はてなキーワード: バリウムとは
「○○さんて、若いですよね…さんじ…うーん…さん…」
会社の人に帰りのエレベーターホールでそう言われた。ちゃんと「30くらいですか」と言ってくれれば「20代もちょうど半ばです」訂正できたのに。それとも「3歳に見えますか?」とでも言えばよかったか。
結局その辺が曖昧なままに健康診断の胃カメラへと話題が移った。
と言っておいた。暗に20代であるということは伝わっただろうか。
昔から年不相応に見られることが多い。結婚をしてからそれが悪化したような気がする。所帯染みてきている。勘違いされること自体は昔からなので気にはならないけれど、勘違いさせたままにしていることが騙している罪悪感としてのし掛かってくることがある。後で実年齢が発覚したときに相手に気まずい思いをさせるのも辛いので何とかした方がいいような気がしてきた。
肌を綺麗にする努力をすれば、良くなるだろうか。そもそも夫も年上なので同じ年くらいの子と接触する機会が現在ほとんどないので若い子の振る舞い方が分からない。
検便が1日分だと勘違いしてて、今朝とればいいや~と思ったら2日分だった・・・
でもしょうがないと思って2日分とってラベルにも今日の日付書いて受付で正直に言った
うんこだけとりなおさないといけないのかなと思ってたら、大丈夫ですよ~って軽く言われたから拍子抜け
身長体重はかったけどもう大人になったら身長いらんくね?と今日ふと思った
(ちょっとでも座高が低くなるようにむだな努力したなあ・・・短足だから限界あったけど
体重の増減が激しいのが気になるなあ
健康診断のときみたいに夜野菜メインで軽くすませて朝抜いたときの体重と、
普段夜風呂上りとか昼過ぎにはかったときの差が4kgくらいあるんだよな(こっちのほうが重い
なんでだろ・・・
体内の水分とかうんことかにしてもちょっと量が多すぎる気がする
3本もとったからくらくらした
でも去年よりかはげっぷでそうになってちょっと危なかった
自覚症状にどうきいきぎれとかたちくらみって書いてたのに、問診のときに何も言われずに幻滅した
まあ定期健康診断ってのもあると思うし、自分でも大丈夫だと思ってるから自分からは言わなかったけど
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
「何ですか」と言われてもなあ……。
“そういった性癖・嗜好・病気などの人たち”が集まる匿名掲示板でよく使われている挨拶だよ。
そこから波及してネットの色んな所で使われ始め、ここ匿名ダイアリーでもよく見かけるようになったな。
ここでの用法としては、以前に私が回答した「ねこみこれいむあいしてる」と似たようなタイプだな。
別段仲良くもないが、近所なので顔を合わせるときがあって、その時は軽く会釈なりする。
時々、何をしているか分からないが、何らかの工事をしている音が聞こえる。
その人たちが引っ越しの準備をしているとき、何の感慨もないけれど「ああ、あそこの○○さん引越しするんだ」という、見たまんまの感想を思わず言ってしまうような存在。
いい質問だ。
もし君がその日ガムしか胃に入れていないなら、きっといつもの色と違う明らかな便が拝めるはずだ。
私も子供の頃はガムをよく飲み込んでいたが、ある日の便はツートンカラーだった。
いつもの色と、私が食べていたガムの色が見事に分かれつつも、ひとつに繋がっていた。
その時、私はバリウムを飲んで白いウンコが出るといった話を思い出していた。
それと似たようなものだと思って大して気にも留めていなかったが、いま考えるとヤバかったなと思うよ。
分かっていると思うが、くれぐれも真似しないように。
下手したら厄介なことになる。
今年も胃のバリウム検査の季節がやってきた。昨年の調査結果(下記)を活用した結果、なかなかの成果であったのでまとめておく。
http://anond.hatelabo.jp/20160117194406
昨年の記事に書いた通り、排便の前に、水面にトイレクイックルを浮かべておくという手法を取った。このおかげで、昨年はあれだけ悩まされた白くて茶色い物体が、実にスムーズに流れて行った。大成功である。来年以降も、バリウム検査の時期には忘れずにトイレクイックルを買い置きしておきたい。
昨年は、検査直後に排便できたことに油断して追加の下剤を飲まなかったのだが、検査翌日になってからの便にかなり粘度の高い硫酸バリウムが混ざるハメになった。
今年は、硫酸バリウムが完全に排泄されるまで指示通りに下剤を飲んだところ、当日中にすべて排泄できたようであるが、便に混ざる硫酸バリウムの粘度があまり高くなかった。どうも、体内に長く残留すると、硫酸バリウムの水分が吸収されてしまうのか、固まりやすくなるようである。
なんかここ最近下痢が止まんないんだよね。月曜からだからかれこれ6日目突入か?
