はてなキーワード: 牡蠣とは
牡蠣に聞け。たぶん良いヒントを教えてくれる。
盛夏の候、涼のお供に
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 91 | 10486 | 115.2 | 44 |
01 | 57 | 6277 | 110.1 | 63 |
02 | 40 | 9504 | 237.6 | 116.5 |
03 | 26 | 3558 | 136.8 | 94 |
04 | 14 | 4615 | 329.6 | 102.5 |
05 | 28 | 3634 | 129.8 | 75 |
06 | 68 | 5890 | 86.6 | 49.5 |
07 | 95 | 5788 | 60.9 | 43 |
08 | 83 | 6480 | 78.1 | 41 |
09 | 125 | 6127 | 49.0 | 32 |
10 | 100 | 8082 | 80.8 | 44 |
11 | 102 | 6486 | 63.6 | 41 |
12 | 82 | 16063 | 195.9 | 38.5 |
13 | 138 | 10826 | 78.4 | 43 |
14 | 211 | 32826 | 155.6 | 46 |
15 | 165 | 18351 | 111.2 | 39 |
16 | 209 | 14286 | 68.4 | 35 |
17 | 191 | 12692 | 66.5 | 38 |
18 | 190 | 18255 | 96.1 | 35 |
19 | 86 | 7753 | 90.2 | 41.5 |
20 | 153 | 14119 | 92.3 | 27 |
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22 | 158 | 15277 | 96.7 | 26 |
23 | 181 | 18887 | 104.3 | 29 |
1日 | 2746 | 266199 | 96.9 | 37 |
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通勤通学のお供に
こんにちは、恋です。おっしゃるとおり、若者はすぐに私に罹ります。そして簡単にアドレナリンとドーパミンを分泌します。この世の幸福を増やすことができますから、私はこの仕事にやりがいを感じており、若者が居れば積極的に現場待機するようにしています。なにせタイミングが命なのです。例えば文化祭や体育祭などのイベント間近、行動時間が長くなる夏の夜などは、どこで何が起きるか分からず気が休まりません。
私は気配を感じたら出勤することにしています。相手が二度も回転椅子の席を選び、あなたが三回目に膝をぶつけた瞬間、これはもう呼ばれたと思って駆け足でやってきたのです。あなたに幸せになってもらいたくて。ところが今、あなたは私に猜疑的になり、更にそう振る舞う様子を自負すらしていらっしゃる。ただ私に夢中になっていればと楽なのに、なぜそうできないのでしょう。
実は私は知っています。加齢した生きものは、私が姿を表しても「見えないふり」をすることがあります。これは主に人間の持つ特徴です。私としては大変不名誉な出来事であり、さっさと脳内物質で前後不覚になってしまえ!と毒づくこともあったのですが、やがて気がつきました。頭を振って私を追い払おうとしたり、家族を思い浮かべて視界を遮ろうとしたりと抵抗する人々の脳内からは、セロトニンが減少し、ノルアドレナリンさえ機能低下しているのです。つまり、私が現れたことで、苦しみを感じる生きものが存在するのです。自ら私を呼び寄せておいて苦しむとはこれいかに?
私は恋ですから、アドバイスなどしません。ただ、私もしくは私の不在について考え巡らせ、慎重に私を伴い、苦楽の感情に身を持っていかれないように強くあろうとする大人の姿を美しいと感じていることを伝えたいです。いつか私が生きものに生まれ変わったら、そういう恋をすると決めています。子供のころは食べられなかった複雑な味わいの牡蠣を、今となっては美味しいと感じ、当たろうがもどそうがパクつくことができる、あなたには十分その勇気が備わっているはずです。
私には恋人がいる。
「大人になってから恋をはじめるのは難しい」と周りの人は言うけど、そんなことはない。
彼と出会ったのは、去年の冬だった。彼は友人の友人だった。この世で最も邪悪な空間である新宿三丁目の居酒屋のボックス席で、彼と私は邂逅した。はじめまして、お仕事は何されてるんですか、今おいくつですか、どちらにお住まいですか。あたりさわりのない会話は、私たちの距離を縮めない。彼は私よりひと回り年上の会社員で、東横線沿いに暮らしているらしかった。2時間ほど飲んだあと、彼のほうから私に電話番号を聞いてきた。私はここで初めて、はじめから彼のことを好ましく思っていたことに気がついた。
彼とふたりで出かけたのは、出会って1週間目の、土曜の晩だった。彼が選んだ店には一枚板のカウンターがあり、真っ赤な丸椅子には背もたれがなかった。くるくると回転する丸椅子は座りにくかったので、私はしばしば彼の膝に自分の膝をぶつけてしまった。机上に置かれたスプーンはよく磨かれていて、私たちの横顔が曲がったまま映っていた。彼が食べたいと言うので、私たちは牡蠣のアヒージョを頼んだ。私は牡蠣にいちど当たったことがあり、普段自分からすすんで牡蠣を食べることはないが、その日は無理をして牡蠣を食べた。食事を初めてすぐ、私は牡蠣に当たる不安に苛まれ、ソワソワしながら彼が酒を飲む様子を見ていた。よかったらもう一軒行きませんか。食事の最後に彼はささやいたけれど、私は断った。おなかの中に牡蠣がいると思うと、なんだか落ち着かない気分だったからだ。こんなに牡蠣を気味悪く思っているのに、彼の好みに合わせて3つも食べてしまった自分のことが滑稽で、帰りに中央線の車内でこっそりと思い出し笑いをした。この日から1週間たって気が付いたのだが、私はアヒージョに入っていた牡蠣に当たっていないようだった。
2度目のデートは突然だった。仕事が早く終わったんだけど、よかったら飲みに行きませんか。私はふたつ返事でOKし、彼が待つという駅近くの居酒屋に足を運んだ。彼はカウンターで生ビールを飲んで私を待っていた。改めて遠目から見ると、彼は背が高く精悍な顔つきで、グレーのスーツもよく似合っている。私も彼に倣って生ビールを頼み、厚揚げと出し巻き卵も注文した。彼は牡蠣フライを食べたそうにしていたが、私はそれを遮った。
すると、彼はニコニコしながらメンチカツを注文してくれた。カウンターはつるつるとした塗装で細長く、真っ黒の丸椅子には背もたれがなかった。くるくると回転する丸椅子は座りにくかったので、私はしばしば男の膝へ自分の膝をぶつけた。三度目の接触のあと、男の手のひらが私の膝をぎゅっと押さえた。私たちは、居酒屋のカウンターの下で膝を合わせながら、このあとのことを考えた。よかったらもう一軒行きませんか。食事の最後に彼がささやくのを聞いて、私はふたつ返事でOKした。今日はおなかの中に牡蠣がいないからだ。その日はなにも分からなくなるまで酔おう、と思っていたが、お酒に強い私にはそれは叶わないようだった。
彼がふたたびシャツを着ようとしている後ろ姿を見ていると、さっきまで膝を合わせていた居酒屋のことが急に思い出された。
「今、2人のおなかの中にはメンチカツが2つずついるのね」
彼の背中に抱きつきながらそう言うと、彼は笑いながら「厚揚げと出し巻き卵もいるよ」と答えた。私はここで初めて、彼にすっかり恋をしてしまったことに気が付いた。
数日にいちどだったLINEのペースは、いつのまにか毎日になった。彼はきまって、早朝と夜遅くに1度ずつ連絡をくれる。通勤時間と帰宅時間に返信をしているようだった。ときどき、お昼休みや外まわりの合間に返信が来ることもあった。彼の仕事はひどく忙しく、帰宅時間が24時をまわることもたびたびあったが、翌日の早朝には時報のように朝のLINEが来る。私は夕方近くになると心の中で「センター問い合わせ」をするようになった。彼は忙しい仕事の合間を縫って月に2、3度は会ってくれた。仕事終わりに飲みに行くこともあれば、土日に映画に行ってくれることもある。私とのデートのために有休をとってくれたことさえあった。デートの後はだいたいラブホテルにも行ったが、食事をしただけでお互いの家に帰宅することも時々あった。
たった半年の関係だから、私は彼のことをまだあまり知らない。彼の部屋に行ったことはないし、彼の友人に会ったこともない。好きな食べ物や応援している野球チームは知っているけど、彼が牡蠣を好きなことも、ジャイアンツを応援していることも、私とは無関係に思える。私には決まった時間に返信してくれるLINEを、別の相手にはもっと頻繁に送る彼がいるのかもしれない。私以外にも、有休をとって遊びに行く相手がいるのかもしれない。これはあくまで私の直観にすぎないのだが、私と会っていない時間、彼は私の恋人ではないような気がする。彼が他のだれかの恋人なのか、それとも単に私の恋人ではないだけなのか、それは分からない。ただ、どんなに楽しい時間を過ごしていても、どんなに肌が触れあっていても、私はいつも思うのだ。手をつないでパルテノン銀座通りを歩き、発車前のホームで口づけする私たちは、誰がどう見ても恋人に見えるだろう。でも、この人は、私の恋人じゃないかもしれない。私の恋人は、私と会っているときだけ、私の恋人なのだ。
私には恋人がいる。
「大人になってから恋をはじめるのは難しい」と周りの人は言うけど、そんなことはない。こんな恋に夢中になるのが、ちょっと難しいだけ。
さもなくば海は牡蠣でいっぱいに