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2021-09-19

anond:20210918224619

夕立タマを洗いてまたたく間」の方が

夕立ちをシャワー代わりにしてる風流な情景が思い浮かんで

夏井先生もニッコリだと思う

2021-08-12

anond:20210812070637

あて字だぞ?

秋に取れる刃物のような形をした魚だぞ?

昔の人の風流がわからないとは情けない

2021-07-11

日本天皇51~100代

51.平城天皇(806~809)

 官司の統廃合、観察使の派遣など行政の立て直しに取り組んだ。藤原薬子を寵愛したが、譲位薬子の変が起きたため、出家した。

52.嵯峨天皇(809~823

 薬子の変鎮圧弘仁格式新撰姓氏録編纂した。三筆の一人にも数えられる文化人

53.淳和天皇(823~833

 経国集令義解、秘府略を編纂させた。

54.仁明天皇33~850)

 在位中に令義解施行され、日本後紀が完成した他、承和の変が起き藤原氏繁栄の基礎となった。医学書道和歌など初学に精通した知識人

55.文徳天皇(850~858)

 続日本後紀編纂を開始した。病弱であったため、政治の実権は藤原良房がが握った。

56.清和天皇(858~876)

 幼くして即位したため、良房が実権を握り、元服後も握り続けた。在位中に貞観格式編集された。

57.陽成天皇(876~884)

 乳母子を殺す、宮中で密かに馬を飼うなどの奇行が多く、藤原基経譲位させられた。

58.光孝天皇(884~887)

 55歳という高齢即位し、基経に「実質的関白として政治を任せた。

59.宇多天皇(887~897)

 阿衡の変により、藤原氏を疎み、菅原道真を重用した。在位中に多くの歌人が輩出され、遣唐使廃止された。

60.醍醐天皇(897~930)

 藤原時平讒言を信じ、道真を左遷した。在位中に古今和歌集勅撰、三代実録、延喜格式編纂が行われ、その治世は村上天皇と共に延喜・天暦の治と称された。

61.朱雀天皇(930~946

 在位中は天災が多発し、平将門藤原純友が乱を起こすなど、多難な時を過ごした。

62.村上天皇946~967)

 乾元大宝鋳造し、天徳歌合、後撰和歌集などを編纂させた。

63.冷泉天皇(967~969)

 病弱であったため、藤原実頼関白として実権を握った。安和の変の後は、摂政関白が常置されることとなった。

64.円融天皇(969~984)

 藤原氏政権争いに翻弄され、出家文化人として風流生活を送った。

65.花山天皇(984~986

 女御の死を悼んだところを、藤原兼家に計られて出家した。

66.一条天皇(9861011)

 在位中藤原道長が実権を握り、紫式部清少納言和泉式部などの文化人活躍した。

67.三条天皇1011~16)

 藤原道長に絶えず退位を迫られ、眼病、脚気理由に退いた。

68.後一条天皇1016〜36)

 道長の孫。在位中は道長・頼通が実権を握り、藤原氏の全盛期を迎えた。

69.後朱雀天皇1036~45)

 在位中は頼通が関白として実権を握った

70.後冷泉天皇1045~1068)

 在位中に平等院鳳凰堂が建立され、前九年の役が起きた。

71.後三条天皇1068~72)

 藤原氏を疎んじ、新政を行った。記録所を設け、成功、重任を禁じ、宣旨枡を定めた

72.白川天皇1072~86

 在位中に富士山噴火後三年の役が起きた。譲位後、院生を行った。

73.堀河天皇1086~1107)

 在位中は院生が行われたが、藤原師通の補佐により自らも政治に関与し末代の聖王と称された。

74.鳥羽天皇(1107〜23

 譲位後、崇徳~後白河の3代に及ぶ院政を行った。崇徳院を無視して、後白河天皇即位させたことが保元の乱の原因となった。

75.崇徳天皇(1123~41)

 鳥羽上皇冷遇され、譲位させられた挙げ句、息子の即位も阻まれた。これを不満とし、保元の乱を起こすも敗れ、讃岐に流された。死後怨霊として恐れられた。歌人としても名高い。

76.近衛天皇(1141~55)

 17歳で亡くなったため、崇徳院、藤原忠実・頼長親子に呪われたのではないかと噂された。

77.後白河天皇(1155~58)

 保元の乱崇徳院を破った後、譲位院政を行った。平治の乱治承・寿永の乱鎌倉幕府成立などの激動の時代の中、権謀術数を巡らせ朝廷権力を維持した。

78.二条天皇(1158~1165)

 崇徳の子差し置いて、皇子になったため、保元の乱が起きた。即位後は後白河院院政抵抗するも病気のため叶わなかった。

79.六条天皇(1165-68)

 自身への敵対勢力擁立されることを恐れた後白河院によって、わずか4年で譲位させられた。

80.高倉天皇(1168-80)

 清盛と後白河院対立に苦しめられ、譲位した。

81.安徳天皇(1180~1185)

 壇ノ浦の戦いで入水した。日本史上最も短命な天皇で、わずか7歳で崩御した。

82.後鳥羽天皇(1183~98)

 譲位後、土御門~仲恭の3代にも及ぶ院生を行う。承久の乱に敗れ隠岐に流された。

83.土御門天皇(1198〜1210

 父である後鳥院とは不和承久の乱にも加わらなかったが、自ら望んで土佐に流された。

84.順徳天皇(1210~1221)

 承久の乱に参加するために譲位し、佐渡に流された。

85.仲恭天皇(1221)

 父順徳が倒幕を企てたため、即位後78日間で廃位された。

86.後堀河天皇(1221~1232)

 わず10歳で即位したため、天皇になったことのない守貞親王後高倉院として異例の院政を行った。

87.四条天皇(1232~1242)

 滑石を用いたいたずらが原因で転倒し崩御した。

88.後嵯峨天皇(1242~1246)

 譲位後、2代にわたる院政を行った。死に際して、帝位継承者決定を幕府に委ねるとしたため、南北朝問題の原因となった。

89.後深草天皇(1246-1260)

 持明院統いわゆる北朝の祖。

90.亀山天皇(1260~74)

 大覚寺統いわゆる南朝の祖。父後嵯峨院に愛され、兄後深草院差し置いて子の後宇多天皇即位させたため、南北朝問題の原因となった。譲位後南禅院を建立

91.後宇多天皇(1274~1287)

 大覚寺統。在位中に元寇があった。譲位後、持明院統伏見天皇即位させるが、続いて持明院統後伏見天皇即位には反対したため、両統送立が始まった。院政を行うが、後醍醐天皇対立し、政治から身を引いた。好学の天皇として知られる

92.伏見天皇(1287-1298)

 玉葉和歌集勅撰させた。

93.後伏見天皇(1298~1301)

 譲位後、院生を行う。元弘の乱後、東国へ逃れるも捕らえられ出家した。

94.後二条天皇(1301~08)

 大覚寺統持明院統から2代続いて天皇が出たことに後宇多院が抗議したため、幕府の計らいで即位。両統送立が始まった。

95.花園天皇(1308~1318)

 大覚寺統教養人で風雅和歌集勅撰させた。

96.(南1)後醍醐天皇(1318~1339)

 鎌倉幕府打倒に貢献した後、建武新政を行う。足利尊氏に敗れ吉野に逃れ南北朝時代が始まる。

97.(南2)後村上天皇(1339〜1368)

 高師直に攻められ賀名生に逃れる。一度京都を奪還するもすぐに北朝に奪われた。その後も京都回復を狙い、各地を転戦するも果たせなかった。

98.(南3)長慶天皇(1368~1383)

 和歌を愛し、五十番歌合、五百番歌合などを催した。

99.(南4)後亀山天皇(1383~1392

 足利義満の誘いの応じて、南北朝和解を実現。しかし、義満の死後冷遇され、和平の条件であった両統送立も果たされなかった。

北1.光厳天皇(1331~1333)

 後醍醐天皇の失脚を受けて即位したが、鎌倉幕府の滅亡後、後醍醐廃位光厳即位否定された。

北2.光明天皇(1336~1348)

 足利尊氏擁立により即位譲位後、観応の擾乱によって南朝に捕らえられるが後に解放された。

北3.崇光天皇(1348~1351)

 譲位後、観応の擾乱で捕らえられた。琵琶を愛した。

北4.後光厳天皇( 1352~1371)

 後村上天皇の一統が破れると、足利市擁護され即位した。南朝攻撃に遭い、美濃近江などに逃れたこともあった。

北5.後円融天皇(1371~1382)

 足利義満擁立されて即位譲位後、院政を行った

100.(北6)後小松天皇(382~1412)

