はてなキーワード: 彼女いるの?とは
掲題通り。ざっくり言うと、彼女がいることを告げずに、部屋に知人女性を招いた男性と薄々感づきながらも誘いに乗った女性の話。それだけです。
ノンフィクションのような顔をしたこの文章は、この後に及んで恥を捨てきれないわたしの編集が入ったフィクションである。ありふれた出来事である。それでも当事者になった今、心の整理がつかずどこかに吐きだしたいと思ってしまった。
今月初め旧知の男性と久しぶりに連絡を取った。互いの家に行き来しながらも色っぽい雰囲気にはならない。当時はそういう間柄だった。
互いの仕事の話をし、たまに食事をする日が続いた。食事代は彼持ちだった。食事の後は決まって夜の路地裏を散策した。帰りは彼の家から逆方向にもなろうとも必ずわたしの家のそばまで送ってくれた。指一本わたしに触れることはなかった。以前会っていた頃は当たり前のように割り勘だった彼が、いつのまにか身につけたスマートな身のこなしの居心地の良さに身を委ねていた。そういえばちょっと好きだったことを思い出した。ちょろい女ですね。
今月半ば彼の家を訪問した。間取りが不思議だというのでどうしても見に行きかった。私たちの共通点は好奇心が旺盛なところで、それは昔もこの先も変わらない。彼は好奇心を武器にして世界を広げ、私は好奇心に身を滅ぼされる日々である。
男の一人暮らし「っぽい」部屋の中で、スマホで動画を見た。テレビのない部屋だったから。明かりはすぐに消された。街灯が室内を十分に照らしたので、部屋の暗さは気にならなかった。動画は謝罪会見だった。大人の男が信頼を寄せていた組織に裏切られて涙を流す様は悲壮感に溢れ、とんでもない光景の目撃者になったと感じた。動画を見終わり彼はわたしに寝台の上に来るように誘った。わたしは数回それを渋り彼はたいそう残念がった。その姿はとても可愛かった。
互いの全ての衣服が寝台の脇に積み重なった後、彼はわたしに「彼女がいたらどうする?」と聞いてきた。え!彼女がいるのに、どう見ても面倒な女に手を出さないでください!「やばいタイプを見抜く。適切な距離感を保つ。」あなたのそういう危機管理能力の高さをわたしは尊敬していた。
登っていると思っていた大人の階段は、大人のロッククライミングからの大人のフリーフォールだった。「どうする?」じゃない。知っていたら今あなたの部屋ですっぱだかになってない。「彼女いないの?」と聞かなかったのは、好きになってしまったわたしの落ち度だ。
虚無感を覚えたわたしは寝台を降りて服を身につけ、彼の頭を撫で「あなたが眠るまでここで見守ってあげる。」というあほな提案をした。彼が睡眠を求めている訳ではないことは当然知っていた。アラサーにもなって何をしているんだろうと思った。脳内鬼束ちひろが鳴り止まない。こんなもののために生まれたんじゃない。わたしは神の子やぞ。どういう歌詞だ。好きだ。彼の部屋にあったお酒は美味しすぎた。彼はわたしの好きなものをよく知っている。そんな彼のおかげでわたしは「愛憎入り交じる。」という気持ちを知ることができた。
仕事の相談も報告も彼女にすればいい。旅先の奇天烈なお土産だって彼女にあげればいい。わたしがあげたものをいまだに喜んで使ってくれなくてもいい。永遠に続くとりとめもないLINEだって彼女が喜んで相手になってくれたと思う。というか同時に相手してるんだろう。
しばらく彼の頭を撫で続けていると「お願いだから帰ってください。」と彼は泣きそうな顔で言い出した。「嫌です。あなたが眠るまでここにいます。」と言い張る性格の悪い女を彼は抱えるように自宅の外に連れ出し、いつも通り家のそばまで送ってくれた。
お互いの中で、あのエンタメ界に激震が走った夜はなかったことになっている。彼は今もLINEでわたしの好きそうな話題を振ってくれる。わたしの好意を知りつつ、彼女と別れることは絶対にない。
JITTERIN'JINNのプレゼントに出てくるあの子超かっこいい。あんな風に爽やかにさようならをプレゼントしたい。
わたしはどうしようもなく愚かだし自分に酔っている。彼にこの文章を見つけてもらって嫌われたいと願っている。ほんとうに厄介でたちが悪い。あ、このありあまる謎のエネルギーを転職エネルギーにでも転化しよう。昇華させようそうしよう。って自分に言い聞かせよう。彼女いるの?っていう確認は早めにしよう。
