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はてなキーワード: 異文化とは

2023-11-19

anond:20231119103811

それを言い出したら、異文化国際結婚なんて到底あり得ないってことになる気がするけど。

年がら年中、昔は良かったよねぇって話ししかしない人は、良かった昔を共有してないと話が弾まないけど、

お互い背負ってる文化圏がまるで違うよね。じゃあ何から話そうか?という人なら、

毎日が驚きの連続で話すことが楽しくて仕方なくなるような。

2023-11-14

2025年大阪で開催される万博についてお話します。万博は、高額な費用税金使用に関する様々な議論がありますしかし、このイベントの持つ国際的相互理解の促進という側面を忘れてはなりません。

万博は、世界中からさまざまな文化技術、そして思想が集まる場です。ここでは、異なる国々の人々が直接対話を持ち、新しい発見を共有し、互いの文化理解し合う機会を得ます。これは、単なる展示会以上の価値を持っています

国際的理解は、今日グローバル化された世界において不可欠です。異文化間の交流を通じて、相互尊重と協力の精神を育むことは、平和繁栄の基盤を築く上で欠かせません。万博は、このような理解を促進する絶好の機会を提供します。

さらに、万博は新しい技術アイデアの展示の場でもあります世界中の才能が集まり未来を形作る革新的な発想が交換されます。ここでの学びは、参加する全ての国々にとって有益であり、新たな協力関係を生む基盤となるでしょう。

もちろん、財政的な負担重要検討事項です。しかし、万博を通じて築かれる国際的理解と協力の橋は、長期的な視点で見れば、その価値は計り知れません。2025年大阪万博は、世界が一堂に会し、未来への希望インスピレーションを共有する場となるでしょう。

私たちは、この貴重な機会を最大限に活用し、より良い未来への道を共に歩むことを期待しています

2023-11-12

葬送のフリーレン見たけど…

まり盛り上がらず淡々と進む感じか…

エピローグというか、DLCというか本編じゃない感じ

テーマこそ違うがまおゆうに似たものを感じる

アニメから入ったけど、見ていてこの感じが実に居心地が良い作品

「葬送」ってそういう意味かって考えさせられて味わい深い

SNS流れる情報だけで異世界日常系かと思ってたから暇な時に後でまとめてみようと思ったけどリアルタイムで見ても良さそう

主人公の冷めてるけど沁みる演技も良い

魔法使いの嫁も好きだから雰囲気を壊さなくて良い

旅の雰囲気も良い

西洋から見たらナーロッパ雰囲気なんだろうけど、俗に言うケトルが似合う風景異国情緒溢れて楽しい

風景で旅をする雰囲気が綺麗なゴールデンカムイというかんじで、異文化を楽しむ作品として好き

2023-11-06

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・後編

オラフ・ステープルドン

最後にして最初人類現代人類から数えて第18番目の人類進化描写する奇書で、巨大な脳みそだけの存在になったり、知性を退化させてトドアザラシみたいになってしまったりと、何億年にも及ぶ人類歴史が豊かな空想力で描かれる。プロットキャラクターは極めて希薄で、現代作家がこんな作品を書いて売れることは考えにくいのだけれど(ほぼ設定資料に近いかも)、個人的にはお気に入りと言うか性癖に近い魅力を感じる。

スターメイカーはそれをさらに発展させたもので、時間空間を越えて精神銀河を飛び回り、エキセントリックエイリアンの生態の設定を惜しげもなく披露しつつ、それが銀河歴史にどのような影響を与えたかを語る。そして、この宇宙創造した存在意図を探求する旅をする。光速限界があるため、その旅やエイリアン同士の交流テレパシーで行われるという設定はSFとしては苦しいが、宇宙創造目的たる究極の歓喜の瞬間を目指すヴィジョンは美しい。残念ながら、その瞬間までには人類はとっくに滅亡していることが示唆されるんだけどね。冷えて寿命を迎えつつある宇宙必死に命をつなごうとする生命描写は壮絶。

チャールズ・ストロス

「アッチェレランド指数関数的に発展するAI10年ごとに描いた小説で、タイトル通り加速のスピードがとんでもない。最初21世紀現実世界と地続きなんだけど、21世紀半ばには進歩しすぎたAI地球解体してダイソン球を作り始め、その過程地球のすべての化石だとか地質だとかをアーカイブ化しはじめる。人類暴走するAIを止められなくて太陽系辺境に追いやられていく。その途中でエイリアンともコンタクトを取る。

これはとある一族の三代にわたる因縁話でもある。最初世代では夫がAI特異点信奉主義者コピーレフト大賛成、妻がガチガチ保守主義著作権かに厳しく、しかSMプレイ女王様だ。2代目は妻が夫を無理やり犯すことで妊娠した子どもだという、ドロドロの設定。

酉島伝法

皆勤の徒」は遠い未来地球で、地球生命体に奴隷として使役されるコピー人間の苦悩を描いている。この短篇集は優れた言語感覚日本語漢字表記とルビの可能性を拡張した造語であふれており(というか酉島伝法作品はだいたいそう)、異文化に触れたときの驚きや、似ているけれども少し違う文化に対する戸惑いが感じられる。ただし、かなり読解に力を要するので、場合によってはネタバレ覚悟世界観を通常のSF用語説明した巻末の大森望解説を先に読んでもいいのかもしれない。

