「領主」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 領主とは

2014-02-26

http://anond.hatelabo.jp/20140226132520

そうなんだけど、体制的には一地方領主に過ぎないからね。

諸国を納める皇帝大王にあたる将軍の下の身分だと思うんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20140226120429

どう考えても大王皇帝大統領に比べて大名が格下。

大王皇帝大統領組織最上位者(といってもいいものか……)であるけど、大名は支社長系列会社社長みたいなもんだからな。

と書いて気付いた。

江戸幕府が開かれる以前は、大名も一本どっこの独立統治者でした。まあ、無数に同等の存在がいるので他と格差はいなめない。

領主イカ・知事イカ・男爵イカとかなら……

2014-01-01

女性差別支配階級の風習

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20140101/1388543317

農村のことをまったく知らないのかと思ったら、後半で出て来て驚いた。

農村では女性は立派な労働力であったし、男性に所有されていたわけではない。昔はほとんどの人が稲作農民。稲作では、田植えも草取りも稲刈り女性にできる。田起こしは力が要るかもしれないが、畜力利用が可能。まあ、男性女性もともに領主なりに所有されていたわけで自由だったわけじゃないけどな。

そういう状況だから、夜ばいなどの風習もあり得たわけだよ。

2013-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20131220211508

お前が喧嘩越しで汚い言葉を使ってるんだろ。それに相応に返してるだけだが。俺の言ってる内容は基本的なことでしかないし。

なるほど、長く続く大国家の起源部族連合のようなものであるケースも割とあるよ?

戦国期の地方領主を束ねて天下統一、みたいなことをやるときには便利な形態からね。

でも、それで終わってしまうのでは脆弱国家しかならないんだよ。

国家統一がなったときには、地縁血縁の束による統治形態の「解体」が始まるんだ。

地方領主土地を所有させ、世襲相続させて、その地縁血縁による統治を行う、という形態から中央から任命した官吏中央の部分としての任地を統治させるという形態に移行しなければならない。

そのためには、建国の際に功績の大きかったものであっても徐々に失脚させ、潰していかなければならない。強固な地縁血縁による地方支配は、盤石な国家を築く上では不安要因でしかないんだよ。

北海道を治める俺がなんで沖縄の問題のために費用負担しなきゃいけないんだよ、みたいなことを必ず言い出すの、地方領主は。当たり前だ。彼の所領とは関係のない話なんだから

から国家の体裁が整い、これからは一つの国としてやっていきますよ、となったその時に、必ず、今までやってきた地縁血縁の束による統治システムは否定されるんだ。国家国民というフィクションをそこから始めるんだよ。文化への手入れとか、それこそ国民教育によって。

「我々国民」「我々日本人」というのはそうやって生み出されるフィクションだ。フィクションという言葉が悪ければ、そういう人工的な思想だ。いい悪いの意味じゃなく、事実の問題として。

2013-10-07

はてなダイアリーからはてなブログになったわけは?!

ミ社の事例から考えてみた。

はるか昔のニ社の事例でもいい。

どちらもずっと同じコミュニティを維持しようとして自壊していった。

他の移転先ができたともいえるけれども、それぞれ自らの領地の中に新天地がつくれなかったことは確かだ。

参加しているメンバー新陳代謝ってことなのではないだろうか。

クラス替えとか転勤とか、そういう類のもの強制的に発動させる。

不正の温床となる人間関係やしがらみを取り払う。

これまで貯めた経験値や有利な武器リセットする。

そんな目的もあったんではないかと思う。

古参ユーザーにしてみてはたまったものではないが、旧はてな村が行き詰ってきたら、新はてな村を開拓する。

はてな荘園領主としてみれば、当然のことのように思える。

ミ社も二社も第二ミなんとかとか新ニなんたらをつくれば良かったのではないか

新しいほうでは、コミュニティとか会議室を新しく移住したメンバーで再構築する。

そんなリストラクチャリングが求められていたのではないだろうか。

は社が、古参にも新参にとっても最善の策のひとつを選択してくれたこと感謝したい。

2013-09-23

なぜフランス革命は分かりにくいのか

フランス革命は、平民(第三身分)が旧体制を打破した革命である

のように説明されることがあります。この説明は間違っているわけではありませんが、「平民」という均質な集団一丸となって何かをしたかのような誤解を与える点で、フランス革命の内容を分かりにくくもしています

平民(第三身分)は、農民都市の下層住民を総称した民衆と、民衆よりも裕福な中間層であるブルジョワからなります(職人を雇わず家族だけで仕事をしている親方や店主ぐらいが下層のブルジョワ民衆との境界層です)。しかブルジョワ民衆意識の上でも利害的にもあまり仲がよくありません。

ブルジョワ民衆は協力関係にあるよりもむしろ敵対しており、それぞれ自律的に行動していたととらえる方が、フランス革命の動向が分かりやすくなります

実際にフランス革命の流れを追ってみます

革命が始まるまで

普通フランス革命の期間は、バスティーユが襲撃される1789年7月からロベスピエールが処刑され恐怖政治が終わる1794年7月までの5年間、またはナポレオン総裁政府軍事クーデターで倒す1799年11月までの10年間とされます

しかしその当時フランス社会構造がどのようなものフランス革命が始まるまでどのような進展があったを知っていた方が、フランス革命の推移もわかりやすくなります

わかりやすくなるのですが、ここではバッサリはぶきますブルジョワ民衆がそれぞれ自律的な勢力であるという複合革命論の考え方を前提にして書かれた

などを読んでみてください。

またもっと伝統的な、革命の精神を称揚するタイプの解説として

があります。こちらのタイプの説明の方が分かりやすいという人もいるでしょう。

革命の始まり(1789年 5月~10月)

(ヴェルサイユで開かれた全国三部会は、第三身分強硬姿勢により憲法制定の議会に変身し、バスティーユ襲撃後の国内混乱を利用し封建的特権の廃止に至ります)

1789年5月5日ヴェルサイユ(パリから約25キロ)で始まった全国三部会は、採決形式でもめ審議に入らないまま紛糾します。第三身分強硬姿勢を崩さず、特権身分の中にも第三身分への同調者が出たこともあり、7月9日に憲法制定国民会議として再出発します。

しか7月11日に第三身分に融和的な財務長官ネッケルが罷免され、これがパリが伝わるとパリ市民は王の軍事行動が近いと恐れ、自衛のための食料調達武器調達に動き、焼き討ちや略奪が発生します。富裕市民政府軍隊への対抗と秩序維持のため常設委員会を設置し民兵組織します。

7月14日にはバスティーユの要塞に武器の引き渡しを求めて民衆殺到し、バスティーユ内で交渉が続くさなか襲撃が始まりバスティーユは陥落します。市庁舎まで連行された司令官ドローネーは群集に引き込まれて殺され、市長フレッセルも射殺されます

新たに組織されたパリ市当局ブルジョワ民兵(国民衛兵)を国王政府は追認せざるをえず、他のほとんどの都市でもブルジョワが市政の実権を握ることになります

一方バスティーユ占拠の報を受けた農村では、貴族が浮浪者を雇って報復をおこなうという噂が広がり、その恐怖から各地で領主の館の襲撃が行われ、「大恐怖」と呼ばれるパニック状態になります

自由主義貴族だけでなくブルジョワ議員の多くも地主であるため民衆の騒乱は早急に鎮める必要がありますが、正規の軍隊に頼ることは王や保守貴族の立場を強めることになるのでできません。そうしたなか8月4日の決議が行われます

8月4日閉会後の夜に抜き打ち的に再開された議会で、自由派貴族によって領主特権の廃止が提案され、熱狂的興奮のなか課税特権の廃止など諸特権の廃止が次々と宣言されます。大恐怖の圧力を利用して封建的特権の廃止に成功し、農民の騒乱も沈静化していきます

これで憲法の議論が進むようになり、8月26日には人権宣言が採択されます

しかし王は特権廃止の法令人権宣言批准せず、9月末には治安維持名目ヴェルサイユ軍隊を集結させます

10月5日食糧危機を訴えるパリ民衆ヴェルサイユに行進し国民衛兵がそれに続き、民衆は窮状を訴え国民衛兵は王に圧力を加えます。王は法令人権宣言批准、翌日には王一家はパリのテュイルリ宮に移されます。続いて議会パリに移り、ここから憲法と法令の議論が本格化していきます。一方で亡命する貴族が増えていき、国内政治分裂も本格化していきます

91年憲法の制定まで(89年末~91年9月) (革命勃発後1年目、2年目)

(91年半ばまではフランス革命期としては平穏な時期ですが、この時期に国内の対立が進んでいきます。また国王の逃亡未遂が発覚するヴァレンヌ逃亡事件(91年6月)によって王の威信が失墜し戦争を望む声が高まります)

議会パリに移り、諸特権廃止の内容や具体的な法律が決められていきます。ヴァレンヌ事件が起こるまで比較平穏とされる時期ですが、国内にさまざまな対立が生じていきます

1789年後半から91年にかけて、議会外に政治組織が形成されていき対立の構図ができていきます

また各地で反領主騒乱が発生していますが、そうした騒乱は徐々に革命反革命かという政治的な枠組みで解釈されていくようになります

さらに聖職者民事基本法をめぐって宣誓拒否問題が起こりますカトリック聖職者の多くは革命には好意的でしたが、叙任式における宣誓義務に対して大多数が拒否をします。議会からの警告が出されますが、地方によって大きくバラツキがあるものフランス全体で約半数の司祭が拒否します。教皇ピウス6世が民事基本法を否認したこともあってカトリックは内部分裂する事態になります。宣誓拒否司祭とそのもとにあるカトリック民衆は「反革命」に押しやられ、のちのヴァンデの反乱(ヴァンデ戦争 1793年3月~)の原因の一つになります

91年6月に国王一家がパリから逃亡し途中で発見されるというヴァレンヌ逃亡事件が起こります

これを受けて、外国支援された亡命貴族が攻めてくる、外国侵略が始まるという考えが広がり、国王救出を目的とした外国人が侵入してくるという予想から国民衛兵による警戒体制しかます

7月には主要な政治組織であるジャコバンクラブが、王の廃位共和制要求する請願書をめぐって分裂し、多数派の穏健グループはフイヤン・クラブとして分離します。

8月にオーストリアプロイセンが、フランス国王のために武力介入もありえるとするピルニッツ宣言を出したため、亡命貴族陰謀説にさらに拍車がかかり、外国との戦争を望む声が高まっていきます

そうしたなか9月3日立憲君主制にもとづく1791年憲法が制定され、9月30日に憲法制定国民議会は解散します。

開戦、王権停止(1791年10月~1792年8月) (革命勃発後3年目)

(インフレ物価上昇により食料問題が悪化し民衆の不満は増大していきます国内の多数が開戦を支持するなかオーストリア宣戦布告し(92年4月)、続いてプロイセンとも戦争状態になりますが、フランス軍の劣勢となります軍事的危機と国王への不満が積み重なり、パリに集結していた連盟兵やパリ民衆恐慌的な敵意が王に向けられ、王の廃位要求され、8月10日テュイルリ宮が武力制圧されます(8月10日事件)。これを受けて議会王権の停止を宣言し、新たな憲法制定のための国民公会召集を決議します)

憲法制定議会が解散した翌日91年10月1日に、9月までの選挙で選ばれた議員達による立法議会が開会します。再選が禁止されたため全て新人議員で、貴族がほとんど選挙に立たなかったため議員ほとんどは裕福なブルジョワです。立憲君主制を守りたい穏健派フイヤン派議会の最大勢力、共和制を主張するジロンド派(ジャコバンクラブのこの頃の多数派)がそれに続きます

なお同業組合や団結を禁止したル・シャプリエ法(91年6月)に抵触する恐れがあるため、政党存在しません。そのため、どの派でもない、審議内容ごとに立場を変える中間派(平原派)が、この時期に限らず常に議員の多数を占めます。そのため派閥議員数だけでなく、中間派の動向(またその動きに影響を与える議会外の動向)が重要になります

また議会内の各派の勢力数自体も確定したものではなく常に流動的で、各勢力をどう呼ぶかにかんしても文章によって違うことがあります

議会の中心的課題は、周辺諸国からの脅威にどう対処するかです。(それと穀物価格の上昇に対する価格統制の要求に対して、革命後の基本原則である自由主義あくまで守るのか、民衆要求を受け入れるのかも問題になっていきます)

