はてなキーワード: プレステ2とは
そのソフトの発売日かその直後だったはず。
本体購入前にファンタシースター2が安く売っているという情報を得て
その代わりにヴァーミリオンを買っていた。
そのあとに買ったS&Dがちゃんとやった最初のソフトだったかな……。
まだハードが品薄だった頃。
PCエンジンduoは天外魔境2とマイトアンドマジックと同時購入。
天外1の高速版がおまけにつくキャンペーンの少し前に購入したはず。
外伝3の発売直後だったはず。
サターンは2万円くらいになったときにデビルサマナーと同時購入。
ニンテンドー64はオウガバトル64とムジュラの仮面と同時購入。
ムジュラは二千円以下で買った。
オウガバトル64は最終的に二千円以下になったと思うが、
買ったときは3割引くらいだった気がする。
同時に買ったのはnever7だったと思う。
リリーの発売日くらいだったはず。
ただし主目的はtorneで、それまではビデオテープに録画していた。
本体がそれなりに安くなってアルトネリコ3も廉価版が出たあとのはず。
ゲームボーイアドバンスは
ファイアーエムブレムとタクティクスオウガ外伝と同時購入。
目が疲れるのであまり遊べなかった。
3DSはファイアーエムブレム覚醒と同時購入。
そのソフトの発売直後だった。
wiiuは
メガテンファイアーエムブレムのコラボ作品同梱版を買ったけど
まだ開封していない。
何度かソシャゲ(あんなものやこんなもの)の誘惑に屈しそうになったこともあったが、何とか乗り切ることもできました。
今後これが誘惑してくると思いますが、それに屈さないよう頑張ります。
最近やってる某学園ギャンブルアニメと某スパいアニメのソシャゲは…うん、ノーコメントで。
おじさん、33歳
小学校にあがるころにスーファミが出て、中学校ではプレステサターン64の三すくみ時期、大学ではプレステ2をやった世代
今でもゲームを買うと、最後までやり込んで、行ってない面も全部、とってないアイテムも全部、出してないエンディングも全部出したい方
ポケモンだって、いろいろパーティ考えては作り、というのを何度もなんどもやりたい
だって勿体無いし、1個のゲームは出来るだけ余すところなくやりたいものだと思ってる
子供の頃はそういくつもいくつもゲームソフト買ってもらえなかったし、ソフト買ってもらえるのって、誕生日とクリスマスで年2つ、兄がいたから合わせて年4つ、せいぜいそんなものだし、大学生になってからだってそこまで数買えるわけじゃないから、結果的に1つのゲームで3、4か月はやりこむ、それが我々の世代では当たり前だったように思う
でも、いつの頃からかスマホが普及し、プレステが高級化し、普通の若い子はスマホゲーしかしなくなった
スマホゲーって大体が無料でダウンロードできるし、ゲームに対する執着が全くないまま、面白いとも思わないまま、友達付き合いで無料でできる範囲でゲームやってる子が増えてきた
そして、そもそもスマホゲーって、中身も収集癖を煽るだけの作業ゲーで、ゲーム性はほぼないものしかないから大体がつまらない
それが身についてしまっているから、有料のDSソフトに対しても、そんなもんみたい
俺、おじさんだけどDSやってて、若い子で同じゲームやってる子見つけたらゲームの話するのよ
ポケモンやってるのよ
11月に出たわけなんだけど、若い子の話聞いてると、大体が2週間くらいでストーリークリアしてて、年内くらいにはもう育成すら辞めてた
俺はできるだけ長い時間かけてストーリーも越す、育成に入ってからももう2か月ほどパーティ構築と対戦やってる
ようやく最近、ほぼ終わりかなーと思うようになって来た
つまり、4か月はみっちりやったってこと
長くやるのが偉いわけでもないし、面白い面白くないは人それぞれなのでいいんだけど、でもなー
そんな短い間によく買ったゲームやめれるよなー、ってのは思うわ
なんかブコメトラバでめっちゃ指摘されてるけど、お察しの通りADHD持ちです。
WAISやって、総合IQは低くないけど、ダメなやつはホントにコテンパンって感じだった。
まあ、それ自体はあんまりクヨクヨ考えてもしょうがないので、なんとなくうまいことやって強かに生きてます。
っていうかゲーム下手の話でこんな大勢からADHD認定されるとは思ってもみなかった。
基本的には、反射神経が単純に悪いというのもありつつ、運動とかもそうなんだけど、頭で思った通りに体をコントロールするのがどうも自分は苦手なようだ。
マリオをジャンプさせたつもりがダッシュでクリボーに激突したりするのはそのパターンかなと。
ただ経験上、操作に関しては訓練を重ねることでそのタイトル限定ではあるものの人並み程度に操作できるようになる。
視点の位置(いわゆるマリオ的な横から見てるやつはどうもダメ)や
要求される操作(格ゲーのコマンドとかの速さと正確さが必要なやつ)によっては、いくらやっても習得できなかったりするし、
しかも時間がかかる割にリターンが少なくて、別タイトルに応用とかは全然できないけど……。
プレステ2の頃、よりによって操作難度が高いことで有名なアーマードコアシリーズにドハマりして、
年単位のスパンで夜な夜なアリーナ下位から上位までマラソンするような遊び方を続けた結果、
初心者には圧勝できるけど、ストーリークリアした友人にはボコボコにされるし、難所はガチタンでないと越えられない程度の腕前になった。(ドヤ)
目を閉じてヘッドホンの音だけを頼りに、全身にミサイル積んだAI機の弾が尽きるまでミサイルを避け続ける練習とかを大真面目にやってたので、なんかもうあれは修業の一種だと思う。
あと、操作能力以外でもゲーム下手の要因になっている、画面が豪華だと圧倒されて飛来物や異変に気付けないとか、
すぐ気が散って集中力が途切れて凡ミスして死ぬとかは、言われてみればADHDっぽさが出てるのかもしれん。
↓
「俺はゲーム下手だからいつも後ろで見てる、たまに参加してもすぐ交代」
↓
「まてよ、俺がゲーム作ったら俺も一緒に遊んでることになるんじゃね……?」
↓
友人「ところでRPGツクールっていうのがあるんだが……」
「それだ!!」
みたいな流れからゲームを作る側の職に就いてしまったので、余計に周りは気合の入ったゲーマーが多くて大変だけど、
ゲーム下手な人の気持ちがわかる開発者ということにして細々と業界の隅っこで頑張ってる。
トラバでも言われたけど、実は「いいテストありませんかね?」と聞きつつやっぱりあまり世の中になさそうな感じなら、
ゲーマーのウデマエをなんにゃらかんにゃらして測るゲームを自分で作りたいなーと思いながら前のを書いてたので、そのうち何かそれらしきものを作ったりするかも。しないかも。
もし何かできたらその時はまた増田書くと思うので、よろしく。
むかしプレステ2の頭文字Dのゲームを、ハンドルとペダル使うコントローラ使って友人宅で遊ばせてもらった。
しかしどうやってもガードレールとか崖とかに車がバインバイン突っ込んでグルグル回ったりつっかえて動かなくなったりしてレースにならない。
開き直って背景に立ってる標識の速度制限を守りながらプレイしてみたら、時間はかかったけど一応事故らずにアキナの峠を下りきることができた。
この一件で運転とかそういうのが自分はかなり下手なんだなって自覚して、そのおかげか車に乗るようになって10年近く経つけど無事故でやってこれてる。
ちなみにゲームの持ち主は車高下げたイケイケの車が納車日に家の前の段差を越えられずにフロント下部削って車屋にお持ち帰りされてた。
僕には友人がいた、いや、今でも居るんだと思う、消息は知らないが。
中学が一緒だったが、彼はとてもウィットに富んだジョークを放つ男だった。
僕なんかではとてもかなわない人間だった。ここではAとしよう。
でも成績は悪かった、はっきり言って底辺だった。当時成績はそれなりだった僕が軽く教えればすぐに飲み込む。なのに何故だろう。
頭の回転は凄く速い。「かけあい」をしていてとんでもない発想からくる知性を感じる返答の連続だった。
ある日、遊びに来いよ、とAに誘われ、彼の家に訪問し、その疑問は氷解した。
ウォシュレットが普及し始めた時勢に未だ和式便所、小汚いハムスターの籠(エサやりわすれてたら共食いしてたよ、と彼は笑って語った)。
ああ、分かった。Aはそういうランクの人なのだ。Aは、というよりAの世帯は。
しばらくプレステ2のメタルギアソリッド2を遊んでいた時、インターホンが鳴った。ガス会社の人が来たらしい。
玄関先からAの母親の声が聞こえた。「あと3日で息子の給料が入りますので」と。
Aは確かにバイトをしていた。Aは笑ってこう言った。「俺がなんとかしなきゃな」。
彼は本当に頭の良い人間だった。風の噂では最近はパチンコ屋で働いているらしいが、地元を離れている僕としては調べようもない。
http://anond.hatelabo.jp/20140803210149
と一笑にふそうとしたが、待てよと。
もしかしたら本当に今の高校生や若い世代は技術の進歩を目の当たりにしていないのではないか?
と思い、いろいろと調べてみた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/PlayStation_2
確かにファミコン→スーファミ→プレステのような劇的変化は感じられないよなあ・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/AIBO
つまり、元増田が物心ついた時にはロボットとは、一般家庭にこそ普及してないが、
1999年にはiモードが日本でスタートし、インターネット網への接続が可能となり、通信速度が向上し、画像やJavaを使用したゲームなどの利用が可能となった。
ネットはパソコンでやるものではなく、ケータイでやるものなわけだ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%90%BA%E5%B8%AF%E9%9B%BB%E8%A9%B1
2000年~2002年頃にかけて、ADSLによるサービスが普及しはじめる。既存の電話線が使用できることや、価格競争による低価格化により、現在ブロードバンド回線の主流となっている。
知ってるかい?昔はダイヤルアップと言って、ネットへの接続時間に応じて料金がかかっていたんだぜ?
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AE%E3%81%9E%E3%81%BF_%28%E5%88%97%E8%BB%8A%29
なるほど、確かにこうしてみると、元増田が物心ついてから現在に至るまで、
子供心をときめかせるようなブレイクスルーがないのかもしれない・・・
(自分のチョイスの仕方が悪いだけかもしれないが)
俺が「かがくのちからってすげー」と感動しているものに対して、
高校生が感じるのは、物心ついたときからある当たり前のものでしかないのだ。
そんな当たり前のものがここ10年近く、ブレイクスルーなしに改良を重ねていっているだけのように見えてしまい、
などと思わせてしまうのではないだろうか?
プレステ2版普通に面白いし、正直6や7みたいに決まった武器使ってマンネリ感のある武将使うより連舞システムでやってる分多少武器が似通ってても面白かった。
曲もステージも面白いし、ステルス爆撃兵なんていうけど3や4からあったネタだし別に騒ぐほどのもんではない。
それにSP版は馬ショクの街亭の戦いが一番やり応えあって好きなんだけど。PVにもなった同ステージBGMは6とかで未だに使ってるわ。
ステージも連舞システムも曲もいいし、最大の面白さはガードしてる敵を殺陣で潰せる事だわ。
6や7はガード崩しするのにいちいちC1みたいな事しないと崩せないし、5ではガード崩しがちゃんとしたものになってるから連舞が止まる心配もないし、やりがいが増えてぐっと楽しくなってる。修羅モードは確かにきついけど、これもやりようによるでしょ。
27歳男。
違う趣味を持てばいいとかそういう問題じゃなくて、ゲームをまた楽しめるようになりたいんだけどモチベーションが上がらなくて歯がゆい。
また時間を忘れて熱中できるようなゲーム本来の面白さを思い出させてくれるソフトはないですか?という話。
ゲームをなかなか買ってもらえない家庭で育って、友達の家に常に最新機種があるのが羨ましくて仕方なかった。
保育園から小学生低学年のときは、いとこの家でちょこっとやらせてもらうゲームボーイやスーファミのファイナルファイトが楽しかった。
小学生中学年になってめったにしないおねだりをしてスーファミを買ってもらって、土日各1時間だけという制限の中でやってた。
でも共働きの家庭だったから、留守家庭卒業後は小学校からダッシュで帰って親が帰ってくるまでゲームやったりしてた。
最初に買ってもらったスーパードンキーコング2は、最後らへんが難しくて進められなくなったから、友達から借りたFFをやってた。
FF6は、全員レベル99にしてからラストダンジョンに行こうと思って数人レベル上げが終わったところで、自慢するために友達の家に持っていくときに落としてデータが消えたから挫折した。
FF5は、攻略本を見ながらプレイしたらラストダンジョンの敵が強すぎてラストダンジョン直前で挫折した。
ミスティックアークは難しくて挫折した。これは大学生のときにリベンジした。
小学4年生のときに、発売から時間がたって値下がりしてたクロノトリガーを980円で買って面白さを吹聴して回って、自分のクラスでリバイバルブームを起こさせたりした。ラスボスは3体いるうちの真ん中が本体じゃないということになかなか気づかずに苦労した。
友達の家でやらせてもらったプレステのチョロQが楽しかった。その友達の家にネオジオがあったんだけど、クソ長いロード時間しか覚えてない。
小学6年生のときにプレステを買ってもらって、アークザラッド1をやってCGの綺麗さを興奮して親に報告した。
朝3時に起きて、隣の部屋で親が寝てる中こっそりゼノギアスをやった。話はよくわからなかったけどゲームとして面白かった。
中学生になってFF7インターナショナルを買ってもらった。エアリスが死ぬことは知っていたから最初から育てなかった。ショックも受けなかった。海チョコボはチョコボ仙人のヒントだけをもとに独力で配合して作った。達成感があった。運動部だったから、引退後の夏休みはずっとやってた。
友達の家でプレステ2の三國無双をやらせてもらって感動した。人数多かったからなかなか自分の順番が回ってこなくて歯がゆい思いをした。
お小遣いをためてFF8を買った。等身が上がった人間が普通のフィールドで動いている、動かせることに感動した。お子様だったからかFF7ほどは面白くないように感じた。
高校2年生のときにプレステ2を買ってもらった。でも運動部に入っていたのと受験モードにすぐ入ったからなかなかやれなかった。
大学生になってプレステ2のソフトを買いまくってやりまくった。
値下がりもしてるしプレステ2とかプレステの名作を買い漁るのが趣味になってた。
この頃からプレイするよりも買うことが目的になってきた。積みゲーがどんどん増えていった。
でもアナザーセンチュリーズエピソードの2と3、シャドウハーツは1と2まで、最後までやったな。シャドウハーツフロム~はなんかイマイチでラスダン前で挫折。
就職したら一人暮らししてプレステ3とか買いまくってやりまくるとか息巻いてた。
でもいざ就職して自分の自由に使えるお金と時間が増えたときにはもうゲームへの興味が薄れてしまっていた。
就職した後にはじめて買ったDSとPSPはほとんどやらずにほこりをかぶってる。
自由にできる環境になったときにはもうモチベーションがなくなっているってすごく不幸だ。
なんとなく面白そうだな、やってみたいなというゲームはいろいろある。
金銭的にも買えないことはない。
でもいざ手を出すまでのモチベーションがわかない。
仮に買ったとしても実際やり始めるとプレイが面倒になるのが想像できると考えてしまうから。
そうなんだよ。
ゲームをすることがめんどくさくなったんだ。
やりたくないわけではないけど、めんどくさい。
据え置き機だから設置がめんどいとかじゃなくて携帯機でもしかり。
RPGが好きだったんだけど、今RPGをやると、製作者の手のひらで転がされてるだけに思えてつまらない。
クエストとかフリーシナリオとかそういう問題じゃなくて、RPGというシステム自体の問題だと思う。
アクションゲーも、ひと通り動かしたらもう満足してしまって、ボスを倒してストーリー進めるとかをやらなくてもいいやーとか思ってしまう。
ギャルゲーもボタンポチポチでシナリオ読むのがかったるい。エロゲーも同じ理由でやらなくなった。
ゲームを楽しみたい気持ちはあるのに、身体(頭、精神状態?)がついていかない。
年齢問わずに楽しめるはずのゲームでは、身体じゃなくて心がついていかなくなる場合があるという。
楽しみたいのに、めんどくさい。
どうしようもなく歯がゆい。
友達と一緒にやる桃鉄を久しぶりにやったりしたけど、負けたら負けたでそこまで悔しくない。
ピコピコ少年とかハイスコアガールとか読むと、著者のゲーム経験が羨ましくなる。
あーでも自分はまだ割りと買ってもらってたほうなのかな。。。
休日をひきこもってテレビも見ずにダラダラゴロゴロしてるだけの生活よりはハリが出るんじゃなかろうかと思ってるんだけど。
めんどくささを超えて熱中できるようなゲームをすること自体の楽しさをまた思い出させてくれるゲームはないですか?
それとも、これまでの文章をすべて台無しにするようでなんだけど、もともとそこまで自分はゲームが好きじゃなかったってことなんだろうか。
隣室に外国人の親子二人が引っ越してきた。東欧から来たそうだが、母親の方は学生時代に日本に留学していたらしく(その後帰国→結婚→出産→離婚→再来日)日本語は達者だった。
子供の方は中学生の女の子だった。引っ越してきた時は小学生だった。
よくあるシングルマザーの例に漏れず、母親が仕事(翻訳家兼出版業らしい)で深夜まで帰宅しない日が多かった。そのため、右隣に住んでる俺と左隣に住んでる老夫婦が時折娘の面倒を見ていた。まあ、実際に見るのはもっぱら老夫婦だったが、俺の部屋にも月に何度か来ていた。目当ては俺のゲーム機と部屋に散乱している漫画で、来るたびに少年ジャンプを一心不乱に読んでいた。
母親が泊まりがけになる時は、徒歩5分の所にあるツタヤに連れて行って映画やアニメのDVDを借りてやったり、それを再生するためのプレステ2を貸してやったりもした。
俺自身も母子家庭に育った事もあり、彼女の人なつっこさも手伝って、かなり甘やかしてしまったと今は思う。そのうち彼女のためだけに少女漫画雑誌やゲームソフトを買い置きしてやったりもしていた。
それが当たり前になって1年か2年過ぎた頃、休日に部屋でゴロゴロしてたらインターホンが鳴った。ドアの前に彼女の母親が一人立っていて、食事を作りすぎたので食べるのを手伝って欲しいとの事。
彼女の母親の料理の旨さは以前に何度か差し入れられた時に知っており、ちょうど小腹も空いていたのでご相伴にあずかることにした。彼女は中学の部活動のため外出しており、部屋にはいなかった。
食卓に並べられた料理の数と量から、それが間違って作りすぎたのではなく最初から自分を招くためだった事を何となく察していると、彼女の母親は俺にとんでもない相談をしてきた。
「娘の初体験の相手になって欲しい。」
どうやら、彼女らのお国では女性は十代前半で男性を経験するのが一種の文化のように定着しているらしい。なので母親はてっきり、娘が俺と経験済みだと思っていたそうだ。
彼女らの価値観では、あの年頃で男性を経験していないというのは初潮を迎えていないのと同じくらいに深刻な事態らしい。そのため娘自身も俺とそうなるきっかけがつかめず悩んでいるのだという。
当然俺は拒んだ。
「そんなことをしたらこの国では犯罪だ。」
「私の国でも犯罪です。でも私の国では黙認されていますし、ここでも、娘と私が望んでいるのであれば何も問題はありません。」
「問題はなくとも私の良心が痛む。彼女を可愛いとは思っているが、それは彼女が子供だからだ。」
「痛むというのであれば、子供扱いされている娘の心もまた同様です。このままでは娘は一人前の大人になれません。いずれ愛する人と結ばれる時、未経験と分かれば相手を酷く失望させるでしょう。娘にそんな思いをさせられません。」
まさかこんな所で文化の違いにぶち当たる事になるとは。
これは後で知った事だが、祖国に住む祖父母の強い希望で、彼女の中学卒業に合わせて二人は帰国する予定だったらしい。十五歳になってから祖国で相手を見つけるのは、彼女にとっては耐え難い事なのだそうだ。
埒があかないと感じた彼女はこう言った。
「私もあなたを困らせたくありません。日本人であるあなたに、私の国の常識を一方的に押しつけるのは気が引けます。そこで、もしあなたが、いずれ娘の夫となる事を約束してくださるのならば、私も娘にその日が来るまで待つよう説得しましょう。あなたは娘が結婚できる年齢になるまで悩む事はなくなりますし、あなたが夫になるのならば娘も未経験である事を悩む必要はなくなります。」
俺は考えた。彼女が結婚できる年齢に達するまであと2年近く、現実的に考えれば5、6年はあるだろう。その間に彼女の気が変わったり、日本の生活に慣れる事で祖国の風習にとらわれなくなる見込みもある。その時に彼女からの自発的に「婚約」の解消を申し出るなり、自然消滅するなりしてくれれば何も問題はない。
何より、差し迫った問題を当分先延ばしに出来る事が何よりも重要だった。俺は悩んだが、母親の提案を承諾した。彼女が成人したら結婚する、と。
隣に住んでいて、理由もなく疎遠になれるはずもない事が予測できない位に、俺はテンパってたんだろう。控えていた転勤の予定が会社の都合で立ち消えになったのも大きかった。
なんだかんだあって、結局彼女が十八歳の時に結婚した。例の祖国の風習が母親が即興ででっち上げた嘘だった事は、その数年後、嫁の妊娠を報告した時に知らされた。それと前後して、母親(今は義母)は旦那(彼女の実父)と元の鞘に収まっていた。
プレステ3を買うぞ買うぞと周囲に吹聴しながら、かれこれ2年近く買わずにいる知人(間違っても友人ではない)が居る。発売前、ソニータイマーに注意しなければならないから予約は敢えてしなかったと言い、プレステ2互換機能がある初期型が出荷終了と発表された時は、いずれ新型にもプレステ2互換機能が追加されると言い、つい最近までは、東京ゲームショーで値下げが発表されるからそれまで待つと言い、最近はどこで仕入れた情報か、もうすぐプレステ4が出るからそれまで待つと言い、そして現在に至っている。ちなみに上記の予言は全てハズれてる。
んでもって、俺が昨年初期型を買っていた事を最近知ったらしく(上記のような人物だから買った事を隠していた)、使い勝手とか性能とかをしつこく聞いてくるのが非常に鬱陶しい上に、本体やソフトの長所のみならず短所についてまで「○○○って××なんだろ?実際やってみてどうなん?」などと言い出す始末。その場にはプレステ3のみならず、他のゲーム機(携帯機やWii、Xbox360)を持ってる人も居るというのに…。
流石に相手をするのも疲れたので、今朝「ああ、プレステ3ならソフトもまとめて売ったよ。」と何気なくでまかせを言ってみたら「ちょ、ど、どこの店に売ったん!?昨日!?何時頃!?」と気色ばんできやがんの。「え、別にどこでもいいじゃん?」と返すと「知らないだろうけど、初期型は今プレミアが付いていて、ヤフオクでもかなりの高値で売れるんだよ?売るなら事前に俺に相談してくれれば、中古屋の相場よりもずっと高く買い取ったのに…」と恨めしげにつぶやき始めた。「いやまあ俺のは初期型だったしさ、いつ壊れるかも分からんようなのを高値で売りつけるのも忍びなかったし…ねえ?」と言うと、それ以降彼が話しかけてくる事はなくなった。そして午後には彼は姿を消していた。
その後、午後からの講義で合流してきた友人が「学校来る前にあいつを駅前のゲーム屋で見かけたけど、とうとうあのプレステ3を買う決心でもしたんかね」という報告を聞いてその場の全員が爆笑の渦に。
しかし本当に買ってきたらどうしよう。フレンド登録しようぜとか本気で言い出しそうで困る。