私には2歳上のAさんという従姉がいる。私とAさんの血縁関係は少し特殊で
Aさんの母親は私の父親の妹(=私の実の叔母)でAさんの父親は私の母親の兄(=私の実の叔父)である。
母が父と結婚後に叔母に叔父を紹介したらしい。(自分で書いててややこしいな・・・)
母の実家と父の実家は電車で40分程度で行き来できたので私の家族とAさんの家族が正月に帰省した時は
まず母の実家に泊まりに行きその後父の実家に泊まりに行くのが定番であった。
幼い頃は私にとってAさんは「仲のいい親戚のお姉ちゃん」であったが思春期になる頃には「一人の異性」として意識していた。
しかしながらAさんを異性として意識すると同時にある種の後ろめたさというか背徳感というか何とも言えないものを感じていたのも事実である。
血縁の濃さを無意識のうちに考えてしまっていたからなのかもしれない。
あれは私が大学一年生の時の正月であった。例年通り母の実家に泊まった後父の実家に泊まったのだが
そこで麻雀に興じていた親戚達からコンビニに行って酒とつまみを買ってくるよう頼まれたのである。
寒い夜に外に出たくない私が頼みを引き受けるのを渋っているとAさんが「増田君一人で行くのが嫌なら私も一緒に行くよ」と言い
二人でコンビニに行くことになったのであった。
道すがら私はAさんを意識していること悟られないよう注意しながら他愛ない話をしていたのだが
ふとAさんが冗談で「彼女いるの?いないなら私が立候補しちゃおっかな~」と言った。
私は内心ものすごく慌てながら「冗談はやめてよ~セクハラだよぅ」とわけのわからないことを言いながら自分の動揺がAさんにバレない様願っていた。
結局その後私とAさんは特に何も無く今に至るのだが、あの時もし「わたしは一向にかまわんッッ」と言っていたら(Aさんはバキシリーズが好き)
1年前、大学の先輩で憧れの人がいた。
哲学を専攻していてジョンレノンみたいな丸メガネでとても身長が高く、いつも1人でいる人だった。隣のゼミの先輩で、もうすぐ卒業してしまう。不思議な雰囲気で浮いているのだけど、課題に熱心に取り組む姿や頭がキレるところを尊敬していた。建設的で人の悪口を言わないところも好きだった。
たまに、ゼミ生どうしの発表会にフラッとあらわれて、意見をくれる。「あなたの発表が1番良かったと僕は思うよ」その一言を聞けるのが嬉しくて、課題に熱心に取り組むことができた。適当な大学生だった自分にモチベーションを与えてくれた恩人のような人でもあった。
先輩に対して片思いというよりは憧れの気持ちが強かった。先輩の信者に近かったのかもしれない。先輩のゼミでのかっこいい姿を見れたら満足で、友達が少ないところも好きだった。たまに、図書館で偶然会ってほんの少しお話しするだけで、その日1日天にも昇る心地で、御機嫌に過ごせた。
彼女になりたいなんておこがましい。かまってもらえるだけで嬉しい。それで、良かった。
そして、先輩が卒業してしまう最後のゼミの日。ゼミどうしで送別会が開かれた。普段は顔を出さない先輩もこの日は最後だからと出席してくれた。
すると、自分のゼミの女性の先輩たちが、憧れの先輩をいじりたおす。「普段、ミステリアスだよね」から始まり、「彼女いるの?」「趣味は?」「進路は?」などなど。先輩は真摯に答えるんだけど、回答するたびに女性の先輩たちがケラケラ笑う。
先輩が、飲み会のノリで彼女の写真を見せるように要求されてる……。
なんだか、急に具合が悪くなった。先輩に彼女がいるのは薄々わかってたし、そこじゃない。低俗な飲み会のノリで先輩の正体が露出されていくのが耐えられなかった。急に涙が溢れそうになって、黙って下を向いてるしかなかった。
勝手に強い憧れを抱いていて膨らみすぎていたのはわかってる。バカな自分が悪いのだけど、憧れてる人の素性が大学生の飲み会のノリでみんなにオープンに共有されていくのがなんだかとてもとても悲しかった。独占欲ではなくて、空気感が下衆に感じられて、悲しかった。
自己中心的なのはわかってるのだけど、憧れが膨らみすぎたんだと思う。1年前の話で、いまは、別の好きな人をちゃんと見つけられてるけど、いい思い出に昇華できるようにしたい。
彼女との出会いのきっかけは自分が家庭教師として彼女に教え始めたのが始まり。彼女に会うまでは素人童貞で生活費を切り詰め月2回風俗がよいをしていて彼女が初彼女だ。
