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はてなキーワード: の朝は早いとは

2016-10-13

プロ増田の朝は早い

「まぁ好きで始めた仕事ですから

最近ホッテントリが取れないと愚痴をこぼした

まず、煽りネタの入念なチェックから始まる

「やっぱり一番うれしいのはブコメね、この仕事やっててよかったなと」

毎日毎日ネタ煽り方が違う 自動スクリプトでは出来ない

2016-06-30

クソ雑魚ナメクジ養殖業の朝は早い

毎日決まった時間に三度、匿名ダイアリーをチェックして、クソ雑魚ナメクジたちの健康管理するんです」

 そう語るのはクソ雑魚ナメクジ養殖業者の増田さん(47歳)。

 十年前に務めていた外資系シンクタンク退職し、祖父の代からつづくこの道を選んだ。

「クソ雑魚ナメクジたちが好みやす話題があるんです。

 そういう記事をこっちで見定めて選別していく。

 こちらの狙い通りのトラバがついたときは感激もひとしおですね。

 この稼業やっててよかったな、って思える数少ない瞬間です(笑)

 笑顔のたえない増田さんだが、養殖業の内実はきびしい。

 クソ雑魚ナメクジほとんどははてブで消費されるが、他増田コンテンツの台頭によりクソ雑魚ナメクジ需要は年々減少傾向にある。

「それでも、まだまだクソ雑魚ナメクジを欲しがるブクマカたちはいます

 私は、そういう人たちが一人でもいるかぎり、クソ雑魚ナメクジ養殖をやめたりしたくないですね」

 匿名ダイアリー文化は、このようなアツい信念をもった増田によって支えられているのだ。

2016-06-22

さぶ職人の朝は早い

さぶ職人の朝は早い

冷たい水でザブと顔を洗い、

触れた指の腹の触感で、

さぶたになりそうな部位を探る。

スウと赤い糸を引くように、軽く爪を立てる。

焦ってはいけない。

この傷跡が、明後日のかさぶたを産むのだ。

さながら、漆職人のようである

丁寧に、着実に。

これがかさぶ職人モットーである

さぶ職人は、ずっとかさぶ職人をしていたわけではない。

昼間は、OLという、一時しのぎの金を得るだけの職業についている。

さぶ職人の合間にOLをしているのだ、

職人はこう語る。

「稼げるわけじゃないし、継ぐものもいない。

それでも、(かさぶたを)欲しいという人がいる限り

続けていきたいですね」

剥がしときに、生乾きで血が出てしまう失敗のことを「赤」と

呼ぶ。そうならないように、ちょうどいいタイミングを見極めるのに

だいたい3年はかかるという。

赤が続き、自分職人に向いてないのではと思った時、

直径2cmほどのハート形のかさぶたが取れた。

その美しさに、この道を続けていくことを決意したようだ。

世間的に(かさぶたをはがすことは)自傷行為と呼ばれています

美しいかさぶたを作ることの代わりだと思っています

傷つかず手に入れるものなんて、全て偽物ですからね」

職人は少し誇らしげな顔で言った。

インタビューが終わった後、仕込みがあるので、と職人

小走りで帰っていった。かさぶたへの情熱彼女を走らせるのだ。

その後ろ姿はとても頼もしく見えた。

2016-06-03

http://anond.hatelabo.jp/20160602192154

カルボナーラ職人の朝は早い

厳しい下積み修行を耐え抜きようやくカルボナーラソースパンを持つことを許された日、せっかく作ったカルボナーラカルボナーラ親方一口食べただけで私の顔にぶちまけた。

あの日の屈辱を忘れないため、その日一番初めに作ったカルボナーラで顔を洗うのが私の日課だ。

2016-05-20

娘の背中スイッチが出来た。

赤ん坊の朝は早い。生後一ヶ月になる娘は完全母乳で育てているが、2~4時間に1回のペースで授乳せねばならない。特に夜間は4時間ほど寝てくれているが、その分朝は腹が減るのか、お目目ぱっちりで寝ずに泣き続ける。

である私は"母乳"など出せるはずもなく、当然その分育児負担は妻が大きくなる。ただでさえ、妊娠出産の時点で女性に発生する肉体的・社会的負担は大きいのだ。授乳後の寝かしつけくらい、夫の役割であるべきだろうか。

