はてなキーワード: 家財とは
http://anond.hatelabo.jp/20120529053547
確かにこれはひどいね~。もとますださんの言いたいことや、憤りもすっごくよくわかるよ。
けどねぼく、読んでて思いついたんだけど、やっぱり厳しくすれば制度はきちんと回るよ!
ど~いうことかっていうと、つまり、
とするんだ。え?意味が分からない?くたばれ差別主義者?想像力欠格した馬鹿乙?ネトウヨは市ね?ニーメラー様がみてる?
ひどいなぁみんな…。でもぼくはかんぺきにうまくいく方法を思いついたんだよ!
まぁちょっと長いけど、ぼくの話を聞いておくれよ!
まず大前提を思い出してね。
生活保護は民法で定められている扶養義務者がゆうせんするってなっているよね。
なのでみんなでみんぽ~を読んでみよう。民法には三親等に扶養義務としている事が書かれているね。三親等というのは、本人から見て、曾祖父母、ひ孫、従姉妹まで含まれるわけさ。ここは血のつながりは関係無くて婚姻者や養子も含まれることになっているよ。
だからこの規定をがんばって厳格に適用しよう!三親等までは扶養義務があるって事を周知徹底して、お役所には三親等に含まれる全員が困窮している事を示すために、過去の戸籍や記録を徹底的に調べ上げて三親等を地の果てまでも追いかけ、資産を金融不動産はもちろん、家財に至るまで全部出させるんだ。その上で三親等全員が生活保護の基準に達していないと生活保護の受給はできないようにする。もちろん、資産がある場合は扶養義務を負わせるんだ。まんがいち扶養義務を履行しなくて何かあった場合は保護責任者遺棄致死でブタ箱入りにするんだよ!だから強制的だね!
え?それじゃ何も解決してないって?くたばれクズ?
ちっちっちっちっ
よ~くかんがえてごらん?しかし、だよ?三親等というのは本人からみた関係になるわけ。本人から見た関係と言う事は、中心になる本人が変わると三親等に含まれる人も変わってくる。ここでティン!と来たあなた、そう、君はぼくぐらいあたまがいいね!
こうやって人を変えて三親等の範囲を繰り返していくと、ほら! 人類はみな三親等で繋がっているんだ!
三親等で扶養義務認定を繰り返して義務を負わせていけば、社会全体がみなお互いに扶養義務を負うことになって、みんなで自然にささえられる!すばらしい!
ほら、いえいりさんってえらいひとが言ってたでしょ「インターネット界隈の方々人類は裏でみんな繋がってるという事であります。」って!
ね!すごいでしょ!
でも、3親等は扶養義務があるとして資産の詳細とか提出させるのって大変だよね…。調べるだけでお役所はパンクしちゃうね…。
それによく考えたら連鎖的にみんな扶養義務を負うんだけど、扶養義務が絡まった扶養義務ネットワークの中で、ある所で困窮者が連鎖的に発生すると、そこから連鎖的に困窮者が広がっていくことになっちゃうかな…?
つまり、連鎖的に困窮者が広がっている状況で、困窮者の三親等以内に入った人は、それより前に困窮者になった人全員を間接的に扶養する義務を負うことになっちゃうね…。こうなるとたまたまものすご~いお金持ちとかが混ざってない限り、連鎖的にみ~んな困窮者になっちゃう…。
もし、扶養義務ネットワークの中で困窮者が連鎖的に広がっているそのフチに接している人たちがみんなで支えることにするとしても、ど~やって負担のお金をきちんともらってくばったらいいかな…。ど~したらいんだろう…………。
これはまずいね…あ!でもだいじょうぶだ!
よく考えたら、いずれはみ~んな三親等で繋がっているんだから、直接繋がりのある人だけにお金を出させたって、結局その人の資産がなくなっちゃったらみ~んなで負担しなきゃいけなくなるわけだよね。そうしたら生活が破綻する人ばかりふえたりしてそれはすごく不合理だね。何しろ三親等とはいえ自分以外の影響で人生駄目になっちゃうんだもの不条理って言ってもいいかもしれないよね。
そんな事になるんなら、あらかじめみんなからお金を少しずつ集めておいて、困った人の生活を保護して上げる仕組みにすればいいんじゃないかな!?
ほら、こうすれば三親等以内に困窮者が現れたとたん、強制的に資産が没収されて困窮者の仲間入りなんて事はなくなるしいいよね!そりゃ多少はずるする人は出るかも知れないけど、連鎖的にみんなが困窮者になっていって貧困に陥り、社会の基盤が崩れていく事をおもえば、その程度は許容したっていいよね!だから審査はある程度甘くして、そのかわり可能な人には、がんばってしえんがなくても暮らしていけるようにお金以外も支援しよう!
よ~し、これは良い仕組みをおもいついたぞ~。いまきめた!ぼくこの案をもって国会に打って出るよ!
そのためにまずは名前を考えよう。こういうのは分かり易いキャッチコピーが大事だよね。
そうだな~…うーん…………。
生活をみんなで保護して上げるんだから、生活保護って名前でどうだろう!
分かり易いよね!後期の高齢者のための医療制度だからこうきこうれいしゃいりょうせいど!っていうぐらいわかりやすいね!いやあ!ぼくって天才だ!
これだったらきっとかたやまさんやせこうさんも支援してくれるよね!
絶対だよ!
ちゃんとつなげといて。
http://anond.hatelabo.jp/20120419235420
そして放っておけば生まれてくるとは限らない。
そうなりたくなかったらセックスしなきゃいいだけの話だろ。
話を逸らさないでください問題は法適用によって堕胎が減るか減らないかですー。
「そうなりたくないので婚約確定するまでは性交渉なしで行こうね」ということで同意出来てる恋人は現状でも存在しますー。
言いかえれば同意できない奴は同意できないし先が見えないときは見えないので不用意なセックスが減るとは限りませんー。
つうかたぶんそんなに減らねー。減る要因がねー。強姦強姦厳罰厳罰騒いだって立証の段階で証拠不十分で済んじまうという抜け穴が大きすぎて抑制力として弱すぎる。
女だけ罪をかぶる。
なーんかお前の論法はアレだね、「俺はこれからこっちの方向に向かって銃をぶっ放す、なぜなら俺はそうしたいしそうすべきだと思うからだ! 撃たれたくなかったらこっちくんなあっち行くな行って弾にあたったやつは自己責任!」みたいなね。
だから胎児殺しが罷り通って、殺人犯が制裁を受けず生きている。
こいつらを処罰する必要がある。
無理ー。同意が無かったという証拠がないー。お前が言ってるだけー。
男が養育費を払わないために妻子が野たれ死にしたらその男を殺人の罪に問えばいい。
裁判しなくてももっと簡易な方法で父親に請求取りたてできるようにして、現状より強制的に養育費を徴収するように制度を変えたらいい。
年金や保険金から天引きすればいい。家財道具差し押さえすればいい。
殺人罪は意図的な殺しにしか適用されませんー。幼児置き去りネグレクトならともかく妻も込みでの野たれ死にには適用できませんー。
あと風俗業従事者って事業所得者扱いにされて課税されてんじゃね? 確定申告行かないと脱税。
養育費の差し押さえってそういえば今でも給料から取ったりできるんじゃないっけ。強制力がどんくらいあるんかよく知らんけど、離婚のときとか文書にしとくと捗るみたいな話を聞いたような。
URL貼ったよな? あれインドネシアで市販されてるから今輸入出来るはず。保険適用たぶん効かないけどそんな高額でもなかったような。
「副作用があるかもしれない、イヤだ怖い」とかいって拒否る男は女がピルで副作用負うのはいいと言ってるも同然なのでしねばいいとは思うが。
だから、お前はそうかもしれないけど大多数の女がそうなるとは限らないんだってば。
つうか、大半の女はそんな申し出してきたレイプ野郎に殺意と恐怖をおぼえて絶望すると思うよ。賭けてもいい。
結婚したっていつ何時また無理やり暴行されるかわからない。普通に考えて怖すぎて一緒に生活とか不可能。真剣に精神病む可能性高い。
ちゃんとカネが大事な女は自分で稼ぐことを引き受けてプロとして稼いでるよ。お前の妄想自己紹介の被害者ぶりまくった女と違って。
むしろわざと誘惑してセックスしといて事後に「強姦で訴えられたくなかったら私と結婚して養え」と脅迫する女が現れるから、男は誘惑されてもセックスしないようにしないといけないな。
今だってバカな男は誘惑に乗ってセックスして子ども出来て婚約者捨てなきゃならなくなって慰謝料払ったらそのあとで子どもは自分の子じゃなくて修羅場。みたいな状況に陥ってるよww
4月20日18時追記
どっかのツリーで出てたけど自殺教唆の要領で男は堕胎教唆、場合によっては不同意堕胎でいいじゃん。
なんで「殺人罪」なの?
