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はてなキーワード: スラブ民族とは

2024-03-01

世界最高民族であるウクライナ人の偉大さを知っていますか?

・知っていた

・いま知った

詳しく説明します。

ウクライナは全スラブ民族の父です。ロシアポーランド起源とされている様々な文物は実はウクライナ起源です(例えばキエフ大聖堂壁画ボルシチを作ったりウォッカ蒸留するウクライナ人の壁画がありますね)。

ウクライナの元となったキエフ大公国は当時は欧州最大、白人最大の強大国で多くの小国朝貢していました。

しかしその後、ポーランド人・リトアニア人・ドイツ人デンマーク人スウェーデン人チェコ人ハンガリー人・ルーマニア人・モンゴル人・タタール人ロシア人に支配され農奴奴隷)にされ、女は性奴隷にされました。このように全ヨーロッパもっと被害者度が高いウクライナ人は全てのヨーロッパ人に対して道徳的優位性を持っています

ロシアウクライナ兄弟ロシアが兄という主張は完全な嘘 むしろウクライナが兄国

ポーランドウクライナ奴隷制や大虐殺謝罪賠償としてウ露戦争に協力しウクライナを助ける義務あり

バルト三国ルーマニアモルドバグルジアアルメニアスロバキアなど小国ウクライナを支える義務あり

・以上の理由からウクライナへの批判や疑問は全てヘイト 絶対に許されない反人倫犯罪である

2023-11-19

世界は変わった

いやほんとに。

どこに行ってもタバコ吸えない。びっくりよ。一気に進んだよマジでコロナのどさくさに紛れてこんなことしやがって。海外の話です。一箱1500円になるのはまだしもさ、吸う場所がねんだよ、どこで吸っても罰金可能性あるレベル安全喫煙場所がない。いやいやこれが世界の正しい方向性だと理解してます。正しいよ。俺のタバコ医療費を食うし、間接喫煙関係ない人をガンにする。すいません。だけどさ、、もうちょっと後かと思ってたの。

正義ものすごい勢いで広がってる気がする。禁煙正義だ。間違いない。でもコロナ前はここまで喫煙行為の撲滅は進んでなかったと思う。急激に進んでる。そこまでしなくていいじゃん、って、でもタバコは悪だから俺は何も言えないんだ。

それでさ、

世界のあちこち戦争ですよ。ロシアイスラエル戦争だ。それで、それぞれの国に正義があるんだ。ロシアスラブ民族連帯からしい。イスラエルは「全世界に同情されながら死に絶えるよりも、全世界を敵に回しても生き残る」って佐藤優が言ってたけど、それだ。

善良に暮らしているヨーロッパの一国にミサイルが撃ち込まれ、国を追われた難民たちの地域が地上侵攻され、病院乳児が次々と息絶えている。信じられないことが起きてる。その二つの侵略国とも、それを突き動かしてるのは、多分、正義じゃん。ロシアだって、そこまでやらなくてよかった。イスラエルだってあそこまで反撃しなくてよかった。でもそれは正義からさ。各国の穏健派も何も言えないんじゃないかな。

世界は変わった、コロナを境に。タガが外れている。それによる被害を大きく超えて正義が振りまかれてる。コロナ前は、世界をこのまま維持しようとする力がもう少しあったような気がする。それがなくなった。そんなように感じているんだ。

これでコロナ後の正義暴走は終わりなのか?まだ次があるだろうか。次に正義が突き抜けることで起こることはなんだろうな。

革命とかも起きるかもだけど、なんかそんなんじゃない気がするんだよな。

優生学とか危ない気がする。犯罪を起こすような精神病を根絶とかさ。そんなことあるわけねえ、、って言えない気がすんだよ。今の世界正義暴走を見てるとさ。ヨーロッパ侵略戦争が起き、ユダヤ人パレスチナ人絶滅戦争を仕掛ける。そしてタバコは吸えなくなる(ごめん)。そんな正義暴走の中で次に起こること、起きないように気をつけなければいけないこと、それは優生学暴走じゃないかと思うんだ。

気をつけようぜ。

2023-02-19

ロシアウクライナ戦争の開戦一年を前に

まもなく開戦から一年を迎える。

冷戦終結させ核戦争の恐怖から逃れた人類が祝砲とともに迎えた21世紀が、よもや侵略戦争とそれに伴う核戦争懸念に飲み込まれるとは誰が予想したであろうか。ここに至る経緯は長く複雑であって一冊の書物にさえ収まりきらないものではあるが、それが世に出るころには世間の関心は賞味期限切れを起こしていると思われるので、ここにその一部を記そうと思う。


そもそもウラジーミル・プーチンウクライナ併合をもくろむようになったのはいつのことだろうか。すなわち、民族的ロシア人保護というロシア社会における要求に甘んじず、かつてのロシア帝国的な全スラブ民族庇護者というアイデンティティ確立し、ウクライナロシア範疇とするべく模索を始めたのはいつのことだろうか。これは遅くとも2019年にはその転換は生まれていると考えられる。冷戦の勝者であったはずのアメリカトランプ政権の下で国際的威信を低下させ、アラブの春以降に生まれた膨大な中東難民ヨーロッパ社会疲弊させた。東に目を向ければ2008年の中露国問題解決をもって後顧の憂いを絶ち、和平条約こそ結べないものクリミア危機をもってしてもなお対露宥和政策を維持する日本を見る限り不安要因とはなりえない状況であった。そして、ウクライナにおいてさえ、2019年大統領選挙では対露強硬派ポロシェンコが敗退し、政治的には素人コメディアン出身ウクライナ語さえ満足に話せないゼレンスキーが対露宥和政策を掲げて当選するに至ったのである。むしろこの時にこそ、プーチンミンスク合意を超えたウクライナ併合という天啓を得たとしてもおかしくはない。彼の帝国に、およそ実現不可能侵略戦争妄執を諫める官衙が無かったことが、世界悲劇であった。

ロシア軍の当初の作戦は様々な面で事前の調査検討が不十分なものであった。もとより実現可能性も実効性もない目標を大真面目に検討しろと言う方が無理であろう。とはいえ杜撰侵略作戦はいかにして作られたのだろうか。これにはおよそ二つの側面がある。一つは、計画立案の手間を惜しんで集団安全保障条約(CSTO)加盟国内で政変が起きた際の介入計画を下敷きにしている面。もう一つは、プーチン個人が気に入るであろう要素を加えることで、彼個人が満足するように作られている面である。このため、作戦計画はもとより無理のある要求に非現実的企画で回答するという悪循環産物と化しており、2022年2月の史上稀に見る大失敗に至るのは当然のことであった。

プーチンはこれまでに2回、親露派内閣の救援に失敗している。ブルドーザー革命で当時ユーゴスラヴィア大統領であったミロシェビッチ保護できず、またマイダ革命でもヤヌコヴィッチ内閣を支え切れなかった。これを踏まえ、CSTO加盟国内で政変が起きた際の対応計画は、かなり真面目に練られていた。そのうちの一つが開戦劈頭のアントノフ空港攻略作戦の原型になっている。原型となった計画では、クーデターなどによって親露派政府が打倒されそうになった場合ロシア空挺軍部隊首都近郊の空港制圧して先行する特殊部隊とともに政府首脳部を保護し、これを空挺堡として首都や周辺の主要都市軍事拠点順次制圧していくという展開を想定している。

実際、ウクライナ侵攻の直前に起きたカザフスタン政変ではトカエフ要請を受けてロシア空挺軍によるアルマトイ国際空港を中心とした展開が行われており、一方の権力を奪われたナザルバエフ隣国キルギス脱出し、カント空軍基地プーチン政権奪還を支援してくれるものと待ちわびていた。権力闘争の結果は周知のとおりだが、仮にトカエフがより反露的な人物であれば結果は違っていたかもしれない。

