はてなキーワード: 俺屍とは
漫画とかアニメでよくある「ハーレムもの」の元祖ってなんだ?俺の知識では「ラブひな」ぐらいしか出てこなかったけど、時代的にこれより古い作品があってもいいものだが、増田諸賢の知恵を拝借したい。
ラブひな(1998年連載開始~)よりも以前の作品があれば是非知りたいが、それ以外でもご存知であれば書き込んでほしい。
04/19追記
多くのコメント、大変ありがたい。私の脳内にはアニメか漫画しか候補がなかったので、正直「源氏物語」には面食らったが、言われてみればなるほど納得である。
昔、俺屍の作者の桝田省治が「洋の東西を問わず、古典は何百年も前から紡がれ続けてきている。面白くないハズがない」「古典には著作権もない。面白さが保証されているようなものなのだから、パクれるならパクったほうが良い」とどこかで言っているのを見て「なるほど」と得心したものだが、今回も似たような得心があった。
「うる星やつら」については私が当該増田を書くきっかけになったと言っても過言ではない作品である為、これがあがってくるのは想定内ではあった。ただ私自身は「諸星あたるはハーレムを構築しているか?」を自問自答した際に、どうしても構築しているとは言い難かったため、ハーレム物の元祖とはしなかった。
ただ、高校生当時の私があのような環境下にあったら大変嬉しいだろうなあという羨望があったこと、うる星やつらが数々のフォーマットを生み出したこと、高橋留美子は天才であることには同意しておく。
天地無用も候補として私の脳内には上がっていたが、ラブひなより後だと勝手に思い込んでいた。今wikipediaで確認したところ、一番初めのOVA版が1992年、地上波第一作でも1995年からと、ともにラブひなより早かった。これに関しては単純に私のリサーチ不足である。申し訳ない。
のように、「定番の」「よくある」と言われるぐらいにはハーレム物って認知されてるよな?じゃあその元祖はなんだ??というのが当該増田の出発点である。私が増田をしたためた当初は、色々脳みそをこねくり回してみても「ラブひな」ぐらいしか浮かんでこず、かと言って「ラブひな」はなんか元祖っぽくないよなあ・・・という曖昧模糊な認識があり、困り果てた挙句に増田諸賢に泣きついたというのが実情である。
今回、私自身は増田に書き込んで大変有意義だったと思う。明示解があろうとなかろうと、寄せられる増田諸賢の意見は大変参考になるし、私自身の得られる学びも大きい。
皆も是非、増田を活用して自身の知識の編纂を実施してほしい。ちょうど長めの休暇がはじまろうとしている時節である。脳の体操とまでは言わないが、脳内のデフラグにはなるだろう。
では、良い休暇を。
ゲームがなぜ駄目だと言われるかはシステム面でも物語面でもよくわかっているつもりだし実際その通りだと思っているけど、それでも好きなキャラはそのゲームの中にしかいないし俺屍2の物語無しには存在しない。
もしも万が一奇跡的な何かが起きて俺屍3とかが出たとしても2に関する諸々はなかったことにされるだろうし。
叩きでもいいからそのキャラに言及した文章か何か見つからないかと日々ネットの海をさまよっているけれど発売当初はちらほらみたそれも次第に減ってきていて最近ではひと月に一度ツイッターで何か一言言ってる人がいたら運がいい方でひたすら一人で妄想して悶々としてる。
せめてこれで好きなのが夜鳥子だったらゲームの中では持ち上げられてるし批判の一環としての言及はネット上に数多くあるからもう少しましだったのかもなーとかときどき思うけど(彼女に関してはいろいろと言いたいこともあるが内面が描かれていないぶん掘り下げるとそれはそれで面白いと感じている、ただ彼女無しには俺屍2はそもそも作られなかった(そして好きなキャラも存在しなかった)だろうことと彼女が作中であんな扱いでなければ俺屍2はもうちょっと愛されたかもしれないということを考えると非常に複雑)
二次創作を公開するなどして大っぴらに萌えを発散すればもしかしたら一人くらい同調してくれる人がいるかもしれないと思うこともあるけれど、前作ファンの心を踏みにじったゲームだというのは確かだしその気持ちはよくわかるので、なんかこう萌えを叫ぶだけでその踏みにじった行為を肯定してしまうように思えて感じどうにも発表する踏ん切りがつかずにいる。(臆病なだけと言われると否定はできない)
だからどうということもないのだけどただの愚痴。叶うなら俺屍2がよくできたゲームで某キャラもいろんな人に好かれている世界線に生きたかった。
NHKで特集の再放送があったんでまとめて見たら、けっこう面白いのを見逃してたよな気がしたんで書いとく。
http://animatorexpo.com/titlelist/
