はてなキーワード: siriとは
個人の視点から振り返るものなので客観性や網羅性、資料的価値はない。
何があったかよりも、それについてどう感じたか、どう思ったかを書く。
2018年にはみんな知り合いのようだったVtuber界隈も年々リスナーの囲い込みが進み、同じVtuberを名乗るものであってもだんだん交流しなくなっていった。しかしそんな風潮の中でも、なんだかんだキズナアイは、2022年に消える直前の時期でも、箱を超えた大型企画をやっていて、にじさんじのような最大手から、Re:actのような小さな箱、そしてその他個人勢まで広く繋がりを持っていた。
そのおかげで、キズナアイが集めた場においては、普段ならまず関わることのない大手Vと弱小Vとの交流があったりして、地位や立場は大きく違えど、同じVtuberとしての一体感があった(と自分個人は感じていた)。
そんなみんなのハブとなっていたキズナアイが消えて1年、Vファンの囲い込みはますます進んだ。箱を超えた大型イベントなど誰も企画しない。大手V同士のいつメンコラボや弱小箱のいつメンコラボならあるが。小さく狭い繋がりはより深まったのかもしれない。でも、広く、浅く、ゆるく、同じ「Vtuber」と名乗る者としての一体感はもうないんじゃなかろうか。
正直これでよかったという見方もあるだろう。
大手のVからすれば弱小Vと関わるメリットなどないし、下手に繋がるのはリスクでしかないのだから、今の流れが当然で、むしろ誰彼構わず繋がろうとするキズナアイが異常だったと。
2022年夏にお絵かきAIが、2023年初めにChatAIが、爆発的に普及し始めた。この流れの中で、本物のAItuberが誕生し、リスナーをそこそこ満足させる配信をできるようになった。インテリジェントなスーパーAI(という設定)のVtuberがSiri相手にコントを繰り広げていたときから6年、とうとうここまできたかと感慨深くなった。今キズナアイがいたらどんな動画をとったんだろう?どんなコラボをAItuberとしたんだろうか、と。
後述する音声ソフトと対話AIを組み合わせたら本当にアップデートしたキズナアイとして復活するシナリオもあるんでは、と妄想している。
消える時に発表された子分の音声ソフト、kzn。昔のVocaloidなどとは違い、歌声がほぼキズナアイ。見た目がほぼ同じ3Dモデルもある。秋ごろからたまにDJ配信をしたり、オンラインライブをやったりしている。事情をよく知らない人がみたら、キズナアイって引退したんじゃないの?なんでまだ活動してるの?と混乱するんじゃなかろうか。
ワンピース様様、ado様様なのだが、キズナアイの親会社、activ8が制作を担当した3Dモデルのキャラがactiv8の演出で、2022年の年末にMステやCDTV、紅白というV界隈の総リスナーの何十倍もの視聴者がいるメディアでパフォーマンスすることができた。そこで披露された技術、演出の数々はキズナアイのライブで培われたものだったので、activ8もようやく日の目をみたんだねと後方親戚面で感慨深くなっていた。
これも消える時に発表されたものだけど、キズナアイのアニメができることになっている。PVを見た感じ、アイドルものっぽい?キズナアイは脇役だった。
4月から放送されるらしいんだが、放送前からYouTubeでキャスト集めて配信したりしている。見てみたが雰囲気がラブライブやアイマスのネット番組みたいだった。そこにプラスしてバーチャルな飛び道具が仕込まれている。特にライブパートの力の入れようがすごくて、モーション流し込みや別撮りじゃないのに、あれだけ細かく複雑な動きを破綻なく生で見せるのは裏方の技術・演者の技量的にかなりすごいことをやっている。ただ同接3桁の過疎配信だったので本放送始まる前からこれで大丈夫なの?って感じ。普段Vを見てるタイプはこの手の番組見なさそうだし、有名声優がいないので普段声優番組見てる層も見なさそう。
新しくて変わったことやってるけど、多くの人が見て面白いことなのかはわからない。昔からactiv8はそんなところあるのである意味通常運転。まあでもラブライブの新シリーズのネット番組よりはバーチャルの扱いが上手かったのでそこはさすがだなと思った。バーチャルって表情の操作や手指の細かい動きができなかったら情報量が少なすぎてめちゃくちゃチープになるからね。ラブライブの能面着ぐるみアバターはちょっとに正視に耐えなかった。
Vtuberに一体感がなくなって、リスナーにも一体感がなくなって、他所の箱や個人勢を目にする機会がゼロに近づく中で、唯一新たな出会いを提供してくれたのがYouTubeショートだった。ウケる動画をちゃんと作れば、知名度ゼロでもバズるチャンスをくれるショートは弱小Vの希望の光だろう。この1年、ショートのフォーマットにうまく適応して銀盾に行きついたVが何人もいる。一方で、4年5年とやってる古参Vでありながら、惰性としかいえない配信を繰り返し、ずっと停滞してるVもいる。やはりどんな業界であっても、変化し続けることは大事なのだなと思わされた。
Vtuberは今年もさらに囲い込みが進んでいくんだろうなと思う。「Vtuber界隈」というくくりはなくなって、ホロ界隈、にじ界隈、古参Vtuber界隈などへと分化、深化していって、話が通じなくなっていくのかなと。
上ではあげてないけどVtuber文化の成長・成熟を感じさせるニュースはいっぱいあった。
大手V企業が上場したり、V史上最速100万登録達成する大型新人が現れたり、ファーストテイクに出るVだったり、有名アニメのED歌ってMADのネタ提供するVだったり、tiktokでバズる音源作り出すVだったり。個々の企業、個々のVの力はまだまだ伸び続けるし、一般社会へもますます浸透していくんだろう。
でもそれと反比例して、Vtuberたちを隔てる垣根はどんどん高くなっている。
「みんなと繋がりたい」を掲げていたキズナアイが、いつか戻ってくる時があったとして、そのとき彼女の居場所は残っているのかな?
