2022-03-04

上手い以上に腹立たしく感じた思い出

今となっては大昔の話だが、大学サークルで、同じ楽器演奏する先輩で、とても上手い人がいた。

本当に上手いし楽器も良い音で、そこはもう何も言うことない。

しかし…個人的にその人の演奏聴くと、上手いよりも先に、なんだか知らないが妙に癇に障る感覚が抜けなかった。

でも当時はそれが何なのか、卒業するまで原因が全くわからずじまいだった。

あれからだいぶ年月を経て、今だったらその理由がハッキリわかる。

単純に下品だったのだ。

具体的に言えばなんのことはない、その人の演奏は音はもちろん、姿勢や表情まで、まさに全身で

「俺って上手いでしょ」

というマウンティング全開だったと。

お前さー、下品クズのくせになんで音楽やってんの?下品でもいいか楽器弾くときくらい、音楽を追求しろよっていう。

今でも思い返しては腹が立つというか、その人の音は不快感とセットで再生される具合だ。

こういうマウンティングが透けて見えるやつは、少なくともアマチュアの間では嫌われポジションになりやすい。

まあでもこの先輩の場合、当時から一定のウケを取れていたことは否定しない。

それにもしプロだったら下品でもなんでも「売れたもん勝ち」だろうからあんまりうるさく言うつもりはない。

ちなみにアマチュアの間で困ったやつポジションになりやすいのは、上に書いた演奏自己顕示欲出汁に使うやつの他、もう1パターンある。

それは大して上手くないどころか下手なくせに「俺の演奏はこれでいい」と勘違いしているやつ。

こういう人は嫌われるというより、裏で嘲笑され、バカにされる。

それくらい音楽趣味人間は、空気も読まずに根拠のない自信だけで汚い音を出すやつを、不愉快に感じると言い換えてもいい。

ドラえもんジャイアンリサイタルしずかちゃんバイオリンは、決してフィクションではないのだ。

せめて下手なやつの顔をするのが礼儀だろっていう。

  • ホルンかな

  •  画面硫酸事件もこういう恨みが原因らしいね 母親が中国人ってのも理由だろうけど

    • 花森これか https://mainichi.jp/articles/20210925/k00/00m/040/046000c

    • 低偏差値 公立琉球大学生の就職は悲惨だ・・・ 「Aは関東出身で、関東の大学を受験したのですが合格せず沖縄の大学にしたと聞きました。 それでも決して腐ることなく、『いつか...

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん