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はてなキーワード: 文学賞とは

2021-09-23

anond:20210923150041

チラシの裏に書いたものしかも本人的には愚痴しか考えてなかった文章で何らかの文学賞とれたらかっこいいよな

2021-08-24

はてなインターネット文学賞作品発掘部門

締切は31日らしいよ。

あと1週間だけど、盛り上がってるのかな。

2021-08-20

はてブの「おすすめ」欄に込められた運営側の切なる願い

はてブの「おすすめ」欄を見てみると…

特集:注目の競技

特集メダルラッシュ

特集:B!文学賞

と、オリンピックネタがズラリ。

はてブを正常な場に戻したい!」という運営サイドの切なる願いがヒシヒシと伝わってくる。

そりゃまあ、今の限界左翼の吹き溜まりみたいなはてブ広告を出したいと思う企業なんか皆無だろうからね。企業としては当然の判断だわな。

2021-08-11

ネット文学賞ネット文学終焉

https://mala.hateblo.jp/entry/2011/12/14/121139

個人的に銘文だと思っているmala氏の「はてな使ったら負けかなと思っている2011」が書かれてからおよそ10年が経った。

しか当時はネット危険場所から健全場所へとイメージが変わりつつある頃だったと記憶している。

はてなも湿っぽいイメージはてなダイアリー(個人の感想ですから明るい陽キャはてなブログへと転換を図り、その5年後には上場を果たす。

石の下でグネグネしていたネット諸氏は、少しづつ陽の光が当たり始めた場所に居心地の悪さを感じ始めていたのではないだろうか。

自身も石の下の一匹であった僕もまた居心地の悪さを感じた一人であり、mala氏の文章の文末に吐き捨てるかのように書かれた『大多数の人にとってインターネット安全ものであり続けている。すべての人々が、ネットを通じたトラブル揉め事に巻き込まれますように。』に喰らってしまった。

mala氏の呪詛が通じたのかは分からないが、多くの人にとってインターネットがより安全場所になりつつある今、所謂ネットを通じたトラブル揉め事に巻き込まれた」人もまた少なくない。

毎日ネットで誰かが誰かに噛み付いており、モニターから飛び出して直に人間を殴りに行く者までいる。

ツイッターではしょっちゅう訴訟が起こされたり、訴訟をするぞと脅したり、訴訟を失敗して笑われたりしている。(10年前の皆さんはこんなにも訴訟が身近になると思っただろうか?)

気がつけばネット越しにお財布からお金を盗まれていて、誰かが炎上して辞職するニュースを見ながら振り返ると、後ろでは自ら火の中に飛び込むYouTuberがいる。

ネット炎上に(無自覚も含め)加害者として加担する人を含めればほぼ「すべての人々が」巻き込まれていると言って差し支えないだろう。

いい時代になった。

しかしそんなリスキー時代なのにも関わらず、個人匿名性はほぼなくなりつつある。

放棄した、と言っていいかもしれない。

ここで言う匿名性とは、セキュリティ的なあれこれではなく「アバター個人を切り離す」行為のことだ。

少し前、SNSインフラ的な役割を担うようになった頃、多くの人がネット上の影響力や人間関係などが資産的な価値を持つと考え始めた。

実際、これらはリアル金銭的な価値や、承認欲求を満たすアイテムとして、非常に高いレートで取引でき、将来性まである事がわかってしまった。

これらの資産現実に持ってくるには、もちろんネット上のアバター現実個人を紐付けなければいけない。

普段大事しまっていて時折箱を覗いて満足する、そんな昔の玩具に法外な買取価格が付くかもしれないのだ。

誘惑に負けてみんなメルカリ直行だった。

ネット上の分人と現実世界個人が紐付けば、ネット上のいざこざは現実世界に流れ込んできてしまうのは当たり前なのだが、それに直面したのは数年後。

そんな感じで、僕たちは貴重な匿名性を自ら放棄してお金とか自尊心だとか、まあそれ以外にも色々と便利なサービスを甘受して満足して暮らしましたとさ。


そんなわけで、おわかりだろうか、はてな匿名ダイアリーは数少ない残された大地である

匿名性が息づく最後の砦である

そのはてな唐突ネット文学賞をやるとか言い出した。

ネット文学とは何か?


