はてなキーワード: レバーとは
ピーマンとしいたけとニラが嫌い、と言うだけで好き嫌い多いと言われる。
セロリとゴーヤとレバー嫌い、と言う人とは、嫌いな品目数は同じなのに、日常出てくる回数が多いから、品目まで多いと思われているだけのような気がして納得いかない。
たった三品目で「多い」と言われる言われは無い。しかもそんなに嫌というわけでもなく、ちょっとお高いお店の、臭みのないやつなら食べれるし、臭みがあっても食べないとマナー的にちょっと、という場なら苦もなく食べられる程度なのに。昔体調が悪い時に無理して食べたら吐いたから、無理に食べないようになっただけなのに。食べれる程度であれば「嫌い」に入らないなら、私に嫌いなものはない。
と思ったけど、らっきょは嫌いだった。
どうしてだろう。何故だかわからぬ。
コミケではイライラしないのに、駅でみかけるとこの身体の内からあらゆる感情がムカつきに変わる。
なぜ、コミケではレイヤーさんを「がんばってるなあ」みたいな楽しい目でみれるのに、山手線でコスプレをした人間をみると「浮かれたバカをみるとぶん殴りたくなる」って思うのだろうか。
なぜ、「今年はうちの子供もコスプレさせて可愛く写真とるんだから!」とはしゃぐ親のにレバーブローを打ち込みたくなるのだろう。
わからない。
ハロウィンはコスプレしたい人がコスプレをして良い日なんだ。ただそれだけの日で、自分には何にも関係ない。
わかってる。わかってるのにこの煮え切らない気持ちは何だ。
顔にペイントをしている女子高生とかをみると、ついつい拳を握って肝臓を睨み付けてしまう。
調子乗って街中歩いてんじゃねえよ。
変身願望かなんか知らんが、一生何にもなれないスポットライトをあびることのない糞凡人が、いっちょまえに芸能人か何かの真似事か?
ということを考えてしまう。
イベント会場で見かけるレイヤーさんにも同じことが当てはまるのに、そちらに関してはそんな感情全くなくて楽しんでいる。
なんなんだ。
ハロウィンに対してのこのムカつきはなんなんだ。
うんこを流した後、背面のタンクの上からちょろちょろ出てくる、手を洗うのに使っていいのだかもよくわからない水が、止まらない。
レバーの角度とかをぐりぐりと微調整するとどうにか止まることは止まるのだけど、ジャーっとうんこを流し去ってじょばじょばじょばっとタンクに注がれていく水が、チュイーンみたいな音がして勢いが弱くなるまで待たねばならない。
意外に時間がかかっていらいらとじれったい。
止め忘れるとちょろちょろではあるものの流れっぱなしらしい。
朝、うんこして流して慌ててばたばたとそのまま出かけてしまったら、ぐったりして帰宅したときもちょろちょろと流れていた。
ちょろちょろとはいえ半日もだばだばと流しっぱなしにしていたら水道代もがばがばでばかにならないような気がする。
来月の請求が怖くてびくびくしてしまう。
「あら、こんなところでこんばんは」
と、手を振って声をかけたのは、
お店で足りなくなった食材を
スーパーに買いに来てたのかしら?
「また、きてくださいね!」
冗談よ、JODAN JODAN。
その日は、ちょっと用事があったので、
でも、焼きたての焼き鳥美味しいわよね。
それで、またそのお店のいいところは、飲み物来るのが超早くて、
ビールって言ったら3秒で来るの!
本当は3秒じゃないけど、
いやほんと3秒くらいな勢いで。
気持ちそのくらいな感じの早さ!
いいわよね。グッとくるわ。
飲み干すビール!
あっ、どん!どん!っと。
まあ、お味噌汁御飯ってところね。
私は好きだわ。
味が好きじゃなかったら、あとからハチミツも加えてみてもOK!
