はてなキーワード: 隠居とは
高齢で退職間近、仕事はほとんど何もしないけど暇つぶしとストレス発散に出社、役員報酬はたっぷり。
まぁ、父ちゃん頑張ってたとは思うよ。
仕事も取引先も土地も建物も幹部社員も、全部おじいちゃんが用意してくれたものを使い続けてただけだよね。
それはそれでお仕事だとは思うけど、年々市場が縮小していく業種でそれやり続けて未来はある?
今の会社の現状って、もう完全に搾りかす状態で、「3年以内に会社畳みます」って冗談でも言ったらみんな納得しちゃうよ。
「「なるほど!だから新しい仕事にも手を出さず、取引先も増やさず、建物も一切建て替え修繕せず、設備も入れ替えず、若手を育てず定年間近の社員ばかりなんですね!」」
私の母は私が幼稚園に入るか入らないかの頃には、一人でご飯の支度を出来なかったんだな。母方の祖母がメインでバリバリ家事をこなしていたからだ。
あるとき、私の従妹が肺炎をこじらせて長期入院してしまい、祖母が従妹の家に家事と看病の手伝いに行っていた。それで母が一人でご飯の支度をすることになったが、ガス釜でご飯を炊くことにすら失敗し、釜の中を黒焦げにしていた。おかずもかなり不味かった。
そんな母だったが、祖母の体力が落ちてきて家事をやりきれないことが多くなり、夕飯の支度なんかは母が仕事から帰って来てから怒りながらやるようになっていた。
「なにこれ、何もやってないじゃない! 昼間ずっと家に居るくせに、一体何をやってたの!?」
と、祖母に腹を立てながら。私は日中祖母が何をしているのか知っていたが、祖母はもっぱら掃除と草むしりと畑の世話と私ら孫達の世話をしていた。まあ普通に田舎の農家の主婦の生活で、夕方になると力尽きてしまい、早くに布団を敷いてその上にぶっ倒れて寝ていた。母はその、完全にへたばってしまった祖母の姿しか見ることがないので、怒るわけだ。
祖母は癌になって入院し、手術をした。乳ガンだったが、今ほど周辺組織を温存するという発想と技術力のない時代の手術なので、片胸と共に周りの筋肉組織まで根こそぎ削がれるほどの、大手術になった。結果、昔は物凄い勢いで家事などに勤しんでいた祖母は、殆んど家事が出来なくなった。
体力が無くてあまり家事ができないというのは良いとして、働けなくなった途端に、祖母の性格がガラリと変わってしまったのが、母には怒り心頭ポイントだったかもしれない。祖母は今まで面倒見てやった恩をこれからは返していくべきだとばかりに、母をこきつかいつつ依存するようになった。
私はその頃も祖母とよく行動を共にしていたから知っているんだけれど、丁度その頃、祖母の昔からの友達は続々と隠居していた。
祖母のお友達の家に呼ばれて行くと、祖母のお友達は家事を何もせず、台所の隅に設えられた女用の炬燵に当たっていて、お嫁さんがちゃきちゃきと家事をこなしていた。お嫁さんは、姑に対してすごく良い笑顔で従順に言うことを聞いている。まあ、実の母娘じゃないからそんなコミュニケーションをしている訳だ。
祖母はそんな隠居暮らしに憧れがあるようだったが、母はというと、実の母親から姑がするような仕打ちをされるなんて勿論当然だとは思っていない。ていうか、本物の姑だって、嫁をやたらこきつかうタイプの人ではなかったのもあり……。
そんな訳で、母は新婚の頃から祖母を家に置いて家事育児農作業を任せ、自分はバリキャリをするという人生プランを立てていたが、それを祖母に呆気なく突き崩されて急速に病んでいった。
当時まだ年齢一桁台だった私には、急に家庭内が不穏になっていった理由は、全部目の当たりにしているにもかかわらず全然解らなかったのだが、大人になった今振り返ると、そういうことなんだろうなと思う。
祖母が元気だった時期は食卓に並ぶ料理はいただきものでない限りは祖母の手作りだった。母が作るようになってからは、スーパーで買ってきた揚げ物を、家の使い回して古くなった黒っぽい油で揚げ直したもので、私はよくそれを食べて油中りしていた。父なんかは知らないだろうが、おかずの多くはスーパーのお惣菜だ。それが私にとっての母の味。
小学校高学年くらいになると、うちの近場にもコンビニが雨後の竹の子のようにあちこちにポコポコと建つようになった。スーパーのフードコートも充実するようになった。その頃の母はノイローゼとメニエール病で動けなくなり、土曜の部活の為の弁当は、お昼頃に父がコンビニやスーパーで買ってきたおにぎりやパンを学校まで届けに来てくれて、私は校門の前とかで受け取っていた。
母が寝込んでいるか逆に遅くまで働いて家を空けているのを、両親特に母が「可哀想」だといって、私ら子供達を外に連れ出せない埋め合わせとして、家にはスナック菓子やカップラーメンやジュースが沢山あり、おやつにはフードコートで買ったらしいお好み焼きとか焼き鳥をもらい、夜ご飯には茹でたパスタにパスタに混ぜるふりかけをかけて各自食べる、みたいな食生活だった。
そんな我が家だったので、コンビニの「お母さん食堂」というコーナー、そんなものは私の子供時代には名前としてはなかったけれども、実質そういう中食の類いが、小学生時代からの私を育ててきたのだし、四つ離れた妹なんかにはむしろ、それが完璧に母の味というものだったろう。妹は、祖母が出汁用の鰹節を毎朝削ってた頃のうちの食卓なんか知らないわけだから。
熟年離婚って、国民皆婚時代で仕方なく結婚していた人がもう子育てとかいう社会的責務も済んだし、もう隠居生活だし終活のカネもあるし自由にするわ。つってやるものなんだろうか。
国民皆婚が解かれ、いわゆる女性の社会進出によって女性でも経済自立できる領域が増えたのは、
「あまりにも苦痛で、望まない関係を断つことができる」という意味ではポジティブなんだよな。
あちらを立てればこちらが立たずなんだなー。まーやっぱ何かを犠牲にしないと成り立たんのかな。存続って
生物的な多様性とかいう遺伝子ガチャって、その時代に於いて有利に進めるの無理ゲーな性質で生まれたりもするわけじゃん。先天的な障害とか。先天的にモテセンスがないとか。
繁殖と遺伝子ガチャがセットになっているという性質は、犠牲が発生するリスクも込みでそのシステムになってるわけですよね。
「来世に期待」っていうネットスラングあるけど、それってその通りなんだよな。この遺伝子は今の時代ではあまり有利ではないけど、別の時代で役立つこともある。それが遺伝子ガチャなんだ。
戦争中はめちゃくちゃ戦闘スキルが高かったけど戦後はただのダメオヤジになった。みたいな人もいるしなー。
「時代と遺伝子ガチャシステム上の犠牲になった」と認識したら、もう今生の時代は諦めたほうがいいんだろうな。
「今生は活躍できんかったけど来世に期待して子孫を残す」って考えればいいのだろうか。遺伝子キャリアとしての自覚を持てばいいのかな?