僕は文学に詳しくは無いし、文学カテゴライズにはもっと詳しくない。

しかしぼくがかんがえるさいきょうのネット文学的な想いはぼんやりとある

一番の条件は、書いた人が現実の人に紐つかないということだ。

かに結びついてしまえばもうそれはネット文学でなく、その人の文章になってしまう、そんな気がする。

誰が書いたのかがあやふや文章、知っている人が読めば一発で属性特定できそうな個性豊かな文章にもかかわらず、著者を知っている人は絶対読むことが無いであろう場所にひっそりと書かれており、物知りなネットの知り合いかリンクで送られてきたそれを開くと、改行や句読点位置はまるでデタラメ熱量だけで押し切られた5万字にも及ぶ文章文句なく面白く「しかしこの文章読みにくいなー」「段落くらい分けろや」と文句を言いながらも一気に読み切ってしまう。

締切が近い仕事で深夜にシコシコと作業をしている時に、何の予告もなく突然そんな文章出会い頭に衝突して朝まで全然仕事にならない、そんなのが理想ネット文学との出会いである

昔はそんな文章にぶつかる事が多々あった。

テキストサイトという名の万国博覧会ブログブームの中で一般日記に交じる電波日記・怪文章エログロナンセンス絶望の世界2ちゃんねるコピペ、そいういった無数の砂の中から時折砂金のような文章が落ちていたりした。

多くの文章一期一会で、心と記憶に余韻を残しつつまた砂の中に消えていった。

いやいや昔話はやめよう。

ネット文学現実と紐ついてほしくないというのは僕だけだろうか。

もちろん、ネット上の優れた才能が現実に結びついて報酬を得られるのは喜ばしいことだ。

しかしそのサイクルが非常に早く、システム化され、なんなら最初から最後までの筋道が出来てしまっている事が多い今日では、現実と紐つかない文章にこそネット文学としての煌めきがあると僕は思う

ネット現実の結びつきがより強固になった今、ネットしか読めない文章ネットしか評価されない(あるいは評価もされない)文章というものはこの先ますます読めなくなってくる。

詠み人知らずのネット文学はこの先ますます廃れていくだろう。

はてなもその事を理解していて、最後土地を護る者の仕事としてネット文学賞を開催しているのではないだろうか。



たぶん、増田文学最後ネット文学と言われる日は近い。

2021-08-08

anond:20210808112025

星新一安部公房三島由紀夫天才だったなぁ。雪国は、今でもノーベル賞取れるかなぁ?、って感じがする。そういえば、この度の文学賞音楽にも拡張してくれて良かったと思う。

2021-07-28

はてブの「おすすめ」欄に込められた運営側の切なる願い

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特集:注目の競技

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特集:B!文学賞

と、オリンピックネタがズラリ。

はてブを正常な場に戻したい!」という運営サイドの切なる願いがヒシヒシと伝わってくる。

そりゃまあ、今の限界左翼の吹き溜まりみたいなはてブ広告を出したいと思う企業なんか皆無だろうからね。企業としては当然の判断だわな。

2021-07-23

はてなインターネット文学賞が開催されそうだが阻止しなくていいの?