ウクライナ侵攻計画においても、親露派大統領に対するNATO とりわけアメリカ主導のクーデターが発生した際の対応計画を元に、少数の特殊部隊と大規模な空挺軍を利用したアントノフ空港制圧とこれを拠点としたキエフ制圧計画立案されていた。この作戦の致命的な欠陥として、クーデターであれば存在していたはずのウクライナ国内の親露派有力者、とりわけウクライナ部隊ウクライナ保安庁内の協力者からの援護が十分に期待できない点が挙げられる。計画上は確かに彼らが侵攻開始と同時に蜂起する想定になっていたのだが、ウクライナ国内の親露派の多くはロシア軍の本格侵攻を信じてはおらず、投下された膨大な準備資金個人的な利益に帰してしまった。さらに、開戦直前に至るまでアメリカによる情報公開攻勢が行われたため、ウクライナ国内の親露派との連絡調整を職掌に収めていたロシアFSB第五局は情報漏洩を恐れて正確な開戦日時を伝達せず、結果的2月24日は(開戦日は教えてもらえると思い込んでいた)親露派に対する奇襲となってしまった。この、事前連絡のない開戦とロシアによる一方的な協力への期待は、数字としては出ていないが、民族的ロシア人あるいは経済的恩恵といったものを背景とした親露派の翻意を大いに促し、以後のロシア軍を大いに苦しめることとなる。

また、本来であれば、制空権の確保と空挺堡の構築、地上部隊の侵攻は十分に連携の取れたものでなければならない。しかし、ロシア政府内では侵攻作戦プーチンの「お戯れ」であるとみなされていたため、作戦計画の内プーチンが喜びそうな内容、具体的には前述のアントノフ空港への奇襲といった派手な作戦ウクライナ全土制圧後のロシアへの併合宣言といったハイライトのみが詳細に検討され、それ以外の点については何ら考えられてこなかった。例えば、アントノフ空港制圧した空挺軍部隊と合流するためにベラルーシから地上侵攻を行う必要があるが、チェルノブイリ原発周辺の森林地帯を通過する際の計画東部軍管区のある若手士官図上演習課題として丸投げされ、提出された素案を元に別の将校が大規模演習の名目で具体的な計画に起こしていたことがわかっている。想定された場所以外では戦闘妨害が起こらず、また演習名目であったために部隊の移動は迅速に進むという前提で計画が確定してしまたことが、キエフの戦いにおいて裏目に出てしまった。同様にロシア空軍も、地上軍との連携が乏しく長期の作戦計画立案されていないなど、全面戦争を想定したものとは到底言いがたい状況であったのには、このような背景があったのだと見られている。

戦前年にもロシア軍はクリミア半島などにおいて大規模な動員訓練を行っていたが、プーチンが本気であると知らない者には、これら人員物資の集積はあくまウクライナおよびNATO に対する威嚇として理解されていた。事情を知る者は当初計画があまりに楽観的であることに懸念を示していたものの、FSB第5局の人員の多くは親露派ウクライナ人の協力が当然あるとして疑わなかったし、またある者はプーチンが本気でウクライナ侵攻を計画していると認識していなかった。何より、プーチン本人が自分に気に入られるべく作られた即興作戦計画を「狙い通りに」気に入ってしまった。平たく言うと、ロシア軍としては侵攻計画の前提となる環境整備は対外諜報活動を所管するFSB が行うことが大前提であり、しかFSBはその軍事侵攻に十全な準備をできていなかったのである本来なされるべき長期的な見通しの欠如は、未だにロシア軍を苦しめている。


もう一方のウクライナ側の防衛計画についてはどのようなものだったろうか。戦前ウクライナ政府および軍が想定していたロシア軍の侵攻計画は以下のようなものであった。まず、ドネツクルガンスク人民共和国(D/LNR)との停戦ラインにおいて大規模な衝突を起こす。これを受けてロシア政府ウクライナ政府に即時の停戦撤退要求する。ウクライナ政府拒否した場合ウクライナ軍による民族浄化作戦からロシア住民保護」を名目ロシア軍による大規模な空爆を行う。空爆によってウクライナ政府降伏しない場合地上軍による侵攻を行い、かつてノヴォロシアと呼ばれていた民族的ロシア人の多い地域制圧する。これらの地域はD/LNR と同様にウクライナ国内の(EUNATOへの加盟を拒否できる)自治州として温存し、長期的にはこれらを通じてウクライナを間接的に支配する。このプロットは明らかにコソボ紛争における欧米の介入の経過をなぞったものだが、ウクライナ軍はプーチン個人的な欲求からNATOに対する当てつけとしてこのような展開を望むと考えていた。ロシアが率先してウクライナに侵攻するのではなくD/LNR が優位な戦況を作り支配地域を広げる体裁をとることが国際的批判回避する方策であるため、国際社会による仲裁拒否民族浄化を続けるウクライナへの懲罰的攻撃という方便を生み出すよう布石を打っていくのである。前提として、ウクライナ国内クーデターのような政変が無く、ロシアからエスカレートを仕掛ける場合を想定すると、このような順で進むと想定するのは合理的である

問題はこれがどの程度のスピードで進むかであるが、ウクライナ軍の想定ではコソボ空爆と同様に開戦から地上侵攻まで最大3か月程度の時間的猶予があると考えていたようである。今を思えばのんびりした想定であるが、ロシア陸軍各部隊は徴集兵を少なからず含んでおり、これらは法律上ウクライナ派兵できないため、全面的戦争を始めるには予備役招集と訓練が必要であると見られていた。したがって部隊の充足率を高めるのに必要時間がある程度は期待できたのである。このタイムラグの間は空爆ドネツクルガンスク両州が主な戦場となる。そこで、ウクライナ軍としては東部陸軍の主力を集中させてD/LNRとの停戦ラインを堅持することで大きな損害を与え、ロシア本体が参戦するまでに東部戦線を安定化、あわよくば地上侵攻を思いとどまらせるという方針が定まっていた。また、この時、クリミア半島やベルゴロド州からロシア軍が侵攻してくることが考えられたが、ここは動員した予備役領土防衛隊国境線を維持することとされた。長期的な見通しはさておき、ウクライナ軍にとって主眼はあくま東部戦線であり、停戦ラインから20km の範囲で多数の陣地構築を行っている。隣接するヘルソンザポリージャハリコフの各州での陣地構築は開戦後住民避難と並行して行う予定であったと考えられる。

もし、開戦に先立ちウクライナ軍が上述の想定の元東部戦線への戦力の集中を行っていた場合、図らずもがら空きのキエフロシア空挺軍殺到していたことになる。では、ウクライナ軍はどこで引き返したのか。最も有力な説は2月21日のロシアによるD/LNRの独立承認の直後であろうというものである。前述のような経過をたどるには、D/LNR がウクライナの一部という立場のままロシアミンスク合意の履行を強制する状況になければならない。両地域独立承認してしまった場合、D/LNR や民族的ロシア人が優位な支配地域を中心とした間接的なウクライナ支配という筋書きと整合しなくなる。また、東部戦線におけるD/LNR の攻勢が想定よりもだいぶ弱く、ロシア軍が両地域へ展開している部隊数も想定をかなり下回っていることからウクライナ軍では当初想定とは異なる侵攻計画がある可能性を認めざるを得なくなった。この時、米国から情報によればロシア軍の侵攻計画長大国境線での一斉攻撃であった。残念ながら、ロシア軍が主体的に全面侵攻を仕掛けるという情報ウクライナ軍は信じることができず、さりとて東部戦線へ部隊を急派する必要もない状況を踏まえ、ウクライナ軍は部隊移動を取りやめ、部隊位置を秘匿したうえで数日待機、すなわち様子見することとした模様である結果的に、キエフ周辺には開戦直後のホストメリ空港一時的にせよ防衛するのに十分な戦力が残っており、第一機甲旅団チェルニゴフ州でドニエプル川左岸防衛することができた。一方で、南部においては部隊移動が混乱をきたしてしまい、クリミア半島との境界に当たるペレコープ地峡からメリトポリ付近に至る広い範囲守備部隊のいない状況となってしまった。もしこの地域担任する部隊が移動前であったならば、事前準備の不徹底なロシア軍の南部からの攻勢すら頓挫していた可能性がある。

開戦初期の戦況はこのような状況から作られたが、その後の展開は周知のとおりである

2022-03-27

ロシア人もっと突っ込んだこと聞いてみたかブクマカに教えてやる

前編https://anond.hatelabo.jp/20220327224432

3/21

友達アメリカは今でもウランロシアから買っている。ロシア軍事力ある意味認めているのだ」

増田「それが軍事力を認めたってことになるの? ただウランが取れるってだけじゃない?」

友達「そうだね」

増田「(何を納得したんだろう)」


3/20

増田ロシア中東歴史的につながりはあるの?」

友達モンゴルが300年間ロシア支配していた」

増田「ああタタールくびき。でもモンゴルって中東だっけ」

友達中東だ」

増田「(……)」

増田「(あーなるほど、モンゴル帝国は中東を版図に収めてたこともあるのね)」

友達「他にはあまり覚えていない。露土戦争最近シリア内戦くらいだ」

増田「そう。文化的に近いところはあるの?」

友達「同じロシアでも文化が違うからなんともいえない。なにしろ広い。

シベリアはいつも東側だった。ずっとモンゴル中国などアジアとは密接な関係にある」

増田朝貢とかしてたの?」

友達「tribute to what?」

増田「(してないようだな)」

友達シベリア歴史の半分はSiberian khanateだ」

増田「そう(シビル・ハン国っていうんだ。へえ、地域名の由来もモンゴルなのね)」(注:増田世界史あんまり知らない)

友達「その後シベリアコサックでいっぱいになった。ただいつも中国とは関わりが深かった」

増田「そう」

友達日本シベリア征服しようとしたこともある。シベリア出兵だ」

増田「あー。聞いたことはあるけど内容は知らない」

友達ロシア内戦が起こっている隙に日本シベリアを奪って緩衝地帯にしようとした。

これでシベリア経済崩壊し、日本孤立した。今のロシアのように」

増田「それまでシベリア経済はよかったの?」

友達シベリアはそれでもロシアの一部だったし、赤軍内戦に勝ったときシベリアを多少は良くしようとしていた」

増田「そう」


増田ロシアの人の下の名前って全部決まってて新しく作らないんだね」

友達「そうだ」

増田「●●さんの名前もそうなんでしょ」

友達「ああ」

増田日本だとこうじゃないからさ。歴史上の人物とか見ててもかぶる名前の人はあまりいない」

友達「そうか」

友達ロシア名前のうちいくつかは時代遅れになったり、古すぎて新しい言葉に馴染まなくなったりした」

増田「(言葉に馴染むってなんだ…?)」

友達「いくつかは禁忌となった」

増田「へー面白い

友達「たとえばadolfなどだ」

増田「高貴なる狼。意味も音も字の見た目もカッコよくて好きだなあ。とはいえこういうカッコよさの感覚は私と別の言語圏に住む●●さんでは違うんだろうな」(注:言語圏以前に個人差もあるのは見逃してほしい)

友達「だがその名前は殺されてしまった」

増田「いつか復活する日はくるのかな」

友達「来ない」

増田「断言するのね」

友達「する」

友達「Adolf Freidbergというロシア作家戦後Arkadiy Davidovichに改名せざるを得なかった」

増田苗字も変えたの?」

友達ドイツのもの戦後ソ連で嫌われた」

増田「ああ…」

増田「ВладимирとВолодимирは見たところ同じ名前だよね?」

友達「そうだ」

増田プーチンとゼレンスキー名前が同じなのはちょっと感じ入るところがある。今後どういう扱いになるのかなあ(聖と邪をあわせもつなんかすごい名前とか?)」

友達「これはごくありふれた名前から特に何もならないだろう。adolfは多少珍しかった」

増田「そうか」

増田「(なるほど、なるほどね……。これをつまらないと思うのはローマ剣闘士を見て楽しんでいた市民と同じ心性なんだろう)」

増田「(そういえば民主主義独裁とは理論上は相容れない物ではないというか…代議士が1人しかいなくて任期も長い民主主義というのはありうる。それは別に独裁じゃないけど。どうせ大衆心理が1人の英雄を追い求めてしまものならば、最初から独裁に似せておけばむしろ本物の独裁になりにくかったりしないだろうか)」

増田「(……)」

増田「なんだよスペインには今もアドルフいるじゃん!!」


友達ウクライナ人の一部は馬鹿ロシア人と同じだ。日本人のことを『ジャップ野郎』『目が細い奴ら』と呼んでいた」

増田「ゼレンスキー核兵器には触れたんだよ? 核兵器を知ってて広島長崎を知らない政治家がどこにいるっていうの? いや、いるだろうけど」

友達「惑わされないでくれ。ウクライナ人ロシア人に大した違いはない。彼らも人種差別者になりうる。今回は彼らが被害者だというだけだ」

増田安心してよ、惑わされてなんてない。

(これのことかhttps://jp.reuters.com/article/ukraine-discrimination-students-idJPKBN2L40H8 )」

友達「それでも私はウクライナの人々の悲劇に心を痛めている。この無価値戦争は誰も幸せにしていない」

増田文化も血もすごく近い国の人たちの性格がそんなに違うわけない」

友達ウクライナ人は彼ら自身ロシア人と区別しようとしている。『ウクライナロシアじゃない、我々は兄弟じゃない、ロシア人はすべて切り刻まれるべきだ』と。

ウクライナにも西洋もも幻想は抱いていない。小さい頃はアメリカ世界一素晴らしい国だと思っていたが幻滅するばかりだ。アジア人は正直者だ」

増田「悪いけど私は基本的に嘘と隠し事で生きてきたんだ」

友達「全体的な傾向のことを言っている」


3/23

増田悪魔みたいなジャケット着てみたいけど多分似合わないだろうな」

友達「誰に?」

増田同時通訳日本語にとても不慣れに聞こえる」

友達「そうみたいだ」

増田「ざけんなゼレンスキー

友達「"screw you, zelensky"?」

増田「(よう道徳小人間。ところであれは『国土は最大なのに道徳は最小』だからなんか面白くなるけど仮に『国土も最小だし道徳も最小』だったら他の面積が小さい国々から嫌がられそうなの非対称だ)

うん。ていうか●●さん演説聞いてたんだ。あい原爆についても空襲についても何も言わなかったよね?」

友達「ゼレンスキーNATO戦争に引き入れたがっている。つまり第三次世界大戦だ」

増田「そうみたいだね」

友達NATO馬鹿ではないからそれはわかっている。 プーチンNATOが参戦を決めたら核を撃つと言った」

増田「それがゼレンスキー原爆についても空襲についても何も言わなかったことになんか関係あるの?」

友達「かもしれない。ゼレンスキー発言はどれも同じような内容だから最近は聞いていない。いつもNATOに飛行禁止区域武器供与を求めている」

増田「そういえば聞いてわかるの? 日本語にはそういう言語ないんだよね」

友達ウクライナ語は聞けば8割か9割くらい理解できる。ロシア話者はみんなウクライナ語がなんとなくわかるし、なんならポーランド語ちょっとはわかる」

増田「そう。日本語圏ネットはゼレンスキー演説でもちきりだよ」

友達「正直なところゼレンスキーはどう見ても西洋の駒だからまり興味がない。言動運命も知ったことか。

それよりもウクライナロシア一般市民の身を心配している。ただ早く戦争が終わってほしい」

増田「●●さんがゼレンスキーに興味がないのはわかったけど喋らせてよ本当に腹が立ったんだ。

ゼレンスキーアメリカ議会で真珠湾の話をしたんだ。

これはわかる。宣戦布告なしで攻撃を仕掛けるのは国際法違反からその真珠湾の怒りを思い出してくれというのはよくわかるさ(日本軍はほかにもいろいろやらかしてるし)」

友達「ゼレンスキーNATOを参戦させるためならなんでも言うだろう」

増田「でも民間人を襲った原爆空襲だって国際法違反だ。どうして『原爆を思い出せ』『広島長崎を思い出せ』がないんだよ。これじゃ不公平だ」

友達ウクライナ人も、そして多分西洋人もそれのことを大して気にしていない。彼らがした他の戦争犯罪と同じように考えているのだろう。歴史は勝者によって書かれる」

増田「これがもし仮に日本の落ち度を批判してきたなら納得したんだよ。日本政府北方領土を取り返そうと20年くらい無駄な援助を重ねてきた前科がある。

そこを糾弾して強く改心と協力を求めてきたなら空襲原爆に触れなくてもきっと納得してた。なんでだろうね?

