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はてなキーワード: 工学とは

2012-01-24

http://anond.hatelabo.jp/20120124134133

それは「理系」じゃなくて「情報系よりの工学系」。

なんで情報系の奴ってすぐ自分たちの世界が全てであるかのような語り方すんだ。

2011-12-30

大学機械工学科について急に語りたくなったので語る。

なんか、誰の役に立つの分からんけど、私が高校生の頃にこういう説明があったら良かったなぁ……とふと思ったので書いてみた。

さて、大学工学部機械工学科に入学するとしよう。基本的に機械工学科に含まれる研究分野は多い。もちろんそれには理由があるのだが、それでもほぼすべての学生が学ぶ共通の内容があり、機械工学科を卒業した学生企業が期待するのはそれらの基礎知識である。そういう意味機械工学は非常に実学に近いと言っても良い。

四力とは何か

機械工学科の教員は本当に口を酸っぱくして「四力を身につけろ」と何度も何度も授業の度に言ってくる。古いタイプ教員ほどその傾向は強い。いわく、「専門分野の基礎がわかっている人間社会では強い」、「四力が身についていなければ学科長が許しても俺が卒業させない」、云々。で、その四力というのは以下の4つの力学」のことを指す。

機械力学というのはいわゆるニュートン力学でいう「剛体の力学」で、弾性・塑性変形しない対象がどのように運動するかを扱う。振動工学とか解析力学とかはだいたいこの延長線上で学ぶ。高校の力学微分積分を足した感じだと思えばいい。

熱力学マクロで見た気体や液体の持つエネルギーを対象にする。これも微分積分エンタルピーエントロピー概念を除けば高校で学べる物理とそう大差はない。次の流体力学と合わせて熱流体力学というジャンルを構成していることもある。統計力学熱力学の延長線上で学ぶことが多いが、量子力学とともに挫折する学生が非常に多い。

流体力学はその名の通り気体と液体を合わせた流体の運動について学ぶ。航空関係の仕事がやりたいなら必須。多くの近似法を学ぶが現実にはコンピュータシミュレーションが用いられるのであまり細かく勉強しても役に立つ場面は少ないかもしれない。下の材料力学とは連続力学という共通の基礎理論を持つ遠い親戚。

最後材料力学は、弾性をもつ(=フックの法則に従う)固体の変形が対象。建築学科とか土木工学科だと構造力学という名前で開講されているが、内容はだいたい一緒。これも多くの近似が含まれる体系で、実際にはコンピュータを使った有限要素法でシミュレーションする場面が多い。とはいえ基本を大学学部時代に学んでおくことは非常に重要

で、これら4つの科目がどう生きてくるかというと、たとえば20世紀における機械工学結晶であるところのエンジン設計なんかにはこれら全部が関わってくる。機械にかかる荷重や振動を解析し(機械力学)、エネルギー効率の高いサイクルを実現し(熱力学)、吸気と排気がスムーズに行える仕組みを作り(流体力学)、これらの条件に耐えうる材料を選ぶ(材料力学)。もちろん就職したあとにこれらすべてに関わることはないし、実際に使える高度な知識を教員が授けるわけではないが、機械設計に際しては必須の基礎知識ばかり。とはいえ後のように四力から直接発展した研究をしているところはまれで、院試のために勉強したのに後はもう使わなくなった、なんてこともままあるわけだが……。

なお高専からの編入生が入ってくるのは2~3回生なのだが、彼らはすでに四力を身につけていることが多く、運が良ければ通常の学部からは羨望と尊敬まなざしを勝ち得ることができる(しか英語ができないので研究室に入ってから苦労することが多いようだ)。

四力以外は?

高度な数学電磁気学であったり、機械加工や金属材料設計に関する専門的な知識もカリキュラムに含まれることが多い。みんな大好きロボット制御工学範疇で、これは四力とは別に学ぶことになる。ロボットメカトロのもう一つの必須分野である電気電子系の講義ほとんどないので独学で学ぶ羽目になるが、微分方程式が解ければ理解にはさして問題はない。プログラミング数値計算などの授業は開講されていることもあるしされていないこともある。とはい機械工学科を出てガチガチプログラマになることはほとんどないし、教えてくれてもFORTRANか、せいぜいCが限界である。さすがにBasicを教えているところはない。……ないと信じたい。

実習や実験がドカドカと入ってくるのは理系宿命なのだが、特徴的なのはCADの実習。おそらく就職したら即使う(可能性がある)ので、研究室に入る前に一度経験しておくといい。もちろん実際にCADで製図するのは専門や工業高校卒だったりするのだが、そいつらをチェックしてダメ出しするのは大卒なり院卒なりの仕事になる。

研究室が多すぎる

四力を身につけたらいよいよ研究室に配属されることになるのだが、基本的に四力を応用した分野ならなんでも含まれるので本当に各研究室でやっていることがバラバラ。隣の研究室が何をやっているのかは全くわからない(もちろんこれは機械工学科だけではないとは思うが……)。そのため学科イメージを統一することが難しく、どうしてもわかりやすいロボットなんかをアピールすることが多くなってしまう。とはいえそういう「わかりやすい」ことをやっている研究室は少数派で、実際は地味なシミュレーション材料のサンプルをいじくりまわしているところが多数派である最近医療工学系の研究をしているところが増えたらしいが、光計測だったり材料物性だったり航空工学だったり、あるいは全然関係ないシステム工学だとか原子力工学教員が居座っていることもあるようだ。こういう教員を食わすために機械工学第二学科(夜間向けの第二部ではない)が設立されたり、環境とかエネルギーとかが名前につく専攻が設立されたりすることがままある(昔は学科内に新しく講座を作るにはいろいろと制限があったらしい)。そういうところは(上位大学なら)ロンダ先として利用されるのが常で、そうした研究室を選んでしまった学部生はマスターの外部生の多さに面食らうことになる。

はいえいろいろ選べるならまだマシな方で、大学によっては計測か材料しか選べなかったり、工業高校ばりの金属加工実験を延々とやらされたりすることもある(ようだ)。やりたいことがあるならそれをやっている大学に行け、とは機械工学科志望の高校生のためにある言葉かもしれない。

で、ぶっちゃけ就職はいいんでしょ?

そう、就職は非常にいいのだ。「学内推薦が余る」という噂を聞いたことがある人がいるかもしれないが、まぎれもない事実である(とはい最近は上位校の推薦でもガンガン落としまくる企業が増えたようで就職担当も頭を抱えているようだが)。機電系なる言葉が広まったのはネットが登場して以降らしいが、機電系機械工学系と電気電子工学系、というぜんぜん関係ない2つの学科をまとめてこう呼ぶのは、それだけこの国の製造業でこの2学科出身者が必要とされているということだろう。我らが機械工学科の後輩たちのために、これから経済産業省には「モノづくり立国」なるわかったようでよくわからないスローガンを推進していただきたい。

inspierd by http://anond.hatelabo.jp/20110929232831

追記:あえて上位と下位の大学事情をごっちゃにして書いているので、受験生諸君はあまり鵜呑みにせず自分リサーチするようにお勧めする

2011-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20111224231745

横だけど、昔より、物価は明らかに下がっているのだが、昔より貧困に落ちるというのはどういうことなんだろう。

ちなみに、大企業研究職なら理系工学系でも半減勤務も、育休もととのっているとおもうが。

しか、勤務7割で給料5割とかだったはず。

昔より、女性役員も増えているはず。

ただ、そういう女性社会進出と反比例するように、少子高齢化というか、晩婚化はすすんで、なんか、社会が良くなっているのかどうかは、微妙だと思うけどね。

ただまぁ、社会進出したいというのなら、すればいいと思うし、昔よりはよくなっているはず。

2011-12-23

http://anond.hatelabo.jp/20111223225423

そういうことを裏付ける資料はあるの?

むしろ、生まれ持った嗜好というのが大きいと思う

医療系は人と接する要素があるから人と付き合うことが得意な女性が選びがちだけど、

工学系を好む人は少ないから選ばないんじゃないか

生物薬学関係だと話は違うらしいが)

あと、女性場合は同性の目線を気にして選んでいないのではないかという説もある

http://michys.com/blog/2006/11/post_537.html

http://www.netlaputa.ne.jp/~eonw/sign/sign107.html

http://anond.hatelabo.jp/20111223224632

いや、それこそ「アメリカ大学では女性が働きやすいから」だろそれは…



高校の時に理系だったけど、理系女性って大多数が医療系に行くんだよね。

成績が良い子は医学部に、普通の子はそれ以外の医療学部に。Fランしか入れないような劣等生は大学ではなく看護学校に。

それは勿論、医療系は女性差別されにくくて働きやすいというイメージがあるから

何故かネット自称理系は「理系」と言うと工学とか理学しか想定しないけど、

これらは女性就職が困難だから理系クラス女性が選ばないだけ。

2011-11-13

研究に行き詰って吐き気が止まらない

匿名なのをいいことに書きたいことを書きなぐってみることにする.


現在工学修士M2.幸いにも就職は決めることはできた.(苦しみはしたが)

しかしこの時期だというのに,とある問題に行き詰って研究室に行こうとすると吐き気がする.

またいやなことに,研究を進める上で通らなきゃならない問題なのにもかかわらず一向に解決が見えない.


教授には感謝しているし,研究室の同期にも心を許している.少なくともそういう感情は持っているつもりだ.

それなのに,研究室に行こうとすると吐き気がする.

教授の車や人影を見るとぞくっと緊張が走る.


おそらく,無能自分を見られるのが怖いんだと思う.

無能自分を改めて認識されるのがたまらなく怖いんだと思う.


これまで,自分は少しは能力がある人間なのかもしれないなんて,そんな自惚れを持っていたのかもしれない.

でも,ここ半年特に就活経験してから)そんな自惚れは自惚れだったと気付かされた.

自分はいくら努力してもおそらく努力の向きを微妙に間違えていて,

努力すればするほど労力だけがかさみ,正解からずれていく.

