2010-11-21

anond.hatelabo.jp/20101121203831

どこからつっこもうかと思ったけど、やっぱやめた。

で、おっさんのクソつまんねー思い出話や愚痴でも。

ミトニッククラッキングがすでに伝説となっていた二昔前、今じゃ考えられないがワープロで1分間に60文字打てれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われていた。

ソフトウェアFDD でのコピーが横行し、そういうグレーな行動で行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。

5インチFDD を使った MS-DOS が主流だったから、1990年代前半のことだ。

しばらくしたら、今じゃ考えられないが HTMLメモ帳で書いてホームページを立ち上げることができれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われた時代がきた。

HTML画像音楽映画ファイルなどを埋め込んだり、そういうグレーな行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。

メディアは 3.5インチ FDD から CD-R に代わりつつあり、Windows の新バージョンが販売されるたびに行列ができていたから、1990年代後半のことだ。

もうすこし経つと、サーバを立ち上げることができれば「すごい人」「先進的」「ハッカー的」などと思われた時代がきた。

P2Pで直接ファイルをやりとりするようになると、音楽映画ファイルなどをアップロードしたり、そういうグレーな行動で存在感を示そうとした馬鹿野郎が増えて一部で問題になっていた。

WinMXWinny が全盛だった時代だから、2001年2005年だ。

それ以後も、同じように「技術開発」→「悪用される」の繰り返しだ。

いまだに思う。

まだまだハッカーは足りない。

ハッカーになりえるシステムエンジニアも足りない。

システムエンジニアを目指す学生なんか、もっと足りない。

単にコンピュータを利用する画家のような、クリエイティブユーザでもいい。

エロゲしかインストールしないようなユーザでもいい。

0 と 1 でしか表現できない無能なコンピュータを、賢く使えるハッカーとなってほしい。

ネットワークを便利に使えるWebエンジニアが増えるほどには、そのインフラを支えるネットワークエンジニアが足らない。

ネットワークエンジニアの敷居は、年々高くなる一方だ。

仕舞いには、ITの歴史田舎ヤンキーこじつけ罵倒するしかできない低脳まで現れる。

そんなもん「おまえがキライ」で済ませろや。

しかし、ハッカーが飽和する世界を、生きてるうちに見てみたい気はする。

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