すいすいすいようび~
・両腕は力を抜いてリラックスさせる。
・レバーを「握る」のはコマンドを入力するときだけ。それ以外の時は、レバーに「触れている」だけの状態を保つ。
・レバーは浅く握る。自分は中指と小指でレバーを挟むやり方をしている。中指の第二関節あたりがレバーの棒に触れるくらいの深さ。
深く握ってしまうと、1P側の入力は少し楽になるけど、著しく2P側の入力が不安定になる。
・SAコマンドの入力は、円を描くイメージで行う。90度回転を2回行うという感覚で入力してはならない。
あくまで、2→3→6→2→3という円を描くイメージを持つ。6は2度入力する必要がないことは言うまでもない。
・1P側の236入力時は、6をしっかり入れることを意識すれば入力失敗を減らせる。
・右手は、力を抜いてニュートラルな位置を保つ。パソコンのキーボード入力におけるホームポジションと同じである。
何故ブレイクスパイラルのコマンドはレバー一回転ではいけなかったのか— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
天覇封神斬「アニメでコマンドのヒント出します」じゃねーーーよ馬鹿!!!— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
レイジングストームのコマンドは今でも許さない— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
あのコマンド入力で達成感を味わえた層ってごく一部だと思うんだ。。。— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
ファイターズヒストリー ジャンでぐぐってみるといいです— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
関係ないけど私は割とスーパーマッスルボマー好きです— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
2015年から1994年にタイムスリップした格闘ゲーマー「なんでお前らコマンド入力の複雑さをゲームの特徴にしようとしてんの?」 1994年の俺「せやな」— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
ああ、そういえば闘神伝も結構なものでしたね— しんざき (@shinzaki) 2015, 9月 24
これ読んで最初に思ったこと。
「ブレイクスパイラルとかレイジングストームコマンドが嫌いとか言われると僕の高校時代の全否定になるから勘弁してつかあさい……」
「フォルキャンダッシュにかけた大学時代だった……」「それでも闘劇に出場できなかった」「もっともっとコンボやコマンドの練習をするべきだった」
「その程度のコマンドでゴチャゴチャ言ってちゃ駄目でしょ」
……ただ、よくよく考えてみると
「キャンセルフェイントブレイクスパイラルのためだけにどれだけの金と時間が犠牲になったのか……」
「あれ、俺もしかして被害者として怒るべき? なんでかばってるんだろう?」
助けてください。
ところが、フランクフルト並みの大きさのうんこが流れてくれない。
あれ、おかしいなと思ってもう一度水を流したところ、水が逆流してきた。
あわわ。あわてる俺。
このままじゃ溢れてしまう!と思わず股間を押さえたが、なんとかギリギリのところで踏みとどまった。
ついさっきまで俺の一部だったフランクは俺の焦りを余所にぷかぷかと水面を漂っている。
よそ様の家なので、なぜトイレが詰まったのか皆目見当がつかないし、対処方法も分からない。
困り果てた俺は、いったん尻を拭いて嫁さんに助けを求めることにした。
トイレットペーパーをがらがらっと引き出してふきふき。
あれ?
この手に持っている紙はどうしよう?
また、新たな難題が降りかかってきた。
詰まってしまったトイレにぽいっと放り込むのは何だか気が引ける。
しょうがない。尻に挟んでおこう。
え?トイレが詰まった?
驚く嫁さんをトイレに連れて行く。
ドアを開けて中を除いたとたん、嫁さんの動きが止まった。
不思議に思い嫁さんの視線を辿っていくと、そこには俺のフランクが浮かんでいた。
ああ、そうね。うんうん。俺、うんこしたって言ってなかったわ、そういえば。
「おおう」とも「あおう」ともとれる嘆息を漏らした後、私では分からないと嫁さんは義両親を呼びにいった。
ぞろぞろと義両親がやってきた。
「わああ」「こここれは」
なんだかよく分からない言葉を発しながらトイレを覗き込む義両親。
自分のうんこがこんなにたくさんの人に見られたことがあったろうか。否。
これほど恥ずかしいことが世の中にあろうか。否。
こんなことになるくらいなら、うんこを尻の穴にそっと戻しておいたほうがよかったのであろうか。否。
創造主たる俺の複雑な気持ちや周囲の喧騒をよそに、フランクは我関せずといった不遜な態度でぷかりぷかりと浮かんでいる。
それにしても、なぜ詰まってしまったのだろう。そうそう頻繁に起こる出来事ではないと思うのだが。
結局、業者を呼んで調べた結果、義母がトイレに流した薬のケースが詰まっていたことが判明した。
さあ、これで大丈夫。流しますよ。業者の人がレバーを倒すと、ぐるりと水流が生まれた。フランクはほんの少し水流に抗う様子を見せたが、水の勢いに飲み込まれ、消えていった。
ふう。これで一件落着。みんなにうんこを見られてしまったが、人の噂も75日。じきに忘れることだろう。
そう思っていたのだが、自宅へ戻る車中で嫁さんが遠慮がちに聞いてきた。
ねえ、いつもあれくらいなの?
あれくらいってなにが?
あれって・・・ああ、うんこのこと?
・・・・・・そう。いつもあれくらいの大きさなの?
まあ、大きさはまちまちだけど、平均するとだいたいあれくらいかな。なんで?
・・・・・・・いや、おっきいな、と思って。
え?おっきいの?あれが?
・・・うん。
え?いや、それは言えないけど、あんなにおっきくはないかな・・・。
(俺の衣つきフランクは大きいのか?)じゃあ、衣のついてないフランクフルトくらいの大きさ?
いやいやいや、そんなにおっきくないよ。
・・・・・・まあ、そんな感じ//////
そ、そうなんか・・・。
今まで何の疑問も持たずに自分のうんこは標準サイズだと信じていた俺にはショッキングな話だった。
連打キャンセルとは?
ストリートファイター2シリーズは、特定の小攻撃に限り立ち→しゃがみのモーションを切り替えながらの連打ができた。
単発で撃った場合は技の戻りモーションが発生するため、例えば小攻撃の後に発生の早い別の攻撃を持ってきてもつながることはない。(一部の目押しをのぞいて)
それを利用したバグ技として、スト2ターボまで有効だった連打キャンセル同時押し攻撃というものがあった。
有名なものはリュウ・ケンの下小k数発から立ち大pが連続ヒットするというもので、本来下小kから立ち小kにつながるはずの連打キャンセルに対し、立ち小kに大pを同時押しすることで小kよりも大pが優先して成立してしまうというバグだった。
スーパー以降は使えなくなってしまった技だが、連打キャンセルという概念自体は消えていないために、以下の様なテクニックが使えた。
・リュウ、ケンの近距離立ち小kからノーキャンセルで昇竜拳がつながる
立ち小kを押した後、昇竜拳のコマンドを入力し最後の斜め下レバーと同時に小kとpを同時押しする。
リュウ・ケンの近距離立ち小kは本来キャンセルがかからないが、立ちからしゃがみの連打キャンセルが空キャンされるため技の出が早い昇竜拳が連続でヒットする。
ちなみに、ケンであれば真空烈破も連続ヒットさせることができる。
下小kx2からソニックブームコマンドを立ち小kと同時に入力する。
・ガイルの下小pからノーキャンセルでサマーorダブルサマーがつながる
同じく連打キャンセルの原理ではあるが、しゃがみ小pからジャンプ小pへの連打キャンセルが有効になっているものと思われるテクニック。
ただし、内部的に連打キャンセルが有効になっているだけで、ジャンプでキャンセルされてしまうためかジャンプ小pは出ない。
連続小pから連打キャンセルのタイミングでジャンプ入力が成立して、その準備モーション中にサマーが成立するというもの。
コマンド入力としては、下小pを2~3回押した後、目押しのタイミングでレバー上と小p、1~2フレ遅れてkを押す。
サマーを入力しなくてもしゃがみ小pから数フレーム早くジャンプに移行できるため、攻めの戦術としても有効と思われる。
TZW氏が最多コンボで多様していた立ち小p連打から最速ジャンプ大kも、おそらくこの特性が利用されていたものと思われる。
・リュウの下小px2→立ち小pキャンセル真空波動を簡単に成功させる
下小pを2回入力した後、真空波動コマンドを入力して立ち小pと小を同時に押し、ボタンから素早く指を離す。
単純に考えれば、スパコンの成立よりも連打キャンセルが優先されているだけのものと思われるが、何故か小kを同時に押さないと成立しない。
おそらくは先述の同時押しバグをプログラムで無理やり封印しようとしているための弊害と思われる。
技を成立順に並べると以下のようになっているものと予想。
下小px2→真空波動コマンド→立ち小pで真空波動が成立しつつも、小kが押されたことで同時押しバグを防ぐため真空波動よりも小pが優先される→ボタン離しで改めて真空波動が成立する
どれも現役時代には発見されていたテクニックだったが、当時にしては手順が煩雑だったためか実戦で使われている場面はあまり見られなかった。
最近スパ2を題材にした増田を目にしたので、せっかくだからと文字に起こしてみた。
ちなみにこんなことばっかり探していたので対戦は大して強くなけど、久々に誰かと対戦したい!
下痢めいたウンコを便所に落とした後に,ウォシュレットで尻を洗うとするじゃん.まあきれいにになるから気持ちがいいんだけどさ,しかしなんていうのかな,生暖かいウォシュレットを尻に当てられてその後便器に滴ったのちの,あの,匂い立つウンコ,みたいなの.あれどうにかならないのかね.ウォシュレットする前に一度流せばいいだけの話何だけど,流れる水しぶきが尻に当たるのはなんとも物悲しい感じだし,少し腰を浮かせて洗浄レバーを回すときの,なんたる惨めさ.なんたって尻にはまだウンコがついているんだ.しかもあれ,腰を浮かせたときに便器の中をどうしても見ちゃうじゃん,好奇心で.まあカーニバルだよね.カーニバルin便器.軽くティッシュで拭いたとしても見えるしね.だからといって大量にティッシュを使ったら,以前水が詰まったときがあって,そんときはまあ本当に,カーニバルどころか地獄絵図だったね.地獄絵図inトイレ.
同様の匂い立つシリーズに,匂い立つ経血てのもあって,月経のときに(とりわけ経血の量が多い二日目に)ビデを使うわけだけど,匂い立つ経血,あるよね.皆さんご存知の通り経血ってのは血液成分は五割程度で、そのほかに子宮内膜やらなんやらが混ざっている液体なので,要は生臭い.以上なんだか汚い話.
どうでもいいけどウンコ漏れた増田が一般的なようだしここいらでもっと,経血漏れた記事,増えてきてもいいと思います.月経二日目の経血量を甘く見ていたらナプキンからズボンへと漏れいでて,しかもそんな日に限って何をトチ狂ったかウッカリ色味の薄いズボンを履いてきてしまったため殿部に生じた惨事がありのままの姿見せている,そんな悲しみに包まれたヤツが今もこの世界のどこかでおもむろにパーカーを腰に巻いたりカニ歩きをしたりしているんだろう.デキる女の漏れ経血ライフラックなんてのがあったらぜひスターをつけてみたいところだ.
(15/8/24追記)
経穴ネタは絡みにくい,まあそうだよね.割とデリケートなお年頃に始まるアレだし下手に言及すると下品どころの騒ぎじゃないし.たとえ女同士であっても,飲み会の席であっても,ふつーは月のモノなんて話題に上げない.マジ忌避話題.忌むべし忌むべし.
しかし一方で,月経は女性にとって切っては切れない日常なんだよなあ.なにごともなければ28日に一回来るわけだし.しかも割りと話題に事欠かないんだな,よく惨事になるし.あと,きちんと毎月,月のモノが来るのって,身体が健康である印なんだよね.健康ダイジ.まあそんなわけで,匿名だと気兼ねなく下品な下ネタ書けてたのしいねってはなし.あー,すっきりした.
ゴキブリといっても、火星に出る「しょうじ」って喋る奴ではない。
もし地球でそいつに遭遇したら、国際的に懸念すべき安全保障上の緊急事態なので、命の安全を第一に確保した上で、然るべき公的機関に通報してくれ。
部屋に出る奴だ。
火星のアレほどではないが、部屋に出る奴も、いざ殺ろうとすると案外難しい。
打撃で仕留めようとしても、動きが早い上に、狭いところや角、張り出しなどに逃げ込まれて、有効にヒットしない。
そうこうしているうちにさらに狭い穴や隙間、家具や家電の下に逃げ込まれてしまう。
触覚などのセンサーが強力で、打撃は察知されて、強力な走力で躱されてしまうのだ。
全く厄介だが、お手元に専用の撃退グッズがないときに、何をお見舞いすれば良いのか。
意外なものが奴らを仕留めるウェポンになる。
スーツのお手入れや、観葉植物のケアに使う霧吹き、そして誰のうちの台所にもある中性洗剤がそれだ。
まず、霧吹きに水を満たす。
次に中性洗剤を適量入れる。
そして人間の雑な打撃などに打ち取られるはずがないと慢心している奴に近づけば、君の仕事の半分は終わっている。
そう、シュッシュしろ。
ちょっと逃げ回っても、放射状に出る洗剤が奴を必ず捉える。
打撃じゃ難しい角っこや張り出しはむしろ好都合。行き場を失って逡巡する奴にシュッシュするんだ。
シュッシュシュッシュシュッシュシュッシュシュッシュ、オッケー、まだ奴は動いてる。
続けろ、ワンモア シュッシュだ!
しばらくすると、奴はちょっとヌルヌルした泡の中で仰向けになって活動を停止するはずだ。
もう奴に起き上がる力はない。
ミッションコンプリート、君はオオスズメバチやカニの遺伝子のスーパーパワーに頼ることなく、奴との戦いに勝利した。
しかし、なぜ洗剤が奴にとって死の雨となるのか?
別に中性洗剤が毒ってわけではない。
ゴキブリは体に気門という穴が開いていて、そこで呼吸をしている。
通常、その気門は、油と毛で守られていて、水が入ってこないようになっている。
しかし、これが洗剤入りとなると話が変わってくる。
洗剤の界面活性剤が、油と水の境を曖昧にし、奴らの気門を塞いでしまうのだ。
製剤の雨に濡れて、奴らは丘で溺れてしまう。
先日、飯田橋で用事を済ませた俺は一休みするべく某チェーン系のカフェに入った。
そこそこ広い店内には落ち着いたBGMが流れ分煙もしっかりしていたので嫌な思いは全くなかった。
トイレに入るまでは。
入店してから30分を経ると店内の冷房とアイスコーヒーで体温が下がったせいか、大便の気配を感じ迷うことなくトイレへ。
あいにく先客がいたものの、3分ほど耐えて個室に入るとそこにはなんとありのままの先客のウンコが。
「なんだよ、流してから出ろよ」と悪態をつきつつレバーを押した瞬間、すべてを悟った。
固くて動かないのだ。
動かない、というのは大げさな表現で本当に動かないわけはない。
思い切って力を込めれば流すことはできたのだが、老人の力では厳しいだろう。
先ほどすれ違った先客はたしか老人だった。
とりあえず自分も出すものを出し(漏らしてないです、ごめんなさい)席に戻り店内を眺めてみると
パッと見はごまかせてもトイレのダメさでケチってる印象がついた。
今の時代どこの店も年寄りがメインの客になっているのだろうから、せめてウンコくらい簡単に流せるようにしておいてほしい。
あとこれは推測というか願望だが、数年以内にカフェやレストランのトイレの清潔さやショボさが食べログとかで掲載されるようになってほしい。
やべーw こういうやつが鳥レバーとか生で食うんだろうなw
私には好きな人がいる。同じ中学から上がってきた彼。彼は弱虫だ。子犬のような目をしている。殴るともっとかわいい目になる。
殴るのは主に二の腕。ダメージが蓄積すると腕が上がらなくなる。その日の気分でどれくらい殴るか調節できるのがいい。
時々はレバーも殴る。朝がけ一発入れると、一日調子悪そうにしている。かわいい。
彼は弱虫のくせに運動が得意だ。今はバスケ部の主将をしている。信じられない。始めて会った時は私より背が低かったのに、今では私を見下ろすほど背が高くなっている。そのくせ私が殴った時に、恨めしく睨み返す涙目だけは変わらない。
もしも私が、拳の代わりにそっと口づけしたらどんな顔をするのだろう。
しばらく彼を殴るのはやめられそうにない。
受動喫煙してしまった。洋酒入りのケーキを食べてしまった。インスタント食品を食べてしまった。食べ過ぎてしまった。栄養が足りない食事をしてしまった。レバーを食べてしまった。まぐろを食べてしまった。チーズを食べてしまった。動きすぎてしまった。運動不足になってしまった。太りすぎた。仕事を頑張りすぎた。ゴロゴロしすぎた。ヨガをしなかったから体が固くなった。ヨガをしたらお腹が張った。骨盤ベルトをしないで生活してしまった。お茶を飲んでしまった。つまづきそうになった。雨の日に足を滑らせそうになった…
毎日の小さな失敗を数え上げては不安になる。お腹の子に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。ごめんね、ごめんねって謝る。検診で一週間分くらい小さいと言われれば、ああ私のせいだ、ごめんなさいって思ってしまう。胎動が少ないと不安になる。私が子どもに苦しい思いをさせてるんじゃないかって。お腹が張っても申し訳なく思う。私がストレスを感じるからいけないんだ。ごめんね。
ここまでの妊娠生活、決して楽をしてきた訳ではないはずだ。正直妊婦ってこんなに大変だって知らなかった。吐きづわりは言うに及ばず。初期は布団から吐き気と動機と息切れで、立ち上がることもできなかった。50センチ移動するので精一杯だった。安定期に入ってもずっと具合が悪かった。精神的にも落ち込んだ。でもなんとか妊娠後期に差し掛かることができた。
それなりに頑張ってきたのに、その頑張りよりも至らないところばかりが目についてしまう。
将来のことを考えるときも同じだ。妊娠してから、仕事が前ほどできていない。でもこれからずっとその状態は続くのだろう。自分の自由に使える時間もなくなった。これもずっと続くのだろう。いやもっとなくなるだろう。少なくともあと20年は。自分の存在理由みたいなものだった仕事が満足にできなくなる。でも働かなければならない。中途半端で無能な仕事人間になって、自分の人生もなくなってしまう。そもそもちゃんと復帰させてもらえるかわからない。保育園も入れられるかわからない。何もかもが不安だ。何も信じられなくなる。
こういうネガティブな思考も、子どもに会えたらその喜びで消えるのだろうか。いやそもそも子どもは本当にちゃんと無事に生まれてきてくれるのだろうか。私はちゃんと産めるのだろうか。無事に育ってくれるのだろうか。私はちゃんと育てられるのだろうか。今度はそんな心配で頭が一杯になる。
不安と心配で頭が一杯になると、お腹が張る。切迫早産気味と言われれたことを思い出して、また申し訳ない気持ちでいっぱいになる。ごめんね、私がネガティブ思考でストレスを感じてしまうからだ。ごめんね。
自分の母親のことを思い出す。神経質で心配性でキレやすい人だった。私はいつも母親にごめんなさいって思いながら生きていた。そしてそれは幸せなことではなかった。
だからこそ私は明るくて心の強い母親になりたいのに、毎日ますます暗くて弱い人間になっていく気がする。こんなお母さんでごめんね。
強くなりたい。明るくなりたい。前向きになりたい。そのためにはどうしたらいいんだろう?
心も体も疲れきって、もう動けない。誰かに助けてって言いたいけど、誰にも言えない。分かってもらえない。私が悪いのは分かってるんだけど、じゃあどうやって変わればいいのかわからない。