自分たちがセックスして作った、そのまま放っておけば人間として生まれてくる命だから、
既に産まれている人間と同じ扱いにしなければいけない。
それと現行の堕胎罪では「経済的理由」が拡大解釈されて、事実上男も女も無罪放免になっている。
すぐに殺人罪適用にするのが難しいというならば、現行の堕胎罪にまず明確に、
中絶の動機を斟酌した上で、量刑を科すことから始めてもいいだろう。
減ぇーりぃーまぁーせぇーんー。
既存の産科が何処行っても堕胎受け付けないし相談あった時点で通報義務とかいう話になると行き場をなくした妊婦さんは地下に潜るしかありませんー。
そうなりたくなければ子供を育てられないのにセックスしなければいい。そう教育すればいい。
教育されているのにそんな事態に陥ることになったらそれは自業自得だ。
男女双方の殺人犯になるという同意(すなわち自首)があれば堕胎手術は受け付けることにする。
中絶も強姦もない方がいいとあなたも言ってたけど、そのためには刑罰を科すことが必要だし、そのようなことが起こらないよう国がきっちり教育するべきだ。
現状、どれだけ性教育で中絶をやってはいけないことだと教えている?
胎児殺しがまかり通っているではないか。自殺者の10倍以上の人間が殺されて、
胎児を殺した人間がその事実の記録すらされず過去を隠して恋愛したり結婚したりしている一方で、頑張って子供を育てている人間が、自分以外の人間の子供がいるという理由で、新たな結婚を断念せざるを得ないでいるではないか。
そうならないように、殺人は大変なことなんだ、絶対やってはいけないんだ、って教育しているだろ?
殺した人間も、自分は大変な罪を犯した、って悔いて、自殺に追い込まれるぐらいに苦しむだろ?
胎児殺しもまったく同じように評価されるべきなんだよ。
夫に経済力があればどうやったって妻は正当な額の養育費と生活費をもらえる。
本当に取れないのは「無い袖は振れない」時だけ。
そして経済力があるかどうかはこれまでの学歴と職務経歴を見れば容易に判断できる。
自分が作った子供なんだから、養育費払うために働け。それができないならセックスするな。と教育して従わせればいいだけの話。
現実にはその一言では終わらないから措置を考えると、裁判しなくてももっと簡易に女性が請求できる制度を作ればいい。
どうしても払わない払えない男は刑務所同然に監禁してぎりぎりの生活だけさせて、
人がやりたくないけど社会にとって必要な仕事をさせて、得てしてそれは高給だし、給料全部を養育費に充てさせればいい。
就業能力がないなら、男が未成年ならその親に育てさせ、成人なら監禁して訓練を施して働かせればいい。
年金や保険金から天引きしたり家財道具を差し押さえして質に入れてもいい。
というか、年金制度を全廃したらいい。公的保険も縮小したらいい。
そうしたら老後子供に養ってもらうしかなくなるから、子供に愛されるようにきっちり育てるだろ。
それでも育てられないし養子や施設もだめならその子供が困窮しても仕方ないだろ。
何も考えず妊娠したりさせたりして子供を中絶したり困窮させるんだから、
なにがしかの時点で処罰して淘汰すべきだ。
で、安楽死を認めたらいいよ。
一定年齢以上になったら「寝たきり老人になり収入の途がなくなり正常な意思判断能力もなくなり、年間の生活費がいくら以上になったら、
家族の負担を減らすために安楽死を望みます」という意思表示カードを作らせればいい。
若い人にも、「重い障害や病気を負って、回復の見込みがなく、正常な判断能力も失い、
年間の生活費がいくら以上になる場合は、家族の負担を減らすために安楽死を望みます」と作らせればいい。
保険金殺人とか起こる可能性を排するべく安楽死を選んだ者の家族に対する保険金給付額は一定以下に制限すればいい。
当初から、自分が生きたいか死にたいか判断できないぐらいの重度知的障害者については、その扶養責任者に、安楽死させる権限を与えるべきだな。
もはや生死の観念すら理解して決断できない以上は、保護責任者に運命を決められても仕方ない。
これは、障害者でも無理して産まなければいけないのか、という懸念に対する措置にもなる。
産んでみて、どうしても育てられない、本人が自分が生きたいか死にたいかすら決断できない、
というのであれば、安楽死させればいい。その場合保護責任者は正当防衛になり罪には問わない。で風俗も合法にして徴税すればいい。
これだけでも大分新たな命を救うための財源を増やすことができる。
年間30万人も新たな命を殺して、回復の見込みのない老人を機械をくっつけて無理やり延命させて、
