「管理職」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 管理職とは

2023-09-18

昇進したくないことを言うべきか否か。

自分管理職の適性がないと思うので、このまま担当者としてやっていきたい。

一方で上司的には昇進して管理職になって欲しいと思っているようだ。

うちの会社制度的には待遇をあげる、つまり給料を上げるには昇進して管理職になるしかない。

自分としては今の給料でほぼ不満はなく、昇進せずにこのままの給料でも良いと思っている。

ただ、昇進したくないとはっきり言うと角が立つし、やる気が無いヤツだと見なされるのが怖い。

管理職をやる気はないが、担当者として仕事をやる気はある。

そしてずっと昇進せず担当者で居ることで会社的にお荷物と思われるのも怖い。

正々堂々退職勧告されるならまだしも、左遷とか追い出し部屋的な感じで退職に追い込まれるのではないかという恐怖感がある。

そもそも管理職ポストというのは数に限りがあって誰もがなれるわけではないというのが普通だと思う。

必ず管理職になれない人が出るが、その人は会社にとってお荷物なのだろうか。

もし、日本もっと簡単解雇できる社会だったら、昇進して管理職になれなかった人はみんな解雇されてしまうのだろうか。

2023-09-17

anond:20230916114525

部下なしとか言うからややこしい。非ライン管理職のことでしょ?別のところで非管理職にも部下がいるとか暴れてるやついるから、そこ区別しないとぐちゃぐちゃになる。

anond:20230917092643

うちだと担当課長主任相当だな。管理職ではないから当然部下もいない。

2023-09-16

anond:20230916082418

名ばかり管理職って温情措置用の部下なし管理職のことでは?つかそもそも管理職じゃないんだったな

anond:20230916074659

弊一流JTC、課長になっても年収1000万弱で死亡。なお管理職になれるのは同期の1割以下の模様。

2023-09-15

anond:20230915092226

「ワイの中の社会常識」が間違ってる

きちんとJD定義して職掌を分けておのおの自分業務遂行すればよいだけ

そういう風になってないなら管理職相談した方が良い

2023-09-14

管理職は部下よりも実務に詳しくなるべきか

となりの部の部長は「管理職担当者より実務をしってなきゃならん。他の部署への問い合わせは管理職が窓口になって部下におろすべき」とか言ってたんだよね

ウチの部は、管理職よりもその下の係長あたりが実務に一番詳しくて管理職進捗管理や予実管理トラブル対応等を担当してる

マネージャープレイヤーでは役割が違うんだから別に実務に詳しい必要はないと思うんだけどな

スーパープレイヤーが必ずしも良いマネージャーにはならないと思ってる(まあ、スーパープレイヤーになれるほど能力があればマネージャー簡単にこなしそうではあるが)

anond:20230914205049

何度もかまってくれてありがとう

残念ながら仕事評価はいいよ

同期最速で管理職になる程度には

事象は別の側面から見た時に違った景色を映し出すが、具体性を有する場合において顕著であり、高度に抽象化された事象においては、発生しにくいように思える。

例として、「人類」と「増田さん」を比較した場合、「増田さん」の方が様々な見え方をする。親友職場の同僚は「増田さん」のあらゆる側面を見せられているが、「人類」にはそこまでの幅がない。

なぜなら、増田さん自身人類包含しているためと言える。人類になくて増田さんにはあるものが多数存在する。

これは現地現物重要性を示唆している。その場で得られる情報経験こそ尊い抽象化された事象での議論一般論的になりがちであり、ここに高度成長期現代日本の違いがあるかもしれない。

戦後高度成長期においては、管理職であっても現場だった。いや、今ほどに机上ではなかったという方が正しい。現場に赴き、見て聞いて感じていた。それらの一部がグレーな接待と言われ、糾弾された。

今はマネージャーという言葉がひとり歩きし、机の上で管理することが正しいことのように扱われる。机上で何が見えるのか?一般論を求めるなら生成系AIが勝る。

きっとあらゆる組織で、あらゆる立場の人が目の前の景色を語っている。具体性のない議論から無味無臭産物が生まれ、負けていく。

2023-09-12

anond:20230912112935

部門コスト管理するのは管理職の重要仕事だろ

言ってる気持ちはわかるし残業代ケチりたいから昇進させるような会社なんだろうけどさ

anond:20230912112935

部下が残業しなくてもいいように管理するのも管理職の仕事だよ

繁忙期は仕方ないにしても

経営者増田、俺の考え方が間違ってるか判断してくれ

なんかよくわからんけど課長職に上げられたのね。

で、残業代出ませんってなったの。

しょうがいから俺が請け負ってた現場仕事現場の他の連中に割り振って

俺はそれの整理、管理業務に専念して定時に帰るようにして

溢れた現場仕事現場残業してやってもらって残業代きっちりつけましょうねってしたのね。

俺も残業代はきっちりつけてたからさ。

そしたら課員の残業時間が増えてるなにやってだって話になって

いや、でも俺の残業時間は減ってるからトータルトントンですよねって言ったら

お前の残業が減ってもしょうがないだろ!って言われたのね。

意味わからんのだけど。

俺は管理職になったんだよね?管理職になったか現場仕事現場に卸して

俺はそれの管理をするようになったんだけど、それは間違ってんの?

当然、本気の喫緊問題が起きた場合は俺も出て行くけど、

基本俺の手に手放せないような途中作業を残したくないのね。

なんか課で問題が起きた時に俺がそっちにかかりっきりになると、

俺が触れない仕事が次の工程に影響を及ぼしちゃうわけじゃん。

クソしょうもない会議に駆り出される機会も増えるし、

そうなったときに「会議出てる奴の仕事待ちです」じゃ済まんじゃん。

から俺は日常的な流れ作業から降りて管理業務に移ったわけだけど、

会社としてはマネジメントやりながらプレイヤーもやれってことなの?

それおかしくなーい?って思うんだけど、課長職ってそういうもんなの?

2023-09-11

anond:20230911211534

テレワーク生産性は落ちない、むしろ上がる、テレワークだと管理できないというのは無能で寂しがり屋の管理職の妄言

anond:20230910015537

男の作った会社に入れさせろ、女性管理職を導入しろとか言ってる恥知らず性別の方ですか?

2023-09-10

anond:20230909115441

>> 自分仕事では裏方にいたくて、上見てる人たちの足元の小石どかすような仕事淡々としてたくて、 <<

それも立派なキャリアプランだよ。管理職になって部下をマネジメントするようになりたいです!だけがキャリアプランじゃない。それを面接で言えばいいよ。

anond:20230910124633

経営陣か上司か、どのレベルの話か確定しないが、管理職がこの程度が最適と判断したのだろう。

担当者なり部下なりに対して甘くすると業績が下がるし厳しくすると離れるし。どっちに行っても今より悪い状況になりそうなら、現行にするしかない。

anond:20230909143843

でも実際若い女ってだけでマッチングアプリ登録すれば100いいねデフォだしなあ

今の時代なら女性管理職数値目標とかあるから少なくとも理系なら女ってだけで就活は有利になるし、弱者男性と比べればイージーモードだろ

2023-09-09

anond:20230909185114

わかる

若者に気を遣ってる、中間管理職っぽいおじさんのケツ揉みたいなって思いながらエスカレーター乗ってる

2023-09-08

先週コロナにかかってしまい、寝込んだりのどの痛みに苦しめられたりしていたが、ようやく落ち着いてきた。

そういえばとふと考えたら、その間に誕生日を迎えていて、また一つ、歳を取っていた。39になったらしい。

あと1年で40歳だと思うと、何というか、もう40かというか、まだ40かというか、何だかウンザリしたような気持ちになる。

コロナ療養中、熱が下がってきたころに、暇だからと何か小難しい古い本を読もうとした。

読もうとしたが、ちっとも読めなかった。まるっきり頭に入ってこない。

内容が難解なこともあるが、それよりも、この本を読んだところで何になるのか。

中世プロテスタントにあった倫理観資本主義との関係が俺の人生にどうかかわってくるのか。

そんな風に思われて、頑張って読み進めるのが馬鹿馬鹿しくなって、結局読むのをやめてしまった。

これでも若いころは読書家だった。

いや、年間100冊程度の読書量だったので、我、読書家ぞとイキれる程立派なものではなかったが。

それでもとにかく、読書であるという根拠のない自負はあったし、本を読むのは好きだった。本を手にするとワクワクした。ドゥルーズデリダなんかも頑張って読んだ。もう一切、内容を思い出せもしないが。

今はもう、気が付けば本も読めなくなった。読んで何になる、何の意味がある、そんな倦怠感ばかり募る。

仕事も張り合いはない。

責任感を持って、日々取り組んでいるつもりではあるが、10年以上も勤めれば、大抵はどうにかなる仕事ばかりになる。

出世できる性格だとも思わないし、向いているとも思わない。実際管理職向けのキャリアパスには乗っていないし、キャリア天井も大体見えている。

スキル習得も、会社からまれていなさそうだ。

子供は、やはり欲しい。まだ諦めたわけではない。

諦めてはいないが、俺の不妊は、先天性の疾患に由来しており、医者からも厳しいと言われると、徒労、という言葉が浮かんで消えない。

妻は、俺との子供は欲しいけれど、いなければいないで、決して不幸ではないというスタンスだ。

こんな俺を選んでくれた妻には、感謝してもしきれないし、妻のことは深く愛している。

だけど、本当のことを言うと、残りの人生はあと…年…と考えると、長いな…。と、ほんの少しだけ、感じてしまう。

日見テレビ番組で、91歳の老爺がインタビューを受けていた。

その爺さんは、朝の4時に起きて、2時間かけて地元海岸まで散歩するのだという。

それを、日に3度も繰り返すのだそうだ。

早くお迎えが来てほしいが、誰も迎えに来ない、と言っていた。

俺はそれを見て、虚しくなって、気が滅入ってしまった。

一日一日を、ただ歩いて時間を潰す、そんな毎日が終わるのをただ待っている。

俺もやがてそうなるのだろうか。そんな風に日々を送るのだろうか。

父のことを、最近考える。

70を過ぎた今でも元気に働いている。

さな頃はあれこれと家族で出かけていたが、高校に入って以降は、父と親しくした記憶ほとんどない。

30代になるまでは、父のことはあまり好きではなかったように思う。尊敬できない人だと思っていたし、大した人間でもないと思っていた。

しかし、俺と姉の二人を、中身はとにかく大人になるまで育てあげたこと、俺などは大学にまで行かせてくれたこと、それを思えば、大変にすごい男なんだと少し前から思うようになった。

少なくとも、子供を育てたことのない俺よりは、ずっと立派だ。

父は日曜の夕方になると、自室でCDを聴いているのが常だった。イーグルスなんかの、古い洋楽ばかり聴いていた。昔は、またか臭い音楽を流して、くらいに思っていた。最近では、なんというか、父はあれは、楽しいんだろうかと思ってしまう。

飽き飽きしたり、しないんだろうかと。

このところ自分が感じている憂鬱について色々と調べてみたところ、ミドルエイクライシス、あるいはミッドライフ・クライシスと呼ばれるものに、どうもよく当てはまっているようだ。中年になって、自分人生や将来に、不安を覚えたり、なにか間違った生き方をしているのではと疑問を感じたりする現象らしい。

第二の思春期とも呼ぶそうだ。

思春期、なんて言われると、なにを、俺はそんな青臭い、幼稚な人間じゃないぞ、といらだちを覚えるけれど、そういうところが幼稚なんだよ、と言われてしまえば、それはまあ、確かにそうかとなる。

30代でそうなるのは、少し早い気もするが、子供がいないとそういうものなのかもしれない。

どげんかせんといかんとは思う。

思うけれども、どうにかなるような気もしない。

そもそも生活に張り合いを求めているかと言われると、そういうわけでもないような気もする。

やりたいこと、というものを考えたとき、何も、本当に何も浮かばない。

ぐっすり寝たいという望みは、先日のコロナ罹患不本意ながら叶ってしまった。

やりたくないことないくらでも浮かぶ

何をするのも億劫だ。

億劫なのに、しばらくは終わりがくるような感じもない。

若い時には気にならなかった人生の長さに、打ちのめされているように感じる。

テレビで見た91歳の老人は、あるいは父は、どうなのだろうか。

女性管理職って例のBさんみたいな人が8割な印象

指定校推薦入試

愚痴を聞いてほしんだよ。

先日勤務先の私立女子校で推薦入試判定会議があったのだけれど。

大学から学部学科ごとに推薦枠(定員)と推薦のための最低基準をいただいているので,

各生徒の希望と成績を照らし合わせ,競合が起こりそうな場合担任面談を行い

志望校誘導しながらパズルを組み上げるように推薦希望の生徒全てにどこかしらの大学の推薦を与えられるよう

夏休み返上で準備をしてきた。

全教員に生徒の志望状況を共有してから

管理職,高3担任進路指導部,生徒指導部,教務部が集まっての判定会議

カンニングによる指導歴あり」

「高1でピアス穴による指導歴あり」

制服スカート丈について再三指導してきたが,改善が見られず。会議前日の全校朝礼でも見咎められ,指導を受けた」

などなど,推薦して良いものかとのご意見が集まる生徒が複数あった。

最終的には全員希望通りに推薦を与えることになった。

モヤモヤするのは

校長が「要するに問題スカートの丈なんでしょ?そんなことで推薦取り消しだなんてなったら,絶対もめるわよ」

とか

担任が「厳しく指導できなかった私のせいで,生徒が成長できなかった,申し訳ない,生徒側に罪はないので認めてやってほしい」

とか

「推薦してほしいと生徒保護者が言えば,学校は推薦しなければならない」空気があったこと。

欠点を補って余りあるほどの活躍をした生徒なんですよ,といったようなアピールは誰からも出ず。

十分反省して改心しているかというと会議前日になっても摘発を受けている。

会議結論としては全員希望通りに推薦することになったが,どうにもすっきりとしない。

2023-09-07

病気でも育休でもサボりでも人が抜けた分の穴を気にするのは管理職仕事であって、末端の労働者が考える事ではないと思う。じゃなきゃ管理職って何をすんのって話だし。

誰かが休んで迷惑だってんなら、その程度で回らなくなる環境にしてる管理職文句を言ったらいいと思うけど、そんな勇気はない。

いくら正論であっても、感謝助け合い絶対だ。それが常識だ。みたいな宗教の前には無力。あるいは別の正論をぶつけられるかもしれない。

から対等な同僚を責め立てて溜飲を下げることしか出来ない。

そんな弱虫達の会社での処世術が積み重なって、社会人常識とやらになっていく。

上に対して団結するのも「思想が強い」からイヤ。

そんなもんなのかもしれない。

強くなりたいぜ。

でも労働如きのために動くのも怖いし、同僚を責め立ててその時を凌げるならそれで良いかもしれない。

労働者達よ立ち上がれ!と声を上げてただただヤバい奴と認識されるよりは、その方がラクかもしれない。

でもせめてもの抵抗として、対等な立場にある同僚を非難しないようにはしている。

さりとて、私が欠勤する事は事前に想定されるべきものであり、業務に多大なしわ寄せが生じようとも私の責任ではありません。あなた方が私を責めるのは全くもって見当違いです。

と面と向かって言われて、そうだその通りだと思えるだろうかとも思う。

anond:20230907013538

なんか二重投稿になったから消したら跡が残ってやがる。めったに書かねえから増田よく分からん

本当にそれが校正者としての正しい姿勢だろうか。校正者は「間違いを正す」存在ではなく、「間違いの可能性がある部分を指摘する」だけの存在じゃなかろうか。

当該部分を直すかどうかは筆者が決める。デスクが決める。編集部が決める。その判断校正者は担わない、自分はそう考えながら校正仕事をしている。

疑問出しへの温度感現場ごとで違うんじゃねえかなあ。

もちろん「俺の赤は絶対正義!」なんて思っちゃいないけどよ。

俺は社員じゃなく孫請けの弱小フリーからさ(ブコメ大手正社員様だと勘違いされてるのは笑った)、そもそも信頼されてねえんだ。「明らかな誤脱以外は極力入れるな」ってな。

決定権を持ってるのは大前提として、著者や編集が言いたいのは「余計な仕事を作るな」って訳だよ。

別にそいつらが傲慢な訳じゃねえ。ちょいと特殊現場で、俺も校正者の指摘を採用するかどうかの判断を任せられたことがあるけど、ありゃあ結構精神的にクるぜ。

決断には脳のリソース必要って話だが、それをずーーっと一日中、どっちでもいい言い回しの変更やクソどうでもいい指摘を見せられては赤字で消してると、イライライライラしてくる。

うそう。「指摘を入れない美学」と「入れる美学」はベテランの間でも結構対立しててよ。酒の席で喧嘩になってんのを見たことがあるぜ。

俺か? 俺は……怒られなきゃどっちでもいいな。ただ、「自分はこんな細かいことに気づけたぜ」ってオナニーにはならないようにはしてえな。

この仕事はいだって、誰のためにやってるのか分かりゃしねえ。著者の側に立つのか、読者の側に立つのか、作品の側に立つのか……人が嫌いでこの仕事を始めたのに、どうしてこんな三つ巴の中間管理職みたいなことしなきゃなんねえんだ。

指摘される=自分自身を否定される、ではないはずなのに、それを担う校正者は何かと悪者にされがちだ。

そうかな。俺はアホだから意見否定人間性否定だと受け取りがちだぜ。

そうでなくたって、魂込めて書かれたものに「こうするともっと良くなりませんか?」って鉛筆入れるのは結構怖いことだし、そこは肝に銘じなきゃいけないと思う。

ただこれは、俺がその昔あるライターに「お前、その指摘本気で書いたのか?」って詰められたのをまだ引きずってるだけかもな。この文章は口が悪いが、よく吠える犬はビビってるだけなんだよ。情けない話だな。

ああそうだ、指摘はバンバンやってくれ、多けりゃ多いほど助かるって現場ももちろんあるけどな。どっちが良いって話じゃねえが、こっちの方が気はラクだ。

校正校閲は、今日知ったこと、ずっと前に少し聞いただけのこと、何の役にも立たないと思っていたこと、それらのすべてが無駄にならない仕事だと思う。

それは本当に俺もそう思う。生涯勉強だよな。テニスプレイヤーの話も良かったぜ、聞かせてくれてありがとな。

俺がこの仕事に就こうとした理由ひとつに、「一生勉強せざるを得ないから」ってのがある。別に勉強が嫌いって訳じゃねえんだが、俺は怠惰人間から、学ばなきゃ飯が食えない状況したかったんだ。

でも結局、今も休みの日はずっと布団から起き上がれねえ。脳が腐っていく音がする。そのうち飯も食えなくなるんだろうさ。

からないことでも「これって本当に正しいのかな?」と検索するだけでも違ってくる。

公式で「徒歩10分」の表記を見ても、GoogleMapできちんと確認する元増田絶対に良い校正者だ。

自分YouTubeで鳥の鳴き声を調べたり、何十年前のその日が本当に雨だったかどうかを気象庁HPで調べたりしてる。

冥福をお祈りする」との表記があれば、その故人が仏教信仰していたかどうか、できる限り確かめたり……

まあこういうのは、校閲の“楽しい部分”なんだろうけどさ。あとのほとんどは元増田の言うように“シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけの仕事”だったりするけど。

GoogleMapの件はたまたまだ。近くにある別の店の情報を調べてたら、前の店は調べ済みだけどどうにも食い違ってそうだぞ、って気づけただけだ。いちいち調べるほど、俺は殊勝な人間じゃない。

「こんな単価で真面目に調べしてるんじゃねえ」「時間かけていいなら良い仕事なんて誰でもできるんだ」、よく言われたよ。

増田のとこは、校正に金と人をかけられる、いいとこなんだろうな。

この仕事の質は、自分時間と気力や、会社の金とトレードオフだ。まあ、どんな仕事でもそうなのかもしれんが、あいにく俺は校正しか知らねえ。

雨の話で思い出したが、あったじゃねえか。「小説のウン年前のその日は月が出ていたか」って指摘がネットでバズったこと。

あれは周りでもちょっと話題になってよ。

業界入ったばかりの俺はキャッキャ喜びながら「この指摘すごいっすね!」って先輩に言ったんだよ。そしたら難しい顔されてな。先輩に言わせりゃよ、「こんなの、たまたまOKだったか美談になってるだけだ」ってさ。

もしその日が大雨だったとしたら? 新月だったら? そんな指摘を著者に入れてどうなるんだ。

「俺の世界じゃその日は月が出ているんだ」って突き返されるか、その美しい描写がまるまる消えるか。いったいこの指摘、誰が得するんだ?

増田さんアンタは、ニュースノンフィクション現場なのかい? だったら細かい指摘は大事だ、厳密であれば厳密であるほど良い。

俺は一応どっちもやるけど、文芸は何が地雷になるか分からん分からん程度の腕しかいから、俺にはあんまり依頼が来ねえ。憧れの作家うんぬんは、本当にたまたまだ。

冥福仏教信仰の話はまるで発想になかった。毎回調べることは俺にはできないが、覚えとけばいつか役に立ちそうな視点だ。ありがとう勉強になった。

とにかく、AIに取って代わられるその日が来るまで、このへんてこな仕事を楽しみたいよ。誰にも求められてないと感じる日があっても、意味のない仕事だと嘲笑されることがあっても、校正仕事がこの世界にずっとあるといいな。

そうだな。

別に俺もこの仕事が嫌いじゃねえ、というかこの仕事以外で食える気がしねえ。賎業とは書いたし実際本気でそう思ってるが、校正がなければ俺は野垂れ死んでる。

お互い、何とかやってこうぜ。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん