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2024-05-06

チー牛、女に拒まれ逆ギレ→女を殴り殺す

 5月2日山梨県警甲府署は同市の小棹(おざお)将太容疑者(35)を死体遺棄の疑いで逮捕した。

4月30日夜ごろ、小棹が勤める山梨県農業信用基金協会の同僚である平岡美恵さん(40)を、職場から約40キロ離れた身延町内の河川敷に遺棄したとされる。

平岡さんは小棹から付きまといなどのストーカー行為に悩まされており、先月下旬にも職場の同僚に相談していた。事件当日、小棹は一旦退勤し、その後職場に戻った。

残業している平岡さんを待ち伏せして声かけする様子が防犯カメラに映っていました。その後、事件の発覚を遅らせるためか、自分のではなく、平岡さんの車を運転して連れ去ったものとみられています」(社会部記者

 小棹は調べに対し、次のように供述しているという。

「話をしようと思ったが、拒まれたので殴って車に乗せた。その後も殴り続けていると動かなくなったので、殺してしまったと思い遺棄した」

「恋心を抱いていたが、実らなかった」



チー牛って人との距離感おかしいよな

なんでいきなり告白するんだ

告白って最後確認作業だろ

2024-05-05

女は40すぎても弱者男性ストーカーされた末に殺害される

倖田來未の「女は35過ぎたら羊水腐って無価値になる」発言は猛バッシングを受けたが

一方で「それぐらいまで乗り切れば後は楽になれるんだ」と

勝手価値があると値踏みされるが故のデメリットを日々食らっている層にはある種の安心感をもたらした

でも現実は甘くない、中年老年でもしばしばこういう事件被害者になる

https://bunshun.jp/articles/-/70633

山梨・同僚女性死体遺棄事件》「殴り続けていると動かなくなった」逮捕ストーカー男(35)あまりに身勝手な言い分「単身赴任山梨に」「恋心を抱いていたが実らなかった」

2024/05/04

5月2日山梨県警甲府署は同市の小棹(おざお​)将太容疑者(35)を死体遺棄の疑いで逮捕した。4月30日夜ごろ、小棹が勤める山梨農業信用基金協会の同僚である平岡美恵さん(40)を、職場から約40キロ離れた身延町内の河川敷に遺棄したとされる。

平岡さんは小棹から付きまといなどのストーカー行為に悩まされており、先月下旬にも職場の同僚に相談していた。事件当日、小棹は一旦退勤し、その後職場に戻った。残業している平岡さんを待ち伏せして声かけする様子が防犯カメラに映っていました。その後、事件の発覚を遅らせるためか、自分のではなく、平岡さんの車を運転して連れ去ったものとみられています」(社会部記者

「話をしようと思ったが、拒まれたので殴って車に乗せた。その後も殴り続けていると動かなくなったので、殺してしまったと思い遺棄した」

「恋心を抱いていたが、実らなかった」

2024-05-02

一度は言ってみたいセリフ

「親が用意した信託基金には頼りたくないんだ!」

2024-04-22

給食費無償化医療費無料化という現代ポピュリズム公約

最近自治体選挙では、とりあえず子育て世代支援としてこれらを掲げておけば票が見込めるという風潮がある。逆に言えば、これらを掲げないと当選の難度が上がるとも。

公約の実現には当然財源が必要だ。一時的措置であれば、国の補助金交付金を財源に充てることもできるが、長期に行うにはその自治体財政継続的負担が生じることは避けられない。また、財政調整基金などの基金継続的負担のために取り崩すものではない。経常収支比率から多少うかがえるかもしれないが、選挙候補者(あるいは住民)が思う以上に自治体財政に余裕はないのである

かくして、公約は縮小・撤回余儀なくされる。一時的に莫大な支出、中長期的に一定支出という違いはあれど、少し前のコロナ禍での給付金公約彷彿とさせる流れだ。給食費無償化医療費無料化ニーズが高いのはよくわかるが、だからといって実現性・持続可能性に乏しいこれらを公約とするのは一種ポピュリズムめいていて首を傾げるものがある。

なお、首長にあってはこれらの公約の実現可否の責任予算により果たすことになるが、議員に関しては基本的責任をとる場面は登場しない。ひたすらに言い得な公約であり、なおのこと質が悪い。

2024-04-19

ねこ神さまという漫画アニメ化出来ない話を紹介する

ねこ神さまとは2匹の猫が魔法世界をめちゃくちゃにする漫画である

ゆめ

あらすじ

コギャル白人若者が「クラブDJになる」

声優になりたい」と目を輝かせていると

犬神(悪)の二匹が「愚かでケーハクなガキどもだわん」と魔法を発動させ若者工場で働かせることに

「いーかおまえらみたいなもんは国家のドレイ

カチクめ当然なんだわん」

それに怒ったねこ神 1号 2号が

「にほんじゅーのわかものゆめがかないますよーに」と祈り最後コマで「日本世界最貧国の仲間入り」と書かれた新聞が飛んでるコマでおわり

さる

ねこ神の二匹はサルだらけの村で

老人からサル被害に遭ってることを聞き

「みな殺しにしてあげる」とナチスマークの入ったヘルメットマシンガンを手にサル殺害にゆく。が、老人もサルと一緒に殺害してしま

なぜならこの二人はサルとジジバパの区別がつかないかである

訪問

ある若者が親から「そんな子はウチの子じゃない出てけ」と言われ泣きながら家出する

「バパもママも大っきらい」「死んじゃえー」

若者が言うとそれを聞いたねこ神が魔法である人物を出現させる。

最後コマ若者の家のドアを斧を持ったジェイソンに似た男がノックしてるところを

「ん!だれだろあれ?」と若者が泣きながら見てるところでおわり

猫に小判

「うっいかん目まいが!」と叫びながら階段から落下しそうになるヒゲのじじい、しかしそこへ偶然通りかかったねこ神が魔法で雲らしき何かを出現させ、じじいは助かる。

「いやーどなたか知らんが助かりましたこれは少ないが…」と礼に3万円を渡そうとするじじい

だが二匹の姿を見ると「あれ?なーんだねこかよ」と札を引っ込めてしま

激怒したねこ神は魔法を解除し、じじいは階段から落下して「あーっ!」と叫ぶのだった

ききん

ブナ自然林保基金にご協力お願いしまーす♪」

募金箱を持ってる若者ねこ神はそれを見て

「?」「ききん?にゃんだそれは」となり

辞書で調べると「あーこれだ」と分かり

若者の傍に近寄って魔法を発動させる

その後、この団体は原因不明飢餓状態に落ち入ったという

おわり

解放

(せまり来るハルマゲドン)(ふりそそぐ毒電波そして偏頭痛

「あーもーこんな地球はいやっ!」

産業廃棄物置き場で少女が泣いていると

それを見たねこ神が魔法を発動する

途端、少女絵本の様なファンタジー世界

しかし、実は少女精神だけ別の惑星ワープしており精神病院らしき場所にいたのだった

他にもヤバい話あるけど読んで確かめてくれや…

2024-03-29

anond:20240329171414

健康被害が出た場合消費者保護・救済制度ぐらいはセットになっててもいいよねえ。

販売している業者から売上の0.1%とか徴収して基金作って活動するとか。

2024-03-22

大谷水原の大騒ぎを見てるとランス思い出す。

史上最多マイヨジョーヌで、リブストロング・ガン基金の人ね

あれも落っこちる前はものすごい勢いで持ち上げられててさ

今も細々と潔白信じてるマンが生きてるんだけども

なんというか・・・ヒーローってのも大変な生き方だよねって感じる

どんだけ持ち上げられても、ランランラン菅ホームラン、って歌われる程度がちょうどいいんじゃないのかな

2024-03-06

anond:20181223002626

そもそも日銀国債購入って「国債の市中消化の原則」に反するからダメなんじゃ。。

と思って調べてみたら市中銀行挟んでるからおkっていうロジックなんね。

でも国債購入者比率しらべみてみると半分くらい日銀だし(年金基金も加えれば6割)こんなん絶対グルでやってるじゃん。

こんな三店方式みたいなことを堂々とやってて市中消化の原則ちゃんと守ってますみたいなこと言われると不信感しか湧かないんだが。

2024-02-28

ベルマーク

湖池屋ポテトチップス開けるときに「←ベルマークこちら」のマークがあって見たらベルマーク2点

今って集めてるのかな

ベルマークデジタル化したらある意味IT得意な国になれるんじゃないかなって正直思ってる

未だに親が休んで手作業で集計してるの?

