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はてなキーワード: 時代の空気とは

2024-04-15

anond:20230530151516

時代の空気というのは

声のでかいヤツによって上書きされる

戦中戦前新聞見てみ?

日本人戦争に大熱狂しまくって提灯行列毎日縁日屋台(売ってるもんはさすがに、物資統制の影響もあってしょぼいが)

これで戦争が終わったら、あの時代は辛かったかのように印象付けるデカい声

歴史は勝者によって作られるんじゃなくて

声のデカいイキリによって歪められ続けるンだな、と実感

90年代も今も、それは変わらないのだろう

2024-01-15

anond:20240115140036

坊主期のキレッキレな松ちゃんが最盛期だろうけど、金髪時代の丸くなった感じも結構好きなんだよね。

さんまさんもそうだけど流石トップを走り続けてるだけあって時代の空気読んで変化し続けてるよね。昔だったら言ってるようなこと言わなくなったなとか思うもん。

プライベートもそれだけ気を使っていれば。。。

2024-01-08

木村拓哉松本人志津田大介

誰よりも時代の空気体現していた人が、時代の変化によって『ズレた人』になってしまった。

2023-12-23

anond:20231223132643

たまたまその時代の空気フィットたか素人に毛が生えただけのアマチュアクリエイターがウケていた、というだけでなく、実力のある人がゴロゴロしていた、という意味

藤本タツキとか石田スイとかワンパンマンとか、メイドラゴンクール教信者)とか

2023-10-15

おっさんたち、昔どうしてSFもの宇宙もの流行たか教えて

僕は30代でまあまあおっさんだけど、それでもイマイチ昔の流行りがわからん

ちなみに僕が子供のころは異世界主人公が「落とされる」系の【ファンタジー】が全盛期だったと思う。レイアースとかエスカフローネとかその辺。そのちょっと前は、スレイヤーズとかロードス島とか。

で、明らかにその少し前に、【前世もの】や【超能力もの】が流行った形跡があって(僕の地球を守ってとか)、【SF】とか【宇宙もの】はさらに前な気がするんだけど、あってる?

僕の雑な理解では、「ロボットもの流行ってたところに、青年向けに戦争宇宙ものの要素を加えて、当時新しかったのが、ガンダムだった」って感じなんだけど、これは正解?

で、本題としては、なんで流行たかっていうのは、やっぱ60年代アポロ計画成功とか、大阪万博の月の石とか、あるいは、「かがくのちからってすげー」みたいな時代の空気が影響しているってこと?

個人的には、「かがくのちからってすげー」っていうのはいまいちよくわからなくて、「リニアだってあれほど騒がれてたのに実現するまですごく時間がかかったじゃん」とか思ってしまうけど、昔は違ったのだろうか。

まあ、僕には、あんまり科学の発達が社会の発展・生活改善につながったという実感がないからかもしれない。それと、科学全般というよりは、パソコンインターネットに夢を見た、というところはある。

以下参考。

1965年サンダーバード

1966年ウルトラマン

1968年アンドロイドは電気羊の夢を見るか?

1969年月面着陸

1970年大阪万博

1977年スターウォーズ

1979年機動戦士ガンダム

1982年銀河英雄伝説

1986年僕の地球を守って

1986年ロードス島戦記

1988年ドラゴンクエスト

1989年スレイヤーズ

追記

ちょっとずつ伸びてて嬉しい。

なるほど、松本零士1974年宇宙戦艦ヤマトなど)の影響が大きいのか。大変勉強になりました。

(今、ガンダムSEEDの総集編の映画やってるんだけど、ヤマトリマスター映画予告編流れてたな、そう言えば。)

あと、当時の宇宙開発はスピード感がすごかったんだね。これだと数十年後にはきっと、みたいな期待もあったんだね。

それと、

今、深夜アニメとかコアなゲームとかやってる人たちがみんなSFにハマってたと思えばよい。

この説明理由のものとはズレるのかもしれないけど、当時の状況としてめっちゃわかりやすかった。

追記

「昔はこういうワクワクがあったんだよ」っていう語りがいろいろあって、少し楽しい気持ちになれました。

wikipediaSFのページ、めちゃくちゃ充実してるね。教えてくれてありがとう。あと、『不死テクノロジー』読んでみます

その他もろもろ、数日後にブコメトラバを読み返して、参考にさせてもらいます

2023-08-19

anond:20230819160257

地方創造活動をしている人って、インプットはどうしてるんだろ。

本はAmazonあるから読めるけれど、それ以外のインプットしないでアウトプットしてる人って

どちらかというと用の美のような、民藝世界制作者であって、本だって情報としては遅くて人と会う方が早いし、その時代の空気感は肌で感じないとわからない。

ネット漬けで、月1で都会に出たりしてるのかな。

2023-08-12

10万人の宮崎勤」をベースにした『シンドラーのリスト』みたいのってもうある?

特定人種同性愛者をテーマにした「あの人達はこんなに差別されていました!本当に許せませんね!」っていう映画結構出てるじゃん?

あのノリで「昭和平成時代オタクめっちゃ差別されていました!」っていう映画がそろそろ出てきてそうな気がしてね。

でもこういうのってどういう単語検索すりゃええのか分からん人力検索にかけたいわけだよ。

オタクが一昔前のオタク迫害時代タイムスリップする作品や、オタク差別が激しかった時代オタク独白みたいな漫画はちょこちょこある。

ドラマだとまだ見かけないかな。

オタクでもイケメン清潔感があって現代テレビで主流の価値観に媚びへつらうことが出来るやつは美男美女恋愛させてやるよ」みたいなのしかない印象。

気持ち悪いオタク悪人だとテレビ差別されていました」っていうのが登場人物過去として描かれている漫画アニメ結構あるけど、それを歴史的事実として描いているのはあんまないかな。

ぶっちゃけ「10万人の宮崎勤自体マリー・アントワネットの「パンが無ければ」や池田勇人の「貧乏人は麦を食え」のような、悪意を持った他者による発言捏造だったという説が強いわけだが、『それぐらいの事をいつ口にしてもおかしくないような人間だったという共通認識』がその時代にあったのは間違いないんだよな。

その時代の空気感を描いた作品、まさにオタク版「シンドラーのリスト」のような映画が実は既にこの世界にもうあるのではないかと。

流石にまだないか

オタク差別した人間記憶喪失を起こして「そんな奴らがいたのか。俺がもし近くに居たらぶん殴ってやったのに」とタイムスリップセルフ暴力宣言をぶっかますにはまだまだ本人たちの記憶力が元気過ぎるかな。

2023-07-09

anond:20230709022533

ストーリー的にも首相時代より出世の途中が大事入閣~後継候補になるまでの小泉内閣時代10話くらいかけてやるべき。

北朝鮮拉致で3話欲しい。あれで小泉交渉相手に合わせないよう進言したり、野党送還すべきの声をはねのけて国民的人気を得たわけで重要

郵政選挙も2話は欲しい。

麻生民主政権で5話くらいかけないと「雌伏」感が出ない。

大河朝ドラ時代の空気を描くことも重要な要素なので、オウムアジア通貨危機加藤の乱リーマンショック震災原発事故はきちんと描写してほしい。

今の案だと表面的な安倍政権の話にしかならない。

2023-07-07

anond:20230706225326

手塚治虫ミッドナイト

これ褒めるの難しいと思う。

手塚信者でも。時代の空気は好き。

アトムキャットも面白くないよね・・・

怒られるけど手塚治虫割とハズレも多いよね・・・俺はそう思ってる・・・

2023-06-28

00年代前半のあの空気感が漂うアニメN・H・Kにようこそ!

平成レトロだとかロスジェネだとかINTERNET OVERDOSEだとかオタク氷河期漫画がどうだとかそういう話題と、あと山本裕介氏のVガンダムインタビューとかを最近見たせいなのか、急にアニメ版NHKにようこそ!』のことを思い出した。

この作品めちゃくちゃ面白かったなっていうのもあるんだけど、何よりも作品全体に漂う空気感がとんでもなく好きだった。

引きこもりニートギャルゲーエロゲ)、秋葉原宗教勧誘アニメ専門学校自殺オフ会ネトゲマルチ商法etc...

あの頃の時代の空気ものすごく込められてたなと。00年代前半のあの空気感をここまで感じられるアニメってなかなかない気がする(放映は06年だけど)。

劇伴がすごく哀愁を誘うものだったせいもあるかも。

(たしかサブスクにあったはず・・・ ようこそ!ひとりぼっち とか陽炎列車とか)

なんていうか、あの頃ってなんかセカイ系をまだ引っ張ってる感じというか、ケータイインターネットが普及したりして社会文明が急速に発展していってるのが目に見えてわかるのに、なんとなく自分たちはその発展に乗れていないというかどこか遠いもののように感じながら社会と断絶しているような気持ちになっていたり、そういう言葉にしにくい閉塞感のようなものを今見ても思い出すんだよな。

なんか、社会が上向きになってるはずなのにどうも暗澹としている感じがあるんだよ。カラフルなのに暗い感じ。

そして、何も良くなってないけどそれでもなんとかやっていくさ、という本当になんでもないラストも好きだった。

2023-06-22

氷河期はただの不景気産物か?

就職氷河期なんて命名するから不景気のせいで就職難の時期があった」というフレームで捉えがちだけど、

あの時代もっと根本的な価値観世界観の変化に直面してたような気がする。


まず、70年代末までに明治以来ずっとやってきた西洋キャッチアップ型の近代化工業化完了して、

最後の人ボーナスの波である団塊ジュニア世代が成人するまでに労働集約型の工業社会卒業して)

これから前人未踏領域で、あたらしい生き方模索しなきゃならなかった…んだけど、

バブル景気がやってきて、「深刻な話」はふっとび、お祭り騒ぎなっちゃった


でも流石に、激動の昭和も終わり、冷戦も終わって大きな地政学的な変化が起こり、

経済グローバル化が進み、モノづくりニッポンの終わりが予測され、世界工場地位アジア新興国に移っていくようなって、

もう(経済だけでなく生き方全般の)根本的な改革は避けられないかな?と思っていたところで

バブル景気がはじけて、それどころじゃなくなっちゃった

本質的改革どころか、生活を「元に戻す」ので一杯いっぱいの状態


そんな調子で、本来なら80年代初頭から1020年かけてやるべきだった本質的ライフスタイルの変革(経済含む)を

ズルズルと先延ばししていたが、いよいよ誤魔化し切れなくなったのが90年代の後半で、

それが団塊ジュニア就活をする時期と重なってしまった…

(というか、団塊ジュニアが金を払って学校に行く側から「稼ぎ手」なるのが人口ボーナス最後の波で、

その波がおさまっていくのが90年代後半だとすると、重なるのは必然か?)


オウム真理教が終末思想にもとづいてイロイ事件を起こしたり、

エヴァンゲリオン社会現象となるほど大ヒットするのも、偶然じゃないでしょ?

いままで怖くて直視することすらできなかった存在論不安対応せざるを得ない時代の空気を反映してる…


本来なら、働き方改革だの、ジョブ型 vs メンバーシップ型だの、春の新卒一斉採用の是非だの、

標準家庭だの、第3号被保険者だの(働くお父さんを支える専業主婦)といった問題は、

80年代に本気出して考えておくべきだった。

IT化、情報化グローバル化に乗り遅れたのも、明治以来の(自分たち骨身にしみた)工業化社会の延長で

生きていこうとしたせい…。本質的には昭和サラリーマンのまま、マイナーチェンジで乗り切れると思ってたからじゃないの?


そんな大きな変化の(変化の欠如の)シンボルであるような「氷河期」を、単なる「不景気による就職難」みたいに捉えるから

氷河期世代を不幸にした構造がダラダラとつづいて、それが「失われた30年」ってやつなんじゃないかと思う。

1973年まれバブル崩壊

1991年高校3年だった私はバブル崩壊ニュースが騒がれていても何も考えていなかったし危機感もなかった。

まれから株価地価が上がり続ける好景気ニュースや、良い時計、良いブランド、良い車、お洒落な都会の暮らしと浪費を煽るTV番組しか見てこなかったので

経済右肩上がりなのは1+1は2だというのと同じくらい揺るぎない当然の事実だと刷り込まれていた。

からバブル崩壊なんて聞いても一時的な大騒ぎだと思っていたし歴史教科書に載るレベルの事が今起きているなんて実感は全くなかった。

もちろん、後から我が身を以て知る事になるのだけど。


地方田舎だったので大学進学はまだ当たり前ではなかった。

大学は都会の人、お金持ち、頭のいい人が行くところという認識女性大学進学率は身の回り体感で2割以下だったと思う。

高卒就職した先輩たちからは夢のような話ばかり聞いていた。

就活東京に行くと良い。交通費がもらえるから面接スケジュールを何社もうまくまとめれば数十万になる(関東飛行機距離

知り合いがクルーザーを貸し切りでコンパしていたらしい。タクシーが捕まらなすぎるから札束を見せて止めるし、もちろんチップも弾むらしい。

あと高校生でも高確率ヴィトンの財布持ってた。コンビニでたむろしているヤカラ系の人たちも、上下スウェットヴィトンポーチ定番だった。

金を稼いでブランド物やいいものを買う!時代の空気がそんな感じだったから、流されやすい私も高校生の時はバイト三昧で稼いでは散財していた。


私は広告デザイナーに憧れていた。頭の出来は悪かったけど絵をかくのは好きだったし

弟妹に比べてあまり可愛がられてこなかったので、おしゃれな都会でかっこいい仕事をしている自慢の娘として褒められたかったのだ。

それでデザイン専門学校へ進学した。生活費学費バイト三昧でどうにかしたが、絵の課題の物量とバイトの両立は難しくて卒業ギリギリだった。


1994年

クラスで一番絵が美味かった友人はデザイン業界には就職できずにパチンコ屋に就職した。

運よく個人デザイン事務所就職できた友人は手取り13万で会社に泊まり込むような毎日だと言っていた。

私は朝も夜もバイトしながらの就活がつらく、20ちょっと圧迫面接されたタイミングで早々に心折れてしまった。


でも今思えば1994年なら私もまだなんとか職種を選ばなければ就職できたのでは?広告業界はかなり厳しかったけど。

スキル勉強微妙な成績で、顔も微妙からやっぱり厳しかたかな?

ただ、今よりは派遣も幅を利かせてなかったかバイトで頑張って正社員!という流れも現実的で、だからとにかくいろいろバイトしまくろうと考えた。

コンビニビル清掃、ファストフード新聞配達アパレルカラオケ屋、居酒屋パン工場食品加工工場弁当屋デパートラーメン屋ゲーセン

最低賃金は600~700円の時代。掛け持ちで250時間/月くらい働いて手取り15万以下、賞与有給も無し。家賃は5.5万円。


新聞テレビでは「最近の若者責任感がない」とか、「フリーターという自由な働き方!」とか好き勝手言って

親にもいつまで根無し草でいるつもりなのかと責められた。好きでやってんじゃねーよ。


結局バイトから正社員ルートは3年やってダメで、バイト先の先輩が就職したIT企業に誘われて、やっと正社員として就職できた。

この時の親の喜びようといったらヤバかった。花束送ってきたもんね。

でもそれがブラック企業だった。IT土方だった。

大手孫請け・曾孫請けくらいなので単価は安いし、すでに炎上している案件を受けることが多かった。

1ヶ月連勤とか、朝方家に帰って9時にまた出社するとか、片道の航空チケットを渡されて「今から飛べ。バグを直すまで戻ってくるな」なんて事もあった(2ヶ月かかった。仕様バグだった)

しか名前だけ役職だったので、10時間を超えた分は全てサービス残業なのだ賞与もまともに貰ったことない。


あんなに親が喜んだのに辞めるなんて言えなかったし、若いうちは体力もあったのでなんとかなった。

でも30を超えて疲れが蓄積して部屋の掃除ができなくなり、食事コンビニばかりで、美容院行ったり化粧品買いに行く時間もなく

そもそも仕様書ができてないか想像で作るしかなかったコードレビュー毎日詰められて、17時以降にも1人月分のスケジュールが割り当てられ

まあ要するに鬱になって1年休職して、その会社は辞めた。


今はなんやかんや縁があって地方都市のホワイト企業で働いて生きている。

この会社でも同年代絶望的に少ないので、団塊バブル世代が定年を迎えたら部長課長のなり手がいない。

初の女性課長代理やらないかと言われているが、バブル世代の後始末を彼らよりずっと安い給料で、課長以上の成果を求めるくせに課長代理まりなのだ

断るつもり。

世の中を恨んでいるし、特に団塊バブル世代勝ち逃げ組は呪いいくらいだ。ぜひとも来世はブラック企業で使い潰されて欲しい。無償で!


