はてなキーワード: ケミとは
オサレを目指してるわけじゃないけど、多少は見栄えのいい格好をしたい(無難という意味で)、でも、どうしても鈍くさい格好から抜け出せない、そんなあなた向けのエントリ。
とりあえず、無難なカジュアルならジーンズ1択で良い、というのが私の結論だけど、しかし、ジーンズには大きな落とし穴がある。そのお話をしよう。
「ケミジーじゃないから恥ずかしくないもん!」
などと思っているならそれは大間違いだ。いや、「ケミジー=恥ずかしい」という認識は間違ってはいない。あれは、(良くも悪くも)黄金聖闘士(ゴールドセイント)クラスが身につけるものであって、青銅聖闘士(ブロンズセイント)候補生程度でよいです、というあなたには必要のない代物だ。
しかしだ、ジーンズはケミジーになったから突然レベルが上がるというわけではない。ユーズド感が増せば増すほど、レベルは上がっていく。スレの感じ、ヘタリ具合等々ユーズド感にあわせた着こなしが必要になる。破れができた日には、さらに要求水準は上がる。というか、破れ方がアレなら何をやってもダメだし。
なんてことを自分に言い聞かせちゃいけない。そいつはユーズド感をうまく着こなしに活かせる奴の台詞だ。夏にTシャツにあわせるとかならいいんだけどね。冬にコートに合わせるときに、やっちゃったー、って人が少なくない。
「まだはけるし勿体ない…」
まだ言うか、んの野郎!「夏は暑いから、ポリス沙汰にならない範囲で服を着なくても平気だよね!パンツだけど恥ずかしくないもん!」なんて言えないだろ!
それと同じ。機能性ではなく、身だしなみの問題として考えてみよう。マミーが買ってくれた8年もののジーンズとか、それはもう諦めれ。それが無理なら「せめて無難な格好を…」なんて願望を諦めれ。そういう生き方も嫌いじゃないぞ。ユニクロだろうが、リーバイスだろうがもうダメだよそれは。年に1回、きれいなのを1本買う。それが大事。
http://anond.hatelabo.jp/20090117140437
こちらの増田さんもオススメしているけれど、そんなにお金をかけたくないというあなたなら、ユニクロのジーンズが良いかも。
http://store.uniqlo.com/jp/CSaGoods/170567-65-030#colorSelect
安いときは2990円くらいで買える。シルエットもすっきりしていて悪くない。このブラックなら合わせやすいし(カラーデニムのブラックじゃなくてブラックデニムの方をオススメしたい。デニムっぽさがあった方が無難かな)、これなら年に1本はいけるよね?飲み会1回分程度だと考えれ。
で、ここからが大事。買うときはちゃんと店舗に行って、納得いくまで試着して、丈つめをしてもらうこと。できればそれと合わせる靴を履いていって、それを規準に合わせてもらうのがベター。
一回きっちりやっておくと、丈の長さを自分で測ってネットでオーダーすることもできる。楽ちんでしょ?(でも、想像していたのから1cm前後の誤差はあるだろうから長め、短めで丈つめしてもらった場合には、気をつけた方が良いかも。)
あともう1つ大事なこと。
特にユニクロのものは色落ちやスレがそれほどきれいじゃない。多分、2年が限界。だから年に1本というよりは2年はいたら捨てろってことなんだけど、年に1本捨てる、ジーンズ供養日を作るってのは、新しいジーンズを買うためでもあるのよね。ライフハック的ではあるけれど、ジーンズを捨てると言うよりは、「まだはけるし勿体ない…」という気持ちを捨てるってとこね。
http://anond.hatelabo.jp/20070225143758
化学っていっても無機だとか有機だとか生物だとかいろいろあるのでみんなそれぞれ違うかもしれない。
わたしは応用化学なんでどっちつかずなんで、中庸な意見ということで答えるよ。
> 化学の徒は、自らの研究と人生や哲学との関連についてどの程度意識しているのだろう
「なにか新しいもの」をつくってその評価は世にまかせる。
そういう世界だと思う。スタイルは比較的数学者に近いのではないかな。
ただ、それがもしかしたら目に見える形で世の中の役に立つかもしれないという希望はあるよね。
理学であれば30年先に、工学であれば10年先に実用化されたらいいな、でも、その間にまったく別の方法とかで実現されたら無駄になっちゃうかなとか希望と絶望を思い描きながら研究を進めていくんだ。
研究が終わってから何年もしないと評価にお目にかかれないしそれが失敗かもしれない。悲しい宿命なんだ。
そんなのを見聞きして、わたしはいやになってしまったけど。
これは化学者に限らないかもしれないけど、研究職は短い人生のなかで主題はいくつももてないよね。
その主題にすえた研究の中で画期的な成果が出せるのは偶然の助けも要る。
もしかしたらぽっとでの若造に出し抜かれるかもしれない。
成果が出せれば一部から名声は得るかもしれないが生活が裕福になるわけではない。
でもあるケミストは自分の研究以外に頭はつかわないんだ。自分の人生なんか考えないんだ。
そこにモチベーションや欲望は抱かないんだ。
パズルを夢中になって解いていたら日が暮れる。
とき終わるころには人生も暮れる。
パズルを解くのから醒めて周りをみてしまう人は化学者にはなれないんだ。
わたしが進学前に夢見ていたのはバカみたいだけどマッドサイエンティストだよ。
あんなことやこんなこと、誰もやったことが無いことをしたかったんだ。
飼いならされないと研究もできない。
先に金持ちにならないとダメなんだと気がついたよ。
3兆円あったら私設ラボつくるんだ。