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はてなキーワード: 小川洋子とは

2023-11-10

小学生くらいの頃から図書館がすぐそばにあったから入り浸ってた

読むのは文庫本小説が多かった

小さくて持ちやすいし、子供向けの本よりストーリーが複雑で話が長いか

江國香織とか角田光代とか小川洋子とか川上弘美とかが好きだった

あんなにたくさん大人恋愛話を読んできたのに実際の自分は一切の恋愛経験をすることなく40になる

もっとキラキラして恋愛に憧れるような話を読まなきゃダメだったのかな…

2023-04-24

儚げな女は学生時代普通に人のこといじめてる

やさしい人間になりたいよね よく生きたい

もっと、しゃんとした女性というものになりたいなあ。それはとても難しいのだけれど…

さっき街で見かけた男の子ミニスカートを履いていたんだけれど、立ち振舞や所作がとてもうつくしくて不意にきゅんとしてしまった!なんて素敵なんだ~~

江國香織さんの文章、やっぱり好きだ~~ 言葉の一つ一つがうつくしいのに、胸がきゅっと締め付けられるような心地…

SNSでこういう投稿をしてる女は儚げな雰囲気を纏っていて、大抵の場合平均以上の容姿をしているが、普通に学生時代いじめっ子だった女も多い

彼女らは昨今の「思慮深くて繊細で少し陰のある女の子はなんか良い」ブームに全身全霊で乗っかっているだけだから

クラスキモい男子のことは普通に菌扱いしてたし、友達が席を外した瞬間に悪口を言い出していた

大抵の場合そういうマイナス過去は、「幼かったあの頃の私」という、なんかうつくしい感じのものとして処理される

あと、江國香織最近読み出しただけである 江國香織小川洋子

儚げな女に気を付けろ!

たまに、本当に気性が繊細で普通に本とかアートが好きな女もいる

そういう女は、大事にしたほうがいい

2022-12-09

急に本が読めるようになった

中学生までは読めた

高校生くらいかインターネットが楽しくて読まなくなり、大学生時代必要な本を必要に駆られてしんどいと思いながら読む感じ

社会人になって話題小説、昔好きだった作家さんの新作諸々目が欲しくて買うけど集中力が続かず1章読むのがやっとでほぼインテリア

転職して電車通勤になって、なんとなく通勤電車小川洋子さんの「海」を読み始めたら6年ぶりくらいに1冊読み切れた。文字文章として頭に入ってくること、自然に本を読もうと思えることがとても嬉しい!!!また色々読もう

2022-02-02

オススメエッセイ教えてください

短歌の名歌が知りたいを見て、ふと今読んでいるエッセイ穂村弘だったことを思い出した。

もうすぐ読み終わるから次に読むエッセイを探してるので、もし良かったらみんなの好きなエッセイを教えてほしい。

仕事帰りに、ちょっと疲れててもさらさら読めるような、そこまで分厚くない文庫本が嬉しいな。

過去に読んで特に好きだったのは小川洋子カラーひよこコーヒー豆」、キリンジ兄弟の2冊「あの世で罰を受けるほど」「自棄っぱちオプティミスト」、谷崎潤一郎「陰翳礼讃」、星野道夫旅をする木」です。

向田邦子ちょっと気になってます

id:sonzinc さん ←ごめんなさい。書き方分からずここで返信しました。

具体的にタイトルも教えてくださりありがとうございます。父の詫び状あたりからチェックしてみようかと思います

2021-01-23

ちゃんと生きてない人に刺さる作品を教えてほしい

年で感受性が死んだのもあるけど最近とにかく響かない。

まあ普通にちゃんと生きてる人向けに作られるものが多いからそりゃそうやろなと。

まず人を愛したこともないし願望もないかラブストーリー全般がだめ。ラブストーリーじゃなくても恋愛展開あるだけで恋愛至上主義的な価値観押し付けに感じて辛くなることが多い。

仕事もしてるけど別に大変なこともなく目標もなく惰性でやってる。これはそういう人向けの作品ありそうだけど、なんかあるかなー。

仲間絆青春ものも暑苦しくて苦手。

歳を取れば取るほど苦手なものが増えていく…

純文学ミニシアター系なら私のようなからっぽ人間にこそ響く作品ありそうだけど、なんかおすすめ教えてほしい。

好きな映画ショック集団ロブスター、デスレース2000年

漫画タコポン、カイジちひろさん

小説岡本かの子筒井康隆小川洋子、JGバラードをよく読んでいた

2020-12-26

いま、図書館にいる

おすすめの本ある?