(そういえばドイツだって大量にソ連移送される被害を受けたことがあるんだからこちらに言及することもできたのにあくまドイツの加害のことを言ったんだった)

でもゼレンスキー日本をおだてて持ち上げてずっと友好的な態度だったにもかかわらず触れなかったんだ。それがすごく侮辱的で軽んじてると思った。口先でお世辞は言って、日本人への赤い血がしたたるような感情は見せてくれなかった」

友達北方領土日本にあげたい」

増田「この売国奴が」

友達まさか。私の心を捧げた国を売りはしないさ」


3/24

友達制裁が終わらないと日本に行けないことに今気がついた。銀行一定の残高がないとビザが作れないのに銀行制裁にあっているからできない」

増田「ああ(制裁銀行カードは複雑すぎてなにがなんだかよくわからない)」

友達制裁がこの先解除されるかどうかもわからない」

増田「他の国もダメ?」

友達「どこもロシア人を求めていない。カザフすら国境を閉じてしまった」

増田「あれ? 私がどうやっても無理な感じ?」

友達結婚していれば出られただろうな」

増田「本当にダメなの? どうやっても?」

友達「いくつかの企業従業員国外脱出させる手助けをしている」

増田「じゃあ私がそっちに行くのは」

友達飛行機が飛んでないい」

増田「(ならどこかの国経由で……)陸路は?」

友達「もしかすると、あるかもしれない」


3/24

増田スーパーに物はある?」

友達砂糖以外なら大体」

増田「(ネットで見たの本当だったんだ)」


3/24

増田ウクライナの人々はロシアがどういう扱いを受けることを望んでいるか気になっている。人々というか政府というか」

友達ロシアは死んでほしいと思ってるだろう」

増田「疑問点は2つある。一つは国民同士の関わりが深いこと。●●さんにもウクライナ人友達がいるだろう」

友達「今やほとんどのウクライナ人ロシア人を憎んでいる」

増田ロシア人が全員死ぬボタンがあったとして●●さんの友達は押すだろうか」

友達「押さない」

増田「なんでそう言い切れる」

友達「そういう人ではないから」

増田「(しまたこの人は命の価値は誰でも一緒とか言ってるんだった。私としては『ロシア人の家族や友人や恋人がいるウクライナ人ロシア人全体が嫌われるのを望まないだろう』……『友達は私を殺したくないかボタンは押さないだろう』の意味で言ったけど●●さんは多分『友達は人を殺したくないかボタンは押さないだろう』の意味で言ってて話が通じてない)

二つ目ロシア人とウクライナ人が似ていることだ。日本人と中国人と韓国人がよく海外でごっちゃにされてるようにロシア人とウクライナ人区別もつかないだろう。ロシア人が嫌われるとウクライナ人とばっちりを食らいかねない」

友達「だからそのボタンを押すウクライナ人はそこそこいるだろう」

増田「なるほど(中途半端に殺すと民族対立になるが全員殺してしまえば丸く収まるのはアメリカ黒人ネイティブアメリカン――全員は殺されてないが――を見ればすぐにわかることだ)」


3/25

友達IT技術者のロシア国外への移動が禁止される」

増田「そう」



例をあげるならば、ロシア政治指導部は、きわめて当然のことながら、外国勢力さらには具体的にどのような組織個人ロシアの弱体化を狙って行動しているかに、関心を持った。この問題に関する正しい答えを出すことはきわめて重要である。EISは、この問題について詳細な調査分析を行ない、「現在のところ、米国及びその他の先進西側諸国国家政策にはそのような方針を示すデータはない」と政治指導部に報告した。(「クレムリンの5000日」エヴゲニー・プリマコフ著 鈴木康雄訳)

彼がEISの長官を務めたのは1991-1996年です。

西側諸国ロシアへの方針について恐らく世界で最も詳しかった人のひとりでしょう。ただ本当のことを書いているかどうかは私には判断できかねます

この時代の他の国家の状況についての情報も知るべきでしょうが、さきほども書いた通りこの回顧録すら読み終えられていません。


anond:20220314114812

増田国葬もやってたみたいだけどなんで今まで死んでたこと知らなかったの?」

友達政治家などどんどん変わるのに全員わかるわけがない」

増田国葬ってすごく大々的に報道されるもんじゃない?」

友達「そうでもない。普通ロシア人は政府なんかに興味がない。

テレビ最後に見た国葬エリツィンので、最後に見た普通葬式マイケル・ジャクソンのだ」

増田「(うちの学校では今のマイケル・ジャクソンは96代目とかいう噂が流れてたなあ)

そうなんだ。なんでエリツィンのは報道されたのにプリマコフのはされなかったんだろう」

友達エリツィン大統領だったがプリマコフ首相だった。それにプーチンプリマコフを好きではなかった」

増田「なんで嫌いだったと思うの?」

友達プーチンパラノイアだ。あの長いテーブルは知っているか?」

増田「知ってる知ってる。なら国葬したり銅像建てたりしてるのは見せかけのポーズなのかな?」

友達「もちろんだ。スターリンが死んだ時からずっとそうだ」

増田「そうなんだ」

とはいえ友達ほとんどテレビを見ないらしいのでテレビに関する情報は怪しいと思っています

BBCでもロイターもついでにNHKでも、ロシア国外ニュースいくらでも読んでいる人なので恐らくたまたまでしょう。

メディア規制については確実に私より詳しいので安心してください。


anond:20220315124930

(1)友達の話を聞くに相当小さい頃からずっと英語ロシア国外ニュースを見ていたらしいので多分プーチン万歳と思ったことがほぼなさそうです。

(2)もし友達がその方法を知っていたら、聞かなくても教えてくれているでしょう。


anond:20220319004812

1)答えではありませんが、エロ同性愛イラスト普通に載っているのを不思議に思っています。あれ匿名ですらないのに。

2)小中高一貫は初めて知ったときびっくりしました……。

前編にも書いた通り、彼はロシア人はウォッカビールも飲むものだと思っているようです。

増田「失礼な質問かもしれないけど聞いてもいいかな」

友達「いい」

増田「『英語など外国文化を知らないようなロシア人はあまり謝らない傾向がある』と聞いたんだけど本当にそんなことがあるの?答えたくなければ答えなくてもいいよ」

友達「まともに教育を受けていなかったりしつけられていなかったりするロシア人は謝らない。外国文化とは無関係だ」

増田「ふーん 他の国と大して変わらないだろうということでいい?」

友達「変わらない。russians are the same as everyone else」

増田「そう」

友達英語話せるやつではないやつたちとも接点が多いようです。

ただし在露邦人あなたのほうが信頼性が高いかもしれませんね。私にはわかりません。

ところで、友達はごく当たり前のように人に謝ります


anond:20220313160453

スラブ民族がどうこうとか正教会がどうこうとかについては友達からは何も言われていません。


anond:20220313152839

「オルブライト? へー初めて聞いた」と思っていたら亡くなりました。

それはともかく面白そうなので Permalink | 記事への反応(3) | 22:43

2022-03-19

ウラジーミル・プーチンの名の由来

キエフ大公国キエフ大公ウラジーミル1世(Vladimir the Greatからなのは言うまでもないんだが、これだけだと単に過去偉人しかない。

だがウラジーミル1世キリスト教国教化したので同教の聖人となり、更にロシア守護聖人となっている。

守護聖人としてのウラジーミル1世は「キエフウラジミール(Vladimir I of Kiev)」という名で呼ばれる。

その為にクリスチャンネームとして名づけに使われるようになった。

ソ連邦時代宗教基本的禁止または抑圧されていたが、ミシェルなど命名にはキリスト教由来の名前が使われていた。

 

サンクトペテルブルグ近くのノヴゴロドにあるロシア建国一千年祭記念碑では一番目立つ位置ウラジーミル1世像がある。

当然、ウクライナキエフにも 聖キエフウラジミール由来のものが沢山ある。

ルーシ」を巡る歴史修正主義

ルーシノルマン系、つまりバイキング勢力スラブ民族圏に侵入したもので、キエフ公国もその代表格。

しかウラジミール1世バイキングを率いて戦い、彼らを植民させる政策を行った。

 

ところが近代になるとロシア民族主義が勃興、ノルマンバイキング由来説が否定されるようになった。

これはソ連時代にも発展し、共産党機関紙などの宣伝を通して国定歴史となっていった。

しかソ連って本当に何だったのか?こういう覇権民族主義にも背を向けるのがマルクス思想だったんじゃねーの?