ちなみに1/31で一度だいたいの公開が一度止まるらしい。赤字プロジェクトのままらしいし、ちょっともったいないので感想を書いてみた。
エヴァ資料ちょいだし系とモヨコ(のマンガ紹介)は外した。正直わかんなくて項目を立てなかったのは「電光超人グリッドマン」「月影のトキオ」「偶像戦域」「ブブとブブリーナ」「ザ・ウルトラマン」「世界の国からこんにちは」「カセットガール」。エロい人解説よろ。
アニヲタってほど詳しくない、作画ヲタでもないので、なんか間違いがあったらツッコミ歓迎。
http://animatorexpo.com/thedragondentist/
冒頭の湯浴みシーンの水の質感がちょっと懐かしい。キャラの動き方も世代的には旧エヴァよりちょっと前、ナディアとか好きだった世代には嬉しい感じ。サントラの中に「雲龍」ってのが入ってるのは、出てきた軍艦は雲龍型ってこと?ミリヲタの人に聞きたいわ。あと和物ガジェットを少しずつ重ねていくことで和物ファンタジーにうまく繋げてるのがいいかな。
NHKで紹介されてた吉崎響×井関修一の監督×作監コンビだったのでこれも見た。前半は単にエロでしょと思ったんだけど女体が非エロなものとしてゲシュタルト崩壊していくのがいい。そのくせ幾何学模様もエロを連想させやすい形を維持しているのは、わかりやすく狙ってるんだろね。そこに至るまでを含めて見ると、どぎついコンセプトとは別にキャラの描線も美しいのが感じられてくる。早い段階で女の身体が襲ってくるモチーフが出てきたことで、序盤のエロが単なるエロではなくなった。その辺の流れの作りこみがうまい。
後半エヴァ風スーツで一人称シューターする感じとか、デザインそのものが新しいわけじゃないけどマイナーアップデート感があるね。最近の映像作品全般でもわりと出てきてる手法だけどね。
幾何学模様もエロというのは、その後に同じコンビで出た「GIRL」も同じ。あの舟を見下ろしてるのはコレだよねってのが分かりやすい。百合をクリオネみたいに生やすのはなんでだろって思ってたんだけど、終盤に対応するシーンがあったかな。
再編集で出た「ME!ME!ME! CHRONIC」はさほどでもなかった。だから「ME!ME!ME!」と「GIRL」さえ見ればいい。
女主人公の西部劇短編なんだけど画面に古いフィルム映画風のヨゴシを含めたカメラワークが特徴。隻腕ガンマンのアクションを網羅してるのも(・∀・)イイ!!
鉛筆書き風のは「かぐや姫の物語」があったけど、それで「南くんの恋人」をやるとスマホが意外と面白い表現手段になるんだなと思った。感情に応じた描線のゆがみもよいけど、最後の表情の微妙な変遷がかなりよかった。
見本市にはMusicClip的なつくりのものが結構あるけど、その中でも都市の描写がいい。おしゃれアニメって言葉は濫用され過ぎてるきらいがあるけど、こういう「都市に在りそうな物体」配慮の行き届いたのをオシャレって言ってほしいかな。
トップ推し。大型のなんかについての鈍重さの表現が、エヴァ周辺のあれこれだけでなくて、ここ数年の怪獣映画が気をつけつつあることとも呼応してるよね。『パシフィック・リム』とかね。
声優にハイテンションで喋ってもらう。こーゆーの好き。風刺モノっていうのは要点をわかってるほど基本付き合うのがタルいので、タルくない速度でやるならこのくらい早回しで作る必要がある、ということを確認させてくれる。これから見る人に言っておくと、英語字幕つきで見たほうが会話のリズムがわかっていい。
ここまで完全に言い忘れてたけど、「見本市」作品の男役はみんな山寺宏一、女性系の役はみんな林原めぐみ。この二人の声優が全作品で演じ分けてる。そういう契約なんだろうか、確認してないけど。作品は好き好きだろうけどこのことがわかるとヲタ的に楽しみ方が広がって、いいよな。
今石監督作品。「パンティ&ストッキングwithガーターベルト」とか「キルラキル」とかにあったうち一部の部分をさらにどストレートな方向に圧縮したようなやつ。煮詰め方は凄いけど、推せるかっていうとわからないな。
わかりそうでわからない。中毒になる人はなるんでは。それはそれとして細かい演出が結構凄いんじゃないか。だって「イカ娘」と「日常」と「九井諒子短編集」が全部入りな上でエヴァ系の知財を使えたら、まあこうなるよなって。今更めぐ姉でそういう企画できるってのはつくづく良いプロジェクトだよこれは。おかわりいただけるだろうか。「そうそう、艦これの雪風二次創作を消費してる時の俺らってこういうの見たかったよね」みたいな。おかわりいただけるだろうか。
ミステリと時間SFとをショートショートでやったってところ。筋がさほど捻られているわけではないけど、男の指の滑らせ方の演出が殺人と性欲(と愛情?)の狭間を漂っている。オチが文字通りの文脈依存なまま終わるのもショートショートとして(・∀・)イイネ!!