書架にあったら借りてみる

まり長すぎず重すぎない、年末年始に読む本を探してる

ノンフィクションフィクションも読むが説教くさいのは好きじゃない。

純文学よりミステリーのほうがすき

好きな作家は、

小野不由美宮部みゆき恩田陸米澤穂信京極夏彦小川洋子川上弘美津村記久子森見登美彦高殿円近藤史恵

エッセイだと

朝井リョウ穂村弘

新しい作家さんの作品を読んでみたいんだけど、その取っ掛かりが欲しい

君の膵臓を食べる作家は、キャラが受け付けなかったから、ああいう系はダメなんだと思う

2020-12-11

武蔵大学北村紗衣先生の教えに反するディストピア作品解釈の数々

武蔵大学北村紗衣先生のディストピア文学の読み方話題になっている。「ディストピア文学自分の住んでいる日本に結び付けないのは問題」が話題になるのも当然で、数多くの専門家北村紗衣先生の教えに反しているためである

作家 宮部みゆき

フィクションに限っては、人はユートピアよりもディストピアが好きだ。その心理は、ホラー小説絶叫マシンを楽しむ心理に似ているのかもしれない。エンタテイメントとして「死」を疑似体験することで、私たちは命の価値を噛みしめ、平凡な日常の輝きを見つめ直すことができる。それと同じメカニズムで、「お話」としてのディストピアに浸ることによって、自分が身を置いている現実の良いところを再確認し、フィクションディストピア未来現実にならないようにするには何を心がけるべきなのかと考える機会を得る。(書評 ディストピア・フィクション論…円堂都司昭著

自分が今いる良いところの再確認(「日本ディストピア作品みたいになってない(これからもならないようにしよう)」)は、ディストピア作品自分のいる場所を描いているとして読むことの真逆である

膨大な読書量で知られる「現代知の巨人立命館アジア太平洋大学APU学長 出口治明

「こうなったら嫌だな」とは思いつつも、現実感はありませんでした。ただヒトラースターリン下の世界では、こういうことが起こり得るのかなとは思いましたが。(社会人になって1984年を読んだ感想

過去外国のことしか想像できていない。

翻訳家 鴻巣友季子

フランス作家による新たなディストピア小説の出現だ。(略)終盤で一度ならぬ“どんでん返し”がある。本作はある種、現在アメリカ、あるいはアメリカ象徴される利潤追求第一物質競争社会に対する、シビアな警告と挑戦状ともいえるだろう。(『透明性』/マルク・デュガン 書評

ディストピア作品日本ではなくアメリカに結び付けている。

イギリス ブッカー国際賞 選考委員

小川洋子著)『密やかな結晶』(英題The Memory Police、スティーブン・スナイダーさん訳)も「神話のような響きがあり、寓話(ぐうわ)でも、ディストピアでもある」と評された。帽子リボン小鳥、様々なもの消滅していく島で、秘密警察消滅が滞りなく進むよう監視の目を光らせる物語だ。

 日本では1994年に刊行された作品だが、選考委員は「何年も前に書かれていながら、あまりにも現代的で目を見張らされた」と驚きを口にした。米トランプ政権下などでフェイクニュースが横行して真実が失われ、コロナ禍で人々が集まる様々な活動が控えられる現実作品世界に重なった。(興野優平)=朝日新聞2020年9月2日掲載ブッカー国際賞、「ディストピア」がキーワード 小川洋子「密やかな結晶」も最終候補