 

プーチンと元KGBカルト保守のお友達ロシア国紀みたいなのにやられちゃったのにはこの辺の背景もあるんでないのけ?

ロシアオリジンに自らの名の由来のキエフの聖ウラジーミルを重ね、一方でバイキング由来の部分は都合よく無視する。

だとしたら親は罪作りだ。もっと穏当な聖人名前はあったろうに。

本人の方も、「静香」なんてお淑やかで女性的な名前を親に貰ったのに、全然かにしてなくてうるせーわ、男社会警察組織上り詰めた上に政治家になるわ、高速道路走行中に石原慎太郎喧嘩して車から引きずり落として高速の路上放置するわと親の心なんて全然知ったこっちゃない亀井を見習ってほしい。

2022-03-16

増田によるロシアウクライナ戦停戦への道筋

ポーランドなど東欧3カ国首脳、ウクライナ首都訪問 | ロイター

https://jp.reuters.com/article/ukraine-crisis-3-idJPKCN2LC23Z

昨日のニュースだ、東欧三か国の首脳が直々にキエフ(キーフ)に赴きゼレンスキーウクライナ大統領会談を持った。
このニュースを見て、戦地に赴く三か国の首席は度胸がある、と感じた人も多いだろう。
だが、この席で、そしてこの席の裏で何が話し合われただろうか?

ここに、現在ウクライナにおける戦争ロシアによる侵攻を止めるターニングポイントがあったのでは? と増田は思うのだ。
突拍子もない絵空事としてひとつ考えてみてほしい。

次に打つべき手は、

  1. 今回の三か国とウクライナを筆頭に、NATOとは別の旧東欧諸国を中心とした相互防衛協定を立ち上げる
    1. 加盟国は、
      1. ウクライナと、ウクライナ国境を接するポーランドスロバキアハンガリールーマニアモルドバ
      2. チェコオーストリアスロベニアクロアチアボスニアセルビアブルガリアなどの旧東欧諸国可能な限り
      3. エストニアラトビアリトアニアバルト三国
      4. ロシア国境を接するフィンランドノルウェー、何ならスウェーデン
    2. ドイツフランスなど旧西側NATO諸国スカンジナビアを除き加盟させない
    3. 東方ロシアからも、西方NATO主要国からの侵攻を許さず(南方イスラム諸国からも…)、相互防衛にあたる
    4. ただし、NATOとの掛け持ちは可能
    5. 加盟はともかくトルコにも協力を仰ぐ
  2. ワルシャワか、ゼレンスキーが動けないのであればキエフ(キーフ)で条約に電撃調印
    1. まり新・ワルシャワ条約機構(ロシア抜き)を立ち上げる
  3. ロシアに対し、ウクライナ侵攻の即時停戦撤退を求め、否定すれば加盟国の即時参戦を通告する
  4. 停戦後、速やかに加盟国による平和維持軍ウクライナ派遣
    1. 停戦監視紛争解決国民選挙支援などを行う
    2. ウクライナ難民帰国復興支援する

という感じだ。
NATO/EUの加盟条件などは良く知らないので差しさわりがあるかもしれない。スカンジナビア諸国を含めるかは駆け引き材料になるだろう。

当然、ロシアはプチ切れして新加盟国への直接攻撃や核カードを振りかざしたり、戦術核を使ってきたりもするかもしれない。
もし、そのように急激なエスカレートが行われれば、今度はNATOの出番になるだろう。
ようするに、ロシア西欧諸国との間に緩衝同盟を立ち上げるわけだ。そして、停戦交渉への駆け引きに段階を設けることができる。

ロシアから見れば、実質的にはNATOの株組織ではないか、ということになるが、名目上、ロシアに侵攻する意図が低い緩衝地帯ができた、と国内アピールすることはできる。このままこじれて、この戦争NATOが介入したり、引っ込みがつかなくなって核戦争突入したりはしたくないはずだ。
スラブ民族からは遠いが、かつての子分たちが嫌だっていうなら、しょうがねーな、で軍を引く建前ができる。ウクライナNATO軍も駐留しない。
東欧諸国にとっても、このままウクライナロシア属国もしくはロシア領となれば、次に矢面に立たされるのは自分達だ、モルドバなどはもう国を出るか迷っているという国民の声を伝えるニュースが流れている状態だ。

もちろん、新加盟国国民は、ロシアが侵攻を拡大し自国危機に陥るリスクが少なからずあり腹をくくる必要はある。しかし、現実的ロシアにはもうそんな国力は残っていないのではないか?

個々の加盟国軍事力ではとてもロシア太刀打ちすることはできないが、現在の膠着したウクライナ国内へ参戦すれば、おそらく戦局を逆転しうる力にはなる。
ポーランドハンガリーは既に一部近代的な西側装備の導入も進んでいるため、参戦とあらばアメリカ西欧諸国ウクライナ戦線にさらなる近代装備を注入する可能性も飛躍的に広がるだろう。
ロシアクリミアでゴネるようなら、「なんならカリーニングラード独立にも御助力するが?」と匂わすこともできるだろう。ベラルーシに至っては、ロシアについたばっかりに周りを囲まれガクブルだ。

この戦争で、ロシアは依然強大な力を持つ大国ではあるが、平気で嘘をつき国際法を守らず、何をしでかすかわからない無法者であり、軍隊も統率がとれておらず通常戦力は恐れていたほど怖くはない。という化けの皮が剥がれてしまった状態だ。
ただし依然として長距離ミサイルや核は持っている。何をするかわかったものではない、という意味では引き続き油断はできない。しかし、食料・資源エネルギー供給国でもあり、平和に仲良くやっていけるなら良き隣人でありたい相手のはずだ。

起きてしまった戦争は元には戻せない、覆水は盆に返らず、ウクライナ人達のロシアに対する感情はもう絶望的だ。ロシアウクライナ属国にしたところで、手に入るものは少ない。
このまま戦争を続ければロシア軍はゴリゴリと戦力を削られ、アメリカの思うつぼだろう。
今は、ふるってしまった鉾をいかにおさめ、被害を最小限におさめて撤退するための口実が必要なはずだ。
東欧諸国による新・ワルシャワ条約機構(ロシア抜き)は、そのための呼び水になるのではないか?

まぁ、それでプーチン大統領が納得するかというと、それが一番の問題なわけだが。


増田によるウクライナ紛争調停案(過去エントリ)
anond:20220126233142

2022-03-13

anond:20220312204919

EU加盟国、旧ユーゴ圏で加盟が認められているのはスロベニアクロアチアだけだけど、それがスラブ民族差別だと言うのは全く理屈が通らない。

スロベニアクロアチアスラブ人であり、ただし、カトリックが多いと言うだけだ。正教会差別と言うならまだしも、EU加盟国でもギリシャブルガリア正教会なのでね。

単純に、他の旧ユーゴ圏は加盟水準を満たしていないだけだ。スラブ人でもカトリックならばスラブ人ではないのか?

からロシア人ポーランド人チェコ人に酷いことをしても気にもしていないのか?

一人当たりGDPだけとっても、セルビアスロベニア33%でしかない。EU最貧国ブルガリアの7割でしかない。しか法制度等もセルビアはまったく追い付いていない。

EU加盟国に関するこのロシア人が言っていることは妄想水準で出鱈目だけども、こんなのに乗せられる日本人おバカさんもいるものだね。

2022-02-12

ウクライナ危機の原因、よくわからんかったけどこの記事見たらわかり

やすかったよ~

https://toyokeizai.net/articles/-/507676

ロシアウクライナに執着する理由は大きく2つあると考えられる。1つは国家安全保障に関するもので、もう1つはロシアウクライナ歴史的文化的親近性に関係するものだ。

国家安全保障に関してロシアは、よく報じられているとおり、ウクライナNATO加盟阻止が主たる目的である隣国ウクライナロシアの抑止を目的とするNATOに加盟することで、ロシア安全保障が脅かされるのを防ぎたいということであり、シンプルでわかりやす論理である安全保障観点から見れば、ロシアウクライナにおける影響力を確保し、自らの勢力圏にとどめようとしていると見える。

しかし、ウクライナNATOに加盟しようがしまいが、この期に及んでロシア勢力圏にとどまるとは考え難い。さらに、ウクライナ集団防衛の国際組織であるNATOに加盟することがロシアにとってどの程度の脅威になるかといえば、ロシア侵略意図を見せない限り、NATOロシア攻撃することはありえない。

実際、ロシアNATO加盟国であるフランスドイツとは良好な関係を築いており、特にドイツとの間では、アメリカヨーロッパ諸国懸念に抗してガスパイプライン「ノルドストリーム2」を開通させようとしているほどである。また、ヨーロッパ以外の唯一のNATO加盟国であるトルコとの関係も良好であり、トルコにとってのロシアアメリカと並んで主要な武器の購入国である

また、軍事力の大きさで比較しても、ウクライナロシアにとって大きな脅威になるとは考えられない。ウクライナ兵員約25万、戦車2500台、装甲車両1万1435台、自走砲785基であるのに対し、ロシア兵員約100万、戦車1万3000台、装甲車両2万7100台、自走砲6540基とされる。

NATOが喉元まで迫ってくる?