ガス抜きする気でミが微量漏れたり、感覚が全くないまま液漏れしてたことにトイレ入って初めて気づいたりしている。6日でパンツ3回汚してるしうち1回は着替えに帰るはめになって遅刻したりしている。
あとなんか出てくるモノが変なニオイする。いつもは快便で「腸の型を取りました!」みたいな堂々たるブツなんだが、最近は軟便の見本みたいなやつか、なんというかナタデココを噛んで吐き出したヤツとガムを噛んで吐き出したヤツをミックスして痰で和えた的なモノのどっちかしか見てない。軟便は快便よりひどい悪臭がするし謎の和え物は逆に全然便ぽくないニオイがする。例えづらいんだが、なんか甘いともさわやかとも言えそうで言えない変な香料みたいな。
そんで、地味に下痢より困ってんのが腹痛。これまでの下痢の腹痛と明らかに異質で、「先日間違えて刃物を食べたので内臓の某所に傷ができています」みたいな痛み方なんだよ。みぞおちからへそにかけてのあたり。
なにが困るってものを食うと沁みて痛いのが困る。うどん食っても痛い、ウィダーインゼリーも痛い、水を飲んでも痛いで参っちゃって、自然1日1食状態になったんだけど昨日とか出勤早々手の震えとか頭がぼーっとするとかなるし。明らか低血糖だったんでカロリーメイト食ったけど、やっぱり沁みるし。
医者行かなきゃダメかなあと思うんだけど、腹痛と下痢くらいで来やがってとか思われんの嫌だし下着汚して云々とか白状したくないけど黙ってていい情報なのかわかんないし、内視鏡だのバリウムだのってなったらイヤじゃん?バリウムとかぜってー沁みるし嫌すぎる。
あと触診っていうの?痛いところ特定しようとしてハラ押す医者いると思うんだけど、最近太っちゃって腹部は割とどこもパンパンなんで今回の腹痛とは無関係にそういう触診の手が腹に食い込むこと自体の痛みが著しかろうと想定されるわけですよ。自分で押してて痛いもん。押してること自体が痛くて、「押してくる手が特に沁みるのはどこか」みたいなのはよくわからん。
そんなこんなでずるずる週末突入したけど腹が痛くてメシがまずいことこの上ないし、ガス抜きするのにもいちいちトイレ行ってやらないとならないし、洗っても洗ってもパンツが足りない乾かないで水道代やばいし、明日とか人と会う約束してんのに外出厳しい状態で本当困る。
この前やっちまったとき履いてた手洗いできないスカート、アレにはダメージなかったのが唯一の救い。
追記
やりたい放題書いててふと「あれこれ叙述トリックみたくなるんじゃね?」って思いついてホクホクしてたのにみんなそんなのそっちのけで病院病院の大合唱かよ。ありがとうございます今日治らなかったら明日診察受けます。
ただ、書き方は叙述トリックだが内容には一切嘘偽りはない。ガス抜きで事故、液漏れ、刃物の誤食疑惑的腹痛、スカートは爆撃を免れた、全て事実である。笑えねーってなんだよ笑えよ。こんだけ茶化し倒したのにまだ足りねーのかよ。はてなーの笑いレベル高すぎだろ。
でもこれそんなに病院案件かなー。だって嘔吐してないんだよ? 出てきたブツは軟便か正体不明ではあるものの、鮮血色でもコールタールでもないんだよ? そして増田を書く余裕があるのだよ?