イギリス文学選考委員であるが、ディストピア作品アメリカと関連付けている。

評論家 栗原裕一郎氏(村上春樹音楽で読み解く 共著者)

身も蓋(ふた)もない本音で支持を集めるトランプを見て個人的に想起したのは<3>庄司薫赤頭巾ちゃん気をつけて』(新潮文庫・497円)だった。(略)「感性」がつぶしにかかる戦後民主主義ひいては人間文明という「知的フィクション」を守るために薫くんは戦っているのである。だが勝ち目は見えず、敗北すなわちディストピアの到来が覚悟されて終わる。「知的フィクション」に、たとえば「ポリティカル・コレクトネス」(差別偏見を含まない言葉遣い)などを代入すれば、トランプ危機との近しさが見えるだろう。 (ディストピアの予感

日本舞台としたディストピア作品アメリカと結び付けている。

P+D MAGAZINE小学館による本情報キュレーションサイト

果たして今後、世界はどうなっていくのか。世界情勢とともにディストピア小説の動向を追ってみると、新たな発見があるのではないでしょうか。(【ディストピアとは?】「監視社会」や「行動の制限」などの“あるある”から徹底解説。

ディストピア作品世界情勢に結び付ければ発見があると書いている。

早川書房新訳版一九八四年担当編集者 山口晶

トランプ氏は、メキシコ国境の壁、難民イスラムから入国制限など過激政策を進めているが、「独裁者彷彿(ほうふつ)とさせる姿がこうした小説連想させるのかもしれません」と山口さんは推測する。(好調ディストピア小説 トランプ政権誕生で脚光!? 小松左京さん「アメリカの壁」も電子書籍で

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

文芸春秋(40年前に発表された小松左京短編小説アメリカの壁』を電子書籍で発売)

文芸春秋では「小松さんはSF作家であると同時に優れた文明史家でもある。小松さんの鋭い洞察に触れることで、米国でいま何が起きているのか考える契機になるのでは」と話す。(同上)

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

批評家 佐々木敦氏(元早稲田大学客員教授

批評家佐々木敦さんは「トランプ氏の存在自体戯画的。以前は考えられなかったようなことが起こっている」と指摘。「現実フィクションを超えてしまった。今を知るための手がかりとしてディストピア小説が読まれているのでないか」とみている。(同上)

ディストピア作品アメリカと結び付けている。

まとめ

北村紗衣先生の教えでは、間違った解釈浅薄解釈となる)日本以外に結び付けるというディストピア作品解釈は、学生だけではなく、書評専門家にも多く蔓延していることが実例で明らかになった。「アメリカディストピアだ」と言っておけばよいといった間違いで浅薄解釈が、日本のみならず、イギリス文学選考委員にまで広がっていることは、驚愕すべき事実である。数々の専門家も間違えている、「ディストピア作品を新しく、深く解釈するために、自国に結び付けることを常にしなければならない」というディストピア作品解釈の素晴らしい方法を公にされた武蔵大学北村紗衣先生感謝し、世界中の人にぜひとも広めてほしい。

2020-11-27

小川洋子さんの文章

博士の愛した数式薬指の標本などの代表作を持つ小川洋子さんの文章が好きだ。

ある日、とある翻訳者エッセイをよんだら、小川洋子さんの文章が褒められていた。いわく、非常に翻訳やす文章だそうな。すごく気になった

いつか、英語版とで読み比べてみたいな

2020-11-18

anond:20201118193233

上がってないけど、小川洋子川上弘美が好き。文体が好き。

あと津村記久子もすき。

桐野夏生純文学じゃなくて、完全にエンタメの人だと思ってたわ。グロテスクはしんどすぎて読めなかった

2020-08-15

anond:20200815222634

文章力で登用される人(女性作家でいえば小川洋子さんや高村薫さん)のほかに正義性の強い作家用の枠があるんだよ

室井佑月さんあたりは凄く正義性が強い

2020-05-31

キュー

 久しぶりにキウイを食べた。皮を剥いて食べやすいように切って…という作業は初めてやったから、そういう意味では初めて食べたとも言える。

 キウイという果物比較マイナーなほうだと思う。そりゃあもっとマイナーものはいくらでもあるし、10人に聞けば9人は絶対に知っているものマイナーだなんて!という感じもするのだが、イチゴとかブドウとかリンゴとかパイナップルとかが持っている華やかさのようなものキウイはどことなく欠いているような気がするのだ。そのあたりの点で俺はキウイがけっこう好きだ。

