はてなキーワード: モラリストとは
この手の事件が起きたり死刑判決が出たりした時だけ、まあ大騒ぎする奴がいるもんだけど
ぶっちゃけどうにもならんでしょ?
「孤立対策」とやらでNPOが税金つまんでちょいと何かやって、それで防げるなら苦労しねーんだわ
そういう小手先の対策ぐらいでどうにもならないからこそ、ああいう事件起こすのに
今でも思い出すのは低能先生の一件でさ
あの事件でも「なぜ先生に誰も寄り添えなかったのか」みたいなこと抜かすアホが、まあ後からゾロゾロと湧いたもんだ
リアルタイムじゃだーれもそんなこと言ってなかったのにね
挙句の果てにはてなや増田を「殺人者を生んだコミュニティ」呼ばわり
あんなん単に血の気の多い奴がたまたま粘着してきたのがはてなってだけの話だろ
そりゃあはてなも大概憎悪増幅拡散装置ではあるし、住民だってやたらと正義を気取りたがる割にはお前ゲスだなと思うことばかりだけど
何度BANされても戻ってきて、ブクマでも増田でも低能ゴミクズ死ねの連呼
殺人までするからにはよほどそいつに恨みがあるのかと思えば、実は「いつか殺すリスト:Bランク」の、たまたま近所に来た奴殺しただけ
そんな奴にいったいどうやって寄り添えばいいのか教えてくれよマジで
思想的にお友達の左派やフェミの皆様ですら、他人のフリして見なかったことにするしかなかっただろうが
こうやって、世の中の事件に便乗しては、言いたいことだけ言いたい放題の無理・無駄・無責任
問題視するポーズだけは全身全霊で頑張るけど、具体的な行動も負担も何もしたくない
だいたい「殺人犯」とかハクがついた奴には「なぜ我々の社会はあんなモンスターを生んでしまったのか?」なんて毎度のようににわかに優しいこと言い出すわけだけど
どうせそういうの何も持ってない奴には今まで通りただひたすら冷たいだけだろ?
面倒くさいのは宗教とか精神病院とかなんたらホームとか、とにかく座敷牢じみたアレに放り込んで、あとは見なかったことにしたい
それが本音なんだろうけどさ
苦しい境遇にある女性の自分語りで、最後に実は理解してくれてる彼氏や夫がいました、ってことがよくある。
一般に女性は、男性パートナーに恵まれやすい傾向にあるので、彼女たちも例外ではなかったのだ。
皆さんが理解のある彼くんの何に腹を立ててるんだか不思議でしょうがない。
女性が選ばれるのは、彼女ら個人の魅力によるものだし、選ぶ男性側の本能による選択でしょう。
男性が選ばれないからって、女性側の意思を強制的にねじ曲げようとするのは、いわゆる『あてがえ論』なんじゃないの?
それにもし個人の自由意志による恋愛の選択が差別になり得るなら。
男たちが若い女性や可愛い女性、オッパイの大きい女性に群がるのもまた差別ってことになってしまうけど、それで本当に良いんですか。主張を貫く覚悟はあるんですか。
…であるならば怒りの理由を説明してほしい。あなた達は正義を信じてるんだと思いたいけど、正直、疑わしいんですよ。女を憎む恋愛失敗者がグズってるようにしか見えない。
どう見ても関係ない。
大量に支持の依頼を出しているね。
中嶋 哲史
@J_J_Kant
1958年東京生まれ。モラリスト(Auteur de réflexions sur les mœurs, sur la nature et la condition humaines《Petit Robert》)。全方位素人。リベラル左派。網右不許入山門。神経難病(多系統萎縮症)の妻は発病から11年が経ちました。
中嶋 哲史
@J_J_Kant
一群のColabo叩きの連中には怒りしか覚えない。彼らの女性や困窮者に対するぞっとするほど冷たい憎悪の炎は一体どこから生まれてくるのだろうか。
https://twitter.com/J_J_Kant/status/1611717038720036864
幻集郎 Genjuro
@ky2chui
2時間
私はcolaboの「不当」な会計処理や、それを指摘された際のcolabo関係者の態度を批判する者の1人だけど、「女性や困窮者に対する憎悪の炎」なんて持ってない。他の批判者も大半がそうだろう。
……こういう自由で、無邪気で、無秩序で、好き勝手で、技術万歳で、ふんわりしたお気持ちルールなんてクソ食らえで、できることをやって何が悪いんだという精神性って"古き良きインターネット"の魂の再来なんじゃないのかね?
