早く死ね、死ねこのやろー、死ね!死ねっつってんのが聞こえねーのかよ、このクソが!
と、さっき鏡の前でひとしきり怒鳴って少しスッキリしたところ。
明日の朝は早い時間から人間ドッグを受けなくてはならない。職場の指定である。生きる希望もないのに、苦痛を我慢してまで病気をチェックする意義を感じない。検査前の食事制限もくせものだ。酒をほとんど飲まない自分の積もり積もったストレス解消法は、深夜にスナック菓子を一袋食べることである。塩分と脂質、それに罪悪感がたまらないのだと思う。
処方されている睡眠薬を飲むこともできず、苦痛はいや増すばかり。今死ねないのなら、明日の人間ドッグをすっぽかして寝ていたい。それもできないなら、朝二度と目が覚めなければいいのに。