 キウイの表面には毛が生えていて、多分皮のまま食べたらヒドイことになるのだろうと予感させる。俺は幼少期に桃にかじりついて痛い目をみた記憶があるので毛のある果物必要以上に恐れているフシがあるが、それはそれとしてキウイの見た目は凶悪だと思う。小川洋子小説少女が山積みのキウイに次々かじりついて顔を果汁まみれにし、その汁がまるで涙のようだった云々というシーンがあってたいへん文学的だったが、その文学性より先に心をとらえたのはオイオキウイは剥いたほうがいいぜ…という思いだった。

 キウイキュウリは語感が似ているし、色も断面の雰囲気もなんとなく近い。だから子供の頃はイマイチ区別曖昧で、キュウリが育ったらキウイになるとか、あるいはその逆であるとか、そんなことを思っていたような気がする。頭の中にあった表記もたぶんキューイとかキュウイとかそんなものだったと思う。実際の発音もそんなものから仕方がないのかもしれない。

2019-07-02

anond:20190618201336

先日ツイッターでこの記事が流れてきて読み、ずっと心に引っかかっていたので筆者さんが読まれることがあるかはわからないですが、一人の異性の立場から気になったことを書かせていただこうと思いました。

大きなお世話と思われるかもしれませんが、筆者さんを批判するつもりも、書かれてあることに対する怒りでも、男性批判でもありません。

>昔は女が憎くてたまらず(それなのに優しくされたくてたまらず)ネットで女叩きをしていた。

「女」と書いてありまずが女性にもいろんな人いますよね。

筆者さんをかつていじめた「女」や、「弱者男性」が「敵」とする「女」以外にも社会には女性存在しています

ネット上や現実世界で、女叩きをしている人が叩く女性上記以外の女性であることが多いように思います

自分危害を加えられたわけではない、“ただ自分が憎い「女」”という性が当てはまる、叩いたところで自分危害は及ばない、自分が傷つくことのない相手を選んでいませんか。

憎い「女」を叩くことで、「弱者男性」と近い立場にある女性(いじめを受けた、容姿に恵まれない、男性危害を加えられたことがある、貧困ギリギリ生活をしている…)を傷つけているかもしれません。

(坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのかもしれませんが)

「優しくされたい」「支え合う女」

とはどういうものを望んでいるのでしょうか。

自分と近い価値観を持っている相手と話をして、相手自分理解して欲しいのか。

お互いに尊重しあえるような相手と、支え合いながら生涯を共に生きていきたいのか。

自分にとって都合のいい、自分の心を癒してくれて、自分を認め受け入れて生活面でも性的にも望むことをしてくれるアイドルのような若くて可愛い美少女を求めているのか…

結婚も無理、俺を受け入れてくれる女はいないし

とありますが、

恋愛」や「性欲」を一旦置いて、日常で関わる女性を「女」ではなく自分と同じさまざまな内面もつ一人の人間として向かい合うことで、

また筆者さん自身女性社会に対する考え方や認識を少し変えてみることで

結婚」はわからないですが、受け入れてくれる女性出会えるかもしれません。

おっさんおっさんを助けるわけがないだろ

おっさんが嫌がるおっさん」を女性は嫌がらないのでしょうか?と、疑問が湧きました。

>男は怖いから女に救ってもらうしかない

とありますが、女性も、男性は怖いです。

「男が怖がる男」も怖いですが、「男を怖がる男(筆者さんや女叩きをする男性)」も

多くの女性は怖いと思います

(私自身低身長なので性別わず小学5年生以上なら襲われたら負けると思うので

他人は基本年齢性別わず怖いです)