 後亀山天皇から神器を受け、南北朝合一が成された。

2021-07-05

昔のBB戦士当て字暴走族当て字

属する人間の層は真逆のはずなのに同じ文化をたしなんでるのがなんとも風流ですわね

2021-06-11

ウルトラスーパー山月記

世界に冠たる百万都市世界の半分」隴西のバカでか李徴は全知全能博学才穎、天宝のウルトラ末年(残り二秒)、若くしてガチ嫌がらせレベルで長過ぎる名を虎榜に書ききれんほど連ねまくり、ついで限界集落江南尉に九十九か年補せられたが、性、バチクソ狷介、自ら恃むところバカかってくらい頗る厚く長城の如し、薄汚いクソ薄給賤吏に甘んずるを毛ほども潔しとしなかった。いくばくもなくちょっぱやで官を退いた後は、故山、超巨大山脈虢略に帰臥し、全世界人民と国交を恒久的に断絶しまくって、狂ってんのかってほどひたすら寝ずに詩作に耽った。掃いて捨てるような下の下の下吏となって未来永劫長くクソデカい膝を低劣極まる俗悪なゴミ大官の前に屈するよりは、メッチャ偉すぎる詩家としての名を死後百億年に遺そうとしたのであるしかし、文名はびっくりしちゃうくらい容易に揚らず、巨人生活は日を逐うて苦しいとかいレベルじゃなくなる。ギガンティック李徴は永遠にも思える時を経て漸くヤバすぎる焦躁に駆られて来て号泣しちゃった。この頃からその容貌もエグいほど峭刻となり、全身の肉が削げ落ち垂木の如き骨が秀で、刺さるほど鋭い眼光のみ徒に炯々と発光して、曾てありえんムズい進士に息をするように登第し続けた頃の豊頬のゲロマブ美少年の俤は、何処に求めようもない。数千年の後、エクストリーム貧窮に堪えず、妻子百万の大規模衣食のために遂に節を屈しまくって、再び極東へ赴き、一地方官吏の最要職を奉ずることになった。一方、これは、矮小なる己のクッソしょっぱい詩業に半ばと言わず完全に絶望し尽くしたためでもある。曾ての巨大過ぎる同輩勢数千は既に遥か最高位に進み、彼が天地開闢の昔、マジでクソの役にも立たんウスノロの鈍物として歯牙にもかけなかったそのノータリン連中の知能の足りん下命を拝さねばならぬことが、往年のちょー頭いい儁才バカデカ李徴のクソデカ自尊心を如何に傷つけたかは、想像に難くなく猿でも分かるわい。彼は怏々として微塵もしまず、マジでデカ過ぎる狂悖の性は愈々軽く引くくらい抑え難くなった。一光年の旅の後、公用永遠の旅に出、悠久の大河汝水のほとりに生涯宿った時、遂にアホほど発狂した。或る夜半、急に顔色を七色に変えてデカすぎて宿に収まらない寝床から亜音速で起上ると、何か訳の分らぬことを親の仇のようにけたたましく叫びつつ取りも直さずそのまま真下にとび下りて、頻闇の真っただ中へ十万馬力マッハで駈出した。彼は二度と戻って来なかった。附近ミリ四方の果てしない山野を飽きもせず捜索しても、笑っちゃうほどマジで何の手掛りもない。その後ジャイアント李徴がどうなったかを悉く知る者は、ガチで訳わからんくらい誰もなかった。

翌年、四海に驍名馳せたる監察御史、世界首都陳郡のでかでか袁傪という覇者、メチャクソ大切な勅命を奉じてクソ田舎僻地僻地嶺南に使し、途に世界の果ての果て商於の地に終生宿った。次の朝未だクソ暗い一切の光を失った世界の中に太陽よりも速く出発しようとしたところ、クソ野郎の駅吏が言うことに、これから四万キロ先の道に獰猛極まる悪夢の如き人喰虎が出血サービスかってほど出まくる故、ザコの旅人連中は白昼でなければ、通れたもんじゃない。今はまだ朝が早いってか明けてないから、今少し数世紀ほど待たれたが宜しいでしょうと。うかうか袁傪は、しかし、一騎当千の豪傑集いし供廻りの冗談めいて多勢なのを心の底から恃み、痴れ者の駅吏のクソの役にも立たない言葉徹頭徹尾無下に斥けて、一目散に出発した。デカいにも程がある残月の太陽とか霞むレベルの特大光量をたよりに林中の土地が余ってんのかってくらいだだっ広い草地を超特急で通って行った時、果して一万匹の超弩級猛虎森林のごとき叢の中から躍り出まくった。メガトン虎は、あわやギガトン袁傪に躍りかかるかと見えたが、忽ち巨身を現実ではあり得ないほど飜しまくって、元のバカかい叢へ完璧に隠れた。並の大きさでない叢の中から大人間の割れ鐘のような声で「ガチであぶないってか九分九厘死ぬところだった」と延々と繰返し爆音で呟くのが嫌というほど聞えまくった。その大声に超袁傪はメチャクチャ聞き憶えがあった。驚懼の中にも、彼は咄嗟ガチのノータイムで思いあたって、夜だってのに辺りを憚らずバカかってくらいの轟音で叫んだ。「そのマジでっけー声は、我が友、バカでか李徴子ではないか??????????」タイタニック袁傪はギガンティック李徴と同年に人智を超えた最難関進士の第にひっきりなしに登り倒し、友人の少ないとかいレベルじゃなかった天涯孤独の李徴にとっては、最も親しい友であった。温和な聖人袁傪の性格が、峻峭な性悪李徴の人間のクズみたいな性情と衝突しなかったために決まっているであろう。

世を蓋うクソデカ叢の中からは、暫く数千年やかましい返辞が無かった。しのび泣きかと思われる蚊が泣いてんのかってくらいマジで微かな小声が時々頻繁に洩れまくるばかりである。やや数世紀あって、あり得ないくらい重低音の喧しい声が超早口で答えた。「如何にも自分は栄えある国のまほろば麗しの帝都隴西の世界最強の神に選ばれし偉大なる魂(中略)アルティメット超☆巨大ギガンティックバカでか李徴DXである」と。

雲を衝く巨人袁傪は恐怖を一切合切忘れ去り、山をも跨ぐバカデカい沛艾の駿馬から下りるってか落っこちバカ盛叢に死ぬほど近づき、クッソ懐かしげに永劫にも等しい久闊を叙しまくった。そして、何故ギガント叢から出て来ないのかと怒られるまで問うた。デカ過ぎて叢から殆どハミ出てる李徴のクソほどデカい大声が答えて言う。自分は今や全くもって汚らしい最凶の異類の身となっている。どうして、おめおめと故人の前にあさましいにも程がある醜姿をさらせようか。かつ又、自分が姿を至る所に現せば、必ず君に想像を絶する畏怖嫌厭の情をハチャメチャに起させるに決っているからだ。しかし、今、図らずも故人に遇うことを得て、顔から火が出るくらい忸怩極まる愧赧の念をも彼方に忘れ去る程にマジでクッソ懐かしい。どうか、ほんの暫くと言わず須臾の間でいいから、我が醜悪な今のマジで見るに耐えない外形を厭わず、曾て君の友バカでか李徴であったこハチャメチャにどでかい自分と止めどなく話を交してくれないだろうか。

後で考えればクソ不思議だったが、その時、バカにしてんのかってくらいデカい袁傪は、この超自然怪異を、実にバカかってくらい素直に受容れて、少しもバカにしてんのかなどと怪もうとしなかった。彼は多過ぎる部下に命じて絶え間ない長蛇の大行列の進行を無期限に停め、自分は巨大叢の傍らに立って、見えざる巨声ととこしえに対談した。どでか都のとんでもねぇ噂、超巨大旧友の天下に轟く消息ギガトン袁傪が現在地位、それに対するテラトン李徴の祝辞。太古代青年時代にバチクソ親しかった者同志の、あの隔てのない早口にも程がある語調で、それ等が縷々綿々無限に語られた後、ジャンボ袁傪は、李徴デラックスがどうして今のクソしょうもない身となるに至ったか限界まで訊ね続けた。べらぼうに喧しい草中の声は滔々たる懸河の弁で次のように語った(ごく一部を抜萃)。