これに対してジロンド派は、国内の不満をそらして(インフレにより物価が上昇し各地で食料暴動が発生していた)政治イニシアティブを獲得するために「自由の十字軍」などの言葉対外戦争あおります民衆の多くも「外国と共謀する亡命貴族」への脅威と愛国感情の高揚から戦争を望んでいました。

92年3月、フイヤン派大臣が王によって解任されジロンド派内閣が成立し、4月にオーストリア宣戦布告、数週間後にはプロイセンとも戦争に入ります(戦争ナポレオンが二度目の失脚をする1815年まで中断もありつつ続くことになります)。

しかし緒戦から敗戦が続き、「反革命」者へのより強力な措置を求める声や宮廷への不信から共和制を求める声が高まっていきます。またセクション(区)の政治活動を通じて民衆政治的組織化されていきます

そうした流れが最終的に民衆と連盟兵による8月10日のテュイルリ宮の襲撃に行き着くのですが、この事件偶発的に起こったバスティーユ襲撃とは異なり王の廃位を求めての組織された行動だったにもかかわらず、そこに至る決定的な原因があるわけではないので要約しづらく、フランス革命の大きな転換点の一つのわりに説明しにくい事件です。

ここでは事件の結果だけ述べると、立法議会は蜂起側の勝利がはっきりした後、王権の停止を宣言し、新たな憲法を制定するための国民公会召集を決議します。これでフランス共和制に向かうことが確定します。また国王一家はタンプル塔に幽閉されることになります

王の処刑、戦争の拡大、ジロンド派の没落(1792年8月~1793年6月) (革命勃発後4年目)

(戦争フランス軍の劣勢から優勢に変わり周辺領土占領します。93年1月には国民公会裁判結果により国王が処刑されます。周辺領土占領国王の処刑を原因として周辺諸国の多くと戦争突入し、さらに国内ではヴァンデ地方を中心に大規模な反乱が起こります議会ではジロンド派山岳派の対立が深まっていき、国内外の諸問題への対応のまずさからジロンド派民衆の支持を失い、93年6月ジロンド派逮捕議会から追放されます)

8月10日王権が停止しますがフランス軍が劣勢の状況にあることは変わりません。義勇兵がつどわれ前線への準備がなされる一方、反革命裏切り者排除する空気が広がり、家宅捜索がなされ多くの反革命容疑者逮捕されます。さらにパリへの侵攻の脅威が高まり義勇兵が出発したあと反革命者がパリ住民を虐殺するという噂も流れ出します。

そうした不穏な情勢のなかヴェルダン要塞陥落のニュースパリに届きます。これをきっかけとして、囚人の多くが殺されるいわゆる九月虐殺が発生します。

この事件の結果、内の脅威が消えたと民衆が大挙して義勇兵に参加し兵数万を増やすことになります

一方、この事件国外からの印象を非常に悪いものします。宥和政策を取っていた隣国スペイン首相宥和政策撤回せざるをえなくなり、またフランス革命開始時には革命好意的だった知識人たちも国王一家の幽閉と九月虐殺で決定的に革命嫌悪に転じます

戦況にも変化が生じますフランス軍はヴァルミーの戦いで勝利し、戦況が優勢に転じていきます。なお多くの本でこの勝利はフランス兵の志気の高さによるものと説明されていますが、志気が影響するような戦いではなく兵と砲台の数の差によるものといった指摘もあります(たとえば『近代ヨーロッパ情熱と苦悩』)。

そのヴァルミーの戦いと同日、国民公会が開会します。

普通選挙でしたが投票率は悪く、ほぼブルジョワ議員で占められていますフイヤン派出馬していないので議会におらず、共和制穏健派ジロンド派共和制急進派の山岳派、それに中間派という構図です。(ジロンド派ジャコバンクラブを脱退していくので、山岳派=ジャコバン派とも呼ばれます)

ジロンド派経済的政治的自由主義を維持し議会主導で政治をおこなうという近代的な原則あくまで重視し、山岳派革命の推進と防衛のためには民衆要求も受け入れ民衆運動の利用もありと考える現実路線です。

……とまだまだフランス革命の時期は続いていくわけですが、予想外に長くなったので中途はんぱなところですがここまでとします。

93年1月に国王が処刑され、6月ジロンド派の追放で山岳派一党独裁(ただし基盤の脆弱独裁)になり、恐怖政治の時代が翌94年7月まで続き、ここで一区切りとなります

2013-05-09

ボードゲーム大好き男に「どのゲームが好き?」と訊ねられたとき、女はどう答えたらいいの?