男同志関係が築けていたなら、多分女なんてどうでもよくなる。

でも男に刃向うのは怖いから、女を叩くしかないんだよ。

女を叩いてる時間、そのコミュティだけは同性の強い肉体を持つ仲間がいるんだ。

「女叩き」が女性を叩く男性間の共通言語というか、コミュニケーションツールとなって、それをしている間は気持ちが繋がることができるんですよね。

それは他の趣味などで代用することはできないでしょうか。

「敵」を攻撃することで繋がる関係じゃなくて、もっと前向きで明るい関係を、同性とも作れたほうが筆者さんの気持ちにも将来にも良いような気がします。

>男は怖いが男を怖いと言ってはいけない気がした

男性同士の関係というもの自分には分からないのですが

男が怖い男性はたくさんいると思うので、現実で言うのは相手を選ぶと思いますが、ネットSNSで誰かを攻撃するためではなく、自分自分と同じ気持ちを持っているかもしれない他人のために、素直な気持ちや考えたことを吐露することはどんどんしたらいいのではないでしょうか。

憎しみを、他人攻撃する原動力にするのではなく、自分を含めた将来の社会のために使えたらいいなと思います

ただ愚痴りたいだけでしたのなら本当に余計なお世話でしたが…

余計なお世話ついでに、本読みませんか?

本の世界負け犬(この言葉は好きじゃないけれど)のために書かれたものや、

世間の言うところの負け犬が書いた本が古今東西山のようにあります

文学なんてなんの役にもたたない、と思われるかもしれませんが、自分と同じようなことで悩みながら生きてきた人を世界中の様々な時代に見つけることができるかもしれませんし、自分以外の人間視点世界を見ることができます

それによって今までとは違う価値観が生まれるかもしれないし、少しでも筆者さんが生きてゆく力となるかもしれません。

図書館利用できますし。

差し出がましいのですが少しだけ筆者さんに私が勧めたい本を…

・整形前夜(穂村弘)

・蚊がいる(穂村弘)

・もうおうちへかえりましょう(穂村弘)

・プリズン・ブック・クラブ コリンズ・ベイ刑務所読書会一年

 (アンウォームズリー)

彼女たちの売春(荻上チキ)

・七つの人形恋物語(ポールギャリコ)

消滅世界(村田沙耶香)

殺人出産(村田沙耶香)

もの思う葦(太宰治)

・おとなの小論文教室。(山田ズーニー)

・生きるとは、自分物語をつくること(河合隼雄小川洋子)

・お砂糖スパイスと爆発的な何か

 不真面目な批評家によるフェミニスト入門(北村紗衣)

短歌があるじゃないか(穂村弘東直子沢田康彦)

・フィフティピープル(チョン・セラン)

・愛なき世界(三浦しをん)

三島由紀夫レター教室(三島由紀夫)

銀の匙(中勘助)

二十日鼠と人間(スタインベック)

・見える光、見えない光(朝永振一郎)

オーランド―(ヴァージニアウルフ)

・妻を帽子とまちがえた男(オリヴァーサックス)

洗礼ダイアリー(文月悠光)

・臆病な詩人、街へ出る。(文月悠光)

秘密友情(春日武彦穂村弘)

長々とすみません

2019-01-17

梨木香歩小川洋子はケッとならない。

スッときれい流れるように感じた。

(このイメージ薬指の標本よんで心がヒュッってなった人の感想)

2018-12-27

妊娠カレンダーを読んだ

小川洋子さんの「妊娠カレンダー」を読んだ。妊婦の姉を見つめる妹の心情に、なんとなく共感してしまった。

新しい生命誕生幸福なことだというのが一般的意見だと思う。しかし、お腹がまるく膨らんだ女の人を見たとき、私は幸せよりなにより、うっすらとした恐怖を感じてしまう。あのなかに、あの女の人ではない誰かもうひとりがいるのだ。それも、まだ未完成の誰かが。

