume wo śosi suru no ga ikigai
  3. T́andoku-Śyōninzū de ḱōdō
  4. Tune ni nanika ga okotte kara ḱōdō
  5. Ukemi no śisei
  6. Itumo okotte iru

Ákud̊ama no T́okutyō

  1. Ōkina yume ya ýabō wo idaite iru
  2. Ḿokuhyō t́assei no tame, ḱenkyūḱaihatu wo okotaranai
  3. Hibi d́oryoku wo kasane, yume ni mukatte te wo tukusite iru
  4. Śippai sitemo hekotarenai
  5. Yoku warau
まとめ

増田さん」って、言ったり聞いたりするときは一塊のフレーズとして聞くけど(もっと言えばテニヲハまで一塊)、読んだり書いたりするときは「増田」と「さん」に分けて理解するわけで、そういう目と耳とで矛盾する解釈をうまくアルファベットに落とし込めると読み書きしやすローマ字になるのかな、と思った。

以上3連休前半を無為に過ごした自分への言い訳

2017-07-13

へったくれ」の語源

「〜〜もへったくれもない」の「へったくれ」って何なんだと思って調べてみたら、

意外に奥が深かったので夏休み自由研究の気分で発表する。

リンクがたくさんあると投稿できないのでhttp抜きにするがあしからず

剽たくれ説

★「へったくれ」の語源不明。「妙なことを言う」という意味の「剽軽(ひょうきん)」→「剽(ひょう)げる」からの成立とされる「へうたくれ(ひょうたくれ)」の転訛か?・・・根拠なし。

//www.geocities.jp/tomomi965/ko-jien06/ha15.html#hetu

確かに音的には近い気がする。

//kotobank.jp/word/%E3%81%B2%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%82%8C-613424

へちまくれ説

★「へちまくれ」の変化。へちまのまくれたような形の意<新明解国語辞典(三)>

//www.geocities.jp/tomomi965/ko-jien06/ha15.html#hetu

だってへちまもない」にも繋がっていてなかなか説得力がある。

いまでも関西では「だってへちまくれもない」と言うことがあるそうだ。

クナタフレ説

★『野乃舎随筆』には「今下ざまの人の悪言に、ヘウタクレといふは、ヘタクレといふ辞の転言なるべし。ヘタクレは、クソタクレといふ辞の転言ならん。もとはクナタブレを訛れるなるべし。クナタフレを、屎タフレと訛(あやま)りて、其対言に屁タクレといひしを、それを又、ヘウタクレと、音便にいへるならん」とある

//www.geocities.jp/tomomi965/ko-jien06/ha15.html#hetu

なんだか詳しい。

へったくれる説

茨城方言に「へったくれる」が残る。もしかすると、これが関わっているか。「へたった」「へこたれた」と同義…参った、挫(くじ)けた、くたびれたなどの意。

//www.geocities.jp/tomomi965/ko-jien06/ha15.html#hetu

ちょっと意味が離れてる感じがするが…

「ヘタクレ」「クソタクレ」が挙がっているが、「ヘタレ」「クソッタレ」は関係があるのだろうか。

そういえば「糞垂れ」や「洟垂れ」なら分かるが「バカタレ」などは何が垂れているのだろうか。

図らずも増田らしい話になってしまったが調べてみよう。

糞便の「くそ」に、軽侮を強意する接尾辞「たれ」(用例;「ばかたれ」「あほたれ」、「だら」の変化したものか?)を付したもの

//ja.wiktionary.org/wiki/%E3%81%8F%E3%81%9D%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%8C

この場合の「たれ」は垂らす(=もらす)というより、「アホたれ、バカたれ」に見られる目前の人を罵る際に付ける接尾語というニュアンスが強い。

//zokugo-dict.com/03u/unkotare.htm

どうも物理的に何かを垂らしているというわけではないようだ。

ちなみに「へたれ」の語源についてもやはり諸説あるらしいがここでは措く。

この「罵倒に使われる接尾語『たれ』」というのは何だろうか。

「たれ」と「たくれ」が同根だったら話が早いのだが…

上記には「『だら』の変化したものか?」とあるのでそれを調べてみよう。

考えてみれば「あほんだら」の「だら」だろうし、北陸方言にも「馬鹿」という意味で「だら」というのがあった気がする。

あほんだら」の語源については「阿呆太郎であるとの説もあるが、近隣地域で見られる同様の罵倒語である「だら」「たくら」が阿呆と結びついたものである可能性がある。

//ja.wikipedia.org/wiki/%E9%98%BF%E5%91%86

あほんだらから「だら」が出来たのかと思ったが、「だら」が先にあって「あほ」と結びついた可能性があるのか。

阿呆太郎あほんだら→だら、という順番の可能性はあるのだろうか。

あんぽんたんは、「阿呆」と愚か者意味の「だらすけ」が複合された、「あほだら」「あほんだら」が、転じた言葉である

阿呆」は「あっぽ」とも言われ、「陀羅助(だらすけ)」という薬(「陀羅尼助」の略)もあったため、「反魂丹(はんごんたん)」や「萬金丹(まんきんたん)」という薬の名から、「安本丹」ともじられた。

//gogen-allguide.com/a/anpontan.html

ええー…愚か者意味の「だらすけ」って何よ、検索しても薬の「陀羅助」しか出てこないけど。

と思ったら、関東方言で「でれすけ」というのがあるらしく、これは明らかに「だらすけ」の転訛なんだよな。

罵倒語「だら」を薬の「陀羅助」に引っ掛けて「だらすけ」と言っていたとか?

それだったらやっぱり「だら」が先にあったということになるのか。謎である

「ばかたれ」について、別のところの説明にはこうある。

「たれ(垂れ)」は「はなたれ小僧」「小便たれ」「ばかたれ」など、名詞について人を軽蔑する意を表わす語としても用いられる、これは、小便や鼻水などきたないものを「垂れている(ぶら下げている)」ことを表わしたとする説、重みでだらりと「垂れ下がる」姿がだらしなく見えるところからとする説などがある。

//nihonjiten.com/data/254124.html

一周して、やっぱり物理的に垂れているところから出発してるんじゃないか

ちなみに「へこたれる」は「凹む+垂れる」が語源だそうなので、前述の「へったくれる」説が正しいなら、この「垂れる」が由来だと言えるかもしれない。

ここで驚愕の新説が登場する。

これについては,実際に何かを「垂れて」いない罵倒語の「たれ」は,平安時代にはやった「たくらだ」という言葉末裔だといわれています

中国古典に「田蔵田」という間抜け動物が登場するのですが,これが日本人の笑いのツボにはまったらしく,後々までバカ=たくらだとい図式が成立します。

//detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321653228

へったくれ」,「ばかたれ」,「ごんたくれ」,「あかんたれ」など,何かを垂れているわけではないにもかかわらず「たくれ」「たれ」という語尾をもっている場合は,ほとんど「たくらだ」の訛りである「たくれ」「たれ」と解釈して差し支えないといわれています

//detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1321653228

これまでとぜんぜん違う説明じゃん!

いやでも実際に「たくらだ」という言葉はあるらしい。

たくらだ【田蔵田】 の意味

ジャコウジカに似た獣で、ジャコウジカを狩るとき、飛び出してきて殺されるという。転じて、自分無関係なことで死んだり傷ついたりするもの。愚かもの。まぬけ。

//dictionary.goo.ne.jp/jn/135982/meaning/m0u/

一人の文殊より三人のたくらだ

//www.jlogos.com/d005/5552362.html

東北方言の「たくら者」「たくらんけ」なども「たくらだ」に由来しているそうな。

これが正しいなら「へったくれ」も合わせてこれが語源ということになる。

ん、そういえば「あほんだら」のところでも罵倒語「たくら」というのがあったな。

それが「たくらだ」由来なんだとしたら、「だら」の語源も「たくらだ」なの?