それこそコロナで、外に出まくって対人でしゃべってないと生きていけない人がどんどん感染拡大させるが、家でじっとしてても苦にならない人間は感染拡大させない。
ひとりなのか複数いるのかわかんねえけど、「これはすごい」「これはたいへん」みてえなタグ使ってるブクマカがいるんですよ
大冒険セントエルモスの奇跡の名ゼリフに由来を持つと伝わる「これはひどい」 これはいいんだ 古式ゆかしいネットスラングだ 素敵だ
で、まあ形容詞の形を保った「これはすごい」くらいまでならまだ許そう 元ネタの亜種みたいな改変で、OKだ
「これはたいへん」 コレむかつくんだよなあ! なぁ〜にがこれはたいへんだ、コンニャロ、はっ倒すぞ!と見るたびに思う 思うに「たいへん」が平仮名なのがムカつくんだと思う 「これはすごい」と並べられてる以上「これは ひどい」に源流があると解するべきなんだろうけど、その中途半端にひらがな表記だけ残す根性が気に入らない
ジジイが若者文化の表層を真似てるのを見た時と同じ不快感があるんだよな 実際「これはひどい」の時点で老人フレーズなので事態はもっとひどいのですが……
なんか、なんつうのかな、亀仙人みたいな顔したジジイがすっとぼけたヒョットコみたいな顔で「これはたいへん」つってるイメージが頭に浮かび、非常に不愉快
隠居しろテメー隠居 二度と出てくるな そういう気持ちになってしまう
でも、一方で多分これ書いてんのいい人なんだろうなって感じもすんだよ それが一番嫌なんだ
いい人が微妙にハズした発言してんの見るのメチャクチャ嫌じゃん 優しくて気も利くおじさんが「ふいんき」とかガチで言ってたらかなり気持ちが沈むじゃん そういうところもある
これはたいへん じゃあないんだよ!!!!
鬼滅の刃が流行しすぎて一つ一つの要素を紐解くことはもう無理だということはわかっていいる。
ただ、やっぱり映画の空前の大ヒットについてはどうしても考察せざるを得ない。
そうして紐解いた結果、実は鬼滅の刃の映画は、今までやろうしなかった、やれたとしてももできなかったものなんじゃないかなという結論に至った。
・何が?
結論から言うと、「ストーリーの一部を切り取って映画化したこと」が、である。
御存知の通り、劇場版鬼滅の刃は無限列車編のみを抜粋した映画だ。
実は、そのことに違和感を頂いた人は少なくないんじゃなかろうか。
マイナーな作品は除くとして、今までのメジャーなアニメの劇場版は、大きく3つに分類できる。
理由は単純。
劇場版を見に来るターゲットが、原作やテレビアニメ版を知らない層を含むからだ。
事前情報を必要としない2時間の娯楽として楽しんでもらうために、そうせざるを得ないのが本音だろう。
上に挙げたどれもが、原作を知らなくても楽しめて、それをきっかけに原作が欲しくなるように設計されている。
ところが、劇場版鬼滅の刃は、原作にあるストーリーの一部、「無限列車編」だけを切り取って映画化した。
本来ならばそれは、原作を知っている人しか楽しむことができないという、ターゲットを絞り込む行為に他ならない。
ところが、この映画はターゲットを絞り込むどころか、記録を塗り替えんばかりの勢いでヒットを続けている。
本来ならばありえないことが起こっていると言っていいだろう。
しかし、頭ではそう考えている反面、実に自然に、自分でも不思議なくらいに、この映画を見てみたいと思う自分がいたのも確かだ。
・紐解かれた動機
自分はコミックス完結後にやっと買い揃えたくらいの鬼滅の刃ファンの中ではかなり後発組だ。
もちろんアニメは見ていないし、最近ではアニメを見る習慣もなかった。
(そんな人間がこんなことを語っていて申し訳ない。第一次オタク世代、今は隠居の身なのだ。)
興味がなかったわけではない。しかし、今の生活リズムには、アニメを見直すには時間が重すぎるのだ。
また、最近では作画崩壊ややりがい搾取問題など、がっかりするような話も多く聞かれてなおのこと足が遠のいてしまっていた。
そんな中にぽんと投げ込まれたのが無限列車編だけを切り抜いたこの映画だ。