書いたコードの行数は多いかもしれないけど,間違いなく成果には繋がってない.


なんで論文投稿なんて受けてしまったんや…


さっき惨めで一人で泣いた.こころがしんどい.

2011-10-25

http://anond.hatelabo.jp/20111025184753

いや、俺がいいたいのはそういうことじゃないよ…

問題定義そのものというより、問題定義として極めてpracticalなレス元増田みたいな基準を出してくるあたりがすげー「工学系」だなあと思っただけ

なんていうか、こういう人もたまにいるんだけど、「図面のひとつも引けないなんて理系じゃねえな」とかい物言いに対する違和感と同じ

http://anond.hatelabo.jp/20111025182736

こういうのって、「理系」じゃなくて「工学系」だよね…。

理とか文じゃないよなぁ。

それこそ哲学とかはしっかりやるしさ。

どんな学問でも、問題定義はちゃんとやるもんだ。


からこれは、「文 vs 理」じゃなくて、もっと別の何かだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20111025182012

どのフェイズで、何を問題にしてるか見えないから、記述した人間理系(笑)とは思えない。

こういうのって、「理系」じゃなくて「工学系」だよね…。

ま、工学系は理系の最大派閥から理学系とかその他の理系のことなんて知ったこっちゃねー俺たちが全てだ的な態度とること多いよね…。

2011-10-18

Steve Yegge の Googleプラットフォームに関するぶっちゃけ話を訳した(前編)

Google エンジニアの Steve Yegge 氏、Google+ への懸念を漏らす
http://japan.internet.com/busnews/20111013/8.html

で記事になってたけど、原文とちょっと要旨が変わっちゃってサービスへの警鐘みたいになってしまってたので、全文訳してみた。くそ長い。お暇な方どうぞ。

2011/10/19 08:14)ありがたい誤訳の指摘をいただいたので3カ所修正。



Stevey の Google プラットフォームぶっちゃけ

僕は6年半ばかり Amazon にいて、それから今はそれと同じくらい Google にいる。この二つの会社について強く感じることは(しかもその印象は日々強まるのだけれど)、 Amazon は全てにおいて間違っていて、 Google は全てにおいて正しいということだ。そう、やりすぎな一般化だけど、驚くほど正確だと思う。いやもうとにかくね。百、いや二百のポイントで二つの会社比較することが出来るだろうけど、僕が正しく覚えていれば、 Google はそのうち三つを除いて優れている。実にある一点に関してはスプレッドシートを書いたんだけど、法務部が外に出すなって言うんだ。リクルーティングは惚れ込んだみたいだけどね。

まり、まあ簡単に言えば、 Amazon の人事採用プロセスってのは基本的に欠陥品なんだ。だって、チームがチーム毎に、自分達のために人を採用するんだぜ。だから、色々平均化の努力はしてるみたいだけど、採用基準はチームによって信じられないくらいバラバラさ。そんでもって作業工程ってのも腐ってる。ソフトウェア信頼性工学なんてお呼びじゃないし、エンジニアに何でもやらせようとするんだ。コーディングする時間もないくらい。もちろんこれもチーム毎にバラバラで、要するに、運次第ってところ。施しやら困った人を助けるのやら、コミュニティに貢献するのやら、そんなのはもってのほか。ばかにしに行くんじゃなけりゃ、近寄るべきじゃないね。それにまた施設も染みだらけの壁に囲まれた箱みたいな家畜場で、装飾やらミーティングエリアなんてものには一銭も使ってない。給料やら福利厚生なんてのも最悪だ。まして最近じゃあ Google やら Facebook っていうライバルがいるのにね。社員特典なんてものも見たこと無かったな。採用通知の番号を照合して、ハイ終わり。コードベース悲惨そのものエンジニアリング基準ってものがないんだから。チームによっては個別にがんばっていたくらいかな。

公平に言えば、彼らは良いバージョン管理ライブラリシステムを持っていた。これは僕らもまねるべきだし、僕らのところには同様のものが無い、良い pubsub システムもあった。でも多くの部分で彼らが使っていたのは、ステートマシン情報RDBMS に突っ込んだり読み出したりするだけのくそみたいなツールの塊だった。僕らならただでも欲しくないようなね。

僕が思うにその pubsub システムライブラリ管理システムが、まさに AmazonGoogle より優れている三つのうちの二つだ。

早期にリリースして、狂ったようにイテレートするってのも彼らのうまいところじゃないかって言うかも知れない。けど逆もまたしかり。彼らは早期にリリースすることを何にもまして優先する。品質保持やらエンジニアリング規則、その他長い目で見たら重要になってきそうなものはみんな後回し。そんなだからたとえ市場競争相手よりアドバンテージがあったとしても、結局ちょっとしたことをやるのにも問題を起こしちゃうよね。