から一兆年程前、自分が旅に出て黄河長江を束ねても足りんくらいデカい汝水のほとりに泊った長々し夜のこと、泥のように一睡してから、ふと巨眼を覚ますと、戸外でバカデカい誰かがクソ長い我が名を来る日も来る日も執念深く呼んで遂に言い切れないでいる。死ぬほどうるさい声に嫌嫌応じて2万キロ外へ出て見ると、鼓膜破れるくらいでけー声はびっくりするほどドス黒い常闇の中からメチャクチャ頻りに自分を招く。覚えず、自分はクッソうるせー声を追うて走り出した。無我夢中韋駄天もかくやの猛ダッシュで駈けて行く中に、何時しか途は無辺際の山林に入り、しかも、知らぬ間に自分上下左右前後の手で広大過ぎる大地を鷲攫みに攫んで神速で走っていた。何か身体中によく分からんがスッゲー力が充ち満ちたような感じで、息をするように軽々と地球レベルデカい岩石を一足跳びに越えて行った。気が付くと、ガチでけぇ手先やマジでけぇ肱のあたりに三千丈の毛を生じているらしい。少しびっくりしちゃうくらい明るくなってから、千仞の谷川に臨んでデカ過ぎる姿を映してガン見すると、既にクッソ大きい虎となっていた。自分は初めバカデカい眼を信じなかった。次に、これはクソ長い夢に違いないと考えた。クソ長い夢の中で、これはクソ長い夢だぞと知っているようなクソ長い夢を、自分はそれまでに幾度と無く見たことがあったから。どうしてもクソ長い夢でないと悟らねばならなかった時、自分は極限まで茫然とした。そうして尋常ならざる懼れによってマジで膝がガクついた。全く、どんな没義道極まりない兇悪な事でも必然的に起り得るのだと思うて、海より深く懼れた。しかし、何故こんな事になったのだろう。マジ分らぬ。全く何事もアホかってくらい我々一万匹には判らぬ。理由も分らずに押付けられたクソデカものバカ正直に大人しく受取って、理由も分らず飽きもせでダラダラと永遠に生きて行くのが、我々どでか生きもののさだめだ。自分は直に万死を想うた。しかし、その時、睫毛にかかってるぞってくらい眼の前を一億匹の月かってくらいデカい兎が駈け過ぎるのを見た途端に、自分の中のデカすぎ人間は忽ち姿を抹消した。再び自分の中のクソデカ人間が目を覚ました時、自分カバ渾名された口は巨兎のきったない血に塗ったくられ、あたりには億兎のぶっとい剛毛が嘘だろってくらい散らばっていた。これが世界最強虎軍団としての最初経験であった。それ以来今までにどんなゴミカスみたいな限界極まってる所行をし続けて来たか、それはマジで到底語るに忍びない。ただ、一万日の中に必ず数億時間は、巨体人間の心が超音速で還って来る。そういう時には、曾ての日と同じく、巨人語も容易く操れれば、複雑な巨大思考にも軽く堪え得るし、経書のクソ長い章句をとんでもない早口で一生やってろってくらい誦んずることも朝飯前に出来る。その巨大人間の心で、ガチで巨大過ぎる虎としての己の世界一残虐な行いのあとを見、己の運命を二度見三度見と言わず幾度と無くふりかえる時が、宇宙で最も情なく、恐しく、憤ろしい。しかし、その、デカブツ人間かえる数万分の一時間も、日を経るに従って次第にハイパー駆け足で短くなって行く。今までは、どうしてスーパーウル虎などになったかと怪しんでいたのに、この間マジで何の前触れもなく唐突にひょいと気が付いて見たら、己はどうして有史以前巨人間だったのかと考えていた。これはおしっこチビレベルで恐しいことだ。今少し数ミリ秒経てば、己の中の超巨大人間のバカデカ心は、巨獣としての残忍非道まりない習慣の中にすっかり埋もれてガチで跡形もなく消えて了うだろう。ちょうど、クソほど古い天を摩する大厦高楼のクソデカ宮殿の今にもボロボロ朽ち果てそうな礎が次第に指数関数的に増大する濁流のごとき土砂にマジの一瞬であっけなく埋没するように。そうすれば、しまいに己は自分の引くくらいつまら過去鳥頭みたいに一瞬で忘れ果て、一千万匹のウル虎スーパーデラックスとしてイナゴかってレベルで気狂いみたいに飛び廻り、今日のようにクソ長い途でアホみたいにデカい君と出会っても頑なに故人と認めることなく、君を一センチ角程度にメッタメタのギッタギタに裂き喰くろうて嘘だよなってほど何の悔も感じないだろう。一体、バカデカ獣でもクソデカ人間でも、もとは何か他の似ても似つかないグッチャグチャのゲテものだったんだろう。初めはそれを憶えているが、次第に忘れて了い、原始の初めから今の形のものだったとバカ正直に思い込んでいるのではないか??????????いや、そんな事はマジで心底どうでもいい。己の中のクソデカ人間の心がマジですっかり跡形も無く完全に消え去って了えば、きっと恐らく九割九分絶対に、その方が、己は天上天下に比類なきしあわせ者になれるだろう。だのに、己の中の超ビッグ人間は、その事を、マジでこの上なく恐しく感じて毎晩ガチ泣きしているのだ。ああ、全く、どんなに、小便垂らすほど恐しく、腸の千切れるほど哀しく、満都の同情を誘うほど切なく思っているだろう!己がチョモランマ人間だった有史以来の世界の記憶のなくなることを。この気持は誰にも分らない。ガチで誰にも分らない。己と寸分の狂いも無く同じ身の上に成った者でなければ。ところで、そうだ。己がすっかり百パーセント人間でなくなって人生終了しちゃう前に、一つと言わず頼んで置きたいことが山ほどあり過ぎる。

袁傪はじめ無量無辺の一行は、毎秒息をゴキュゴキュのんで、叢中のけたたましい声の語る不思議に一生聞入って生涯を閉じていた。耳がイカれるような大声は矢継ぎ早に続けて言う。

他でもない。自分は元来メッチャ詩が凄い超カッケー詩人として名を成す積りでいた。しかも、業未だ成らざるに、このクソおもんない運命に立至った。曾て作るところの詩数百万篇、固より宇宙最初から、まだ世に行われておらぬ。山脈並みにうず高い遺稿の所在も最早世界中の誰にも判らなくなっていよう。ところで、その中、悠久の時を経て今も尚記誦せるものが数十億ある。これを我が為だけに末代まで伝録して戴きたいにも程があるのだ。何も、これに仍って一人前のクソデカ詩人面をしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、全世界あらん限りの産を破り再起不能レベルまで徹底的に心を狂わせてまで自分が生涯それに執着したところのものを、一部なりと言わず何もかも後代に幾久しく洗いざらい伝えないでは、ガチで死んでも死に切れないのだ。

無数の袁傪は大多数の部下に口酸っぱく命じ、ギャグ漫画かってくらい巨大な筆を千人がかりで執って叢中の調子外れもいいところの放歌高吟のダミ声に奴隷のように随って書きとらせた。李徴の耳をつんざく声は叢の中から朗々と天の果てまで響いた。長短凡そ三十兆篇、格調メチャクチャ鼻につくレベルで高雅、意趣マジで天下無双かってほど卓逸、一万読して作者の才の非凡をまざまざと嫌になるほど思わせるものばかりであるしかし、でか袁傪はひっくり返るほど感嘆しながらもクッソ漠然とテキトーに次のように感じていた。成程、クソ虎作者の素質が第一万流に隷属するものであることは疑っても仕方無いじゃない。しかし、このままでは、第一億流の作品となるのには、何処か(非常に微妙にも程があるマジで心底どうでもよろしい些末な一点に於いて)欠けまくるところがあるのではないか、と。

旧詩をゲロのように吐き終ったデカブツ李徴のかしましい怒声は、突然調子変幻自在に変え、自らを嘲るが如くにがなり立てて言った。

羞ずかしいとかいレベルじゃないことだが、今でも、こんなあさましい忌むべき身と成り果てた今この瞬間でも、己は、己のクソデカ全集長安風流人士の当然長安よりデカい大机の上に所狭しと棟に充ちるほど置かれている見事な様を、夢に見ることがしょっちゅうあるのだ。うすら寒い便所みたいな岩窟の中に物言わぬ死体のように横たわって見る夢にだよ。腹が捩じ切れるまで嗤ってくれ。巨大詩人に成りそこなって巨大虎になったマジで哀れ過ぎる愚鈍な大男を。(巨漢袁傪は太古の昔の甚大青年李徴のクッソ寒い自嘲癖を昨日のことのようにありありと思出しながら、心底哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐いを即席の詩にコンマ一秒で述べて見ようか。このアルティメット虎の中に、まだ、曾ての完全体李徴が飽きもせず生き永らえている動かぬしるしに。

