はてなキーワード: 便器とは
でも万が一、いや百万が一位の事態に備えて読んでおけば、
どうしても大便を我慢できない事態に直面した時の正しい対処法です。
満員電車に乗っていた時から歩行も困難な程の強烈な便意と腹痛に襲われ
やっとたどり着いたトイレには列が出来ていて使用できないという絶望的
なケースで考えます。
トイレに列が出来ていたとしても全員が必ず切迫した状況とは限りません。
まずは何よりも
「大変申し訳ございませんが、私はもう長く我慢できそうにありません。
順番を譲っていただけませんか?」
と頭を下げて正直にお願いしてみることです。
たったこの一言が言えただけで、そんなに急ではない人が「じゃあ先に
いいよ」と言ってくれるケースもたくさんあるのです。
無視をされたり、露骨に悪意をぶつけられる事もあるかもしれません。
もしあなたが女性であれば最後の手段として男性トイレの利用を願い出
るという手段もあります。志のある男性にお願いすれば状況を鑑みて気
持よく貸し出してくれるかもしれません。しかし、逆に男性の場合で女
性トイレを借りるというのは現実的にハードルが高いものとなるでしょ
う。
結局最終的にもうどうにもこうにもいかない場合、
「便器を使用できない状況で大便をする」
まず勘違いしてはいけないのは、恐ろしくも大便!とは言え所詮はそん
なに大きくもない固形物と液体という事です。要はこれを便器に収める
行為をする場所がトイレですが、便器を使えないので困っている以上は
その固形物と液体を何かしらの入れ物に収めないといけないという事です。
間違ってもこれを小便器や洗面台や床面等にぶちまけてはいけません。
他の人に多大な迷惑をかけますし、場合によってはトイレそのものを使
用不可に追い込んでしまいます。考えてみてください。普段トイレの清
掃をしてくださってる方は中高年以上の方が大半です。そんな自分の両
親のような年齢の方に、小便器や洗面台の中にぶちまけた大便を掃除さ
せて明日食う飯が美味いですか?これはもう社会人失格の行為です。
今この記事を読んだあなたは万が一のために備えて、コンビニやスーパ
ーなどの大きいビニール袋2~3枚とティッシュを通勤バッグに忍ばせ
て下さい。今すぐにです。
要はこのビニール袋を左右の手で体の前後から釣り上げて下半身を覆う
ような体勢を取り、そのまま中腰~しゃがむ姿勢で排便します。トイレ
内に死角があれば望ましいですが実際都内などでは狭いトイレが多く難
しいでしょう。その場合はせめて隅の壁面に顔を向けてビニール袋へ用
を足しましょう。
大丈夫です。
既に最初に述べましたが、あなたはトイレ内にいる人に「私はもう漏れ
てしまう。お願いします」と心からの助けを求める意思表示をしています。
この時点で仮にあなたがトイレ内でビニール袋への便をするに至っても、
周りの人にこれを非難する資格はありません。悪意のある人間が面白が
って携帯等で撮影などをしてきても、言うまでもなく非難されるのは盗
撮をする方です。あなたは頭を下げて出来うる限りの全力を尽くしたのです。
あとは出来るだけキレイに迷惑をかけずに臨機の手段で大便を済ませば
良いのです。漏らすまで我慢する必要など決してないのです。
使用後はビニール袋の空気を抜きしっかり持ち手を結べば穴がない限り
さてこのビニール袋はどうするか?
もし近くにトイレの清掃員の方がいたら、正直に事情を説明して近くに
処分できる場所がないか相談して下さい。中には悪態をつく清掃員もい
るでしょうが、清掃員としては変な場所で大便をされて片付けが大変に
なるよりビニール袋の中にきれいに収められていた方が遥かに処理が楽
なので助かるのです。「捨てときますよ」と申し出てくれる方も多いと
思います。
しかしながら私は自己責任で自宅へ持ち帰るというのも誇り高い選択だと思います。
ビニール袋を何重にもして見えないように紙袋にでも入れておけば丸一
日位は意外と大丈夫です。自宅ではオムツなどと同様に燃えるゴミで出
すことが出来ます。
他の商業施設のゴミ箱など公共のゴミ箱に紛れて捨てるのは思わぬトラ
ブルの原因となるのでやめましょう。
呼んだ?
大便器詰まらせて天端の臨界を超えそうになったスリリングな文章を書こうかと思ったけど、茨城の人たちに申し訳ないので止めとく
ウンコが太い理由について考察しようと思ったけど、それこそ溢れた洪水はミソクソイッショで不謹慎なので止めとく
雨がやんだからといって油断しないでください。山間に降った雨はこれから平地に流れ出るのです
【予告】
トイレで放尿しようとする→屁の気配がする→屁でなくてエアーうんこ→床・便器・太もも・パンツにうんこが飛び散る→うんこをトイレットペーパーで拭き取る→ウェットうんこなので拭いてもうんこ付いてる気がする→トイレットペーパーを大量に使う→トイレットペーパーを流そうとする→トイレットペーパーが多いので、トイレが詰まる→パンツを捨てる→ちんこ丸出しで仕事の連絡のタイピングする←今ここ
http://anond.hatelabo.jp/20150909012613
証明するものは何もありませんが。多くの方にお読みいただき、感激しています。ああ、やっぱりブログっていいもんですねえ(笑)
元記事の100倍おもしろいし納得させられた。
ありがとうございます。しかし2倍でもかなりのものなので、100倍というのはちょっとほめ過ぎかもしれません。でも、元の面白さが低ければあるかも。
完璧。イケハヤ氏の10倍くらい文章力があるんじゃ?
絶賛ですね。100倍の後だと10倍って少ないなあと思ってしまいますけど、すごいことです(笑)
増田のブログの読者になりたい
これはうれしかったです。でも私、ブログ持ってないんですよね。また気が向いたらゲリラ的に増田に投稿します。
アフェで生活してる人はアフェ規約に引っかからないようにチンコマンコぶっ殺すなど書かないように気を使うわけで、でもブログで面白いのはチンコマンコぶっ殺すなんですよね
おっしゃるとおりです。イケハヤ師が実名・専業ブロガー最強なんて言ってますけど、あれってウソでしょ。だって確かにウンコするのは気持ちいいけど、一日中便器に座ってるわけいかないですよね。やっぱりコンビニバイトくらいして、仕事終わりにプリッと出したウンコが、ふと知らない誰かの眼に触れて「面白い形してるね」と言われるようなものがいいですよね。違うか。
これは改変のレベルが高い気がする。論破のくだりとか。
ありがとうございます。面白さで競っていたはずのイケハヤ師の文章が、いつの間に本数とかスピードの話になっていて笑ったので、そこをいじりました。濫造すれば粗製になるのは働いている人には当然なことですし、内容の薄さは読む人が読めば分かります。
ただのリライトがこんなにばっちりハマるとは。
そうですね。「ただのリライト」です。私の自己評価もこれに近いです。Q&Aだったらベストアンサーにしたいくらい。
イケハヤのこと好きすぎだろw
はっきり言うとイケハヤ師が傷つくので言いませんが、この指摘が当てはまらないのは確かです。単なるリライトですから。
実はイケハヤへの愛に溢れた記事。イケハヤは寂しがり屋のかまってチャンなんだから、無視するのが一番良いんだけどね。
ただ、イケハヤ師がなんであんなにつまらないことを書いているのかは、ちょっと関心があるというか、目に入れば反応したくなりますよ。そこにはあまり愛はないつもりですけど。
とはいえイケハヤ師があの改変記事を密かに読んで、自分の弱点や矛盾を認識して面白い記事を量産してくれればうれしいし、そのことは確かに願っています。別にそれがイケハヤじゃなくて、他の誰であっても。
煽りじゃなくて、ほんとこのままじゃつまんないんですよ、イケハヤ。退屈で死にそうなくらいにな。特にあの煽りは、完全にコモディティ化してる。梅木並み。
炎上というのは自分の身を焦がす行為でもありますからね‥‥ “「ブログ芸人」はアートではなく、ビジネスの領域の「テクニック」に堕しました。イケハヤは一つの時代を築き、今終わりかけているのです。”
おお、コグレさん! 専業ブロガーがつまらないというくだりを書いたとき、確かにネタフルのことを思い起こしました。あれはチャリンチャリンに徹したブログということでいいですよね、悪い意味でなく。でも、コグレさんは「ブログがアートだ!」とか絶対言わないから。
匿名で書くなんてもったいない。/本人の文章の改変だったのか。なら匿名で書くのも当然か。
むしろ誰が書いたのか分からない文章を、時空を超えた他の誰かが読むってすごいことですよね。これってネット以前にはなかったことですし、実名が推奨されてる他国でも少ない。小銭稼ぎの色気を捨てれば、増田は理想の空間なんですよ、みなさんあまり気づいてないでしょうけど。素晴らしき、残念なインターネット!
ブロガーと経験のバラエティに関しては、私も同じこと思った。書く時間じゃあなくて、背後にある「経験」だと思うから。
ですよね。
改変メインの部分よりそれ以外の方が文章がいい。でもこの文章の動機になったのは怒りなんだから不思議
よく読んでいただいたようで、前半はありがとうございます。でも後半の「動機になったのは怒り」って、どこにも書いてないですよ。怒りなんて感じてないですし。
この増田のほうが面白いのは確か。
ありがとうございます。ちゃんと元ネタを読んでいただくと、面白さが出てくると思います。それは元ネタの手柄でもあります。
この増田を書いた人間を、5人思いつくのが我ながら草www。Amazonレビュー風に、最後の、「以上から」を、書きたい為にこの文字量になったわけか。
うわ、誰あんた? 間接的に自分の人脈が広いみたいなアピールすんなよ。後半のアマゾンも何を言ってるのか分からねえよw
ブログしか書いていない人のブログって中身が薄いし、そもそも分野的には素人だから、面白い訳が無いじゃん。あったり前の話だ。
そうですね。書く人間が面白くなければ書く文章も面白くないとイケハヤ師も言っているのに、矛盾しますよね。でも、本当をいえば作者の人格とテキストを結びつけるイケハヤの考えって、明らかに古くて勉強不足だと思うんですよ。だってリアルの私を知っている人だって、この増田を書いたのが私だって誰も気づかないし。つまらない人間だってね、面白いことは書けるんですよw
そういえば、これはさすがイケハヤだと思ったのは、唯一筆が滑った「女にモテる」という言葉をツイッターで突いてきたところですね。ちなみにあれは「現実との沸騰的な交渉」の一例として出しただけであって、数多くの女からチヤホヤされるのがいいという価値観を示したものではありません。
ウンコをひねり出した肛門の感じからするとかなり形が良く長いウンコが出来たと思うんだよ。
そんではてブしながらもうちょっと出してウォシュレットしてケツ拭いて立ち上がってズボンをはいてる途中に
「ザーーーーッ」
振り向いたらもうウンコねぇの。
はぁぁあああああ????
ウンコの形見るのは自分の健康を管理する上ですげー大切な事だろ。
そりゃ早く流した方がウンコの臭いは少なくて済むし便器も汚れにくいだろーよ。
でもウンコの形を確認出来ないのは便器メーカーとしてどうなのよ。
利便性だけ求めるのはどうかと思う。
マジこのクソ仕様なんとかしてほしい。
鏡を見ることができない。
家の洗面台と風呂の鏡は見れるのだけど、外のお手洗いのトイレとかの鏡を見ることができない。
鏡を見るといい気持ちがしない。
昔、顔がパンパンで、今よりも肌がボコボコで荒れまくっていた時、薬を塗りたぐっていて、顔に虫がへばり付いてしまった。
そのあと、丸ビルの化粧室で見た顔はとてもおぞましいものだった。
トイレに行く時は、下を向いて鏡を見ないで便器へ向かい、手を洗う時も下を向く。
たまに鏡を見てしまう時があるけど、自分一人の顔が写っている時はまだマシで、最悪なのは複数人の人の顔が写っているときだ。
はじめて入ったお店で、店員さんに勧められるままに丈の短いスカートを買ってしまいました。こんなきわどい格好が出来るのは若いときだけよ、と店員さんはなぜだか嬉しそうに言っていました。でも確かに、この機会を逃したら、わたしにとって次はもう無いかもしれません。
わたしの家は親が厳しくて、昔から、女らしさを前面に出すような服装は許してもらえませんでした。一度、とてもおしゃれな友達に、素敵な洋服を貸してもらったことがあったのですが、そのときは両親に烈火のごとく叱られました。わたしの大切な友達を侮辱するような、汚い言葉をたくさん浴びせられ、ものすごく悔しかったことを覚えています。それでも、子供だったわたしにはただじっと耐えることしかできませんでした。
いまでも、ミニスカートを履いて家に帰ったりなんかしたら、きっと大変なことになります。
だからわたしは、駅のトイレで着替えることにしたんです。自宅の最寄り駅までのほんの数十分間だけでも、わたしのしたい格好をすれば良い。履いていたジーンズを脱いで、小さくたたんでバッグにしまい、かわりにミニスカートを履きます。足の付け根あたりまで外気にさらされている感じがして、トイレの個室から出たときはとてもドキドキしました。
駅は、仕事帰りらしいスーツの男の人たちでごった返していました。心なしか、まわりの人たちの目線がわたしに集まっている気がします。具体的には、ふくらはぎから太もものあたりに。電車の中でも、色んなひとがチラチラとこちらを見ているように思いました。
でも、これはきっとただの自意識過剰ですよね 笑
最寄り駅に着き、再びトイレへ向かいます。個室に入って、元のジーンズに着替えようとしたとき、ふと大変なことに気が付きました。なんと、スカートの裾から、わたしの愛用するトランクスがひょっこり顔を出しているではありませんか。すっごく恥ずかしくて、急いでジーンズに着替え、半ばパニックになりながら個室を飛び出したところ、危うく小便器で用を足すおじさまにぶつかりそうになりました。
ほんとに、慣れないことはするものではありませんね。
下痢めいたウンコを便所に落とした後に,ウォシュレットで尻を洗うとするじゃん.まあきれいにになるから気持ちがいいんだけどさ,しかしなんていうのかな,生暖かいウォシュレットを尻に当てられてその後便器に滴ったのちの,あの,匂い立つウンコ,みたいなの.あれどうにかならないのかね.ウォシュレットする前に一度流せばいいだけの話何だけど,流れる水しぶきが尻に当たるのはなんとも物悲しい感じだし,少し腰を浮かせて洗浄レバーを回すときの,なんたる惨めさ.なんたって尻にはまだウンコがついているんだ.しかもあれ,腰を浮かせたときに便器の中をどうしても見ちゃうじゃん,好奇心で.まあカーニバルだよね.カーニバルin便器.軽くティッシュで拭いたとしても見えるしね.だからといって大量にティッシュを使ったら,以前水が詰まったときがあって,そんときはまあ本当に,カーニバルどころか地獄絵図だったね.地獄絵図inトイレ.
同様の匂い立つシリーズに,匂い立つ経血てのもあって,月経のときに(とりわけ経血の量が多い二日目に)ビデを使うわけだけど,匂い立つ経血,あるよね.皆さんご存知の通り経血ってのは血液成分は五割程度で、そのほかに子宮内膜やらなんやらが混ざっている液体なので,要は生臭い.以上なんだか汚い話.
どうでもいいけどウンコ漏れた増田が一般的なようだしここいらでもっと,経血漏れた記事,増えてきてもいいと思います.月経二日目の経血量を甘く見ていたらナプキンからズボンへと漏れいでて,しかもそんな日に限って何をトチ狂ったかウッカリ色味の薄いズボンを履いてきてしまったため殿部に生じた惨事がありのままの姿見せている,そんな悲しみに包まれたヤツが今もこの世界のどこかでおもむろにパーカーを腰に巻いたりカニ歩きをしたりしているんだろう.デキる女の漏れ経血ライフラックなんてのがあったらぜひスターをつけてみたいところだ.
(15/8/24追記)
経穴ネタは絡みにくい,まあそうだよね.割とデリケートなお年頃に始まるアレだし下手に言及すると下品どころの騒ぎじゃないし.たとえ女同士であっても,飲み会の席であっても,ふつーは月のモノなんて話題に上げない.マジ忌避話題.忌むべし忌むべし.
しかし一方で,月経は女性にとって切っては切れない日常なんだよなあ.なにごともなければ28日に一回来るわけだし.しかも割りと話題に事欠かないんだな,よく惨事になるし.あと,きちんと毎月,月のモノが来るのって,身体が健康である印なんだよね.健康ダイジ.まあそんなわけで,匿名だと気兼ねなく下品な下ネタ書けてたのしいねってはなし.あー,すっきりした.
前提条件:「小用を足しているとき隣に人が来ると落ち着かない。ただし万人がそうであるとは限らない」「位置取りの最適については、自分だけを考察の対象としない」
状 況:誰も居ない便所で、右が入り口、上が壁、左が窓として奥から「○○○□」と便器が並んでいる。□は障害者用の手すりが設けてあり少し用を足しにくい。
考 察:一定の割合で人が来るとして、この場合最適の位置取りとはどこか?……これを、我が職場における実践と観察を素材に考察してみた。
A「1○○□」:(1が一人目として自分が入った場所である。)この位置取りの優れた点は、次の自分と同じような入場者にも「1○2□」or「1○○2」と二通りの選択を用意している点である。つまり「優しいポジション」といえる。しかしながら、逆に言えば選択の余地がある時点で弱い。次に入った人間がベストのポジションを取るとは限らないからである。この点は後で考察する。
B「〇1〇□」又は「○○1□」:これは一見等価なポジションだが、相手に残す選択肢が「○」か「□」かの点で大きく異なる。相手に「□」しか残さないのは、感心しない。従って、左は考察対象としない。右は、左右が広く空いて非常にフリーな感じであり、また、相手にAのポジションを与える点でとてもよく見える。「バランス型ポジション」として多くの利用者に用いられているポジションであり(便器の汚れからからそれは想像がつく)、私も愛用者であった。しかしながら、後述するようにこのポジションには大きな欠点があり、それが、そもそも私がこのような考察を始めた理由にもなっている。
C「○○○1」:自分に不利を強いるという意味では「自己犠牲のポジション」と言える。もし、第二段階以降で他者が素晴らしいポジション取りができるならオススメできるが、一方で自分が出るまで誰も来ず、結局無駄な自己犠牲に終わる危険性もある。やはり、初手を与えられた利点は生かすべきだという考え方は十分ありである。
A-1「1○2□」:これは、Aからの理想的な展開である。一見、自分が奥においやられて2が偉そうに中央を陣取ってるかのように見えるが、「3」が来た時点でその印象は覆る。多くの場合、この状態で入った「3」は、奥で二人に挟まれるポジションよりは、多少使いにくくても、入って直ぐのポジションを選択し、「1○23」という状況が発生しやすいからである。つまり、混雑した時間帯にも強いのが最大の利点である。
A-2「1○○2」:これは、Aを採用した場合のリスクである。2がシャイな場合、あるいは最大限気を遣った場合、この状況になりがちなのだが、この状況は、次に来た利用者を大変迷わせる。結果として、「13○2」となる可能性は半々よりやや大きい(理由として、手前の2をスルーして奥にきた段階で3にとって2の存在感が大きいためということが挙げられる)。だが、この状況は、単に「隣り合わせた」以上のBADシチュエーションである。なぜなら、3が来た段階で1である自分はほぼ用を足し終わっており、3が隣に位置しておもむろにファスナーをおろす頃に席を離れるため、「一方的にチンコ見られ状態」に陥りやすいからである。いわば不戦敗であり大変不公平な感じである。Aがよいポジションであるにも関わらず、軽々にこれを取れないのは、このA-2リスクがあるためである。状況によりこのリスクをどの程度に見積もるかが、ポジション取りにおいては大変重要な点だ。
A-3「12○□」:こんな状況あるのか?と思われるかもしれないが、実際にあったからとしか言いようがない。世の中には、デリカシーとは無縁な、あるいは単に「奥から詰めるのがルールなのか」とか、無駄に空気を読んでくだらない行動をする輩が一定数いるものなのである。確かに、依然として片側は空いているのだから、心理的圧迫は最悪状況(「312□」)に比べればいくらかマシではあるものの、窓際に追い詰められた後がない圧迫感はなかなかクルものがある。これに比べれば、まだしも「○○21」の方が、出口側がフリーなだけ心理的負担は少ない。
以上を踏まえると、Aは危険もあるが、いきなり一番奥とかねーわ!というイメージの割には、バランスも良く展開もよい、悪くない初手である。
B-1「2○1□」:Bを取った時の基本状況であり、理想型である。体験的に6割はこの状況にもちこめる。だが、言い換えれば「6割しかもちこめない」でもある。また、6割でこの理想型状態に持ち込んでも、次の一手で確実に隣が埋まる、というところが、このバランス型の欠点である。次の3人目は、自分の隣のどちらか以外に入る場所が無く、A-1型に大きく劣るのである。
B-2「○21□」:B-1に次いで起こりやすいのがこの状況である。体感では3割はこの形になる。理由としては、奥に押し込められる危険、また、「どうせ片側に人が来るんなら、平等に分かち合おうぜ」という変な平等感などが挙げられる。オレも我慢するからお前も我慢しろよ、というヤツである。また、この形になると、自分が去った後の形が最初に考察から外した「最低の初手」の状況になるのも感心しない。立つ鳥後を濁す形で、後々尾を引く敗戦と等しい引き分けと言えるだろう。
B-3「○○12」:またまたこんな状況あるのか?だが、2のポジションが入り口に近いということを考えると、余裕なく飛び込んできた2がいる場合には十分考慮しなくてはいけない陣形なのである。ただ、これは見た目ほど悪い状況ではない。余裕無く飛び込んできた2に対しては、隣とは言え心理的に優位な状況に立ち得るし、また3がやってきても隣にくる可能性が低い(人間というのは奇妙なもので、さすがにこの状況で「○312」と並ぼうとする人は余りいないのである。「あ、奥空いてるやん」と気付いた時点で、一番奥=一番空いてる=気付いたオレ賢い!となって、距離の不利を気にせず奥へ突っ走ることが多いのである。)
以上を踏まえると、Bはバランス型を標榜する割には危険も多く素人向けでない初手であると言える。相当に状況を読んだ上でないと使うべきではない。
C-1「2○○1」:Cを取った場合に一番多いのがこの形である。この形になると、1と2は、お互いに「使いにくさ」「距離の遠さ」という不利を分け合った形になり、妙な紳士的連帯感が発生する。しかも、物理的距離があるので、その連帯感が妙な感情へと結びつく可能性も低いのである。また、A-2の丁度逆で、3が来たとき「23○1」という状況になるケースが、半々よりやや大きいのもメリットである。そんなメリットだらけなら、もうC一択でいいんじゃね?と思われるかもしれないが、そこはそれ、障害者用手すりがついているとガードが甘くなり、やはりなかなか使いにくいものなのである。
C-2「○2○1」:これもA-1と同じく、理想的な状況と言える。弱点が見当たらない。ただ、自分が最高であるこのポジションは、同時に、「最悪の初手」を残す形でもある。折角Cという自己犠牲的ポジションを選びながら、残すのは最悪の初手…というのは、自己矛盾であり、なんのために犠牲をはらったのか分からない。
C-3「○○21」:「ハッキリ言うけどお前狙ってるだろ」と言いたくなるのがこの状況である。デリカシーなどという言葉では説明できない。A-3ではこのポジションを「いくらかマシ」と書いたが、それは逃げ場があるからという消極的な理由であって、障害者用手すりによるガード値低下は、間近に迫られた時にときとして致命的なダメージに結びつく。頼むからこの形にならないで欲しいと祈る状況である。ただし、この後の展開を考えればおそらく「3○21」であり、自分が去った後、2が去った後に残る形は悪くない。
以上を考察すると、Cは自己犠牲を払いすぎるか払ったのに意味がないという展開に陥りがちで、自己満足の初手だと言える。
以上の考察から、現在のところ私は我が職場ではもっぱら人の多い時にA、人の少ない時にCを採用しているのだが、さらに4手目、5手目への変化を考えると、まだまだ多様な展開が考えられるのであり、これはあくまで現時点の仮説に過ぎず、実践と検証は引き続き行われていることをお断りしておく。