よく、自分妊婦になったときのことを想像する。うっすらとした恐怖はより鮮明になる。自分の中で自分じゃないものが息づいていて、そのいのちを作るのも壊すのも自分、と見せかけて実はそんなことはない。自分の手では決してどうこうできないのに、自分の体の中に「それ」はいる。宿っている。人間になるかもしれないし、ならないかもしれない。それを私は操れないのに。

「それ」は、赤ちゃん、というより、胎児だ。胎児、という言葉を聞くとき、私はその言葉人間とをうまく結びつけることができない。胎児イメージに近いのは、生卵だ。ぬるぬるしていて、すぐに潰れてしまいそうなところとか。

胎内のいのちのかたちを、うまく想像できない。そういう感覚は、「妊娠カレンダー」のなかで、妹が姉の赤ちゃんを「染色体」と考えていたのとすこし似ていると思う。

こんなことを考えるのは罰当たりなことなのかもしれない。私はいのちを正しくいのちとして認識できていないのかもしれない。想像ではなく本当に、私の胎内にいのちが宿ったとしたら、考えも変わるのだろうか。胎児に怯える自分の姿しか想像できないのだけれど。

話は変わるが、新しい生命誕生をまっすぐ幸福だと言えない理由は他にもある。

そのなかのひとつが、

「生まれる側は何一つとして、選べないまま生まれてくるから」だ。

私は、私を親に持ってしまった子どもがとても可哀想だと感じる。もちろん愛すると思う(さっきまで怖い奇妙だと言っておきながらなんという手のひら返しだろう。でも多分、そうだと思う)。一生懸命育てると思う。でも悲しいかな、どうしたって「向いてない」のだ。きっと上手にできない。もしかするとどこかで歪んでしまうかもしれない。その歪みって、いつかその子が直したいって思ったって簡単には直せない歪みだ。私に悪気がなくても、その子の一生は台無しになるかもしれないのだ。その子はただ、生まれてきただけなのに。

本当に、生まれることは幸福か?

まれることは幸福であると、そう子どもに思わせるような育て方を私は出来るのか?

そんなことを、よく考える。

現在の私は独身だし、相手すらいない。…というとなんだか結婚出産否定的なように見えるかもしれないが、別にそういうわけでもないのだ。友だちが幸せそうにしてるのは嬉しい。ただ今の感覚も嘘にせず、忘れずに残しておきたいと思った。だから書きました。読み返すかもしれないし、もう二度と読まないかもしれない。

2018-01-21

小川洋子小説登場人物

みたいになりたい

存在感が透明で大事ものはしっかり持っているのにからっぽな人

2017-06-11

ぼくの好きなもの

まあなんとなく思い立って自分って何が好きなのかなって思い出してみる

漫画

中高と大学2年くらいまでよく読んでた気がする。

トップは「ピンポン」と「ハンターハンター

その次は「monster」、「国民クイズ」、「アドルフに告ぐ」、「レベルE」、「変身のニュース」、「鉄コン筋クリート

その次は「P2」、「ネウロ」、「ドロヘドロ」、「日々ロック」、「マスターキートン」、「no.5」、「月下の棋士」、「三国志横山)」、「JOJO 1,2,8部」

書いてると思い出してくるから楽しい

アニメ

次はアニメ

まどマギが初めて見た深夜アニメで、アニメってめちゃくちゃ面白いなと思ってそれ以来5年くらいアニメを見てた。

クールに1-3本づつ

でも5年たってみたらまどマギ並みに面白いアニメって少ないのかなっていうのがなんとなくのアニメの印象。

じゃあ思い出してみる

トップは、「まどマギ」、「ピンポン」、「四畳半神話体系」、「灰羽連盟

その次は、「有頂天家族」、「fate/zero」、「エヴァンゲリオン」、「ニアアンダーセブン

その次は、「カイバ」、「JOJO 2部」、「全てがfになる」

最近有頂天家族2ってのをやってるのを見てなんか嬉しかった

久しぶりにアニメを見ようと思う

夜は短しは見逃してしまった、、、

アニメは好きなんだけど特に最近アニメの顔の書き方は未だに好きじゃない

音楽

音楽高校生の時よく聞いてた気がする

うちの親はテレビをあまり見せてくれなかったか

最初に好きになった洋楽(というか音楽)はレッチリの「by the way」

あれ以来レッチリ音楽をよく聞いてた

レッチリを好きって言うと、趣味変わってるなって顔をよくされたけど、今考えてもレッチリはかっこいいと思う、まあ別にいいけど

そこから、他に聞いてたのは、oasischemical brothersbeatleseric clapton、quiero clubとかかな

under worldとかmiles davisとかかっこつけて聞いてたけど、今思うと良さはよく分かってなかったと思うし、今もよく分からない

そういえばそのころ毎週水曜日itunesで今週のシングルというものがあって、出始めのミュージシャンの曲を一曲ダウンロードできた

そこで知れたのは、神聖かまってちゃんvia audio、YOMOYAとか、あれはよかったな

高校在学中に相対性理論を知る、相対性理論シンクロニシティーンまでは本当に好き

他、大学時代に知ったのは細野晴臣、聞いてて楽しい曲が多い

最近知ったのは、bruno mars

小説

小説を読んでたのは中高生の時かな

お話が好きなのと、授業を聞いてるのがしんどくて授業中によく読んでた

よく読んでた小説家村上春樹

表現面白いのと、ポルノ小説と、ファッションで読んでた気がする

あとは、太宰、芥川小川洋子村上龍山田詠美

小学生ときハリーポッター好きだったなー

小説じゃないんだけど、「14歳から哲学」っていう本を読んでた

けど、なんか違和感があったし、その違和感はいしか確信に変わり哲学嫌いになった

映画

高校時代に見た

アメリ」、「善き人のためのソナタ」、「ホテルルワンダ」、「英国王給仕人に乾杯

大学時代に見た

バタフライエフェクト

が好き

疲れたのでこの辺りで一旦終了

まだまだ自分の中を見通せてないところあるけど少しストレス解消になったか

2016-05-30

[]

いつも彼らはどこかにを読んだ。小川洋子短編はいつも難しい。いかにも文学って感じだけど、不思議と心地よい感じがするのが面白いと思う。

個人的に一番分かりやすくて感じ入ったのが、ビーバーの話だった。場面描写が美しくて脳裏にありありと浮かんでくるのが素敵だったし、ビーバー生き様登場人物生き様リフレインさせていいるのが理解やすかった。質実剛健というとニュアンスが変わるのだろうけど、慎ましやかであることとか堅実に過ごすこととか着実に生きることを、あるいはそうあったことを讃歌している一編で読後感がとても良かった。

兎の話は熱に浮かされた人々の醜さというか残酷さが現れていた内容だったと思う。個人個人は取るに足らない悪しか持っていないのだろうに、大衆群衆になるとこうも悪臭を撒き散らすのかって感じの物語で、ざらざらした読後感が残ってしまった。

小鷺の話は奇妙でユーモラスだったし、蝸牛の話は不気味でホラーちっくだった。馬の話は不安感を、チーターの話は喪失を描いていたんだと思う。犬の話は(他のもだけど)よくわかんなかった。

最後の竜の落し子の話もこれまたよく分かんなかったんだけど、場面がどんどん幻想的に、現実世界と地続きなのに風景画のような美しさに満ちていくのが印象的だった。先人たちが何かを書き残した洞窟だったり、鐘楼けが突き出た湖だったり。美しい旅の話だった。

折角の短編集なので、一編一編じっくりと味わうのがいいと思う。一気に読むのは、いろんな作風の余韻が混ざり合って悪酔いするかのような感覚に陥るからおすすめしない。

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