というジョークはともかく、KADOKAWAが関わっている以外に賞としての価値があるように思えない。

とくに審査員が全員エンジニアなのがちょっと

今更文壇がーという時代でもないけど、どこまでビジネスにしてくれるんだろ。

下手するとGIGAZINEマンガ大賞並みに空気なんじゃないか

特にはてなビジネスが上手とは言えないので余計にそう思う。

2021-07-12

anond:20210712230856

有名な文学賞取っても小説印税で食えてる人のほうが少ないじゃん

純文学系の出版物なんて大手出版社漫画で稼いだ金つぎこんで社会的使命として出してもらってるだけで

ごく一部の売れっ子以外はビジネスになってないのが現実

芥川賞作家でも受賞作品まれただけでそれっきりヒット作なしってそんなのばっかで

綿矢りさだって実力が評価されたっていうよりも若さと見た目による話題性プロモーションやすかっただけでさ

学生小説コンクール方向性いじったら受賞者が職業作家として成り立つとかそういう世界じゃないんだよね

金になる娯楽小説で身を立てたければ学生だろうとなんだろうとその手の賞に応募していけばいいだけの話で学校教育の出る幕じゃないし

中高大いずれも学校就職予備校たるべしという思想もった人にはなにいってもわかんないかもしれんけど

2021-07-03

芥川賞直木賞の受賞歴と夏休みに課される読書感想文コンクールの大賞とはどっちの方が稀少でムズイんだろうか

芥川賞とかは作品出してる新人なら誰でも(つまり世代無関係に)選考対象という意味で分母が大きい

読書感想文も少なくとも公立の全ての学校の子供が受けさせられるから母数は相当なもの

といっても全世代が受けられる芥川賞などと違って、大人になってから子供に紛れて受けるということはできない

読書感想文なんて文学賞に比べれば子供わんぱく相撲みたいなものだと言っている人もいたのだが、

自分自身もまた、実力がまだ未熟な子供ときしか賞をとれる機会がないという意味では、難しさの単純な比較は困難

また読書感想文の方が簡単というなら、芥川賞直木賞の受賞歴がある人なら子供のころに

読書感想文の大賞を取ったという経歴を持っていていいはずだが、そういう人は寡聞にして知らない

どちらの方が難しいのだろうか

2021-06-19

anond:20210618183802

芥川賞直結のメジャー純文学賞に応募したとは限らんし、

そもそも芥川賞と他の文学賞関係無知だったというパターンもあるしで、

元増田も信用するに足る記事ではないけれど、それだけで嘘と断定もできんよ。

2021-06-18

純文学新人賞についての解説

純文学とは

純文学とは制度的には文芸誌に載っている小説作品のこと。芥川賞はこの文芸誌掲載から選ばれることがほとんど。

その文芸誌とは下の5つしかない。

まれ早稲田文学やその他のインディーズ雑誌から芥川賞候補に選ばれることはある。

純文学新人賞について

上記文芸誌5誌はそれぞれ新人賞主催している。

最終候補に残ると編集部から電話がかかってくる。いつその電話があるのか、公式には明らかになっていないが、過去経験者がブログTwitterでほのめかしており、5chの文芸創作板を見れば、だいたいの情報が集まっている。

9月末締め切り。最終候補の連絡は1月? 選考会は3月。受賞作は4月発売の文學界5月号。

10月末締め切り。最終候補の連絡は2月? 選考会は4月。受賞作は5月発売の群像6月号。

3月末締め切り。最終候補の連絡は7月? 選考会は9月。受賞作は10月発売の新潮11月号。

3月末締め切り。最終候補の連絡は7月? 選考会は9月。受賞作は10月発売のすばる11月号。

3月末締め切り。最終候補の連絡は7月? 選考会は8月。受賞作は10月発売の文藝冬号。

七年ラノベの賞に一次落ちし続けてたんだけど、やけになって純文学の賞に応募したらなぜか最終選考まで行った

https://anond.hatelabo.jp/20200519161343

この増田を読んだが、私はワナビとして、過去数年分の最終選考に残った作品の選評を読んでいるが、「書きたいことや日頃の鬱憤をごちゃ混ぜにして書き殴った」作品ひとつもなかったように思う。

あと5月の段階で、最終に残っているが、選考会がまだだという新人賞はない。

ちなみに小説新人賞については、優れたデータベースがある。

文学賞世界

https://prizesworld.com/prizes/

追記

上記の5大新人賞は、プロ純文学作家になるための賞である

プロ純文学作家とは、出版社から仕事を依頼され、原稿料の出る仕事をする物書きのこと。必ずしも物書き仕事だけで生活できるとは限らず(いやほとんどの作家はできず)会社員をしながら作品を発表しつづける人もいる。

ただ芥川賞を取って10年くらい生き残れば、どこかの私立大学創作学科教員になれたりすることが多い。

小説新人賞は、出版社主催する新人賞以外にも、地方自治体新聞社主催する、「地方文学賞」というのものがある。

地方文学賞は受賞しても、賞金がもらえるだけで(ただし上記の5大新人賞より賞金が高かったりする)、本も刊行されない。それはデビューとは言えないし、たぶん受賞した人もデビューだとは思っていない。当然、仕事の依頼とかは来ない。

(ただ地方文学賞でも本が出版社から刊行される太宰治賞という例外はある)

2021-05-24

[]地方文学賞メモ

地方新聞主催

文学賞締切400字詰め原稿用紙賞金応募総数発表条件
北日本文学賞8月31日30枚100万円1100強1月1日新聞紙特になし
埼玉文学賞8月31日50枚50万円?11月上旬埼玉新聞紙県外者の場合は、埼玉事物風土人間歴史など埼玉との関わりをテーマにした作品であること。過去の受賞作はウェブで見られる
南日本文学賞年末年始50~60枚30万円100強3月上旬新聞紙鹿児島県在住者、あるいは出身
北日本児童文学5月末日30枚50万/10400強11月新聞紙上、およびwebun特になし

都道府県主催

文学賞締切400字詰め原稿用紙賞金応募総数発表条件
内田百閒文学賞5月末日20~50枚100万/20400弱11月下旬岡山舞台となる作品や、岡山出身人物自然文化風土物産などを題材とした作品
やまなし文学賞11末日?80~120100万/30万300強3月上旬山梨日日新聞紙上、及び同紙電子版に掲載、受賞作は単行本として刊行特になし
伊豆文学賞10月1日30~80枚100万/20万/5万260前後4月上旬入賞作品を収録した優秀作品集を作成伊豆をはじめとする静岡県内の自然地名行事人物歴史などを題材(テーマ)にした小説随筆紀行文。掌編部門
新潟日報文学賞9月1日30枚30万?11月1日応募資格新潟県内在住者と新潟県出身者に限る

自治体主催

文学賞締切400字詰め原稿用紙賞金応募総数発表条件
太宰治賞12月10日50枚~300枚100万1440前後5月初旬、受賞作品、優秀作品、最終候補作品は、選評とともに「太宰治賞2020」(20206月刊行予定)に収録特になし
坊っちゃん文学賞9月30日4000文字50万/109300強?ショートショートの賞にリニューアル
舟橋聖一顕彰青年文学賞9月18日50枚30万?2月頃?満18歳から満30歳までの青年
阿波しらさぎ文学賞6月1015枚30万/10万/5万460強8月徳島新聞紙上および徳島新聞電子版に掲載。受賞作は発表後、文芸誌徳島文學」に転載特になし
ちよだ文学賞4月30日30枚100万42010月、市役所にて販売特になし

めんどくさくなってきたのでここまで、適宜追加予定。湯河原のやつはNONに掲載されるみたい。あと、探すと結構ミステリの賞が多い。

そのほか

文学賞締切400字詰め原稿用紙賞金応募総数発表条件
仙台短編文学賞11月上旬25~35枚30万/5万400弱公式ホームページならびに河北新報紙上、小説すばる」に掲載仙台宮城東北となんらかの関連がある作品

参考資料

Wikipedia、各文学賞サイト

免責

この表を利用することによってトラブルは一切責任を負いかます

誤りがあるかもしれないため、必ず公式サイト確認してください。

メモ

https://tadeku.net/80142/

2021-05-12

anond:20210512210939

小説家希望バイト文学賞の下読みさせると

後で直せばいいだけの細かい作文ルールにうるさく

肝心の内容が面白い話を落とすので困るという編集愚痴を思い出した

なんとなく

2021-03-08

村上春樹が「文章下手」っていうのは無理が無いか

anond:20210307055157

下村上春樹の主な受賞歴。

群像新人文学賞1979年
野間文芸新人賞1982年
谷崎潤一郎賞1985年
読売文学賞1996年
桑原武夫学芸賞1999年
フランツ・カフカ賞2006年
世界幻想文学大賞2006年
朝日賞2007年
早稲田大学坪内逍遙大賞(2007年
バークレー日本賞2008年
エルサレム賞2009年
毎日出版文化賞2009年
スペイン芸術文学勲章2009年
小林秀雄賞(2012年
ヴェルト文学賞(2014年
アンデルセン文学賞2016年


 この中から更に主だったものを上げるとすれば、1985年谷崎潤一郎賞2006年フランツ・カフカ賞2009年エルサレム賞ではなかろうか。

 谷崎潤一郎賞熟練した純文学作家に与えられる日本の賞であり、またフランツ・カフカ賞ならびにエルサレム賞国内外の顕著な業績を上げた作家に対して授けられる賞である。率直に言って、これらの賞を受賞している作家は並一通り以上の文学的魅力を持っていなければならないんだけれど、それらの賞を受賞している村上春樹が「文章が下手」っていうのは無理が無いか

 そもそも村上春樹に「下手」と評価を下すネット評論家諸君が幾らハード読書家であろうが、村上春樹に対して文学賞を与えている人間の中には、日本で一番小説を読んでいると言ってもいい著名小説誌の編集部メンバーがいる。それらの日本で最も小説精通した人々が村上春樹に対して贈った賞の存在は、明らかにネット無名評論家の「下手」評価よりも当てになるだろう。何でそんな単純なことがネット評論家、並びにその評論を信望する人々には分からないのだろうか、と自分としては疑問に思うこと頻りである


 さらさら特筆すべきはエルサレム賞で、こちらは文学評価のみならず政治的な要素の介入する賞だから純粋文章力の尺度としてこの受賞を語ることは難しいかもしれないけれど、国際的評価裏付けには間違いなくなっていると思う。

 また、エルサレム賞の授賞式の舞台では当時のイスラエル大統領であるペレス大統領も参席しており、それだけ重要な賞であったことが分かる。

 審査員が読んでいるのは英語訳だろうし、勿論原文の日本語を正確に評価しているわけではなかろうが、いずれにせよ本編の魅力が無ければ翻訳評価されることもあるまい。これだけの多種多様かつ様々な審査委員から評価を受けたきた村上春樹に対して、「文章が下手」っつーのはどーゆーこと? ってな話なのだ

2021-03-03

東大ジャニーズの人は無意識に人を傷つけないでほしい

東大なのにアイドル東大芸人くらいはなんとなくいいけど、タレントヅラでやってる。

さらジャニーズ偏差値高めの大学東大出だったり、なんか文学賞取っていたりする。で、バラエティに出てる。

それ、全部俺が欲しかったやつだし、全部叶わなかった奴。

ネットニュースで見たりしてひとつも叶わなかった自分を思うと情けなるよね。

一方的思い込みだけど、こう言ったニュース自尊心をズタボロにしてくれるからやめてほしい。

2021-03-01

必読書コピペマジレスしてみる・自分オススメ41冊編(3)

戻る→anond:20210301080139

E・M・フォースター「ハワーズ・エンド

「人をたくさん知れば知るほど、代わりを見つけるのがやさしくなって、それがロンドンのような所に住んでいることの不幸なんじゃないかと思う。わたししまいには、どこかの場所わたしにとって一番大事になって死ぬんじゃないかという気がする」

つの家族の間を行き来しながら、人間記憶や、場所への執着を捉えた文章。それはまるで、漱石のいいところだけ抜き出したような文章だった。

ところで、同じ著者の「インドへの道」もいい。これは大英帝国支配下インドで、未婚女性が現地の男性暴行されたという疑惑を巡る話だ。女性を守ろうとする騎士道精神排外主義が結びつき、支配者と被支配者の亀裂が広がる様を描く、不幸にして極めて現代的な作品である冤罪をかけられたインド人が、「誰があんな不美人な年増を」と心の中で毒づくの、とても嫌なリアリティがある。たぶん、帯を工夫したら売れるし、どっちの「弱者」がより保護されるべきか的な話題で定期的に盛り上がる増田住民にも刺さるんじゃないかな。

ニコルソン・ベイカー中二階

切れた靴紐を昼休みに買うだけの、注釈だらけの何だかよく分からない小説。細やかな観察眼と都市生活者が思わず共感してしまう日々の経験で、要するにあるあるネタで延々と読ませる。すごい。こういうのが現代文学なのね、みたいに一席ぶつのにも使えるかもしれない。

真面目な話をすると、文学はいろいろな機能があって、それは作者の意図とはかけ離れているかもしれないのだけれども、その結果的機能の一つとして、その時代言語化されていないもの文字化するというのがある。だから文学賞を受賞した作品からと言って、実は今の自分が読んでも面白いかどうかは全くの別問題なのだ文章が巧みで、いかにも知的主人公知的な悩みを描いた文学けが主流な時代は終わっているのかもしれない。そういうのが好きな人古典で充分であるし、逆に言えばいろんな立場の人のきれいごとではないこじれた気持ちが知りたければ現代文学面白い

ヘルマン・ヘッセ車輪の下

理由は書かないが、自分は周囲の期待を一身に背負っていたエリート挫折する話が好きだ。前途有望な若者が、将来を棒に振ったり挫折したりする筋書きに対するこの偏愛ゆえに、自分は「ゲド戦記第一部の前半部分や「スターウォーズ」のエピソード3に対する執着がある。

生きていくとは何らかの失望を味わうことであり、時間をかけてそれらを味わいつつ咀嚼していく過程であるのだけれど、こうした自分のどうにもならない感情言語化した先行作品があることで、自分孤独ではないとわずかな慰めが得られる。

ホルヘ・ルイス・ボルヘス伝奇集」

「鏡の中の鏡」「魔術」「薔薇の名前」などの元ネタとなる作品を書いた人。「バベル図書館」は聞いたことがある人もいるかもしれない。

非常に濃密な短編を書く人で、このネタで長篇普通に書けちゃうだろ、みたいなネタをそのまま短篇調理する。どの作品も非常に濃密で、読み解くのにエネルギーがいる。文体は簡潔で、物語必要最小限の描写できびきびと進む。ただ、具体的に何が起きているのか、そしてなぜそうなったのか、その設定の意味は何か、を追うには読者に教養要求される。読破すると、それ以上のものが得られる。読み終わったらカルヴィーノだとかスタニスワフ・レムの「虚数」だとかミロラド・パヴィチ「ハザール事典」だとかそういう沼にようこそ。

ジョン・ミルトン失楽園

キリスト教文学の癖にルシファーがめちゃくちゃかっこいい。地獄に落ちても神への反逆を続けよとアジる場面は音読したくなる。そのくせ、彼の弱く情けない姿もまた魅力的だ。アダムエヴァ楽園で楽しげにしているところを見て、自分には愛する伴侶もなく、人類に与えられている神から恩寵も既に失われたことを嘆く場面もまた、声に出して読みたい。そして、彼は人類への憎悪嫉妬のゆえに、アダムエヴァ堕落させる。この叙事詩の主役はルシファーだ!