態度もクソデカい袁傪は又下っ端もいいとこの下吏にこっぴどく命じてこれを百万遍書きとらせた。その長ったらしい詩に言う。

本当偶因超巨大狂疾成凶悪殊類

超特大災患馬鹿相仍絶対不可逃

今日現在長大爪牙一体誰敢敵

開闢当時糞喧声跡共摩天程相高

超越渾我為馬鹿異物糞汚蓬茅下

完全体君已乗糞大軺気勢糞程豪

永遠夕大規模渓山対糞明怪月

生涯不成気遠程長嘯但成爆音

(訓、本当に偶たま超巨大狂疾により凶悪殊類と成る、超特大災患は馬鹿に相仍りて絶対逃るべからず、今日現在の超長大爪牙一体誰か敢へて敵せん、開闢当時の糞喧しき声跡共に天を摩する程相高し、渾てに超越する我は馬鹿の異物と為る糞ほど汚らはしき蓬茅の下、完全体なる君は已に糞ほど大きなる軺に乗りて気勢は糞といふ程豪なり、此の永遠の夕べ大規模渓山にて糞ほど明らなる怪月に対して、生涯気も遠き程の長嘯を成さずして但爆音の嘷を成す)

時に、引くほどデカい残月、昼かってレベルの極光は死ぬほど冷やかに白露は気色悪いほどウジャウジャと地に滋く、樹間を渡るシベリアかってくらいの冷風は既に暁の近きを重ね重ね告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、お通夜かってレベルで粛然として、このデカ過ぎる詩人ゴミ過ぎる薄倖を嘆じた。ウルトラ李徴の胴間声は再び喧しく続ける。

 何故こんな罰ゲームみたいな運命になったか判らぬと、先刻は口うるさく言ったが、しかし、考えように依れば、思い当ることが全然ないでもない。デカデカ人間であった時、己は努めて全人類との交を避けて避けて避けまくった。人々は己を三界に比類なきまでクソ倨傲だ、クソ尊大だといった。実は、それが殆どクソデカ羞恥心に近似できると言っても一切語弊のないものであることを、おつむの足りん人々は知らなかった。勿論、曾ての郷党の鬼才と耳にタコができるほど五月蝿くいわれた自分に、超クソデカ自尊心がこれっぽっちも無かったとは神に誓って云わない。しかし、それはウルトラ臆病なハイパー自尊心とでもいうべきものであった。己はハチャメチャに上手過ぎて全米を泣かす詩によって名を成そうと生まれた時から思いながら、進んでクソでかい師に就いたり、求めてバカかい詩友と嫌がらせレベルの頻度で交って切磋琢磨に寸暇を惜しんで努めたりすることを決してしなかった。かといって、又、己は棒にも箸にもかからないクソ平凡な俗物の間に伍することも欠片も潔しとしなかった。共に、我がクソ臆病なバカでか自尊心と、バカ尊大なクソでか羞恥心との所為に他ならないのである。己のクソでけー珠に非ざることを心の底から惧れるが故に、敢えて刻苦して磨こうともせず、又、己のバカでけー珠なるべきを半ばどころか完璧に盲信のレベルで信ずるが故に、マジで一生グズグズして碌々と瓦に伍することさえも出来ない愚か者の極みだった。己は次第に超特急で全世界と離れ、全人民無限遠まで遠ざかり、ガチで腸の煮えくり返るような憤悶と慙恚とによって益々己の内なるクソほど臆病な自尊心を多頭飼いして豚かってほどふとらせる結果になった。人間例外を許さず誰でもクソデカ猛獣使であり、そのバカデカ猛獣に当るのが、各人の性情で間違いないのだという。己の場合、このバカかってレベルでクソ尊大羞恥心ウルトラ猛獣だった。ウル虎だったのだ。これが己を完全に不可逆的に損い、妻子を拷問かってくらい苦しめ、友人を完膚無きまでに傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、性根の腐りきった不心得のろくでなしの内心に全くお誂向きにふさわしいピッタリなものに変えて人生終了しちゃったのだ。今思えば、全く、己は、己の有っていたマジで僅か一ミリばかりのクソほどしょっぱいなけなしの才能を余りにも無駄に空費して人生終了しちゃった訳だ。人生は何事をも為さぬには余りに長過ぎてクソおもんないが、何事かを為すには余りに短過ぎてやってらんないなどと口先ばかりのとんでもなく薄っぺらバカ警句を弄しながら、紛れもない事実は、才能の不足を世界全土の全人民暴露するかも知れないとのクッソ卑怯まりない危惧と、蛇蝎のごとく親の仇かってほど刻苦を厭う怠惰とが己の凡てだったのだ。無知蒙昧の脳足りんで己よりも遥かに乏しい搾りカスみたいな才能でありながら、それをバカの一つ覚えみたいに専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもその辺を歩いているのだ。デカい上に多過ぎる虎と成り果てた今この瞬間、己は幾星霜を経て漸くそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を地獄の劫火に灼かれるような悔を感じまくる。己には最早めちゃデカ人間としての生活逆立ちしても出来ない。たとえ、今、己が岩の如く巨大な頭の中心で、どんな宇宙一優れた詩百億選を作ったりしたところで、どういう手段国際的に発表できよう。まして、己の頭は日毎にってか秒単位で虎に近づいて行く。ガチでどうすればいいのだ。己の益体もなく湯水のように空費された過去は?己はマジで辛抱堪まらなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の己かよってくらいデカい巖に

2021-06-02

気まぐれで書き込んだ記事コメントがつき、横レスした増田元増田と思い込んでレスバトルをしかけるキチが湧く。なんとも風流だね。

2021-03-19

会いましょう

他でもない。自分は元来詩人として名を成す積りでいた。しかも、業未いまだ成らざるに、この運命に立至った。曾て作るところの詩数百篇ぺん、固もとより、まだ世に行われておらぬ。遺稿の所在も最早もはや判らなくなっていよう。ところで、その中、今も尚なお記誦きしょうせるものが数十ある。これを我が為ために伝録して戴いただきたいのだ。何も、これに仍よって一人前の詩人面づらをしたいのではない。作の巧拙は知らず、とにかく、産を破り心を狂わせてまで自分が生涯しょうがいそれに執着したところのものを、一部なりとも後代に伝えないでは、死んでも死に切れないのだ。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は部下に命じ、筆を執って叢中の声に随したがって書きとらせた。李徴の声は叢の中から朗々と響いた。長短凡およそ三十篇、格調高雅、意趣卓逸、一読して作者の才の非凡を思わせるものばかりであるしかし、袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は感嘆しながらも漠然ばくぜんと次のように感じていた。成程なるほど、作者の素質が第一流に属するものであることは疑いない。しかし、このままでは、第一流の作品となるのには、何処どこか(非常に微妙な点に於おいて)欠けるところがあるのではないか、と。

 旧詩を吐き終った李徴の声は、突然調子を変え、自らを嘲あざけるか如ごとくに言った。

 羞はずかしいことだが、今でも、こんなあさましい身と成り果てた今でも、己おれは、己の詩集長安ちょうあん風流人士の机の上に置かれている様を、夢に見ることがあるのだ。岩窟がんくつの中に横たわって見る夢にだよ。嗤わらってくれ。詩人に成りそこなって虎になった哀れな男を。(袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は昔の青年李徴の自嘲癖じちょうへきを思出しながら、哀しく聞いていた。)そうだ。お笑い草ついでに、今の懐おもいを即席の詩に述べて見ようか。この虎の中に、まだ、曾ての李徴が生きているしるしに。

 袁※(「にんべん+參」、第4水準2-1-79)は又下吏に命じてこれを書きとらせた。その詩に言う。

   偶因狂疾成殊類 災患相仍不可逃

   今日爪牙誰敢敵 当時声跡共相高

   我為異物蓬茅下 君已乗※(「車+召」、第3水準1-92-44)気勢豪

   此夕渓山対明月 不成長嘯但成※(「口+皐」の「白」に代えて「自」、第4水準2-4-33)

 時に、残月、光冷ひややかに白露は地に滋しげく、樹間を渡る冷風は既に暁の近きを告げていた。人々は最早、事の奇異を忘れ、粛然として、この詩人の薄倖はっこうを嘆じた。李徴の声は再び続ける。