それでもロシアウクライナNATO加盟を恐れる安全保障上の背景には、ウクライナロシアNATOポーランドルーマニア)との間に位置しているという事情がある。

ウクライナが加盟すれば、NATOロシアの喉元までやってくることになる。ただし、2004年NATOに加盟したバルトエストニアラトビアもまた、ロシア国境を接しているのであるバルト諸国ロシアにとっての安全保障上の脅威となっているだろうか。必ずしもそうとは言えないだろう。

では、ロシアウクライナ特別視するもっと重要理由は何か。それはウクライナとの歴史的文化的親近性とそれに伴う近親憎悪にあると考えられる。

近代国家としてのウクライナ国家1991年ソ連崩壊後、初めて国家として成立した非常に若いであるが、歴史的に見れば、ロシアを含む東スラブ民族発祥の地である。つまりロシア人はウクライナ自分たちの一部と感じている。

一方のウクライナ人はロシアではなくウクライナとしてのアイデンティティを持っており、この双方の認識の違いが問題なのであるロシアによるウクライナへの執着は大きく、ウクライナロシアへの思いはほとんどないというわけである。この関係一方的片思いに例えてもあながち間違いではないだろう。

2020-10-10

異端の鳥』をネタバレありまくりレビューする

ネタバレありまくりだよ。ネタバレ嫌ならそっ閉じを願うよ。

 

異端の鳥』とは?

僕はパンフレットも買わず事前情報も得ずに見たので、Wikipediaが一番簡潔で良かったのでコピペするよ。

異端の鳥』(いたんのとり、原題:Nabarvené ptáče / The Painted Bird)は、2019年制作チェコウクライナ映画

第二次世界大戦中、ホロコーストを逃れて疎開した1人の少年が、様々な差別迫害に抗いながら強く生き抜いていく姿を描く。ポーランド作家イェジー・コシンスキ原作の同名小説映画化。第76回ヴェネツィア国際映画祭ユニセフ賞受賞。R15+指定

なお、本作の言語には舞台となる国や場所特定されないよう、インタースラーヴィクという人工言語が使われている。この言語映画使用されるのは史上初めてのことである

第32回東京国際映画祭ワールドフォーカス部門では「ペインテッドバード」のタイトルで上映された。

この原作本は日本でも買えるよ。映画公開で急速ランクアップで現在売れ筋・その他外国文学作品部門Amazon第8位。『ペインティッド・バード (東欧想像力)』だよ 。高いな、しかし。5千円以上ってどういう事?よく知らね。

で、原作では6歳の少年らしいが、それはあり得ないね。せめて8歳にしておかないとあれは無理だろう。6歳であれだけのことが出来るって芦田愛菜並だ。ともあれ、6歳では演技不能なので、多分主役を演じたペトルコトラール君は10歳くらいではなかろうか。もちろん彼は無名新人だ。

 

超豪華俳優ペトル君の脇を支える。

しかし、ペトル君の周りを固める役者さんは豪華だよ。最も豪華なのはなんと言ってもハーヴェイ・カイテルだろうね。でもハーヴェイは大した役所ではない、アル中司教だ(いい人だがな)。

とんでもねーのはウド・キアだ。悪役はいっぱい揃ってるが、この人の演じた村人役は凶悪すぎる。この映画の最優秀演技賞はウド・キアで決まりだろうな。

そして、変態少年性愛者を演ずるこれまた名優、ジュリアン・サンズ。流石にこいつは許せなかった、と思ったら少年ジュリアンを爽快な殺し方でやっつける。最高だったね、拍手喝采したくなった。

めっちゃ色んなハリウッド映画に出てる名脇役ステラン・スカルスガルドも、この人はドイツ軍兵士のいい人役で出てきます。印象には残りますが、少年を逃してくれるだけで特にたいした役どころではなかったかな。

で、極め付けは、なんと言ってもジャクソン二等兵だよ!いーかいジャクソン二等兵が出てるんだ!そうだよ、『プライベートライアン』であの教会天辺で死んでたかと思ったら、なんと生きていつの間にか赤軍兵士になってたんだ! え? バリー・ペッパーのことだろ?って? ちげーよ!ジャクソン二等兵だよ。ホントなんだってば! いきなり歳食ってて渋くなってびっくりしたけどあれは間違いなくジャクソン二等兵だ! 見ればなんの話かわかる。

 

歴史的知識があれば二倍美味しいだろうね

でも、多分日本人鑑賞者の大半は歴史知識があまりない状態で見るだろうから、感動は少ないだろうね、きっと。でもホロコースト歴史を知っておくと、これは感動するよ。このペトル君演ずる少年ユダヤ人だ。家族ユダヤ人だ。家族父親しか出ては来ないが、ともかくユダヤ人家族少年物語だ。ホロコーストでは、ナチスユダヤ人絶滅政策をとっていたことくらいは知っているだろうが、実は、絶滅はさせるつもりだったが、労働適格者は強制労働をさせるために生かして残していたんだ。ではもう一方の労働不適格者とは? それは老人であり障害者であり重病人だったり、そして14歳未満の子供なのであるアウシュヴィッツユダヤ人強制移送されると、労働不適格者は駅について選別されると、3時間程度以内にシャワーに入ってーと親衛隊に騙されてガス室送りにされ殺されたのだ。当然このことは親衛隊は言わなかったが(別の地域に住んでもらうとしか言わなかった)、噂レベルユダヤ人だって知っている人は知っていた。それで、ペトル君の家族ペトル君だけを疎開させたのである。殺されるかも知れないから。これを知っているのと知らないのとでは理解大分違うはず。あともう一点、ユダヤ人強制収用施設はたくさんあったが、アウシュヴィッツけが登録囚人の腕にナンバーを入れたのである。これも豆知識として知っておくといい。

あと、この映画舞台映画の中では一切明かされないが、ソ連領域を含む東欧地域であることは間違いない。使用される言語インタースラブ言語インタースラヴィク)と言って、スラブ民族の言語の特徴を全部混ぜ合わせて作った人工言語使用している。故に言語はそれっぽいのに地域特定できないようにしてある。この映画史実を背景にしたフィクションであり、見方によっては仮想世界の話とも取れるだろうから、これはうまいと思ったね。安易英語にしなかったのはナイスアイデアだ。

 

で、具体的にはどんな話なの?(ネタバレ有りだよ!)