「もはやインターネットはアングラではない」、「ネットでもリアルと同じモラルが求められる」、「嫌がっている人がいるならそのお気持ちを尊重するべきだ」みたいなモラリスト気取りの言説を見かけることも少なくない現代でも、インターネットの根底に流れるモノは変わらないんだなと再認識した。
はてなーもモラリスト気取りが多いけど、イラストAIの話題への意見を見ていると、やっぱり一皮剥けば"ネット民"なんだなって感じがして笑える。
俺は普通にマンガだのゲームだののフィクションにまみれて育ったけどね。
個人的な予想としては、自己肯定感を育むのに重要と昨今言われる「幼少期の無条件の全肯定」が起源なんじゃないかと思うんだよな。
俺はそういうの無かったから、無条件で全肯定されて育った人の感覚を想像しているだけなんだけど。
恋愛なんかはその最たる例だろう。
だからといって妻が無条件で自分の理想像と同じ方向を向いたりそれを実現したりしてくれるとは全然思っていない。
妻にも特に何も期待していない、のかもしれない。俺の感覚としてはもちろんそんなことはないんだけど、世間一般的にはそういうことになるのかもしれない。
一応、仕事なんかではモラリストというか真っ当な人格という評価をもらうことが多い。
物心ついたときからそうだったというよりは、自分でずっと考え続けた(誰も教えてくれないから自分で考えるしかなかった)結果そうなったという感じなので、考えすぎて何かが壊れた結果普通の人におけるモラルと「期待」の相互関係が切れたのかもしれないとも思う。
借金玉さん、文筆家としての特別な才能を持ってるのは間違いないと思ってるので、その性向でもってすべてを台無しにしてるのを見てると本当にもったいなく感じてしまう。
ケムリ時代の発言とか見てると、「俺は俺の実力だけでやっていく」っていうことに対して強烈なプライドを持ってるのはわかるし、それができない人を見下して軽蔑すんのは勝手だけどさ、それを丸出しにしてついてくる人なんかほとんどいないんだよ。
「借金玉」になってからはモラリストっぽい仮面をかぶってマスに請求しようとしてんのはわかるんだけどさ、それこそモラリストは借金玉さんの本音がむき出しになったらついていけないんだよ。
味方だと思ってた人間に刺されたって思ってるのかもしれないけどさ、自己開示してなかったものがさらけ出されてしまって、そこを批判されてるだけなんだよ。それがムカつくのは理解できるんだけどさ、相手からすれば見えてなかったもんがヤバかったって状態なんだからそこで冷静になって誠実な説明をしないと、まともな友人はどんどん離れてくよ。
確かに借金玉って人は独力で自分の居場所を作ってしまえる実力があって、それは本当に稀有な才能だとおもうんだよ。維持する能力が全くなかったとしても、ほとんどの人間に場を勝ち取る実力なんて無いからさ、その能力は存分に誇ってもいいと思うんだよ。
でもさ、今みたいに自己弁護が無理筋のやらかしをしたときの動きは本当になんなんだよ。「批判されている発言に直接関係のない大量の論点をでっちあげてごまかす」ってのはさ、そもそも文章を読む能力がない人だとか文脈を追う気もない野次馬にしか効果がないってこと、理解できない人じゃないでしょ?
借金玉さんがこれまで軽蔑してやまなかった、見下してきた人にしか通用しないんだよ。借金玉さんが追い求めていた「読める能力があって場に参加する意欲のある人」にはその不誠実さは簡単にわかっちゃうよ。離れていっちゃうよ。
借金玉さんが今やってることは、これまで「良き読者」として借金玉さんが想定してきた人、あるいは良き友人であり良き敵と認知してきた人に対する裏切りなんですよ。
自分の実力でもって場を勝ち取ってさ、凄いことを成し遂げたんじゃないですか。そうして獲得した場所をさ、自分が軽蔑する人間で固めて王様をやるのって、そのうち絶対に耐えられなくなるよ。っていうかそれが耐えられなくて文学極道をやめたんじゃないんですか。
文学極道の時は良くも悪くも詩っていう娯楽の範疇でゴタゴタやってただけだからさ、そこでの不誠実とかは全然取り返しが効いたと思うんだよ。でもさ、今借金玉さんがやってることって、それこそ借金玉って人間が獲得してきた信頼をすべてぶん投げるような行為じゃないですか。
詩に対する不誠実を取り戻すより、自分自身が掲げてきた規範に対する誠実さを取り戻すのはよっぽど難しいと思うんだよ。本当に、取り返しのつかないことになっちゃうよ。
自らプレッシャーをかけて、そこに打ち勝って生き残ってきたって自負があるわけじゃないですか。そんな借金玉さんにとって、今やらかしてる不誠実は取り返しのつかない呪いになるよ。借金玉さんのストイックさを考えると、自分自身の不誠実に目を背け続けることって絶対にできないよ。
で、借金玉さんは多分これを読むと思うんだけど、あなたの文筆家としての能力って、技術的にはそこらのプロの小説家と比較しても優秀なほうだと思うんですよ。
それでも目が出なかったっていうのは運の問題もあるのかもしれないけど、たぶん魅力的な物語を想像する能力に欠けてたんじゃないでしょうか。
だからさ、私小説書きましょうよ。あなたの高い技術で、稀有なワードセンスでもって借金玉っていう人間を語れば間違いなく魅力的な小説ができると思うんですよ。
特別な才能があって、ストイックにそれを積み上げてきて、自他ともに認める確かな実力を死に物狂いで獲得したにも関わらず、感情をコントロールできずにちょっとしたことで滅茶苦茶な攻撃性を発揮して、それをごまかすために自分が最も嫌悪してきた人間にまで媚を売って、苦労して積み上げてきたものを台無しにしてしまうっていう人間の物語。
もし俯瞰して書くことができたなら、それはとてつもなく魅力的じゃないですか。
もう一度意地をはって欲しいんですよ。取り返しがつかないことはいっぱいあるけれど、それでもあなた自身を裏切り続けるよりはずっと楽になれると思うんだよ。そして、今意地をはることができるならば、この先素晴らしいものを作っていける能力があなたにはあると思うんだよ。自分の才能を、これまでの努力を無駄にしないでください。
妹はモスキートだった。あまりに巨大すぎて、部屋に入らない羽は畳んで入るようだった。
口では喋らないので、羽音で挨拶するなどが得意だった。
飲水が主食であり、時折血を欲しがった。タンパク質が足りないが口癖だった。
ストローなしでも牛乳が飲めることが特典ではあったが、牛乳から得る糖質は花の蜜ほどの効率性はないようであった。
そんな妹は時折邪神扱いを受けることがあった。奇妙な宗教家たちや、学校を住処とするオカ研の連中にである。
彼らは妹の羽音を邪悪なさえずりと言って忌避して真言を唱えるなどした。
塩水を振りかけられたこともある。いかなボウフラから生まれた妹とはいえ、塩水は堪えるようだった。
そういえば、母は妹を産んだ記憶がないという、そういえば僕たちと随分姿が違う。
ボウフラから生まれたとはいえ雌雄があってこそのものだ。なぜ母は産卵した記憶がないのか。
夏が来た。妹は例年通りタンパク質が足りなくなってふらつき始めた。
欲求としては何者かの血が吸いたいらしい。しかし律儀にモラリストの妹はタンパク質の摂取を良しとしなかった。
肉は分解できず。大豆も摂取できなかったので、妹はやせ細った。こうして兄の私は彼女をタンパク質点滴のために病院に担ぎ込むのである。
妹が入院して数日後、何やら不穏な噂が流れてきた。病院が閉鎖したという報告もないのに、病院が廃墟になっているのだという。病院への支払いや引き落としは滞り無く済まされており、音もなく病院が廃墟化したという事実はにわかに信じがたかった。それが噂ではなく実際であるという情報が地域に広まるにつれて、私はいても立ってもいられず病院へと足を向かわせた。妹の容態も心配である。
病院の看板は黒くくすんで、文字は書き換えられていた。邪教の館と書かれている。私は恐る恐る正門をくぐると、受付でミイラ化している看護師たちを尻目に妹の病室へとあがった。これは何かがおかしい。明らかに常軌を逸している。私は額に脂汗をかき、階段を駆け上がった。なにかが崩れるような、産まれるような、奇妙な感覚が襲った。そしてやがて見えてきた妹の病室からは光が漏れだしていることを確認した。稲光のような閃光が部屋から漏れたかと思うと、部屋は静まり返った。
私は恐る恐る扉を開けてみた。そこには奇妙なカプセル風の器具と、羽をはやし、人間のような姿をした、しかし人ではない異形のものが立ちふさがっていた。その元妹であった何かは私に向かって述べた。