なんとなく繋がってきたような…。

またはじめに戻って「クナタフレ」説について調べてみよう。

a)黄文王→久奈多夫礼(クナタブレ

史料1】では「多夫礼」のみであるが、下って戊午(12日)条の宣命によれば「久奈多夫礼(クナタブレ)」とある。上記では「改名多夫礼」とあるから、久奈が氏(ウジ)で多夫礼が名と思われる。クナは「頑な」のクナ、タブレ万葉集に「多夫礼多流之許都於吉奈(多夫礼たる醜つ翁)」(巻17、4011)を確認でき、狂っている意と思われる。よって、ここでは「頑なで狂っている者」という姓名に改められたことになる。

//blog.livedoor.jp/jyusanmi/archives/25861005.html

辞書で見ても「たぶれ」は「狂う」という意味となっている。

たぶ・る 【狂る】

気が狂う。

//kobun.weblio.jp/content/%E3%81%9F%E3%81%B6%E3%82%8B

「たぶらかす」なんかも「たぶる」が語源らしい。

最初の『野乃舎随筆』では、「クナタブレ」が「クソタブレ」と勘違いされて「クソタクレ」と訛ってさらに「糞」の対として「屁」を用いて「ヘッタクレ」になった、というような説明がされているが、「たぶれ」が色々なものにくっついて「〜〜狂い」「〜〜馬鹿」みたいな感じで使われているのなら、「糞馬鹿」みたいな感じで「クソタブレ」と言われるのは自然なことのように思う。

この『飲んだくれ』の”だくれ”とはどういった意味なのでしょうか?

実はコレ、、、

だくれは、タクレということばと同義で『愚か(おろか)になる』という意味なのです。

//www.buddhism-j.com/6-27nondakure

でもそうか、最初に挙げられている「剽たくれ」の「たくれ」もこの「たくれ」か。

ということは「剽たくれ」説と「クナタフレ」説は、「剽」と「屁」という字の違いこそあれ、ほとんど同じことを言っているわけだな。

追記:いや「剽たくれ」が「たくらだ」由来の可能性も普通にあるのでここは結論を出すべきではないか

脇道に逸れるけど、「塗りたくる」とかの「たくる」ってのは何なんだろう。

動詞連用形の下に付いて,荒々しく…する,盛んに…するの意を表す。 「塗り-・る」

//www.weblio.jp/content/%E3%81%9F%E3%81%8F%E3%82%8B

これか。

「荒々しい」というのは「狂う」に通じる気もするし、「飲んだくる=盛んに飲む」と解釈するとめちゃくちゃそれっぽいけど、でも「ひったくる=むりやり奪い取る」から「荒々しく」が派生したんだとしたら、「ひったくる」は「引っ手繰る」だし、別語源なのかな。

というわけで「へったくれ」の語源はこんな感じに整理できるのではないか

1. 「たぶれ(狂う)」に由来する罵倒語「たくれ」(剽たくれ・屁たくれ)

2. 「田蔵田」に由来する罵倒語「たくれ」(剽たくれ・屁たくれ)

3. 「垂れる」に由来する罵倒語「たれ」(凹垂れ)

4. 関西弁へちままくれ」「へちまくれ」の変化

2016-04-22

プログラミング。好きだけど、さようなら

追記(2015 5/20)

洋食屋ジョブチェンジを果たしました。

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1年の間、プログラマとして働いていたが、続けていくことが無理だと思い、さようならする話。

プログラマになる前は、コーヒー屋で働いていた。しかし、色々とあり辞め、職業訓練校に通ってプログラミング(php)を学び、60人ほどのソフトウェア開発会社就職した。

会社に入ると、まずC#研修があった。研修と言っても、C#で内製ツールを独りで作るという研修だった。この研修中に「あれ、オレ、プログラム書けねー」と思ったりしたが、研修は終えることができたし、社内の人にも「なかなか良く出来ている」と言ってもらえ、大丈夫だろうと思っていた。