そろそろ止めて基金にして資金運用して運用益を分配したほうがいいんじゃね

そもそも子供そんなにいるのかね

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

金光翔 『<佐藤優現象批判

インパクション』第160号(2007年11月刊)掲載

目次

1.はじめに

2.佐藤優右派メディアでの主張

 (1)歴史認識について

 (2)対北朝鮮外交について

 (3)朝鮮総連への政治弾圧について

3.佐藤優による主張の使い分け

4.佐藤優へ傾倒する護憲派ジャーナリズム

5.なぜ護憲派ジャーナリズム佐藤を重用するのか?

 (1)ナショナリズム

 (2)ポピュリズム

 (3) 格差社会

 (4)「硬直した左右の二項対立図式を打破」―〈左〉の忌避

6.「人民戦線」という罠

 (1)「ファシズム政権樹立」に抗するために、人民戦線的な観点から佐藤擁護する

 (2)「論壇」での生き残りを図るために、佐藤擁護する

7.「国民戦線」としての「人民戦線

8.改憲問題と〈佐藤優現象

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

10.おわりに

1.はじめに

 このところ、佐藤優という人物が「論壇」を席巻しており、リベラル左派系の雑誌から右派メディアにまで登場している。

 だが、「論壇の寵児」たる佐藤は、右派メディア排外主義のものの主張を撒き散らしている。奇妙なのはリベラル左派メディアが、こうした佐藤の振舞いを不問に付し、佐藤を重用し続けていることにある。

 佐藤による、右派メディアでの排外主義の主張の展開が、リベラル左派によって黙認されることによって成り立つ佐藤の「論壇」の席巻ぶりを、以下、便宜上、〈佐藤優現象〉と呼ぶ。この現象意味を考える手がかりとして、まずは、佐藤による「論壇」の席巻を手放しに礼賛する立場記述検討からはじめよう。例えば、『世界』の編集者として佐藤を「論壇」に引き入れ、佐藤の著書『獄中記』(岩波書店、二〇〇六年一二月)を企画編集した馬場公彦(岩波書店)は、次のように述べる。

 「今や論壇を席巻する勢いの佐藤さんは、アシスタントをおかず月産五百枚という。左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない。」「彼の言動共鳴する特定編集者と密接な関係を構築し、硬直した左右の二項対立図式を打破し、各誌ごとに異なったアプローチ共通の解につなげていく。」「現状が佐藤さんの見立て通りに進み、他社の編集者意見交換するなかで、佐藤さんへの信頼感が育まれる。こうして出版社カラーや論壇の左右を超えて小さなリスク共同体が生まれ編集業を通しての現状打破への心意気が育まれる。その種火はジャーナリズムにひろがり、新聞社会面を中心に、従来型の検察官邸主導ではない記者独自調査報道が始まる。」「この四者(注・権力民衆メディア学術)を巻き込んだ佐藤劇場が論壇に新風を吹き込み、化学反応を起こしつつ対抗的世論公共圏形成していく。」

 馬場見解の中で興味深いのは、〈佐藤優現象〉の下で、「硬直した左右の二項対立図式」が打破され、「論壇」が「化学反応」を起こすとしている点であるある意味で、私もこの認識を共有する。だが、「化学反応」の結果への評価は、馬場と全く異なる。私は、これを、「対抗的世論公共圏」とやらが形成されるプロセスではなく、改憲後の国家体制に適合的な形に(すなわち、改憲後も生き長らえるように)、リベラル左派が再編成されていくプロセスであると考える。比喩的に言えば、「戦後民主主義体制下の護憲派が、イスラエルリベラルのようなものに変質していくプロセスと言い替えてもよい。

 以下の叙述でも指摘するが、佐藤は対朝鮮民主主義人民共和国(以下、北朝鮮武力行使在日朝鮮人団体への弾圧必要性を精力的に主張している。安倍政権下の拉致外交キャンペーンや、一連の朝鮮総連弾圧に対して、リベラル左派から批判や抗議の声はほとんど聞かれなかったのは、「化学反応」の典型的ものである。「戦後民主主義」が、侵略植民地支配過去とまともに向き合わず在日朝鮮人に対してもせいぜい「恩恵」を施す対象しか見てこなかったことの問題性が、極めて露骨に出てきていると言える。〈嫌韓流〉に対して、リベラル左派からの反撃が非常に弱いことも、こうした流れの中で考えるべきであろう。

 私は、佐藤優個人は取るにたらない「思想家」だと思うが、佐藤右派メディアで主張する排外主義を、リベラル左派容認・黙認することで成り立つ〈佐藤優現象〉は、現在ジャーナリズム内の護憲派問題点を端的に示す、極めて重要な、徴候的な現象だと考える。

 馬場は、佐藤が「左右両翼の雑誌寄稿しながら、雑誌の傾向や読者層に応じて主題文体を書き分け、しかも立論は一貫していてぶれていない」などと言うが、後に見るように、佐藤は、「右」の雑誌では本音を明け透けに語り、「左」の雑誌では強調点をずらすなどして掲載されるよう小細工しているに過ぎない。いかにも官僚らしい芸当である佐藤自身は自ら国家主義であることを誇っており、小谷野敦言葉を借りれば、「あれ(注・佐藤)で右翼でないなら、日本右翼なんか一人もいない」。

 佐藤が読者層に応じて使い分けをしているだけであることは誰にでも分かることであるし、事実ウェブ上でもブログ等でよく指摘されている。そして、小谷野の、この現象が「日本知識人層の底の浅さが浮き彫りになった」ものという嘲笑も正しい。だが、改憲派の小谷野と違い、改憲を阻止したいと考える者としては、この現象について、佐藤優に熱を上げている護憲派を単に馬鹿にするだけではなく、〈佐藤優現象〉をめぐって、誰にでも浮かぶであろう疑問にまともに答える必要がある。なぜ、『世界』『金曜日』等の護憲派ジャーナリズムや、斎藤貴男魚住昭のような一般的には「左」とされるジャーナリストが、佐藤に入れ込んでいるのか? なぜ、排外主義を煽る当の佐藤が、『世界』『金曜日』や岩波書店朝日新聞出版物では、排外主義ナショナリズムの台頭を防がなければならない、などと主張することが許されているのか?

 この〈佐藤優現象〉はなぜ起こっているのか? この現象はどのようなことを意味しているのか? どういう帰結をもたらすのか? 問われるべき問題は何か? こうした問いに答えることが、改憲を阻止したいと考える立場の者にとって、緊急の課題であると思われる。

2.佐藤優右派メディアでの主張

 まず、佐藤排外主義的主張のうち、私の目に触れた主なものを挙げ、佐藤排外主義者としての活躍振りを確認しておこう。

(1)歴史認識について

 佐藤は言う。「「北朝鮮が条件を飲まないならば、歴史をよく思いだすことだ。帝国主義化した日本ロシアによる朝鮮半島への影響力を巡る対立日清戦争日露戦争引き起こした。もし、日本ロシアが本気になって、悪い目つきで北朝鮮にらむようになったら、どういう結果になるかわかっているんだろうな」という内容のメッセージ金正日に送るのだ」。朝鮮植民地化に対する一片の反省もない帝国主義者そのもの発言である。また、アメリカ議会における慰安婦決議の件に関しても、「事実誤認に基づく反日キャンペーンについて、日本政府がき然たる姿勢反論することは当然のことだ。」と述べている。

 特に大川周明テクスト佐藤解説から成る日米開戦真実大川周明著『米英東亜侵略史』を読み解く』(小学館、二〇〇六年四月)では、極めて露骨に、日本近現代史に関する自己歴史認識開陳する。以下、引用する。佐藤が自説として展開している部分である

 「日本人は(注・太平洋戦争)開戦時、少なくとも主観的には、中国アメリカイギリスによる植民地支配から解放したいと考えていた。しかし、後発資本主義である日本には、帝国主義時代の条件下で、欧米列強植民地になるか、植民地を獲得し、帝国主義国となって生き残るかの選択肢しかなかった。」(三頁)、「「大東亜共栄圏」は一種棲み分け理論である日本人はアジア諸民族との共存共栄真摯に追求した。強いて言えば、現在EUを先取りするような構想だった。」(四頁)、「あの戦争を避けるためにアメリカ日本妥協を繰り返せば、結局、日本アメリカ保護国、準植民地となる運命を免れなかったというのが実態ではないかと筆者は考える。」(六頁)、「日本武力によって、列強による中国の分裂が阻止されたというのは、日本人の眼からすれば確かに真実である。(中略)中国人の反植民活動家の眼には、日本列強とともに中国を分割する帝国主義国の一つと映ったのである。このボタンの掛け違いにイギリスアメリカはつけ込んだ。日本こそが中国植民地化と奴隷支配を目論む悪の帝国であるとの宣伝工作を行い、それが一部の中国政治家と知的エリートの心を捉えたのである。」(二八一頁)。また、蒋介石政権については、「米英の手先となった傀儡政権」(二五七頁)としている。他方、佐藤は、汪兆銘南京国民政府は「決して対日協力の傀儡政権ではなかった」(二四九頁)とする。

 右翼たる佐藤面目躍如たる文章である。ちなみに、こんな大東亜戦争肯定論の焼き直しの本を斎藤貴男は絶賛し、「大川こそあの時代知の巨人・であったとする形容にも、大川の主張そのものにも、違和感を抱くことができなかった」としている。

(2)対北朝鮮外交について

 佐藤は、「拉致問題解決」を日朝交渉大前提とし、イスラエルによるレバノン侵略戦争も「拉致問題解決」として支持している。「イスラエル領内で勤務しているイスラエル人が拉致されたことは、人権侵害であるとともにイスラエル国権侵害でもある。人権国権侵害された事案については、軍事行使も辞せずに対処するというイスラエル政府方針を筆者は基本的に正しいと考える」。さらに、現在北朝鮮ミュンヘン会談時のナチス・ドイツに準えた上で、「新帝国主義時代においても日本国家日本人が生き残っていける状況を作ることだ。帝国主義選択肢には戦争問題解決することも含まれる」としている。当然佐藤にとっては、北朝鮮の「拉致問題解決」においても、戦争視野に入っているということだ。『金曜日』での連載においても、オブラートに包んだ形ではあるが、「北朝鮮に対するカードとして、最後には戦争もありうべしということは明らかにしておいた方がいい」と述べている(10)。

 さらに、アメリカが主張してきた北朝鮮米ドル札偽造問題が、アメリカ自作自演だった可能性が高いという欧米メディア報道に対して、佐藤は「アメリカ政府として、『フランクフルター・アルゲマイネ・ツァイトゥング』の記事に正面から反論することはできない。なぜなら、証拠を突きつける形で反論するとアメリカ情報源情報収集能力が明らかになり、北朝鮮を利してしまうからだ」(11)と、いかなる反証根拠も示さずに(反証必要性を封じた上で)、「北朝鮮情報操作」と主張しているが、この主張は、保守派原田武夫にすら否定されている(12)。佐藤現在右派メディアの中でも最も「右」に位置する論客の一人であると言えよう。

(3)朝鮮総連への政治弾圧について

 佐藤は、「在日団体への法適用拉致問題動く」として、「日本政府朝鮮総連経済活動に対し「現行法の厳格な適用」で圧力を加えたことに北朝鮮逆ギレして悲鳴をあげたのだ。「敵の嫌がることを進んでやる」のはインテリジェンス工作の定石だ。/政府が「現行法の厳格な適用」により北朝鮮ビジネス利益を得ている勢力牽制することが拉致問題解決のための環境を整える」と述べている(13)。同趣旨の主張は、別のところでも述べている(14)。「国益」の論理の下、在日朝鮮人の「人権」は考慮すらされてない。

 漆間巌警察庁長官(当時)は、今年の一月一八日の会見で、「北朝鮮が困る事件摘発拉致問題解決に近づける。そのような捜査に全力を挙げる」「北朝鮮日本交渉する気にさせるのが警察庁仕事。そのためには北朝鮮資金源について事件化し、実態を明らかにするのが有効だ」と発言しているが、佐藤発言はこの論理と全く同じであり、昨年末から激化を強めている総連系の機関民族学校などへの強制捜索に理論根拠提供したように思われる。佐藤自身も、「法の適正執行なんていうのはね、この概念ができるうえで私が貢献したという説があるんです。『別冊正論』や『SAPIO』あたりで、国策捜査はそういうことのために使うんだと書きましたからね。」と、その可能性を認めている(15)。

3.佐藤優による主張の使い分け

 排外主義者としての佐藤の主張は、挙げ出せばきりがない。前節で挙げたのも一例に過ぎない。では、佐藤は、こうした主張を『世界』『金曜日』でも行っているのだろうか。

 佐藤が仮に、「左」派の雑誌では「右」ととられる主張を、「右」派の雑誌では「左」ととられる主張をすることで、「硬直した左右の二項対立図式を打破」しているならば、私も佐藤をひとかどの人物と認めよう。だが、実際に行われていることは、「左」派メディアでは読者層の価値観に直接抵触しそうな部分をぼかした形で語り、「右」派メディアでは本音を語るという下らない処世術にすぎない。「左右の二項対立図式」の「打破」は、「左」の自壊によって成り立っているのだ。佐藤が『金曜日』と右派メディアで同一のテーマを扱った文章を読み比べれば、簡単にそのことはわかる。

 一例として、米国下院での「慰安婦」決議に関する佐藤の主張を読み比べてみよう。産経新聞グループサイト上での連載である地球を斬る〉では、「慰安婦問題をめぐるアメリカ報道を「滅茶苦茶」と非難し、「慰安婦問題に関する二〇〇七年三月一日の安倍発言についても「狭義の強制性はなかった」という認識なのだから正当だとして、あたかも「慰安婦」決議案自体不正確な事実に基づいたものであるかのような印象を与えようとしている(16)。ところが、『金曜日』では、こうした自分の主張は述べず、国権論者としての原則的立場から日本政府謝罪には反対だとしている(17)。なお、『金曜日』の同文章では「歴史認識を巡る外交問題 Permalink | 記事への反応(1) | 18:32

2024-01-22

anond:20240122091552

二次避難については、行政民間の知恵や力も借りながら取り組んでほしい。

今回の地震でいち早く二次避難へ向けた取り組みとして報道されたのは珠洲市医薬品製造販売会社二次避難リスト公開だった。

また、自宅に戻れるように二次避難先との往復バス行政に先んじて基金をつくって運行したのも民間。その動きに押されて石川県が動いたという経緯も見聞きする。

効率的避難支援ということでいえば、変化するニーズに対して事態を想定し、一つ一つのタスクについて定量的目標管理型で遂行する、という神戸の教訓から培ったノウハウは必ず活かされると思う。

現実問題二次避難への説得というところでマンパワーをとられる部分をうまくカバーできるような体制になってもらえればと思う。

2024-01-15

NISAやるから信頼できる文献だけおしえてくれ

金融界隈ってのは本当に信用できない。NFTは誰が最後ゴミを掴むかのゲームだったし、仮想通貨は盛り上がりほどは社会に浸透していない。かんぽ生命会社ぐるみ不正をし、証券会社ゴミを老人に売りつけているらしい。

そんな信用できない金融界隈だけど「インフレ環境現金で持ち続けるのは実質損」ってのは理解できる。じゃあわかったよNISAやるから信頼できる文献だけおしえてくれ。

俺はインデックスがなにかしらない。なんちゃらファンドがなんの基金なのかしらない。利子がどう経済に影響をあたえているかしらない。資産内訳開示されてもわからない。個別株ってなんだよ。

からまずは個人投資家のための用語集というか、世界観設定資料がほしい。水の呼吸は水遁ね、みたいな。

そして次に金融世界で成立してる論理説明がほしい。なんで利子があーしたら株価がこうなるのかみたいな。俺は理系卒だから数式はいくらあってもいい。むしろ学者が書いた数式付きの入門書みたいなのがいい。金融マン自然言語を俺は信じない。

金融界隈は後になって「NISAに手を出した奴は馬鹿wwww」「個人投資家機関投資家に勝てるわけ無いだろwww」が全然あり得るから怖い。俺が靴磨きの少年になっていないと誰が保証できるんだ???

2024-01-14

anond:20240114042814

AV禁止したら、今度はpornhubとかにまわされるだけだろう

女の子未成年の時期からずっと囲われ続けていること自体

どうにかしなければ 何の意味もない

という話なんだけどな

から「見たくない」だけの日本フェミには なんの意味もない

海外では、そういう根本救済のための研究者とかは ちゃんといるけどね

そういう機関を 例えば基金とかで支えようなんて しないでしょ 日本人は

日本の「リベラル」は

口を出して気持ちよくなりたいだけ

金を出して本当に結果を出そうとは 思ってない

2024-01-09

また change org が変な署名やってる

以下 メールより

Change.org



沖縄県条例(案)から「ノラ猫への餌やり禁止条項」を削除してください

11,290人が公益財団法人 どうぶつ基金さんのオンライン署名賛同しました。目標賛同数15,000を一緒に目指しましょう!

ワンクリック賛同

公益財団法人どうぶつ基金と連名者は沖縄県知事と沖縄県議会議長宛に

沖縄県動物愛護及び管理に関する条例(案)第13条 何人も、飼い主のいない猫に対し、県又は市町村が定める方法によらず、給餌又は給水を行ってはならない。」の削除を求める要望書を提出します。

私たちは、沖縄県動物愛護及び管理に関する条例(案)第13条について深刻な懸念を抱いています

第13条 何人も、飼い主のいない猫に対し、県又は市町村が定める方法によらず、給餌又は給水を行ってはならない。

というこの規定は、具体的な餌やり禁止の条件が「県又は市町村が定める方法によらず」としか示されておらず、その方法以外では、飢餓状態野良猫に対して給餌や給水を禁止するというものです。

この規定日本国憲法第13条で保障された幸福追求権を侵害し、動物愛護管理法に抵触する可能性があります。また、市民団体から要求された「条例(案)策定過程議事録の開示」が拒否される等透明性も欠如しています

私たち社会全体でノラ猫問題解決すべきだと考えています。そのため、沖縄県条例(案)から第13条「ノラ猫への餌やり禁止条項」を削除することを求めます

この問題私たち全員が関与すべき重要課題です。今こそ声を上げ、行動に移しましょう。

今スグ!署名して、ノラ猫たちの命と幸せを守る一歩としてください。

沖縄県条例(案)から第13条「何人も、飼い主のいない猫に対し、県又は市町村が定める方法によらず、給餌又は給水を行ってはならない。」を削除すべき理由

【ノラ猫問題は皆で一丸となって取組むべき社会課題です】

愛護動物である猫に対してみだりに、給餌又は給水をやめ、衰弱させることは、動物愛護管理法第44条2項に例示された虐待行為であり、1年以下の懲役刑又は100万円以下の罰金刑が法定刑として定められています

ノラ猫問題住民県民一丸となって取組むべき重大な社会課題であるのに、ノラ猫への給餌給水に何らかの条件や制限を設けることは、(猫好きVS猫嫌い)のような対立構造を生み出し住民同士の不要な分断を招きます

また「国民の間に動物愛護する気風を招来し、生命尊重友愛及び平和の情操の涵養」「人と動物共生する社会の実現を図る」という動物愛護管理法の目的を阻害しかねません。

現行法での対応可能

無秩序な餌の配散や後片付けの懈怠(置き餌)など周辺環境汚染する行為に対しては、動物愛護管理法第25条に定める「動物の飼養、保管又は給餌若しくは給水に起因した騒音又は悪臭の発生、動物の毛の飛散、多数の昆虫の発生等によって周辺の生活環境が損なわれている事態」として都道府県知事必要指導又は助言、勧告命令をすることができます

また、生活環境の保全公衆衛生上に支障が出るまでの悪質な行為に対しては、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」で対応すべき問題です。

そして、生活環境の悪化の原因は飼い主のいない猫に限ったことではありません。

にもかかわらず、このような猫に特化した条例を作ることは、殊更に飼い主のいない猫が住環境悪化させる(悪者ものとして印象付け、排除する意図表徴しており、動物愛護の良俗に反するものです。

【ノラ猫が増える原因と減らす方法

ノラ猫が増える原因は餌やりではなく、

第一に猫を遺棄すること。

第二に猫に繁殖制限手術を施さないことです。

 現時点、増えてしまったノラ猫問題解決方法は給餌給水の制限ではなく、唯一、繁殖制限手術を迅速に実施することです。

沖縄県行政2022年度、行った飼い主不明猫や地域猫に対する無料不妊手術は42頭、過去10年間で見てもたった235頭にすぎません)

沖縄県の現状は、「猫を遺棄した者」を取り締まらず、ノラ猫、地域猫行政による無料不妊手術ほとんど実施せず、多頭の猫の手術を実施できる体制も構築してこなかった無責任行政不作為の結果です。

教育的側面への悪影響】

条例施行された場合、例えば小さく弱き者に思いやりの心を持った子供が、お腹を空かせてやせ細っているノラ猫にえさを与える行為も、「違法である」と蔑まれ可能性すらあります

弱き者に手を差し伸べる素朴な優しい気持ち非難される状況は、果たして未来を担う子供たちに胸を張って誇れるものでしょうか。

観光産業への打撃】

世界中から多くの観光客が来訪する沖縄県ですが、素朴で温かい沖縄に住む人との触れ合いもダイナミックな景観と並ぶ大きな魅力です。もし13条案が施行されると、観光客がやせ細った野良猫にエサを与える行為違法非難され、衰弱した猫を放置する沖縄県という風評が立ち、イメージに悪影響を与えることが懸念されます。このような評判が広まれば、「気温は高いが、弱者動物に冷たい沖縄」というイメージが広がり、観光業に大きな打撃を与える可能性があります

以上の理由により、沖縄県動物愛護及び管理に関する条例(案)第13条の削除、または13条案の取り下げを要望します。



どこの馬鹿がこんな署名に金投げるんだよ…

2024-01-03

募金の最大1/4を抜く CAMPFIRE

2024年元日 石川県能登半島地震】緊急災害支援金

https://camp-fire.jp/projects/view/731863

※集まったご支援について、決済手数料5%を除いた全額を被災自治体への義援金として被災地に届ける予定です。

とあるがそれ以上に寄付のために支払った金を抜いている。

手数料について

・集まったご支援について、決済にかかる決済手数料支援金額の5%)を除く全額を被災地に届けます

・なお、1支援あたり別途システム利用料(※)が発生いたします。

(※)システム利用料

支援金額が1万円未満の場合:228円+消費税22円

支援金額が1万円以上の場合支援金額の2.27%+消費税

小金額の1000円を支払う支援者が1,322人いる。 募金者の半分近い人数がこの金額だ。

この人たちは実際にはシステム利用料を足した1250円金額を支払っている。

まり、1250円を支払って、950円が届けられるシステムというわけだ。

支援者が募金した内の24ものお金CAMPFIREが回収しているのである

これ酷くね?CAMPFIRE募金の体でしっかり売上を作ってるんだぜ。

こいつらにチャリティ精神カケラもないことがよく分かる。自分らの手数料くらいお前らの会社負担しろよ。


例えば、Yahoo自身で行うプロジェクトは最低でも600万以上の持ち出しが発生している。

リビア洪水被害 緊急支援募金Yahoo!基金

https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630062

寄付総額 5,570,524 + Yahoo 600万 -手数料 = \11,295,634円

ほぼ全額といっていい金額寄付されているのが分かるだろう。

寄付するなら中抜されるプロジェクトを選ばず、ほぼ全額が被災地に回るYahooを使うべきだろう。

令和6年能登半島地震 緊急支援募金Yahoo!基金

https://donation.yahoo.co.jp/detail/1630064

2024-01-02

能登半島地震の緊急支援募金Yahoo基金のページから寄付した。

Tポイントからでも寄付できるんだね。知らなかったわ。

2024-01-01

anond:20240101191949

心痛めたって救助の足しにはならんから災害基金寄付だけして楽しく過ごしてりゃおけやろ。

2023-12-02

何かしらの名義でNPO箱作っといて、後からそれでどう儲けるか考えるって手もあるのか

公金以外にも〇〇基金とか〇〇財団設立した助成金もあるのか

なんか調べるほど胡散臭いな、ほとんど普通人間知らないだろ

どこから出た金が最終的にどこに行ってるんだこれ

https://fields.canpan.info/grant/

2023-10-22

anond:20231022081935

誰が救ってくれてんだ??? 国か民間企業が「弱者男性救済基金」でも作ったのか?? 言っとくがただただ苦しいだけだから

2023-10-16

日本募金システム

募金しようと思っていくつか国内の有名所(日本ユニセフ赤十字、あしなが)を調べてみたが、これらの団体寄付時に住所を聞いてくるんだよね。

グッズや報告が直接届くらしいが、物品がこっちに届いても邪魔なだけなので困る...。

国内だとそんなんばっかりなので、結局CERF(国際連合中央緊急対応基金)って所に寄付した。

募金額と姓名とクレカ情報入力すればそれでおしまい。極めてシンプル

日本側の過剰サービス募金する側が臨んでいるのか?組織のえらい人がそういうサービスを良かれと思ってやっているのか?

こっちは募金したいだけなんだから募金者の住所に物を送りつけるようなサービスはせめて任意にしてくれないか

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