「宿借りの星」とある惑星地球人類との宇宙戦争に勝利した昆虫生命弥次喜多道中記で、舞台固有名詞こそ異質だがストーリーのものは非常に読みやすくなっている。まったく異質なものを作り出すことにかけてはこの作家は他の追随を許していない。そして、滅ぼしたはずの人類がどこかに生き残っているのでは? という疑惑から物語は不穏になっていく。

野尻抱介

こちらで述べた通り。太陽簒奪者」はいいぞ。

天文部だった主人公宇宙に出ていくという意味でもすごく夢がある。

スティーブン・バクスター

まずは前述したH・G・ウエルズの「タイム・マシン」の遺族公認続編タイムシップ面白い。前作で行方不明になってしまったヒロインを救うために、再び未来に旅立ったはずが、なぜか前回とは似ても似つかない未来にたどり着いてしまう。

時間旅行のたびに歴史改編がなされ、パラレルワールドが生成されてしまうとしたら、主人公はどうやってヒロインと再会するのか? いっそ歴史を改変してしまってもいいのか? さまざまなジレンマに悩まされる冒険小説だ。

また、この著者は時間無限大という作品も書いている。これは宇宙最強の種族ジーリーを扱ったジーリークロニクルの一編だ。作中世界では、人類クワックスというエイリアン支配を受けており、それに対抗する手段を知っているという「ウィグナーの友人」という、とある思考実験にちなんだ名前を持つ謎の団体が暗躍する。主人公父親との(正確にはその再現人格との)屈折した関係に悩んでいる。作中に出てくるタイムマシンは、少なくとも現代物理学とは矛盾しないらしい。ちょうど90年代の「ニュートン」で紹介されていた。

で、確かこの作品だったと思うんだけれど、人類クワックスもジーリーという宇宙最古・最強の種族テクノロジーおこぼれで生活してるんだけど、そのジーリーでさえ恐れている存在がいる……というのがこのシリーズの基本設定。

なお、同一世界観の短編集がプランクゼロ」「真空ダイヤグラムにまとめられていることを最近知った。それに、長編結構邦訳がある。未読だけど気になる。

林譲治

短編ウロボロス波動高校生時代に読んですごく好きだった。実際にかなりありそうな宇宙探査が描かれていたからだ。太陽系侵入してきた小型ブラックホール捕獲して天王星を周回する軌道に乗せるという設定と、作中の謎解きがすごく魅力的だった。

ただ、なぜかそれ以降のストリンガー沈黙」「ファントマは哭く」が読めなかった。キャラクターの会話や背景となる政治の設定がかなり説明的で、ぎこちなく感じられたからだ。読むのに気合がいる本は、持っていてもあえて図書館で借りることで、期限を決めるという強硬策があるが、まだ試していない。

春暮康一

オーラリーメイカー」「法治の獣」。とにかく事前情報なしで読んでほしい。日本ファーストコンタクトもの第一線に立っている。とにかく奇抜なエイリアンが出てくるし、どうやら知的生命体の連合らしきもの確立されていく歴史の一部らしいのだが、この「オーラリーメイカー」という宇宙人の種族の作り上げたシステムは、素晴らしく絵になる。

H・P・ラブクラフト

おなじみクトゥルフ神話創始者の一人。前にも書いたけど、ラブクラフト作品知識欲に負けて禁断の知識に触れて発狂するか未知の存在拉致されるかするオチばっかりなんだけれど、人類宇宙の中では取るに足りない存在なんだという絶望感が僕は好き。

SFを紹介するのが趣旨なのでエイリアン地球外の神々や人類以前の種族)の歴史の壮大さを感じさせてくれるのをピックアップすると、南極探検発見した人類以前の知的種族を扱う狂気山脈にて」や、異種族図書館幽閉される時間からの影」だ。侵略ものとしては宇宙からの色」かな。ニコラス・ケイジがこれを原作した映画で主演を務めていたはず。

ダンセイニ風のファンタジー作品も好きだ。読みやすいとは言えないが、ラブクラフト全集を読んでほしい。というかアザトースの設定が好きすぎる。元ネタのマアナ・ユウド・スウシャイそのままだとしてもね。

ピーターワッツ

ブラインドサイトについてはこちらに書いたので、「6600万年革命について。巨大小惑星の中で暮らす人類と、それを管理するAI物語だ。彼らは銀河系にワームホールネットワークを作る旅路に出ているのだが、もはや地球文明が存続しているかどうかも定かではない。すでに正気を失いそうな時間が経過しているが、使命をひたすらこなしている。

管理AI人間の知能を越えないようにギリギリ調整を受けている。そのことから「チンプ」つまりチンパンジーあだ名がつけられている。とはいえ地球時間で6600万年が経過していると、「もしかしてシンギュラリティ迎えたんじゃない?」みたいな出来事があり、人間AIに対してレジスタンスというか隠蔽工作をする。バイタルを始め何から何まで知られている人類は、AIに対して何ができる?

