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2018-01-26

許さん

リトルウィッチアカデミア、私は好きだ。

サラッと話に出してきて批判するとか許さん。

キャラ可愛いし、何が悪いんだ…

オープニング曲も最高だったし

ほんと良いアニメだったのに・・・

anond:20180125105759

2018-01-25

ダーリン・イン・ザ・フランキスが酷い

作画監督向きの人が監督をやる不幸

トリガー監督やるようになった今石と錦織は、樋口真嗣と同じで、人の手足となった時に有能なタイプの人だと思う。

彼等の中には監督として…つまり作品全体の統括としてこれを作り出したい!というほどの作家性はない。

「こういう作画が好き」とか「こういうシーンが好き」とかいうのがあるだけだ。


錦織の新作アニメダーリン・イン・ザ・フランキス(以下フランキス)』は酷い。庵野や鶴巻の影を追い掛けているだけで当人の中に何もない。

「何もない」ってかつてエヴァを当てた時の庵野宮崎駿に言われてたことだが、庵野はどう小さく見積もっても色んな引用に埋もれずにお話ドラマ構成することは出来ていた。

錦織はそれも出来ていない。『フランキス』は、「エヴァ意識している」といえば言い方がきれいだが、エヴァの展開をバラバラに切りとってパッチワークしてるような酷さがある。ドラマとして成立していない。


フランキス』1話は庵野作品鶴巻作品モチーフを散りばめつつ「逃避的な態度だった主人公ヒロが戦いの決意をして敵を倒すまで」の話だが、このシンプルな指針に対する話の構成無茶苦茶だ。

エヴァシンジは3度戦いから逃避しようとしたが、それぞれに逃避理由と翻意理由がしっかりと描写されていた。

(1回目)

  突然命張れって言われて怖いし言ってる親父ががむかつくので逃避→

   包帯だらけの見知らぬ女の子パイロットとして運ばれてきて見捨てられなくなる

(2回目)

  変なおばさん達が偉そうなわりに作戦無茶苦茶で怖いしむかつくから逃避→

   おばさん1号が駅まで引き止めに来たのでまあもう少しいてやるわとなる

(3回目)

  信じかけた親父もおばさん達もやっぱクソだったのでむかついて逃避→

   NERVの人間達のことを知ってしまったので苦戦の内情察して見捨てられなくなる


だが『フランキス』1話はこういう整理がまったく出来ていない。というか、どうもこのエヴァシンジの逃避の1回目から3回目をごたくそに混ぜて筋書きを作っているのだ。


ダーリン・イン・ザ・フランキス』1話あらすじ

何らかの挫折示唆しながら1人森の中でウジウジとポエム読んでた主人公ヒロは偶然出会った羞恥心のない全裸美少女一方的に粉をかけられ(これがまた何のオリジナリティもないエヴァマリまんまみたいな粉掛けで、戸松の声までなんだか坂本真綾に寄っている)たあと、組織人間に同行されながら田舎行きの交通手段に乗るか乗らないかやってたら同じ立場小清水亜美声の女に「ヒロは諦めんなよ!」とハッパ掛けられてボーっとした顔で見送ったら直後に小清水の乗る列車みたいなもの怪獣によって撃墜、突如始まる怪獣VSロボの大決戦からキルラキルみたいなリアリティラインの低いアクションで逃げ惑っていたら目の前に血塗れのオッサンがドサーッ!

実はオッサン美少女と一緒にロボに乗って戦うパイロットで、たったいまロボが怪獣ノックダウンされると同時にちょうど避難ダッシュ中のヒロの目の前に排出されたのでした。ドサーッ!(アホか?)

小清水の死にもオッサンの死にもさして心の動いた様子を見せないサイコパスのヒロくん(まあ展開が強引過ぎて冷める気持ちはわかる。「この筋書きはないわー」と思ってたのかもしれない。)、ロボから降りてきた流血美少女を助けなきゃと発奮してオッサンの代わりの共同操縦者に志願、流血美少女とヒロが操縦するロボは見事に怪獣を倒しました。まで。


話が成り立ってない

1話だから当然だが、主人公ヒロのウジウジの背景にどういう葛藤があるのか、まだ積み重ねも説明もない。だからそんなとこを1話の中心に据えられても困るのだ。同じく何の積み重ねもない小清水勝手に喋って盛り上がってたが、こんなのはもっと話数の進んだ所でやるべき展開だ。