新生児(生後28日まで)期間はサクッと寝てくれていたのだが、最近はなかなか寝てくれなくなった。なぜなら、娘の背中スイッチが出来てしまたからだ。

腕の中で眠った娘を布団に置こうとする瞬間、暴れだすのだ。布団においても、背中を支える手をそーっと引き抜く瞬間に起きてしまう。起きれば当然娘は泣き出す。休んでいた妻も目を開ける。

妻「授乳は疲れるし、次のおっぱいを作るためにも寝たい。うまく寝かしつけてくれ」

私「それが、ネネ(娘の名)が布団に置かれたことを感知するようになってしまったんだ」

妻「1週間前くらいかネネ背中スイッチ増設されたらしい。テスト完了して、最近稼働しだしたみたい」

そんなことがあるだろうかと、私は訝しんだ。抱っこしている娘の肩あたりを顎で挟むようにして、縦抱っこに切り替える。すると何ということだろう。ネネ背中にかすかな凹凸を確認できるではないか

私「なんで、今まで気が付かなかったのだろうか」

妻「病気と同じなの。名前を与えられて病気になるように、存在を指摘されないと見えてこないのよ。私もTwitterの2016AprilBabyクラスタで教えてもらったのよ」

ネネの服をずり上げると、青色スイッチがそこにはあった。蒙古斑よりも青く、そう妻の生まれた町から望む日本海の色だった。

私「そうか、でも見えるようになってしまえばこちらのものだ。スイッチが反応しないように、押した状態を維持して布団に置けばよいのだろう」

妻が驚いた顔をして、静かにうなづく。スイッチ存在に気が付かなかった、そんな察しの悪い夫がすぐに解決策を見出したことを喜んでいるようだった。

妻「やってみて」

ネネのお尻を私の腹にあてるようにして、縦抱っこを続ける。子守歌をうたいながら歩き揺さぶれば、忽ちネネの瞼は重くなる。このタイミングならば気づかれまい。私は恐る恐る背中スイッチを触れ、ゆっくりと押し込んだ。

果たしてネネは眠ったままだった。勝利のファンファーレ脳内で鳴り響き、妻にドヤ顔を見せる。私はネネの布団まで歩くと、そろりと腰を下ろした。まずは背中を布団に下ろし、次に頭を枕に下ろす。ゆっくり背中と頭を支える手を抜いていく。大丈夫だ、寝ている。

私の太ももの上にまだネネの足があった。これを布団に下ろそうとした途端、ネネの目はカッと見開き、泣き声が部屋を満たした。

私「なんでだ!背中スイッチは押したままにしていたのに」

妻「ごめんなさい。伝え忘れていたわ。ネネの足には温度センサーがあるの。正面で抱っこしてる私たちの腹部の暖かさをモニタリングしているのよ」

ネネの足裏を確かめてみると、すべての指に赤液温度計が伸びているではないか。その赤さが憎らしくもあったが、娘が元気に生きる証だと受け入れることにした。今すべきは娘を寝かしつけ、次の授乳に備えることだ。

泣いているネネを抱き上げ、あやす。もう背中スイッチも、足裏の温度センサーも忘れない。必殺の子守歌でネネの瞼はイチコロのはずなのに、なかなか落ちてくれない。

何故だ?何故だ!

慌てて妻の方を確認すると、妻は悲しく微笑んで、そのまま瞼を閉じた。そうか、そうだったのか。妻に言われなくてももう分かる。僕も現実を受け入れる覚悟をしてネネ視線を戻した。