勤労と納税ができない障害者に支援金出している現状よりは、そういう古い命や弱い命を淘汰して、
将来の納税者となる新たな命を生み出す方が、よっぽど財政再建に貢献するよ。
子供を育てるのになるべく税金は使わない方がいいけど、だからこそ子供を育てる能力がない者には性行為をさせないように社会が規制するようになる。
そしてたとえ自分の子供ではないにせよその子供が立派に育って将来納税者になれば、
自分たちの老後も少子化社会と比較してより手厚く保障されるようになるんだから、大きな損をする人はいない。
なんでそんなピル嫌いなん。ゴムと併用は最強なのに、ピル禁止自体母体保護にならんぜ。
デートレイプはたぶん減らせねーので拒否権のない性交渉、拒否したけど行われてしまう性交渉の大部分は減らねー。つまり堕胎したい妊娠も減らねえ。
ピルを認めたら「ピルを飲んで生でやらせろ」と強要する男が増える。
生でやりたい、中田氏したいなら結婚して子供を育てるという交換条件にしないと、
責任を果たさず快楽だけ得たいという男のわがままを容認することになるし、結婚して子供を作って育てる男が減って少子化が進む。
それと、「強姦して妊娠させたら必ず責任を取らないといけない」とすれば、強姦は減る。
「できてもどうせおろすだろう」とたかをくくっているからこそ、男は強姦をする。
続きます。
http://anond.hatelabo.jp/20120417094642
養育費は親が稼がなければいけない。
能力がないなら監禁して公益事業に就業させる。若年者の場合はその親が代理で育てる。
それでもだめなら年金や保険金から天引きする。家財道具を差し押さえする。
それでもだめなら子供を野垂れ死にさせて殺人の罪に問う。そうなりたくなければ子育て能力がない間はセックスするな。
そうしたら将来子供に老後の面倒を見てもらうしかないんだから、
言うことを聞いてもらえるように子供に愛されるように育てるだろう。
子供生まない人は育児に掛ける費用が浮くんだからそれを老後の資金にあてればよい。公的保険制度も縮小すればいい。
安楽死を認めて高齢者や障害者が希望する場合は安楽死させればいい。
「延命の見込みがなくなり、扶養責任者の経済的負担が○○円以上になった場合、安楽死を望みます」という意思表示カードを、希望者には作らせればいい。
それすら判断できない障害者はその扶養責任者が判断すればいい。
で風俗を合法化して徴税すればいい。
労働権も保障して法治が及ぶようにすればいい。
現状グレーゾーンにある商売だからこそ治外法権になっている側面があるからね。
そうなった場合その仕事をしていたことが記録に残るけど、だからこそ結婚できる・結婚を望む女性は風俗の仕事を選ばないので、
結婚をあきらめてでも金を稼ぎたいという女性だけが選んで、風俗嬢の給料を高く保つことができる。
これだけでも大分新しい命を育てるために向けられる財源を作れる。
あのさ。
これってそのままキチガイのことじゃん?
仏陀って書いただろ自分で。「自分を仏陀だと思っている人」ではなく「仏陀」と。「仏陀の妄想」のくだりで。
仏陀って釈迦のことであって「自分を釈迦と思い込んでる人」のことではないんだよ。
そして話がキチガイだともっと簡単だ。精神疾患者の憎悪は全方位の慈悲慈愛には成りえない、オシマイ。
だから、「関係ないじゃん」って言ってんだろ俺が。お前は「いや関係あるよ」って言わなきゃいけない側だったんですよ。
なぜなら正義感から慈悲を行える、正義が憎しみを含むもので慈悲が正義に含まれる範疇があるとかほざきだしたのがお前だから。
義憤ってむしろ正義としての体裁がある程度整った後の話じゃね?順番的に。
私見だけど、距離と人数の問題なのな。上手く言えないんだけど。
の順に、その持ち主は少なく、またネットワーク的に人のつながりを可視化した場合に広がってる範囲も狭い。
信じてた彼女に浮気された上に家財とか勝手に売られてた! このくそビッチぶっ殺す! が憎悪寄りで、
俺の友達彼女に浮気されて財産持ち逃げされたって、なんかめっちゃ落ち込んでるし…あのくそビッチ許せん! が義憤で、
信じてくれてる恋人裏切って金まで持ち出すとかありえん、制裁が必要だろJK…裁判に持ち込め ってのが正義。的な。
ただ、憎悪は広がって薄まれば正義になるかもしらんけど、薄まらずにあちこちに火柱を立てることができそうなのでやっぱうまく言えない。
簡単に言えば、憎い相手を殺せば必ずそれと同数だけ愛するものを殺すことになるという呪いを込めた武器をつくり、確実な因果応報を達成することで、世界から憎しみと戦争をなくそうという話。
山際にだいだらぼっちのような入道雲が沸いていて、それが流れてきたのだった。
バタ、バタ、バタ。数粒の斥候が、乾いた大地に降り注ぐ。
パタ、パタ、パタタ。薄暗くなった空に、落雷もどんどん近づいてくる。
パタタ、パタ、パタタ。どこからともなく雨のにおいが立ち込め始めた。
一転して一粒も雨が降らなくなった曇天の下を、冷たい吹き降ろしの風が通り抜けていく。
ああ、いけないいけない。大変よろしくない。不穏な気配に、いそいそと用意にとりかかり、間もなくしてからだった。
衝撃で家財が細かな音を立てる。大きな柱や梁などは、みしりみしりと小さく軋んで、まるで家全体が震え上がったような錯覚にとらわれる。
急いで洗濯物を取り込んだ軒先から恐る恐る外の様子を伺ってみると、遠く山の向こう側から、いよいよ本隊が攻めこんでくるところだった。
上空から長く垂れ下がった篠突くカーテンが、ゆらゆらと風に煽られながら、破竹の勢いで迫ってくる。
やっと来た。そう認識するが早かったか打たれたが早かったか、大粒の雨粒群は瞬く間に辺りを覆い尽くすと、空を切りありとあらゆる物々を打ち鳴らし始めた。
さながら滝のような降り様である。空気は刹那に潤いを満たし、庭先はたちまち浅い海へと変貌していく。屋根に連なる雨樋からは濁濁と水が溢れ始める始末だ。
一瞬のうちに、山間の古民家は荒波に揉まれる船舶の如き状態に陥ってしまった。
冷たい風はびゅうびゅうと吹き荒び、屋根を持ち上げ雨戸を叩いては、僅かな隙間からうなり声を上げて入り込んでくる。
駆け抜ける紫雷は、どうにも虫の居所が悪いらしい。閃光を迸らせては癇癪を爆発させたかのような怒号を響かせ、ビリビリと辺りを振動させている。
予想外に激しい夕立だった。一人住まいであるために戸締りにあちこち走りまわらなければならなかった私は、すべての戸をきっちし閉め終えたことを確認してから、再び縁側に戻った。
閉じた雨戸をそっと開く。勢いよく吹きこんできた風雨に顔をしかめながらも、荒れ狂う灰色の海原を見上げてみる。
ふと、どうしていつも猛々しい様子に見惚れてしまうのだろうかと不思議に思った。
煽られて大きくしなった杉の木や、ころころと方向を変える雨粒、思い出したように瞬いては轟音を響かせる紫雷などから、どうしてこんなにも目が離せなくなってしまうのだろう。
ドキドキともワクワクとも違う静かな興奮が、泉のように噴きだしてこんこんと滲み出してくるのである。陶酔と微かな狂気。焚き火を見ていると似たような感覚に陥ることがあるように思う。
圧倒されるだけじゃなく、呑み込まれそうになってしまうのだ。呑み込まれて、夕立や海と、水と、一緒になってしまえる気さえするくらいだ。
それは、生物が皆、水に抱かれて産まれてきたからなのだろうか。身体が細胞が遺伝子が、遠い太古の記憶を伝えているからなのだろうか。
あるいは私という生命の半分以上が水によって生成されているからなのかもしれない。夕立や海原には同化するために、炎のゆらめきには霧散するために、惹きつけられてしまうのかもしれない。
開けた雨戸の隙間から、雨は容赦なく降りかかってくる。世界は最早、水一色に染まっている。天も地も、二つをつなぐ空さえも雨が満たし、むっとするほど濃密なにおいで満ち溢れかけている。
深く冷たい深層を流れていたにおいだ。ぐるりぐるりと地球をめぐって、こうして再び空と海との循環を繰り返している。
生命の血液として。あるいは生命そのものとして。延々と続く循環を繰り返し続けている、そういうもののにおい。
ぱしゃりと庭先の浅瀬で何かが撥ねた音が聞こえた。見れば、無数の波紋に下に、小さな魚影がちらりちらりと見え隠れしている。
分厚い雲の向こう側では鯨が尾びれを打ち鳴らしているようだ。轟音に誘われて、何百何万ものものどもが嘶き、咆哮を上げ、囀りながら、威風堂々たる行進を続けている。
生命として廻るために。
山間の集落には、いよいよ潮のにおいが満ち始めている。
http://anond.hatelabo.jp/20110612190356
仮設住宅って調べると、光熱費や家賃もかかるし、食費もかかる。
避難所で受けられていた衣食住のうち食についても自家調達できるって配給対象外になってしまうんだってね。
あとは、どうしても避難所ベースで情報が伝わるので右往左往してしまうとか。
ただでさえ、家やら家財一式流されて、義捐金の配当も有耶無耶で生活のための資金が底をついているのにひどすぎる。
せめて復興支援のうち後片付けを有償で行えるようにできれば、
故郷を離れずに生活を立て直す見通しができるのにと思う。
(今と比較するとお粗末な運営体制とはいえ)日帰りボランティアもあったし、
大阪とか京都等勤め先が被災していない場合は単身赴任状態もできた。
付加価値の高い錦鯉や高級・高品質コシヒカリの生産地だったので、家業をやめてしまった率も比較的少なかった。
自治体としては村ではあったけど再生に向けて銀行から融資を受けられたのだから、
会社のように定期収入ではないけど年収だとすごいんじゃないだろうか。
(本当は家業をやめないでいられるのが一番いいのだけど)
支援ボランティア先の宮城県石巻での体験談。地元のボランティアセンター経由で仕事を受け自分の担当となった家は、海岸から少し離れた川沿いのとあるお宅。家こそ流されなかったものの、津波のせいで家財はめちゃくちゃになり床は一面ヘドロの海。
この家の主人は87歳のおじいちゃん。そのご家族親戚やご近所の方と一緒にヘドロ出しと使えなくなった家財撤去作業を行ったのだが、時折の休憩でこのおじいちゃんとその息子さんから津波を受けて感じたいろいろなお話が正に人生の真理のように感じた。折角の機会、共有したい。
ぐちゃぐちゃになった家財を撤去しながら、まだ使えるものがあるのではと探していた自分の前で、一言「いい、全部捨てちゃって。」
どれほど大切に残しておいても、こういう事態になったらモノはモノ。
むしろ、こういう時にこそ、人の大切さが見えてくる。普段から身のまわりの人とのつながりを大切にしている人は、やはりこういう時に近所や親せき、そして遠くのボランティアの人間など、多くの人の助け合いをうけて生きることができる。
メディアも実は報道できないような悲惨な状況もあった石巻。自分よりも何十年も人生を経験し、またその惨状を目の当たりにしたおじいちゃんの言葉が何よりも自分に響いた。
「人生で何が大切か、こういうことにならないとわかんないものな。肩書とかお金とか、そんなのあっても何にもならねえよ。」
世代が変われば世の中は変わる。「自分たちは戦争教育の世代、でも戦争は終わり自分の子どもの世代はそこから180度変わった世の中になった。そして、これからは孫の世代。世の中はまた大きく変わるんだ。」
御年87歳のおじいちゃんの語る「戦中」「戦後」の次の未来の到来は、誰よりも心強い。
私の親父は小さい頃に満州から逃げてきた。ちなみに私は40だ。
ほとんど記憶に無い年齢らしいが、乳飲み子の弟が二人死に、家財の一切を失ったらしい。
それから北海道へ移り住み、寒い中に苦楽を重ね、公務員の職を得て都内で暮らし、2児をもうけた。
近年退職し、退職金と年金をもらっているが、「搾取だ」との声を良く聞く。
彼らは、今日の日本を、まさに焼け野原から築いたわけだが、考えようによっては、当然の報酬ではないのか。
ぉぃぉぃ。
彼らは戦争か、それに近いどん底を味わったのに?
その後の世代だって、空調も無い満員電車で運ばれ毎日働き、TVやクーラーが贅沢品って時代を生きたのに?
このぬるい日本でぬくぬくと生きて、単に自分が望む就職が出来ないってだけの状況を「世代格差」?
そう思える「今」がどれだけ有難いか知ってるのかと。
むしろお前らは、この今の日本を用意してくれた先代に、何が返せるんだよ。
馬鹿じゃなかろうかと思うんだよな。
大学に入りたての頃は、それはもう色々買いそろえた。かつてないほどウキウキしながらコジマ行ったのを覚えてる。
最近になって、はてなでシンプルライフとかそれ系のエントリーを目にする度に影響を受けた。お、ちょっとやってみようかなって感じ。
まずは大型の家具とかを手放した。PCラックに本棚、テレビ台にベッド、イス。コタツ生活にシフトした俺に、こいつらは場所ふさぎだった。
キッチン周りにはおつまみ作る用の卓上フライヤーと電子レンジ、それと食器が少々。
普段はレンジでパスタ作るか、バイト先でまかないもらって食ってる。あったらあっただけ食べちゃうから冷蔵庫もいらなくなった。
鍋とかフライパンとかも、知らん間に使わなくなった。自分で作る食事はマズい。これに尽きる。
W杯を見るために普段見ないテレビも残してあったが、日本が負けた次の日に自宅に送った。今後テレビは居酒屋で見るからいいよ。
家財道具をいろいろ手放していって、なるほど、こんな暮らしもできるんだなーと気付けて結構毎日が楽しい。
ところで、「持たない生活」を推し進めた目的はなんだっけ。
要らんものから捨てちゃおう、スッキリした部屋にしよう。これだっけ?