冒頭、ペトル君(この少年名前最後最後になるまでわからない)が、林の中を誰かから逃げているところから始まる。少年は胸に白い何かフェレット?のような生き物を抱えている。しかし追手にすぐに捕まり、その生き物を奪われて、その生き物に可燃性の灯油か何かをぶっかけられ、その生き物をその場で焼き殺される場面からスタートだ。いきなりこの残酷描写には目を背けたくなる人も多いだろう。そのフェレットのような生き物がまさに焼き殺され、その場を燃えながらのたうちまわるその生き物の映像。これはキッツイぞ。それを茫然と見つめる以外にない少年の虚な視線

しかしこの冒頭のシーンを理解できる日本人は少ないだろう。これは、今からこの少年ホロコースト物語が始まるという合図に相違ないのである。何故ならば、ホロコーストの原義は古代ユダヤ儀式、生き物の丸焼きを生贄として捧げる、だからである。これをわかった人は多分、ほとんどいないはず。親がこの少年疎開させホロコーストから逃したと思っていたら、それは違うぞ、と。

 

その通り、疎開先で預かってくれた老婦人が夜中突然死し、びっくりした少年がランプを落としてしまって、それが原因でその孤立した一軒家は全焼。そこから彼のホロコーストの旅が始まるのである少年は設定上は6歳? でも10歳くらいにしか見えないんだけど、それはともかく、大人に世話にならないと生きていけない。彼は家に帰りたかっただけなのだが、ともかく大人に構ってもらわないと、ということで色んな大人に預かってもらい続けることになるのだ。その預かられた先ごとに一つの章になっている。その章ごとに預かってもらった大人名前を章タイトルにしている。何章くらいあったか覚えてないけど、十件はなかったかなぁ……順番もあんまりよくは覚えていないが、とにかく残酷物語だらけ、と言っても結構リアルっぽさを出してあり、普通ホラー映画のようにはっきりと悪という人はいない。でもそれだけに、本物のリアルな悪なので、ホラーよりずっと恐ろしいぞ。

 

悪魔払い?の婆に飼われる

多分これが一番最初だったんじゃないかなぁ? よくは覚えていないが多分そう。この少年は見栄えが少し人と違うのである。もちろん放浪してきた少年がやってきたその村からすればそもそも余所者なのだけど、とにかくその村の村人たちは、到底近代世界の住人ではなくって、風習迷信だけで生きている世界の人たち。少年はその悪魔払いのババアに「この子悪魔の子だ」と勝手に決めつけられて、ババアに買い取られるのである。要はこのババア助手が欲しかったのである。そして少年助手として実際には結構丁重に扱われ、見ている側としては若干肩透かしを喰らう。で、映画宣伝に使われている地中に埋められて首だけ出して、カラスに見つめられる写真があるが実はそれ、虐待ではなくってババア少年に対する治療施術なのである少年はどうやら当時流行しまくっていた発疹チフス罹患したらしかった。

でもま、カラスに突かれまくって血塗れになるのだけど、ババア少年を助けてくれるのだ。お前が悪いんだろうが・・・と言いたくなったが、それはまぁ演出と言うことで。

 

狂気の家父長性代表的理不尽親父、ウド・キア

確かねぇ、その前にもう一つエピソードがあったと思うんだ。多分だけど、林の中で足に怪我をしたがために見捨てられた馬を、少年放浪中に助けてあげようとして次の村まで連れて行くんだよね。でも馬が足を怪我したらサラブレッドがそうである様に殺されちゃうんだよね。このシーンが結構えげつないんだけど、それはさておき、その村人のある男が川で釣りをする(つっても奴隷作業だよ)少年を脅かして少年が川に落ちて流されてしまう。そのたどり着いた先がウド・キア世帯主の家だった。救ったのは親父の妻とその家で働く雇用人。

とにかくこの親父、理不尽親父の象徴みたいな奴で嫁に体罰するのが日常茶飯事。で、ある雨の日、親父が家に帰ってくると何故か頭陀袋を持って家に入ってきた。そしてディナーの時間になる。ところがこの頭陀袋、まるで生き物の様に蠢くので、まさか子供でも入ってるの?とドキドキするのだが違った、白黒斑のネコだったのである意味不明)。そしてこの猫が以前から飼われていた猫といきなり交尾をし始める。それを見ながら食卓食事をする親父と妻と雇用人。ところが親父、いきなりブチギレてテーブルをひっくり返す。いわく雇用人に詰め寄って「てめー!俺の嫁セックスしようと思ったろ!許せねぇ!テメェみたいな奴にそんなふしだらな目玉はいらねぇ!」とその場で雇用人の両目玉をスプーンでくり抜くのである。怖すぎっだろw 一応伏線は貼ってあったけどね。

で、少年、目玉をくり抜かれて家を追い出された雇用人を、その目玉を拾って、自分荷物もまとめて出て行くのであった。途中目玉をくり抜かれた雇用人が木の根元で苦しんでいるのを発見、目玉を返してあげるのであった(返しても意味ねーだろうが、少年にはそれはわからなかったのであろう)。

 

変態少年性愛ジュリアン・サンズが酷いことに。

エピソードがとにかくてんこ盛りなので順番がよくわからないんだけど、少年がね、これも確か野原を放浪してたのかなぁ? んでね、その近くでユダヤ人移送列車からユダヤ人たちが逃げ出そうとするシーンがあるんだ。全員親衛隊に結局銃殺されるんだけど、その中で一人だけ生き残ったユダヤ人のおじさんと遭遇するんだけど、親衛隊に見つかり二人して町まで連行されるわけ。で、おじさんは銃殺されるけどハーヴェイ・カイテル演ずる司教に助けてもらうわけさ。で、最初教会で一緒に暮らすことになるんだけど、司教病気少年をあまり構ってあげられないからと、その少年に気があったジュリアン・サンズ司教から預けられることになるわけ。で、観客の期待どおり、犯されてしま少年。この映画、本当に少年をこれでもかと虐待しまくりますが、個人的にこのシーンが一番キツかった。だって、シーン自体は見せないで悲鳴けが聞こえるのです。これは流石に堪えました。かわいそ過ぎます。でもですね、この後少年が森の中へ出かけるのですが、偶然、小さな軍事トーチカ発見します。そこで二つの重要発見します。一つは折り畳みアーミーナイフ、これは拾って持って帰ります。もう一つはそのトーチカ天井部分の天辺に開いた口径メートルくらいの穴です。覗き込むと・・・ひぇぇ大量のネズミがいたわけです。気持ち悪過ぎですが、とりあえず少年サンズの家に戻ります。で、色々あって少年拷問されて後ろ手に縛られるのですが、持っていたアーミーナイフでそのロープを切ろうとしたらこれがバレてしまます。で、サンズは「一体そのナイフどこで拾ったんだ?」と言うことで、現場へ二人で行くわけですよ。ところは少年は機転をきかせますサンズうまいことそのネズミの穴に落としてしまうのです。えええええ? となりますよ。恐ろしすぎるぞ、あんなの。もちろんサンズネズミに食われて死亡。

 

そしてその後、もっかいカイテル教会に戻るのですが、ちょっと教会作業をしくじって肥溜めに投げ捨てられます。これは予告編にもありますね。で、きていた服を川で洗って、放浪再開。

 

多分、順番間違えたが、小鳥屋のおっさんの話

思い出しました。確かー、悪魔払いのババアの次がこのエピです。あんまり印象ないんですよね。いい人なのか悪い人なのかよくわかんないんですよ、この小鳥屋のおっさん。んで、とにかく小鳥屋のおっさんの家で一緒に暮らし始めることになる少年なのですけど、ここによくわかんない全裸の女が小鳥を持ってやってきます。この女、生きてる目的が性欲しかないのです。でも何故かこの小鳥屋のおっさん、この女に惚れちゃったんでしょうね。ともかくおっさんはその小鳥をもらって、その場で野外セックス

で、順番的に言うと、重要なシーンが入るので説明すると、この小鳥屋のおっさんの家の外に、少年おっさんがいます。そして、少年は手に持たされた小鳥の一羽の羽を広げる様に言われます、するとそのおっさん、その小鳥に何やら白い絵具の様なものを塗りたくります。そして、その小鳥を空へ放つと、その小鳥はちょうど空を待っていた同じ小鳥の種の大群の中へ入って行くのですが、その小鳥は大群の突き回されて、死に絶えて地上にいた少年の足元に落下するのです。どうやら、その塗りたくった絵具に小鳥の餌が混ぜてあった様です。おっさんが何故そんなことをしたのか理由不明ですが、これが映画原題である「The Painted Bird」です。そんなに考えなくとも、これがテーマだって分かりますよね?

そして、その変態性欲女、村の餓鬼どもを誘惑してセックスするのですが、これが村のその子供たちの母親たちの逆鱗に触れて、集団リンチを喰らいます。瓶をマンコに突っ込まれ、それがおそらく原因で死んでしまうわけです。僕は平気だったけど、これもまたキッツイシーンですよ。それで、その女に惚れていた小鳥屋のおっさんはショックで首をつって自殺しようとするのですが、それを発見した少年、あまりに苦しそうなので、可哀想だと思ったのか、おっさんの足元にぶら下がって自分を重りにして死なせてあげるのでした・・・これもまたキツいシーンです。

 

出ました、ジャクソン二等兵!痺れるかっこよさ!