実家は太くなく、偏差値は55くらい。顔面偏差値は47くらい。コミュ力は中の下。人より強いと感じるのは不本意だが「我慢する事」

理解のある彼くん無し。それでも穴はあるとか言われるだろうが、穴として使う人と人間同士の信頼関係を構築するのは難しく、私には無理だった。

そりゃめちゃくちゃに頑張ったり美人だったり頭良かったり運が良かったり、何かに突き抜けていれば同じ年代でも勝ち組にはなれたかもしれないので、能力も頑張りも見た目もそうでもない自分ダメだったのは自業自得かと思ってた。

でも私のような中くらいより少し下の人間が、中くらいより少し下のままでもそこそこに生きていける時代になったらいいねって思う。

そしてその為には、私達は救われないまま死んでいった方がいいのだとも思う。

2023-06-03

語り継ぎ難い芸人 上岡龍太郎 【追記有り

口惜しいです。 ありがとうございました。 上岡龍太郎師匠

 

面白くて、賢くて、粋で、格好良くて、危険おっちゃんが おったんや。

 

 上岡師匠を語る事が難しい理由は、いくつもある。

そもそも現役引退23年も前である事。

引退ネット普及の直前で、その足跡ネット上に殆ど無い事。

増田自身アラフィフで、 実際には上岡師匠活躍引退前の5~6年しか知らない事。

 (追記修正:ごめんなさい。増田アラフォーでしたわ。「アラフィフの人の意見が聞きたい!」  という気持ちが空回りしてしまいました。)

上岡師匠の芸は司会とトークが強く、

  その実力と活躍に比して〈作品〉や〈芸〉と言えるものが少ない事。

 

考えが まとまらない。  思いつくままに書く。

 

大昔に引退された故人を語り継ごうと思う事自体が、増田老害になった証拠なのだろう。

 しかし、

若い人に語り継ぐという方針でないと

上岡師匠に関しては、増田と同世代以上との 思い出話も紡げないと感じる。

 

訃報や、Wikipediaなどで上岡師匠の概略は説明されているだろう。

 一方で、

ネット上に膨大に残された動画や音声はどうか?

 恐らく、

23年以上前動画や音声だけでは 前提情報文脈が違い過ぎ、あの時代の空気感は おろか 意味意図も正確に伝わり難いだろう。

 無謀にも増田はそこを少し補いたい。

 

上岡師匠は、そもそも危険芸人

 訃報に際し、

上岡師匠が時にトラブルを巻き起こした事は書かれてあると思うが……。

決して、トラブルメーカーなタイプでも、我儘でも、爆発するタイプ芸人でもなかった。

 基本は、

常に機知にとみ、理知的で冷静な姿勢を保ちつつ毒舌を組み込んでいく司会とトークの達人だったのだが。

芸の本質的危険性も十分に理解しておられた方で、

 出演されているだけで

【常に、0.1%程度は放送事故を起こしそうな芸風】だった。

これは、テレビラジオへの誠実さの裏返しで常に少し緊張感のある芸風だった。

それが良かった……。

 そして

社会的正義と、ご自身の信念が重なった領域では決して曲がらない人だった。

 特に自分がメインの番組では。

 

 【時代

上岡師匠引退されたのは2000年

2chの開設が1999年

ブロードバンド(!)の商用提供1999年との事。

 当時は

インターネット携帯電話の普及期で、

インターネットケータイの影響は確実に有ったが、ネットが使えて当たり前という時代では無かった。

動画の送受信なんて一般には不可能で、 画像の表示さえ重かった。

 ただ、

メール等の文字情報の送受信の利便性理解されて始めていた

 IT革命(!)の黎明期

一般人同士の情報発信は まだ困難で

 テレビが、マスメディアとして独占的地位にある最後時代だった……。

増田は、上岡師匠ネットテレビの現状を当時の時点で察しておられたと確信している。

 これは増田記憶ソースなので確証は無いが。

上岡師匠は当時、

「(ネットが普及すると) ウチら(芸人)は いらん様になるな。 だって友達と喋った方が面白いもん。」

と、発言されていたと記憶している。

(追記修正:肝心、要のポイントなのだけど。『松紳』での紳助さんの発言混同しているかも……。申し訳ない。)

 