紫式部源氏物語

好きなヒロイン六条御息所自分の意に反して生霊飛ばし他人を苦しめてしまうことに悩むのがかわいそうでならない。今でいうなら、好きという感情コントロールできなくて、それでも好きな人が振り向いてくれなくて苦しんでいるタイプで、感情エネルギーが強い自分としては大いに共感する。

他に好きなキャラクターというか、嫌なリアリティがあっていいと思うのは薫で、その優柔不断さがいい。「この子とつきあいたいけど、でもこの子そっくりな別の子はい雰囲気だしなあ」みたいな優柔不断というか欲深さは、男性心理をよく観察していないと書けない。そういう意味で、自分の中では紫式部評価がすごく高い。

アルベルト・モラヴィア軽蔑

情けない夫が不機嫌な妻に、お前それだけはやっちゃダメだろ的な行為を延々続け、妻から完全に軽蔑され、とうとう上司に妻を寝取られしまうだけの話で、一人称視点から延々と繰り返される言い訳はひたすらに情けない。ねえ、僕のこと愛してる? 嫌いになっちゃった? と尋ねまくって、わかっているくせにとぼけないで! 今忙しいから後にして! うるさいからほっといて! もう愛してないったら! あなた軽蔑するわ! と怒らせるのは、完璧反面教師であり、ギャグすれすれだ。

しかし、作者は妻のことを相当恨んでたんだなあ。

サマセット・モーム人間の絆」

身体劣等感を持つ主人公が、付き合うだけで不幸をもたらす浮気性の彼女を振り切って、幸せにしてくれる女性を見つける話。多くの人が何かしらのコンプレックスを持っているし、何であん自分に敬意を払ってくれない人を好きになったんだろうって記憶を持っていることだろう。王道過ぎるといえばそうかもしれないが、結婚してハッピーになる王道何が悪い

マルグリット・ユルスナールハドリアヌス帝の回想」

ローマ皇帝自分の治世を振り返る体裁でありながら、欺瞞自己満足をさほど感じないのは文体のせいなのか。時代性別文化言語も超えて、別の個人に憑依しながらも、己を見失うことなく語る著者の声は、他人視点に立って(歴史小説を書くとはどういうことなのかを、これからも厳しく問い続けることだろう。

中年や老人にならないと書けない小説がある。そして何年もかけて書かれる小説があり、構想から数十年が過ぎて着手される作品もある。そうした重みを持つ文学作品がどれほどあることか。

技巧も素晴らしく、文体も素晴らしい。こうした作品に出合えるのは、年に一度か二度だ。

吉田兼好徒然草

説教臭い頑固おやじブログ基本的には仏教説話が多いが、それらに交じって挿入される、「〇〇という迷信には典拠がない」だの「〇〇という習慣は最近のもので、本来のありようや精神とはかけ離れている」だの「〇〇という言葉語源を考えれば正しくは〇〇と言うべきだ」だのが、まさにその辺のおじさんがいかにも言いそうなことで面白い

ただ、それだけじゃなくて、第三十九段の「或人、法然上人に、……」のエピソードは、「とりあえずできるところから頑張ればいいじゃん?」的な内容で励まされるし、十八段の「人は己れをつづまやかにし、……」は身軽に生きていくことの幸せさを教えてくれる。

ジュンパ・ラヒリ「その名にちなんで」

最高だった。ラヒリ大好き。体調崩すレベルで刺さった。アイデンティティの混乱という古典テーマもさることながら、ラストシーン過去と不在の人物記憶が、そして小説の全体が何気ないものによって濃密によみがえってくる様子がすばらしい。そのイメージプルースト以上に強度があるかもわからない。

これは、インテリインド系(ベンガル人移民第一第二世代の話なんだけれど、読んでいるうちに海外赴任者の寄る辺なさを思い、つまりイギリス暮らしていた自分の両親の境遇勝手連想させられ、ついつい感傷的になってしまった。随分と勝手な読み方だが、小説の読み方はいつも私的ものから構わないだろう。

外国では気候も習慣も何もかもが違う。両親の教えることと学校でやることが矛盾していて、両親が里帰りしても子供たちは故郷のノリについていけない、ってのが、すごくパーソナルなツボをついてくる。こういう経験がなくても、地方と都会として読み替えると、増田でいつも議論されている話にも近づくんじゃないかな。

H・P・ラブクラフト時間からの影」

正直なんでこの時代ラブクラフトを読むのか、というのはある。人種差別主義者だし、排外主義者だし、クトゥルフ物はパターンが決まっているコントみたいだし(人類理解できない名状しがたいものに触れて発狂するのが基本的オチ)。でも、彼の持っていた宇宙の巨大さと人類の取るに足らなさという感覚は、まさにセンス・オブ・ワンダーだ。そして、「人間感情の中で最も古くて強いのが恐怖であり、その中で最も強いのが未知のものへの恐怖である」という言葉の通り、究極的には理解できない「他者」という存在の恐怖にまっすぐに向き合おうとしたことを何よりも評価したい。

この作品が好きな理由もまた、不気味なクリーチャーが非常に知的であり、かつ知識欲が旺盛だということによっている。

U・K・ル・グインゲド戦記

一巻から三巻までは、ゲドという人物自我確立に始まり他者を助けることや世界を救う英雄行為が扱われる。しかし、実はゲド戦記は第四部からが本番なのだ。あらゆる魔法の力を失い無力な存在となった彼が、魔法のある世界いかに生きていくか。これは、老いに直面する男性物語だ。

そして第五巻! ゲドの生涯で一番の功績が、実は重大な誤り、人類傲慢に過ぎなかったのではないか、という仕事に生きてきた男性には非常に厳しい可能性が示される。

しかし、ル・グインはゲドにとてもいい歳の取らせ方をしている。果てしなく努力をすれば、男性女性を、女性男性理解できるのだと作者はどこかで述べていたが、その希望を見せてくれるし、そこに女性作家を読む喜びの一つがある。

男性気持ちがよくわからない女性にもオススメしたい。

ジュール・ルナールにんじん

いわゆる毒親について書かれた小説なんだけど、ねちねちしていなくていい。文体は軽く、描写も簡潔。だからこそ、彼の育った環境の異常さが際立ってくる。なんでこんな親子関係なっちゃったかについて掘り下げられることもほとんどない。

そして、暗鬱なだけの作品にならないのは、にんじん少年の異常なたくましさだ。ひどい目に合っても受け流し、冷淡な母から何とか愛されようともがいている。読んだときの年齢によって、感想は大きく変わるだろう。

以上。五十音順計算を間違って40冊の予定が1冊増えた。書いていて非常に楽しかった。

2021-02-12

2019年文学賞を取った「ストロング」というアル中小説について

夢の中で読んだはずなのに面白さが記憶に残ってない

その本は実在しない

夢においてきてしまった

2021-02-04

ゴーストライターおばさん



 某県で毎年開催されている子供向けの文学賞コンクールがある。

 先日、Twitter

『娘のゴーストライターをやったことがある。それで娘は賞をとった』

 といった内容のことを、軽い調子暴露しているおばさんの投稿を目にした。もう何年も前のことだから時効だとでも思っているのか、その投稿は非常に自慢気で軽々しく不愉快ものだった。

 先にも書いたように子供向けのコンクールである。間違っても、おばさんが子供名前を使って応募していいものではない。しかも、その文学賞は毎年開催されている歴史のあるもので、受賞すれば新聞掲載されるほどの、その県では有名な文学賞なのだ

 親が子供の代わりに夏休みの宿題をやり、自由研究や作文等でうっかり賞をとってしまうということはよくある話だ。よくある話ではあるが、それをTwitterで堂々と世界に向けて発信するという、モラルの欠如が自分には信じられない。

 そして、そのおばさんは今も作家を目指して小説を書き、娘の代わりに書いたという作品自分PN投稿サイトに掲載している。

 創作の楽しさも苦しさも、賞をとる喜びも落選の悔しさも知っているはずのその人が、堂々とゴーストライターを名乗りなんでもないことのようにそれを暴露してしまっているというのはいかがなものか。

 子供文学賞からいいと思っているのだろうか。子供文学賞からこそ、他の子供たちの夢や才能を潰してしまわないように、黙って見守るのが親ではないのか。娘が書いてくれと言ったのか、母親自らが勝手に書いて勝手に応募したのかどうかは知らないが、このおばさんのせいで他の子供たちの夢や希望、期待等が潰されてしまったのはいうまでもない。

 そして、その文学賞の名すら汚してしまっていることに、そのおばさんは全く気付いていないのである

 最近そのおばさんはエッセイで賞をとったらしい。自分で書いたものが賞をとるという喜びを知りながら、他人の受賞権利を奪ったことを同時期に堂々と発信できるおばさんの面の皮ってどれだけ厚いのか……。

2021-01-08

anond:20210107155503

横でございます

京アニは自前で文学賞作ってて原作ならめちゃくちゃストックあるんで

1作品盗作する必要ないと思うで…

特にハルヒ権利で痛い目見たのは有名な話なんで

権利には特にうるさい会社

2020-12-22

anond:20201222124832

面倒くさいやつだな

面白けりゃ読むよ

感想絶対もらいたきゃ、寸評もらえる文学賞にでも出せ

2020-12-11

武蔵大学北村紗衣先生の教えに反するディストピア作品解釈の数々

武蔵大学北村紗衣先生のディストピア文学の読み方話題になっている。「ディストピア文学自分の住んでいる日本に結び付けないのは問題」が話題になるのも当然で、数多くの専門家北村紗衣先生の教えに反しているためである

作家 宮部みゆき

フィクションに限っては、人はユートピアよりもディストピアが好きだ。その心理は、ホラー小説絶叫マシンを楽しむ心理に似ているのかもしれない。エンタテイメントとして「死」を疑似体験することで、私たちは命の価値を噛みしめ、平凡な日常の輝きを見つめ直すことができる。それと同じメカニズムで、「お話」としてのディストピアに浸ることによって、自分が身を置いている現実の良いところを再確認し、フィクションディストピア未来現実にならないようにするには何を心がけるべきなのかと考える機会を得る。(書評 ディストピア・フィクション論…円堂都司昭著

自分が今いる良いところの再確認(「日本ディストピア作品みたいになってない(これからもならないようにしよう)」)は、ディストピア作品自分のいる場所を描いているとして読むことの真逆である

膨大な読書量で知られる「現代知の巨人立命館アジア太平洋大学APU学長 出口治明

「こうなったら嫌だな」とは思いつつも、現実感はありませんでした。ただヒトラースターリン下の世界では、こういうことが起こり得るのかなとは思いましたが。(社会人になって1984年を読んだ感想

過去外国のことしか想像できていない。

翻訳家 鴻巣友季子

フランス作家による新たなディストピア小説の出現だ。(略)終盤で一度ならぬ“どんでん返し”がある。本作はある種、現在アメリカ、あるいはアメリカ象徴される利潤追求第一物質競争社会に対する、シビアな警告と挑戦状ともいえるだろう。(『透明性』/マルク・デュガン 書評

ディストピア作品日本ではなくアメリカに結び付けている。

イギリス ブッカー国際賞 選考委員

小川洋子著)『密やかな結晶』(英題The Memory Police、スティーブン・スナイダーさん訳)も「神話のような響きがあり、寓話(ぐうわ)でも、ディストピアでもある」と評された。帽子リボン小鳥、様々なもの消滅していく島で、秘密警察消滅が滞りなく進むよう監視の目を光らせる物語だ。

 日本では1994年に刊行された作品だが、選考委員は「何年も前に書かれていながら、あまりにも現代的で目を見張らされた」と驚きを口にした。米トランプ政権下などでフェイクニュースが横行して真実が失われ、コロナ禍で人々が集まる様々な活動が控えられる現実作品世界に重なった。(興野優平)=朝日新聞2020年9月2日掲載ブッカー国際賞、「ディストピア」がキーワード 小川洋子「密やかな結晶」も最終候補

イギリス文学選考委員であるが、ディストピア作品アメリカと関連付けている。

評論家 栗原裕一郎氏(村上春樹音楽で読み解く 共著者)

身も蓋(ふた)もない本音で支持を集めるトランプを見て個人的に想起したのは<3>庄司薫赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫・497円)だった。(略)「感性」がつぶしにかかる戦後民主主義ひいては人間文明という「知的フィクション」を守るために薫くんは戦っているのである。だが勝ち目は見えず、敗北すなわちディストピアの到来が覚悟されて終わる。「知的フィクション」に、たとえば「ポリティカル・コレクトネス」(差別偏見を含まない言葉遣い)などを代入すれば、トランプ危機との近しさが見えるだろう。 (ディストピアの予感

日本舞台としたディストピア作品アメリカと結び付けている。

P+D MAGAZINE小学館による本情報キュレーションサイト

果たして今後、世界はどうなっていくのか。世界情勢とともにディストピア小説の動向を追ってみると、新たな発見があるのではないでしょうか。(【ディストピアとは?】「監視社会」や「行動の制限」などの“あるある”から徹底解説。

ディストピア作品世界情勢に結び付ければ発見があると書いている。

早川書房新訳版一九八四年担当編集者 山口晶

トランプ氏は、メキシコ国境の壁、難民イスラムから入国制限など過激政策を進めているが、「独裁者彷彿(ほうふつ)とさせる姿がこうした小説連想させるのかもしれません」と山口さんは推測する。(好調ディストピア小説 トランプ政権誕生で脚光!? 小松左京さん「アメリカの壁」も電子書籍で

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

文芸春秋(40年前に発表された小松左京短編小説アメリカの壁』を電子書籍で発売)

文芸春秋では「小松さんはSF作家であると同時に優れた文明史家でもある。小松さんの鋭い洞察に触れることで、米国でいま何が起きているのか考える契機になるのでは」と話す。(同上)

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

批評家 佐々木敦氏(元早稲田大学客員教授

批評家佐々木敦さんは「トランプ氏の存在自体戯画的。以前は考えられなかったようなことが起こっている」と指摘。「現実フィクションを超えてしまった。今を知るための手がかりとしてディストピア小説が読まれているのでないか」とみている。(同上)

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

まとめ

北村紗衣先生の教えでは、間違った解釈浅薄解釈となる)日本以外に結び付けるというディストピア作品解釈は、学生だけではなく、書評専門家にも多く蔓延していることが実例で明らかになった。「アメリカディストピアだ」と言っておけばよいといった間違いで浅薄解釈が、日本のみならず、イギリス文学選考委員にまで広がっていることは、驚愕すべき事実である。数々の専門家も間違えている、「ディストピア作品を新しく、深く解釈するために、自国に結び付けることを常にしなければならない」というディストピア作品解釈の素晴らしい方法を公にされた武蔵大学北村紗衣先生感謝し、世界中の人にぜひとも広めてほしい。

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