特にモノがなくても不便はないからいいんだけど、このままモノが少なくなったら部屋を畳んでしまいそう。や、それはない。学校あるし。
でも身軽になればなるほど、今の町に対する愛着ってか土着心が薄れてくような気がしてならない。だって、明日にも出てけそうなんだもん。
中学生の頃、街の方のカラオケに行ったとき鍵をかけないで駐輪場に置いてたら軽く盗られた。
危ないのは承知だったから盗られたときはやられたなーって気分だったけどいざ帰ろうってなったら本当に憎くてたまらねえ。そもそもなんでお前は交通手段無しで遊びにくるんだよって思う。
その日は放置ステッカーの貼られた前後輪パンクしているチャリを盗って行った。
このときの行動をよくその場に居合わせた一人に色々といわれてしまう。
そいつと遊んでいてまた自転車また盗まれたんだけど(鍵付き、100均のだけど)
やっぱり同じ報いがあるんだね、というようなことを言われた。
何がムカツくかってそういう因果応報的な物の言い様が気に食わなかった。
自分が歩んだ道を辿ると積み重なった悪事がここにきて人生にとどめを刺したかと後悔するのは良い。
ただこの件、俺は何の微塵も悪いことをしてしまったと感じることが出来なかった。
それは普段からパンクすれば道の脇に捨てた自転車、金網越しの山に捨てた旧型テレビに棚や炊飯器を目にするたび
置いていかれた側の処理の面倒なんて何も考えていないやつらが憎かったから。
窃盗と不法投棄を一緒くたにするのは別に話にして、この不法投棄をやったやつらは
自分がいざ捕まれば、
他のやつらも捨ててるから俺も捨てた。だってみんなやってるじゃん。
なんで私だけ?ってな物言いの万引きやって捕まった女子高生のような意見だからだ。
それと比べて
俺も盗られたことがあるから他の人も同じ目に遭ってしまえってやつ。
でもこれほとんどいないと思う。
自転車自体が基本的に低年齢層の移動手段だからかも知れないし自転車を盗まれるということが日常的なものだからか分からない。
そんで平気でやってるって点は変わらないけど家財道具を夜な夜な持ち運んで
捨てるなんてのは計画的かつある程度の移動手段を持っていないとやれないことだ。
くわえてそれは二十歳そこそこの若い夫婦世代ではなくて
前述したとおり時代を感じる家財道具。
40、50のそこそこの家庭を築いてあるはずであろう夫婦世代。
そこら辺に紙くず食べくずを捨てるっていうことに何の疑問を持たないやつらなんて糞食らえって。
だから、というか俺はむしろ良いことをしたという感覚すら当時はあった。
ただパンクしたから捨てた、そんなふざけたやつらのケツをぬぐった上、環境にも良いとか。
今考えると勝手な話だったと思うけど知恵袋で前に質問したらたった一人の回答者は
「それが、もしあなたの自転車ならどう思いますか。
しかも自分の物を我が物のように使用されていたとしたら許しがたいのではないかと思われます。」
最初見たときは
「だから不法投棄したやつのこと聞いてんだよ何で俺がそんなゴミクズ野朗の気持ちまで考えないかんの。」って思ったけど
俺が勝手にこれはゴミクズ野郎が不法投棄した自転車だと判断しただけで本当は盗まれた人が別にいるのかもしれない。
パンクはただ単に月日が経って自然に抜けただけなのかもしれない。
こんなくだらない話を書いたのを昨日の土日に部活の大会で天神に行った時、
街の途中でフライヤーとはいえないけど電柱に巻きつけられたポスターを見つけて
いつも気に入った絵のイベントフライヤーを剥いでたから町の中心で剥いだ。
ただお前それはいかんやろう的なことを言われたのでなんでだよと思った。
もう書くのだるい。
それこそひたすらに俺は何も悪くねえ、何にも悪くねえよ。と喚いてるだけにしか聞こえない。
こんなもん勝手に張ってるんだから、勝手に剥いでもらっていいんだよバカッてことしか言ってない。
しかもそれはMUROが言ってた
「向こうに行ったら街中のフライヤーをチェックしな」ってやつを真に受けたバカだと思う。
あと、最近ハッとした瞬間は、クラスのやつが万引きで停学になって色々話してたら
万引きなんてやったことあるわけねーだろバカ派に対して
「絶対やったこと無いなんて言えるやつはいない。物心付かない頃に無意識でやってることだってある。」っていう意見があった。
そう俺のこと。
既知外ってどうすれば遠ざけられるんでしょうかね。
友達が焼け出された。
アパートの上の階の人の寝タバコが原因の消火活動で、友達の家も水浸し。
行くあてが決まるまで、うちに泊まらせた。
ウィークリーとかも考えたんだけど、いろいろ事情があってダメで、
そしたら、それを聞きつけた既知外が「私も泊まらせろ」と。
うちには誰も泊めないよ、今回は特別なんだよ、と話したんだけど、
「やだやだ泊まるのー!」(←発言そのまま)状態で、きかない。
とにかく泊まらせないから、と言うだけ言った。
焼け出されたから泊めろと連絡が来たけれど、
なにより一緒に焼け出されたご両親のことも心配だから、
そっちに一緒に泊まれと言ってやったところ、
「なによ! 火事になったのは一緒でしょ!」と。
最近の風の噂で、既知外が自分の部屋で火をつけたという話を聞いた。
自殺願望とかなのかなーという噂になっていたんだけれども、
そういえば泊まる泊まらないで言い合いになったなーと思い出し、ガクブルしている。
まさか泊まりたいがために火をつけたなんてことはないよね?ね?