あ、まず前提として、

貴女ボードゲーム大好き男を夢中にさせることが、

はたして貴女幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。

はいえ、ボードゲーム大好き男たちは玉石混交ながら、

IT系の超かしこい男なども多く、

したがって、釣り師たる女たちにとっては、

なかなかあなどれない釣り場です。



では、ボードゲーム大好き男に「どのボードゲームが好き?」と訊ねられたとき

貴女は、どう答えれば理想的でしょう?

まず最初に、その男ウォーハンマー

あとはメイジナイト、そして(絶版商品に商品に手を出すほどではないけれど)D&Dが大好きな、

そんなタイプ場合は、

貴女はかれの目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、

「わたしが、一緒に彩色してあげる♪」

これこそまさに必殺の答えです。

そこでウォーゲーム大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、

貴女は、「エアブラシの使い方」あたりを

ひそかに練習しておきましょう。これで成功まちがいなしです。



しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆるボードゲーム好きの男の

落とし方をお伝えしましょう。

この場合貴女は、こう答えましょう、

「わたしは、ドナルド・X・ヴァッカリーノドミニオンが好き。

定例会でいつもやってるの、礼拝堂宝の地図はいつもおいしいし、

拷問ロックも、大好き♪」

もしも貴女がそう答えたならば、

その瞬間、ボードゲーム大好き男の目はきらりと輝き、

かれの貴女への恋心は、

20%増量になるでしょう。



なぜって、ドミニオンは、

ちょっぴり貧しい一刻の領主

礼拝堂により何故か全てを失い、

ハーレム全然可愛くないながらも、そこがまた

ちょっぴり現実ってこんなもんだよなっていうふんいきをかもしだしていて。

しかドミニオンが定期的に出している拡張は、

海外デッキ構築型カードゲームスタンダードを、

質高くふるまっていて、なおかつ、

TCGではないデッキ構築型カードゲーム流行させた功績もあって。

したがってドミニオンこそは、

本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、

岸本セシル似の綺麗系OLと、玉もあれば石も混じっている、そんなボードゲーム大好き男たちが、

この世界で唯一遭遇しうるゲームです。





では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。

ボードゲーム大好き男に「どのゲームが好き?」と訊ねられたとき

貴女がこう答えたとしましょう、

人生ゲームが好き♪ 月1回は、家族でやってるの。」

その瞬間、ボードゲーム大好き男の貴女への恋心は消えます

なるほど人生ゲームは、タカラトミーの人気のボードゲーム

システムは平凡ながら、ま、無難にまとめてあるものの、

しかし、「選べる職業はなんと12種類!」とかなんとか無意味な自慢を吹聴し、

ボードゲームについての謬見を撒き散らした罪がありますからボードゲーム大好き男にとっては天敵なんです。



またもしもたとえあなたボードゲームが大好きで、

「わたし、遊戯王が好き、即売会でもよく本を出すけど、

最高に好きなのは遊戯♪ 緒方恵美の声も、遊戯との絡みもすっごくおいしいの。」

と、答えたとしたらどうでしょう

なるほど、貴女趣味は高く、

しか遊戯王は、ルールが単純で間口が広いのみならず、

ゲームとしても最高に面白いんですけれど、

しかし、貴女の答えを聞いて、ボードゲーム大好き男はきっとおもうでしょう、

(なんだよ、腐女子だな、しかもカネかかりそう)って。



貴女が、ボードゲームが大好きで、名作の名を挙げるにしても、

たとえば、カタンならば安心でしょう、

なぜならば、カタンは、ふつうOLにもマニアにもともに愛されるめずらしいゲームで、

貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたアナヲタ宣言をしているとは受け取られないでしょう。



しかし、たとえば、クニツィアが誇る競りゲームの名作ラーにせよ、

ワーカープレイスメントの名作であるアグリコラにしても、

言語依存しないと銘打っている割には結構言語依存しているレースフォー・ザ・ギャラクシーにせよ、

途中でバランス崩壊している割には妙に面白いコズミックエンカウンターにせよ、

ドイツになってイギリスを裏切るのが楽しいディプロマシーにせよ、

1プレイに7時間ほどかかるジャパンレイルズにせよ、

