はてなキーワード: 合法的とは
嫌な予想ほどよく当たる。私と弟は共に、共通する特殊性癖を持っているような気がする。
単刀直入に言うが、私は他人の嘔吐が好きだ。嘔吐にはかなり昔から興味があり、保育園の頃はひとり遊びのおままごとで、ぬいぐるみに吐き気や嘔吐の頻度、吐瀉物の色を事細かに語らせていた。
小学生の頃は家族共有のパソコンで「嘔吐」と調べてはYouTubeやWikipediaを漁っていた。この時「履歴を消す」という概念は無かったので、もしかしたら親は私の特殊性に気づいているかもしれない…。
中学生になりインターネットを自由に使えるようになると、エメトフィリア(嘔吐性愛)という名前も覚えた。視野が広がり、自分が興奮するものも客観的に見ることができるようになり、分類して言語化しやすくなった。オカズ(動画やpixiv)を漁る手も捗って、私の性生活はかなり充実してきたが、同時に慎みを覚え、誰にも知られるまいと口を閉ざすようになった。
とまあ私はこのようにして業を深めていったわけだが、中学二年生の弟が今まさに、この過程を辿っているような気がしてならない。性癖に自覚的になり、自ら「嘔吐」の話題へ積極的に近づいているように思える。そして、まだその特殊性に気づいておらず、家族間での話題に「嘔吐」を持ち出すことを躊躇わない。
私の母は吐きやすい体質なのか、すぐに気分を悪くしてトイレにこもるのだが、これを優しく看病するていで、弟は症状を執拗に問いただしているように見える。
「おえってなった?」「吐いた?」「また吐いた?」「ゲボするの?」「夕食全部出た?」
これらの質問は、嘔吐性愛(の一部)ではほとんどAVのインタビューみたいなものだ。
「何回イった?」「オナニーするの?」
みたいな。卑猥な言葉を口にして自分が興奮するためでもあるし、相手の嘔吐や体調を再確認する行為でもある。YouTubeの嘔吐動画のコメント欄でも、心配している風を装って「何回ゲップしましたか?」などと聞いているやつを見かける。
それから、自分が嘔吐すること、えづく音なども、隠さずに周囲に言ってまわる。自分の嘔吐が好きなタイプに多い行動だ。Twitterで界隈を覗くと、動画や写真に添えて吐いた量や回数、吐き方、内容物を事細かにコメントしている人が沢山いる。
最もゾッとしたのは、弟の見ているYouTubeをチラッと覗いた時だ。流れていたのは、体調不慮のフリをして、口に含んでいた液体をメンバーの前で吐き出す「嘔吐ドッキリ」。
私が一時期、狂ったように再生していた動画だ。イヤホンをして、大音量でえづく所を再生しまくった。
血の気が引いた。
中学生の頃、同じようにリビングで、なんの後ろめたさもなくこれを再生していた。画面を見つめる弟の目が熱を持っているようで何となく怖い。
「何ていうグループ?」「しらない」
私が質問すると、弟は上の空で答えた。
そこで私は確信した。
そうなのだ。嘔吐性愛者は合法的に嘔吐する姿が見れる「嘔吐ドッキリ」という企画が好きなのであって、出演者に特別な思い入れは無い。メンバーの名前ならまだしも、グループ名など覚えない。少なくとも私はそうだった。
弟は、私と同じ嘔吐性愛者だ。私が他人の、えづく音が大人しいタイプの嘔吐が好きなのに対して、弟は自分も含めた激しいタイプの嘔吐が好きなのだろう。
考えすぎだろうか?しかし一度そう決め込んでしまうと、全ての行動がそれを裏付けるように、意味のあるもののように思えて仕方が無くなるのだ。
そうして私は、最悪な考えに辿り着いた。
私と弟が遺伝的に同じ癖を持っているとして、元を辿れば誰に行き着くのか?
考えるまでもない。母である。
母は吐きやすい体質だ。よく人前でえづく。吐きそうなことも、吐いたことも公言する。よく吐く。これを「性癖」と決めつけるのは些か根拠にかけるが————いやちょっと待て。
私は他人の嘔吐に興奮する。産まれて初めて立ち会った「他人の嘔吐」は? 記憶はないが、多分母だろう。母は大人しくえづく。弟と違って吐いている時もほとんど音を立てない。
私の性癖はどこから来ている?遺伝か、もしくは「幼少期に見た光景」に影響されている?もしかして弟も?
ここにきて場違いな告白だが、私はこれまで他人の嘔吐で何度もオナニーをした。えづく音を妄想して興奮した。でも、その最も根源にある「嘔吐」は誰のものだろう…幼少期、まだ本当の赤の他人の嘔吐を見たことがない時、妄想の参考にした音は…?
私はこれまで、いったい何に興奮してきたのだろう。
無自覚に母親の嘔吐でオナニーをしてきた私は、もう自分の性癖を抑え込むことが出来ない。「嘔吐」を気にしないでいることは無理だ。
全て「気にしすぎ」であればいい。弟は嘔吐性愛者でないし、私は生まれた頃から嘔吐性愛者であ
ればいい。
むかしむかし、とっても美しい(※注1)けれど、心の美しさについては評価が分かれることもある、王のパートナーの方(※注2)がいました。王のパートナーの方は魔法(※注3)のカガミを持っていて、いつも魔法のカガミにたずねます。
「ルッキズムのような形で受けとられるのは本意ではなく、あくまで主観的な一意見として申し上げるということを前提といたしますが、あなたが一番美しい(※注1)です」
と、答えたのです。
王のパートナーの方は、レインボーパーソンの2度目の保護者(※注6)です。王のパートナーの方は強い遺憾の意を表して、レインボーパーソンをある特定の職業の方(※注7)に処理を委託しようと(※注8)しました。でも心の優しいある特定の職業の方はレインボーパーソンをそっと森の中に隠し(※注9)て、王のパートナーの方にはレインボーパーソンを適切に処理したとうそ(※注10)をついたのです。
レインボーパーソン(※注5)は、山間部に在住の七名の方(※注11)たちと暮らす事になりました。そして山間部に在住の七名の方たちとシナジーを生み出して、サステナブルなグローバル社会をアジェンダとするオポチュニティにコミットしたり、ごはんを作ったりして(※注12)毎日を楽しく過ごしました。
「レインボーパーソン、わたしたちが仕事に行っている間、誰も家に入れちゃいけない(※注13)よ。あの見方によっては威圧感があると評価する声もある王のパートナーの方(※注2)に、ここが知られてしまうからね」
と、いつも山間部に在住の七名の方たちは言うのでした。
ところがある日、「カガミよカガミよ、この世で一番美しい(※注1)のはだれ?」
「山を越えたその向こう、山間部に在住の七名の方(※注11)たちの家にいるレインボーパーソン(※注5)です」
と、答えたのです。
「なんですって!! あのある特定の職業の方(※注7)、裏切った(※注10)ね! よし、こうなれば」
自分でレインボーパーソンを処理しよう(※注8)と考えた王のパートナーの方は、小売業の方(※注14)のご高齢の方(※注15)に化ける(※注3)と、毒のある赤色の果実のようなもの(※注16)を手に七つの山を越えて山間部に在住の七名の方の家に行きました。そして、窓を叩いて言いました。
「美しい(※注1)娘さんに、おくり物だよ」(※注17)
「まあ、何てきれいな赤色の果実のようなもの。ご高齢の方、ありがとう」
けれど、その赤色の果実のようなものを一口(※注18)かじるなりレインボーパーソン(※注5)はバタリと倒れ(※注9)て、二度と目を開きませんでした。
レインボーパーソンが目を開かない(※注8)事を知った山間部に在住の七名の方(※注11)たちは悲しみ、せめて美しい(※注1)レインボーパーソンがいつでも(※注19)見られる様にと、ガラスのひつぎの中にレインボーパーソンを寝かせて森の中に置き(※注9)ました。
そしてある日、1人の王位継承権のある若年の方(※注20)が森で、レインボーパーソンのひつぎを見つけたのです。
「何てきれい(※注1)なパーソン(※注5)なんだ。まるで眠っているようだ(※注21)」
王位継承権のある若年の方は思わず、ひつぎの中のレインボーパーソンに挨拶しました。(※注22)
すると挨拶(※注22)したはずみで、毒のある赤色の果実のようなもの(※注16)のかけらがレインボーパーソンののどから飛び出したのです。(※注3)
目を開けたレインボーパーソンは、
「わたしは、どこにいるのでしょうか?」(※注23)
と、王位継承権のある若年の方に尋ねました。
「ずっと、わたしと一緒にいることも選択肢にありますが、すべてを自由にあなたが選択すること、そしてそれを実現する社会こそが我々全員の目標です。パーソン」(※注24)王位継承権のある若年の方と結婚(※注25)したレインボーパーソンは、ずっと幸せに暮らしました。(※注19)
底本:「白雪姫 グリム童話 <福娘童話集 きょうの世界昔話>」 令和3年8月24日閲覧
http://hukumusume.com/douwa/pc/world/04/23.htm
(※注1:これはあくまで主観的な語り手個人としての感想で、画一化された「美」の基準を強制するものではありません)
(※注2:「おきさき」は王の属人的な表現であり、またジェンダーロールを固定する不適切な表現であるため、一部表現を修正しています)
(※注3:当時の価値観・科学技術に立脚した記述であることをご了承ください)
(※注4:あくまで戸籍上の関係を示唆するもので、個人の人格その他が親族の所有物であるという意図はありません)
(※注5:「白雪姫」との呼称については「雪のような白=美しい」という比喩が人種差別的であること、また多様性とSDGsへの賛同を表す我々のステートメントのために、一部表現を修正しています。また、「姫」という表現もジェンダーロールを固定する不適切な表現であるため、性別を限定しない表現に修正しています)
(※注6:本作においては※注4同様、あくまで戸籍上の関係を示唆するもので、個人の人格その他が親族の所有物であるという意図はありません。また、「お母さん」という表現についても、ジェンダーロールの固定化および女性の職場進出に対して差別的な役割を抱かせないため、一部表現を変更しています)
(※注7:文脈上、「猟師」への職業差別に繋がる恐れのある表現のため、具体的な職業名を伏せる形に一部表現を修正しています)
(※注8:「殺人」「死」などの猟奇的・残酷な表現を一部修正しました)
(※注9:専門家の指導のもと、スタッフの監督下において安全な方法で実施しました)
(※注10:王のパートナーの方との契約に違反する行為ですが、契約内容自体に嘱託殺人罪に繋がる恐れのある行為が含まれるため法律行為の要素に錯誤があるものと判断され、契約行為そのものが無効であると考えられます)
(※注11:「森に住む七人の小人」は門地および容姿に対する明確な差別表現であり、あまりに不適切であるため、一部表現を修正しています)
(※注12:「小人たちが山に働きに行っている間、掃除や洗濯や針仕事をしたり、ごはんを作ったりして」はジェンダーロールを固定化する非常に前時代的な価値観を押し付けるものであり、また小人に対する職業イメージの差別表現でもあるため、現代的な表現に一部修正を行っています)
(※注13:特定の人物・人種および主義主張、信条および団体等を排外する意図はありません)
(※注14:「物売り」は行商の方、小売業の方にたいする差別的な表現のため、一部表現を修正しています)
(※注15:「おばあさん」は高齢者への差別的表現、およびジェンダーロールを固定する不適切な表現であるため、一部表現を修正しています)
(※注16:「毒リンゴ」はリンゴ農家の方などへの風評被害防止の為、具体的な果物名を伏せる形に一部表現を修正しています)
(※注17:この場合、姿を変えているものの継母から娘に食品を与えたにすぎないため、果物の価額は不明ですが令和3年4月1日現在法令等においては贈与税の課税対象にはあたらない財産(下記出典より「例外2:夫婦や親子、兄弟姉妹などの扶養義務者から生活費や教育費に充てるために取得した財産で、通常必要と認められるもの」)と考えられます
出典:国税庁HP「No.4405 贈与税がかからない場合」https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4405.htm 令和3年8月24日閲覧)
(※注18:およそ5〜10gと推定されます。内容には個人差があり、若干変動しますことをご了承ください)
(※注19:令和3年8月24日現在の記載となります。今後サービス内容は予告なく変更される場合があります)
(※注20:「王子」は王の属人的な表現であり、またジェンダーロールを固定する不適切な表現であるため、この場合意図されて表現されているかは不明ですが王位継承権を持ちながらも立太子礼を受けていない方と想定し、一部表現を修正しています)
(※注22:「ひつぎの中の白雪姫にキスをしました」との表現については、見ず知らずの女性に対して昏睡状態にあることを理由に性的な行為を迫る大変卑劣な犯行であり、準強姦罪に問われる可能性があります。あまりに不適切であるため、一部表現を修正しています)
(※注23:「わたしは、どこにいるのかしら?」は語尾等の特徴から性別を識別させる性差別な表現であるため、中立的な表現に修正しています)
(※注24:「ずっと、わたしと一緒にいるのですよ。姫」は個人の権利を著しく侵害する絶対にあってはならない行為であり、ジェンダーロールの固定化および女性の職場進出に対して差別的な役割を抱かせないため、一部表現を変更しています)
(※注25:この場合、各自治体等におけるパートナーシップ条例等に基づくものも含めて「すべての他人を除外した2人の人物の合法的な連合」を意味し、法的な届出による効力を伴う契約の有無を問わないものとします)
https://twitter.com/samayoikurage/status/1426594318333009924
中だけみてればそうだろうけど外政みてるとそうもいかないって思う
結局人は弱点だらけの弱者であり(なにしろ大人で生まれてくることができないし大人になっても弱いまま)、
弱者は外敵に対してはまとまって金だして軍隊だのけんか屋だのやくざだのを合法的な値段で雇って守ってもらうしかない
それが米国であれ自衛隊であれ、結局は「仲良くもないものを守れない」ってことになるので
「わたしたちいままで仲良くしてきたよね、いざというときは融通聞かせてくれるよね」という信頼を積み重ねるしかない
法律つくって一番安い業者から買いたたけばいいって話は「いくらでも外から買える」特殊状況でしかいえないことはワクチンでもわかったはず