ネネの頭にはまるでタケコプターのような黄色い高度センサーがついていたのだった。

2016-04-15

[]8

 増田お嬢様の朝は早い

 彼女の一日は日頃の感謝安全祈願を込めて愛用する道具のお手入れから始まる。

 分解、清掃、再組立にグリスアップ。牛乳飲んでラジオ体操

 縦ロールは自律でセット。

 お支度を済ませてお嬢様は軽やかに言った。

「それでは行って参ります

 決戦場となる体育館に三名のサバイバリストがつどう。彼女たちは一辺が5mの正三角形の頂点に立った。

最後の戦いが二対一なんて酷くありませんの?」

 縦ロールのお嬢様はやんわり抗議する。

 どちらかと言えば右手姫カットお嬢様に向かって言っている。

ルール上、禁じられた行為ではないが、今までタイマンばかりだったのに唐突な感は否めない。

 しかし、姫カットお嬢様とセミロングお嬢様にも言い分はあった。

あなたが「ふつう」でしたら、こんな戦い方はしませんけど……」

「おわかりですね?」

 縦ロールのお嬢様は物憂げにうなづいた。

「そうですわね……分かっていますわ。美しさは罪、ということですわね?」

「ぜ、ぜんぜん分かっていませんね!!」

 セミロングのお嬢様脱力した。姫カットお嬢様には彼女よりも耐性がある。

「あと、これは最後の戦いではありませんよ。

 あなたを倒したあとに決勝戦がありますから

 縦ロールのお嬢様は勝つ前から勝ち誇っていた。

あなたたちの三位決定戦の間違いではないかしら?」

 辟易したセミロングのお嬢様が言い捨てた。

お話はもうよろしいでしょう。あとは鉄が語りますよ」

「私のはナイr……」

 インシュロック使いは無視された。

 最初武器――ねじ込みクロスを使って作った十字槍だ――を構えたお嬢様に、

縦ロールのお嬢様はチェーンブロックのフックを放つ。

鋼管がチェーンを絡め取り、両者の間にテンションを掛ける。

「なかなか安定感がありますわね」

オブラートに包まなくても結構です!」

 セミロングお嬢様の持つ500mmのSGP25Aパイプは1本で1.2kgになる。

服の中はもう少し短いものも多いが、これらを14本と多数の継ぎ手を抱えた彼女は20kg以上嵩増しされていた。

彼女が戦いを急いだ背景には重くてしんどいという切実な理由もあったりする。

「力で引けないならば!」

 両縦ロールが地面に打ち込まれ、チェーンブロックレバーが引かれる。

「ぐぅ……!」

 有無をいわさぬ機械のパワーにセミロングお嬢様は顔をしかめた。

「私のことを忘れすぎです!」

 戦闘態勢を整えた姫カットお嬢様が鉄鎖引きの横合いから参入する。

「忘れてなどいませんわ!

 チェーンブロックロックがいきなり外され、踏ん張っていた鉄パイプさんは自分の力で後ろに吹っ飛ぶ。

「えいっ!」

 さらに工具の本体側が迫る姫カットお嬢様左手に投げつけられる。

さきほどまで熱心にお手入れしていたのに酷い仕打ち

それでも物言わぬチェーンブロックは健気にお役目を果たし、姫カットお嬢様攻撃回避の労をとらせた。

 その眼前に縦ロールお嬢様は駆け寄っている。

いただきですわ」

 いつもなら接近戦は姫カットお嬢様の望むところだが、回避直後は流石に体勢が悪い。

 膝を突かんばかりの彼女に、掌底が打ち下ろされる。それを跳ね上げて袖を絡めようとする動きを許さず、右のミドルキック

ガードをしてもダメージが加算される。

「ぐぅ!」

 今度は姫カットお嬢様が下から右貫手を繰り出すが、左縦ロールが一閃。

貫手を弾き飛ばして、巻き毛が背後に回り込む。

 インシュロック使いの首筋に死に神に鎌を突きつけられたような寒気が走る。

予感が現実にならなかったのは、セミロングお嬢様が槍を投げて敵を後退させてくれたおかげだった。

わずらわしいですわ」

 縦ロールお嬢様左手を睨みつけたのはフェイント。

さきほど伸ばした左縦ロールが巻き戻ると同時にチェーンブロック姫カットお嬢様背中に肉迫させている!