もうね、三時間もある映画からエピソードてんこ盛りすぎて、端折らないとね。変態性欲女がもう一人出てくるんですが省略です。ソ連コサックとかの話もあるけど、それも省略。とにかく、ジャクソン二等兵ですよ、二等兵。色々あって放浪しているうちに、今度は赤軍駐屯地少年保護されます。ここはいい人ばかりです。そして、テントの中にいると、ジャクソン二等兵が登場! ええ、赤軍将校を演じたバリー・ペッパーなんすけどね。確かプライベートライアンの後、父親たちの星条旗くらいでしか見た記憶がなかったんですけど、最初誰だろう?と思ってたんです、事前情報なしで見たから。で気がついたジャクソン二等兵だ!と。そいでね、少年はおそらく、ジャク……じゃねぇや、そのバリー・ペッパーに多少憧れたのでしょうね、ある夜、バリーライフルを持ってテントから出て行くのです。あれ?逃亡でもすんの?と思っていたのですが、実は仕返しをしに行くつもりだったのです。その出て行く夜に事件があったのです。駐屯地の外へ出た赤軍兵士数名が、近くの村人に殺されたのです。理由はよく知りませんが、赤軍を嫌っていた村人とかがいたのでしょうか。そのバリーの後を少年がついていったわけですよ。そして、村から少し離れたところにある、木の上で朝食を取る二人。それが済むとバリーライフルを構えるわけです。そうです、ジャクソン二等兵なのです! どう考えたってこれはウケ狙いです(笑)。木の上から確か五人、村人を正確な照準で殺すのです。そしてジャクソン……じゃなくてそのバリー演ずる赤軍将校少年にこう言います。「やられたらやり返せ」と。

 

そして、父親との再会……落涙必死

と書いてアップしたら文字数制限に引っ掛かったんで、続きはこちらへ。

https://anond.hatelabo.jp/20201010201653

2018-02-28

東ヨーロッパ(+バルカン半島南コーカサス諸国歴史的英雄

中東アフリカはすっ飛ばしました。

anond:20180223194300

ウクライナボフダン・フメリニツキー(1595-1657)ウクライナコサックを率いてポーランド・リトアニア共和国に反乱を起こし、ウクライナ自治権を勝ち取った。その後、単独での防衛は難しかたこからロシア保護下に入ったことで、後のロシアによる支配を招いたとも言われる。ユダヤ人虐殺したこともあり、毀誉褒貶が激しい。
ベラルーシタデウシュ・コシチュシュコ(1746-1817)現在ベラルーシ、当時のリトアニア大公領に生まれアメリカ独立戦争に参加し、ポーランド独立のためにロシアと戦った英雄。なにがなんだか。一般には「ポーランドリトアニア英雄」とされるが、ベラルーシも「うちの出身やで」と主張している。ベラルーシ人特に民族意識希薄なため、他に民族的英雄があまりいないようだ。
モルドバシュテファン三世(1433-1504)モルドバ公国の公。その統治モルドバ歴史上で最も繁栄した時代だとされる。またフニャディ、スカンデルベグ、ヴラドらと並ぶ「反オスマン」の英雄であり、特に「ヴァスルイの戦い」での大勝が名高い。ヴラド・ツェペシュとは従兄弟同士で、親友だったとも言う。
ロシアアレクサンドル・ネフスキー(1220-1263)ウラジーミル大公国大公モンゴル帝国に臣従しつつ直接的な被害を免れ、むしろ敵対していたスウェーデンを「ネヴァ河畔の戦い」で、ドイツ騎士団を「氷上の戦い」で打ち破って勇名を轟かせた。スターリン独ソ戦の際に「かつてドイツを打ち破った」アレクサンドルを英雄として持ち上げたために有名になったとも。
アルバニアカンデルベグ(1405-1468)オスマン帝国支配下にあったアルバニア軍司令官だったが、フニャディ・ヤーノシュの反乱を鎮圧するために差し向けられると、逆にフニャディに同調して造反し、オスマン軍をアルバニアから追い払って独立を達成した。
ギリシャアレクサンドロス三世言わずと知れたアレクサンダー大王大王の出生地現在ギリシャにあるなど、古代マケドニア王国の大半はギリシャ領に含まれており、ギリシャは「マケドニア共和国マケドニアと名乗るべきではない」と主張している。しか地域としての「マケドニア」にマケドニア共和国が含まれるのも事実である
マケドニアアレクサンドロス三世言わずと知れたアレクサンダー大王現在マケドニア共和国に住んでいるのはスラブ民族であり、古代ギリシャ人との血統的繋がりは無いとされる。しか古代マケドニア王国ギリシャ人国家だったものの、都市国家形成せず、政治体制も異なるなど、アテネスパルタにとっては「辺境」「蛮族」の感が強かった。
クロアチアシップ・イェラチッチ(1801-1859)オーストリア帝国支配下にあったハンガリーの、さら支配下にあったクロアチアにおいて、クロアチア人たちの総督として独立志向し、オーストリア皇帝の命でハンガリー独立運動鎮圧するなどした結果、一定自治権を獲得した。独立運動先駆者評価されている。
セルビアミロシュ・オビリッチ(?-1389)セルビア王国騎士セルビアオスマン帝国惨敗したコソボの戦いの後、オビリッチは寝返ったふりをしてオスマン帝国皇帝・ムラト一世に近づき、そして刺殺した。コソボの戦いで戦死した王や騎士たちは後世英雄とされ、多く叙事詩の題材となったが、オビリッチもまたさまざまな伝説主人公となった。そらこんなんおったらオーストリア皇太子暗殺するわな。
ブルガリアワシル・レフスキ(1837-1873)革命家オスマン帝国統治下にあったブルガリア独立を目指して、国内革命組織ネットワークを作り、外国武力によらない独立を構想したが、オスマン帝国によって拘束され、処刑された。
ボスニア・ヘルツェゴビナリン(?-1204)ボスニアの「バン首長)」。もとは東ローマ帝国に属していたが、セルビアのステファン・ネマニャと共に離反し、ハンガリー王国庇護を得つつ、実質的独立を果たした。彼の統治のもと、ボスニア文化民族の土台が築かれ、いまなおボスニア歴史上で最も平和繁栄した時代と称される。
モンテネグロペタル二世ペトロビッチ・ニェゴシュ(1813-1851)モンテネグロ君主国家近代化に貢献し、オスマン帝国との軍事衝突を凌いだ。しかしそれよりも大きいのは詩人としての名声で、彼がものした叙事詩モンテネグロ文学史上の傑作と目されている。いくつかは日本語訳もされているらしい。
ルーマニアハイ勇敢公(1558-1601)ワラキア公。オスマン帝国敵対し、「カルガレニの戦い」でこれに大勝した。また、トランシルヴァニアモルダヴィア併合し、ルーマニア統一一時的にでも成し遂げたが、その翌年に暗殺されてしまった。
アルメニアヴァルダンマミニアン(387-451)アルメニア貴族アルメニア支配していたササン朝ペルシャによるゾロアスター教強制改宗に反発し、寡兵ながらササン朝大軍に立ち向かった。戦いには敗れ、ヴァルダン戦死したものの、ササン朝は譲歩してアルメニア宗教自由を認めた。
アゼルバイジャンスマーイール一世(1487-1524)サファヴィー朝建国者。サファヴィーとは教団の名前で、その狂信者兵士としたイスマーイールの神憑り的な軍事能力によって勢力を拡大したが、「チャルディラーンの戦い」でオスマン帝国に敗れ、意気消沈して晩年を過ごした。ちなみに当時のアゼルバイジャン現在アゼルバイジャン共和国領土はけっこうズレているらしい。
ジョージアタマル(1160-1213)ジョージア王国女王セルジューク朝の影響を排除して、ジョージア王国の最大版図を築き、文化的にも黄金期を現出した。中世グルジア文学最高傑作『豹皮の騎士』はタマ女王に捧げられた長編叙事詩である

2015-07-16

ドイツで生まれスラブ民族卑下するマルキシズムナチズムロシア興隆している

ドイツに生まれスラブ民族バカにしていたマルキシズムソヴィエトで実現されドイツ民族の優位性を説きスラブ民族を劣等民族としたナチズムロシアネオナチとなって出現していることを思うと興味深い

 
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