はてなキーワード: 侮蔑とは
まさに「アリとキリギリス」といったところだろう。
不快だから消えろ、目障りだからいなくなれ。日本の世論は一貫してこういう空気を醸成してきたし、
その中でもネット世論なんてその先端だよね。
何を今さら取り乱しているんだろう。こんな事態当然承知の上だと思っていたよ(笑)
まあこの先悔し紛れに見当違いな敵探しとさらなる逆恨みによる排除の論理を強めていくのも目に見えてるし。
手垢にまみれたニーメラーのなんとかなんて持ち出したくないけどね、余りにも学習能力がないのは救いようがないかな。
ほら、これを読んでるお前、 その顔に張り付いたニヤつきを頑張って死ぬまで維持しとけよ。
「自己責任」
「ヘイトスピーチするな!」って言ってる奴はしばしば憎しみに満ちたすごい汚い言葉遣いをするよね。
それを指摘すると「自分のは政治的に正しいからいいんだ(意訳要約)…」みたいなこといいだす。
いいわけはないし、そもそも憎しみや汚い言葉遣いを甘やかす理由なんかない。
滑稽なのはこの同類が別々のお題目や建前を掲げて罵り合ってたりするけど
看板がどうあれ全員同じ穴の狢だと思う。
何者かと戦ったり罰したりしたいだけなんだよね。仲間とつるんで。
「ヘイトスピーチするな!」って言ってる奴はしばしば憎しみに満ちたすごい汚い言葉遣いをするよね。
それを指摘すると「自分のは政治的に正しいからいいんだ(意訳要約)…」みたいなこといいだす。
いいわけはないし、そもそも憎しみや汚い言葉遣いを甘やかす理由なんかない。
滑稽なのはこの同類が別々のお題目や建前を掲げて罵り合ってたりするけど
看板がどうあれ全員同じ穴の狢だと思う。
何者かと戦ったり罰したりしたいだけなんだよね。仲間とつるんで。
id:niggaの最近編集したはてなキーワードが誹謗中傷に満ちている。
アイドルグループ『AKB48』のメンバー・高橋みなみの母親を指す隠語。侮蔑の意図を込めて用いられることが多い。「ジャガー」+高橋みなみの愛称「たかみな」が語源で、2012年に淫行容疑で同人が逮捕された折、報道に出た写真から確認された同人(の顔)が女子プロレスラーのジャガー横田に似ていたことを由来としている。
アイドルグループ『AKB48』のメンバーにあたる柏木由紀の愛称の一(非公式)。ファッションブランド「シャネル」+柏木由紀の公式愛称「ゆきりん」の合成語。
2013年初頭、同グループの同僚にあたる峯岸みなみとAV女優の明日花キララ、ならびにサッカー選手の扇原貴宏と杉本健勇、これら4名とともに開催したとされる「夜更かし合コン」終了後の「ごきげんルンルン歩き」現場を関東連合系列とされるバルビゾンビルの前で週刊文春のカメラにパパラッチされ、その折に片手に下げていたバッグがシャネル製のものであったことに由来している。
“微ブス”をコンセプトとするAKB48の中でも並み居る面々をおさえた“清純イモブス”の筆頭格、「恋愛禁止条例」断固守護の“安全パイ”の最右翼と見做されてきた“ゆきりん”のその「ご乱行」の様はとりわけ純朴なる支持者筋に致命的ともいえようほどの衝撃を与えた。
幼稚園の頃、遠足先に裸婦像があり、私はその下腹部等を撫で回していた。
後日、同輩の女子に囲まれ「このヘンタイが!」とそのコトを罵られ、
気の強い女一人が「触りたいんでしょ?」と私を蔑みながら公衆の面前で挑発してきた。
ここで言いたいのは、幼稚園児と言えどスケベだということ。
そして、女児なんてのは無垢でもなんでもなく、他人を侮蔑するような心は成人女性と変わらないということ。
いや、人間は成長する段階で慎みを覚えるのであり、それがなかった者は女児と変わらず下品で差別的なままなのではないか。
子供は無垢で純真だ、という言説にイラっときていたので書いた。
余談。母親がキリスト教であることや、通っていた幼稚園がキリスト教であったためか、
私はいつも自分のスケベ心に罪悪感を持ち、神に贖罪していた記憶がある。
そしてスケベ心がない(と思い込んでいた)女に生まれたかったと本気で思っていた。