実力的にも、年齢的にも、まだまだ余裕だった筈。

 ただ、

から見れば炎上必至の芸風だった。

ネット前夜にネット特性を見切った確かな見識。

引退という決断

2000年というタイミング

引き際も含めて上岡龍太郎という【芸】の完成形だった……。

 

上岡龍太郎を知っている。あるいは影響を受けた

少なくない人間上岡龍太郎を真似したがる。

 しかし、そこに

上岡龍太郎の知性、センスバランス感覚人間性、 思いやり、そして環境が揃わなければ。

 それは単に、つまらない悪口に過ぎない。

 

20世紀良心重石が去った様だ……。

 

 いや……、増田は……、

〈 表舞台から去った真の実力者を知っている。〉

そのストーリー固執しているだけだ……。

かにそれは増田の心の拠り所であった。

 しかし同時に、下の世代に対する

暗い優越感でもあった事を認めねばなるまい……。

20世紀の終わり。

上岡龍太郎引退という空白を埋める度量を

23年も経つの増田は持てていないのだ……。

 

師匠

 本当に綺麗に引退されましたね。

増田も当時、幼いなりに その価値、その意味を分かっていたつもりでした。

師匠が本気で二度と表舞台に立たない事も。

 でも 正直、寂しいですわ。

この23年間の何処かで 、また見たかった。また聞きたかったです。

 甘いですわね。

人生は、全ては、一期一会なんですから……。

 

P.S.

 もう、ムツゴロウさんも逝っちゃう

イヤになっちまうわ……。

 

探偵!ナイトスクープDVDとかは有るし。

上岡龍太郎師匠比較最近の話は

ここで買えるみたい。増田も後で買う。

https://ebookjapan.yahoo.co.jp/books/430131/A001805387/

 

何か、お別れ会も無いみたいだし。

師匠の思い出話も出来ないわ。

このままだとエピソード散逸していくだろうし。

アラフィフ以上の人も集まって 師匠の思い出話が集まる様な場所を知っている人がいたら教えて欲しい。

このまま散逸するのは悔しいわ。

追記とかもするし。

[追記しました。]

https://anond.hatelabo.jp/20230605195217

2023-05-07

私が美術館に行ったとき必ずすること

2023-05-01

立民が人気ない理由ってなんだろう

現実的な対案を出さないで反対ばかりしてるからとか言われてるけど、庶民ってそんな政党ごとの政策とか見て比較検討とかやってない気がするけど。

やっぱ怒ってばかりいる人は敬遠されるとか時代の空気なのかな。

2023-03-21

ありのまま」の自分が嫌い

 このあいだ久々に「レット・イット・ゴー」を聴いた。学生時代流行った曲だ。俺は「アナと雪の女王」を見なかったけれど、「ありのまま」でいることは望ましくて、できれば飾らない自分でいたいという時代の空気は、自然に受け入れていたような気がする。

 じゃあ、みんな「ありのまま」でいられないのかというと、「ありのまま」の自分を好きになってくれる人はあんまりいないからだと思っていた。確かにそういう側面はあると今でも思う。みんな、就職面接を受けるとか、女の子と初めてデートするとかって時にはおしゃれしたり猫被ったりするわけで、「ありのまま」でいるだけで好かれそうとするのは愚かだ。でも、みんなが「ありのまま」と異なる自分を演じたがるのって、それだけのせいなのだろうか。

 10代のころって、女の子の前だと変にかっこつけちゃってモテない男の子っていたでしょ。男の子同士だと冗談のわかる気さくないいやつで、女の子とも同じように接してればきっと好きになってくれる人もいるはずなのに、なぜか構えて変な自己を演じてしまう。それって、単に女の子に慣れていないという面もあるのだろうけど、「かっこいい男」として女の子に好かれたい、という気持ちがあってそうなっちゃうのだと思う。

 多くの人は思春期の頃に「自分が好きになってほしい自己」と「他人が好きになってくれる自己」の二つに直面して、うまい具合にバランスを取って生きていくのだと思う。「ありのままに」という(一見すると虫がいい)メッセージがそれなりに説得力を持つのは、不自然な「自分が好きになってほしい自己」はそんなに他者から好かれないから、かもしれない。好かれる努力はしなきゃダメだけど、自分とぜんぜん違う自分を演じてもかっこ悪いだけだよね。

 でも、俺は30代になった今でも、「ありのまま」の自分をあまり好きになれない。ドジで垢抜けない自覚はあるけれど、子ども好きで子どもと接する仕事をしていて、自分に向いたことをやって生きられてるなって思う。でも、一方で、そんな自分を好かれても嬉しくない。なんか、もっとかっこいい、仕事ができてオトナっぽいふるまいをする別の誰かになって、それで女の子に好かれてみたいと思う。そんなの無理だし、演じてみてもかっこ悪いだけだろうけど。

 これって、みんな同じ?

2023-02-05

麻原彰晃テレビに出していたから〜」

麻原彰晃がかつて90年代前半にテレビ雑誌に出演していたことを何かメディアへの批判みたいに使う人をそれなりに見るけど

結局、麻原彰晃自体メディアに出してはいけない・いけなかった具体的理由って何なの?

犯罪者だった」「その疑惑があった」というのは後出しだし、

カルト教祖から」というならその社会に受容されてるか否かを問わず宗教関係者全員メディアから追い出せって規模ならまだ分かるが「あそこだけはダメ」ってのはただの趣味じゃん

「麻原みたいなのをテレビに出して面白がっていたから〜」という良くある憤りのあとの接続が良くわからんのよ

面白かったから、実際ちゃん話題になるから出したんでしょ

麻原がテレビに出て「実は弁護士殺してました、すみません自首します」なんて言うわけないんだし

なんなら87年の片岡鶴太郎番組に出てた時点では(薬事法違反とかはあるが)大犯罪犯してなかったからセーフで、90年代生ダラ出演はアウトみたいな線引きでもするのかね

社会的影響力なんて、(麻原の対談相手でもあった)ビートたけしフライデー襲撃したがいくらでもテレビ出てるし、他の芸能人言わずもがなじゃん(オウムサンデー毎日TBSと揉めてとけど)

結局「サリン撒いた連中が、自分の身近にいた」と言う恐怖や複雑さに耐えられなくて、なんかメディアとか受容の問題にしてるんじゃないの

「ある(発覚前の)犯罪者宗教指導者がメディアに出ていました」から導き出されるのが、「テレビはなんかあやしいあやふやな奴を出すな!」「なんか、こう、時代の空気反省しろ!」なのって、発想が貧困過ぎんか?

2023-01-20

逆に「最近の(生身の)バンド物語性が薄い」ってのがある気がする

モー娘。とかホワイトビスケッツとかは「そのグループがどういう集団で、どういう物語の中でこの曲を歌っているか歌詞は何をイメージしたものか」をCD買ってるほぼ全員が理解していたレベルじゃん。

でも今チャートにいるのって、大部分がどういう連中が歌っているのか誰も知らない気がする。

ドラマ映画テーマソングであっても「流行りそうな曲を流行ってそうな歌手に歌わせる。作品との相性は関係なく」みたいなのが一時期はやりすぎたせいで土壌が丸焼けになって、日本人の多くは「作品の何らかの場面をイメージしたもの」とは感じなくなってるように思える。

でも音楽ってのは本来表現」なわけであって、つまりは「手段」としての側面こそが本体だったはずなんだよね。

祭りドンドン太鼓を鳴らすのは、祭りをやってますよと神様にまで伝えるためであり、その背景があるから聞いてる人達は「オラオラめっちゃ楽しいから一緒に混じって、ついでに俺たちの願いもちょっと聞いてけ」を踊りで表現したりする。

そういった文化の中で、いつからか単純に音楽のものを楽しもうという研究が進み純粋技術のぶつけ合いを至高とする人達も出てきたけど、それでもクラシックならオペラ劇伴であったりポップカルチャーなら時代の空気を歌うものであったりした。

CDを買うという文化が失われ、配信という超高速でチャートが入れ替わる世界が始まったことで、そういった感覚はかなり散り散りになってしまった。

誰がどこで何を歌っているのかはよく分からないけど、なんとなく歌詞共感する気がしないでもないのレベルまで、音楽によって表現されるもの、少なくとも受け手が聞こうとするもの曖昧化していった。

そういう背景があるからこそ、「誰が歌詞や曲を書いて誰が歌っているのかを明確にフューチャーした音楽」が強烈なインパクトを持って伸びていったんじゃないだろうかと思うわけだよ。

数十年前はいくらでもいたはずの絶滅危惧種ってやつだね

2022-12-20

anond:20221219133230

48歳はまだ子供の頃バブルでいけいけな時代の空気経験してるのでマシ

今の40歳より下は本当に成長しない世界しか経験していない

2022-09-11

あぶない刑事また新作やんの?