「……っ!」

 鉄鎖に背中を強打され、姫カットお嬢様の息が詰まった。一対一なら勝負ありであるが、

「やああああっ!」

 白い鋼管を構えたお嬢様自分に注意を向けるため、喚声をあげて突っ込んでいく。

 縦ロールお嬢様は再度フックを投げつけて、敵の接近を止めた。

 孤軍奮闘お嬢様に膠着状態を許すつもりはさらさらない。

 唇をシミターのように吊り上げた彼女は、右の縦ロールを綱引き相手指向する。

いやな予感がセミロングお嬢様脊髄を貫く。

 彼女咄嗟に半身の構えを強くし、敵への投影面積を最小限にした。

ゴアッッ

 真横にいる姫カットお嬢様は、右縦ロールが一瞬かすみ、発生した疎密波が縦ロールの前後に広がる様を目撃した。

 縦ロールの中から「何か」が高速で飛び出し、セミロングお嬢様を襲う。

「きゃあっ!?

 ばつばつと「つぶて」が鋼管を仕込んだ衣服命中する。

スカートブリーツに仕込んだスウェージロックシームレスパイプが甲高い音を立ててひしゃげる。

ふとももと脇腹への被弾は一発ずつが肌にまで突き刺さった。

「くあっ!」

思い切りよく左手で引き抜くと、それは鉄のニードルだった。

「おほほ!コイルガンのお味はいかがかしら?おかわりたーんとありますわよ?」

 説明しよう!

 縦ロールお嬢様電線を断続的に仕込んだ縦ロールを次々に急速回転させ、

発生した磁場でロールに装填したニードル順次加速させ高速で撃ち出したのだ!!

 凄いね人体。

「……しょ、正気の沙汰ではありませんわ!

 よく知らない兵器気持ち悪い。セミロングお嬢様が青サバより血の気の引いた顔で叫んだ。

正気サタン大天使ルシフェルですからね」

 よろよろと立ち上がった姫カットお嬢様が言った。

「そこ!変な混ぜっ返しをしないでください」

 アホボケクールボケに対してツッコミ自分一人。セミロングお嬢様は二対一が別の構図に思えてきた。

漫才によって敵の注意を分散させる意図理解していたけれども。

「やっぱり三人は姦しいですわ」

 縦ロールお嬢様はもう一人への隙ができるのを承知の上で、左ロール砲をセミロングお嬢様に向けた。

 まずは配管工を倒す。

 だが、発射の刹那、左ロール砲は異常な挙動を示した。

 姫カットお嬢様が左縦ロールに結びつけた透明なインシュロックの輪かざりを引いたのだ。

 彼女は事前に縦ロールのパワーとスピードを把握している。ただで真横の通過を許しはしない!

ニードルの散弾が縦ロールお嬢様にとっての二人の敵、その間に着弾する。

「今です!」

 戦闘が開始されてからはじめて、配線配管同盟が同時に動いた。

 事実上1ターンに三回以上動ける天衣無縫お嬢様を倒すためには同時攻撃必要だった。

 サバイバルゲーム開始以来はじめて、彼女の顔から余裕が失われる。至急チェーンブロックを波打たせて波動の鞭にセミロングお嬢様を襲わせる。

 ――はずが、標的は脱皮を済ませていた。重量級の上着をフックに巻き付けて身軽になったお嬢様が突っ込んでくる。

 姫カットお嬢様も突っ込んでくる。

「そこをガツンですわ!

 右縦ロールを地面に突き刺しての回転キック

 だが、今度は姫カットお嬢様が上着を脱ぎ、縦ロールの台風に覆い被せた。

 大量のインシュロックが織り込まれ、末端がお嬢様の手に握られた、それはまさに投網。縦ロールお嬢様の回転は自らを縛り付ける結果に陥ってしまう。

「うきゅ~」

 目がぐるぐる状態珍獣狩人たちは押さえつけた。姫カットお嬢様はインシュロックを通したマウントベースをいくつもいくつも床に接着しまくる。

 ひとつひとつは5kgf程度の耐過重だが、何十個もつけられては、さしもの縦ロールも動かせなくなる。

「やっておしまい!」

すみません、縦ロールさん!!」

 セミロングのお嬢様は、超硬(タングステンカーバイド)のジグソーブレードを装備したレシプロソーを取り出すと、哀れな獲物に向けた。

「およしになって!何をなさるつもり!?