ヒロは元々ロボ操縦の為に選ばれた特別子供だったが、その操縦の素質が謎の理由で失われてしまって現在落ち込んでいる、までは説明されている。ならヒロに足りないのはやる気や勇気ではない。流血美少女を見て「やるぞ!」がクライマックスになるのはおかしい。

エヴァシンジが包帯に血を滲ませた綾波を見て乗る気になるクライマックスとはそこまで話の構造全然違うのに、表面だけなぞっているのでドラマが変なことになっている。


シンジエヴァを操縦する能力はあるのだ。「親父の態度が引っ掛かる」とか、「訓練もせず戦闘ロボ乗れってこのおばさんもやべえ」とか、「こいつらの『乗れるって』を信じていいのかよ」とか、そういうところで搭乗をためらってただけだ。だから傷付いた少女を見て乗り込むクライマックスドラマとして正しい。自分都合の引っ掛かりより義侠心を優先したのだ。(その後のシリーズの展開はそんな熱いものではないが…)


一方ヒロは、ロボを操縦する能力がないのだ。体制に従ってるし、訓練はしてきたし、環境に疑問持ってない。やる気はあるのに不能なのだ。だから傷付いた少女を見ても(ついでにオッサン小清水の死を見ても)、発奮したってどうにもならない。ヒロの抱える問題はやる気とか自信の問題として描かれてないのだから


話の構成のそういう論理的なチェックも出来ない人間が、エヴァトップ2やフリクリの影を追いながらしっちゃかめっちゃか脚本構成アニメを作ってしまっている。みんなはエヴァエヴァというが、自分トップ2の影のほうを強く感じる。今石は露骨だったが錦織も鶴巻フォロワーとしてしか監督体裁を維持出来ない人だ。つまり独自に言いたいことやイメージなどあんまないのだ。


監督になりたい人はいないのかな

リトルウィッチアカデミアもボンヤリしたアニメに終わった。

設定やキャラクターであれだけワクワクさせてくれて、作画も良質であったにも関わらずだ。

超かっこいい絵を描くアニメーターイラストレーターである吉成曜監督作品だ。

見事に「絵やデザインはかっこいいんだけどね…」という作品になった。


不敬ながら、 吉成曜ですらも監督向きではなく監督の手足となって絵やデザイン担当する時真価を発揮する人だったということだ。「だった」というか、やる前から多分そうだろうなという予感は多いにあった。

やはり作画監督監督をしたアニメ映画はつまんねえ。これは動かしがたい事実だ。

ペイしてるならどんどんやったらいいんだけどさ。

ちゃんと監督指向監督向きの人材監督したアニメ映画もっと見たい。

餅は餅屋という凡庸結論で終わる。


御反応に追記

msdbkm ヒロに何があったのかはまだ描かれてないだけでこれから描かれるのかと思ったのですけどそれじゃだめなのかしら。エヴァでいうならシンジくんと父さんの間に昔なにがあったんだろうくらいの引っかかりかと。 2018冬アニメ まだ1話しか見てない

2018/01/25 リンク Add Star

そういうこと言ってんじゃねーよ!

通じないなあ。


エヴァ1話では仰るとおり、シンジ父親過去は明かされてませんし、おばさん達の本格的な頭のおかしさも開示されてません。情報がまだまだ少ない。でもそれは欠陥では無いんです。なぜか?

1話のドラマ必要な分の情報は出てるからですよ。逆に言えば1話の段階で明かせる情報に見合ったクライマックスを作っているんです。


「親父と軋轢がある」「おばさん達が頭おかしい」というざっくりの提示で、「でも目の前のこの女の子を見捨てらんねえ!」とちゃんと葛藤が成立し→打破が成り立ってるわけですよ。ざっくりと「こういう子が目の前に転がってきたら自分の中のムカつきや疑念や戸惑いはいったん脇に置くんだ」という話なんです。無駄も不足もない。



それとフランキス1話を比べてください。小清水とのあーだこーだはエヴァでいう4話ぐらいのことをやってるわけですよ。その積み上げはまだないでしょう?なのにやってる。だから無駄な話であり、不足してるんです。

友達である小清水が目の前でガーンと撃墜されて生死不明なっちゃうのはエヴァの17話とかのことですよ。当然、フランキスには小清水が生死不明の大怪我を負うことで視聴者ちゃんと衝撃を得られるための積み重ねもないですよね?だから無駄な話であり、不足してるんです。