研修が終わり、C#の社内で実際に使われているツールに、機能をいくつか追加する仕事を振られた。前任者にどんな設計になっているのか大雑把に聞き、なんとなくイメージができ、コードを読み始めたのだが、これが全く意味不明で、何のために有るかがわからないクラスが大量にあった。名詞王国だと思った。前任者に、何故このクラスは、この単位で分割されているのか聞くと、「単一責任原則だよ」とか「hogeパターン使うと、後から機能追加しやすいじゃん」というような回答をもらった。納得は出来なかったが、プルリクも承認されて、このツールデプロイされていたので、社内的にも、このコードは、クソコードと言われる物では無いはずだと思ったので、自分プログラムを書き続けていれば、こんな感じの設計に慣れてくるんだろうと思った。モヤモヤは残っていたものの、仕事はしなければいけないので、前任者のコードに習うように、クラスを追加したりして、機能を追加した。プルリクを出すと、設計には何も言われずに、タイポや、テストコードを注意されただけだった。指摘された点を修正すると承認された。振られた仕事は完遂した。が、結局最後まで、モヤモヤは消えなかった。むしろモヤモヤモヤモヤになった。

次に振られた仕事は、内製ツール設計から自分で行い作成する仕事だった。言語Goだった。Goで書いてと言われた時は、以前から自分モヤモヤオブジェクト指向のせいで、モヤモヤしているんじゃないかとも思っていたので、喜んで!という感じであった。が、Goを触ってみると、結局、Go継承の無いオブジェクト指向言語やないかと思った。Goの標準ライブラリinterface名もHogerみたいな感じに接尾辞に-erを持ってくることが慣習らしく、この命名だと、interfaceを満たす構造自身が-erになるので、正にオブジェクトだなぁと思った。巷での「Goオブジェクト指向ではない」というのに期待していたのだが、自分にとっては、とてもオブジェクトしていました。

Goに対する印象は良くなくなったが、ツール設計をしないといけなかったので、Go構造体をC#クラス見立て、前回の前任者のコードのように、単一責任も持つ構造体に(無駄に)分けて、プログラムを書いて、プルリクを出した。自分でクソなコードだと思いながら。だけれどもレビューでは、「errorのチェック忘れ」「標準ライブラリにこの機能ある」「こんな風に書ける」といった感じだった。こんなコードで良いんかよと思ったが、良いらしい。ワケワカメだった。

ここらで、プログラムを書く仕事は、無理だと悟った。現実世界は、自分自然だと思う方法と違う方法で、プログラミングをすることを強要してくる。

ちなみに、仕事ではC#Goを書いていましたが、オブジェクト指向と仲良くなるためにSqueak(Smalltalk)で、オレオレ言語作ってみたりもしましたが、何が嬉しくて、オブジェクト同士のメッセージパッシングプログラムを作るのかわかりませんでした。

Lisp語族言語も触りました。

Clojureは、気持ち良くプログラムを書いていても、Javaが顔を出すところでフラストレーションが溜まってしまって、つらくなりました。

Common Lispは、自分が触った言語の中でも、秀でて良いと思いました。プログラマを辞めても、プログラム書く必要に迫られたらCommon Lispで書こうと思うくらいにです。Land of Lisp楽しいです。あと、CLOS総称関数の考え方が大好きです。

最後に、この投稿は、一種の決別の表明です。いつまでも自分に向いていなかったことに、時間を掛けてしまっている自分との決別です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

自分共感をもった参考リンク

2016-03-30

エスペラントダメだと思うようになった。

自然言語一見不合理な特徴はよく考えると皆全て合理的だった。不規則動詞はよく使う動詞限定されているから、その他の重要ではない動詞から区別やすくなるし、よく使う動詞限定されているから覚える負担も少ない。細かい文法規則情報伝達の冗長性を高める。印欧後の動詞の屈折なんてまさにそうだ。

発音が単純なのも良くない。悪いわけじゃないけど良くもない。人の脳は言語によって変わったりしないから一定時間で伝達される情報量は同じだ。だから発音が単純な言語は速く発音される。英語中国語日本語よりもずっとゆっくりだ。