天井のトラスに挟まったボールを数えていれば終わります

結構多いですわ!!いやあああっ」

 至近距離から悲鳴を浴びたセミロングお嬢様の手が危なっかしく震える。

「うう、罪悪感が……」

「反対側は私が切ります彼女自由にしてあげましょう、この縦ロールから

 そう言って姫カットお嬢様本来コンクリート切断用のダイアモンドホイールを装着したサンダーを取り出した。

 戦闘前に情報交換をした二人のお嬢様は、残る一人は動く巻き毛によって、おかしくなっていると判断していた。

同様の症状を示していたポニーテールお嬢様が、セミロングのお嬢様に倒されてから、すっかり彼女に懐いている様子からも、そう思ったのだ。

 二対一で卑怯と罵られても異常をきたした仲間を放っておくわけにはいかない。

二人は善意から、このような暴挙に出たのである

「うぅ……」

 強力を通り越して凶悪ツールにざっくりと縦ロールを切り落とされたお嬢様喪失感と開放感を同時に覚えた。

 自分が縦ロールに洗脳されていたと、彼女引き起こした二人に洗脳される。

「わたくしは今まで縦ロールに操られていましたの!?

 縦ロールあらたウェーブロングのお嬢様は憑き物が落ちた顔でつぶやいた。

「今までなんてことを……」

 あまり無垢な顔で頬に涙を伝わせるお嬢様

わず姫カットお嬢様とセミロングお嬢様彼女ひしと抱きしめた。

「よかったですね」

友情の勝利です」

 ウェーブロングお嬢様も力強く抱擁する。

ありがとう、わたくしの最高のお友達!……ところで、決着がまだですわね?」

「「え?」」

 ぴちゅーん

 アフロお嬢様と同じく、縦ロールの使用に耐えてきたウェーブロングお嬢様の肉体も強靱だった。

 二人まとめての裏投げという豪快な決まり手で、増田お嬢サバイバル大会は幕を閉じた。

 ちなみに縦ロールは毎朝牛乳を飲んで体操していたら動かせるようになったそうな。

「残り1名!

 最終勝者ウェーブロングのお嬢様

 属性変化により大会トトカルチョは的中者なし。

 賭スター本部の総取りとなります

 ありがとうございました」

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160414193717

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160416120622

2016-02-03

彼女もほしいけど

別に自分性的倒錯に合ったパートナーが欲しい

そういう生き方を認めて欲しい

童貞の朝は早い

2015-05-21

うっぜーんだよ!

早く死ね死ねこのやろー、死ね死ねっつってんのが聞こえねーのかよ、このクソが!

と、さっき鏡の前でひとしきり怒鳴って少しスッキリしたところ。

明日の朝は早い時間から人間ドッグを受けなくてはならない。職場指定である。生きる希望もないのに、苦痛を我慢してまで病気をチェックする意義を感じない。検査前の食事制限もくせものだ。酒をほとんど飲まない自分の積もり積もったストレス解消法は、深夜にスナック菓子を一袋食べることである塩分と脂質、それに罪悪感がたまらないのだと思う。

処方されている睡眠薬を飲むこともできず、苦痛はいや増すばかり。今死ねないのなら、明日人間ドッグをすっぽかして寝ていたい。それもできないなら、朝二度と目が覚めなければいいのに。

2014-07-18

ナレーターガチエージェントの朝は早い

東京都千代田区
都心の一画。
ここに一軒のマンションがある。
ガチエージェント遠藤仮名)の住宅である

世界でも有数のガチエージェント
彼らの仕事は決して世間に知らされるものではない。

我々は、ガチエージェントの一日を追った。

朝、4時10

早朝の丸の内を駆け抜ける遠藤の姿を発見した。
時折立ち止まってしてスマートフォン操作する遠藤の姿に目を向ける人はいない。

Q、おはようございます。朝、早いですね?

「ええ。始発が動く前にファームを廻る必要がありますからね。
一日分のXMPバースターをどう集めるか。これが大切なんです」

日が昇る前、人々が行動する前から遠藤は動き始める。
手に持つペットボトルが、途中、3回変わった。

「俺なんかがエージェントやれてるのは、Enlightenedの皆さんの支えがあるからなんです。
支えられてばかりじゃなく、こうやって早朝のリチャージをやらないとね」

そう語る遠藤の目は何よりも真剣だ。
ガチエージェントに一切の妥協はない。
遠藤の誇りはそこにあるという。

「まあ、好きで始めたゲームですから

最近は良い睡眠が取れないとも口をすべらせていた。

Q、いつも、この道なんですか?

「いや、巡回の道はいつも変えています
夜中に攻撃を受けているポータルもありますからね。
ほら、そこの郵便局ポータルはレゾネータがいくつか壊されていますよね」

ただ、ハックするだけではない。
ポータルの修復を忘れない遠藤姿勢に、ガチ勢気概を感じた。

ファームを維持しないと始まりませんからね。大切なんですよ、これ」

結局、この日は6時まで丸の内付近ポータルを巡った。

6時10

遠藤は巡回を終え、カフェに向かう。
勝手知ったる動きで座席を確保する。

Q、朝食ですか?

「いやあ、やっぱりエージェントは体が資本ですからね。
でも、この窓際の席は3つのポータルスキャナーに入るんですよ」

そう言って遠藤スマートフォン操作する。
ハックしながらサンドウィッチを食べる手付きは手慣れたものだ。

しばらくして遠藤座席を立った。朝食を終えたようだ。

「この3つのポータルは入店前に2回ハックしていますからね。
バーンアウトしたので次のポータルに向かわないと」

素早く会計をし、店を出る遠藤
その足で東京駅に向かう。
時刻はまだ6時22分だ。

Q、これからお仕事ですか?

すみません、静かに」

我々クルー諌める遠藤

「あちらを見てください。
あのサラリーマンが急に立ち止まってスマートフォンを取り出しました」

確かに駅前スマートフォン操作する男性がいる。

「彼はResistanceのエージェントなんですよ」

彼とは駅前ポータルでよく遭遇するという。

「こうやって実際にエージェントと遭遇できるのは拡張現実ゲーム醍醐味ですよね」

遠藤は以前はオンラインゲームに没頭していたが、
Ingressリリースされてからはこれ一本だと言う。

Q、話しかけないのですか?

「そうですね。話しかけることもありますが……。
今日は彼が維持しているファーム攻撃する予定なのでやめておきます

そう笑う遠藤笑顔の中にも、真剣な表情を感じた。

12時。

午前中にポータルを巡回した汗を流すために、遠藤銭湯に向かう。

「この銭湯ポータルになっているんですよね。ここもリチャージしないと」

ただ、汗を流すだけではない。
熟練の技が、光る。

14時

ファーム巡回も一区切りつき、遠藤攻撃に同行することになった。
今日JR浜松町に移動し、増上寺まで敵ポータル破壊をするそうだ。

「このあたりはResistanceのファームになっていますからね。
そう、朝に出会った彼の職場もこのあたりなんですよ」

休みも終わったこの時間帯に攻撃しかけることが効率的だという。

会議中のエージェントが多いですからね。リチャージもあまりこないんです」

Q、遠藤さんはお仕事大丈夫なのですか?

仕事火曜日休みなんですよ。平日の日中に動けるのは有利ですから

Ingressのために転職したのだという。

16時

浜松町から増上寺まで、水没していた地域草原が広がっていた。

iOSを使っているエージェントのために残していてもよかったのですが、
このあたりはResistanceのエージェントも多いので仕方無いんですよね」

ガチ勢辞書妥協の2文字は無い。

16時10

遠藤のハングアウトに連絡が入ったようだ。

すみません。これから静岡に行かないとダメなんです」

あと1本のレゾネータを刺すとレベル8になるポータル静岡に2つあるという。
我々はさすがに静岡までは移動できないので、本日の取材は終えることにした。

静岡まで来ていただいたら、レベル8ポータルになる瞬間が見れるのですけど」

そう言って遠藤は、新幹線の中に消えていった。

2013-08-09

http://anond.hatelabo.jp/20130808210822

いやほんと、即消し増田の朝は早いって感じだな。

ツリーを見ると、ドヤ顔で突っ込んで、突っ込み返されて、捨て台詞はいて消した残骸が、そこかしこにあるw

2013-06-26

チェックシャツの憂鬱

チェックシャツ、もう少し詳しく言えばワーク系のネル生地を用いたチェック柄のシャツは、ヲタキモメンブサメン田舎モンなどなど、とにかくそういう冴えない系の男の定番と見なされている。

これがどうにも納得行かない。


勿論、髪型などがきちんと整っているのは前提で、その上で体にぴったり合っていて、自分に似合う色柄じゃないとダサいのは間違いないけど、そんなん他のシャツや他のアイテムでも同じじゃね?と思う。

あと、チェックシャツはワーク系なので、他のアイテムもワーク系にするのは「本物」臭が漂ってしまうのでヤバい

例えばカバーオールペインターパンツワークブーツなどと合わせてしまうと「○○工の朝は早い」というナレーションとともに再生されるみたいな。

しかしこれもまた他の系統アイテム(バイカーとかミリタリーとか)でも言えることなわけで。

それなのにチェックシャツけが不当に低く見られるのは何故なんだろう。


とにかく男視点だと、チェックシャツ私服における「気取らない、ラフスタイル」として最適なのだ

さほど流行り廃りもないし、傷みにくいし汚れにくいし、手入れも楽だし。

それに色柄をアクセントとして考えた場合、取り入れるならトップスの方が簡単なのは言うまでもない。

チェックのパンツなんて、老いも若きも着ているのが当たり前くらいに流行時代が来ない限り、着るのは危険ですらある。


もちろん「気取らない」のが常に良い訳じゃなくて、デート合コン()など、それなりにキメるときは無地のオックスフォードボタンダウンカーディガンとか、柄物であってもギンガムチェックとか、ストライプを選んだほうがいいとは思う。

でも逆に男同士つるむとか、男女など関係ない趣味の集まりのようなときは、ギンガムチェックストライプ、ましてやカーデなんて「何アピールしてんだよ」感が半端無いので着るのが躊躇われるのだ。

なによりそこら辺のアイテムは傷みやすいし手入れも面倒だから、常時着るには数揃えないといけないけど、週5でスーツなのにそこまでは・・・という感じ。

そうした事情が、特に女性には伝わりにくいということだろうか。


まあそれでも、ここ数年のアメカジ志向もあって、だいぶチェックシャツは復権してきた気はしている。

ゼロ年代なんて今よりも更に風当たりが厳しくて、チェックシャツなど見向きもされなかった。

あの頃に比べたら今はマシになってきた方だけど、それでも偏見は根強く残っているというか。

2010-05-20

哲学博士志望が金融マンになってから

いや、辛いな!

正直言って、毎朝泣きながら仕事行ったな!

「~の朝は早い」とかテレビで見ると、「金融マンの朝だってはええんだよ」とか悪態つくくらいには汚れたな。

そんな俺の独り語りがはーじまーるよー。死にたい

26歳で修士を出る一年前、金が続かなくなる。そういうわけで必死に就職活動開始。

英語喋れます。ドイツ語わりと喋れます。タイ語日常会話程度はいけます。ラテン語読めます」

武器商社とか受けまくるも華麗に全滅。しょうがないので金融を受け始めると、なんかわからんけど合格

某社のIB部門に。新人研修を越えた(まさに地獄だった、同期が二人辞めた)後ギャグだと思ってた

「前髪チャラチャラ垂らすな!」の洗礼を受けオールバックに。前髪でチャラチャラて。

IBって聞いたから入社したのに「営業を舐める奴はウチにはいらん」ということで、しばらく営業をやらされる。

ぶっちゃけ何の役にもたたない経験だった。同時並行で「外務員とFPアナリストやっとけ」という無茶振りを食らう。

アナリストっていうと、ケツにフリスクを突っ込むあれですか?レベルから必死で勉強開始。

仕事に行くと四季報が空を飛ぶ。年次上の先輩が詰められている。

「やるのかぁ!」

「やりますぅ!」

「ああ、この部署から逃げられなかったら転職しよう。予備校講師になるんだ・・・」と心に決める。

朝一の読み合わせが終わると先輩について営業へ。先輩の成績が悪いフラストレーションが全て俺へ向かう。

IBって聞いたのに・・・。ヘタに酒が強いことが災いし、家に帰れない。サウナカプセルホテルはお友達。

しかし、地方支店配属になった同期の話を聞くと俺は「とても恵まれている」らしくてびびる。

豪勢な社宅が与えられるが、家に帰れない。ぶっちゃけ1Kどころか三畳間でいいから会社近くにいたかった。

入社して四ヶ月、恋人に別れを告げられる。「あなたがわからない」とか言われる。俺だってわかんねーよ。

死んだ魚の目をして毎日職場へ。哲学書の山は引っ越した日の梱包現在でも解いてない。

文学部で磨いたお喋りクソ野郎スキルがフィーバーし、成績が同期の中ではトップクラスに。

太い客を二本掴み、とりあえず安泰の身分へ。この客を奪われない限りは暫く布団で寝れる…。

と思うも、直後にIB部門へ配置転換。「希望通りだな!」と言われるも、正直言って最悪だ。

この頃、金融危機が我が社を直撃する。職場は戦場に変化する。

「~が会社に来ないぞ!」

「もう辞めた!」

「~は?」

「こないだ入院した!」

凄まじい量の各国語文献を必死に翻訳する。向こうもテンパりまくってるようで間違いだらけ。

まずは「読めるナリ」に書類を清書することが仕事となる。金融理論で院を出た先輩とコンビを組むが、

ついに「この言語俺できませんて!」状態に。だがなんとか必死でこなすも、ある日先輩が

「行くぞーアンパンマンだぁ」とか言いながらキャスター椅子で滑って壁に直撃、即入院

ドイツ人英語で怒鳴りつけると中国語で返されたりとかそういう状態。

拓銀ってさ…1000万のコールが引っ張れなくて潰れたんだよな」とか

部長がシャレにならんことを言い出す。上層部は「リスクを取る時期」とか変に張り切ってるが

現場は書類処理すらままならない。死ね。だから、これは私に裁ける仕事じゃありません!

やれっていわれりゃ勉強しますが、同時進行はムリです。自分仕事だけで残業150逝ってるんです!

この時期、「うわぁ、東南アジアならしばらく暮らせるかなぁ」くらいの額へ貯金が溜まる。

オフィスは悪臭が漂う。靴下を三日以内に替えた人間は「おまえスゲーな」と評価された。

新人は救援物資の買出しが主な業務となる。「今Tを買い物に行かせた!服とメシが来るぞ!」

食いたいが食えない。粉末カフェインの飲みすぎで脈拍が常にうるさい。課長は一気にハゲが進行

「輝いてるだろ、俺!」と笑えないギャグを連発する。この時期、80キロあった俺の体重は62キロへ。

しかし、飲み会こそ我が社のエネルギー源と黄疸丸出しの目をして先輩方は飲みに行き、職場に戻る。

スマートドラッグ 覚醒

とか新人パソコンから笑えない履歴を発見人間は追い詰められると転職すら考えられなくなるらしい。

「おまえが死んだってどうにもならねえんだよォォォ!」

とかトレーディングルームから聞こえてくるが、誰も目線すら動かさず仕事へ向かう。いっそ殺せ。

その後、ヤバイ時期を逃げ切った後俺は立派な睡眠薬アルコール中毒へ。

先日、肝臓数字エライことになり、どんな医者も俺に薬を出してくれなくなった。

最近知ったけど、カルテって横のつながりあるのな。現在カティサークを飲みながらこれを書いている。

同期は半分近くいなくなった。俺も後を追うのは間違いない。

現在必死で転職模索中も、再び営業部署に戻される目算が強くなっている。もうだめかもしれない。

2009-10-04

http://anond.hatelabo.jp/20091004232129

横だけど、まぁ知ってなくもない。>>早朝のコンビニ×土建業。しかし彼らの朝は早いし、そうじゃないと仕事にならんし、チームワークが命に直結するし、もう5年以上になるけど駐禁&経費がウルサイから事務所に集合のあと乗合で現地に行く。なので、まぁあるあるな光景

ただ、早朝のコンビニ土建業の集団が1対1対応するかと言えば別だな。別解として、たとえば、

などなど。って、なにこのコンビニあるある。

2009-06-05

オナホール職人の朝は早い」みたいなネタは、英語ウェブ文化でも有り得るのだろうか。

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