腹痛で検索すると腹膜炎とか肝臓や膵臓がぶっ壊れた系だとだいたい冷や汗流してうずくまったり転げ回ったりしてるじゃん。いや一時は冷や汗流すくらいの痛みはあったけど、いわゆる普通の下痢の痛みでであって刃物痛自体は流石に冷や汗レベルではなかったのよ。もともと腹痛からの迷走神経反射が起こりやすい体質だし、下痢でなら冷や汗はセーフの範疇かなみたいな。念のため婦人科系の腹痛の情報も漁ったけど下痢って時点でコレジャナイ感あるし。卵巣だのなんだのが炎症起こしてそれが飛び火しているにしては肝心の「卵巣だの何だの」が痛くなさすぎるような気がする。痛さの種類的には寄生虫も考えたが、腹痛前3日くらいまで遡ってもサカナ食べてないし少なくともアニサキスに噛まれたってのはちょっと考えづらい。急性胃腸炎か、最悪トラバの指摘通りちょっと潰瘍くらいだろこれは。腸捻転とか腸閉塞の超軽いのとかさ。癌wwwねーよwwwいや検査もしねーで100パー無いとは言えないが、他にもっと疑うべきなのあるだろwww
あと生理用品な、あれ下着ガード用であって今回の液漏れとかは保守範囲外だから、あくまで応急処置にしか使えないのな。6日で3回の1回目だけみたいな。構造上液漏れ発生箇所から吸収までの過程がノーガードになるから、あれだ、ケツの谷間っつーんですかァ? そこらへんが漏れたアルカリ液で荒れてえらい目見る。トイレットペーパー巻いて挟んどいて頻繁にトイレ行った方がコスパ的にも良かった。
それから、太ったくらいで腹押しても痛くないだろという(おそらく)殿方におかれましては、アザラシをイメージしていただきたい。分厚い皮下脂肪に阻まれて生半なちからではそもそも触診にならず、触診が成立するほど強く押したら普通に筋肉やらなんやらが巻き込まれて痛いという、そういう感じである(当社比)。
あー、それにしても痛い。今日治んねーかなー。出かけづらいの本当きつい。
午前中は健康診断
今年度30になるからってことで、今年からバリウムと便検査が加わった
バリウムはさんざん大変だって言われてたからちょっとおっかなびっくり(生まれて初めて自分でこの言葉使った)だったけど、
思ったより大したことなかった
固定ベッドに寝て横向いたりうつ伏せ仰向け繰り返すだけだと思ったら、めっちゃベッド動いてなんかすごかった
げっぷしてやりなおしにはならなかった
ただ指示だす人が(必要なことの確認とは言え)話しかけてくるから、話すときにふとした拍子でゲップが出ちゃわないかとヒヤヒヤした
挙手とかにしてほしいわ・・・
午後は免許更新
平日の昼間なのにめっちゃ人多かった
ゴールドだったから講習時間短かったけど、講師の人に「話聞け」って怒られてた人がいて、アホだなあと思った
スープが余ったから食パンをキューブに切ってトースターで焼いて残ったカレーに入れて食った
暑すぎてフローリングにパンツ一丁でゴロゴロしながらipodでまとめアプリ見てたら眠くなって昼寝した
一週間以上かかった
バッサリ感がないのとなかなかkoカウント増えなくて一騎当千に程遠い
視界も悪くて霧がかかってるみたいだから行き先が行き止まりかどうかがすっごくわかりづらい
無双OROCHIの移植版はそのストレスがかなり軽減されていて楽しいから、今やってる
ほんとは昔アイフォンアプリのやつ買ってたけど、ios8までしか起動しないらしくて、プレイ前にアプデしちゃってプレイできなくなっちゃったから、カネをドブに捨てちゃったようなもんだったんだよね・・・
店頭だとブックオフで中古1000円くらいだけど、駿河屋だと400円しないくらいだったから買った
無双5special、無双OROCHI、ダンガンロンパでしめて1000円いかないくらいだけど、かなり楽しめそう
とにかく大腸が卵巣により圧迫されるためにひきおこされるいろいろの不具合
・便が以前よりずっと細くなる
・空腹が恐いせいでなにかと口にいれては下痢しやすい→後期ではもうおこらない
・生理痛の諸症状の強化。胃腸の蠕動が止まる。食欲があるかないかが自分でわからなくなる、痛み止めを空腹時に飲んでしまい痛み止めが切れた時点で激しい胃炎。胃炎を起こさないアセトアミノフェンに買い直し。また、突き刺されるような叫ぶくらいの排便痛。
後期になると
・お腹の張りが痛みに直結。腰骨のちょい内側の両側。たまにヒビいて尾てい骨、太もも(腰腸筋)などへも痛みが出る。
・24時間×週7日、つまり毎日、痛みでイライラ、眠れなくなる(横たわるとガスが排出しづらいのと、普通に痛い)→アセトアミノフェンの6時間ごとの常用、アレルギー症状への悪影響。
・痛み止めが切れると常にお腹が痛い。痛み止めをつかってまで運動や仕事をしたくない(最低限やる)。
・あわないもの(食物繊維、乾パンなどの乾き物を水なしに、など)をたべるとゲップ、おならが出づらいため、苦労して出し尽くすまでひどい痛み、つわりのような自律神経症状(気持ち悪いよだれがとまらない)。一応、胃腸薬で自律神経症状のほうは改善するが張りはそれほど改善されなかった。
・おなかの張りが恐くて、消化のよいもの(白いご飯とかスープ系統)ばかり食べてしまうので血糖値への影響が不安。(量は食べられないのでまだマシ?)
