■鏡を見ることができない
鏡を見ることができない。
家の洗面台と風呂の鏡は見れるのだけど、外のお手洗いのトイレとかの鏡を見ることができない。
鏡を見るといい気持ちがしない。
昔、顔がパンパンで、今よりも肌がボコボコで荒れまくっていた時、薬を塗りたぐっていて、顔に虫がへばり付いてしまった。
そのあと、丸ビルの化粧室で見た顔はとてもおぞましいものだった。
トイレに行く時は、下を向いて鏡を見ないで便器へ向かい、手を洗う時も下を向く。
たまに鏡を見てしまう時があるけど、自分一人の顔が写っている時はまだマシで、最悪なのは複数人の人の顔が写っているときだ。
ようは自分の顔と他人の顔を同時に比較できてしまうときである。
いつも自分が奇形だ。
顔がよくない女の人からみたら甘えなのかもしれないけど、自分は恐ろしくて鏡を見ることができない。
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