でも、一つ、そんな政治的な、思想的な、技術的なへまを補うだけの、彼らが本当に本当にうまくやってることがある。

Jeff Bezos は悪名高きマイクロマネージャーだ。彼は Amazon の小売りサイトの1ピクセルまで管理する。彼は以前 Larry Tesler を雇った。 Apple主任科学者で、たぶん世界で最も有名で尊敬される HCI エキスパートさ。そんでもって、 Jeff は Larry が言ったことを、 Larry が辞めるまで3年間無視し続けた。 Larry は大規模なユーザビリティ研究もやっただろうし、少しの疑いの余地も無く誰もそのひどいサイトを理解できないってことをデモしたに違いない。けれど、 Jeff は1ピクセルたりとも動かさせはしなかった。トップページにぎっちりつまった内容の1ピクセルたりともね。それらはまるで何百万という彼の貴重な子供達なのさ。けれど Larry はそうじゃなかった。

マイクロマネジメントAmazon が僕らよりうまくやっている三つ目ってわけじゃあない。つまり、まあ、彼らはうまくマイクロマネジメントをやっていたと思うけど、それを強みって言いたいわけじゃ無い。まずは何が起こっているかみんなに理解してもらうための文脈を準備しているだけさ。僕らはこれから、公衆の面前で、 Amazon で働きたけりゃ私に金を払えと言ってのける男について話すわけだからね。誰かが彼に反対したときは、彼は彼の名前入りの小さな黄色ポストイットを手渡して、誰が会社を動かしているかを常に忘れさせまいとする。思うに彼は全くの… Steve Jobs なのさ。ファッションデザインセンス抜きのね。 Bezos はとんでもなく頭が切れる。誤解しないで欲しい。彼の前じゃ、普通コントロールフリークなんてヤクが極まったヒッピーみたいなもんだよ。

それである日 Jeff Bezos が指令を出した。まあ彼がいつもやってることなんだけど。その度にみんなはピコピコハンマーで叩かれるありんこみたいに走り回るんだ。でもそのある一度、2002年かそのくらいのことだったと思うけれど、彼は指令を出した。とんでもなく巨大で、目の玉が飛び出るほど重たいやつを。普段の指令が頼んでも無いボーナスに思えるようなやつを。

彼の巨大な指令はこんな感じだった。

1)この時点より、全てのチームはサービスインターフェースを通じて全てのデータ機能を公開すること。

2)各チームは各々そのインターフェースを通じて通信しなければならない。

3)その他の全てのプロセス間通信は許可されない。ダイレクトリンク、他のチームのデータソースから直接データを読むこと、メモリ共有モデルバックドア、全てを禁じる。ネットワーク越しのサービスインターフェースを経由した通信だけが許可される。

4)使用する技術は問わない。 HTTP 、 Corba 、 Pubsub 、 カスタムプロトコル、何でも良い。 Bezos は気にしない。

5)全てのサービスインターフェースは、例外なく、外部に公開可能なようにゼロから設計されなければならない。すなわち、チームは全世界デベロッパに向けてインターフェースを公開することができるよう、設計し、計画しなければならない。例外は無い。

6)そうしない者は解雇される。

7)ありがとう!良い一日を!

ハハ!。ここにいる君たち150人ちょっとの元 Amazon 社員ならもちろんすぐにおわかりの通り、7番は僕が付け加えたジョーク。 Bezos は間違いなく君たちの一日なんかに興味ないからね。

それでも、6番は、本当だった。だからみんな一生懸命会社に行った。 Bezos は、さらに上級のチーフブルドッグであるところの Rick Dalzell に率いられた数人のチーフブルドッグを雇って、成果と進行を監視させた。 Rick は元レンジャーで、陸軍士官学校出身で、元ボクサーで、元 Wal(ごにょごにょ)Mart で拷問のような削減をやってのけた人物で、デカくて愛想の良い、「堅牢なインターフェース」という言葉を連呼する男だった。 Rick は歩き回り、「堅牢なインターフェース」について語り回り、そして言うまでも無く、みんなはいっぱいの進展をし、 Rick にそれを知らせた。

それからの数年間、 Amazon 内部はサービス指向アーキテクチャに姿を変えていった。その変化を形にしている間に、彼らは非常に多くのことを学んだ。 SOA に関する学問論文は当時もいくつかあったけれど、 Amazon のとんでもない規模からすれば、そんなものインディ・ジョーンズに向かって「通りを渡るときは左右をよく見るんだよ」って言うくらいの意味しかない。 Amazon の開発スタッフはその途上でとにかくたくさんの発見をした。そのほんの一部をちょっぴり挙げると、こんな感じだった。

  • ポケベル通知( pager escalation )はどんどん難しくなった。だってチケットの本当の持ち主がわかるのに、20回は往復しないとならなかった。もし一回のあるチームからの応答に15分かかったとしたら、正しいチームがそれを受け取るまでに何時間もかかってしまう。たくさんの前準備と測定としっかりしたレポーティングをやるようになった。

とまあこれらがほんの一例。他にもたくさんの、おそらく何百の、 Amazon が見つけた個別の発見や教訓があった。外部サービスにはおかしなところがいくつもあったけれど、君たちが考えるほどじゃあない。サービスに対して組織するってことは、外部のデベロッパを信用できないのと同じように、お互いを信用することなんてできないんだということを、チームに教えてくれたんだ。

中編に続く

2011-09-19

田舎が嫌で転職したい話

前にも同じようなことを書いたけど、もう一度書く。どうせ増田だし。


現在24歳。いわゆる駅弁大学工学系を卒業東北在住。工場で勤務。住んでるのは会社の寮。



田舎が大嫌いで。でも就職活動をするときに「同じ県内なら親も安心するだろう」と血迷って同じ県に就職。けれども実家から結構遠い。おかげで同じ県だろうと東京だろうと実家から遠いことには変わらないと気付く。


周りと話が合わない。酒・タバコパチンコのどれもやってないせいで周りと話が合わない。俺が好きなもの漫画ゲームなんだけど、異端者扱い。同じ趣味の人は周りに居ない。


選択肢が少ない。娯楽も、食べ物屋も。500円で食べられる食事と考えるとマック吉野家ぐらいしかないけど、それでも車で片道30分かかる。娯楽はパチンコ以外にはカラオケゲーセンクレーンメダルばかり)ぐらいか。買い物(服・食べ物・本など)はみんなイオン。だからイオンに行くと会社の人と会うことも多い。


物価は安くない。ていうか高い。全国で売ってる雑貨は全国と同じ価格だし、スーパーで売ってるものは都会より若干高い。収入考慮すると都会よりも割高。都会より家賃は安いけど、車の維持費を考えると殆ど変わらない。歩道が無い道路が多く、ちょっと大きいスーパーまで車で片道15分なので車の無い生活は相当厳しい。


個人的に田舎メリットって空間が広いことなんだけれど、会社の寮に住んでるせいでそのメリットすらない。スーパーまで遠いのはメリットでもなんでもない。



というわけで東京方面に転職したい。具体的には山手線に片道1時間以内。


が、現在貯金は100万ちょっと。一応今の会社には1年以上働いてるので失業保険は出るはずだが、3ヶ月しか出ないことを考えると厳しい。3年勤めたら退職金がもらえる、みたいな話をチラッと先輩から聞いたけど、『満3年』なのか『3年目』なのか定かじゃない。


今の貯金額と失業保険だと引越ししてから次の仕事を探すまで耐えられるかどうか分からない。奨学金や車のローン(親に立て替えてもらったから少しは待てるけど)を合計すると月に4万弱返済しなきゃいけないし。収入が減るのは別にいい。今のところから引っ越したいんだ。


同じ仕事には就きたくない。でもスキルは全く無い。今の貯金ですぐに転職できるのか、もしくは引っ越しから次の仕事が見つかるまで耐えられるのか。そういうことが不安会社を辞められない。


あと。今の会社で先輩から仕事を教わってる半人前なのだけれど。「5年以上辞めないよね? ていうかずっとこの会社に居るよね?」みたいな感じで教わってるから辞めるのに抵抗がある。俺が抜けたらせっかく教えてくれる先輩に迷惑がかかる……けど辞めたい……。



このまま貯金が溜まるまで働き続けるというのも考えたが、来年で25になる。30歳はもうすぐそこ。早く決めないと転職すら出来なくなる。どうすればいいのか迷っている。

2011-09-17

http://anond.hatelabo.jp/20110917192512

と考えると紛うことなき文明国といえるのは近代欧米諸国だ。


白人が生み出した科学技術社会制度、思想、価値観人類すべてにとって普遍的に価値を持つものだった。

価値があると誰もが認めるはずだ」と信じてもらえるに足りるものを生み出すものであった。


数学物理学化学生物学医学工学・・・

人権、自由、平等・・・

法律政治行政司法・・・

国民国家民主主義・・・



英語世界共通語になったのは単に時代の偶然ではなく

白人文明が最も人類にとって普遍的に価値ある概念提供たからであり、

今回はたまたまその中で最も貢献度合いが高かった国が英米だったかである

ヨーロッパ言語の中のどれになるかは偶然の要素が強いが、

ヨーロッパ言語であることは必然であった。

実際問題非英語ネイティブといっても、欧州言語母語話者にとっては英語方言のようなものなのだから

ほぼ英語ネイティブに近い。

日本国内で次は大阪首都になるから関西弁共通語になる程度の感覚だろう。



また古代日本中国から文字や箸や仏教儒教や暦が伝来するまでは文明のない未開のクニだった。

現在日本語がカナ含めすべて中国由来の文字によって書かれているのは中国によって文明化されたことの結果である



今の英語世界共通語化はこれまで存在したいかなる人種差別民族差別をも上回る人類最大の差別だと思っているが、

これは英米人が人類に「金を稼がせる手段」となる文明を与えたことへの対価なのだろうと考えると仕方がないと悟るようになった。

2011-09-02

http://anond.hatelabo.jp/20110901190731

人間工学的なインターフェースも魅力的でもあり

OSの安定感も魅力。

周辺機器ドライバはちゃんとアップルテストしていると聞く。

2011-08-21

ほろ酔い生物界の統一感と多様性みたいなのと,工学における制御・測定・サーボ技術と種々の対象は煮ているなあと思った.

2011-08-20

サブ・カルチャーが力(power)をもつこと、教養のはなし

浅田彰Wikipediaページを読んでいた。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%85%E7%94%B0%E5%BD%B0

長いけど引用

人文知の現在については、『表象』no.01(2007)における松浦寿輝との対談において、「プラグマティック工学知とそれによる利潤追求がすべてだ」(テクノキャピタリズム)という発想の全面化により、「人文知の成立する余地が失われた」。「いまや国家もハイ・カルチャーに興味をなくしつつあるし、オタクあがりのIT成金もハイ・カルチャーに興味をもっていない」。残っているのは、「日本における動物スノッブあるいはスノビッシュな動物としてのオタク、その幼児的倒錯」しかないように見え、実際、「幼児的退行を売り物にするカルチャーが、日本的なオタクの特殊な表現であるということで、世界的に売れてしま」う。「2000年前後に、ドラスティックな変化があった。それまでは近代文学というものが辛うじて生きていた。しかしいまやそういう意味での文学とは違うところ、いわゆるライトノベルケータイ小説アニメゲームのほうが、主流になってしまった。文学もそういうふきさらしの荒野に出てしまったと言う感じははっきりする」

しかし「素直に言って、僕はそういうものは最悪だ」と思うし、「市場論理がすべてだとは絶対に思わない」。とはいえ、それらへの「反動として、ヨーロッパ的(あるいは東洋的)な古きよき教養に戻るというのも望ましくもなければ可能でもない。亡命知識人の体現するヨーロッパアメリカ臨界に、20世紀の人文知の最大の可能性があった。それを21世紀にどうやって取り戻せるのかというのが、ひとつモチーフになる」と述べている。

この鋭さはやはりすごい。

これについこの前の内田樹の話がかぶってくる。

http://blog.tatsuru.com/2011/08/01_1108.php

こちらは引用しないけど、ネット上の言論が暴力的になってきているという彼の印象と、それについての言説。

で、

サブ・カルチャー社会において力を持つということは社会教養レヴェルが(全体的に)落ちたということではないのか?

教養の不足、というのは、他者との距離感を錯誤する。わたし、と、あなた、の違いが曖昧しか感じられなくなってくる。

総理大臣に『バカッ!』ということが、冗談でなくて本気で彼に伝わる、そんな感覚さえもつようになるのでは?

そして政治家もまたひとしく教養を欠き、彼らの十八番であった言葉遊びができなくなって、記者会見で泣き出す?

政治家でない私が政治家と違うのは、互いの囲まれた環境(circumstance)が違うのだから当然で、彼の言葉を理解できないから『理解しようとする』。

今そういうことを皆できなくなってきてるのではないか

『おマエ氏ね』と書き込むひとは、案外以前より一層、本気で書くようになってきたのではないか

二人のコトを読んでそんなことをぐるぐる、もやもや、考えた。

2011-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20110819204633

材料工学科出身として言わせてもらうけど、高校までの物理化学の方がただの知識。

材料工学科出身ならほとんど同意すると思うけど、高校までの物理化学は「かがく」だから

分野にもよるが、学士修士までで学んだことが将来も役立つ。直接は使わなくても考え方としてね。

2011-08-16

http://anond.hatelabo.jp/20110816143424

やっぱ工学系か。なんか工学系ってその手のローカルルール多いよな。

1次元実数空間の部分集合を[a,b]∈Rとか書くとき普通a<bで、{x|a<x<b, x,a,b∈R}という意味になるわけだが、

その辺についてはどう思うんだろうか?

http://anond.hatelabo.jp/20110816142008

トラックバックもらった増田ですけども、おれは工学系。

学部生のころは「ちっ、うるせーなー」と思っていたが、いつの間にか不等号は">"以外受け付けない体になっていた。

まあ、おっさんになって頭が固くなったのかもしれないが、いちいち「右辺が大、いや左辺が大か」などと迷わなくていいので不等号統一はぜひやるべき。

(追記)

文系の方が無関心な印象がある。熱力学教科書見てみ?式の変形以外みんな">"だから

http://anond.hatelabo.jp/20110816141759

横だけど、俺ガチ理系だけどそんなの気にしたことない。

どの辺の分野?工学系かな?

2011-08-12

http://anond.hatelabo.jp/20110812084328

くだらないことにツッコミ

単に大学卒、というだけじゃなくて、「○○学部」とかの指定。日本では理学系は有効でしょう。ソフトウェア開発なのに物理学部が来ても困るから

学士工学)、学士情報学)の学位をもつ方」と指定したら?

でも土木工学科卒とか生命工学科卒とかに来られても困るなぁ。

2011-08-07

黒瀬陽平アート主体としての存在価値は今や無くなろうとしている

アート主体(そして、およそ全ての創作者)の個性は、感性、発想、技術の三要素に分解される。感性とは「何を創造するか」、すなわち創作テーマを決定する意志である。発想とは「創造すると決定した『何か』をどのように想像するか」を決定する思考である技術とは「どのように創造するか」を遂行する能力である。優れたアート(そして、およそ全ての創作物)は、上述した三要素のいずれかひとつ以上が優れているアート主体によって生み出されると言っていいだろう。

例えば、ここで紹介されているアートを、先ほど挙げたのとは逆順になるが、技術、発想、感性の面から見て行こう。技術については、作品の精巧彫刻を見れば疑う余地は無いだろう。作者はこれをナイフとピンセットと外科器具によって製作しているというから驚きだ。発想も面白い。石を使う代わりに本を使って彫刻を行ったことだけでなく、例えば医学から人体解剖図を彫り出すなど、本の内容を作品に生かす点が粋だ。

そして、最後感性である。これは眼前にある作品から推測するしかない。だが、私は、作者の感性は「引き算と足し算のアート」にあると推測してよいと考える。本来、彫刻というものは引き算のアートである。そこに何らかの足し算(この例であれば、彫刻する対象自身の特性や、イラスト的なワンポイント)を加えることにより新たな価値を生み出そうという意志が、作者のアートには潜んでいる。重要なのは、その意志の良し悪しではなく、その意志がブレずに確固として存在することである。作者の一連の作品を見れば、その一貫性から、意志の確固たる存在は明らかであろう。

では、黒瀬陽平の、いわゆる「KASANE」アート技術、発想、感性を見てみよう。まず、技術陳腐であると言わざるを得ない。なぜなら、他者が容易に解析・理解・模倣することができるからである。既に黒瀬技術と同等のウェブサービスが公開されていることからも、技術の模倣可能性は疑いようがない(せめて「KASANE」るだけでなく、元画像を切り刻んだり回転させるなどの技術があれば、模倣不可能になったかもしれないのだが)。次いで発想だが、これも独自性は皆無である画像を「KASANE」ること、すなわち差の絶対値などのモードによって画像群を統合することは、Photoshopなどの画像編集ソフトウェアに機能としてあらかじめ用意されているからである

さて、最後感性だ。これはやはり推測するしかない。ここで我々が立ち返るべきは「カオス*ラウンジ宣言」であろう。この宣言には「アーキテクチャによる工学的な介入」という言葉がある。これは「ウェブサービスの作りが人間の思考を規定する」と解釈するべきだろう。ここで言う「ウェブサービスの作り」とは、例えばGoogleであれば「PageRankに代表される種々のアルゴリズムによるウェブページランキング」、またpixivであれば「デイリーランキングなどの公開ランキングである。そして宣言にある「アーキテクチャによる工学的介入の結果」というのは、Googleであれば「検索エンジン最適化によって検索結果の上位に順位付けられたウェブページ群」、pixivであれば「ランキング上位を狙った流行ジャンルイラスト群」と読み替えるべきだろう。こう読み替えれば、宣言の「人間内面は、アーキテクチャによる工学的な介入によって蒸発する」という言葉は「人間は自身が作りたいものではなく、ウェブサービスが規定する『上位』に位置付けられる可能性が高いものを作るようになる」と解釈できる。これはスパムブログや「ジャンルゴロ」の存在鑑みるに、決して的外れ解釈ではないだろう。

また、カオスラウンジ宣言には。「彼ら(註:カオスラウンジから生まれたアーティスト)は、アーキテクチャによる工学的介入の結果に対し、さらに人為的に介入を試みるのである。彼らは、アーキテクチャによって、自動的に吐き出される演算結果を収集する。そして、自らがひとつアーキテクチャとなって、新たな演算を開始するのだ。」ともある。「工学的」と「人為的」という言葉の差は介入主体がプログラムであるか人であるかの違いを表していると読むのが自然だろう。また、文章構成から二・三文目は一文目の詳説となっているため、「演算」は単に「介入」の言い換えだろう。

ここから必然的に推測されるカオスラウンジの、そしてその代表者たる黒瀬感性は「自らのアート活動(=人為的な介入)によって、各種ウェブサービスの「上位」コンテンツ(=工学的介入の結果)を規定する」ことだと言える。誤解を恐れずに平たく言えば「ウェブサービスルールを変更する」ということである。これは、例えばGoogleに対してはランキングアルゴリズムの自発的な変更を促すこと、また、pixivに対しては流行ジャンルを変化させること、あるいは創出することを意味している。これだけ見れば、実に壮大な感性である

では、その感性は、その意志は、黒瀬の「KASANEアート作品に宿っているか。私はおそらくNOだと考える。なぜなら、彼の作品によってGoogleランキングアルゴリズムあるいはpixivにおける流行ジャンルが変わったという話を耳にしないからだ。彼の感性が作品に確固として宿っていれば、種々のウェブサービスが彼の意志を汲み取り、動いてしかるべきだろう。ただ、この点においては私の観測範囲が狭いことも考えられる。また、彼のアート理論的に解析しきれていないことも、私は否定しない。もし、この文章を読んでいるあなたが彼を擁護したいのであれば、ぜひそのようなウェブサービスの動向、あるいは彼のアートに対する理論的な解説を示して欲しい。

もし、黒瀬自身あるいは他の誰かが黒瀬感性を示すことができなければ、彼はアート主体としての存在価値を問われる。あるアート主体がアート主体として存在する価値は、その主体の個性=再現不可能性によると言っても過言ではない。あるアート主体にしか生み出せない作品があるからこそ、そのアート主体は他のアート主体と明確に区別されて存在することができるのだ。既に黒瀬技術の模倣不可能性と発想の独自性は否定されている。その上で感性の不在まで示されてしまった場合、もはや彼のアート主体としての存在価値は皆無である。すぐに、彼と同じ技術と発想を持ち、しかし彼とは異なる感性を持ったアート主体たちが、彼に取って代わるだろう。もし「黒瀬最初からKASANE』の流布を意図していた」というような言葉で彼を「擁護」する者がいるのであれば、彼のためにもやめておいたほうがいい。「KASANE」に関する彼自身の発想と技術が否定された今、その言葉は彼のアート主体としての再現可能性をわざわざ示す言葉に他ならないのだから

2011-07-28

http://anond.hatelabo.jp/20110728113319

何が不満なのか、ちょっと良く分からなかった。仕事なら期待されるラインまではきっちり仕上げるってのは、学歴に関わらず当然のことだよね。もちろん、それが出来る人間をそういう職責のあるポジションに置いておく、ということは組織作りをする人の責任だけど。

想像するに、自分スキルと、配置されたポジションの職責が合ってない、そのことを理解してもらえない、って不満が大きそうだと感じたんだけど。上司が何やってるかわからないとか、大卒は固くないのがいいとか、それは二次的なことなんじゃない? 派生した問題の方に気を取られてぐるぐるしてるような印象を受けた。

もうひとつ気になったのはここ。単に言葉が足らないだけかもしれないけど。

ソフトウェア工学の最新の知見に精通したいという思いはある。

その知識で周りがもっとうまく回るようになれば・・・って感じ。

これは逆立ちしてるんじゃないかな。現場にいるなら、知識は道具だろ。まず現場をうまく回すのに何が必要なのかを見極めて、もし必要なものソフトウェア工学の最新の知見なら、それを使えばいい。そうでない可能性も、たくさんある。

ソフトウェア工学の知見の応用が足りてないんだ、使えばもっとうまく回るはずだ、とあなたは思っているかもしれないが、そう言えるのはあなたが既にソフトウェア工学の知見を使ってきちんとした成果を出した経験がある場合だけだ。実績が無いのなら、残念ながら、具体的な成果をまず積み上げて、「こいつが言うなら良いものなんだろう」という信頼を得てゆくしかない。もしかすると前職でそういう経験があるのかもしれないけど、技術ってのは誰が何のために使うかも重要から。チームが違えば最適な工学手法も違ってくるんで、「今のチームに、これが必要」と説得出来なりゃ意味がない。


これが意味を持つかどうかわからんけど、自分博士卒で、開発系の会社やってる。部下がこういうことを言ってきたら、とりあえず問題を切り分けるようにアドバイスするかな、と思ったんで書いてみた。

あー、あと、会社を回すには実にいろいろと面倒でどうでもいいような雑事があって、でもそれを誰かがやらないと回らなくなるんだな。あなたから見てどうでもいいような仕事をしている人がいるかもしれないけれど、その人がいなかったら、あなたがどうでもいい面倒な雑事をしなくちゃならなくなる。まあわかってるかもしれないけど、一応頭に置いといて。

2011-07-24

http://anond.hatelabo.jp/20110723020141

最近Googleリアルタイム検索やめちゃったから、さがすの難しくなりましたね。

ところで、その科学史家さんは、

自分原発について語ることのバイアス」についても言及していますし、

無自覚というわけではありません。

 

うそう、で、おはなしはリスク受容なんですけど、

産総研の方がこのようなことをおっしゃっていました。

https://twitter.com/ooousta/status/73902902917337088

「安全」とは、リスクゼロのことではなくて、「受け入れられないリスクがないこと」。そのレベル(=何をもって安全とみなすか)については社会合意で決め、一種の約束事にする。放射線リスクでは、このプロセスを経ていないので安全を定義できない。現状の混乱の原因はここにある。

たとえば、自動車農薬等の化学物質の安全性に関しては、

歴史もあり、免許規制があり、リスク存在体感的でありました。

日常的に交通事故や、食中毒、薬の作用副作用などというという形で経験する)

まり、我々に身近な安全性のトピックスでした。

原子力に関しては、確かに規制運用ルールはありますが、

核兵器という悲劇もあり、神話化され、

「身近ではないが、恐れるべきもの」という社会的な評価が形成されました。

合理が得られていないという問題ばかりか、

ヒューリスティックという認知バイアス存在し、

これが事態をさらにややこしくしているように思います

 

このような混乱がもたらす問題を

端的にあらわすのが、おっしゃるような、

リスクを受容しないことによるリスクですね。

 

ちょっと、本題からそれてしまいましたが、

特に理学工学関係者は、ポジションを持っていたとしても、

科学精神を失わないように、常に自分を律していなければならない。

そのようにして、社会一般からの「信」を、保ち続けなければならない。

というような当たり前の話でございました。

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