はてなキーワード: 仕舞とは
二十代前半の時分、パニック障害と不眠で服薬していた。
主因は、今振り返ればテレホタイムに起因するただの寝不足の蓄積であったと思う。
興味の尽きない若造であったために、医者に行くたびに不調を訴え、色々な処方を受けた。
大概の安定剤と眠剤には手を付けたのではないかという程であった。
最終的にはデパスが私には最も合っているという事になり、しばらく続けたが、
寝不足の根源である会社を辞め、2ヶ月ほど朝も夜もない、無気力な生活をした後、
それなりの立場になった途端、巨大な案件が降って湧いて1人で背負う事に。
ああこれがストレスか。
寝不足の比ではない。
そういえば、と後生大事に仕舞ってあったデパスを使ってみた所、これがよく効いた。
よく効いたので日に0.5mgを2回程度、服用していた。
さて、仕事の大波が過ぎ、服薬を止めた途端、揺り返しの断薬症状がもりもり出た。
我慢していれば治ろうと覚悟をしたものの、焦燥感による不眠も出てしまったのでこれはダメだと諦め
再び医者へ通うようになった。
結局現在は体調に合わせて0.5mgを日に2回と、マイスリーを気持ち程度に処方されている。
連用後の断薬はなかなか難しい。
しかし、断薬できずに服薬している事を気負う事はない。気長にやるだけだ。
この歳になって初めて発現していたら、別の方向に行っていた可能性が高いナ、などと少し心の中で笑いながら
昼飯のメニュウを考えているのである。
目標がないと人は虚しくなり生きている実感がわかなくなるらしい
確かに現在の自分は、今を消費することに忙しいふりをして目標を見いだすことはできていない。
その原因は他人から聞いた抜け出すことのできない悩みによるものかもしれない。できれば関わりたくないような不幸のループ。そういう物を聞いてしまった。
私に話してくれたが、そのことがその人々の役には立たったわけではない、むしろ迷惑をかけて仕舞っている。他人の扱い方が杜撰だったんだろう。
今の私の寂しさを紛らわすために人を使っていた。それでもいいから一緒にいたいと言ってくれる人もいたけど、
普通の人は嫌がるのだろう、「私は何かの代わりじゃないの、寂しさを埋める代用品じゃないの」と。
色々信頼できる人に相談してみたらとりあえずは落ち着いてきた。逆に私はその人たちの生活や精神をかき乱してしまったかもしれないが。
前に大切な物のために生きようと思ったけど、今はその大切なものに助けられて生きている。こんなんじゃ本末転倒だ、駄目だ駄目だ。
体は元気なのに虚しい気持ちが続く。こんなにつらいことだとは知らなかった。体は特に欲求を持たない。
だけど気持ちは沈んで、何か晴れやかな気持ちを待ち望んでいる。切望しても手の届かないものを追いかける。つらい。
沈むとか落ち込むというよりも、とにかく虚しんだ。TVで笑っている芸能人の顔を見ると作り笑いに見えた。そんなこと今までなかったのに。
まぁだからといって自分は作り笑いしているわけではなくて、たまにおかしいことがあれば笑う。でも5秒後にはまた空しい自分に戻っている。
だけど仕方がない、これも私の人生の一部なんだと思うしかない。
本来の目的はどうしたんだろう…。目標に近づけば近づくほど失望の嵐が続くんじゃないだろうか。きっとそうだ。だって人はいつか死んで行くのだから。
(このへんは他人が読んでもイミフだろうな)
ここで他にも救える人がいるって考えなきゃだめなのか。どうして私は無力(無職)のくせに他人の力になろうとするんだろう。しかも中途半端な…
誰も私を必要としてなくてもいいじゃないか。いつから正義感を持つようになったんだ。他人が笑わないなら、余計なお世話なんだろう…
関係を切りたいくらいだ。
あぁ
ポルトガル出身の彼は、1888年に生まれて、1935年に死んだ。
欧米圏では比較的研究が進んでいる人物なんだけど(wikipediaの日本語版と英語版を比較してみれば歴然としている。facebookで調べてみても、欧米系の人々からの評価が高い)、日本人にとってはあまり親しみのある人物とは言えない。
しかし、日本において人口に膾炙していようがいまいが、彼の詩人としてのセンスには類まれなものがある
今回はその一部を紹介したい
人々の、やりたかったけれど、やらなかったこと
心の中に仕舞いこんで、誰にもいわなかったこと
それらすべてのために
あの切ない気持ちがつくられたのだ
人生を過ごし、それを振り返ってみた上で、目に飛び込んできたその道のりを、極めて繊細な感受性によってえがきだした文章である
このような言葉をこそ、本当の意味での名言と呼ぶべきなのだと、私は思う
また、twitterにおいて彼の発言をまとめたbotが存在しているようなので、紹介する
https://twitter.com/#!/fpessoa_b
――もうずいぶん前から、私は私ではない
過敏性性格です。何事にも苦労性で、あれこれと思い悩み、周囲に気を使い過ぎるのです。上司に対しては勿論のこと、部下や配偶者や子供にまで気を使うのです。人柄は謙虚さを通り越して、卑屈に傾きがちなので、注意が必要です。とにかく、もっと積極的に生きる事が第一です。今後も現在のような行き方を続けて行くと、貴方の本当の実力を社会に示せないまま、一生を終って仕舞うような詰らない結果になる事も、十分考えられます。この世にたった一回生まれて来たチャンスを100%有効に生き抜く為には、人の顔色を窺うよりも先に、自分の実力を完全に活かし抜く事を考える方が本筋です。
好きな相手が出来ても、なかなか好きだと打ち明けられません。打ち明けて成功した暁の喜びを、想像するより先に、失敗した時の絶望的な苦しみが、まず頭へ浮んで来るからです。自分の愛が受け入れられた時は、生涯を通じて相手の機嫌を取り続けて行くタイプです。今の貴方に最も大事な事は、自分と云う者に、もっと自信を持つ事です。
職業適性
権力に弱いタイプであり、常に権力の支えが必要なのです。権力者に命令されて遣る仕事なら、安心して出来るのですが、そうで無い場合は、何だか不安で仕事に身が入らないのです。独創的な仕事をする事は一番無理で、裏方の整理役の様な仕事が、一番性に合っているかも知れません。
対人関係
終始受け身の体勢を、どこかで突き崩さないと、生涯下僕的な人間関係に甘んじなければなりません。思い切った発想の転換と勇気を奮い起す事です。天皇も代議士も貴方も、皆同じ人間です。そこに何等の引け目を感ずる事も無ければ、恥ずべき事も有りません。そう云う社会の仕組に対して、何する者ぞと挑みかかる位の気概が、貴方には欲しいのです。
自信を持つって、どういうことなんだろうか?
明け方見た夢。
枕元に姿見が立てかけてあって、コツン、とちょっとした衝撃でひびが入り割れてしまう。
横たわった自分の身体を覆うように粉々に砕け、鏡の破片はガラスの塊になる。
ガラスの塊は角はとれ丸く、刺さる事はない。コロコロと四方に転がって行く。
近くに居た姉と拾い集め片付ける。
怖くもないし痛くもない、むしろ美しい夢だったのだが
意味を調べると凶夢、『別離。裏切り。トラブル。破局。失望。病気。不運。』
ただ、「不吉な感じのする夢ですが、その逆で、良い事があります。」
と言っている人もありそれを信じよう。
こんな夢を見た原因はきっと
会ったと言っても大人数が集まった宴会で、なんだが。
その人と自分はその昔、お互いを思う気持ちはあったのだが
もろもろの要素が重なり付き合うには至らずそのまま友達となった。
この人を裏切るようなことはしない、と心に決めている。
『別離』が当てはまるとしたら
その昔好きだった人との本当の別離、であれ。
前記事
http://anond.hatelabo.jp/20120108211250
ちょっとはてブだけを貶める形になってしまったので、これはよくないな、と改めて、ネット各地で戦うコメンテーター達の特徴を、ウェブ上の争い事なんかに興味のない女子にもわかりやすく、戦国大名に例えてみたよ!