余談2。母親とプールに行くと、更衣室で私は他の女子の着替えを(あまり見てはいけないと知りつつも)、
ちらちら見ていた記憶もある。
ATOKやMS-IMEでは所謂差別語や不快な印象を与えるような単語は意図的に標準辞書から排除されているから、気違い、聾、唖、片輪みたいなのは変換できない。Googleのは平気ですらすら変換してくれるけどな。
ATOK監修委員会によると「この種の言葉を収録するか否かをめぐって、さまざまな角度から長期にわたり、検討した結果、社会のあるべき人権意識に立脚し、現時点では、原則として収録しない方針を採用」しているんだそうだ。
ま、だからといってJustSystemやMicrosoftに文句を言うつもりもないし、企業として問われるモラルや人権ゴロみたいな連中の相手することを考えたら、妥当な判断かなとも思う。
とはいえ、言葉ってその時代時代でどんどん用法や意味が変わっていくものなのに、そんなに目くじらたてて言葉狩りしたところでいくらも世の中がよくなるとは思えない。ましてやその根拠が「社会のあるべき人権意識」てなぼんやりしたもんでは尚更だ。
かつて聾や盲やちんばや土人みたいな言葉を日常で使っていたとき、僕にとってそれは単純に状態を表す言葉でしかなく、そこに侮蔑や差別の感情はなかった気がする。旧い映画や白黒アニメ見てもそんな言葉があふれているからきっと皆そうだったんだろう。もちろんネガティブなニュアンスは含んでいたけれど、それは昨今の排除主義によって却って増幅されてしまったのではないか。
今の時代のIMEに求められるのは、言葉を隠すのではなく、ちゃんと変換した上で不適切な言葉であることを警告し、なぜ使うべきでないのかを説明してくれるような機能だろう。(たぶんもうある)
もちろん被差別側の感覚として耐え難い表現もあるだろうし、そういった言葉の濫用を助長するようなことがあってはならんが、かな漢字変換はかな漢字変換以上の役割を担う必要はないと思う。世の中に存在する言葉を淡々と変換しとればええんだよ。
NGワードを使うのは書き手のモラルであって、ハサミや包丁同様、それで人が傷ついたとしても責められるのは製造者ではなく道具を使った奴だろ。
てな主張を今更僕みたいな虫けらがせんでも、賢い人達がさんざん議論している話題でしょうから、鬼畜な僕は今日もGoogle日本語変換使って精一杯悪態を吐く所存です。白痴なので。
それ「以上」ってのは具体的に何?
だから、事実認識から先に一歩進んだとき、「恵まれない」他者を侮蔑するか、同情して自戒するか、どちらに行くかだ。
togetterの連中は総じて前者に行っているから問題視している。
わざわざ「お育ち」だの「パパとママ」だのと言い換えたり(こんな言葉遣いしている奴いるか?)
「☆」を付けて悪意を強調しているのはお前だし、
それは戯画的に要約しただけだから。要約と引用は違うというのはわかるね?
私の要約が気に入らないのならあなたの要約を聞きたいな。
それ以外の事を言っている人を無視しているのもお前。
「無視」ではなくて「問題視してない」だけ。なんで問題視しないかというと元増田が問題視してないから。
いずれにしてもtogetterの連中の大多数が「それ以外」でないことを言っているのはあなたも認めるね?
あと「お前」とかいうのやめてほしいんだけど。これ以上言うなら返信しないのであしからず。
お前は「ネトウヨは教育や機会に恵まれないからそういう所に追い込まれる」と言っている。
お前が批判しているそのtogetterの人の多くは「自分は教育や機会に恵まれたからそういう所に追い込まれなかった」と言っている。
これは何が違うの?同じ事を逆の面から言っているだけだろ。
いずれにしても、togetterの人たちが言っているのはそれ「だけ」ではないでしょう。それ「以上」のことを言っている。
その「以上」の部分が問題だ、と私にしても元増田にしても言っているわけ。
んでお前は「教育や機会に恵まれた側」なの?それとも「恵まれなかった側」なの?