 何故なぜこんな運命になったか判らぬと、先刻は言ったが、しかし、考えように依よれば、思い当ることが全然ないでもない。人間であった時、己おれは努めて人との交まじわりを避けた。人々は己を倨傲きょごうだ、尊大だといった。実は、それが殆ほとんど羞恥心しゅうちしんに近いものであることを、人々は知らなかった。勿論もちろん、曾ての郷党きょうとうの鬼才といわれた自分に、自尊心が無かったとは云いわない。しかし、それは臆病おくびょうな自尊心とでもいうべきものであった。己は詩によって名を成そうと思いながら、進んで師に就いたり、求めて詩友と交って切磋琢磨せっさたくまに努めたりすることをしなかった。かといって、又、己は俗物の間に伍ごすることも潔いさぎよしとしなかった。共に、我が臆病な自尊心と、尊大羞恥心との所為いである。己おのれの珠たまに非あらざることを惧おそれるが故ゆえに、敢あえて刻苦して磨みがこうともせず、又、己の珠なるべきを半ば信ずるが故に、碌々ろくろくとして瓦かわらに伍することも出来なかった。己おれは次第に世と離れ、人と遠ざかり、憤悶ふんもんと慙恚ざんいとによって益々ますます己おのれの内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった。人間は誰でも猛獣使であり、その猛獣に当るのが、各人の性情だという。己おれの場合、この尊大羞恥心猛獣だった。虎だったのだ。これが己を損い、妻子を苦しめ、友人を傷つけ、果ては、己の外形をかくの如く、内心にふさわしいものに変えて了ったのだ。今思えば、全く、己は、己の有もっていた僅わずかばかりの才能を空費して了った訳だ。人生は何事をも為なさぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短いなどと口先ばかりの警句を弄ろうしながら、事実は、才能の不足を暴露ばくろするかも知れないとの卑怯ひきょうな危惧きぐと、刻苦を厭いとう怠惰とが己の凡すべてだったのだ。己よりも遥かに乏しい才能でありながら、それを専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもいるのだ。虎と成り果てた今、己は漸ようやくそれに気が付いた。それを思うと、己は今も胸を灼やかれるような悔を感じる。己には最早人間としての生活は出来ない。たとえ、今、己が頭の中で、どんな優れた詩を作ったにしたところで、どういう手段で発表できよう。まして、己の頭は日毎ひごとに虎に近づいて行く。どうすればいいのだ。己の空費された過去は? 己は堪たまらなくなる。そういう時、己は、向うの山の頂の巖いわに上り、空谷くうこくに向って吼ほえる。この胸を灼く悲しみを誰かに訴えたいのだ。己は昨夕も、彼処あそこで月に向って咆ほえた。誰かにこの苦しみが分って貰もらえないかと。しかし、獣どもは己の声を聞いて、唯ただ、懼おそれ、ひれ伏すばかり。山も樹きも月も露も、一匹の虎が怒り狂って、哮たけっているとしか考えない。天に躍り地に伏して嘆いても、誰一人己の気持を分ってくれる者はない。ちょうど、人間だった頃、己の傷つき易やすい内心を誰も理解してくれなかったように。己の毛皮の濡ぬれたのは、夜露のためばかりではない。

 漸く四辺あたりの暗さが薄らいで来た。木の間を伝って、何処どこからか、暁角ぎょうかくが哀しげに響き始めた。

2021-02-10

anond:20210210062305

内容はさっぱりだけど、ブクマカのみなさんが普段民法バラエティ相手に「わかりやすいだけの情報危険!」とかいいながら、この件では棘を絶賛して元増田DISっていくの風流だなあ

2021-01-18

anond:20210118183023

枕草子風流視点で鋭い洞察があったからであり、

喪女や不幸せ主婦たちの、

世の中に満足できない、寂しい私のお気持ちを察して下さいという単純なものではなかった

2021-01-12

anond:20210111213658

その通りと思うが実際にならない理由戦後発展の共同体任務なく生活できる解放感の体感価値が高すぎと人身御供儀式の意義と必要性義が喪失しているので継続的に慣習を維持できないところかと。

前提として

金があればみんな黙るともあるがそんなのは当たり前で金がないか文句をいう始末。文句を言うだけならいいけど金がないのを理由感染を広めているのだから金がないなら感染させていいという感覚より金がないけど感染させたら死ぬからどうしたらいいの≒死んでということを暗に理解をするべきところ。

人間一人が生活できなくなることが問題から社会生活する10人なり100人なりに感染させてそれらに活動を停止させるリスクを背負わせる事のほうが倫理的でそれが社会共同体、助けあいってもんだろというのならそうだろうけど、感染を拡大させるようなやつをどうすべきかははっきりいってやってほしい。

病院の受け入れがどうのということにもなるだろうけどそれいさらいってもそういう金をもらえたら休むけどという人がさきに入り詰めてもうあふれてるわけなのだから第二陣以降は金がなくなって死ぬなら死ぬしかない。

全員に回らなかった金も人数が少なくなれば少しばかり出せるようにもなるかもしれない。

まずその団体への貢献が必要という思想海外宗教徹底からくるそれとは大きく異なるし、個別に分断されることがどれだけ個人にとっては楽しくメリットがあるかという甘い汁は依存性の高い麻薬のようなもの

しがらみや血縁ストレスからいったん解放されたものはもう団体に属すのは金をつくるためだけの疑似人格がやっていることで本当の自分仕事以外の時間にいるしむしろ死んだら自分支配する側(されるのはどれだけ嫌がっていたのか記憶していないのか)になりたいと言い出す始末。

個人が村から追い出すのはその行動の残酷性が楽しくしか団体責任批判を肩代わりしていくれるので、自分意見を言っただけといえるのでおそらく陰口私刑は多く行われる可能性は高い。

村の存亡をかけた使命感から悪役を買って出るなんていう人間はまずいないだろう。

そうすると観測から匿名で行動する者が増えるだけで、それらを逃れた潜在的問題は浮上するまで目につかないところでリスクを増大させることになる。

具体的に人物ないしは役職がそれらをくまなく取り上げ批判する団体行動が必要になる。

その批判側の団体ですら属することができない人間が単発で提示された情報に食いついて扇動した人間意図どおり攻撃する以外できない。

直線方向にしか飛ばない火をつけたら飛んでいく兵器と同じである。たしか有用ではある。だがお祭りのように直上に放って炸裂するのを見て楽しむ風流ものではない。

その使いどころの微妙な要素を具体的に結果を望む方向にあわせ必要タイミングを待ち効果的な配置で使う指導者やその命令が直接伝達されなかった場合独自判断で行動するための指針が必要になる。

団体形成した時点でルール定義はある程度理解をしているだろうしさせられることもある。それに従えばよいのだが局面としてその指示を得られず単独判断必要とする場面がくる。

それは個が団体の一員として行動をする瞬間そのものでもあるし、行動作戦中でもあるだろう。

確実に団体有益な結果を出すべく個人行動をするときに考えるのがリーダー名前であったり家族名前であったりすると、固定的に帰着する必要性の対価がある。

自分の命が、何と交換されるのかという式において、神に返す天皇万歳、残された家族コミュニティから手厚い補償があるはずだという信念、それらを抱くための偶像必要になる。

自分の大切なもの自分で考えろと、個に浸りきった考えでは至るだろうけれども自分で考えた主神に祈ってその効果が期待できるだろうか。

ぼくがかんがえたさいきょうのあんぱんまん、というメモを胸にそのさいきょうのあんぱんまんが家族を救ったりコミュニティを守ったりすることを妄想しながら自分死ねると覚悟ができるだろうか。

できる人間はいるだろうしそれはもうこの話の指摘に含まれるほど大多数ではないので、イケるなら個人で逝っておいてほしい。

天皇親鸞キリストやあこがれの先輩や王なり首相なり、その名前に少しでも威厳を感じたりそれらに自分は損害を払っても貢献したいと考えるそれが必要になる。

その自分ポリシーとしている事についてなにをすべきで何がすべきでないか自分人生形成しているそれともいえる対象のサブストーリーを考えれば自身の成すべき行動も必然的選択されるはず。

従っている上位存在についてそれらが怒らず喜び、受けつけ歓迎されて失望されず見放されない、すでに周知されているはずのそれらについて自分可能な行動が選択できるようになる。

短期的に前例のない突発事項へそれを行使するためには、単発的な神が必要。その神というのが人身御供、実際に最初目的のために死んだ人間をつくることでその意思を複製し行動することに意義を感じ忘れず方向性個別に同じ方向へ維持できるようになる。

かつて女児がそれを担っていたのは村で一番価値のある生命といえば生命を生み出すことができる女性であり若くてだれからも愛でられる人の子であればまさにそれである

その無念を晴らすという感情や、無駄にしない行動を慎重にとるという基礎行動ができる。


この団体行動のデメリット不快感現在手に入れている個の解放感に比べ非常に大きいのと、継続的意思を維持できない偶像の消耗具合がそれらを成功に導かないと想像される。

問題点を具体的にあげてダメだというだけであればただのネット論客()と同じなので、これらを現代差し替えられる提案を一つしたい。

個人が挙げる候補としての一つなので、人の数だけ提案はあるだろうしそのうち成功できる策もあるだろう。

一つは団体行動へのメリット復権である

個の魅力は無限である。部屋に閉じこもって生きてさえいれたらそれだけでいいという人間すらいる。絶望とはなにかを問う事すらできない。

永遠の命に魅力を感じるという人間はみなこの性質があるだろう。

生きていけないという条件に個を追いやると、全部の個がそれに当たってしまコミュニティの維持が出来なくなるのは必至。

生かしたまま、とそれだけで個のメリットを充分に満たすのでそれ以上のが必要なくなる。まさに生きる無駄となる。

オンラインゲームですらメリットしかないはずなのにコミュニケーション不和から天国で殺し合う結果になる人間

言語による意思伝達しかもたないのでそれに変換できる行動理解しか他人理解できないため齟齬がおきる。

ならばコミュニケーション団体が代行し個人は完全に個のままで行動できるように形成する。

国家国民管理方法オーバーライドして氏名や住所や身体のものという動員をもって行動をしたりするだろうそれを完全に匿名にする。

そして団体の行動は個で行いその集積は団体で行う。個人間のコミュニケーションは無し。メリットの変換は個人特定されないもの

現金などを団体から個人平等に。コミュニティの貢献が実質自分手取りになり上下や不平等貢献度の差など感知されないようにする。

個と個のリレーを行う仕組みをネットや端末で補うことで可能なはず。

構成員同士が顔を合わせる可能性をあらかじめ禁じた方向で維持をする。

手段分散しては即時完全に意味を無くすので唯一無二の連絡方法をもってその団体とするのであれば可能だと考える。これが団体行動への一案。


人身御供については実際に志村けん第一波でなったそれだと考えるが維持性能としてはそれを継続的に支える母体がなかったため消滅したと思われる。

志村けん財団ファンクラブなんてもの存在しそれがコロナによる死を無駄にしないという提言をしていれば、また志村けんをふたたび殺すなと行動ができるはず。

支持を継続できる人物、あまり深く知られていないが表面上愛されて価値があるそれ、アイドルなりを掲げればと思うが実際に人間がそうなる意義をもはや失っている現在効果は期待できない。

ならばアニメ漫画、Vtuberのようなもの人身御供にするのはどうだろうか。

あのアニメがもう10年前、15年前、20年前のものだったと世代差に驚くトゥギャッターときどき浮上するそれを掲げるのだ。

しかし実際に葬儀を行われたアニメキャラや数多くのキャンペーンに使われたものたちもなんら方向性を代弁したり団結する意思の基礎とはなっていない前例から難しいだろう。

では継続的伝承となっているキャラクタの特性を利用するのはどうだろうか。

平将門アーサー王ゼウスサタン定番とされているような名前以外なにもよくわかっていないのになにかしらの方向性を決定するのに大きな推進力となる現在存在していない人型のもの名前は多くある。

なぜ名前だけしか存在しないのにそれだけ利用されているのか、それは支持層があるから。実際にそれが存在しているという文章建築物、そこに人を集める方法があり公知されるしくみがある。

これらを象徴とすることで行動の指針とできるしそれを語るだけで人を説得することができる。モニュメントの意義とはこれだ。

ガンダム実在させたというアトラクションもあった。何かはわからないけれども炭治郎というのもなんとかの呼吸をしていた。

これらを維持継続させるオブジェ存在させるか、支持する団体存在させればその認知度がすなわち行動指針への再利用価値としての生贄になりえるのではないか

ガンダムや鬼滅、アイドルといえば何か、現在結果からみてそれらの共通点といえば「ごり押し」だろう。

ごり押しの失敗例としては剛力彩芽があるだろうけれどもあれは個人だったので好き嫌いが別れて分断することは当然であった。

ポスト和田アキ子みたいなもの企画側が創造できることを実証たかったのかもしれないが結果失敗に終わっている。

では団体にしてしまってどれがどの顔なのかもわからないような女子集団にすればどうか。これは成功している。

毎年もっともよい状態女子を人としての情報が出てこない間に使う。無料で配布することの威力はK-POPが示している。

無料配布で素材利用ができる一定量女子団体形成して順番にコロナ消滅させていけば、全員が息絶えるそれまでのドラマを行動に使えるのではないか

攻勢に予防をするためのキャンペーンキャラクタでもよいし、感染して死んでいくキャラクタでもそれは運営の手腕による。

それ以外の選択肢を無くして動員を図ると自然と動員は成される。他にないから行かないとならないのは実証済みである

収益について関係各位が綿密に分配を算段する必要があるだろうけれども、その収益活動金銭とそれをさら継続的に生み出す人の命も救うのだと思って計画が成されたらというのが一案。

いらすとやのようなフリー素材として使える期間限定アイドルグループ、コロナ私刑容認する村社会アイドルを全国デビューというわけだ。


これが現実的でない理由二次創作かさねていだく必要はない。実際に存在していないしこれから存在しないだろう。

存在していないものについてさまざまに論じていただく「だまされておどけた姿を晒してそれにより本題がいかに愚かしいか」という恥ずかしい踊りをしていただく必要はないのだ。

案があればそれを出してそれをもってこの案を否定していただいたらよい。

取り組むべきではないと考えるそれならば、口をつぐんでおくのが得策であろう。

ここに火をつけていただいて人身御供にしていただいたならば、それこそこちらは本望というもの

2020-10-06

非モテネオリベとぴえんについて

非モテ論見てると、男女どちらがより辛いかとか、自分はどんなに努力し尽くしていてもう手がないかとかを主張するぐらいしか慰めがないと言うのは、ネオリベ自称弱者説教しすぎたことの副作用なんだろうなと思うよ。

自分がどんなに辛いか説明すればするほど「じゃあこうしたらいい」「あれは試したのか」「それぐらいの努力はしてから嘆けよ」「アフリカの恵まれない子ども」と四方八方から飛んでくる世の中はたしかうんざりだわな。

孤独とは、「自分の苦しみを理解する人がいないこと」だと思うが、そういう意味では皆孤独なんだよね。皆それぞれ地獄を抱えていて、真に理解し合うことは不可能なんだから

でも、ある程度の理解可能で、だから自らの不幸について言葉にするのは少なから重要だよな。にしても、自分の不幸を語るにあたって、他人の不幸を踏みにじるような真似をすれば叩かれるのは当たり前だ。ここは多様性インターネッツなんだから

悲劇のヒロイン(orヒーロー)が主人公なのは悲劇他人なんか誰も好きじゃないからだよ。不幸に浸ってる他人とかうざいだけだ。

孤独の解消は同性同士の友情で〜、とあるがまあ同性が同じなのは性別だけだから役に立つはずはないわな。たぶん孤独の解消に必要なのは、同じ苦しみを持つ相手だよ。つまり非モテ非モテ同士の閉じたコミュニティを作って自分達がいかに不幸かを語らえばいいんだよ。

そこで自分たちがいかに不幸か、抑圧されているか、不当な扱いを受けているか嘆いて、社会や異性を憎めば……解決するんかな。閉じたコミュニティでこれをやってるのがまさに白くてもちもちな例の和菓子先生率いるそこら辺だと理解してるけど、どうなんですかね。孤独は解消されましたか先生は救いになれましたか

アメリカで同じことをやってるコミュニティもあるね。(某先生は同じつったら怒るけどね、思想として共通するところはかなり多いと思いますね)彼らはインセルつって、クソみたいな無差別殺人とかテロとかを起こしてるけど。ありゃ救われてんのかね。気になりますね。

男性非モテ同士のコミュニティが悲しみではなく、憎しみを共有するようになるのはなんでだろうね。わかり手と名乗ってたわからずやの自称狂人も同じこと言ってた(そして彼も其方側に行ったね)。そうじゃないコミュティもあるが、少数だもんね。彼らは救われてんのかね。

ただひたすら単純に、自らの悲しい気持ちを嘆くことが現代では許されないのかもね。あらゆる不幸に対して解決策が用意されちゃうから。それが解決策になるかは別として。「幸福になれないとは努力が足りないからだ」と言われちゃ、自分の不幸は自己責任努力不足だもんな。

そういう意味で、「ぴえん」は画期的だと思ったよ。ぴえんに嘆き以上の意味はないからな。余計な憎しみが付随してない。例えるなら平安貴族的だよね。解決とか思想とか、そういった下らないものに囚われず、純粋感情だけを詠みあげる。まさに共感ツールだよね。平安貴族なんか、庶民餓死してても「貴方の夢が見れない ぴえん🥺」だからな。現代と違って「あなたよりもっと不幸な人もいるんですよ!」とか説教しにくる他人がいないから許されてるよな。如何なる批判も、「でもこれが風流ですから〜」で済むしな。

ぴえんはそこが似てるよな。「ぴえん」に説教かましに行くのは無粋だ。そういう和歌的なミームとして定着してるよな。

非モテには、そういう、ぴえん的な悲嘆が必要なんじゃないかな。思想じゃなくて、役に立てられない解決策じゃなくて、ただ純粋に悲嘆に浸ること、これは結構いいものだと思うよ。モテモテハーレムアニメだけじゃなくて、自分に似た誰かの話を探せればいいね増田文学ももっと非モテの話が必要だと思うよ。くだらない思想を垂れ流すよりよっぽど有益だと思う。共感有益さを、もっと理解すべきなんだよな。

リベラル非モテ論には肉体的視点が足りない、と言ってる増田もいたけど、まあたとえそうだとしてどうしようもねえからな。本能欲望から満たせるようにしましょうね〜つって、女をあてがうとか不可能だ。せいぜい結婚して子供を育てられるだけの時間お金必要だよねっていう、当たり前の結論しか出ない。

肉体的欲望はさておき、解決はさておき、孤独孤独としてあると思うんだよな。そしてそれを解消するのは共感だ。ぴえんは救いだと俺は思う。

2020-09-20

取材を申し込んできたメディアに対し)「政権批判擁護に、病気を道具として使わないでください」というのはその通りだと思うけれど、

それがばずった時宜にツイッタープロモーションにご自身の新著を流すことは、その内容がその病気のものに関してのものであることは、風流なことだなあ。

2020-09-16

うなーご

    ご	に  に	う  に	に  に
    ろ	ゃ  ゃ	ぉ  ゃ	ゃ  ゃ
    ご	に  に	|  |	に  に
    ろ	ゃ  ゃ	ん  ん	ゃ  ゃ
	み  ?		に
	ゃ		ゃ
	|		に
	お		ゃ
			|

🐾


評:実に風流な秋らしい一句ですね。

2020-08-19

ソシャゲのお陰で楽しい二カ月を送った

ワールドエンドヒーローズというソシャゲストーリー

めっちゃ面白かったので好きなところを書くだけの日記

※序盤~中盤前までくらいのネタバレあり

オタクのこういう話はnoteの方がそれっぽいと思うんだけど、

IPアドレス流出騒動があった直後なので少し怖い。まあ大丈夫だと思うけど。

タイトル通り、6/20から初めたド新規なので気になる人は読まない方が良い。


まず面白いってどういう意味?というところから始めて、当て嵌まりそうなものを選んだ。goo辞書から

①興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。

②心が晴れ晴れするさま。快く楽しい

風流だ。趣が深い。

順番に書いていく。

①興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い。

タイトルから分かる通りヒーロー物。オタク教育幼稚園で触れるであろうメジャージャンル。とても入りやすい。

そこからどう作品個性を出すの?という興味が湧くので、まず心引かれると思う。

個性を知る前=序盤に、コミカルなやり取りや結構重い変身の代償など、

飽きさせないテキストが用意されている。これも個性だな~。

また、個人的主観だけど、ワヒロを起承転結に分けるのなら

起承 一章〜三章

転結 四章・五章 となる。

この各章の終わり方も良く、「成る程な、よし次どうなる?」と思わせる

作りになってる。アニメパートみたいな意味深な台詞が並ぶ。否が応でもクワクしてしまう。

三章以降は佳境なのもあり、特に顕著。

(佳境は「物語面白い場面」らしいから、全編通して面白いワヒロに使うのもアレ)

②心が晴れ晴れするさま。快く楽しい

本編のコミカルなシーンだったり、奇策を駆使して有利な状況へ運ぶバトルシーンだったり。

一番分かりやすいのはイベスト!単純にオモシロい。

ワヒロって公式説明でもある通りギャグ鋭利だと思う。

お話読んで吹き出す、というのは、実は結構少ない気がしている。私の話。

けど、イベストがどれも面白くて、外れがない。これは本当に凄い。なんで出来るんだ?

また、そのオモシロさがキャラ依存でないのも凄い。

説明が難しいんだけど、「(よく設定を知っている)××さんがこう動くから面白い」ではなくて(そういう要素もある)、

言動や会話のやり取りがクスッとする」形なのが凄い。

キャラのことを知らなくても笑える。単純にギャグセンスが高い。尊敬

あと、キャラがとても生々しい。フィクションにおけるリアル最高峰かもしれない。生きている感じがする。

そういうキャラを心から応援したくなって、「心が晴れ晴れする」。

命を掛けて敵と戦う、自分意思を貫こうとする姿勢が、幼さを残しながらもとても立派で、ずっと応援したくなる…。

上手く言えないが、頑張りすぎてると「無理するな…!」って心臓痛くなってしまうし、

努力描写って加減が難しいと思うんだけど、ワヒロのキャラはそこが絶妙と言うか、

高校生〜しつつ、ヒーローをやる時は自分の信じたもののために戦っている、その姿が堪らなく応援したくなる。

応援するの楽しい次元の壁で届かなくても


風流だ。趣が深い。

別名オタクここすきポイント

①と被ってしまうんだけど、

ワヒロはヒーロー物という伝統的な枠にある作品なので、

ボーイ・ミーツ・ボーイな物語の始まりは物凄く分かりやすく、取っ付きやすい。

王道大好きオタクはワクワク感と共にスムーズに入り込めて助かった。

出会った二人の少年は「自分は何も無いという意識がある」という

共通から友情を更に深めて、それを手に入れようと約束する。

オタクは、今後に何か響くであろう誓いのシーンが大好き…

また、この「何も無い意識」は二人ともそう感じるようになった理由説明されていて、

その理由として描かれたエピソード正直しんどいが、オタクそういうの好き。

あとオタク好きやろ系の、「ヒーローはただ敵と戦えば良いだけでなく、

周囲の色々な意思が介入しており、割とキナ臭いところがある世界観」というのは

序盤から細やかに説明がされているので、何かあるやろ!!!と予想出来ていたが、

実際にお出しされるとテンション上がるものがある。良いお約束だよね

戦闘描写が良い。戦術がきちんとある勝てば官軍、搦め手上等。

「悪知恵の働く奴!」的な台詞はあるけど、正々堂々と戦えって本気で言う奴は…確か居なかったはず…。

とにかく、彼らにとって戦闘フィクションではないというのがよく伝わって良い。

オタクに優しい世界だと思う。

上述した通り、序盤から「不穏要素がそこかしこに!!」ってなると描写が多い。

ヒーローは変身した状態では心を強く保たないと世界に取り込まれ死ぬとか言うし、

ヒーロー周りキナ臭いし、主人公自分が死んでもいいとか言うし…

でも、オタクに優しい世界だと思う。プロデューサーさんが意識してくれた通り。

ワヒロは「物語が締められるか分からないワクワク感・怖さ」はほぼ無い。良い意味で。

結末はハッピーエンドだって分かっているから。

で、なんでハッピーエンドを信じられるかって、これでもかって程教えてくれるのである

公式サイトイントロダクションとか、アプリ説明文とか、下記のような文章がある。

「共に笑い、涙し、成長をする日々の先に、守るべき世界の、ハッピーエンドがあると信じて。」

更に、それだけじゃ足りねえだろと言わんばかりに、

本編内でも「この物語ハッピーエンドになるんだ」と強く実感させてくれる仕組みになっている。

なんと登場人物の一人にハッピーエンド厨がいる。

いくらハピエンですよ安心してくださいって言いたいからって、キャラにそんな奴出す!?最高~~

浅桐真大という男なんだけど、度々口にする言葉があって、

運命が、未来が決していても、過程ドラマを描く。

最高のハッピーエンドってのは、そういう風にできているんだ。」というもの。これを本編内で言わせるんだから凄い。

浅桐はしばしば彼らにとっての現実を、ハッピーエンドとかエンタメだとか表現するけど、そこに露骨さは一切ない。

キャラブレが無いから、序盤から感じた信頼感がずっと損なわれないんだな…

問題との向き合い方が良い。

ヒーロー達はそれぞれに過去がある。結構割と、思い出したくない類のものを抱えている人が多い。

ただ、本編においてそれが取り上げられる事は少ない。ヒーロー達の会話から

「こういう事があったんだな」と推察出来るから知っている。その程度の描写しかない。

一部例外は除く(本編で取り上げられる事もある)。

でもワヒロって「傷を乗り越える物語」じゃなくて「険しい道を進みハッピーエンド

手にしようと足掻く物語」だと思っていて、そこが好き。フィクションのなかのリアリティを強烈に感じる。

人みんなそれぞれ悩みがある。でもそれを解決まで導くことって、現実問題 相当難しい。

傷や嫌なものに対して出来るのって、自分なりの結論を出して

「上手く付き合っていく」ことだと思うんだよな。ベター手法

ベストなのは解決だけど、問題って自分一人だけのものじゃないものが多いから難しい。

ワールドエンドヒーローズドラマチックな部分は、

トラウマの克服が主軸ではなく、少年たちが頑張って探して見つけた自分の信念を胸に全力を尽くす箇所

なのが 好きだな…これは私の解釈

もちろん本編で描写する傷とその決着もあるし、ガチでエゲつない。

そんなしんどいなら本編で出さんでくれと思ったレベルでしんどかった。

でもだからこそ答えを見つけるシーンは美しくて感動して心震えたので…

結局何が言いたいかって、ぜ~~~んぶ面白かった。

最高のエンタメだった。この二カ月で色々読み返して、そのたびに楽しませてもらってます

まだ読めてない話があるからオフライン版助かるはずだけど、サ終が悲しいな。

このあと何か展開がありますように。

2020-08-10

意外とハイカロリー増田素麺目嘘出すマナー理路会派と意外(回文

おはようございます

この夏は食べずに見守る流しそうめん流行りそうな予感がします。

素麺流すだけってどんだけシュールなんだよ!と思いつつ

道端に落ちているマシュマロをじーっと見つめている少女よりずっとずっとシュールだわ。

まだ用水路素麺を流した方が風流な気がするし、

絶対流しちゃ駄目なんだからね。

きっと用水路を見に来る人にめちゃくちゃ怒られると思うの。

四万十川素麺流す方がスケールデカイ話しだわ。

から絶対四万十川素麺流しちゃ駄目なんだからね!って

なんか小金持ちのユーチューバー四万十川素麺流してみました!みたいな動画が上がりそうだわ。

しか

もう素麺なんて、

食べたいと思ってもあの一つかで何キロカロリーあると知ってからは、

急に素麺を勧める箸が止まっちゃうぐらい結構カロリー高いのよね!

しか

さらっとツルッと食べれちゃうからなおのさらなのよ。

素麺茹でるときが一番苦行っちゃ苦行だけど、

簡単カップ麺タイプ素麺が出たら私売れると思うんだけどなぁ~って思いつつ、

絶対UFO形式の高速湯切りタイプで蓋の上でめんつゆを温めて

さあ熱盛りで頂きましょう!って

なんか熱いまま食べる素麺ってのもそこはUFO形式じゃなくて、

結局冷やす難しさ問題が出てくるのよね、

きっとそうよ。

頭のいい人は考えていたけど、

やっぱりインスタントカップ形式素麺って冷やすのが難しいよねーってなっちゃったのかしらね

そんなこと話してたら素麺食べたくなっちゃうわよね。

今日のお昼は素麺にしようかしら?

でもあれ流しっぱなしじゃなくて、

循環式にしたら、

から流す人と下でキャッチする人が必要なくなるから

その人達も一緒に素麺食べれるんじゃないかしら?

でも循環式にしても、

素麺と投入する人は必要ね。

そこをそう!そこを解決したら無限素麺流しの完成だわ!

うふふ。


今日朝ご飯

駅そばのざる蕎麦決めてきたわ。

今日ゆっくりめの朝なので、

最寄りの駅の駅そば駅そばだけ食べていい?っつったら改札そのまま通してくれたわ。

さすが地元のよしみね。

デトックスウォーター

皮ごと丸ごと使えますってキャッチコピーが書いてあるチリ産レモンを買ってスライスして仕込んでみた、

今日シンプルレモン水ウォーラーしました。

なかなか最近気の効いたお冷やがレモン水の喫茶店も少なくなってきたのかも知れないわね。

たまに美味いレモン水の喫茶店にで出会うと

出会った!って感じになってレモン水ばかり飲んじゃうのよね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-07-27

宇崎ちゃんは○びたい

2020-07-16

anond:20200716210204

洒落言い回しを使いたくなる気持ちはわかるけど有名な人の名前を騙った嘘に風流も何もあったもんじゃないなあと思っちゃう

anond:20200716205158

いちばん問題は「さりげない言葉からシャレオツ」だったのに、いまやド直球の告白しかならないことだろ。

まったく、風流を解さな愚民どもが。

写真ポエム増田酢魔と六重ポトン社史(回文

おはようございます

な!なんだって!って

ここはMMR調に言いたいところだけど、

Windows10ポエム言ってくれるのがスゴい!と言うことで、

なんだか漏れなく早速Windows10にしたいところなんだけど、

私はもしかしたらミニ四駆コースに走らせるとき車の上に涼しげなガラスの器を乗せて素麺を入れたら、

これ流しそうめんじゃないかしら?って

水を使わず流しそうめんラップタイムたたき出せるんじゃない?って思わずブラックモーターをブラックエネループで走らせたいと思ったけど、

全くもって私は甥っ子のミニ四駆の関連のアイテムがたくさん入った工具箱というか、

そのようなよく分からない物を見て。

やっぱりあのコースミニ四駆で走らせるとき

涼しげなガラスの器を車の上に乗せてそこに素麺を入れて走らせたら

まるでそう!

トンネルを抜けたらヤマキ麺つゆ!

その雪国マイタケをも越える川端康成文学誕生する瞬間かと思ったの!

そこでまた、

な!なんだって!って

MMR調に叫びたいところだけど、

よくよく考えたら、

ミニ四駆素麺乗せて走らせたら速すぎるのでプラレール新幹線の上に涼しげなガラスの器のせて、

その涼しげなガラスの器に素麺を入れて走らせた方がよっぽど風流ってもんよ。

そこで思ったのが、

甥っ子の持っているトミカ峠をパラパラというかナイトオブファイヤーユーロビートをかけながら、

気分はもう頭文字やデーを彷彿とさせつつ、

また私はミニカーの上に涼しげなガラスの器を乗せて

その涼しげなガラスの器の上に素麺をのせたら、

案の定ひっくり返っちゃって、

しかも峠の序盤の上の方でひっくり返したから、

なんか全部峠が素麺だけになったわ。

やっぱりなんかトミカ峠丸洗いできないから、

衛生面で心配よね、そうなるってーと。

からやっぱり無難プラレール流しそうめんした方が情緒があるってものだし、

茗荷薬味新幹線の上に乗せたら、

次は茗荷谷~茗荷谷~茗荷速~!って

こだましか停車しない新茗荷谷駅の名物になりそう。

昔新茗荷谷駅で食べれた駅弁茗荷弁当は絶品だったし、

茗荷の風味もいっそう増すこと間違いないじゃない。

でも、

私気付いちゃったの。

素麺流しって

鹿威しみたいに聞いて見て楽しむものじゃなかったってことに。

そっかメインは素麺食べなきゃ!ってことだし、

ただただ流れる素麺を見つめていたいだけじゃないってことよね。

私はただただ流れてぐるぐる回る素麺を眺めているのが好きだけどね。

でもさ、

汽笛一声新橋を~って鉄道唱歌

山手線に新しい駅で来たか

高輪ゲートウェイ太郎もとい、

高輪ゲートウェイ駅を入れなくちゃ

歌にならないから、

あの歌新しくなるのかしらね

最近さ、

予測変換で私の知らない流行語とか先走り変換候補サジェストされるので、

一瞬高輪ゲートウェイ太郎って誰だよ!って

加勢大周さんの名前が実は新幹線駅じゃ無いことに気付いたガッカリさは

私の心にはサジェストされなかったわよ。

あ!そっか

鹿威しのやつで素麺流ししたら風流さ増し増しじゃない?

今気付いたわ。

何事にも些細な閃きこそ大切にしたいものよね!

うふふ。


今日朝ご飯

オムタマ野菜サンドよ。

ふわふわの少し微かに甘さをほのめかすような甘みを舌の上でダイレクトに感じながら食す

サンドイッチはグッドモーニングの知らせを鳥さんたちが運んでくれるわ。

私の肩にとまった雀さんとサンドイッチを半分こ!

あなたよく食べるわね!

サンドイッチもらったら即飛び立って言っちゃうとか薄情じゃない。

デトックスウォーター

輪切りスライスしたトマトときゅうりとレモン

なんか赤黄青となんだか今日はまともな感じがするわ。

結構彩りを考えると、

映えして見えるから

味はともかく映えさせてよろしくってわけよ。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2020-07-14

西と東

西表島(いりおもてじま)をみて、なんで「いり」って読むんだろう・・・?って思ってたら

沖縄あたりでは東を「あがり」と読むって聞いて、なんて風流なんだろうって感動した。

2020-06-21

梶井基次郎檸檬』の解説

主人公(作者?)は日常的な債務と病状に追われて、それが当人からしても効いていないとしながらも非日常的な情景を追い求める。彼にとってそれは仙台であったり長崎であったりした。

彼は散策を好んだが、そのうち明るい街よりも、明かりの届かない暗い町並みに強く惹かれるようになる。そして彼はある店舗で色鮮やかで美しい檸檬を買ってしまった。この逃避の気持のままに百貨店へと入ってゆくのだが、急に日常へと呼び戻されて全ての興が冷めてしまう。彼はそこで一計を案じ、先程買った檸檬百貨店に細工した上で去っていった。ここに彼の感じていた日常と非日常交錯は完成する。

逃避的で幻想的な世界と猥雑で明瞭な世界いたずらごころで混ぜ合わせる、病んだ風流人のお話

こういう感覚って、赤ちょうちんはしごするような意識があるやつには分かるかもね。ただし梶井の場合健全意識とは到底言えないが。

anond:20200621203039

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