基本的単語と高級な単語平等なのも良くない。高級な単語は覚えるのが大変だし、使用頻度が少ないから長くなっても構わないから接尾辞接頭辞を多用するのは意味がある。基本的単語でそれをやったらあらゆる単語が長くなってしまう。kolda (cold)がなくてmalvarma (un-warm)というなんて馬鹿馬鹿しいということだ。

語順自由なのもダメだ。ルールが少ないとそれだけ情報伝達の効率が落ちる。自然言語語順自由言語は、他の制約が多いに違いない。ラテン語なんて語順自由だったそうだが、格がたくさんあっただろう。

自然言語は常に新しい話者の獲得と、既存の話者の情報伝達の効率という二つの要求の間の妥協点を目指して最適化され続けている。まさに神の所業で、これを人工的になんかできるわけがない。

2016-01-15

JAVA言語という表記違和感

好きに表記すればいいと思いつつも見ると内心もやもやしてしまう。

やっぱりJava表記してほしい。Java……かっこいいじゃん!

Javaだけだと馴染みのない人もいると思うので似たような例を挙げる。

× SKYPEアプリSkype

× PHOTOSHOPソフトPhotoshop

× YOUTUBEサービスYouTube

この「JAVA言語」という表記が抱えている問題は何か?

大まかには次の二点だと思っている。

大文字

COBOLLISP、ALGOL、FORTRANPL/IAPLBASIC……

大文字名前は古い言語代名詞だ。

今はFORTRANも新しいFORTRANFortranと名乗っているし、BASICBASIC派生Visual Basicなどと名乗っていたりする。

時代に逆行してJavaJAVA表記してしまうとJavaがあたかも古い言語であるかのような印象を与えることになる。

× JAVA1960年代言語ですか?
○ Java ← 今時の言語っぽい!

言語」という接尾辞

Javaはそれ単体でプログラミング言語Javaを指す。

言語」という接尾辞をつけてしまうと二重敬語のようなまわりくどい印象を与えることになる。

Cのようにググラビリティが低いため止むを得ずC言語表記するという場合もあるが、Javaならそういった問題は無い。

コンピュータ関係で他のJavaと衝突していないか?それは大丈夫だ。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%82%b8%e3%83%a3%e3%83%90

本題

今日金曜ロードショー天空の城ラピュタがあるらしい。

Scalaちゃんは今日も「余裕でした(´・_・`)ドヤッ」とツイートするんだろうか。

https://twitter.com/scalachan/status/363317870685462531

2013-03-14

「犬」敬語表現が「ワンちゃん」になっている現状

些細な日本語の乱れをボロクソに叩いている人たちは、なぜこちらを叩かないのか。

ワンちゃん」というのは愛称であり俗語だ。

日常会話の中で「おたくワンちゃん」などと使うならいい。

しかし、ペットショップが客への応対で使うのは明らかにおかしいだろう。

お客様ワンちゃんは――」

ワンちゃんのご相談は是非当店に――」

客を馬鹿にしているのか。

公共機関ですら注意書きに「ワンちゃんの糞はお持ち帰りください」と書いている。

ワンちゃんだぜ。

鳴き声の擬音語接尾辞「ちゃん」だぜ。

どう考えても敬語になっていない。

そんなに丁寧に言いたいなら「お犬様」でいいだろ糞が。

2008-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20081102131605

英語の単語はラテン語の基本単語を100個ぐらい覚えればほとんど推測できるようになる。

そう? 個人的には、ネット上でふつうチャットするくらいなら何も障害ないが、

ラテン語ギリシャ語由来の接頭辞接尾辞で分解できないようなのの語彙が増えないことが壁なんだよな。

2008-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20081015162138

てか、音楽ってパターンの繰り返しが基本なので、そもそも韻じゃない?

てか、日本語って接頭辞接尾辞助詞が好きなので、元々韻じゃない?

てか、歌だけ?

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