恵まれた側だと思ってるよ。
だからこそ恵まれた側の人間がそのことをかさに着て恵まれなかった側の人間を侮蔑することを批判しているわけ。
たとえば学歴とかで考えてみなよ。東大行ける人間の多くは教育や機会に恵まれてるというのはよく知られた話だ。
で、誰かが「なんで世の中で東大卒ばかりがいい目見るんだよ、あんな勉強以外何の取り柄もない奴らが世の中を私物化しやがって!」とか偏見丸出しでクダ巻いてたとしよう(まあ、はてなとかではよく見る光景だね)。
それを見てたとえば東大卒のエリート官僚二人が「低学歴の僻み乙www俺は勝ち組www人生エンジョイするぜwww」と思い上がった反応するか、「自分が東大行けたのは自分の努力だけのおかげではないな、得られたものを社会に還元せねば」と内省するか。
その二人が人間として全く同等に評価されるべきだと思うかね。
元増田読んだ?
元増田は
英語はしゃべれないし、外国人の友達もいなければ、海外に行ったこともないし、興味もさほどない。
頭でっかちのわりに、リテラシーや論理性とは無縁で教養もない。流されやすい。
と書いてるよね。少なくとも私と元増田はそういう「属性」(=教育や機会に恵まれないこと)でネトウヨが侮蔑的に批判されるというのは共通認識としてあるわけ。
そこは話の前提なわけで、そこにああだこうだ言われても仕方がない。
それがそうでないというのならそれなりに根拠を探してきて欲しいな。元増田が張ったtogetterを否定できるようなさ。
お前も同じ事言ってないか?
なんでそういうことになるのかわけわからん。
27歳でいまだ童貞です。童貞です。童貞というのは、生まれて今日まで女性と性交渉をもったことがない男という意味です。書いておかないと誤解されると思うのであらかじめ断っておきますが同性愛者ではありません。よっぽど美少年なら抱きたい/抱かれたいというのは正直あるけど、現実にしたいとは思ってません。女性の小陰唇を直に見たことがありません。生身に女性の裸を見たことがありません。当然触れたこともないわけです。
なんで死にたいか順を追って説明してみたいと思います。結論から言うと、春になったからです。春になると、突然、街行く女性の服装が華やかになる。露(あらわ)になる白い二の腕。女子高生くらいの女性が太ももで僕を誘惑する。ショートパンツからにゅきっと生えたバターのように白い太もも、どこまでも白く透き通るような女性の肌の色。雪のように白いというけど、僕はややピンクがかった白い肌に興奮してしまうのです。実を言うと、昨日、あまりにも肌の露出が多いため、深刻な頭痛に苦しんでいました。緊張性頭痛というやつで、精神性のものです。地下鉄に乗ろうとしたのですが、西遊記の孫悟空を縛る緊箍児(きんこじ)のように頭をギューギュー締め付けるのです。会社にいくつもりだったのですが、吐き気がして、自宅に返って風呂のなかに籠っていました。なぜ風呂に入ったかというと、先生が、リラックスすれば頭痛は消えると教えてくれていたからです。
女性の実体そのものはなんてことはないと思っています。それを男の脳というフィルターを通してみたときに、ひどく魅力的なものに見えるにちがいありません。いま、あなた私に「風俗行けよ」って言おうとしませんでしたか?風俗なんていやです。絶対に行きたくないです。お金に困って嫌々働いている女性は、女はカネで股を開く浅はかな生き物だと勘違いしている男を一日何人も相手しているんです。しかも、恥垢のたまった、悪臭放つデブ男のチンコをしゃぶらされ、精液を飲まされるのです。想像しただけで吐き気がしてきました。僕にはそんなことできません。もし、「1万あげるから、洗ってないチンポしゃぶって精子飲んでくれる?」と言われてできますか?イケメンならまだしも、おっさんや風呂に入ってなさそうな引きこもりのチンポしゃぶれますか?もしできるって人間は風俗に行けばいい。俺にはできない。自分がしたくないことを他人(ひと)にはできない。僕はなるべくこのルールを守って来たつもりだし、これからも守っていきたい。だから風俗には行けない。行ってもいいけど、相手は僕を人間として見てくれない、扱ってくれない。「オマエもそういう奴なんだな」っという目で、侮蔑の眼差しで見られる辛さ。僕は人間でありたい。だれも僕を人として扱ってくれないけど、僕は人間だ。人間でありたい。誰が何を言おうと人間だ。でも童貞には、そう発言する権利はない。
童貞というのは、人間として失敗したということだ。欠陥商品だ。本来ならリコールされるべきなのに、人権団体が俺の人権のために俺を苦しめる。童貞というレッテルは前科三犯よりも重い。シンナー吸ったり、Sやったりする奴よりも重い。だって、薬やってもテレビ復帰できるんだろ?日本中の人間が見る番組に出られるんだろ?父親がやくざであったとしても。でも、童貞は童貞というだけで、人間としての資格なしだ。人間失格という本は読んだことはない。太宰治はすぐ女ができるんだろ?
ああ女性は美しい。その存在が僕に平安をもたらす。水平線の彼方のように、さざ波ひとつもない、真っ平らな水平線を僕を連れて行ってくれる。僕はいまそこに行こうとしている。すべての絶望の淵は驚くほど安寧の地だ。あらゆるものが美しく見える。ベルリオーズの音楽が聴こえる。もうそろそろMBAの電源が切れそうだ。できるなら女性がいかにすばらしいそんざいであるか、僕自身の言葉で書いてみたかった。彼女たちは天使だが、天使という言葉では決して語り得ない。
最後に書いておきたい。世界はうつくしい。僕は幸せだった。日本に生まれてしあわせだった。願わくば、あなたにも、あなたのたいせつなひとにも幸福が訪れますように。みなさまのご幸せを心よりお祈り申し上げます。
ちょっと聞いてくれ。俺はもう何が何だかわからなくなってきたんだ。
でもなんか、こんなことは増田でしか言えなさそうなんで、書いてみた。
前提として、俺はもうすぐ40になる地方公務員だ。働き出して20年近くになる。
曰く、仕事を覚えろ。毎日の仕事をもしこれが完成しなければ辞めるつもりでやれとか。
そう説教した人間は、毎日サビ残をして、予算書にくびったけで電卓を叩きまくっていた。
何を悩んでいるのかさっぱりわからなかった。いつも顔色が悪かった。胃薬を飲んでいた。
俺は紙で何億もの予算を管理するのは、大変で非効率的だと感じていた。
効率化しないのかと聞いたことがある。この場合は、パソコンでも使えと言う意味だが。
誰でもができる方法でないといけないから、変えられないと言う返答だった。
つまり、異動して次の人間が来た時に、その人間がパソコン使えない人間だったらどうするのかと。
知ったことかと思った。世の中には既にExcelもWordもAccessも存在していたのだ。
百年前の人間が紙と鉛筆で仕事していたからって、今の俺らも紙と鉛筆しか使えないなんてことはないだろうに。
結局、仕事そのものが忙しいので、仕事の遣り方を見直す時間がないのだと考えるしかなかった。
とは言え、組織の硬直性と言うものに直面した俺は、それを学習し、今後は何も言わないことにした。
言うだけ無駄だ。言えば言った人間が阿呆扱いされるんだ。やってられるか。
正直に言うと、俺はその仕事を俺がするんでなくてよかったと思った。やっていたら発狂するかもとも。
台帳を開いて、対象者を選び出し、書き写してリスト化し、全員に葉書を送る。無論、全て手書きだ。
ゲロ吐きそうだった。
既にコンピュータで処理している部署もあったが、俺の部署は場末だったので、そんな予算はつかなかった。
調べる限り、昭和47年あたりからずっと同じ遣り方をやっていたようだ。
何のためのこだわりなのか、全くわからなかった。これで一体誰が得するんだ?
本来奉仕する対象である自治体住民にとって、それは何か意味を持つのか?
俺自身も、台帳をAccessに入れようとした。
ただ、当時の俺はやはり未熟で業務知識も充分ではなく、
必要な要件を十分に洗い出せず、テーブル構造のデザインの時点で何度も手戻りしたりして、うまく行かなかったのだ。
こういうのは今だから表現できることだが、当時はどうして失敗したのかもうまく言えなかった。
その挫折もまた、上司たちにとってはサボりに見えたようだ。上司たちはデータベースと言う言葉を知らなかった。
そんな状況だったので、飲み会で俺は散々に哀れまれた。怒られたのではない。哀れまれたのだ。
そいつはお説教と言う形で俺を指導しようとした。ついでに愚痴も盛大に吐いた。
「お前さあ、縁故で入ったとか、そういうことない?」
彼は本気で俺のことが心配だったようだ。情には厚かったのだ。徹底的にスタンスは違って、多分今でも相容れないだろうが。
当時、俺の一族に公務員はいた。確かにいた。だが、その影響力をどうやって調べればいいのかは、未だにわからない。
縁故採用、突き詰めれば汚職であり腐敗なのだが、「あんたは汚職したのか?」と聞いてはいと答える奴はいない。
「仕事、うまくできてないだろ?」
是。それでもやっている。
「そうじゃなくて、言われた通りにまずはやれよ、何も考えず」
考えないと動けない。考えて、何をやると決めて、だから動ける。考えるなとは、動くなと同じことだ。
「……いや、指示通りに動けば」
そうやってきた。あんたも見てきた通りに。
「そうじゃなくて」
埒があかない。仕事ができてないと評価するならそれでもいい。なら、仕事の遣り方を示すべきだ。今すぐ。
「だから」
仕事の遣り方を教えてください。
「だから」
仕事の遣り方を教えてください。
「だから」
仕事の遣り方を教えてください。
しばらく黙った後、彼はこう言った。
「……お前は正しいよ」
だからなんだ、と俺は思った。俺が知りたいのは仕事の遣り方であって、俺の評価ではない。
評価は既に聞いた。同じことを何度も繰り返しても意味がないではないか。
結局、俺を仕事ができていないと評する割に、その基準が本人の中でも明確ではないのだ。
俺は彼を憎悪したと思う。どんだけ衷心から出た言葉や行為であろうとも、ただの老害の繰り言だ。そんなものを大人しく聞かされる身にもなってみろ。
その後も彼は何度か同じセリフを繰り返したが、俺は彼を無視した。
結局、仕事の遣り方は自分で体感するしかないのだ。試行錯誤して、実践の中でつかみとっていくしかない。
やっていく内に、いつかは開眼すると信じるしかない。つまり、今までと同じだ。
二つ目の職場を異動になった時は、俺だけが動いて他の人間は全く動かなかった。
期待されてない。そうか。なら好きにやるか。そう思った。異動自体はありがたかった。
頑張らなかった。最低限のことをやった。
仕事の効率化はした。自分の手の届く範囲で。それを周囲に提供したりはしなかった。求められなかったから。
言えばそれだけ煙たがられる。言わない方がマシだ。
人事からは何も聞かれなかった。上司からも何も聞かれなかった。異動し続けて今日にいたった。
「お前、すぐに異動するってことは、どういう評価を受けているかわかってるよな」
「わかってます。低いんでしょ」
「本来、新人が来るポストにお前が来た。お前の仕事は減らしてある。つまり、周囲に負担がかかっていると言うことだ。お前に大事な仕事は任せられん。だが、与えられた仕事はきっちりこなせ。その上で他人の仕事を奪っていけ」
40近い男が、ここまで言われたよ。これまでの20年は、全くの無駄だったってことだ。40のルーキー。すごいね。
「お前、惰性でここまできたんじゃないのか。仕事をする意味はわかってるのか」
「自治体住民のためでしょう」
「それがわかってるならなんで」
「自分のやってることが本当に自治体住民のためになっているのか、そういう実感を得たことは一度もないですよ。それぞれの職場で理屈はわかりますけどね」
「……」
「何をやったらそういう実感が得られるのか、俺には判らないです」
俺は散々におかしいとかずれてるとか言われた。だからなんなんだ。判らないものは判らないのだ。20年近く試してみたその結果だ。
そしてずれてるからなんなんだ。お前もやはり、評価するだけでこうすればいいとか言えない老害なのか。
肚が決まった。今度はうるさくしてやる。他人の仕事に首をツッコミ続けてやる。来年の異動の理由は「うるさいから」で決まりだ。覚悟しろよ糞野郎ども。