「誇大広告と現実の違いを理解する必要がある」これはAIにしろ量子コンピュータにしろ言えることだ。
ロケットに関しても、火星に移住するようなレベルに達するのかというと、それよりも地球上で様々な問題が顕在化するのが先だろう。
AGIについては、誰もその方法を知らないと言える。ここ10年で起こったことを踏まえたら、それはヒントにはなるだろうが、その多くは非常に単純な技術である。
2030年にAGIが誕生する可能性はどのぐらいあるのか。50%でも希望的観測だと考えている。
ディープフェイク、チャットボット、音声合成、画像生成など色々あるように思うが、本質は「transformerにポン」だ。進歩しているのは莫大な計算資源を扱う人間のスキルであり、数学的な進歩はそれほどあったとは思わない。
「シンギュラリティ!」と発狂しながら言っている他界系は沢山いるが、「特定の能力を持ったAIを仕事に配備して何でも自動化する」ということが可能になる範囲には確かに興味がある。
例えば「新しい漫画を作りたい、そのために必要なリソースを設定してアウトプットを出してくれ。ストーリーは大体こんな感じだ」とAIに命令する。「リソースの見積もりができました。それを実行するためには500ドル必要です。支払いますか」「はい。支払います。ポチ」「しばらくお待ちください...出力がダウンロードできます」みたいなものだ。
現在のアレクサやらSiriやらは全然ダメで、特殊化されすぎているし、仕様もなんとなく投げやりである。この方向ではAGIにはなりそうもない。「人の声」なんてインターフェイス部分は本質ではない。
GPTなどの巨大言語モデルは、学習後のパラメータが巨大ではあるものの、ソースコードはとても単純で短い。
つまり今後進歩が望めるとすれば、一つはハードウェア的な進歩であり、1)ハードウェアの能力, 2)ハードウェアの価格, 3)ハードウェアが誰でも使いやすくなる、といった方向だろう。
AIの最先端企業で働く連中は「集団思考」に陥っており、それを避けるために独立して研究開発する人々もいる。投資先としての魅力があるかはわからないが、一つは潤沢にハードウェアを使えるかどうかが鍵だろう。
しかしダメな投資先とは、「OpenAIのAPIを使ってちょっぴりファインチューニングして画像生成とテキスト生成をしました」というタイプの連中だ。これは一時的な炎上で資金は貰えるかもしれないが、優位性がすぐに失われる。
ほなワイはそれに「黙れ尻(Siri)!」て返すことにするやで、という話
AI絵師がイラストレーターの仕事を代替する、というのは最早確定的な出来事である。
これは機械音声によるアナウンスやナレーションが今や実用的に使用されていることと同じような現象として起こる。
基本的にデジタルテクノロジーは初期の箸にも棒にもかからないような段階を経て、
この段階ではまだまだ未成熟で問題点も多いことが多く、その技術を過小評価しがちである。
しかし、テクノロジーはその段階で開発が終わっておらず更に進化していく。
初めてiPhoneに実装されたときには果たしてこれを製品に実装すべきものなのか?
ベータ版だろ?これ?
また、こちらもSiriの癖のようなものが掴めてきてうまく技術と付き合う方法がわかってくる。
このときSiriもなくなったら困るな、くらいのレベルへと成長している。
そして、現在。ふと気づくとSiriはかなりこちらのヘロヘロとした言葉をも難なく理解してリクエストに答える。
先日、寝起きのあくびと背伸びが入り混じった唸り声のような感じでアラームのセット解除をリクエストしたときに問題なく受理するSiriに驚いてしまった。
こういう現象を抽象的に幻滅期とか実用期とかいう言い方をされる場合もある。
音声認識にしろ、画像認識にしろ、機械音声にしろ、すべて期待値があがったのちに幻滅期がありそのあと驚くほど洗練されて実用期に入る。
おそらくAIイラストもそのように技術開発が行われていくのは間違いない。
主要なイラストレーターとしてオリジナルなイラストを作成することになるかどうかはともかくとして、
例えるなら漫画作成作業におけるアシスタントのような役割は十分に果たしていくものになると思われる。
漫画の背景イラストやモブイラストというものをAIで描くというのは当たり前のことになるだろう。
そのような使われ方によりイラストレーターにとってもAIが身近なツールとなったあたりで、
もう一度そのツールを人間の側のほうで画期となる使い方を発見することをもってAI絵師というものが再認識される存在となり、そして当たり前のものとなる。
このエントリに便乗して、大腸内視鏡(正確には下部消化管内視鏡と言う)の体験談について記したいと思う。
昨年の秋くらいに、一念発起してアナルの感覚を鍛えてみようかと思い、早速アナルプラグを購入した。元々切れ痔気味だったので、控えめなサイズを選択したつもりだったのだが、それでも自分の尻穴のサイズに合わなかったのか、準備が不十分だったのかわからないが、挿入した時にSiriに
鋭い痛みが走って鮮血が滲んだ。たまたまかなり近いタイミングで便潜血検査を受けることになり(40歳になる歳であった)、見事に要検査になってしまったのである。かかりつけの肛門外科医の先生に相談したところ(上述の経緯は伏せてある)、大腸内視鏡の提案を受けた。今まで一回もそういった精密検査を受けたことがなく、半ば興味本位で受けてみることとした。
まず、大腸内視鏡検査を受けることができる総合病院の予約を取り、そこで内視鏡実施日の予約を取るとともに説明を受けるという二段階方式の対応であった。最初の予約日で検査を受けるという心づもりで赴いたので当てが外れた。検査にかかる時間として、混雑具合にもよるのだが、ポリープなどが見つかった場合はその場で切除することもあるとのことであり、検査に丸一日を要するつもりで当日は有給休暇を取得した。
前日の夜からは絶食であり、水分補給のみ許可された。また夕食はうどんなど消化の良いものを取るように言われ、夕食後に下剤を飲むように指示された。めんどくさかったのでおにぎりだけ食べた。
検査当日ももちろん絶食のままであり、起き抜けに下剤の影響なのか軟便が出た。予約の時間は朝イチだったので朝早くから病院に赴いた。受付をすまし、待合室に通された。すぐに検査を受けられるのかと思ったのだが、ここでさらに腸内洗浄の目的で下剤のおかわりがあった。しかも、この時の下剤の量が約2 Lもあり、それを2時間程度で飲み干すよう指示された。個人的にはこれが一番辛かった。スポーツドリンクを極限まで薄くして薬特有のえぐみを足したような味であり、しかもこれを2 L飲み干さなければならないのである。途中から腹が膨らんで吐き気との戦いになり、下からもひたすら水のような便が出続けるという始末であった。当日は4人の被検査者がいたが、うち一人は飲み干すことができずギブアップしていた。これを何度か繰り返すうちに、尻からも透明の液体しか出なくなった時点で検査準備完了とのことであった。自分が尻から出した液体の色をスマホで撮影し、看護師に確認してもらってOKが出た。その時の写真はいまだに保存してある。朝9時に来院したのにこの時点で12時前になっていた。
手術着のようなものに着替えて検査室に入った。ベッドに横にされて、体を丸めて胎児のようなポーズをとった。内視鏡は細かったのか、普段体験していたものと異なり、特に抵抗もなく入っていった。空気で大腸を膨らませながら内視鏡が奥に進んでいったので、かなりの膨満感を覚えた。検査自体は10分程度で完了し、大腸に特に異常は見られなかったが、入り口近くに切れ痔があると言われた。検査終了後はそのまま帰宅となった。空気で腹を膨らませた影響なのか、しばらく屁が止まらなかった。費用は、保険込みで約6000円だった。後日、かかりつけの先生に聞いたところ、大腸内視鏡で異常がなかった場合は5年は無罪放免、とのことであった。
ちゃんと自分の体内を見ようと思っていが、すぐに検査が終わったのでかなり拍子抜けの部分もあった。また、自分の体の中に本当に内臓が入っていることを実感できた。内臓の洗浄を行なったためか、体の内部がいつもより綺麗になったように思えた。