というわけで全力で遠ざかりたいのだが、何かいい案はないだろうか。
変換候補になってたから「既知外」にしたのだが、ほんとに既知の外だよ。
じーさんがたの会合に顔をださなきゃいけなくて行ってきたんだけど、若いのが一人混じって酒でも入ろうものなら戦時中の話になる。
おれも90も後半のじーさんから聞いているので、知ってはいるのだけどあちこちの話しを聞くと新しく知ることも多い。
とりあえず書いてみる。@東京とかのお話。地方で参戦されたかたも居た。
・勝てっこないのは当時の市民にもわかっていた、戦争やろうと思ったのはバカだ
・対空砲を警戒して米軍はチャフ(のことだと思う)を蒔いていたが、そもそも対空砲なんてなかった
・冗談じゃなく竹やりをもたされた
・焼夷弾を消す訓練をさせられていたが、降って来たのは数万発だった
・みんな死んだ
・戦後は毎月500円分だけ切手が配られてその切手を貼ったお金だけが有効だった
・銀行は封鎖された
・みんな貧乏になった
・それでも私腹を肥やしたヤツはいた
・土地の所有を証明する書類は役場ごと焼けた
・銀座とかは無法者が土地を占拠した。土地が欲しいか命が欲しいか。
・自決した(しようとした)陸軍の指導者とかは侍だ、立派だなんて言うがとんでもない
・玉音放送がなければ本当に竹やりで戦うはめになった
・玉音放送を聞いたときの感想は、悔しさでも嬉しさでもなく「死なずに済んだ」だ
・軍隊にいたときは、敵船上陸が迫った前日には腹に爆弾まいて死ぬ準備をしていた。
・特攻志願時は縦一列にぴっちり並ばされて、志願するやつは前に進めといわれるが、うしろからどんどん押されるのですすまざるをえない。結局みんな志願したことになる。
・そもそも無理やりにつれて行かれるのだから、個人の意思とか関係ない。
・われわれもあと20年もしたらみんな死ぬ
・戦争を体験をした人がいなくなると、また同じことが繰り返されるかもしれない。
・戦争はやだね
なんか、現代の動きが当時の陸軍をみているようで心配なんだそうだ。
トップダウンでものごとを決めようとしたり、アメリカとは対等だとか言い出すところが気になってるみたい。
あ、あと、それとは話がずれるんだけど、昔しは町会が変わるほんの2~3キロで言葉が通じなかったんだって。
単語が違ってなに言っているかわからなかったそうだよ。
方言すぎるだろ。
人格ゆがむおそれがあるので彼女の仕事を辞めさせるって手はない。
たぶん今そういう家計とかの話が出来るのもまだ辞めさせてないから。
自発的に働きたいといっているものを辞めさせたら
もっともっと家事が嫌いになると思う。家事=檻、枷にしかみえなくなるだろう。
脅しにしてもあまりうまい脅しではない。
収入が低い側にゴミ捨てをさせるというのはかなり荷重のある頭脳労働を架していると思うこと。
お金があるのなら、なんでも捨てて買い直せる、家もひろい、収納もある、という前提のはず。
でもその判断が出来るのは、買える人(所有者)。
買えない人が捨てるのは所有者の許可がでるのかをいちいち忖度しなければいけない。
たいてい、しまえないものは収納がないのが悪い。収納グッズだって収納の広い家だって金は掛かる。
現在の家の収納に収まるだけの家財しかもたないことに二人で決める。
その範囲内ならもっと気楽に新しいの買って捨てて良いよっていってみる。
(まあいつぞやの鉄道模型みたいになったらこまるから、お互い捨ててはならないものだけ明示)
ヤフーオークションとかリサイクルショップして小金を回収させようとか思わない。
片付け作業のモチベーションあげ。
「古いテレビを捨てる覚悟なら地デジ買って良いよ、大変だけど粗大ゴミチケットをかって電話して回収にきてもらってね、アンテナは俺が調べて手配する」←まあアンテナは現在と同じでいいのが大半ですがねw
「片付けたらお友達呼んでいいよ、宴会しよう」
「子供生まれたら片付けなんかムリだよね、今だけでもキレイなウチに住みたい、写真とって投稿できるくらい」
最後に、家庭内労働を金で換算するのは自分の中だけにしといて。
俺の大変と彼女の大変は質も量も違ってあたりまえ、
ツライことを補い合うって結婚式で誓っただろ。