小清水が半泣きでハッパかけたあと半死半生になったのに見てて視聴者は何も感じ取れなかったでしょう?表面的に真似をした表面的に派手なことやってるだけで、構造理解してないからです。意味もわから庵野や鶴巻の作品パッチワークしてるだけで、そのシーンの狙いやシーンが成り立つ要件をわかってないのです。増して自分なりに再構築なんか少しもしてない。これは総監督の器じゃありません。


追記2

operator “「逃避的な態度だった主人公ヒロが戦いの決意をして敵を倒すまで」の話だが” ←この認識が間違ってるんじゃ?主人公ヒロは子供の頃から闘うために養成されたけど、戦うことができずに困ってただろう?

2018/01/26

まず”子供の頃から闘うために養成されたけど”の部分、本文中に書いてるよね?

「逃避的な態度」について、能力と自信を喪失して仲間から離れて一人で森でポエム読んでる、パイロット立場終われることを納得してないのに全力で抵抗するでもない、小清水に何言われても反応が鈍い、これが逃避的な態度。

あなたは「逃避的な態度」をわかりやすく「怖い!戦いたくない!」って泣き叫ぶ態度のことぐらいに思ったのだろうけどそれは言葉レンジが狭いだけだと思う。

もっと言えば、ちゃんと読んだらこの文の「逃避的な態度」が何を指してるのかは悟れたはずで、

批評の衝突というよりあなた国語的な問題

40点

keytrackerkeytracker 703は病院搬送されて生きてると言われている(本当かはわからない)子供達はパイロット適性がないとお払い箱になる事が読み取れる。これが016が1話で諦めてる原因。これを読み取れないでアニメ偉そうに評価するな

2018/01/25

ナオミが生きてるのぐらい知ってるよ。

小清水死すって言いたかっただけや。

これもちゃんと読んだら「半死半生」って書いてあるのを見落とさなかった筈。

オッサンも多分生きてはいるだろう。


子供たちがパイロット適性ないとお払い箱になるのは視聴者みんなわかってるとこだよ。

エヴァでもそうだしましてトップトップ2って言ってる人間がわかってないわけないじゃない。


お払い箱の話もそうだが、ナオミが生きてるって情報にいたっては暗喩とかではなく直に出てくる情報なので

それを「ぼくは読み取れた」「こいつは読み取れてないんだ」ってマウンティング材料になると考えたのはちょっとなんでそう思い込んだのかすら不明だが、かなり甘い。

君はアニメの読み取り能力より前に日本語を読み取れるようになれ。そっちのほうが基本だ。

35点


ogawa0071 増田何歳なのかな。95年生まれ自分からすると現代若者の心情を丁寧に描いてるように見える。小清水とオッサンの死には心動かされないけど、不能自分に狭い世界の外側を教えてくれる存在だけに惹かれるんだよ。

2018/01/26

なるほど。

こういう反論にはちょっと「そうなのか」以外の言葉がない。こういう反論が読めると書いた甲斐がある。

ただ、そうすると小清水とオッサン死ぬ(死んでねえ、とかいちいち断らないと冗談がわからず文全体を読み通せない国語の苦手な子達がマウント取れると思って興奮してしまうから面倒だ)必要なくね?閉塞やゼロツーの魅力の片鱗をもっと描くべきような気はする。

80点

wdnsdy "小清水が(中略)半死半生になったのに見てて視聴者は何も感じ取れなかったでしょう?"主人公の心情に添うならそこは何も感じなくていいシーンでは?主人公自分の進退が最優先で彼女の生死には頓着してないし

2018/01/26

上と同じ答えになるが、それならここで小清水あんな風にやる必要なくない?

幼馴染っぽい少女が涙ながらになんかを訴えたあとあっけなく目前で死す、というイベント

おおまかに主人公に深い衝撃を与える」か「たいして衝撃も受けないサイコ主人公」かを導く訳で

ヒロは別にサイコとか極度の心身耗弱というわけでもないのに鈍い反応で流す。

あれはヒロのキャラクターが示されてるというよりは脚本効果的になってないだけなように思える

70点

minatonet リトルウィッチアカデミア面白かったよ ドラマ

2018/01/25

趣味の差だな。すまんな。

正直つまんなかったけどフランキスほど「ここがダメ」って感じじゃないんだよな

不思議感覚だった

60点

yasutaikei ジブリかめっちゃ嫌ってそうなタイプ

2018/01/26

は?え?

ジブリの話がガバガバだと?

…駿が老いからのは結構ふわふわっとはしてるな。

猛然と反論しようと仕掛けてまあいいのか、ってなった

でも駿の映画は嫌いじゃないです。マロ映画は見る気もしません。

65点

rag_en 増田の低リテラシーが原因なのに、監督のせいにさせられてるのはさすがに不憫。 増田 アニメ

2018/01/25

具体性皆無で反論になってないし再反論不能

0点


unlostable 今石も錦織監督として十分実績ありますけど?打率10割の人間は居ないってだけ。

2018/01/25

から言ってるじゃん。ペイしてるならいくらでもやればいいと。商業的にペイしてるなら実績として認めるに吝かでないよ。

ここでは商売ではなく作品の話をしている。

商売としてはフランキスはいけると思うよ。

50点

homarara これ多分、ほぼ全滅エンドだと思う。2話までのノリとしては、スーパーロボットものよりデスゲームものに近い。

2018/01/25

パニクったゾロメのバスター岩石落としから全滅するんやろなあ


「お前エヴァ好きすぎ」系の突っ込み

きじゃねーよ。

フランキスエヴァエヴァって言われてる(それ意外にも色んな引用がある)

・同じように引用まみれ作品である

という点で比較やすかったか比較しただけ。

俺の文章のどこからエヴァへの情熱が読み取れるんだ。

このへんは失礼だけどほんとに国語力の問題だと思う。

エヴァを引き合いに説明する→エヴァについての言及文字量が多くなる→こいつはエヴァが好きなんだ!

アホかと。

何かを勘繰るにしてももちょっと脳を使ってくれ。

ついでに言えば今回引き合いにしたエヴァ1話がさして巧みな構成だとは思わない。

単にフランキス1話がそれに及ばないと言うだけ。

また、エヴァは完全に腐ってるので庵野の余生はシンゴジラ2やナウシカ2に費やして欲しい。

hatorix そんなにエヴァが良いならダリフラやってる時間エヴァ見てろよ

2018/01/26

番頭悪げなの引用するけど、だいたいこのレベルじゃん。

エヴァ1話はフランキス1話よりずっとまとも」と「エヴァが大好き」は全然違うこと。

こんなことから説明しないとあかんのか?

wosamu エヴァとダーフリ、見る順番が逆だとエヴァ罵倒してそう。

2018/01/26

どっちの雰囲気デザインが好き、とかに影響されない部分だけを語ったつもりなんだがこれだもん。

疲れるわー。

j080046 ロボットアニメ見てエヴァがどーたら連呼する人は(あ、この人エヴァしかロボットアニメ知らないんだ…)としか思わない

2018/01/26

ロボットからにている」なんて話をどこでした?一ミリもしてねえ。

文盲以前だ。死んでくれ。


「お前はスタドラを見ていない」系の突っ込み

仰るとおり見てませんん。

なんかキツくて切ってしまった。


「こんなアニメにマジになっちゃってどうするの」系

Coolions 2話見る限りどストレート下ネタアニメなのでダイミダラーとか下セカみたいな感じで笑いながら見ればいいと思う

2018/01/26

そうかもね。

こう言われるのが1番キツいわ。

70点。


さめぱ @samepacola

13時間13時間

その他

週末暇で死にそうになったらこれの反証記事書きたい。

読みたいから頼むぞ


久々の追記

rag_en 全然関係ない話題同士だけど、追記がhttps://anond.hatelabo.jp/20180125105759の追記に似てるな、と思った。

http://b.hatena.ne.jp/entry/356216794/comment/rag_en

読んでみたけど、

「追記の形でブコメに再反論する」以外何も似てなくねーか?