安野モヨコのデザインしたキャラで四季を表すコマ撮りアニメを実演してる。コマ撮り用の素材のチョイスもいい。
すしお絵でこういうのやるの、かわいいに決まってんじゃん(ももクロZのもそうだったよ)、というのがファーストインプレッションだけど、まあ密度が高い。押し合いへし合い口撃戦のところとか良くね?良くね?
さかき漣「顔のない独裁者」って小説が元らしい。エヴァやジブリってよりは大友アニメや押井アニメの大きな流れで見た方がいいのかな。政治を扱ってることそのものよりは政治と性的不能とを安易に直結してしまうところに「いまどきこれはないでしょー」な筋悪さを感じる。原作をみてないからアニメスタッフにどこまで責任があるのかわかんないけどね。でもねこういうの好きだよなみたいな共感もあるよね。
クレジットを見ると監督が平松禎史さんってことで。彼の関わってる寄生獣アニメ化は全体的に良かったし、こういう方向でももう少し長いのをやってくれるのかなという期待を持った。
俺屍をやってた当時の俺の頭ン中は終始こんな感じだったな。スキスキダイスキ。ただ他の人にとっても良いかどうかはわからん。
盛々のグロ要素に対する薄暗い欲望と、あと昨今の劇場版アメコミ映画で金払って数時間座らされて「なんだこれっぽっちかよ」、みたいな気分にさせられがちなイライラの、どっちも手短に上手に昇華してくれてありがとう。
中盤くらいからカウボーイビバップ直撃世代が泣く展開になってるんだよ。わかってくれるか。老害ですまんな。マジで。
校舎内で上條淳士絵の美少年が空想のフィギュアスケートで踊りそのまま成長して表舞台に、というだけでもう楽しいでしょ〜。
ただ幾つかフィギュア素人なりに疑問に思うところもあったかな。男子シングルの練習をしている主人公が妄想にしてもいきなりペアの技を繰り出せるのかとか、ジャンプ後の着地がイマイチそれっぽく見えない瞬間があるとか、そういうトコね。ただ今後フィギュアスケートのアニメとかが出てきた時にこの短編はなにかと作例として見直されるんじゃないかな。
感心の方向としては「坂道のアポロン」の運指にちょっと近いものがあるね。
作品それ自体の好みを抜きにしてネタのゴリ押しで大爆笑させてもらえたのはこれが一番だった。B級映画を見慣れてる人ほど笑いとして刺さるんじゃないかな。「エヴァのTVシリーズは前半でしょ」と言いたがるタイプのアニメファンにもどうぞ。
冗談はさておき、他の作品も広い意味ではエヴァその他のIPを使ってるのに一番半端な知財の使い方で、やらなくてよかったことなんじゃないのこれっていうのが残念。最後の数十秒の良さも音響のおかげというところがあるし、これの目指すエモさは本当はエヴァじゃなくてよかったんじゃないの。
これ自体がそこまで悪いってわけじゃないんだけど、パロディを取り混ぜた知財の使い方でとりわけ上手だったのは「おばけちゃん」だったから、比べてしまうね。
どうしようもない好色のロボの話ではあるので最初は見かけた時不愉快だった。だけど見直すと、作画の良さが際立ってることは間違いない。それだけ取り出して褒められるかどうかというのが、こういう好色バカを扱う作品の難しさだね。
この作品に限った話じゃないけど、そーゆーポリコレ関係(ジェンダー論とか差別とかどうこうってやつね)がクリアできてないのは「見本市」にはむしろ多くて、さすがにこの貧相さで大丈夫かなと思わなくもない(映画もそうじゃん、とか言ってる人はごく最近の映画を見てない不勉強な人間なので無視するよ)。もっともね、そーゆーポリコレのズサンな点が気になりだして作画や造形が評価できなくなるのはよくある落とし穴なんだけどね。ハマるよね。
ジェンダー論ガン無視していい作品作ろうと思ってる作り手と、ジェンダー論だけやっておけばそれだけでいい作品語りができると思い込んでる語り手と、どっちも怠惰さで言やどっちもどっちだけど、四分六で後者の方がやや罪が重いかな。映像の良さをしっかり語れる作り手と語り手がジェンダー論にも手を抜かないくらいがちょうどいいね。
結論としては「POWER PLANT No.33」「おばけちゃん」「イブセキヨルニ」が推し。次いで「ME!ME!ME!」「I can Friday by day!」「ENDLESS NIGHT」「ヒストリー機関」あたりが良かった。異論は認める。