少し条件がずれるので乗せなかった作品

アシモフの例えば銀河帝国の興亡」なんかはシリーズが進むと鋼鉄都市「はだかの太陽などのロボットシリーズクロスオーバーして行って、確かにアシモフが発表順に読んだほうがわかりやすくなるんだけど、さすがに全部読む前提で書くのはちょっとしんどかった。個人的にはアシモフ黒後家蜘蛛の会というおっさん萌え短編ミステリおすすめ英米文学地理に関する雑学が無いとわからないところもあるけど、口の悪い仲良しなおっさんの同士のじゃれあいを読んでなごんでください。

堀晃の「太陽系から3光日の距離発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ全長5380光年に及ぶレーザー光束」が出てくるバビロニアウェーブハードだなって思ったんだけど、どういう話か思い出せなかったので省いた。まずは太陽風交点」かな?

あと、SFじゃないんだけどマン・アフター・マンあたりも未読だったのでリストに入れなかった。人類グロテスク進化という意味では、上記条件は満たしていたと思う。フューチャー・イズ・ワイルドは読んだ。

ダン・シモンズのハイペリオン四部SF全部乗せだし、AIの反乱だとか人類進化した宇宙の蛮族だとか愛が宇宙を救うとかとにかく壮大なんだけど、とある場所増田では評判の悪い(?)夏への扉以上に男性主人公に都合のいい描写があるのが欠点。あと、それ以外の作品もっと男性に都合がよくなっていて、保守的な僕もちょっと「おや?」って感じた。でも、「三体」にどっぷりハマった人だったら好きになると思う。「三体」よりも前の90年代SFから時代背景を知ったうえで、加点法で楽しんでください。

あと、全然エイリアン宇宙SFじゃないんだけど、今注目しているのは空木春宵で、この人は東京創元社の年間傑作選やGenesisですごくいい作品を描いてる。どれもいいんだけど、たとえば地獄を縫い取る」アリスとの決別」「allo, toi, toi」に並ぶロリコンペドフィリアを扱った名作に並ぶ。

エイリアンSFも出てくるけど、世界の中心で愛を叫んだけもの」「ヒトラーの描いた薔薇ハーラン・エリスン人種差別を扱った作品も書いていて、これもいい。穏健派黒人男性テロリストに転身してしま作品はつらい。とかくエリスン絶望と怒りは若い人に読んでもらいたい。

Q. 選んだ作家日本人・欧米人男性に偏ってない?

自分が一番SFを読んでいた時期は、今と比べて女性作家が推されるずっと少なかったし、さら自分古典を好んで読んでいた。アジア作家が紹介される機会も少なく、そういう意味では感受性のみずみずしい今の若い読者がうらやましい。

後は、女性作家で今回のテーマである宇宙を扱った作品男性よりも少ない気がするのだが、よく考えてみればル・グインハイニッシュ・ユニバースがあるし、ティプトリー・ジニア「たった一つの冴えたやり方」で始まるシリーズがある。スペースオペラでは「叛逆航路のアン・レッキーもいることだし、単純に探し方が悪いのかもしれない。

最近短編ばっかりで腰を据えて長編を読んでないな。銀河系で忌み嫌われた人類の唯一の生き残りが活躍する「最終人類とか、面白そうなのがいっぱいあるので、そのうち読みたい。

というか、僕の選んだ作品の他にもっといい作品を知っている、勧めたいという方は、どんどんトラバブクマ追記していってほしい。

気が向いたらまたなんか書きたいな。まだおすすめしたいSFもあるし、池澤夏樹世界文学全集を9割読んだのでその感想も書きたいし、かなり疲れるから数ヶ月後にはなるだろうけど。

みんなでやろうぜ増田ビブリオバトル

前回

【翌朝追記あり】劉慈欣「三体」の好きなところと微妙なところについて

前編はこちら

追記

「三体」が好きだった人にオススメしたいSF小説・追補編

はみ出たのでこちらに。

2023-11-02

別におまえら流行に詳しい訳じゃないだろ

なんで、流行語大賞話題が出ると、ワイは審査員よりも流行に詳しいことに絶対の自信があるニキが大量発生すんの?

積極的異文化に触れてるわけじゃないし、スポーツも毛嫌いするし、若者文化アクセスするルートも持たないのに。

しょうがないやん、オッサンになると新しいことを触れなくなるんだから、精々時事ネタか、時間差で入ってくる情報しかからないんやし。悲しいけど、新しいことがわからなくなるのも年を取った証拠やで。俺も今回のノミネートは1/3くらいは初耳の単語なんや

そうやって、新しいものをどんどん否定すると、俺らが嫌う老害が完成するんやから、そういうのもあるんだくらいの心持ちでいようさ。



あ、そうそう。ついで言うと、流行語大賞叩きがあると、ネット流行語の方が実感的に近いって持ち上げるやつがいるけど、ほんまにそう思うのか?

去年のリストを見てると、本家流行語大賞よりピンとこない単語の羅列やぞ。

でも、それでええんや。なんかわからんけど、そういうのが流行ったんだなって指標なんやしな。

2023-10-14

anond:20231014230246

>> 熱い人脈を求めてパートのような労働形態まちづくりまちおこし地域活性化異文化交流ワークショップなどの活動

してんなら自治体公務員採用を受けてみたらって勧める。

組織にうまくフィットすれば小言の矛先が職に向かうだろうし

仮にフルタイム仕事として遂行する難しさで挫折すれば大人しくなるでしょ。

2023-10-13

anond:20231013165937

下層階級異文化交流した結果、低学歴はほん人間としてゴミな奴多すぎるな&話つまらんなの確信が増えただけだった

でもリアル下層階級交流してた時は、根拠が欠片も無い自信でも本人にとってはプラス場合があるんだなというのが分かってそこは良かった

2023-10-06

anond:20231006044016

危機がないって言う言い方はめずらしいけど言いたいことはわかるやろ

自分普段から触れててこれは危険じゃないと理解している物であっても

普段それに触れていない異文化な人にとってはそもそも判断する材料がないか

このコンテンツ危険ではないって断定するのは難しいって意味やろ

2023-10-01

anond:20230930190603

ぶっちゃけ日本だと「なにじん」とか言わないだけでちょっと見た目の違う日本人(日本在住者)として描写はされてると思うんだよな

差別なくしたい癖に「なにじん」って前面に押し出す必要あるのかな?

異文化も描け言うならそもそも日本文化て何よって話

2023-09-19

anond:20230919142540

日本という異文化エキゾチックな魅力。japonisme(フランス語)  

有名なところだと、ゴッホモネルノワールなど印象派画家たちが日本美術の影響を受けた。 

ちなみに中華風シノワズリー。

2023-09-02

anond:20230902223001

俺も横浜育ちで初めて関西行った時面食らったが、

「派手に笑われた」 笑われるのええやん、美味しいやんってのが向こうの文化から

でも異文化だってだけで、土人とか貶める必要は無い

2023-09-01

歯列矯正性癖文脈が分かりにくい

2つあると思うんだよな

バレバレ歯列矯正をする程度の中流家庭のガキであるアピール

歯列矯正をする程度の金と愛情を親から与えられているガキアピール

似ているようでちょっと違っていて、前者は中流家庭を見下している部分さえある文脈後者は恵まれている文脈

海外ドラマアニメ歯列矯正キャラが出てくる度にどっちの文脈が使われているのかを判断する必要がある。

このさじ加減が全然からねえんだよなあ。

更に大人になってから歯列矯正は「子供の頃に十分な愛情か金を与えられていなかったので、それを成長した自分に与えることを選んだ」という文脈が出てくる。

マジで目眩がする。

たかが歯に針金ついてるだけで読みとかなきゃいけない情報が多すぎる。

異文化における顔面追加パーツの文脈読解はマジでダルイ。

ヒント表示機能とか欲しくなるわ。

2023-08-21

anond:20230821115111

これ、今増田話題の「人間として扱う」「男らしさから降りる」のアンチ具体例では?自分には異文化相手文化尊重しない。他人の作った料理文句をつける。かつ自分文句に対する相手対応に不満を持つ

[B! 増田] 彼女ラーメン卵焼きを入れてくる https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20230821155127

2023-08-05

好きな女の子が困っている

50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。

オッサンは1年ほど前、ある可愛い女の子出会った。

その店は居酒屋バーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサン常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサン常連である

その女の子カウンターに座っていて、おやと思った。

そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである

の子オッサン会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミング乾杯をした。

ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレートロックハイボールの順番で飲んでみるらしい。

「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」

ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である

オッサンはその時の笑顔ノニちゃんにズキュンとやられた。

ノニちゃんは大変可愛い女の子だったのである

他の人から賛否両論あるらしい。

メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。

出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。

また、ノニちゃんは歌も上手かった。

お店のカラオケジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトオッサンの心を鷲掴みにした。

歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃん歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である

そしてオッサンノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンノニちゃんにハマり、ノニちゃんシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンノニちゃんが隣に座った日はノニちゃん会計オッサン持ちになったりしたのである

ここまでがオッサンノニちゃんの仲良くなるまでの話。

ここからが本題で、最近ノニちゃんおかしい。

連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。

ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。

ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職会社都合退職ではないと本人から聞いた。

店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。

すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。

以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。

それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんスピードは元々それくらいだ。

長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。

最近さらに危ない事件が起きたらしい。

この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。

そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。

そして次のお店でホテルに行かないか提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。

ノニちゃん友達にも連絡して友達危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。

ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。

そしてその次の記憶警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。

これを話したノニちゃんは深刻な顔をしていた。

少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。

仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。

ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。

この変なオジサンの件を詳しく知っているのは、オッサンと、ダイアさんと、ノニちゃんLINEした友達1人だけらしい。

オッサンノニちゃんに出来ることはなんだろう。

オッサンノニちゃんの楽しそうな顔が好きなので、ノニちゃん笑顔でいられるようにしてあげたいのだが。

好きな女の子が困っている

50代のオッサンから見る20代後半の女の子の話だから、そこに食指がわかない奴らはすまないが帰ってくれ。

オッサンは1年ほど前、ある可愛い女の子出会った。

その店は居酒屋バーの半々くらいのところで、カラオケもあって、遅くまで営業しているので、主にカウンターに座るオジサン常連客と、テーブル席に座る次に来るのがいつになるのやらという若い新規客が入り乱れている。もちろんオッサン常連である

その女の子カウンターに座っていて、おやと思った。

そして予約やら先に来ていた客やらであれよあれよという間にオッサンはその女の子の隣に座ることになったのである

の子オッサン会釈をしたあと会話の糸口を見つけられずなんとなく携帯をいじっていると、店主の女の子(32)が、「増田さん!その子ノニちゃん(仮称)って言って、最近よく来てくれるようになったの!ノニちゃん、この人は増田さん。いい人だから乾杯くらいしてみな!」と言うので、オッサンの酒が来たタイミング乾杯をした。

ノニちゃんはどうやらウイスキーが好きで、1ヶ月に1杯、知らないウイスキーを、ストレートロックハイボールの順番で飲んでみるらしい。

「ここのお店は色んなウイスキーがあるので、種類の数がこのままだったら2年は飲めちゃいそうです」

ノニちゃんはそう言って笑った。ほぼ角ハイボールしか嗜まないオッサンにとっては異文化である

オッサンはその時の笑顔ノニちゃんにズキュンとやられた。

ノニちゃんは大変可愛い女の子だったのである

他の人から賛否両論あるらしい。

メガネをかけていると垢抜けないだとか、デブだとか、目がギョロっとしていて怖いだとか。

出会った時のままでも十分すぎるほど可愛くて、でも「デブ」という言葉に対抗して減量したり、メガネを外してカラコンをしてみたり、それに対して「目が強いよね」と言われて結局またメガネに戻したりする姿は、努力家なことを思わせた。

また、ノニちゃんは歌も上手かった。

お店のカラオケジェネレーションギャップを感じながらも、オッサンのわかる歌として歌ってくれたヘッドライト・テールライトオッサンの心を鷲掴みにした。

歌声についても賛否両論あるらしく、「いつか絶対全員に上手いねって言わせてやる」と息巻いていた。オッサンとしてはノニちゃん歌手デビューして、こんなところでは歌えなくなってしまうのが心配である

そしてオッサンノニちゃんはなんとなく会えば話す仲になり、なんならオッサンノニちゃんにハマり、ノニちゃんシャンパンやらワインやらをご馳走したり、オッサンノニちゃんが隣に座った日はノニちゃん会計オッサン持ちになったりしたのである

ここまでがオッサンノニちゃんの仲良くなるまでの話。

ここからが本題で、最近ノニちゃんおかしい。

連絡はしてくれる。飲みにも行ってくれる。オッサンの大好きな笑顔で喋ってもくれる。

ただ、ノニちゃんは自制が効かなくなっているというか、自暴自棄になっているというか、そういう状態が目立つようになった。

ノニちゃんはどうやら仕事を辞めたらしい。ほんの数週間前まで「ほんとに楽しい天職だと思う!」と嬉しそうに語っていた仕事を辞めたのだから、相当のことがあったのだろう。ただ、懲戒免職会社都合退職ではないと本人から聞いた。

店主の女の子:ダイアさん(仮称)は、最近ノニちゃんが危なっかしくて仕方ないから、オッサンがいる時だけでもちょっと気にかけてくれると嬉しいと言っていた。もちろんオッサンノニちゃんが好きなので普段から気にかけているが、より気にかけて見てみた。

すると飲み放題を頼んでいるとはいえ前より圧倒的にスピードが早く、飲んでいるお酒の量は増えていた。

以前ノニちゃんは「私はゆっくり飲まないと長持ちできないから」と言って、飲み放題で元が取れるちょうどの量を飲んでいた。

それがゆっくりなのか疑問に思う人もいるかもしれないが、ノニちゃんスピードは元々それくらいだ。

長持ちできない飲み方をしているのに長居して、結局限界を感じて吐いてしまう前に帰るということがよくあった。

最近さらに危ない事件が起きたらしい。

この日オッサンは飲みに出かけていないのだが、ノニちゃんは1人で飲みに来たという。

そして面倒なタイプのオジサンに絡まれ、断りきれず次のお店に連れていかれた。

そして次のお店でホテルに行かないか提案され、ダイアさんに助けてLINEを送り、ダイアさんはその場から早く逃げるようにアドバイスを返している。

ノニちゃん友達にも連絡して友達危機を装って逃げようとしたが、せめて出された酒は全部飲んでいけと恫喝されて、飲めばこの場から逃げられると思って飲んで店を出たところまでは覚えているらしい。

ノニちゃんの次の記憶は、路上で座り込んでしまってホストのような人に水を渡されたこと。

そしてその次の記憶警察に声をかけられ、救急車に乗り込んだことだった。

これを話したノニちゃんは深刻な顔をしていた。

少なくとも今までの自分なら、そもそもダイアさんのお店から出ていかないし、変なオジサンに連れていかれた変な店で飲むならグラスがあいてないのにトイレに行かないし、トイレに行ったとしても「ちょっと休憩」とでも言って何か別のソフトドリンクを頼むし、と後悔が止まらない様子だった。

仕事を辞める前のノニちゃんが出来ていたことが、出来なくなっているという。

ダイアさんは心配がっているし、ノニちゃんもこのままでは嫌だと言っている。

この変なオジサンの件を詳しく知っているのは、オッサンと、ダイアさんと、ノニちゃんLINEした友達1人だけらしい。

オッサンノニちゃんに出来ることはなんだろう。

オッサンノニちゃんの楽しそうな顔が好きなので、ノニちゃん笑顔でいられるようにしてあげたいのだが。

2023-08-02

東京が持っている文化勝手に付け足し

https://anond.hatelabo.jp/20230731103637

 

1.西武東急文化

電鉄会社は始発駅にデパートを持っているが、この二社はちょっと特別文化ブランド化している。

両社ともデパートの一部に美術館を持ち、古典よりも現代美術などを扱う傾向が強かった。

また西武レコード店WAVEや巨大書店LIBROなども併設して文化/流行の発信者立場であった。更にこれら文化/流行事業ブランドとなってルイヴィトンなどのハイブランドの出店の寄せ水ともなっていた。

現在ヨドバシ西武出店で豊島区クレーム出しているのはこういう背景があるから

 

2.本屋

巨大書店が何棟かあるが、神保町三省堂池袋LIBRO池袋ジュンク堂六本木青山ブックセンター新宿紀伊国屋などは毛色が違って、売れ線の本を並べるのではなくて「推し」を優先して陳列するという特徴があった。「話題の本」が話題になる前にそこにあるという感じだ。売っているのは本じゃなくて文化文脈という感じか。ヘイト本陳列などで紛糾しているのはこの辺の事を知っていないと理解が出来なかったかと思われる。池袋ジュンク堂以外は退潮傾向。

 

3.レコード屋

渋谷その他のタワーレコード西武系列WAVE各店、CISCO新宿/下北沢ディスクユニオン秋葉原石丸CD館など特徴的なレコード店があり、これらでは売れ線のJPOPなどは余り売っていない。これも流行アンテナショップ的な感じでマイナーシーンでこれから流行もの、ここでしか買えないものを揃えていた。

CDの退潮によりこれらも退潮傾向(石丸大火災)だが、CDにかわりビニール盤(レコード)が復活してきたのでタワレコなどは盛り返しつつある。

 

4.外国人文化

広尾六本木欧米系、新大久保韓国人西川口池袋中国人、など外国人が集中して居住する地域があり、彼ら向けの商店など外国の風が吹いてるかの如くの雰囲気がある。またその地域では国内で見かけない外国製品が売られているなどエキゾチック文化的な対立などの問題も起きるが都会や資本主義というのは異物に包容力があるのでなんとかやっている。外国人との対立問題刑事事件などが根拠にされる場合があるが根本原因ではない。文化間の接触域では「文化を浴びる」感が日常で起こり、それが浸食されるという不安を産んでいることを忘れている。

 

5.米軍文化

東京とその近郊は戦前は軍都でもありそれらが全部占領されたのでその基地居住付近米軍文化に染まった。

占領解除と基地返還でこれらは忘れられつつあるが、近郊には所沢横須賀などアメリカテイストが残り、それを維持しようとする住民がおり、ニューイングランド様式の家+アメ車などの組み合わせを見る事がある。東京郊外だが埼玉入間市には米軍住宅をそのまま残したジョンソンタウンという街がある。

 

6.裏原宿

原宿は西から原宿駅\竹下通り明治通り-渋谷暗渠地域青山(線の傾きは高低差)となっているが、この渋谷暗渠に沿って民家改造した古着屋、インポートショップが乱立した。両方とも若い経営者米国西欧に行って古着市場日本に入っていない若手ブランド服を買い付けて一般民家を簡易な改造した店舗で売るというモデル。全国展開しているBEAMSなども裏原出身。今では地方都市ショッピングモール観光地周辺でも見られる業態だが、わざと「簡易な内装」を作るのは裏原の文脈があるから若者のスモールビジネスからセレクトショップアンテナショップ業態に移行しつつある。なお、渋谷暗渠に密集したのは、暗渠沿いには高いビルが建てられず地下が低かったから。

 

7.お祭り

地方より東京の方が中間共同体が残っている事が多く、お祭りが維持できているケースが多い。

 

8.ストリートミュージシャンパフォーマー

道路上での演奏禁止なのだ路上演奏者は多く居て、警察が来るとダッシュで逃げるというのを繰り返している。特に外国人民族衣装を着て民族音楽演奏するものなどは人気がある。

 

9.コスプレ

単にオタクが好きなアニメの服着てるだけに留まらないレベルの人が結構いる。そういう人は総じて相当な美人/美男であり服の装飾や裁縫レベルも高くて高級感もある。文化文脈摂取貪欲外国に出かけて実際の文化を見て吸収しようとするし写真レベルも高く、サブカルなのにハイカルチャーの趣きがある。SNS過去ログを手繰ると、昔から美人だったのではなくて文化の吸収や意識の向上に従って外見が変化している。だとするとそれを生ぜしめたコスプレという行為文化現象として上等と結論づけるしかない。

 

10.クラブ

クラブ遊びもちゃんとやろうとすると音楽知識海外文化現象理解などが必要になる。カッコだけの真似だとダサイ、浅いという評価になる。

 

11.環八

環状八号線の世田谷地区には外車ディーラーが並ぶ。外車は単に高級品というだけではなく、その国の文化というものを纏っているもので、特に米国イタリアフランスがその傾向が強い。故に環八外車ディーラーが並ぶ風景は車好きには外国風が吹いているように見えるものである

 

12.画廊/ギャラリー

ビル内装はがして壁も天井も配管も白いペンキ塗っただけ」みたいな小さいギャラリーが多くあり、マイナー作家マニアック展覧会が催されている。その辺の敷居の低い部分があるのを利用してお上りさんオタクつかまえてサブカル絵やラッセンの絵を高額ローン組ませて売りつける商法をしていた連中は万死に値するな。

 

13.商店

地方ではすっかり衰退してしまった商店街が東京では幾つか健在で、若者文化を取り込んで混在する下北沢とか吉祥寺とか買い物以外でも面白いところがある。増田のおススメは赤羽で、昭和マーケット形式商店、カゴに小銭入れてゴムで吊るしている八百屋とかも健在で、新しい飲食店も沢山あって混在している。更に飲食店にやたらとテラスがあるのが特徴で日本じゃないみたいな感じになっている。小奇麗なカフェから昭和立ち飲み焼き鳥屋はしごとか出来る。

 

14.モグリ

人気講師がいる大学には偽学生モグリが発生する。在籍していないのに勝手講義を聴きに来るやつだ。大学によってはそれを止めるつもりもない。更に学外者が立ち入るのが当然のように大学内で展覧会を開催したりする。

 

15.TV

テレビ局は働く人が多いので企業城下町的なもの形成していたりする。いけ好かないギョーカイ風でもあるがTV地位低下とオフィス街と一体になった再開発などによりオフィス街と混じる形になって衰退傾向(例:TBS赤坂TV朝日谷町六本木

 

16.建築

近代建築も多く残り、有名建築家の作品も多い。中に入って素材の質感、施工の程度などを触って確認できる。隈研吾のなんか食傷気味でもういらねぇとか思ったりする。但しザハ・ハディッドのは無い…。

 

17.ホコ天

今までも歩行者天国は色々なサブカルチャーを生み出してきた。だが加熱しすぎて警察禁止されたり通り魔が起きたりと都度潰されるという道を辿ってきた。今ではフェアなどで自治体大道芸支援するような動きがある。

 

18.大学

身も蓋も無いが地方大学東京大学では学生生活の質が違うというのはある。東京大事なのは同質性の低さで、地方から出てきた者、エスカレータ組、留学生帰国子女が混在している。特に帰国子女は「似た外見を持った異人」であって同質的学校空間で育った学生異化作用を齎す。概ね彼らはその異文化経験によって判断基準を「みんながそう言うから」に置かず、成熟して大人びていている。帰国子女とも留学生とも邂逅しない大学というのは大学と呼べるのか。

 

19.ホームレス自殺

ホームレス日常的に遭遇し、自殺現場居合わせるなどの経験鉄道など)により、落伍への強烈な強迫観念が刷り込まれる。当然これはいいことではない。だが影響を強く受ける文化現象として外せないと思われる。

2023-07-30

やはり地方の人は東京文化というもの理解できていないのでは?

都心3区出身の本人だけど。

東京文化なんて単なる流行りモノじゃないか!みたいな意見が多くて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは海外から異文化との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが都市生活醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

美術美術館だけで見るモノじゃ、ないんです。(巡回展の例えは皆にわかやすく書いただけだよ)

東京"で"生まれ文化を、周回遅れで地方享受する。

そんな受け身体験こそ、消費であって文化ではない。

もしくは、京都奈良のような古都

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかくことの、どこか文化的なの?

まあ京都に4年住んでみて、かつての京都の深みのようなものが、ある程度までは現存していても、あとはもはや観光業界が生み出したファンタジーだって分かったよ。

京都サロン文化だなんて言うけど、東京サロン文化からね。明治維新の頃に、華族は皆東京に移り住んだの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

田舎の畦道を歩いたら蛙に出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの

あと、蛇足だけどガルシアマルケス短編集読むと過大評価だってわかるよ。

2023-07-27

東京に住んでない人って、どうやって文化享受してるんだろう。

都心3区に生まれて。

大学だけ京都の某大学に通っていた。(院はやはり東京)

関西でも、文化的趣味(美術音楽最先端海外文化など)って、けっこうキツかった。

大阪京都神戸を合わせて、東京の4割くらいのイメージ

最先端のものはほぼないし、日本上陸サムシングも、たいていは東京に3店舗くらい出来てから関西に来る。

もちろん、趣味の95%はカバーできるんだと思うけど、上澄みの5%は東京しかない。

言ってみれば、京都首都だった頃の一級品は京都しかないのと同じだ。

から東京に戻ってきたときは、ああこんなに恵まれてるんだな、としみじみ思った。

安くて美味しいご飯は多いんだけどね、関西は。

それで、社会人になってからだ。

地方出張に行くことも増えてきた。

そうすると、福岡だったり、仙台だったり、札幌だったり、熊本だったりと、それなりに栄えた地方都市に行くわけだ。

ここには、東京でやった展覧会巡回展も来てくれない。海外アーティストライブだってやらない。国会図書館だってない。

そういう場所暮らしている人って、どうやって趣味を楽しんでいるんだろうか。

大人になると誰しも、尖った趣味の一つや二つはあるだろうに。

辛くならないんだろうか。

まあ、東京だって印象派展が大行列

寂れた世界地方都市だけどね。

なんか、悲しくなってきた。


追記

東京文化なんて単なる流行りモノじゃないか!みたいな意見が多くて、すこし驚いている。

聞いてみたいんだけど。

いい?

地方の人たちのところまで降りてきた"文化"が、最初から"文化"として存在していたと思ってるの?」

まだ評価が定まっていない、新しいモノ・若いモノの中から未来コンテクストとなるような本物を自分の目で見つける。

自分と同世代の人たちのあふれる才能にビビりながらも影響を受けていく。

もしくは海外から異文化との邂逅。

そのスリリングさ。

文化って、そうやって生まれものでしょ?

そんな文化の創出を支えていくのが都市生活醍醐味だし、現場にいないと、感じとれない大切なモノってあるでしょ?

美術美術館だけで見るモノじゃ、ないんです。(巡回展の例えは皆にわかやすく書いただけだよ)

東京"で"生まれ文化を、周回遅れで地方享受する。

そんな受け身体験こそ、消費であって文化ではない。

もしくは、京都奈良のような古都

評価の定まったもの、枯れた文化の上であぐらをかくことの、どこか文化的なの?

まあ京都に4年住んでみて、かつての京都の深みのようなものが、ある程度までは現存していても、あとはもはや観光業界が生み出したファンタジーだって分かったよ。

京都サロン文化だなんて言うけど、東京サロン文化からね。明治維新の頃に、華族は皆東京に移り住んだの知ってるかな。

最後に、ちょっと他の人の記事に反応するようだけど。

田舎の畦道を歩いたら蛙に出会う。

素敵だけど、それは個人的体験であって、文化とは別の価値

文化とは、人の集まるところにしか成立しないもの

あと、蛇足だけどガルシアマルケス短編集読むと過大評価だってわかるよ。

2023-07-10

anond:20230710133831

ひと昔前にグローバル人材だの異文化なんたらだのって言葉流行ったろ。あれだよ。多少なりとも異文化経験海外経験があると何かと役に立つ場面は多いし、ますますそうなっていく。だからあんなに留学だなんだと海外経験をしたがる人が多いわけで。

2023-07-08

本来日本には存在しない“吸血鬼”というジャンルが度々アニメマンガの題材にされる理由

西洋文化の影響: 日本アニメマンガは、多くの場合西洋文化フォークロアからの影響を受けています吸血鬼西洋伝説文化に根ざしており、その魅力は日本クリエイターたちにも影響を与えました。吸血鬼を題材にすることで、異文化の要素を取り入れた作品が生まれることがあります

ロマンティックな要素: 吸血鬼ロマンティックなイメージや禁断の愛の要素と結びついていますアニメマンガにおいては、吸血鬼が美しい容姿不老不死の特徴を持ち、人間との禁断の恋や複雑な関係を描くことがあります。このようなロマンティックな要素が視聴者や読者を惹きつける要因となっています

ファンタジーの要素: 吸血鬼ファンタジーの要素を持つ存在です。ファンタジーは、想像力をくすぐる要素や非現実的世界観提供し、人々を魅了します。吸血鬼特殊能力や闘い、異世界の探求など、ファンタジー要素を取り入れたストーリー展開が楽しまれることがあります

ホラー要素: 吸血鬼ホラー作品においても頻繁に登場します。ホラージャンルは、スリルや恐怖を楽しむ人々に人気があります吸血鬼を題材にしたアニメマンガは、ダークで不気味な雰囲気や血にまつわる描写など、ホラー要素を取り入れた作品として楽しまれることがあります

これらの要素が組み合わさり、吸血鬼日本アニメマンガで人気の題材となっていると考えられます。ただし、個々の作品クリエイターによってアプローチ解釈は異なるため、幅広いバリエーション存在します。

2023-07-07

anond:20230707091808

あんなん些細な違いやろ

言うて近縁種やしな アメリカに行ったら韓国中国人なんて日本人と同じくくくりで身内やぞ そういうことを恥ずかしげもなく真顔で書き込めちゃう時点で異文化経験が浅いってもう分からんかな分からんのやろな

anond:20230707085826

異文化の衝突がないって思えるほど在日って溶け込んでるんやな

anond:20230707084606

俺はクルド人問題言及するのは初めてだし煽ったりしたこともないけど、教育でどうにかなるみたいなのもなかなか夢物語でめちゃくちゃ気の長い話ではあるよな

もともとアメリカに住んでたので向こうでも色々といざこざがあって、日本外国人問題が起きないのは差別心がないからみたいな話を見るたびに、単に(ほぼ)単民族国家でまともに移民とか受け入れたことないだけで、少し増えてきたら問題なんていくらでも起こるしアメリカの100年前が再現されるだけ(なのになんでアメリカとかヨーロッパに対して上から目線でいられるのか謎)とか思っていてそのとおりに推移しつつある

クルド人なんてそこら中の国で問題を起こしまくってるし、クルド人に限らず移民なんて歴史平和裏に共存できた例のほうが少ないのでは?と思う(言い過ぎか?) 特に異文化との衝突をほとんど体験したことのない日本で、上から目線でのおもてなしではなく共存対象として移民文化を吸収できるようになるには途方も無い時間がかかるやろ

2023-06-25

anond:20230625145154

人の気持ちがわからないのはASDだけでADHDは人の気持ちはわかる

ADHDだけならコミュニケーションのしかたは健常者と同じ

多動すぎて困ることはあれどADHDコミュニケーション自体障害されてるわけではない

一方ASD認知の仕方が健常者と全くちがうので、ASDと健常者のコミュニケーションはもはや宇宙人と話しているようなもの異文化交流と言って良い

から人の気持ちが判らない

併発も多いが割と明確な違いがある

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