はてなキーワード: しずかちゃんとは
https://anond.hatelabo.jp/20220304184302
shields-pikes 過去の読み切りから追ってるけど、ずーっと「コンプレックス」をテーマに話を書いてる作者だよね。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4716259749275314210/comment/shields-pikes
これも、「そうかぁ?」と思ったので、タイザン5名義で読める読み切り作品を再読してきた。
『讃歌』(DAYS NEO)、『同人政治』(となりのヤングジャンプ)、『ヒーローコンプレックス』『キスしたい男』(ジャンプ+)
で、再読して、やっぱりそうだよな……となったのだが、自分は、タイザン5の一貫したテーマは「救済」だと思う。
いかにして人は救われうるか。どうしたらその瞬間を、説得力やカタルシスをもって描けるのか、という部分が焦点になっている。
より突き詰めて言えば「どんな状態で発せられる、どんな言葉なら、『嘘』でなくなるのか」が、読み切り4作品で見える、タイザン5の「テーマ」だ。
ハッピー星人は、説得力のない、しずかやまりなや東くんにとって「嘘」である、綺麗事しか言えない(理解できない)状態から始まる。
なので、テーマは1話で描かれている通り(もちろん、テーマというのは必ず1話に描かれているものだ)。
「たくさんお話して、もっと君を知って、いつか、いつかきっと、しずかちゃんをものすごい笑顔にしてみせるっピ!」
【公式】タコピーの原罪【上巻発売記念PV】 - https://youtu.be/vsPbfdv41-w
わかるわ。
思わせぶりに節操なく伏線貼りまくって、ファンにそれを考察させまくるけど畳み切れなさそうなところとか
思わせぶりにたくさんキャラ出していちいちそれぞれのキャラクター目立たせまくるけど実際はお母さんもお兄ちゃんもそんなに尺取る必要なかったところとか
しずかちゃんはすごそうに見えるけど実はただの頭のおかしい普通の女の子で、周りのリアクションによってすごそうに見えてるだけだってところとか。
AngelBeatsのときもそんな感じで盛り上がってたわ。ヘブンズバーンレッドもそんな感じ。
タコピーのすごいところは、麻枝准の冗長で虚飾まみれの部分を取っ払って初手から本題に入ったところ。
最初に言っておくと、あれだけ話題になるマンガを作り上げた作者はすごい。そしてそのマンガのファンを責めたいわけではない。
ただ、俺には本当に合わないし、「だったらnot for meでしょ」とか言い出すしたり顔のクソはてなとケンカしたいからこの文章を書いている。
つまり、「マンガの好みなんて人それぞれ」という前提のもと、それでも「そんな絶賛されるマンガじゃねえだろ」という嫌悪感を言語化し、同士を求めることで救われたい。
俺はタコピーの1話を読んでキレたし、その後話題になる度に最新話を読んで、読む度にキレてる。
なんでキレてるかって、あのマンガで表現したいことが「おれが考えた最強の胸糞展開をお届け☆」だと思ったから。
「無知な宇宙人が人間の心を学ぶ」とか「不幸な主人公が異星人との交流で境遇を打開する」とかじゃないわけ。
キャラも設定も、全部胸糞悪い展開を作る装置なんだよ。いじめ描写も、家庭の虐待も、全部ただの装置。
ちょっと前に、不幸の描写にリアリティが無いなんて指摘のnote?が挙がってたけど、胸糞展開を作り出すためだけのご都合主義なんだからそりゃそうだよ。
言ってみりゃ、メンタルリョナ作品なんだよな。ジャンプ+の限界に挑みますってか。
で、それ自体はいいわけ。表現したいもの趣味が悪いなんてよくあることだし、お上品なコンテンツなんて十分すぎるほど溢れてるから。
ここまでならただのnot for me。沙村広明と一緒。
だけどさあ、それ見て絶賛してる読者がザコすぎて辛い。
作者がオブラートに包んで散りばめた趣味の悪い小ネタ拾ってキャッキャキャッキャと考察まつり。
なぁ~にが「ぞくぞくするほど圧倒的なファム・ファタールっピ!」だよ。キモすぎて逆に好きだわ。
上の褒め言葉探すためにブクマ漁ったけどどいつもこいつも褒め言葉すらセンスねえな。
毎週毎週いい年齢の大人が寄ってたかって虐待児眺めてバカ騒ぎしてるのが本当にダサくて無理。
そりゃまりなちゃんやしずかちゃんは非実在青少年なんで何してもいいですよ?表現の自由なんで。
だけどザコセンスのクソ読者くんたちさあ、その醜悪な精神性を本当に直視できてる?自分の体が巨大な虫になっていることに。
これが大体言いたいことだ。
本当はもっと解像度高く言語化してボコボコにしたかったんだが、結局俺も大したタマではないのでこんなもんだろう。
で、俺の主張を読んだ上で「趣味が悪いことは分かってるけどいいじゃん面白いんだから」って言う開き直った露悪趣味のバカはしょうがない。
自分の欲求に貪欲なのは俺は好きだね。お前と会うことがあったら笑顔で殴ってやるよ。
ただ、「増田の言ってることなんて最初から言われてるし、そういうの引っくるめて楽しむマンガでしょw」みたいな論点ずらしのクソ冷笑野郎だけは許さん。
まあ俺が許す許さないなんてないんだが。俺は「頭いいフリしてる馬鹿」が死ぬほど嫌いなんだ。つまり俺より頭が悪いお前が嫌い。
次にお前が何て言うか当ててやるよ
「ブーメランw」だ
ファック
今となっては大昔の話だが、大学のサークルで、同じ楽器を演奏する先輩で、とても上手い人がいた。
しかし…個人的にその人の演奏を聴くと、上手いよりも先に、なんだか知らないが妙に癇に障る感覚が抜けなかった。
でも当時はそれが何なのか、卒業するまで原因が全くわからずじまいだった。
あれからだいぶ年月を経て、今だったらその理由がハッキリわかる。
単純に下品だったのだ。
具体的に言えばなんのことはない、その人の演奏は音はもちろん、姿勢や表情まで、まさに全身で
「俺って上手いでしょ」
というマウンティング全開だったと。
お前さー、下品なクズのくせになんで音楽やってんの?下品でもいいから楽器弾くときくらい、音楽を追求しろよっていう。
今でも思い返しては腹が立つというか、その人の音は不快感とセットで再生される具合だ。
こういうマウンティングが透けて見えるやつは、少なくともアマチュアの間では嫌われポジションになりやすい。
まあでもこの先輩の場合、当時から一定のウケを取れていたことは否定しない。
それにもしプロだったら下品でもなんでも「売れたもん勝ち」だろうから、あんまりうるさく言うつもりはない。
ちなみにアマチュアの間で困ったやつポジションになりやすいのは、上に書いた演奏を自己顕示欲の出汁に使うやつの他、もう1パターンある。
それは大して上手くないどころか下手なくせに「俺の演奏はこれでいい」と勘違いしているやつ。
こういう人は嫌われるというより、裏で嘲笑され、バカにされる。
それくらい音楽が趣味の人間は、空気も読まずに根拠のない自信だけで汚い音を出すやつを、不愉快に感じると言い換えてもいい。
ドラえもんのジャイアンリサイタルやしずかちゃんバイオリンは、決してフィクションではないのだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/d5cbcef746ed1c5cd7e4363cf7c7137b02074e77
どんなに親から無条件に愛されて育とうが世間的にブスとされるルックスならばそれ以降の人生で自己肯定感はゴリゴリに削られるし
逆に世間的に『良い』とされる容姿の持ち主ならば、親に虐待されて育とうが自己肯定感は簡単に上がるよ
水商売のシングルマザーの娘で自殺未遂を経験してようが、しずかちゃんみたいにばっちり二重の凄い美少女ならば自己肯定感なんて簡単に上がるんだよね
逆に子供の頃は両親揃ってて可愛い可愛いって言われて愛されて育ってたまりなちゃんは一重ブスだったので、高校生になって自己肯定感なんて皆無になった
日本人(…に限らないのかもしれないけれど)の自己肯定感が低いのは、親のせいじゃなくて主にマスコミのせいでしょ
親のせいじゃないよ
まあ親が受け継がせたクソ遺伝子のせいって点では確かに親のせいではあるけれど
子供が自己肯定感を持てないのは親の育て方のせいではない。外野(他の子供を含む)によってルッキズムに晒され、勝手にジャッジされるからだよ。
個人的に今までで一番きつかった
タコピーはまりなちゃんに殴られたり蹴られたりしても特に気にせず友好的だったのに、しずかちゃんの顔を見ただけでそっちに気を取られてまりなちゃんを忘れてる
東直樹くんもまりなちゃんの頬の傷は気にせず付き合っていたのにしずかちゃんの顔を見た途端惚れている
つまり、まりなちゃんが駄目なのはいじめも頬の傷も関係なく、ただひたすらに生まれついてのルックスが劣っていた事だっていう。あまりにも辛すぎる
たとえ態度を改めようが母親の虐待が止もうが無理なんだろうなあ…
ここまでえげつない二重まぶた至上主義のリアルなルッキズムを漫画で見たのは初めてだよ
少女漫画でもここまでしないってレベルのリアリティを、仮にも少年漫画で見るとは思わなかった
この漫画、いじめや毒親や小学生という舞台装置は隠れ蓑で一番主張したいのは年頃の女の子が晒される剥き出しのルッキズムか
作者は絶対女なんだろうな…と思った
このリアリティ半端じゃない
よくフェミニストから叩かれる胸の大きさ比べみたいなリアリティ皆無の描写と違って、本当にリアルなルッキズム描写だと思ったよ
まりなちゃんは絵としては十分に可愛く描かれてると思うんだけどそれでも作中ではブス扱いなのって
女は一重まぶただとそれだけでまさに「人権が無い」扱いをされる現実の世界と一緒で物凄くリアルだと思う
ぱっと見可愛くても駄目なんだよね…とにかく最低限二重で、それもくっきり幅広二重じゃないと人権が無い
いじめや虐待は問題が解決する事も有り得るけれど容姿はそれらとは違って根本的な問題なので生まれた時点でもうどうしようもないのが辛い
直樹くんと結婚して子供を産んだらその子供も一重になる可能性が高そうだから
万が一結婚するにしても東直樹くんのような一重の男はやめておけ、幅広二重で家族も全員二重の男と結婚して子供が二重になる可能性に賭けるんだ、と強く言っておきたい
(追記)綺麗なタコピーとか言われている破壊神マグちゃんだけど、あっちは一重の女子高生や三白眼の女子中学生がルッキズムに悩まされる事もなく普通に生きてる辺り
その辺でも本当に優しい世界なんだなと思った
11話もブクマでは作品を嗜んでいる意見が多数派だが、正直自分にはイマイチだった。
まず、東君を巻き込んであんなに引っ張った父親のところへ行く計画が、実質1ページで実行完了してしまった。
物語上の必然性の有無とか尺の事情とかがあるのだろうけど、ストーリーとしては肩透かしに感じた。
東君が裏切った影響も全くなさそうだし、東君パート必要だったのだろうか?
「誰の視点かによって描き分けてる」と解釈しているブクマカが何人もいた。
自分としては、叙述トリック系の作品でもないのにそういう信頼できない語り手のようなことを複数やられると、
考察するための材料が信頼できなくなるため、トリック以外のテーマに対する興味が急速に薄れる。
しずかちゃんのバイオレンスも、しずかちゃんのキャラクターのブレに拍車をかけているように感じた。
初期のころはいじめにあっても、反撃せずただ耐えて、
それでいて飼い犬のことになると自〇するようなキャラクターだったのに。
過去か未来か分からないが、年代が飛んだことで、ここにきて新たな謎が出てきた。
この作品の単行本は上下巻ということで、おそらく次回、もしかしたら次々回で最終回を迎えることになるが、
「読者に想像させるためにあえて結末は明示しない」という名の投げっぱなしEND
こんな感じで『タコピーの原罪』の評価が自分の中では下がり続けている。
それでも来週が気になるくらいにはまだ興味はあるのだけど。
自分も一話からリアルタイムで読んでいる。最新話である10話も読んだ。
一話当時、ツイッターで大きく話題になっていたことから読み始めたが、個人的に特に興味を惹かれたのはそのタイトルだった。
原罪とは原初の罪だ、聖書にあるアダムとイブが最初に犯した罪のこと。
食べてはいけないと言われていた知恵の実を蛇(もしくは大天使ルシファー)にそそのかされたイブが食べ、イブもまたアダムをそそのかし食べさせた。
これについて神は二人に問うたが、イブは「蛇が自分を騙して食べさせたのだ」と言い、アダムは「イブが自分を騙して食べさせたのだ」と言い、互いに自らの落ち度ではないと主張した。
神はそれに怒り、二人はエデンの園から追放され、以降イブの子孫である女は子を産む苦しみを、アダムの子孫は土に還る苦しみ、つまり死を与えららえた。
アダムとイブの子孫である人間は皆この原罪を背負って生まれてくるというもの。
(ここまでそれっぽく言っておいてなんだが別に自分はキリスト教を専攻していたとかではなく、漫画の延長で聖書をちょろっと読んだ程度のオタクなので何か違ったら本当にすまん)
そんな感じの認識をしている”原罪”という言葉がタイトルに入っていて、しかもその原罪をなんかかわいらしいキャラクターが持っているらしい。人間じゃないのに。
そりゃもうめちゃくちゃ気になった。「タコピーの原罪とは何なのだろう」と気になった。
1話~2話の段階では『無知である』ということが罪なのかと思った。
しずかちゃんがいじめられていることにも気づかず、無邪気に彼女へ一方的な施しを試みては拒絶される。
「パパはいない」という言葉を直球で受け取り、血の色も初めて見るらしい。
しずかちゃんが死んだその後タコピーは『自殺』を学んでいる。つまりこの世界でしずかちゃん以外から学ぶ手段があるハズなのだ。
でも多くを知ろうとしていない、それがタコピーの罪なのかと思っていた。
しかしその考えは4話から変わる、そうまりなちゃん殺害事件だ。
”殺人”、これは無知は罪であるとかそういうふわっとした概念ではなく、れっきとした罪だ。
聖書では最初に殺人を犯したのはアダムとイブの子供であるカインとされている。
被害者はカインの弟であるアベル。動機は嫉妬であるといえるだろう。
まりなちゃんを殺した時もおそらく殺意というものはなかったのだろう、ただ勇気を出した結果としてまりなちゃんが死んだだけだ。ここがカインの殺人とは違う点だろう。
殺人がない星で育ったからか、7話に至るまでタコピーは事の重大さをあまり理解していない。しずかちゃんや東くんと楽しく過ごせてニコニコしている。
7話にてまりなちゃん母の言葉を聞き、タコピーははじめて懺悔する。
そしてこれからのことを考え始める。このままでは良くないのではないかと、これは一話から一貫しているがタコピーの倫理観は殺人や自殺がない星育ちだった割にかなりちゃんとしている。
ここから10話までは東くんがメインの話が続くため、タコピーの罪について考える余地はあまりなかった。
実はここまで前置きである。
個人的にツイッターのタコピーの最新話(10話)への反応を見て思ったのだ。
「主犯はタコピー一匹」「タコピーがはじめた物語だろ責任とれ」
好きな女の子を守るためにあの時とった行動はそこまで責められることなのだろうか。
タコピーは確かに無知であった、人が傷つけば血がでることも、殴れば死にそれを殺人と表現することも知らなかった。
解釈の一つとして、原罪とは人に罪を擦り付ける行為…つまり責任転嫁だと云うこともできるが、タコピーは誰かに罪を擦り付けたりはしていない。
無知であることは…知恵の実を食べていなかったアダムとイブのことを考えるなら、それも原罪とはいえない気がしている。
この漫画は短期集中連載であるため、あと数話で完結することだろう。
その数話の中でタコピーの原罪が何であるのか明かされることはあるのだろうか。
しずかちゃんの自殺は、まりなちゃんのいじめから、まりなちゃんのいじめは、まりなちゃんの母親から。
そしてまりなちゃんの母親はしずかちゃんの母親から、しずかちゃんの母親は…まだ推測の域を出ないがもしかすると彼女もそういう性格になってしまったキッカケがあるのかもしれない。
こういった原因の連鎖を辿った果てにあるのが原罪ということなのだろうか。
一部の考察では、タコピーはもうハッピー星というエデンの園を追放された後であり既に原罪を持っている状態なのでは、というのも見かけた。
確かにハッピーフルーツの味を知っているあたりかなりそれっぽくは感じる。
だとするならタコピーは原罪だけでなくカインの罪もなぞっていることになる、すごい生物だ。
その考察が正しいのかどうか、今後明かされることがあるのだろうか。
今週の更新も楽しみだッピねぇ~
1~4話のインパクトが凄かったので読み続けてたけど、5~10話は以下の点で不満。
・東君はチョロすぎる。しずかちゃんに落とされて、成績とかいろんなことが壊れかけて、切羽詰まったら兄に落とされ、結果的にしずかちゃんを邪魔する元の立場に戻ってしまっただけ。
どういう供述をしたのかは気になるけど、来週以降の展開によほどクリティカルに関わってくるのでなければ、蛇足もいいとこ。
・しずかちゃんは飼い犬に会いに行く自分のことなのに「ねぇ男子早く何とかしてよー」という女子小学生クソムーブしかしない。
東君を顎で使うことの描写なのかもしれないが、だったらそもそもループ時や普段から東君なり他の男子なりも使えて、あそこまでひどい仕打ちにはならないのでは?
残りの話でちゃんと決着が付くのだろうか?
可哀想な子供、親に振り回される子供の解像度は高く描写できてるなとは思う。
続いてもいいしそのまま終わってもいいと、大した関心や興味を持てない作品で
バズってるのに周りとの温度感に差があるなと自分でも感じていた。
どうもこのタコピーの原罪という作品は「空虚」だからなんじゃないかと気付いた。
東くんは親への愛情を求めてるのに満たされない空虚な状況だったし
とことんこのタコピーの原罪という作品には空虚というか大事なものが欠けてる存在しかいない。
それで空虚な存在が様々な状況を乗り越えて満たされるというポジティブの方向に進む話の展開もしておらず、
ただただ空虚なまま欠けたまま波乱万丈で予想しにくい展開が荒波のように行われ
それに対して読者がビックリしてバズってるのを繰り返している。
そのような状況だと思う。
この作品は空虚な存在が空虚なまま終えるというテーマを描いていて、そういう何も得られない進歩しないで出来事が終わったという着地になるだろう。