協力ゲームの名作といえるキャメロットを覆う影、はたまたパンデミックにせよ、

そういうボードゲーム名前をいきなり挙げるのは、ちょっぴり微妙

ましてや貴女が、「アーカムホラーが大好き♪ わたし、もうほとんど全種類、揃えちゃった♪」

と答えたならば、どうでしょう

これはかなり博打な答え方で、

なるほど、アーカムホラーは、クトゥルフ神話を元にした3時間級のゲームであるにしても、

あなたがそう答えた瞬間、ボードゲーム大好き男がいきなり超笑顔になって、

鼻の下がだら~んと伸びちゃう可能性もあるにはありますが、

しかし、逆に、(なんだよ、この女、クトゥルフおたくかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、

なぜって、必ずしもボードゲーム大好き男がボードゲーム大好き女を好きになるとは、限らないですから

しかも、この答えには、もうひとつ問題があって、

男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、

もしも貴女が、「アーカムホラーが大好き♪」なんて言ってしまうと、

そこにはもはや、男が貴女ボードゲーム教育する余地がまったく残されていません、

したがって貴女のその答えは、

ボードゲーム大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。



ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが

しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています

貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、

一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。





では、スキットを繰り返しましょう。



「わたしは、ドナルド・X・ヴァッカリーノドミニオンが好き。

定例会でいつもやってるの、礼拝堂宝の地図はいつもおいしいし、

拷問ロックも、大好き♪」

そして、その瞬間、ボードゲーム大好き男の目がらんらんと輝いたなら、

貴女はこう重ねましょう、

それからね、いま、わたしが行ってみたいところは、

ドイツエッセン世界一ボードゲーム祭があるって噂を聞いたから。

あなたのお暇なときがあったら、わたしをエッセンへ連れてって♪」

これでもう完璧です。



そうなったらこっちのもの

旅行の日には、買い物リストをしっかり作って、どデカ旅行スーツケースを持って、

ジルスチュアート可愛いワンピではなく動きやすい服を着てゆきましょう。

その日からボードゲーム大好き男は貴女の虜になるでしょう。

では、釣り師としての貴女の、愛の幸運幸福をお祈りします!




元ネタhttp://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002457/dtlrvwlst/3464106/

 カレー愛が伝わってきて秀逸すぎた…

2013-01-15

なんで左サイドからまおゆうが叩かれてんの?

まおゆうネオリベ戦争賛美ではない」という意見左派オタの俺が全力で釣られてみた - Togetter

http://togetter.com/li/437842

とか。


あの魔王のタームって

歴史の流れで言えば封建主義社会をぶっ壊すとこだよね。

彼女が「血を流さねばならぬ」って言ったらそれは要するに

王族領主を断頭台にかける方向の話だろ。

下層民の境遇を悪化させるなんて話はしてねーよ。


だいたい戦争賛美っていうのはさあ

自民族の明白な使命」とかを称揚して開戦するあの考え方のことだよ。

魔王勇者が言ってるのは「世界を我々のデザインで改変する為には血も流れるだろう」だから

これに対して贈るべき批判は「戦争賛美だー!」じゃなく「中二病乙」だろ。


魔王のやってることって

・同族を裏切り、殺させ

・旧秩序を転覆

・少人数による思い付きと理想世界を改造しようとする

という

どう見ても左翼サイドの偉人の行動じゃね?これ。


まおゆう中学生に悪影響だとか言うなら

俺はむしろあれ見て左翼過激派なっちゃわないか心配だけどな。

冗談だよ。アニメ中学生が〇〇になる!とかタワゴトは大概にしよう)


魔王ご都合主義中二チートのおかげで超人的英知と理性を与えられたからまあやれてるけど

人の身でああいう誇大妄想を抱いた人間の末路はポルポトスターリン毛沢東だろ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん