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はてなキーワード: カエサルとは

2023-12-16

anond:20231215234040

ひとつ言うとカエサルルビコン川を渡るかどうか?なんて悩まなかったと思うぞ。(悩んだふりはしたかもしれないが)

2023-11-28

子供の頃から死ぬのは苦しそうだという恐怖がパラノイアのようにまとわりついていた。ある時気絶を経験してみて、死なんて案外こんなものなのかもしれないと思った。睡眠は死のイトコとはよく言ったものだ。身体的な苦痛に対する恐怖は薄れていった。恐怖は抽象的なものスライドしていった。

「無」になることが怖くなった。

意識の断絶。経験したことのない状態体験した者は一人残らず口が聞けなくなっている。これはどういう思考過程で恐怖が薄れたのか忘れてしまった。どう足掻いた所で避けようもない。火の鳥吸血鬼はきっと存在しない。ならば不安になったって仕方がない。考えるのをやめることでいつしか怖くなくなっていたのかもしれない。

存在を忘れられることが怖くなった。

無になっても、他人を介して自分存在を繋ぐことが出来るのではないかと考えるようになった。それが成し遂げられないことへの不安だった。

大抵の人がそうであるように、自分という存在もまた忘れられれば初めから無かったかのようになってしまう。結婚して子供を残せば自分存在を残せるかもしれない。でも4代5代も先になれば、誰も読みやしない墓石に刻まれ文字だけの存在になるだけだ。遺伝子を残した所で、それが自分アイデンティティを為すものだとはどうしても思えなかった。それはただのモノだ。いつか朽ち果てる墓の中の骨と変わらない。そこに自分の考えや言葉性格は何もない。そもそも血が途中で絶えない保証なんてどこにもない。

思春期自己実現への焦燥感や全能感と合流して、偉大な存在になれば望みは果たされるだろうと思うようになった。教科書に乗るような存在になれば永遠になれる。誰も自分を忘れない。

しか自分が大それた存在ではない事を薄々受け入れていく内に、この望みも薄れていった。ビートルズだって数百年先も人々の記憶に残っている保証はない。バッハだってカエサルだって仏陀だって、いつかは忘れられるかもしれない。

生きている間だけ存在し続けるのも、死後せいぜい数十年、数百年、数千年の間人々の記憶に留まるのも、永遠に比べたら誤差のようなものだ。それに身も蓋もない話をすれば地球だってどうせいつかは爆発するらしい。他人を介した方法でも、永遠存在になろうとすることは諦めた。今思えば、地球がなくなっても宇宙へ住処を広げない可能性がないとも言い切れないけれど。

これらはすべて理屈問題というよりは納得、受容の問題だった。

後悔を抱いて死ぬことが怖くなった。今に至るまでこれだけが怖い。

死は避けようもないが、しかしたった一度きりの生があるのもまた事実だ。

生きる意味などどこまで考えても見つからなかった。理詰めで問うていけばどれもこれも絶対的地盤などなく、あやふやものの上に成り立っていた。宗教というものの意義が肌感覚理解できた。しか自分なりに意義を見出す事は出来るはずだ。ならば心からの納得が欲しい。

死ぬ間際に人生こんなんで良かったのかという思いが頭を過る事に対して、強迫的な焦燥感を抱くようになった。

しかし肝心の焦燥感をぶつける先が見つからない。

映画を見漁っても、友達付き合いをしていても、方々を歩き回ってみても、楽器を弾いてみても、曲を書いてみても、心からの納得は得られない。

それを振り切れるほどの情熱もないままに、存在不条理なんていう目を向けてはいけないもの凝視し続けて頭がおかしくなってしまった。

意味などない生活を積み重ねる事が苦しくなった。気が滅入る。

情熱を持って生きるか、それが出来ないならせめて日々の気晴らしにかまけて人間存在不条理など忘れ去ってしまった方がいい。

くだらない考えもほどほどに目の前の生活淡々と送る。それが地に足のついた人生であり、そういうバランス感を模索していく事が人生の中で生き甲斐を見逃さないための誠実な生き方というものなのかもしれない。

そう頭で思っていても、情熱の燃料にもならない湿った焦燥感がどうしても捨てられず、後生大事に抱えている。これを捨てたら比喩ではなく石ころと同じ存在になってしまうように思えてならない。石ころと同じ存在になってしまうのはとても恐ろしい。仏教はそれを肯定しているらしいが、何をやっても納得してくれない心がそれだけは強く否定している。

思えば初めからそうだったのかもしれない。子供の頃から普通に楽しく生きていれば、生きている実感を見逃さなければ死になんて目も向かなかったかもしれない。鬱病の素質があっただけかもしれない。

世の中の人間は意識的にでも無意識にでもこんな事は踏まえた上で、バランスよく自分なりの賢い生き方をしているのだろうか。まあ他人のことはどうだっていい。

といったような考えに10代の大半と20代の少しを費やしたが、同じような内容が大学哲学系の講義でサラッと語られていた。

読書をしていればこんな考えに時間を浪費する事もなかった。車輪の再発明だ。無学の悲劇だ、と笑われそうだが、自分はそう思わない。そこには単に理屈だけではない実感が乗っている。価値観DIYのようなものだ。拙くとも自分で辿り着いた事に意義がある。今更のポジショントークなのかもしれないし、それのせいでバカみたいに勝手に苦しんでるんですけど。

2023-11-20

スマホくらい持て、PCくらい持てとか言うなよ

だってTV買えだの、ネトフリ契約しろだとか言われたらキレるわ。

他人がどのメディア使おうが口出しするな。アホ。バカばーかばーか

まぁ、通信機器通信先が増えると価値が上がるので知り合いがネットワークで繋がると自分ネットの勝ちも上がるので、相手に持ってほしいという気持ちは分かる。

だがそれを持てだの持って当たり前だのゴミクソな理論押し付けてきたら、爆竹添えた犬の糞口に突っ込んでマウント殴打するに決まってるだろう。カエサルも言ってた。

2023-08-28

自分日本イギリスブルマーについて調査してからすでに3年以上が経過したが、自分の興味関心というか性癖がほぼぶれていないのには笑ってしまう。pixivお気に入りを見返してもそれは同様だ。ブルマCFNMCMNF混浴ヌーディズム、野外露出と、十年単位で一貫している。

このうちの野外露出、野外で裸になりたい衝動継続していて、合法的に実現するために混浴サウナだとかヌーディストビーチを訪れている。裸になって海で泳いだときには、もうこれだけ裸になりまくったのだからもう飽きただろうと思ったのだが、どうもそうでもないらしい。

困ったもんだ。

ブルマー姿の女の子といちゃつきたい願望もあり、かなり願望の再現度が高いプレイを5年以上前イメクラだったかM性感だったかしたことがある。その時は先に脱がされてCFNM願望も叶えた。そのときの記録をネットのどこかに放り投げたのだが、それは消えてしまっている。書き直してもいいのだが、増田に書いたところでしょうがないだろうと自分ツッコミを入れたい気分だ。

また行けばいいのではという意見もあるだろうが、風俗には飽きている。嬢は皆親切だったが、もう十分に楽しんだ。

先ほどヌーディストビーチに行ったと書いた。

実はこの夏、地中海をあちこちうろついていた。その際に、現地のへそ出しファッションをいろいろと見た。シャツが短い物、ほとんどブラトップのもの、へそだけ露出しているもの、前だけを覆って背中は紐だけ(びんぼっちゃまみたいなスタイル)、さまざまだ。同じへそ出しと言っても色々ある。他にも、レオタードの下にズボンはいて腰の部分の素肌が見えている格好の人も見かけた(アニメ版攻殻機動隊少佐みたいなスタイル)。

面白いのはモデル体型どころか、ふくよかであってもためらわずに着ている点だ。良い意味で、日本よりも人の目を気にしていない。

かに欧州リゾートはおばあちゃんでもビキニを着るし、トップレスも多い。

興味深いのはTPO感覚日本とはかなり違う点だ。

教会であってもへそ出しで入ってくる人は多い。一応ドレスコード看板に書かれており、男性でもノースリーブはやめてくれとガイドラインがあるのだが、観光客ほとんど気にしていない。

これが地中海のむこう側のイスラム圏になると、異教徒女性にはモスクの中でまとうスカーフを貸してくれる。短パン男性も腰に布を巻かないと入れない。

好きなものを着るファッション自由権利と、伝統への敬意との衝突を目の当たりにしたわけだ。

地中海を越えてイスラムから出たときには、その温度差に風邪をひきそうになった。

そのへそ出しファッションについてだが、英語版ウィキペディアにMidriffとして記事がある。他にも西洋インド文化でのへその立ち位置を詳述した記事もある。ここから抜粋して記事を書こうとも思ったのだが、なんだか面倒くさくなっている。どうせウィキペディアを訳すだけなら、個人的斜め読みをすればいいのだし、なんだったら自動翻訳にかけたっていい。まとめる必要もない。

同じ理由で、トップレスとか世界文化における全裸女性器についても記事を書きあぐねている。

ウィキペディアから訳すだけなら各自で読んでもらえればいいし、それで閲覧数やブクマを稼ぐのも馬鹿馬鹿しい。何か新しい知見が欲しい。

例えばクレオパトラカエサルと対面したときトップレスだったのか。そんなことも調べたい。しかし、この辺はハリウッド映画によりつくられたイメージも強く、画像検索も難しい。そもそもプルタルコスの時点で裸のまま袋だか絨毯だかに入って寝床に忍び込んだという話があるが、実際当時のエジプトの服はどうだったんだ。

面倒くさいなと思う理由は他にもある。

あれだけブルマーに関する記事がバズっても、ネット世界ではほぼ常に日本でのブルマーについての議論が中心で、自分が提起した 学校体育でのブルマー日本のみならず、英連邦共産圏でも見られた」という主張はそれほど広まらなかったからだ。

ネット議論など、結局は自分がどういう経験をして嬉しかったとか腹が立ったとかの感情が中心なのだから、当たり前といえば当たり前であろうが、一つの事実が広まらないのは幾分残念であった。

増田から外部のSNSネット文化圏に広がるには、全く別の内容で達成したように、1000以上のブクマ必要なんだろう。

はてな匿名ダイアリーというのが辺境サービスだということなのかもしれないが、増田全体に特に広がった様子もない。あるいは僕も含めて読者は忘れっぽいのか。

それにブルマーについてのフェチは薄れなくても、それについて書く情熱は薄れつつある。情念が薄れたせいか、全く関係のない記事もバズりにくくなった。

このあたりが増田執筆の潮時だろうか。

いろいろ愚痴ったが、そのうちにへそ出しについて書くかもしれないし、これで最後かもしれない。

番付で晒されるネーム増田であるのは面白い経験ではあった。

2023-08-17

anond:20230817121834

カエサルアレクサンダー大王の像を見て嘆いていたのが31

カエサル独裁官になったのは54歳

ゆとりおじさん頑張れ?

2023-08-12

anond:20230812065638

おらたちはラテンアルファベットをローミックの読みで使ってますダ。マクロンも使って「ローマ字書き」と呼んでますダ。Japonica ですダ。カエサル様。

2023-07-13

[] そのななひゃくにじゅうに

ガイウーッス

 

本日日本においては日本標準時制定記念日、生命尊重の日、オカルト記念日水上バイクの日、イーサンハントの日となっております

時間約束を守るって大事ですね、私は守れた試しがありません。

ですのでこの朝礼とかいう奴もこんなにいい加減な時間に大体の感じでやってます

まぁ何より朝礼という大それた名前シリーズ化してしまったものからまり確定的なことは言いたくないなぁ後になって「アンタこれどういうことよ」と言われるのもヤダなぁ、と考えた結果ダラダラ一年強やってきてるのです

ぶっちゃけ、この朝礼自体も始まったのいつからって考えたらユリウスカエサルのお誕生日みたいになるのでこのタグ使った時からでええやんと思いながら書いております

まぁそれはそれとして時間を守るのは大事です。

その時間に待つ人が発生しまからね。

でも逆に自分時間すら守れない奴だから変に時間設定せずに来たらこれ任せればいいって知らせることも大事です。

そんな場所普通は無いです、だからわざわざ作りに行くしかないんです。

とはいえ、みんながうまいこと時間合わせた結果、朝八時やら朝九時やらとかの普通時間帯になることが間々あるってのは面白いのか面白くないのかよくわからんところですが

なんだかめんどくさいことばかりですが、やれるだけやりましょう。

 

ということで本日は【時間確認いか】でいきたいと思います

時間確認いか時間確認ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-06-20

大学時代も今も小太りチビ非モテ男だけど嫁さんとの出会いは授業の後カエサルの如く勇気振り絞って電話番号いたことだった。

大学で話しかけるくらいいいだろ。

2023-06-16

「 HIGH RISK REVOLUTIONについて知ってないやつははてブ民としてうへぇ

[B! 同人] 結局は美少女「うへえ」って感じ。

HIGH RISK REVOLUTIONかいう30年前から変わらない絵柄でときメモ藤崎詩織凌辱本描い続けてるサークルの絵を絶賛してイキりちらかす老害オタク

・HIGH RISK REVOLUTIONをどんなサークルだと思ってるんだ?

・表紙を描かれてるのは氏の配偶者です。このタッグでいつも同人誌を作っている。ゲーム史関連も成人向けも。

・この本だから、じゃなくて岩崎さんところはずっとそうなんだぜ?ただの通常運転だ。

文脈という奴を読み取る努力を怠るとこの増田のように思わぬところで恥をかくという例ですね、はてなーの皆さんも気を付けましょう

・「岩崎夏海氏の本を訂正する内容で、ポニテ茶髪セーラー服女の子」だからもしドラ女の子パロディしかないでしょ/ゲーム界隈もっていうか、古くから少年マガジンの表紙にアイドルが微笑んでるのと同じよ

・表紙がもしドラパロディと気付かない&長年氏と絵師がタッグを組んでいることに気付かないの二飜です

・「ゲーム歴史」への指摘事項の一つに日本美少女ゲーム史をまるっきり無視してるってのもあったので、その辺の皮肉にもなってるのかなと

もしドラを擦りまくってる表紙に気づけ無い程度のレベルなら買うだけムダだと思うよ。

・こんな分かりやすい「もしドラパロディ」が、それと気付けない無知さを露呈していてとても面白い追記で更に恥を晒しているのも素晴らしい


老害オタクのイキリが絶対に許せない反オタク教団の老害信者発狂

・「世の中に正しいゲーム歴史を広めなければ」素晴らしい意義のもと出てきたのが美少女表紙同人誌なところに圧倒的な断絶を感じる。ちょっとお気持ち表明しただけで煽り散らかされるなんておぞましい界隈ですね。

・絵柄もキャラデザも古臭くて文脈意味不明オタクですら誰も喜ばない謎美少女なんだよね。どういう発注たらこイラストが上がってくるのか想像もつかないけど素晴らしく著者を表現出来てる表紙だとは思う。

もしドラこすってるのはわかるが、確かに「うへえ」だな。受け取る側がそういう象徴に反応しなければ廃れていくとは思うが、そうならないのは、そういう事なんだろう。

・うへえとは思わんけど、なんか古めかしさを感じる。近年だとこういう系統でも、わりと中性的キャラ絵になるかな、という印象。紀伊カンナみたいな

ペラペラ美少女を貼り付けないといけないみたいな強迫観念を感じることはあるのよな。「僕もオタクですよー、仲間ですよー、これはお遊びですよー」みたいな卑屈さ。

あんまり上手くない絵だから。この絵は上手いためにここにいるのではなく、萌えさえあれば良いからここにいるのである、と感じるから。でもそれは森元小渕優子に「女でさえあれば」というのと同じだから反感を買う

同人誌だから好きにしろなんだけど、女性で言うと中身が超真面目なカエサル考察本で表紙がキラキライケメンカエサルだとああ所詮は美形だからハマったんですね感が出てくるような。萌えが入るんだみたいな、

・氏の同人誌は結構持ってるけれど、正直「うへえ」はわかる。散々擦られたオタク符牒へのもういいよ感。猫も杓子も、という状況があっての「うへえ」なので、今回の表紙一つに対する解説は芯を食ってないと思う。


老害老害が争う場に、さっそうと一人の賢者が登場

mng_dog 自分も「うへえ」側だけど、二次元美少女好きを「気持ち悪い」と表明するのは、LGBTを「気持ち悪い」と表明するのと同じくらい良くないこと、と思い直した。



結婚おめでとうございます

ブコメ見てて、お2人が籍を入れたことを今知った。ググったら4年前にご報告が。マジやん! ずっと「同人相方同居人」のままなのかと思ってた。おめでとうございます

2023-04-24

anond:20230424164210

じゃあ初代がハゲの悩みで「カエサル」と自称たかもしれんね

願いを苗字にしたけど、代々遺伝したのか・・・

主な文献が怪しい英雄伝だからユリウス=クラウディウス朝には遺伝学はなかった

anond:20230424165155

実際に解釈余地が生まれた結果として「大英雄カエサル帝王切開で生まれた」という俗説が広まったのは事実なので俺に文句を言われても困るな

anond:20230421201343

primusque Caesarum だから初代カエサル(大英雄カエサルから見るとご先祖様)。そこに誤読余地は無いでしょう。

この文脈でどのカエサル不明とか言い始めたら、大英雄養子オクタウィアヌスアウグストゥス)ですら、カエサル自称したわけで。

やばい温泉入ってテルマエ・ロマエ観たくなってきたw

anond:20230421201343

primusque Caesarum だから初代カエサル(大英雄カエサルから見るとご先祖様)。そこに誤読余地は無いでしょう。

この文脈でどのカエサル不明とか言い始めたら、大英雄養子オクタウィアヌスアウグストゥス)ですら、カエサル自称したわけで。

やばい温泉入ってテルマエ・ロマエ観たくなってきたw

anond:20230424150746

あのな、ガイウス・ユリウス・カエサル(有名なカエサル)は

父親名前ガイウス・ユリウス・カエサルなんだわ。

まりユリウス族カエサル家のガイウス君(何代目かもわからんくらい同姓同名多い)なの。

有名なカエサルの親戚で2世代くらい前の人に、ユリウス法をつくった

ルキウス・ユリウス・カエサルがいるけど、

こいつの父も、息子も、ルキウス・ユリウス・カエサル

から母親死亡後に開腹手術で取り出された」のか

「フサフサだった」のか、

ユリウス族から分かれた分家だった」のか、

「象を殺したから」なのか、

どの説を採るにしても家の名前最初に付いたのは

初代カエサルであって、有名なカエサル本人の逸話が原因ではありえない。

プリニウスは嘘ついてないが、セビージャの聖イシドロは嘘ついてる。

ということをウィキペディアン増田は言ってるんだよ。

anond:20230423201640

スキンヘッド帝王だったカエサル語源

切る caeso、豊かな地毛 caesarie

誰かの忖度命名されたんかな

案外気にしてたのかね

2023-04-23

anond:20230421002026

帝王切開語源の項目を数年前に執筆した当人である雑兵ウィキペディアンが通ります

誰も悪くないって元増田は言ってるけど、これはイシドールスが悪いよ。

カエサルという語はユリウスに由来する。内戦が勃発するや、彼はローマ貴族として最高の地位を得た。他方で彼は死んだ母の切り取られた(caeso)胎内から引き出されたために、もしくは生まれつき豊かな髪(caesarie)を靡かせた子供だったために、カエサルとも呼ばれた。それ以来、彼の跡を継いだ皇帝たちもカエサルと呼ばれることになった。そして切り取られた子宮から取り出された者は、Caeso あるいは Caesar と呼ばれることになった。

— イシドールス、『語源』第9巻 3章 12

カエサル帝王切開で生まれたってのも嘘(というか、語源因果関係が逆)だし、フッサフサだったってのも嘘。与太話すぎるっしょ。

イシドールスの『語源』は、数々の言葉の由来について、キリスト教世界でのソースになっていて、中世においては権威のものだったんだが、ぶっちゃけ信頼性が低いということが最近わかってきた。

語源』のおかげで、多くの古典時代著作記述が断片的に散逸を免れた一方、この著作原著作よりも重んじられることが多かったために、原著作で散逸してしまったものが多いくらい。

現代ウィキペディアみたいなもんだよね。

はい大学で教えてるんだけど、レポート書かせたら「ウィキペディア調べ」ばっかりなの。史料批判どころか、一次史料に当たることなんて全然しない。

あんまりひどいから、私はレポート読んでからウィキペディアを直すボランティアをしている。

ちなみに、イシドールスはカトリック教会における「インターネット利用者およびプログラマー」の守護聖人でもある。おあとがよろしいようで

2023-04-21

anond:20230421194042

プリニウスが書いた「カエサル」が誰のことを指しているのか定説はない。

少なくとも後世の人間は「あの有名なガイウス・ユリウス・カエサル帝王切開で生まれてきた」と解釈した。

anond:20230421194042

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%81%AE%E4%BA%BA%E5%90%8D

第三名(cognomen, コグノーメン、コニョーメン)は、元々は同名の人物区別するためのニックネーム、あるいは個人名前として使われだした。公式文書に現れたのは紀元前100年頃になってからである。その名称身体的または性格的特徴から付けられることが多く、時には皮肉な結果となることもあった。ガイウス・ユリウス・カエサルジュリアス・シーザー)の第三名「カエサル」は「豊かで長い髪」を意味するが(異説あり。詳細はカエサルを参照)、本人は禿げていた。一方、タキトゥスは「沈黙」を意味するが、本人は有名な雄弁家だった。しか共和政以降の第三名はニックネームではなくなり、父から子に受け継がれ、氏族ゲンス)の中でその家を区別する「家族名」に変わった。

後に事実上の姓へと変化していきましたが元々は個人名です

anond:20230421131225

いや、そもそもカエサルは姓なんだから、それでカエサルの名付けをしたは成り立たんやろ。

なぜ間違いとされているのかと言えば

この逸話ユリウスカエサルではなくて初代カエサルの話や

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