(※あくまで戦う人をツール全体で捉えたものであり、利用者個人の特徴を言い当てているものではないです。)
勢力が非常に広範かつ多岐に渡るため、一括りにすることが最も難しい国ですが、強いていうのであれば謙信タイプでしょうか。屈強な武将がフォロワーという軍隊を従え、RTという名の十文字槍で取るに足らない足軽兵を駆逐していく様はまさに軍神と呼ぶに相応しく、各地での転戦の多さや、持久戦を得意とせず、短期戦で勝敗を決めるあたりも謙信型ツールといえます。当然、国民の大多数は争いを傍目に見ている農民か、無言のRTで追随する足軽や小物であり、武将クラスは100人に1人も満たないということは付け加えておきます。
ネット界古豪。上杉家を「馬鹿発見器」と称し、馬鹿を発見し次第、少数の精鋭部隊が煽動した後、住人全員で場所を厭わず突撃する様は、まさに信玄が得意とした啄木鳥の戦法そのもの。ターゲットにされた者は、最初は「ネット弁慶が」と油断しているものの、知らず知らずのうちに追い込まれ、気づいた時には過去の悪行を洗われ、身分バレ、職場に電話、の三段撃ちで後の祭りとなります。戦国最強と謳われることも多いですが、一人一人は取るに足らない雑兵なので、軍師や精鋭部隊を抑えることが鍵となります。
疑り深い性格のため、誰にでもとりあえず謀反の疑いをかけて追い込んでしまう彼らは信長タイプです。一時は天下を取るかと思われましたが、それも遠い昔の話。新しいもの好きで、策略や心理戦に長けていながら、非常に威圧的かつ冷酷であるが故、敵を多く作ってしまい、四面楚歌に。うつけを演じ続けて終わる三文役者も後を絶ちません。心ない皮肉を投げ捨ててばかりいると、仕舞いには部下に焼き討ちに遭ってしまうのが世の常というものです。
国内レベルの些細な小突き合いに満足するのではなく、世界を舞台に闘いたい。いつまでもJリーグで満足している俺じゃない。そんな野心溢れる猛者達が集う場所です。これは天下統一を成し遂げた後、世界に目を向け、手始めに朝鮮出兵を企てた豊臣秀吉タイプと言えるでしょう。世界規模で文化や宗教が入り乱れているのでやや面倒な状態になっていますが、10年前のワールドカップの審判買収をネタにコリアを叩けばヨーロッパ各地から賞賛されるレベルなので、知略戦は必要ありません。英語は必須です。
国内では圧倒的な勢力を誇っていながら、今ひとつ目立った武勇を残せていないその戦果は信長の噛ませ犬となった今川義元と重なるものがあります。仕様上、与えられた情報のみに食いつく受け身の性質であるため、そもそも誇り高い戦闘民族とは言い難く、戦国武将に例えることも躊躇われるのですが、場合によってはストレートな物言いで集団で牙を見せる気概も持ち合わせているので油断は禁物です。しかし、基本的には騎乗もできない貴族体質であるため、あまりにも鋭い逸材は埋没してしまうことが多い反面、「そう思う」「思わない」の二択の統治の安定感には光るものがあります。
とにかく流行の場所に乗っかっていく浮気者。「武士たるもの七度主君を変えねば武士とは言えぬ」をモットーに、あらゆるSNSを使い倒し、寝返りを繰り返した挙げ句に争いに疲弊し、落ち着いた人間が多く集う安寧の地。人を疑わないことを是とし、終始、当たり障りのない会話といいね!の笑顔でお茶を濁す。揉め事などとは無縁の太平の世ではありますが、ぬるま湯の居心地が悪くなればいつでも次の主君に仕える準備はできている、節操のない集団といえるでしょう。
献立を決めたら材料をざっと見て、ハサミで切れそうかどうか大別する。
お前らの台所はめちゃくちゃ狭いはずなので、まな板と包丁は敵だと思え。
ハサミで切れなそうなものはあらかじめまな板と包丁で切って皿にでも置いておけ。
あとは必要時に冷蔵庫から出してハサミで切って残りはすぐ仕舞う。
例えばこんなことがあると思う。
チャーハン作っててフライパンで油を熱する。その間に卵を溶いておこうとして、ボウルに割ったら殻が入ったので必死に取り除いてる間に、油はどんどん熱されて卵を入れたら大惨事。
もしくは、
生姜焼きの肉を焼いてる間にキャベツの千切りをして皿に移す。このときにまな板にへばりつく一本一本全部皿に移そうとして集中してたら肉が焦げる。
これ全部、深追いが原因。多少のロスは気にせず捨てろ。
卵だったら殻の入ってるとこを大胆に捨てればいいし、(火を止めるでもいいが)
キャベツだったら多少まな板に置きっぱなしにしてもいい(むしろ肉を焼く前に切っておくのがいい)。
とにかく細かいとこに集中しすぎると他のことが見えなくなるので、全体を見て決めろ。
お前らの台所はとにかく狭い。
面倒でも洗え。とにかく洗え。
おすすめはお湯を沸かしてる間と、何かを煮てる間。
嫌いなら買わなくていいし男の料理だから品数少なくても別にいいが、
漬物を買っとくと簡単に一品増えるし、サラダなんかより長持ちだ。
火を通す順番というものがある。
肉はよく火を通した方がいいが通しすぎると硬くなったりする。
サンキュー。コメント入れてくれる人がいるとは思ってなかったんで失礼。両親が高齢になって、認知障害も進んで、ついに2人で暮らせなくなり、娘である私が手伝いに入ってるんだ。もちろん、押し入れの整理なんて、どうでも良かったんだよ。「結納品」の中の昆布がカビだらけになっているのを発見するまでは。母親は整理嫌いで家の中はいつもゴミ屋敷状態に近かったんだけど「食べ物を腐らせる」ことに関しては異常なまでに嫌がってたんで、こんなことになってるなんて夢にも思わなかった。結納品使ったのなんて、かれこれ28年前だよ。もしかすると、先回りして用意するのが好きな母が孫のために買っておいた物かも知れないが、母は記憶を失ってるんで何もわからない。
くせものなのが自称「きれい好き」の父でね。母よりははるかに整理上手だけど、物が捨てられない。
んで、天井までの物入れに物がいっぱい詰まっていて、外に出ているものを仕舞う場所が無いわけさ。
母が食べ物を押し入れの奥に突っ込んでいた。父が部屋を片付けろとうるさい。の両方の事情で、超特急で押し入れの中身をぶちまけて、腐ってるもの、腐りそうなもの、カビが生えてるもの、生えそうなものを捨てまくってるわけ。空いたスペースに父の物をきれいにして収納する予定。
父の認知症も進行していて、だんだん説明しても理解出来なくなってきてて、こちらも強行突破している部分がけっこうあったりするんだけど。元々、両親がもっと持ち物を厳選しておいてくれれば、こんな苦労は無かったと思うと文句言われるたびに飲み込むのが苦しくなってきて、こうして増田で吐いてるんだよ。
ありがとう。聞いてくれる人がいると救われる。
あんたが「綺麗な部屋で暮らしたい」って言うから片付けてるんだろうが。だいたい物が多すぎるんだよ。だから管理が行き届かなくて散らかるの。物の間に埃が溜まってダニが湧くんだよ。ダニ目当ての害虫が集まってきて、ちっちゃな虫がうろうろすんの。必要なだけの物に絞って、きちんと管理して、防虫剤とかきちんと撒いて、きっちり掃除すれば「部屋が綺麗になる」んだよ。
それを「あの捨てた靴下勿体なかった」だの「それ捨てる必要あんの?」だの、自分で管理しないくせに文句言うんじゃねえよ。ちゃんと捨てる前に確認しただろうが。あの靴下はゴムがきつくて1時間も履いてられないって言うから捨てたんだろ。30年も押し入れの奥に仕舞いっぱなしで、一度も開いたことのない贈呈された「○○年史」なんて、もう開くことなんかないよ。
どうせ、また一カ月もしたら「あれも捨てた。これも捨てた」って文句言いだすんだろう。バカが。
部屋散らかす原因作ってんのはあんたなんだよ。いい加減気づけ。使いもしない物を溜め込むのは止めろ。
社会人になって数年、仕事が忙しくなり、職場で理不尽な事が増え、それが精神的な余裕の無さに繋がって彼に距離を置かれ、それがさらに心の余裕を…というスパイラルの果てに破局。
異性と肌を合わせる事が数少ない癒しの手段だった自分にとって、パートナー不在状態は、ゲームで言う所の体力が少しずつ減っていく状態も同然だった。もちろん他のストレス解消法も色々と試してみたものの、セックスと同等の効果を感じられるものには結局巡り会えず、週末は一人でひたすら呑んでタクシーで深夜帰宅してばかりだった。
そんなある週末の深夜、自分でもよく覚えてないが運転手に実家の住所を告げていたらしく、気が付くとx万円のタクシー代を立て替えてくれた兄に抱きかかえられて部屋に運ばれていた。それが拙かった。季節は残暑も厳しい頃。Tシャツにハーフパンツ姿の兄に「おんぶ」された時、その密着感と体温から猛烈、いや激烈な感覚が体を駆け巡った。「これだあああ!!!!」と。「ここにいるじゃん!!!!」と。
で、その夜のうちに兄と関係を持った。
「こうでもしないと自分はダメになってしまう」「私のためだと思って」「誰にもしゃべらなければいい。死ぬまで秘密にするから」「一回だけでいいから」「入れなくていい。ただ抱き合うだけでいいから」と、泣きじゃくる私に兄が折れる頃には夜が明けていた。人倫に反する事だという自覚は微塵も無かった。シャワーも「カラスの行水」同然に済ませ、兄のTシャツとトランクスをはぎ取り、ひたすら兄との密着感を貪った。
入れなくていいという言葉で無理矢理妥協させた兄ではあったが、そんな約束最初から守る気など自分には全くなかった。兄は割と本気で抵抗したが、半分本気半分演技の涙でねじ伏せた。
数ヶ月ぶりのセックスはただただ気持ちよかった。勿論自慰はやってたけど、物の数に入らない位によかった。「脳味噌が痺れる」というのはまさにこれの事かと。途中で何回ヨダレを兄のTシャツでぬぐった事か。
事後、兄は私の頭を撫でていた。どんな顔をしていたかは、何となく見れなかった。
ちなみに実家で兄と同居している両親(というか、兄「が」両親と同居しているのだが)は一階の寝室で寝入っており、二階の兄の部屋とは比較的離れていたので気づかれずに済んだ。
私は同じ二階の元の自分の部屋へ行き、押し入れに仕舞われた布団を引っ張り出して裸のままひっくり返った。しばらくして、兄が私の服とバッグを持ってきてくれた。
両親には、「仕事が行き詰まって精神的にきつくなってホームシックになった」と説明した。実際そうだったし、ひたすら仕事の愚痴をこぼし続けたので、両親も疑わなかった。父は一人娘の突然の帰郷に気をよくして「今日も泊まっていけ」と言ってくれた。二日目の夜は、兄は早々に寝てしまっていた。それが兄なりの拒絶の意志表示なのだと私は察した。
日曜の夕方、兄が車で最寄りの駅まで送ってくれた。道中、私たちは一言も喋らなかった。駅に着いて、「まあ、無理すんなよ」と兄が言うと、私は「ごめん、ありがと」と言い残して帰路に就いた。少なくともこのときまでは、自分はこの一度きりで終わらせるつもりではいた。
兄とのセックスの効果は絶大だった。自分のミスは激減し、相手のミスを許す余裕も生まれた。何より、兄との行為を反芻しながら自宅でする自慰が、その効果をより長く持たせてくれた。夜もぐっすり眠れるようになり、肌の荒れも目に見えて解消していった。
が、それが永久に続くわけでもなく、2ヶ月も経つ頃にはその効果は薄れつつあった。これは拙い。また「補給」しないと。そう思った時には既に携帯で兄に電話していた。
そして、何だかんだでなし崩し的に、兄と一ヶ月に一、二度セックスするようになった。両親にばれるわけにもいかず、また私のアパートの住民達にも、兄を彼氏だと認識されたりしたら万が一の場合も考えられるので、ムラッと来た時はアパートと実家の中間の駅に兄を呼び出し最寄りのホテルに直行、そして数時間後に別れる、という流れだった。勿論ホテル代その他諸々の費用は全部私持ちで(兄は自分が出すと言っていたが私が拒んだ)。
今冷静に振り返ってみても、相当に人の道を踏み外してるなとしみじみ思う。あの頃は自分が気持ちよくなる事しか考えてなかった。兄に対しても、あれでも一応男なんだから別に損はしてないはずだと自分勝手に思い込んでいた。セックス自体も完全に受け身で、兄に何かをしてあげようという発想すら無かった。
けれど旦那(になる人)とつきあい始めて、本気で結婚を考え始めた頃になって、「ああ、私はこの人に絶対に言えない秘密を抱えて一生過ごすのか」とか「私をこんなに信頼してくれているこの人を、自分は一生だまし続けて生きていかなければならないのか」という事に気づいてしまい、また兄にも同じ業を背負わせてしまった事を深く後悔し、何となくそれ以後自分で兄を遠ざけてしまった。自分の結婚式でも目を合わせずじまい。実の兄の体を求める度胸はあったくせに、謝罪する勇気は私にはなかった。今思えば最低な卑怯者だな。
そうやって実家自体とも疎遠になった頃、兄から結婚式の招待状が届いた。届いたその日の夜、兄の携帯から電話が鳴った。思わず電話に出た。兄は陽気な声で「お、元気?」と。私はその場で泣き出し、何度も謝った。兄は「お前も旦那とうまくやれてるみたいだし、俺もようやく人並みに落ち着けるし、お前が苦しむ事はもう何も無いだろ」と言ってくれた。
別に落ちも何も無い。兄との関係は今も旦那には黙ったままだし、兄との肉体関係もそれ以後全く無い。ただ、あのとき兄が自分を受け入れてくれたからこそ、今の自分があるんだろう。匿名で吐き出せる程度にはなれたのでここに書く。
今日日記をつけていて気づいた。自分は日記にすら本音を吐き出せない。
吐き出す能力がないということではないと思う。それよりも心配なのは「もし本音を全部吐き出したとして、その日記を母親に見られたら、俺は母親を殺しかねない」ということだ。
つまり、万が一母親に見られたとしても、そして母親が俺の日記を見たことを俺が気づいたとしても、その時母親に殺意を持ち、実行に移すまでには至らないレベルのことしか俺は日記に吐き出せないのだ、と言う事に今日気づいた。
もちろん、鍵にかけて仕舞うという方法はある。だが俺の机の引き出しには鍵がない。
何か金庫みたいなのを買えばいいのかもしれないが、そのこと自体で逆に親からキチガイ扱いされる可能性がある。
そして社会的地位は母親の方が上だ。俺は今とても微妙な立場にいる。
なので日記は極力持ち歩くようにしているが、既に何十冊もたまっている日記全部をいつも持ち歩くわけにはいかない。
結局、家に置いておくしかないのだ。
解決法は・・・。俺がこの家から出て行くことだ。だが今俺は無職だ。自分の志望と能力はとてもマイナーな分野に特化していて、今は欠員が空くのを待っている状態だ。
信頼できる友人達はこの4月から就職している人間が多い。今彼らに迷惑をかけたくない。
追記
http://www.egogram-f.jp/seikaku/
【前回のあらすじ】
2004年→2005年(若干進歩)→2009年(大幅に退化)
それから1年半。
通信制大学に通い、年300冊本を読み、アニメの視聴本数を減らした結果、6年半前に戻った。
bcbbbタイプ
http://www.egogram-f.jp/seikaku/kekka/bcbbb.htm
1. 性格: クールな面が、何かと目立つタイプです。何事にも非常に冷静で、驚いたり悲しんだりする事は、滅多に有りません。冠婚葬祭を始めとする人生の出来事の多くの顛末を機械的に処理して行くタイプです。情に絡んだ身の過ちが無い代りに、人間として何か非常に大切な物を捨てて仕舞った様な所が有ります。
2. 恋愛・結婚: 容姿端麗とか、資産家とか、何か目に見える形で大きなプラス材料が無い限り、異性には歓迎されないタイプに属します。デートをしようが、何をしようが、クールな性格がにじみ出て来るので、余程、美味そうな餌をぶら下げていない限り、獲物に逃げられて仕舞う可能性が高いのです。
3. 職業適性: 警察官や刑務官が、性格的には一番向いているでしょう。街の金融業などにも適性が有ります。エンジニアとか、コンピュータ技術者なども、才能と好みさえ合致すれば、性格的に無難な職種です。
4. 対人関係: 貴方は相手に対して、機械的な冷たさを与え易いタイプです。この人には何を相談しても無意味だとか、相談するだけ無駄だとか、そんな感じを与え易いのです。
まあ結婚や友情はあきらめたけど、これ以上退化しないように研鑽を積みながら、エンジニアとしてまっとうに生きていこうと思った。
どこからつっこもうかと思ったけど、やっぱやめた。
で、おっさんのクソつまんねー思い出話や愚痴でも。
ミトニックのクラッキングがすでに伝説となっていた二昔前、今じゃ考えられないがワープロで1分間に60文字打てれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われていた。
ソフトウェアは FDD でのコピーが横行し、そういうグレーな行動で行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。
5インチFDD を使った MS-DOS が主流だったから、1990年代前半のことだ。
しばらくしたら、今じゃ考えられないが HTML をメモ帳で書いてホームページを立ち上げることができれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われた時代がきた。
HTML や画像に音楽・映画ファイルなどを埋め込んだり、そういうグレーな行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。
メディアは 3.5インチ FDD から CD-R に代わりつつあり、Windows の新バージョンが販売されるたびに行列ができていたから、1990年代後半のことだ。
もうすこし経つと、サーバを立ち上げることができれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われた時代がきた。
P2Pで直接ファイルをやりとりするようになると、音楽・映画ファイルなどをアップロードしたり、そういうグレーな行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。
WinMX ~ Winny が全盛だった時代だから、2001年~2005年だ。
それ以後も、同じように「技術開発」→「悪用される」の繰り返しだ。
いまだに思う。
まだまだハッカーは足りない。
単にコンピュータを利用する画家のような、クリエイティブなユーザでもいい。
0 と 1 でしか表現できない無能なコンピュータを、賢く使えるハッカーとなってほしい。
ネットワークを便利に使えるWebエンジニアが増えるほどには、そのインフラを支えるネットワークエンジニアが足らない。
仕舞いには、ITの歴史を田舎のヤンキーにこじつけて罵倒するしかできない低脳まで現れる。
そんなもん「おまえがキライ」で済ませろや。
とある記事のはてなブックマークでその存在を知って、中身が知りたくなったのでミステリマガジンのバックナンバーを借りてきたよ。
そしてその内容が個人的にグッと来るものだったから、メモ代わりに後半部だけをここに書き出してみるよ。
九六年二月、私は、青山ベルコモンズのカフェで言葉を失っていた。狭いテーブルの上に広げられたのは、探偵ミロを主人公にした旧『柔らかな頬』第二稿。付箋が挟まれ、赤字が入っている。対しているのは、新担当編集者だった。彼は、「うまく直っていない」と告げて沈黙した。第一稿が上がった時点で、様々な注文を付けたのは彼だった。複雑過ぎるからもっと単純に、対立を明確に、タイトルを変えろ、等々。エンターテインメント小説の王道を説かれ、何とか努力して改稿した結果がこれなのだ。
私は、紅茶の染みが飛んだ原稿を書類袋に仕舞い、「わかりました。これは捨てます」と言った。彼は、私の反応に少し慌てたようだった。だが、私は周囲のざわめきすら、気にならないほど打ち沈んでいた。誰も見方がいない、これから一人でやるしかないのだ。その思いが頭の中をぐるぐると巡っていた。「これからどうしますか」と問われ、「別の小説を書きます」と意地で答えた。この時、『OUT』の構想が生まれた。行き場のない中年女たちの小説を書こう、と。行き場のない中年女とは、まさしく自分のことだった。
その年は、他の細かい原稿は一切書かず、『OUT』の書き下ろしに専念することにした。どのみち、デビューして間もない作家に、そう多くの注文は来ない。私は、原稿を捨てたトラウマを抱えつも、何とか『OUT』で勝負したい、と必死になっていた。その重圧に押し潰されそうだったし、『柔らかな頬』を捨てたことで、作家としての自信を失っていた。とりあえず、どん底にいる私が発見したのは、恐ろしく単純な事実だった。書くしか生きる方法がない、ということ。そして、それは恐ろしいほどの孤独を生きる、ということでもあった。
取材は多岐に及んだ。井の頭公園バラバラ殺人事件の取材をした記者、ルポライター、深夜の弁当工場、街金。取材対象のアポは、ルポライターを除いて、ほとんど私自身が行っていた。当時、私のような駆け出し作家には、出版社は金も時間も多くは割いてくれなかったのだ。しかし、自分で切り開いた取材先は、得るものも大きかった。結果としてはその方が良かったのである。私は一人で車に乗り、物語の現場と仮定した東村山市に度々出かけた。駅前で描写のための写真を撮り、見知らぬ公団住宅の広場を歩き回って、主婦の顔を見た。頭の中で、雅子や邦子たちが息づき、喋り、早く書いてくれ、と叫んで、今にも爆発しそうだった。
夏までにほとんどの取材を終えてプロットを作り、私は九月から書き始めた。千ニ、三百枚以上の長編になるはずだった。せいぜいが八百五十枚の経験しかない私には、初めての大作だ。ミロシリーズの一人称一視点をやめ、三人称多視点で物語の速度を速め、螺旋状に回すことを決める。十月に二百枚入稿。年末に五百枚。順調だったが、書いている間は他の作家の華やかな噂を耳にして、心が乱れた。一人でパソコンに向かう日々は、実に孤独だ。書くしかない、と思っても、小説の終結まで途轍もなく長い時間がかかるのだ。そのことを考えるとどうしても落ち込んだ。短編小説の注文もぽつぽつあったが、理由を話して断った。その頃の私は、仕事を断ること自体が冒険でもあったから、これでその出版社からは、二度と仕事は来ないだろうと覚悟した。
三月十七日の夜、最後の一行を書いた途端、涙が溢れた。やっと終わった、辛かった、と言葉にすると、また泣けてきた。しかし、ようやく脱稿した私に、厳しい現実が待っていた。初版部数は一万三千部だというのだ。内容に自信があったし、二年越しの仕事だったから、初版部数の少なさは衝撃だった。だが、これが現実だと思えば、やり遂げたという自信を胸に、次の仕事に賭けるしかない。それが作家だ。何とか自分を慰めた時、不思議なことが起きた。口コミで爆発的に売れ始めたのだ。『OUT』は作者の手を離れ、ひとりでに読者の元へ飛んで行ってしまった。
九七年の『このミス』で一位、翌九八年直木賞にノミネート。破竹の勢い、と自分でも満悦だったが、ここから『OUT』の不思議な運命が始まる。直木賞落選。次の吉川英治新人賞でも落選。ようやく推理作家協会賞で長編賞受賞。三度目の正直だった。賞にノミネートされる度に有望視された『OUT』は、その「反社会性」とやらで、メジャーの賞から弾き出されたのだ。そして、その不思議な運命のとどめは、今回のエドガー賞候補である。
『OUT』は、私という作家をブレイクさせてくれた作品だが、同時に、私をOUTな作家にしてくれたらしい。それは、決して王道を行けない奇妙な小説家としての道でもある。その始まりは、旧『柔らかな頬』を捨てた日の、打ち沈んだ気持ちにある。誰も味方はいない、一人でやるしかない、というあの思い。だが、孤独は作家を鍛える。再び、同じ思いをして自分を鍛えたい、と最近思うのである。
今年75歳になるばーちゃん。
ばーちゃんは、家事が好き。
趣味は掃除と言うほど、掃除していなければ落ち着かないらしい。
家の中だけではなく、私の部屋までも掃除してくれる。
「入らなくていいから!大人なんだから自分でできるよ!」と言っても、
なので、何がどこにあるかはばーちゃんに聞くのが一番早い。
たまにそのせいで、物が無くなったりするんだけど・・・
ばーちゃんは、遠まわしに自慢する。
「昔ね、習字を習ってたんだけどね、よく先生から上手だねって褒められたんだわ。
××さん、才能あるよって。だから習い続けていたらもっと上手になっていただろうね」
「小学生の時ね、ノートを書いていたら先生が上級生の教室まで持って行って、
『このノートを参考にしなさい』って言ってたんだわ、字が綺麗だったからかね」
「昔はね、歌が上手だったんか知らんけど、よく学芸会で歌わされてね、
遠まわしに自慢されているような気がするばーちゃんの話も、
何度か聞いているうちに気に障らなくなってくる。
そんな時私たちは「すごいねぇ!」なんて言ってあげる。
そしたら「いやいやすごくないんだわ」とか言いつつ、すっごい笑顔になる。
ばーちゃんは、他人優先で考える。
ばーちゃんのために買った健康食品は、いつの間にか私のものになっていた。
「私はもうすぐ死ぬんだから、あんたが食べなさい」
そして私が食べる姿を見て、満足そうに微笑む。
「もしかして病気かもしれない」と言うくせに、
病院へ行こうかと言うと、行かないと言う。
「だってあんたそんな(私を病院へ連れて行くような)時間ないしょ」
そんなばーちゃんも、あんまり気を遣い過ぎてストレスが溜まり、
いつの日だか呂律が回らなくなって、倒れてしまったことがある。
今は治ったけれど、気を遣い過ぎだよばーちゃん。
ばーちゃんは、家族が大好き。
私たち家族のことを第一に考えてくれる。
「家の人が喜ぶ顔見るのが好きなんだわ」とか言っちゃって。
そんなばーちゃんに、私はなりたいです。
昼飯にオムライスを作った。俺と姉の二人分。
ふと思いついて妹のオムライスの卵の表面にケチャップでハートマークを書いた。
さらに爪楊枝とチラシの切れ端で「LOVE」と記したお子様ランチの旗っぽいのを作成した。
LOVEのOを赤く塗りつぶし、旗の中央に来るようにしてあるので、パッと見は日本国国旗のようだ。
LとVとEをやや薄くしてあるので、近づけないとLOVEという単語に見えないのがポイントだ。
「ご飯だよー」と呼ぶと妹が台所にやってきて、自分の席に座って、いただきまーすと言って、
スプーンで食べ始めようとした所で止まった。オムライスを凝視している。気づくのが遅い。
姉が俺をじっと見ているのを感じたが、俺は無視して自分のオムライスを食べる。
タマネギを大きめに切ったのでなかなか歯ごたえがあるが、タマネギの味がちょっと自己主張しすぎかなぁと、少し反省。
ちらりと姉の方を見ると、ようやく手を動かし、オムライスのてっぺんに突き刺さった旗を抜いて、
目の前にもってきて、観察し始めた。
そしてLOVEに気づいた。
姉の顔はケチャップのように真っ赤になった・・・と言いたいところだが、ほんのりと頬が染まっただけだった。
爪楊枝をもって、旗をいろんな角度から眺めている。
まぁこのしょうもない企みそこそこ成功だろう、と思ったところで姉が席を立った。
冷蔵庫からケチャップを取り出すと、なぜか俺の方にやってきた。
座っている俺を見下ろすと、おもむろにケチャップの蓋を開いて、中身をオムライスにぶちまけ始めた。
何してんの!?と驚愕している間に姉は事を終えて、冷蔵庫にケチャップを仕舞い、自分の席に戻った。
あーあ、こんなにしちゃって。これじゃケチャップの味しかしないだろうがーと、
姉の幼稚な仕返しに呆れていると、姉がかけたケチャップに形があるのに気づいた。
「バカ」と書いてあった。
姉の方を見た。
姉は「バーカ」と言ってオムライスを食べ始めた。
口で言うなら、ケチャップをかける必要ないだろうに。
それから食事を終えて、姉は自分の部屋に戻り、俺は後片付けをする。
使った食器を洗い、テーブルを拭いて、細かいものをゴミ箱に捨てていると、ふと気づいた。
そういえば、あの旗はどこにいったんだ?
http://anond.hatelabo.jp/20100526095826
続き。
別れてから2カ月が経った。付き合っていた期間は多く見積もっても約4カ月程度なので、付き合った期間の半分程度は経ったこととなる。
正直、いい加減彼女の事をずーっと考えるって言うステータスは終わって、飯もそこそこに食えるし、眠れる様にもなってきたけど、とはいえ気分が鬱屈している状態にあることはあまり変わりなく、時々、レキソタンのお世話になりながら、毎日を過ごしている。
# ちなみに体重は15kg程減った。もともと太いのでまだデブ。
仕事の忙しさがあれば、もう少しマシなんだけど、〆切のない仕事ばかりを平積みしているので、モチベーションが上がらず、なんだか微妙。仕事に没頭するって言う訳でもないので、無駄な事を考える時間があるのが苦痛。
週末は幸か不幸か、引っ越しの作業が続く毎日だったので、暇することなく地道に作業をしていた。でも、これは逆に言うと引きこもり状態であったことを示し、せっかく転勤、引っ越ししたというのに、その先での活動範囲は広がっていない。
とりあえず、新しい事を始めないといけないな。と思って、今まで通ったこともないスポーツジムに入会手続きをしてきた。料金精算の関係上、今日から通えることとなっているので、今晩にでも行こうと思っている。
女性関連の新たな出会いっていうのは皆無。うん。新しい職場には色々と女性はいるものの、正直もう、社内はいいや・・・と反省中なので、食指が動きません。かわいい子はいるんだけどね・・・そういう気分になれません。
その他、新たなこととして、料理教室に通おうと色々と調べてみたのだけれども、四国の田舎では男性が土日に行ける料理教室なんぞ見当たらない。女性限定だったり、平日昼間だったりして、なかなか思うようにはならない。
mixiを使って、地味に活動しているサークルを探し、そこに飛び込もうと思い、コミュニティ参加。イベント参加も予定したが、当日は体調不良になってしまい、参加できず仕舞い。月一程度の頻度でやっているらしいので、8月上旬に参加できるように今度は体調を整えたい。
新たな趣味が必要だよねって思っているので、新たな趣味が欲しいのだが、土日で出来て、人との交流がそれなりにあって、運動系ではない趣味って言うのは何があるだろう?何かおすすめがある人は教えてください。
とりあえず、現状をまとめてみた。
さぁ、どうする?次の一歩は?
児童ポルノの件で「日本は性犯罪率が少ない」と主張する人を時々見かけるが、ただ「性犯罪被害の報告が少ない」だけじゃないか。
未知数だから絶対に少ないっていうわけじゃないけど、女性が「レイプされました」って言うとネット上では一部の人々に酷い言葉を投げつけられるし。学校や会社には居辛くなるだろうし、下手したら引越ししなきゃいけないかもしれない。
友達には「露出狂に会った」「痴漢された」「レイプされそうになった」とかこっそり話せるかもしれないけど、親や教師や警察には言えないで心に仕舞っておくケースって多いと思う。
アグネスが「性犯罪が増えている」って発言に対して証拠となる数字を出すよう求められていたが、その数字が出されても正確な犯罪発生件数ではないかもしれない。
http://anond.hatelabo.jp/20100331184237
元増田は「たいしたことじゃないから、カレシは使い続けている」と思っているわけでしょ? 違うかも知れないじゃん。カノジョとの思い出を処分するのがしのびなくて、使い続けてるのかも知れないじゃん。どんなにたくさんの「物」でも、箱詰めしてパッキンしちゃえば、案外コンパクトになるので、元カノとのペアペアの品々は「思い出の品」と箱詰めしてもらって、釣り戸棚の上とか、押し入れの天袋の中とかに仕舞ってもらったらどうかな。
つまり、ペアペアを否定するのではなく「もっと大事にしましょうよアピール」にすり替えてしまうわけ。
具体的には「私の趣味の品物に入れ替えてほしいんだけどかまわない? これ、元カノさんの趣味の品物だよね?」と確認した上で、カレシの家に行くたびに「コップ」とか「カップ」とか日常的に使うものから順次入れ替えて、入れ替えた物は大事に緩衝材に包んで仕舞ってしまえばいいよ。そしたら、元増田は見たくなければ見なければいいし。カレは思い出に浸りたいときは箱を見上げればいいんだから、お互いにラクになれると思うよ。
ちなみに読んだのは小説や思想書。
【行状】人の普段のおこない。身持ち。品行。 「―を改める」 ※ぎょうじょう
【隠退】一切の社会的な仕事を辞め、静かに暮らすこと。退隠。 「郷里に―する」
【駐屯】軍隊がある地にとどまっていること。 「―部隊」「―地」「一個師団が―する」
【要綱】根本的な、重要な事柄。また、そのような重要事項をまとめ上げたもの。 「政策の―」
【眼目】(1)物事のたいせつな点。要点。主眼。 「教育の―は人間形成にある」 (2)目。まなこ。
【獄門】(1)牢獄の門。 (2)〔斬罪になった囚人の首を (1) にさらしたことから〕江戸時代の刑罰の一。斬首のうえ、その首を一定の場所または悪事をした場所にさらすこと。獄門台にのせ、そばに罪状を記した立て札を立てた。梟首(きようしゆ)。晒首(さらしくび)。「――に懸ける」
【当座】(3)(あることから)しばらくの間。一時(いつとき)。「結婚した―は生活も苦しかった」
【おさおさ】(1)(下に打ち消しの語を伴って)どんな面からみても十分に。全く。ほとんど。「準備―おこたりなし」「―おとらない」
【大儀】(1)手間のかかる面倒なこと。骨の折れること。また、そのさま。「―な仕事」(2)くたびれてだるいこと。何をするのもおっくうなさま。「体がだるく起きるのが―だ」
【芬々】においの強いさま。多くよい香りにいうが、悪臭にもいう。「香気―たり」「酒気を―と匂はせつつ/鉄仮面(涙香)」
【荒涼】風景などが荒れ果てて寂しいさま。また、精神がすさんでいるさま。荒寥。「―とした枯れ野原」「―たる寂寞感」「―たるその景色/或る女(武郎)」
【胴震い】寒さや恐怖・緊張・興奮などのために体が震えること。
【怖気】こわがる気持ち。恐怖心。おぞけ。「―がつく」
【嘶く】馬が声高く鳴く。 ※いななく・いなく
【人好き】多くの人に好かれること。人が好くこと。「―のする顔」
【掛け金】(1)戸・障子などが開かないようにかける金具。
【按排】(4)ほどよく物事を処理すること。ほどよく物を並べること。「九個が整然と同距離に―されて/草枕(漱石)」
【進捗】(1)物事が進みはかどること。「工事の―状況」※しんちょく
【皓々】(3)光るさま。明らかなさま。「―たる月/緑簑談(南翠)」
【銘記】しっかりと心にきざみこんで忘れないこと。「心に―すべき言葉」
【徴発】(1)強制的に物を取り立てること。特に、軍需物資を民間から集めること。「民家から食糧を―する」(2)強制的に人を呼び集めること。「堤防工事に人員を―する」
【口伝】(1)口で伝えること。くちづたえ。(2)奥義・秘伝などを口伝えに伝授すること。(3)奥義を書き留めた書。秘伝の書。
【前哨】敵陣近くに軍隊が陣を張る場合、敵状を偵察したり敵の奇襲を防ぐために前方に配置する部隊。
【矮人】背の低い人。 ※わいじん
【翻刻】(1)写本や刊本を、そのままの内容で、新たに木版または活版で刊行すること。翻印。(2)外国の刊本を、そのままの内容で新たに刊行すること。
【拙劣】へたであること。まずいこと。また、そのさま。「―な文章」
【縞瑪瑙】縞模様の特にはっきりした瑪瑙。
【稠密】多くの人家・人間などがある地域に密集している・こと(さま)。「人口が―な地域」「人家の―する日本橋区の中央(まんなか)へ/花間鶯(鉄腸)」 ※ちゅうみつ
【立役者】(1)芝居で一座の中心になる役者。立役(たてやく)。立者(たてもの)。(2)ある方面で中心となって活躍する者。中心人物。「優勝への―」
【いくたり】「いくにん(幾人)」に同じ。「―来たかわからない」「―かは成功した」
【成算】物事をやりとげることができるという見込み。成功する見込み。「―がある」「―が立たない」
【尖塔】細長く先がとがった形の屋根をもつ建物。ゴシック建築の教会などに多く見られる。
【拱廊】アーケード。建築用語。円柱などの柱によってささえられたアーチの連続,または片側がアーチをのせた柱列からなる廊。ローマ時代以降盛んに用いられ,中世にはバシリカ式教会堂の身廊と側廊を仕切る内部構成の重要な要素となる。
【重畳】(1)幾重にもかさなっている・こと(さま)。「―たる山脈」(2)この上もなく喜ばしいこと。きわめて満足なこと。感動詞的にも用いる。「―の至り」「御無事でお帰りなさるは何より―/色懺悔(紅葉)」※ちょうじょう
【はかばかしい】(1)物事が順調に進んでいる。望みどおりの方向にいっている。うまくいっている。また、はかどっている。「病状が―・くない」「―・い返事が聞けない」
【奇態】風変わりなこと。不思議なこと。また、そのさま。「予言したのがちやんと適中してゐるから―だ/うづまき(敏)」
【風雪】(1)風と雪。(2)風とともに降る雪。吹雪。(3)きびしい試練や苦難のたとえ。「―に耐える」
【以遠】ある地点よりさらに遠いこと。また、その場所。「東北本線は宇都宮―が不通」
【鷹揚】ゆったりと振る舞うこと。余裕があって目先の小事にこだわらないこと。また、そのさま。ようよう。「―な態度」「―にかまえる」
【物堅い】実直である。律義である。まじめ一方である。「―・く信用できる人」
【暗影】(1)暗いかげ。(2)不安・不吉なきざし。「前途に―を投げかける」
【暗影を投ずる】不安を投げかける。「国際情勢に―・ずる出来事」
【模糊】はっきりしないさま。ぼんやりとしているさま。「曖昧(あいまい)―」「四辺(あたり)は―として霧の中に隠れるが如く/あめりか物語(荷風)」
【戦慄く】(1)寒さ・恐怖・発熱などのために体が小刻みに震える。おののく。「恐怖に―・く」 ※わななく
【空恐ろしい】これから先のことを考えると、なんとなく不安で恐ろしい。「ゆく末が―・い」
【稀覯】〔「覯」は見るの意〕めったに見られないこと。「―の古書」
【稀覯本】めったにない珍しい本。古写本・古刊本・限定出版本などのため、数がきわめて少ない本。稀覯書。稀書。珍本。
【蔵書】書物を所蔵していること。また、その書物。蔵本。
【悪鬼】(1)たたりをする魔物。「―のごとき形相(ぎようそう)」
【染む】(3)打ち消しの語を伴って、自分の気持ちになじまない、気にいらない意を表す。「意に―・まぬ結婚」 ※そむ
【総身】からだじゅう。全身。満身。そうみ。
【悠久】はてしなく長く続いている・こと(さま)。「―な営み」
【繁茂】草木が生い茂ること。「夏草の―する野原」 ※はんも
【閲する】(1)よく調べる。検査する。「此編を綴るに至りて或一書を―・せしに/近世紀聞(延房)」(2)年月を経過する。「諸邦を遊歴して多年を―・し/花柳春話(純一郎)」 ※けみする
【霊廟】(1)先祖など、人の霊をまつってある建物。おたまや。みたまや。(2)卒塔婆(そとば)のこと。 ※れいびょう
【蕭然】がらんとしてもの寂しいさま。「沈々たる孤灯に対(むか)ひ―として窓下に縫衣す/世路日記(香水)」 ※しょうぜん
【冷徹】冷静で、物事の根本まで深く鋭く見通している・こと(さま)。「―な目」「―に事の推移を見通す」
【瞥見】ちらりと見ること。ざっと目を通すこと。一瞥。「―すると女が四人でテニスをして居た/趣味の遺伝(漱石)」
【新緑】初夏の頃の、木々の若葉のつややかなみどり。[季]夏。
【壮麗】大きく立派で美しい・こと(さま)。「―な会堂」
【興趣】楽しく愉快に感じること。おもしろみ。「―が尽きない」「―がわく」
【古雅】古風でみやびな・こと(さま)。「古代の人像は―にして奇(くし)く/慨世士伝(逍遥)」 ※こが
【着意】(1)気をつけること。気をとめること。注意すること。「然るにこれに―するもの、甚だ少なし/西国立志編(正直)」(2)思いつき。着想。
【刻限】(1)指定した時刻。定刻。「―に遅れる」(2)時刻。時間。「日の暮れる―」
【蒼枯】古びていて深みがあるさま。「太い幹は―として白い粉をふいている/わが愛する山々(久弥)」
【遠戚】血筋の遠い親戚。
【純朴】素直でかざりけのないこと。人情が厚く、世間慣れしていないさま。「―な気風」「―な人」
【購う】(1)買い求める。「最も価(あたい)低き入場券を―・ひたれば/ふらんす物語(荷風)」(2)ある物と引き換えに別の物を得る。「汗と涙で―・われた成功」
【贖う】罪の償いをする。「死をもって罪を―・う」
【和毛】やわらかな毛。うぶ毛。 ※にこげ
【意趣返し】仕返しをして恨みを晴らすこと。報復。意趣晴らし。
【譴責】(1)不正・過失・失敗などをとがめしかること。「怠業のかどで―する」※けんせき
【ひとかたならず】ひととおりでない。普通でない。たいへんである。「―ぬお世話になりました」「―ず驚いた」
【峻厳】(1)いかめしくきびしい・こと(さま)。「―な態度」「―に自己を難詰した彼も/彷徨(潤一郎)」
【難詰】欠点を挙げ、厳しく相手を非難すること。「失態を―する」 ※なんきつ
【懐郷】故郷をなつかしむこと。「―の念抑えがたし」
【往時】昔。以前。「城跡に―をしのぶ」
【顔容】顔かたち。容姿。容貌(ようぼう)。
【突兀】物が高く突き出ているさま。山や岩などの険しくそびえているさま。とつこつ。「英雄の鼻柱が―として聳えたら/吾輩は猫である(漱石)」 ※とっこつ
【刻苦】自らを苦しめ努力すること。「蛍雪(けいせつ)の窓に―して/慨世士伝(逍遥)」
【登攀】高い山などをよじ登ること。とはん。 ※とうはん
【闃然】ひっそりとして静かなさま。人気がなくさびしいさま。「―として空家の様に見えるのは/琴のそら音(漱石)」 ※げきぜん
【凛然】(1)寒さの厳しいさま。「―として寒冷(さむさ)膚へに徹り/竜動鬼談(勤)」(2)りりしく勇ましいさま。凛乎(りんこ)。「―たる態度」「精神爽(さわ)やかに意気―として/復活(魯庵)」
【凛乎】きりっとして勇ましいさま。りりしいさま。凛然(りんぜん)。「―たる態度」「彼方(かなた)を睨(にら)みし有様は、―として四下(あたり)を払ひ/慨世士伝(逍遥)」 ※りんこ
【篤実】情にあつく誠実であること。他への思いやりがあり、また、まじめであること。また、そのさま。「温厚―の好青年」「―な人柄」「―家(か)」
【惻隠】かわいそうに思うこと。あわれむこと。 「―の情」
【碩学】〔「碩」は大きい意〕学問が広く深いこと。また、その人。 ※せきがく
【詰屈/佶屈】文字・文章が堅苦しく難しい・こと(さま)。
【遺愛】死んだ人が、生前に愛用していたもの。「亡父―の万年筆」
【先考】死んだ父。亡父。
【先妣】死んだ母。
【粛然】(1)静まりかえっているさま。また、かしこまり静まるさま。 「恩師の前に―と控える」「此満堂―として鎮静し/経国美談(竜渓)」(2)礼儀正しく、おちついたさま。また、おごそかなさま。「彼等は…火の気のない室(へや)に―と坐つてゐた/門(漱石)」
【酔歩】酒に酔って歩くこと。また、その足どり。千鳥足。「阪東君が―蹣跚(まんさん)として這入(はい)つて来る/続風流懺法(虚子)」
【蹣跚】よろめき歩くさま。「―として定めなき足を引摺り/緑簑談(南翠)」 ※まんさん
【憂愁】うれえもだえること。悲しみなげくこと。うれい。「―の色が濃い」「享楽し、―する人間らしき行為言動を/文学評論(漱石)」
【幽愁】深い物思い。深い憂い。「―を催す」「―の美に酔ふばかりであつた/ふらんす物語(荷風)」
【幽囚】捕らえられて牢などにとじこめられること。また、その人。囚人。「―の身となる」「ブリグハム、ヤングを―せり/八十日間世界一周(忠之助)」
【有終の美】物事を最後までやり通し、立派になしとげること。 「―を飾る」
【虚心坦懐】心になんのわだかまりもなく、平静な態度で事にのぞむ・こと(さま)。「―に話し合う」
【沈滞】(1)一つところにとどこおって動かないこと。(2)活気がなく、積極的な動きのみられないこと。「全体に―した雰囲気だ」
【私生児】法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子をいった語。民法旧規定では父の認知を得ていない者をいい、認知された子は庶子として家籍に入れられた。現在の民法では「嫡出でない子」という。私生児。
【手練手管】人を思うままに操りだます技巧。「―の限りを尽くす」
【籠絡】うまくまるめこんで自分の思う通りにあやつること。「主君を―するに至れば/日本開化小史(卯吉)」
【不倶戴天】〔「礼記(曲礼上)」から。ともに天をいただくことはできない意〕この世に共存できない、どうしても許せないと思うほど深く恨むこと。「―の敵」
【換骨奪胎】古人の詩文の発想・形式などを踏襲しながら、独自の作品を作り上げること。他人の作品の焼き直しの意にも用いる。
【機微】表面からは知りにくい微妙な心の動きや物事の趣。「人情の―に触れる」「人生の―」
【恵投】人から物を贈られることを敬っていう語。恵贈。恵与。 ※けいとう
【看取】見て、それと知ること。事情などを察知すること。「人に由りて其の―する処の事実なり/欺かざるの記(独歩)」
【看過】見過ごすこと。大目に見て見のがすこと。「決して―できない不正」
【指弾】つまはじきすること。転じて、人を非難・排斥すること。「―を受ける」「偽善者を―する」
【瑕疵】(1)きず。欠点。(2)法的に何らかの欠陥・欠点のあること。
【謙抑】へりくだって控え目にすること。
【宥和】相手の態度を大目にみて仲よくすること。
【面従腹背】うわべは従順にみせかけ、内心では従わないこと。 ※めんじゅうふくはい
【附和雷同】自分にしっかりした考えがなく、他人の意見にすぐ同調すること。
【威武】威光と武力。武力が強く、威勢のあること。武威。「―を示す」
【威光】自然に人を服従させるような、おかし難い威厳。「親の―をかさにきる」
【断案】最終的な考えを決めること。また、最終的な考え・案。「―を下す」
【存否】(1)存在しているかいないかということ。「詩人の生家の―を問い合わせる」(2)健在であるかないかということ。安否。「両親の―を問う」 ※そんぴ
【出立】(1)旅に出ること。旅立ち。「早朝―する」(2)物事を始めること。「此(この)根本義から―した代助は/それから(漱石)」 ※しゅったつ
【零落】おちぶれること。「―して今は見る影もない」 ※れいらく
【落魄れる】以前の身分や財産を失い、みじめなありさまになる。零落する。「―・れて今は見る影もない」
【布置】物を適当な位置におくこと。配置。
【鬼胎】(1)心中ひそかに抱くおそれ。「―を抱く」(2)〔医〕「胞状奇胎(ほうじようきたい)」に同じ。
【胞状奇胎】妊娠初期に胎盤を形成する絨毛膜の絨毛が病的に増殖し、葡萄(ぶどう)状の嚢胞(のうほう)になって子宮腔を満たすもの。大出血を伴って流産したり、癌が発生する確率が高い。俗に「ぶどう子」と呼ばれる。葡萄状鬼胎。
【阿る】気に入られようとする。へつらう。「大衆に―・る」「時流に―・る」 ※おもねる
【腑分け】解剖のこと。「手医師何某といへる者、千寿骨ヶ原にて―いたせるよしなり/蘭学事始」
【流謫】罪により、遠地へながされること。島流し。謫流。「―の身」 ※るたく りゅうたく りゅうてき
【貴種流離譚】〔折口信夫の命名〕説話の一類型。若い神や英雄が他郷をさまよいさまざまな試練を克服し、その結果、神や尊い存在となったとするもの。在原業平(ありわらのなりひら)の東下り伝説、かぐや姫伝説、また、源氏物語の須磨流謫(るたく)の条などがこれにあたる。
【局外】(1)当面の事柄に直接関係のない立場。「―に立つ」
【局外者】その物事に関係のない人。。
【蛭子】記紀神話で、伊弉諾命(いざなきのみこと)と伊弉冉命(いざなみのみこと)の子とされる。古事記では伊弉諾・伊弉冉が日本の国土を生み成す際、国土とは認定し得ぬ失敗児、日本書紀では統治者の資格を欠く不具児としてそれぞれ位置づけられる。中世以降、恵比須(えびす)として尊崇された。ひるのこ。
【ゲリマンダー】自党に有利になるように選挙区の区割りをすること。
【斜交い】ななめ。また、ななめにまじわること。「―にまじわる道路」 ※はすかい
【博覧強記】広く書物を読みよく覚えている・こと(さま)。「―で鳴る男」
【惑溺】まどいおぼれること。夢中になって、正常な判断ができなくなること。「古習に―する者は/文明論之概略(諭吉)」
【糜爛】(1)ただれること。「―した歓楽/悪魔(潤一郎)」 ※びらん
【歓楽】(1)喜び楽しむこと。喜びと楽しみ。快楽。
【瀰漫】(ある風潮などが)広がること。はびこること。蔓延(まんえん)。「退廃の気が―する」 ※びまん
【頑迷】頑固でものの道理がわからない・こと(さま)。「―な人」
【頑迷固陋】考え方に柔軟さがなく、適切な判断ができない・こと(さま)。
【疎隔】関係がうとくなること。遠ざけること。「妾を―せんと謀りしなり/妾の半生涯(英子)」
【独立独歩】独立して他から支配も影響も受けずに自分の思うとおりにやること。独立独行。
【宿痾】前々からかかっていて、治らない病気。持病。痼疾(こしつ)。宿病。
【八紘一宇】天下を一つの家のようにすること。第二次大戦中、大東亜共栄圏の建設を意味し、日本の海外侵略を正当化するスローガンとして用いられた。
【侏儒】(1)こびと。一寸法師。 (2)見識のない人をののしっていう語。
【深更】夜ふけ。真夜中。深夜。「激論は―に及んだ」
【黒暗々】まっくらなこと。「―日光も穿ち得ぬ森林の裡(うち)/日光山の奥(花袋)」
【波濤】大波。高い波。
【炯々】(目が)鋭く光るさま。「眼光―として人を射る」「―たるまなこ」
【盲滅法】何の見当もつけずにむやみに事を行う・こと(さま)。やみくも。 ※めくらめっぽう
【文質】〔「文」はあや・かざりの意〕文華と質朴。また、外見と実質。
【彬彬/斌斌】(1)文章の外形と実質とが共に備わっているさま。「文質?其宜を得る/明六雑誌 21」 (2)文物が盛んに興るさま。「大宝の令は制度儀文全く備り―として観る可し/新聞雑誌 40」 ※ひんぴん
【文質彬彬】外見と実質とがほどよく調和していること。「文質彬彬としてこそ君子というものである」
【赫赫】(1)はなばなしい功名をあげるさま。「―たる戦果」(2)光り輝くさま。「―たる南国の太陽」 ※かっかく
【墨守】〔墨子がよく城を守り通し、楚軍を退けたという故事から〕昔からのしきたりや自説を固く守ること。「旧習を―する」
【旧習】昔からの習慣。古くから残っているならわし。
【旧慣】古くからの習慣。昔からのならわし。旧例。
【唯唯諾諾】何事にもはいはいと従うさま。他人の言いなりになるさま。「―として命令に従う」
【係争/繋争】当事者間で争うこと。特に、訴訟を起こして法廷で争うこと。「―中の事件」
【擬制】〔法〕〔fiction〕相異なる事実を法的には同一のものとみなし、同一の法律的効果を与えること。失踪宣告を受けた者を死亡とみなし、電気を有体物とみなすなどの類。
【緒言】(1)論説の言い初めの言葉。(2)前書き。序文。 ※しょげん
【徴表】その事物のあり方を特徴的に示し、他の物と区別する性質。属性。メルクマール。
【骨絡み】(1)梅毒が全身に広がり、骨髄にまでいたってうずき痛むこと。また、その症状。ほねうずき。(2)悪い気風に完全にそまっていること。
【抹香臭い】抹香のにおいがする。転じて、いかにも仏教的な感じがする。ぼうずくさい。「―・いお説教」
【可及的】できるかぎり。なるべく。「―速やかに撤去せよ」
【通暁】(1)夜を通して朝に至ること。夜通し。(2)すみずみまで知ること。「その分野に―している」
【掉尾】〔尾をふる意〕物事・文章などの終わりになって勢いを奮うこと。また、終わりごろ。最後。「―を飾る」 ※ちょうび
【掉尾の勇を奮う】最後の勇気を出して奮闘する。
【囲繞】周りをとりかこんでいること。「山々に―された地」 ※いにょう・いじょう
【畏友】尊敬している友人。
【言下】相手が言い終わったすぐあと。言い終わるか終わらないうち。「―に断られた」 ※げんか・ごんか
【淫奔】(女性が)性的享楽におぼれやすい・こと(さま)。多情。 ※いんぽん
【知解/智解】知識によって悟ること。 ※ちかい・ちげ
【哀訴】相手の同情心に訴えること。なげき訴えること。哀願。「彼は地主に―して/土(節)」
【充溢】満ちあふれること。「気力が―する」 ※じゅういつ
【釈義】文章・語句などの意味を解きあかすこと。また、解きあかした内容。解釈。
【蹉跌】つまずくこと。失敗し行きづまること。挫折。「研究は―をきたした」「出立点から、程遠からぬ所で、―して仕舞つた/それから(漱石)」 ※さてつ
【逢着】出あうこと。でくわすこと。「難関に―する」「屡々此の問題に―した/彷徨(潤一郎)」 ※ほうちゃく
【衡平】(1)つりあうこと。平衡。(2)〔法〕 一般的規定である法を、その適用において具体的事例に適するように修正すること。