桝田さんがいろいろ叩かれているのだが、俺屍2については現時点で評価しきるのが難しい。
評価に15年かかるんじゃないかと思っている。
なぜそう思うかのポイントをまとめた。
俺屍2はとにかくランダム性が強い。周回プレイしてもひとつとして同じプレイができないようになっている。不思議のダンジョンのトルネコやシレンなんか目じゃない。
スタートする国からしてランダムだ。ダンジョンの配置や構成もランダムになっている。なので、攻略する順番も人それぞれだ。
ダンジョン毎に出てくる敵と敵が落とすアイテムには一貫性はある。
ストーリーが進むと遠征できるようになり、様々な国にいけるようになるのだが、これも周回プレイ毎に変わる。
国が違うとダンジョンマップや正解ルートが変わるので、同じ名前のダンジョンでも国が違えば、最初から覚え直しだ。
天才的な記憶力がないと、忘れるというか混乱する事この上ない。
前作でははじめから交神(ダビスタにおける交配だと思ってくれてかまわない)が限られており、一部の雑魚敵やボスを特定の条件で倒すと交神できる神様が増えるようになっていた。
俺屍2でもそこは基本システムとして同じなのだが、今作はとにかくすさまじい。
誰かを解放して交神できるようにすると、すぐさま誰かがいなくなり、ところ天式になっている。
状況の変動が激しいので、繰り返しになるが、天才的な記憶力がないと、忘れるというか混乱する事この上ない。
前述の2項目より、マップを覚えるのが大変、交神のリストがころころ変わるという点が円滑なプレイへの障壁をとにかく上げている。
緻密なメモというか旅日記を記録しながらプレイしてくださいね、と言われているかのようだ。
難易度を優しくしてもマップを覚えるのが楽になるとか、交神のリストの変動が緩やかになるといった調整は一切なされていない。
快適にサクサク遊んで進めるというゲームバランスではない。迷いまくるし、探しまくる、覚えられないのでメモをとらないと混乱するという別の意味での難易度が存在する。
今作は「鵺子(ぬえこ)」と呼ばれる転生するキャラクターが重要キャラである。
ところがこの鵺子、固定職業でありかつストーリーを進めるためにはイベントボス戦に必須となる制限がつく。
前作ではパーティー構成については自由度があり、プレイヤーの裁量によって決定されていたのだが、今作は鵺子の存在により1/4の自由を奪われる事になる(イベント進行時だけだとしても)
これはこれまでになかった大きな変更であり制限となる。自由を奪われたとプレイヤーが感じるのも少々無理がないように感じる。
この時点で鵺子に対するプレイヤーの心象はポジティブな方向になりにくいのだが、ここで鵺子中心に神々の裏話や事情がストーリーと絡めて展開される。
プレイヤーを「一族」ととらえると、異分子として鵺子という存在が部分部分で強制的に入れられるだけでなく、異分子中心のストーリーが展開される訳だ。
これを面白くない、不満を感じる人が出たり、拒否反応が出るのもある意味自然な話である。
本質的には主人公は鵺子なのだ。プレイヤーの育てた一族たちは添え物である。パセリ扱いだ。
何回でも遊べるゲームという事で周回毎のランダム性これ極まりというバランスになっている。
ゲームを進める上での記憶力がとにかく問われるので、状況の整理や記憶力がゲームのプレイ難易度にそのまま反映される。
向いている人と向いていない人の適正がはっきり分かれる部分が俺屍2にはある。
向いていない人にとっては四苦八苦しながら遊ぶ事になるわけだが、そこに制約として鵺子がパーティーに入るわけだから拒否反応が出る人はとことん出るだろうと思う。
なので、現段階での俺屍2の評価というのは「向いている人」と「向いていない人」の振り分けが行われている過渡期だと考えた方がいい。
スルメゲーを出したと思ったら、スルメが固すぎてアゴが丈夫な人しか味わえない究極のスルメゲーが出てしまった。
アゴが弱い人がいろいろ文句を言っている。それが現段階ではないだろうか。
もうしばらく時間が経ち、いろいろな仕様が解明されたら、少々柔らかくなり味わいやすく楽しめる余地が出てくるスルメゲーになる余地があるので、未プレイの人や今拒否反応を起こしている人は現段階で最終判断をするのではなく、落ち着いてからやってみてはどうだろうか。