「いないよ。」
彼女「じゃあ私と付き合う?」
みたいな流れで付き合うことになった。付き合ってから気づいたんだけど彼女はかなりのわがままでさらに少し腐女子がはいっている。つまりホモっぽい漫画を良く読んでいる。
いつもは通常のセックスをするんだけど、彼女の気分次第で彼女が攻めになる。これがとんでもなく苦痛。まずフェラがとてつもなく下手くそで痛い。しかも自分では上手いと思っているから痛いことを指摘すると不機嫌になってさらに激しくフェラをするから怖くて指摘できない。
腐女子だけあってお尻の穴にも興味があるらしく指を入れてくる。風俗でそう言うプレイをやったこともあるので嫌ではないのだけど彼女はガンガン指を動かすので痛くて仕方ない。これも指摘するとさらに指を激しく動かされるから怖くて言えない。
何度かもっとやさしくするようにお願いしてみたんだけど、全く聞いてもらえない、厄災が過ぎるのを待つしかない。多分変な同人誌を読んで強くするのがいいって思い込んでるんだと思う。
かといって自分がされるときは優しくされるのが好きでちょっとでも痛いと乳首を思いっきり噛まれる。若いだけあって性欲も旺盛で何回も求められるのであそこと腰が痛くなることもある。
たしかに若くてみずみずしい体は20代の風俗嬢とは全然ちがうのだけど、こんなにわがままな彼女とはこれからやっていく自信がないしセックスが苦痛過ぎる。
どこにも書けないのでここに吐き出す
ただの自分語りで内容はフィクション、読んだら不快になるであろうと思われる事を先に言っておく。
モテない。
俺はモテなかった。
小さい頃から見た目もブサイクでぶくぶくと太っていて、顔立ちの綺麗な親にも「ブサイクだね笑」だなんて笑われながら育った。
幸いにも見た目が理由でいじめられたり、というような事はなかったが明るいブサイクという感じで俺は女性と縁が無いまま横幅を含めてすくすくと育った。
TVやネットで見るような恋愛の煽りを、自分には関係無い、と思いながら
ネットで呪詛を吐き出し、アニメーションのかわいい少女達へと精液を消費するいわゆる典型的なブサイク・キモ・オタク だった。
兄貴は俺と対照的に女をとっかえひっかえしており、俺のコンプレックスは加速していった。
することが無かったので、見た目に恵まれなかったので、加速したコンプレックスで努力した。
楽しそうに振舞う恋愛強者を尻目に、勉強し、本を読み、ネットに浸った。
おかげで周囲の環境や家系に対してはそこそこの学業成績を出せるようになり、年齢に似合わないコンプレックスによって醸造された屈折した視点と切り口を得ることが出来た。
気づくと16歳になった。
ネットに入り浸ることで4つ年上の女性とネットで出会い、恋愛感情が芽生えた。
会えば嫌われる。なので、またコンプレックスを加速させることにした。
見た目に対して努力しだした。ぶくぶくと太っていた体重を20kg近く削り、見た目に気を使って最高の状態でその人に会えるようにした。
そうして、俺は彼女と初めて会った。
といっても、別に見た目を重視していたわけではないのでどうでも良かったのだが。
年上でありながらも俺より子供のようないわゆるメンヘラに近かった。
そうして初めて彼女ができた。が、出会い方や彼女の見た目もあり恥ずかしくて友達や親には黙ったままそのままダラダラと5年間付き合った。
これを逃せば俺にチャンスは無い。そんなことを信じながらだらだらとゆるい幸せに浸かり続けた。
最初は好きだった気がするが、今思えばもう半年もすれば感情は無かったのではないかと感じるようになった。
何度も別れ話を切り出され、そのたびに口上手く丸め込みだらだらと付き合っていた。
もう興味は無かったが彼女がいない自分が怖くて、まともに対応しないままラインや電話も取り合っていなかった。
5年がたち、俺は大学生になり彼女は26になった。相手はもう結婚を考える年齢だ。
このまま流されて結婚してしまうのだろうか、とかそんなことを思いながら限界を迎え、ついに別れた。
初めての失恋にはショックだった。月日は長かったらしい。
別れてからの数ヶ月で今までに無い勢いで成長した。
勉強に向き合った。女がいない自分に価値が無い気がして怖かった。
昔から嫌だった。初対面の人間に「彼女いるの?」と聞かれるのが。なんでそんなプライベートなことを大して仲良くもないお前にこぼさなきゃならないんだと思いながら
「いないよ」と嘘を吐いた。思えばあの時からもう片鱗はみえていた。
昔から心理学の本を読むのが好きだった。人が見える自分は素晴らしく、理解できる自分に価値がある気がした。
モテる心理学!ブラック心理学!なんても俗なものから専門書まで暇なときにちょくちょく読んでいた。
意味不明な視点と考え方から、根拠はないが人よりも人の気持ちに昔から敏感だったように思う。
言葉の節々や小さな仕草から相手が何を考えているのかわかるような気がした。
同時に、恋愛も脳内物質の機械仕掛けに過ぎない気がしていた。抱擁で分泌されるホルモン。オーガズムで分泌されるホルモン。
機械仕掛けに脳は刷り込まれていく。愛の正体はホルモン。だから、相手の脳内にそれをたくさん分泌させてやれば相手に自分を刷り込ませられる。
別れて3ヶ月。新しく一つ年上の彼女が出来た。
モテ無いと感じていたが、18くらいから見た目に大きな変化が現れていた。
顔立ちは濃くはっきりとしていて、振る舞い方も随分と覚えた。昔より会う人間にモテそうといわれる事が多かった。
あ、俺ブサイクじゃなかったんだ。うすうす気づいていた。
そうか、はっきりと女を望んでいなかっただけで実は思ったより自分に魅力はあったらしい。
そっか俺実はモテるんだなって気づいた。けど、男は見た目の問題ではない。
モテるという言葉は嘘である。どれだけ見た目に優れていようとも男は見た目ではない。女に向かっていかなかれば意味はない。
新しく出来た彼女はかわいかった。相変わらずメンヘラの気質だったが、人前で手をつなぐことも友達に紹介することも恥ずかしくなかった。
見た目は大きな要素ではないと思っていたが、単に俺のプライドが高かっただけらしい。
村上龍がエッセイでこんなような事を言っていた。「美しい女が自分の前で裸になり、好きにしていいと言われる事、それこそ男としての承認だ」と。
今ならわかる、そのとおりだ。俺は美しい女に愛される自分を通して自分に価値を見ていた。
自分なしでは生きていけない相手が、必要とされる俺が好きだったのだ。
そうして付き合って一ヶ月。
普段は目立たなかった俺だが、あるきっかけで広く人目につく機会を得た。
端的に言えば、出会いが増えた。
人目に晒されることで周囲に女性が増えた。
気づけば、一人の俺より若い女から熱烈なアプローチを受ける事になった。
まんざらでもなかった。こんな俺でも必要とされている。
気づいた時には付き合い、隣で女は寝ていた。
「こんなしょうもない人間の癖になに腕枕なんてしちゃってんだよ」って、ツッコミを入れながら
悪友の影響で好きでもなく辞められない煙草を吹かして独りで笑っていた。
ラブホテルの照明が、小学生の時の図工の時間に書いた目玉にとてもよく似ていた。
俺の中では、本当につい最近まで小学生だったのに、何かっこつけて腕枕なんかしちゃって、煙草なんてゴミみたいな物に日常を煙に巻いてんだ、と思った。
女がいなかった数ヶ月は本当に成長できた。今まで不可能だと思ってたことに挑戦し、努力し、成し遂げられた。
生まれたからには仕方なく生きる、俺の全盛期はいつだった。そんな事を口にするのは俺は昔から絶対に嫌だった。
昨日より成長してなければ意味が無い。そんな事を思っていて、常に不安だった
不安だからこそ成長できたように思う。常に不安で仕方なく、それを誤魔化すために努力した。
しかし、女が出来てからは違う。生きているだけに無条件に承認されたしまう。
違う、と思った。
生きている事は価値かもしれないが、俺は嫌だったそんな事は。
ふと昔見た映画を思い出した。主人公が夢の為に付き合っていた女を振るのだ。
確かにそうだ、本当に成し遂げたいことがあれば女は枷になることが多い。
二股をかけてみて、何も楽しくは無かった。
二人から求められている事は、不安を取り去り、罪悪感を生み、俺の成長を止めた。
後ろめたく、首筋をつめたい手に掴まれている感覚が抜けなかった。
どちらかを選ぶのはムリだ。だって、多分。二人とも好きじゃない。
初めて付き合ってた彼女が付き合う前に年上の30台の男との事をよく語っていた。
俺はそれがたまらなく嫌で、高校生の俺がそいつに勝つには圧倒的に時間も何もかもが足りてなかった。
生きていれば経験値は溜まる。男は年を経る事に確かに価値が増すように感じる。
だから、若い女が年上の男に夢をみるのはムリも無い。彼らは安定している。
しかし、そんな事で成長できるとは思えない。年上の人生レベルの高い人間といれば、楽々人生は進むだろう。
高い戦闘力で色んなことを蹴散らしてくれる。しかし、気づけば残るのは若さしか価値の無い女だ。
それならまだいいが、数年もすれば年老いたただの人間になる。そうすれば、何も出来ない人間になってしまう。
男が「何も知らない女」に夢を見るのと対象的に、
女は「何でも知ってる男」に夢を見るのかもしれない。
でも行き着くところは同じ。
男は「何も知らない女は寛容で、何でも知ってる女は狭量だ」と思ってる。
女は逆で、「何でも知ってる男は寛容で、何も知らない男は狭量だ」と思ってる。
成し遂げたい事は何かを考えた。
そう思ったとき、双方が枷だった。二人から貰ったペアリングが、手錠であり、足枷であるように感じた。
もう嫌だった。自分に価値を無条件に認められることが、しょうもない人間なのに生きているだけで肯定されるなんて意味不明だ。
このままゆるい幸せがだらだらと続いたところで、どこかできっと悪い種が目を出してもう色んなことがおしまいになる。
そう思った深夜2時。川を渡す橋の手すりに立った。
演じる事でそれがいつかホンモノになると信じているからだ。
しょうもない。こんな物に囚われている。もう嫌だ。自分の事は自分で決める。
そう信じて、ドラマの主人公のように指輪を投げ捨ててそのまま飛び降りて川に身を投げた。
枷は取れた。壊した。
そのまま、二人を捨てた。
もういいやと思った。
世の中にはそんなことよりも楽しいことが死ぬほど転がっている。
その枷に囚われてそれを拾えない事のほうがよほど不幸だと俺は思った。
俺は、こうして今もモテないままでいる。
そうして心もブサイクなままだ。
でも、それでいい。
だらだらと無条件に愛されるくらいなら、モテないブサイクでいるほうが余程幸福だ。
今、俺を縛るものは何もない。
ただ、時折感じるやるせなさについては、飲み込むまでまだまだ時間がかかりそうだ。
4月、上京してきた後輩のアパートを訪ねた。意外と良い部屋で防音もわるくない様子だった。
その時、オレはセフレを帯同していた。後輩に都会の女を味わわせてやるためだ。
最初は、「あ、オレの彼女。」とか言って紹介したんだけど、コートの下は下着しかつけてない露出狂モード。
しばらく談笑してたんだけど、「なあ、おまえ彼女いるの?」
「いや、いないっすよ。」
「じゃあ、こいつ喰ってみる?」と、コートをめくって下着姿を見せてやった。
「先輩の彼女じゃないんすか?」
「なんだよ、喰いたくねえの?」
「いや、喰いたいっす。」
「よし、じゃあ条件がある。オレのまえで喰え。」
「えっ?無理っすよ。」
「じゃあ連れて帰るぞ?」
しばし悩んだ様子だったが、「わかりました。」と性欲が勝ったようだった。
「じゃあ、とりあえず下脱げよ。」
勃起したちんぽが出てきた。
「おい、フェラしてやれよ。」
コートをはぎ、下着姿のまま後輩のちんぽを舐めるセフレをみていたら、ちょー興奮してきた。
「エロいわー。おまえちょーエロいわー。雌豚やんかー。」と罵声を浴びせていたら、なんかセフレが興奮してきちゃって、自分の指でおまんまんいじりはじめちゃった。
「おい、後輩、おまえも舐めてやれよ。」
目の前で繰り広げられるシックスナイン。なんかおかしくておもわずわらってしまった。
「もういんじゃね?いれたら?」
「そういやお前、キスしてねえだろ?ちゃんとキスしてやれよ。」と指導すると、後輩君は律儀にセフレにキスしていました。
二つ目が、3Pでした。これはセフレの希望。男二人に攻められたい、というので後輩に白羽の矢が立ったのです。
「ちょっと、バックで入れてやって。」まだセックスの主導権はオレ。
後輩はぎこちないようすでなんとかバックではめ込み、腰を振り出したので、いよいよオレの出番、とセフレの前に経って、勃起したちんぽを咥えさせました。
超イラマチオ。口マンコとして、激しく出し入れしてやり、そのまま発射しちゃいました。
後輩もいつのまにかイってしまったようでした。「速いよっ!」と後輩に言い、「もう一回できるだろ?布団ちゃんとしいてやろうぜ。」と二回戦の準備を始めました。