もういいじゃん2人共退職した設定なんだし。

というかあぶない刑事は「リターンズ」以降、全く時代の空気についていけてない感が半端なくて、全然面白くなかったし。

もちろん時代に合わせて名作をアップデートする難しさは理解できる。

これについてはあぶデカ元ネタとされるダーティペアを、令和の今にリバイバルさせる難しさを想像してみるといい。

結局あの作品タカの持つ二丁拳銃(マグナムバックアップ)とユージの操る覆面パトカーとともに、時代記憶に残るのが正解だったなーと、今でも思う。

2022-08-28

介良事件

昭和に起きたUFO事件

田んぼに現れた灰皿サイズUFO中学生が捕まえたという事件

https://blog-imgs-48.fc2.com/n/o/c/nocturnetsukubane/201312122316437ee.png

現代なら中学生が灰皿を銀色に塗装してUFOを捕まえたと言っても、友達同士の笑い話で終わると思うけど、大人も巻き込んで今にまで語り継がれるUFO事件になったのは時代の空気のせいか

Youtuberが介良事件現場取材に行ったという動画を見て思い出した。

もうドット絵の大作ゲームは出ないんだよなあ……

ドット絵で大作ゲーム作るってものすごく労力かかるから企業規模で勝負に出るタイトルとかないと無理なんだよな

昔のタイトルやっとけばいいじゃんってのはそのとおりで、実際やってるんだけど、今の時代の空気お約束を取り込んだ大作ドット絵RPGとかもやりたいじゃん。

ももう出ることはないんだよなあという

2022-07-15

エセ著作権事件簿読んでる ライオン・キングの件でディズニー抗議文漫画家たちの署名を送り付けた里中満智子氏の問題点って

正に今のアメコミ雑語りをするネットユーザーと全く同じで頭を抱えてしま

米国文化コンプレックスがあり、過去に極度に理想化していたがゆえに、ちょっとでも不祥事を起こすと裏切られたと思って逆上して大騒ぎする。」

著作権や各種法律について正しく学んでおらず、思い込み判断する癖がある。」

ディズニー社は(プール事件のような厳しすぎる件もあったが)基本的わずかな“黒“も見逃さないというスタンスであり、同人等のグレーゾーンに対しては特に何も言わない。

にも拘らず著作権法に則らない過度な自粛を行い、いつしかそれが真理だと思い込み、それを本家にも強要する。」

ライオン・キング事件から28年経ち、多くのオタクが今度は思い込み著作権から思い込みポリコレ基準武器を変え、やたらめったら海外文化を敵視するようになってしまった時代の空気先鞭

結果的にではあるが)里中満智子氏がつけてしまった罪は重いのかもしれない。

2022-07-09

5.15事件だと思ったら豊田商事会長襲撃事件だった

これは不幸中の幸いと言えるのではないか

やべえ戦前かよ時代の空気が不穏かよと構えてたのが一気にスケールダウンしてショボくなったがこれはウヨサヨ双方にとってもウヨサヨネットアオリ倒してる連中にとっても良いニュースと言えるのではないか

SNS赤の他人を煽って遊べるのは相手実力行使してこないと信じてられるうちである。そのことはネトヲチ商売にしてた屑とそれに釣られて実力行使に至った間抜けの顚末をリアルタイムで見てたはてなーはよく知ってる。あれ以降、遊び場はギスギスした空気で過疎の村になった

まだ遊べるとアクセル踏む屑がまだいるようだが、早いとこ考え直して死んだ人間勝手破滅思考でお縄になった人間のことはとっとと忘れたほうがいい。死んじゃった人間は生きてる人間有効活用してあげよう。マジかよ宗教ヤベーなとオチのついたとこでネットウヨサヨエスカレーションをその命で止めた偉人として顕彰する、それが今我々にできる最大の供養であろう

2022-07-06

国は国民に、外国侵略されても投降することを許してほしい。

今の時代の空気のままだと自害する以外の対応は許されなくなりそうなので、自害する勇気がない自分最近不安で夜も眠れない。

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