「象と牛は似ている!どっちも尻尾で虫を叩く!」ぐらいの大発見な感じ

しかも虫を尻尾で叩くのはそれほど不思議な動きでも希少な動きでもなくね?っていう


ついでに言うと自分はその人と違って非表示にしてるidなんか一個もない

ちゃんと読んだ上であーだこーだいうのが好きだから

良い意見には良い意見ですねというし、バカ意見にはバカですねという

その際にちゃんと理由説明を添えるから不満があれば更に反論してくれればいい

非表示してやったバーカバーカ」というレベルの言い合いと一緒にされるのは少々心外だ


natukusa 増田はブーブー言いながらもダリフラはこれまでみれてて、スタドラはきつくてみれないって「趣味の違い」を感じる。自分はスタドラ好きだが、増田と違う視点ダリフラきつくて、まだ見れてるけどこの先わからん

2018/02/01

ごめん

正直スタドラは真価とかわからんうちに食わず嫌いで切ったか

自分意見として「あれはダメ」とか言うつもりはないしその資格もない


ボンズコヤマシゲトって時点で嫌だったんだ

あとキャラデザあいつがかなり強烈に嫌い 絵も仕事への取り組みも

これは好き嫌いであって優劣の話じゃないしスタドラに罪はない

2009-05-07

私の愛した大槍葦人は死んだ

http://anond.hatelabo.jp/20090219220621

上の記事では大槍が技巧派の例として挙げられている。俺もかつて大槍の絵に魅了された者の一人だ。2004年頃までの彼は神がかっていたと言ってもいい。だが2005年から彼は迷走し始めてしまった。姉歯偽装マンションで損失を被ったことの影響を云々するのは下種の勘ぐりでしかない。しかしその時期から「大衆」受けを狙った画風に意識的に手を出すようになる。2005年、ロマQでピンク髪を解禁。2006年リトルウィッチファンディスク発表。ここで白詰の追加シナリオを挿入したことにより、2003年時点(白詰オリジナル)との絵柄の差がファンの目に明らかになった。以後、少しずつだが確実に画風を修正しつづけ現在に至る。

変化はおよそ以下の4点にまとめることができよう。

感情の平板化

かつて大槍の描く少女は物憂げな眼差しを特徴としたが、2005年以降は急速に明るくなっていく。グラビア写真のように屈託なく微笑む構図が多用され、また漫符に代表されるように「軽い」感情表現が増えていく。憎悪や嘲笑、虚無感といった振幅の大きい感情はネタとして戯画的に表現されるか、排除される傾向にある。

体形の洋ナシ化

触れたら折れそうに細い手足と胴、手のひらに収まるほど小さい尻、というのが大槍の基本スタンスであった。このフレームを非ペド層にも受けようと成人女性への拡張を図った結果、俺が洋ナシと呼ぶところの肉体表現ができあがった。細い肩や胸囲は変わらないまま、骨盤を大きくし、それを起伏のないなめらかな曲線でつなげる。頭部は大きく、手足は細く小さく。四つんばいになったところはちょうど、盆に供える割り箸を刺したナスの馬に似ている。この肉体表現を少女に対しても逆輸入することで、古参ファンを絶望させたことで名高いメタボ透花が作られるに至った。

異貌の頭部

元々大槍絵は「脳勃起」と言われるほど、頭部に占める顔面の割合が小さい。頭部輪郭線の下半分に口から眉までが収まっている。これは幼児を描くときに多くの画家が利用する表現だが、大槍の場合は成人にも適用される。また横顔を描いたときに耳が中心ではなく前寄りになる(この結果、額から後頭部が顔に対して非常に大きくなる)。近年はこの傾向が進み、頭部のおよそ下五分の二に顔が描かれるようになりつつある。またこれと並行して目の巨大化がはかられた。耳や顎のラインにはあまり変化がないため、まなじりと耳が接し、もみあげは介在する余地がない。

明るい色彩

少女衣装に顕著に見られる変化である。従来の大槍は基本色に白無地を据え、そこに濃く暗い色をかぶせていくことを旨としていた。近年はピンクや水色、黄といった華やかな色を地にすえることが多い。桃白ボーダー、黒地水色水玉など派手な柄が登場することもある。ピンク髪は上述の通り2005年に解禁されたが、その後に青・赤・紫と何でもありになりつつある。このぶんだと近い将来には緑も加わることだろう。家具などの小道具大道具も、以前はアンティークを強く意識した陰影と重厚感の表現が見られたが、現在はむしろ清潔感・現代性を前面に出しているように思われる。総体として絵全体の彩度明度が高い。

小結

以上のような変化のため、現在の大槍絵は残念ながらもはや俺の好みから外れつつある。もっとも当の大槍にしてみれば、総数としての支持者の数が増えれば成功であって、俺のような人間が去る代わりに同数以上の新規ファンが入ってくれば良い。この画風改革が間断なく続いているという事実は、新しい傾向を支持する者が多いことを示唆する。俺涙目。まあいいさ次行こう次。

 
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