アニメ全話を見直す気力はないが、2時間に絞って、しかも最初から最後まで劇場版クオリティで見ることができるというなら、ぜひ見たい!と手放しで思えた。
テレビ版特有の尺を合わせるための間延びだってないに違いない。
なんの根拠もなく、漫画の尺と映画の尺を脳内で比較して勝手に期待を膨らませてしまったほどだ。
劇場版鬼滅の刃前と後では、劇場版アニメの役割は大きく変化するであろう予感がある。
今までの劇場版アニメは、新規ファンの開拓とテレビアニメファンの両方を楽しませることが目的だった。
しかし、劇場版鬼滅の刃は、ともすれば原作を知っている人しか楽しめないような内容になっている。
それなのに、むしろ多くのファンを取り込むことに成功した理由は他でもない。
多くのにわかファンにとっては、むしろ原作にあるストーリーを映画化したほうが、素直に見てみたいと思える要素になりえるということなのだ。
これには、鬼滅の刃特有の、大ヒットに至るまで長い時間をかけてじわりじわりとファンを獲得していったという、その独特なヒットの形態も寄与しているものと思われる。
しかしながら鬼滅の刃劇場版は、今後もこうして原作ストーリーを切り取りつつ、高いクオリティをもって提供されつづけることで、今後もヒットが続くであろう確信がある。
なぜなら、アニメ全話をダラダラと見る気にはなれないが、ハイライトだけを切り抜いて、高いクオリティに濃縮されたものならいくら払ってでも見たいと思えるからだ。
これは、あれだけオタク以外の人間を巻き込んで成功したエヴァンゲリオンでさえなし得なかった快挙と言える。(原作ありきの鬼滅の刃と比較するべきではないことは承知した上で。)
・まとめ
今までは、漫画、アニメ、劇場版と、それぞれ独立したコンテツとしてファンが存在していたと言っても過言ではない状況だった。
しかし、鬼滅の刃がぶち壊したものはそうしたコンテンツの垣根であり、こと劇場版においては、今までの劇場版としての役割を全く覆した上で、今、劇場版として求められている役割とは何かを突き詰めた究極の形に至ったと言っても全く言い過ぎではないだろう。
これは、今後後追いコンテンツがヒットした際の劇場版のありかたを大きく変えることのきっかけになるはずだ。
現代人のライフスタイルにとって、全話アニメは見るのが難しいけど、一部をハイクオリティにして凝縮した2時間の劇場版なら見たいって人が沢山いることがわかったよ!
そしてそれは、いままで原作を知らない人を取り込めるのは原作にないオリジナルストーリーだというのが思い込みで、むしろ原作をしっかり切り取るほうが人を呼べるんだよ!
ということ。
よくわからない新キャラ。それに当て込まれる芸能人。無理やり2時間でお涙頂戴。
こんなの国民の誰一人として望んでないことがわかって本当によかった。
与太郎「それでヨシ!俺もやろうと思ってまとめサイトをつくったてみたんですよ。でもご隠居、聞いてくださいよ!」
ご隠居「どうしたんじゃ?」
与太郎「最初こそアクセスを稼げてたんですけどね、途中からぱったり。どうしてだろう?と調べてみたら、くそう、やられた」
ご隠居「どういうわけじゃ?」
与太郎「それが今度、まとめサイトのまとめが出てきやがって、そっちに客をとられたんですよ!まったく、酷い話でしょう?」
ご隠居「ほっほっほ」
ご隠居「じゃったら、お前さんはまとめのまとめのまとめを作ったらいいじゃないか」
与太郎、家に帰るとさっそくご隠居の言った通りにまとめサイトのまとめのまとめサイトを作ることにした。
後日
ご隠居「おっ、与太郎じゃないか。最近顔を見せないと思ったら、ほら、この前のはどうなった?」
ご隠居「ほう、そりゃどうして?」
与太郎「いやあのあとね、ご隠居が言った通りにまとめのまとめのまとめを作ったんだ。したら奴さん、今度はすべてのまとめサイトのまとめを作ってきたんだよ!これには流石にどうしようもねぇ…」
ご隠居「ほっほっほ」
ご隠居「じゃったら、そのすべてのまとめサイトのまとめには、そのすべてのまとめサイトのまとめ自体は入っておるのかのぉ」
与太郎、家に帰るとさっそくご隠居の言った通りにすべてのまとめサイトのまとめにまとめられていないサイトのまとめを作ることにした。