はてなキーワード: ライト文芸とは
細かいポイントを突っ込むが、「因果が逆」はおかしい。前増田の主張は、
納得重視のミステリはキャラクターと相性が良い。この種類のミステリが近年人気なのはキャラクター文芸と”関係があるかも”
この程度の内容であって、因果関係を主張したものではない。キャラクター文芸人気が納得重視ミステリの勃興の原因になった、とは言っていない。
さらに、増田の反論は増田が想定していた「キャラクター文芸人気が納得重視ミステリの勃興の原因になった」の因果を反転させたものにはなっていない。
正しい反転は「納得重視ミステリの勃興がキャラクター文芸人気の原因になった」だが、増田が主張したのは、
ミステリにもともとキャラクター性の強い作品が多かったおかげでライト文芸の勃興と”ともに”ミステリ全体がそこに取り込まれた
これでは、たとえミステリにキャラクター性が強い作品が含まれていなかったとしてもライト文芸は勃興する、と読めてしまう。
私見だが「どちらの因果もある」が正解だと思う。それが何かの影響を受けたなら、それは結果で、何かが原因だ。
とりあえず「ライト文芸」でググれ。
いまのところラノベのレーベルは大雑把に三つに分かれています。
少年向け:電撃文庫・富士見ファンタジア文庫・スニーカー文庫・MF文庫J・ファミ通文庫・ガガガ文庫・GA文庫・講談社ラノベ文庫・HJ文庫・ダッシュエックス文庫…
少女向け:コバルト文庫・ビーンズ文庫・ビーズログ文庫・一迅社文庫アイリス・講談社X文庫ホワイトハート …
MFブックス・カドカワBOOKS・HJノベルス・GAノベル・ガガガブックス・アーススターノベル・GCノベルズ・レジェンドノベルス…
メディアワークス文庫・富士見L文庫・集英社オレンジ文庫・新潮文庫NEX・講談社タイガ…
「あえて突拍子もないファンタジーやラブコメを読みたい」ということなら、最大手の電撃文庫から探すのが無難だと思います。
ガガガ文庫なんかは、いわゆるマニア受けする作品が多くて、変わり種を読みたいときに良いですね。
逆に「やはり落ち着いた恋愛小説などを読みたい」ということならライト文芸系を漁るのが良いと思います。
既存のラノベレーベルのなかで言うと、ファミ通文庫あたりは青春もの恋愛ものに力を入れていたりします。
ひとつめは「好きラノ」。
Twitterを使って大々的にやっているもので、幅広く票が集まっています。
あえて投票条件を絞ったもので、マニア寄りの投票結果になっています。
http://kazenotori.hatenablog.com/entry/2019/01/06/190911
参考にしてみてください。
まあこちらは本格的にラノベにハマらないかぎり必要ないとは思いますが。
ライトノベル総合情報サイト ラノベニュースオンライン – ライトノベルに関するニュースを紹介
人気投票を毎月やってたりするので、そちらを参考にしてもいいかも。
ソノラマ文庫と並び、ライトノベルレーベルの先駆けとして1976年に創刊されたコバルト文庫。
その命脈が尽きかけようとしていることをご存知だろうか。
公式サイト(2016年に休刊となった雑誌Cobaltの代わりを務めるWebマガジンCobalt)の最新刊のところを見ていただくと「電子オリジナル」と書いてあると思う。
そのとおりコバルト文庫では、数ヶ月前から電子書籍のみで発売される作品がラインナップされるようになった。
そして、ついに今月は新刊が二作品とも電子オリジナルに――すなわち「紙の新刊がまったく発売されない」ことになってしまったのである。
電子書籍がそれなりに普及した昨今とはいえ、それに絞ったところで売上が上向くとは思えない。
消えゆくレーベルの末期のあがき…と言えば表現は悪いが、そのようなものと受け取らざるを得ないだろう。
コバルト文庫がこれほどの窮地に追い込まれていたことを、多くの元・コバルト読者たちは知らないのではないか。
そう思って、この記事を書いている。
正直に言えば、私はコバルト読者ではない。
以前は「マリみて」や「S黄尾」を読んでいたこともあったが、たとえば最近の作品を紹介して勧めるようなことはできそうにない。
だから、ここでするのはお願いだけだ。
かつてコバルト文庫を読んでいた方々は、どうか現在のコバルト文庫を再訪してもらいたい。
現在のコバルト文庫を読んでいる方々は、どうか最近の面白い作品について語って欲しい。
半世紀近い歴史を持つ「ライトノベルの母」を、このまま静かに見送るだけではいけない。
決定的なニュースが流れてから「知らなかった」「好きだったのに」と後悔するようなことは無いほうがいい。
いまさら趨勢をひっくり返すことは難しいだろうが、少しでも賑やかすくらいはできるのではないかと、そう思う次第である。
実のところ、集英社の女性向けライトノベルレーベルとして「集英社オレンジ文庫」は好調のようである。
http://orangebunko.shueisha.co.jp
こちらはいわゆるライト文芸のレーベルであり、コバルト文庫を「りぼん」とすれば、オレンジ文庫は「マーガレット」にあたるだろうか。
「コバルト文庫は応援したいが、いまさら少女小説はちょっと…」という方は、オレンジ文庫の作品を読んでみてはどうだろうか。
姉妹レーベルであるオレンジ文庫が盛り上がれば、それはきっとコバルト文庫にとっても喜ばしいことだろう。
追記。
みなさんはバタフライエフェクトを知っていますか?
ブラジルで一匹の蝶が羽ばたいたことで、中国では台風が発生するのです。
そう、ほんの些細な出来事の積み重ねで今という歴史は成り立っているのですね。
なので、その些細な出来事をタイムマシーンで変化させることで、今の歴史を変えることができるのです。
そこで、歴史上に様々な事柄にほんの少しだけ介入し、歴史を変えてみようと思います。
以下、例です。
BiBioだけで配信されてた裏声優生活向上委員会を今の歴史よりも多くのオタクが聞く
中村繪里子と落合祐里香の関係が今の歴史よりも穿って見られない
そのためマイクがないことを弄られない
ヒャッコのアニメもそれに伴い純粋にアニメの出来だけで評価される
ヒャッコのアニメが面白いのは歴史的規定事実なので気持ち悪い声優オタクが口を出さないことで大ブレイクする
小野敏洋が文化放送を聞かないと性癖が今の歴史ほど極端にならず、小学館の漫画を読んでいる青少年の性癖も同様に今より穏やかになる
万乗大智のパンツのクオリティが低いことに誰も違和感を持たなくなる
久米田康治の仕事量が減り、アシスタントにジャングルジムを描いてもらう必要がなくなる
井上和郎ぐらいのエッチさが受けてマハラジャは畑健二郎でなく井上和郎となる
腐ったみかんという説教に苦情を入れまくった結果、今の歴史ほど金八先生がブレイクしなくなる
行き場を失った和月伸宏の劣情が本来の歴史よりも早く吐露される
玉ねぎの匂いが染み付いたゆうきまさみたちに犬の本能が拒絶反応を示し、押井守がパトレイバーに参加しない
押井守が今の歴史ほど影響を持たなくなり娘さんも今よりも仕事量が減る
乙一が結婚相手を見つけられず今よりも執筆ペースが下がってしまう
いつまでもTHE BOOKが刊行されないので、VS JOJOの企画も立ち上がらず、西尾維新がジョジョの小説を書くことがなくなる
本来の歴史より西尾維新の書かなければならない本が減ったため、宵物語が早く刊行されアニメ化もされる
加藤英美里が小野坂昌也と出会う前に花澤香菜との百合チュッチュッを演じることで自分の気持ちに気づき鹿野優以と幸せな結婚をする
南央美が自慢の霊感で幽霊を感知していまいそのスタジオに入れず、今の歴史よりもお仕事が減る
おみたま通販便の連載がなくなり、ももせたまみがナナとカオルぴんくぴゅあの方により一層力を入れる
スピンオフ元のナナとカオルもより一層励み、日本中で大人気作品になる
更科修太郎の元ネタである更科さんのWeb小説を評価する流れになる
更科さんの面白い小説といえば、主人公が妹のxxを食べされられたあとカレー屋でカレーを食べさせられる「深雪 ベリーショート 後始末編」に決まっている
日本中の人々がカレーに対する妙な嫌悪感を抱くようになり、カレー屋さんが減る
平城京という言葉がないため、城平京がデビューする際に耳目を集めたその特徴的なペンネームがつかない
城平京に相当する作家の作品が売れず、スパイラルもアニメ化しない
スパイラルがアニメ化しないため細田守の仕事が一つ減りハウルをやるときに今よりもパワーに満ち溢れ見事成功させる
風立ちぬが作られないため、庵野秀明が声優をせずエヴァに専念でき、エヴァは完結できる
オカピがいないとあいまいなオカピなんてよくわからないタイトルの番組が生まれない
VステがA&Gに負けない
濱口優と南明奈は四年間の交際を経て結婚しましたが、これが三年となると「三年付き合う信頼関係なのに、そう譲り合う気持ちお互いに忘れて過ごしてた」となります。
そのため、これを予言していたまじかるアンティークが再ブレイクし、リメイク版が制作されます。
そして、リメイク版には新ヒロインを追加しないとなりませんが、僕はテネレッツァが好きなので、彼女のルートが追加されると嬉しいと思いました!
自動的にまわる地球が特別な出来事であり何か起きないと未来は目の前にないから
で、タイガはそこなんだ。ふーん。
つまり、森博嗣はライト文芸作家ってこと? ラィト文芸って呼んだ方がいい? それは違う?
まあ、なんでもいいっすわ、おもろいし。
「ライトノベルを一般文芸の棚に置いて売る」というアプローチを目指して創刊したのが「メディアワークス文庫」で、
そのメディアワークス文庫の「ビブリア古書堂の事件手帖」がヒットしたことで、
後を追う富士見ファンタジア文庫やコバルト文庫などが姉妹レーベルとしてライト文芸レーベルを作りまくったのが2015年ごろ。
また、同じころに一般文芸側も「ライトノベル的な作品」をノンレーベルやサブレーベルで売りはじめた。
このあたりをまとめて「ライト文芸」と呼んでいる。
いや、だって児童向けでは普通にラノベ作家が書いてるし、ラノベが再刊されていたりするじゃん。
イラストもラノベの絵師が描いていたりしてさ、一般人に見せてもラノベだと言われるよ。
出版社が、たとえばつばさ文庫から電撃文庫に移行してほしいと考えているのは確かでしょ。
そも、かつては一括りにヤングアダルトだとか言われていたところからソノラマやスニーカーが分化してきてるわけだし、
対象年齢の問題も、上の年代であるライト文芸をライトノベルと見なすなら、
下の年代の児童文学だってライトノベルと見なすのに不都合はないよね。
って言われると児童文学もライトノベルだという気がしてこない?
「小説」は、文学のうち「散文で書かれた虚構の物語」のものを指します。
「散文」の対義語は「韻文」です。詩のように同じ響きの言葉を繰り返したり、短歌や俳句みたいに決まった形があるものを、韻文と呼びます。逆に言えば、散文はそういった決まりのない、いわゆる普通の文章を指すことになります。
散文で書かれた文学としては、他にも随筆や評論などがありますが、それらと違って小説は、基本的に虚構が書かれています(「事実をもとにした小説」とかもありますけど…)。
その小説の中で、娯楽性よりも芸術性を重視した作品を「純文学」と呼びます。一般に、石原慎太郎や村上春樹、村上龍などは、純文学の作家とされています。
純文学と対になるのは「大衆文学」であり、芸術性よりも娯楽性を重視した作品となっています。たとえば、東野圭吾や伊坂幸太郎、湊かなえなどは大衆文学の作家ということになります。
「芸術」「娯楽」という言葉もなかなか曖昧で、明確な線引きはできないものですから、「何となく雰囲気でそうなっている」くらいに思ってください。ちなみに、「芥川賞」は純文学の賞、「直木賞」は大衆文学の賞となります。
以上から分かるように、「ライトノベル以外の小説」を示す意図で「小説」「文学」「純文学」といった呼称を使うのは誤りです。「ライトノベル以外の小説」を指す言葉としては、あくまで便宜的なものですが「一般小説」「一般文芸」などがあります。
さて「ライトノベル」の話になりますが、ライトノベルが「娯楽性を重視した小説」であることは間違いありません。つまり分類としては大衆文学に含まれることになるでしょう。
ひと昔前は、ライトノベルを定義するにあたって「イラストが付いている少年少女向けの小説」としておけば、ひとまず間違いはありませんでした(実はイラストのないライトノベルもけっこう出ているんですけどね)。
しかし、近年のライトノベルは積極的にその範囲を広げ、さまざまなジャンルを取り込んでいます。ライトノベル出身の作家が一般文芸で活躍することも増えてきました。
ライトノベルと一般文芸の中間を狙った、いわゆる「ライト文芸」のレーベルも多数創刊されています。それらの対象年齢は20代〜40代あたりで、とても「少年少女」とは言えません。
イラストについても、いまでは幅広い作品に付くようになり、それをライトノベルだけの特徴とみなす風潮も薄れつつあります。そもそも「挿絵付きの小説」自体は、古くから当たり前に存在するわけですから、イラストの有無だけで区別しようというのがナンセンスなのかもしれませんね。
そういったわけで、いま「ライトノベル」と「ライトノベル以外」の垣根は急速に消失しつつあり、同時に明確な「違い」も無くなってきています。
「イラストが付いている少年少女向けの小説」から、「イラストが付いている」と「少年少女向けの」を抜けば、あとは「小説」しか残らない道理です。