・人間ドック的な健康診断での「絶食→バリウムのガス発生+下剤→健康食のお手本と称する繊維食の昼食」の流れで張りがおさまらず七転八倒の痛み。読影は2週間後、バリウムはまだ体内にある。どうにも手の打ちようがない。婦人科健診も含むのに卵巣嚢腫はみつからなかった(子宮ガン検診、肝臓などの腹部超音波はしている)。
・子供に勢いよく抱きつかれたり頭突きしてくると鈍痛があり破裂するのではないかと恐怖感。
手術まち3週間かかった。手術してなおしたらすっかり改善してこんなことは忘れてしまうと信じたい。
(チョコレート嚢腫かもしれないし、茎捻転を伴っているかもしれないが開けてみないとわからないみたいなので一応おおきなくくりで卵巣嚢腫としておく)
推測の域を出ないのだけれど、たぶん人よりも腸が長い。
人間ドックのバリウム検診も、午前中に飲んだバリウムが深夜12時くらいに出たりする。
検診のときにもらうふた粒の下剤。ひとつはすぐ飲んで、もうひとつは夕方になっても出なかったら飲んでくださいと言われたので、その通りにしたら、深夜12時の排出タイムのあとから未明にかけて猛烈な腹痛に悩まされた。
バリウムはお腹の中で固まると腸閉塞を引き起こすという記事を読んで以来、バリウム検診が怖くて仕方ない。
そんな話を母親にしたら、数年前、母親が肛門からの内視鏡検査を受けたとき、病院の先生から「腸が長いねぇ」と感心された話を聞かされた。これは完全に遺伝してるな、と思ったけど、ちゃんと調べたわけではないのて、たぶんとしか言えない。
若い読者は知らないかもしれないが、健康診断に胃ガン検査があると、バリウムを飲まされる。白くてねっとりしていて飲みにくいことこの上ないのだが、最近は技術の進歩により必要量が少なくなるなど、だいぶ改善している。
しかし、飲みにくさなど、実は大した問題ではない。最大の問題は検査後に待ち受けている。このバリウム、体内でいっさい消化されずに、そのまま排泄されるのだ。
ここでは、この排泄された物体の後処理について、自分が集めた情報をまとめる。自分は、医療も化学も水道工事も専門外なので、有識者からのコメントやトラックバックでより良い情報が集まることを期待している。
なお、これ以降、かなり尾篭な話になるので、読み進む方は覚悟されたい。
胃ガン検査後に渡される下剤が効き、トイレに行く。すると、大便とともに、いっさい消化されていないバリウムが出てくる。そして、このバリウムと便の混ざったものは、便器の底にどっしりと鎮座するのである。この白くて茶色い物体は、通常の便に比べてかなり重く、またべったりしているため、便器の底にへばりついたままなかなか流れない。便器の構造にもよるが、バリウム混じりの便は、10回ぐらい水を流したところでビクともせずに鎮座し続ける。実際に目撃すると、自分のものであってもなかなかつらい光景である。ましてや、他人のものなら…。
グーグルで調べてみると、悩んでいる人は多いものの、ブラシ等で物理的に解決ぐらいしか方法がない。しばらく原始的手法で格闘してみたが、つらすぎるので、徹底的に調べてみることにした。
なお、上記の「べったりしている」という性質は、原始的手法を試みる過程で、イヤと言うほど確認することになった。ぱっと見た目は、石のような硬さに見えるのであるが、実際には地面に踏み付けられたガムのようなものである。
通称「バリウム」だが、正しい化合物名は硫酸バリウムである。「バリウムは金属だから重い」などと書いてあるサイトもあるが、金属のバリウムと、化合物である硫酸バリウムとはまったく別の物質である。
物質の性質は原子によって決まるわけではない。化合物によって決まることを忘れてはいけない。水素に火を着けると爆発するからといって、一酸化二水素が爆発するわけではない。ちなみに、一酸化二水素の化学式はH2O。一般的には「水」と呼ばれる。ナトリウムを水につけると爆発するからといって、塩化ナトリウムが爆発するわけではない。ちなみに、塩化ナトリウムの化学式はNaCl。一般的には「食塩」と呼ばれる。
話がそれたが、そういうわけで、便器の底に鎮座する白くて茶色い物体に対処するには「硫酸バリウム」の性質を調べなくてはいけない。
しかし、硫酸バリウムの性質を調べると、ほとんど水に溶けない。溶解度は水100mlに対して0.22mgしかない(水温18度)。食塩の約35gに対して、10万分の1以下である。ネットではお湯を流せば溶ける説もあるが、水温100度でも100mlに対してわずか0.40mgである。しかも、ほとんどの酸にも溶けないらしい。絶望的である。
考えてみればこの溶けなさゆえに、体内の水分にも、強酸である胃液にも溶けることなく、レントゲンに写ってくれるわけだが、ここではその性質が大きな障害となり、白くて茶色い物体は、便器の底に鎮座し続けるのである。
サイトによっては「しばらくすると自然に流れる」という記述もあるのだが、自宅のトイレを眺めている限り、とてもそうは見えない。何度水を流しても、白くて茶色い物体はビクともしない。そこで便器の仕組みについても調べてみた。
洗浄レバーを引いたときに、いったん水が流れ込んできて渦を巻いたあとに、「ゴーッ」という音と共にすべての水がいったん排水されてから、再度ゆっくりとたまる洗浄方式は「サイホン式」と呼ばれる(サイホン式のバリエーションは色々あるが、ここでは省略)。
そこで自宅の便器の型番表示を探してみると、TOTOのC482というものである。調べてみると、この便器は「洗い落とし」という洗浄方式である。この方式は、サイホン式と違って、「すべての水がいったん排出される」という過程がない。要するに上から水を流すとあふれた分が下水管に回るだけの、単純な仕組みである。これでは、底にへばりついた白くて茶色い物体がビクともしないのも道理である。
ここまで調べたが、たまの検査のためだけに「サイホン式の便器に買い替える」という選択肢はありえないので、「そもそも便器の底に鎮座させない」しかなさそうだ。トイレットペーパーを水面に浮かべてから排便するという手法もあるようだが、トイレットペーパーだと溶けやすく破れてしまうこともあり、結局着底して鎮座されてしまう可能性が高い。代わりに、トイレに流しても良いが、多少は破れにくい「トイレクイックル」を使おうと思う(ちなみに、トイレクイックルは、トイレットペーパーのJIS基準に適合している http://www.huffingtonpost.jp/2013/05/06/consumer_commission_n_3225990.html )。
以上の検討をしているうちに、今年の検査で摂取した硫酸バリウムは処理できたのだが、その後、さらなる情報を発見した。下記2点の論文である。
これによると、検査で使われる硫酸バリウム懸濁液には粘度を増すための添加物が入っているが、水温によって大きく粘度が変わるらしい。粘度自体は、メーカーや添加物の種類によってだいぶ違うのだが、水温が20度から40度になるだけで、50%ぐらい粘度が下がるものもある。
つまり、他のページで見かける「トイレにお湯を流したらバリウムが流れた」という記述は、硫酸バリウム懸濁液のこの性質に基づいていて正しいという可能性がある。
次回の胃ガン検査では、お湯を用いた処理方法についても試してみたい。
なお、調べたところ、便器に熱湯を流すと割れることがあるため、お湯の温度は40~50度程度までにとどめる必要があるらしい。試す方は注意されたい。
翌年以降の記事(随時追加)。