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2024-03-22

ロシアカムチャッカ半島からアメリカハワイに至る海底の山脈にはその多くに日本天皇名前戦後アメリカ海洋学者によって付けられています

中学入試にも出るんじゃね?

2024-01-14

はいふりスクール水着を15万で落札した

7〜8年前にコスパから発売されたアニメハイスクール・フリート」の劇中衣装

横須賀女子海洋学指定スクール水着が、死ぬほど好きだった。(もちろんアニメも好きな作品だ)

価格は13,000円(税別)。

気がついたときには、スクール水着の受注期間も終わっていて途方にくれた。

それから何年もオクで探し続けては見つけるたびに、

「また落札価格が上がってる・・・」と絶望してきた。

思えば、5年くらいまえに即落札価格3万で出品されていたものを落としておけばとずっと後悔していた。

近年では、中古でも落札価格が7〜10前後することもあり、

手が出せないなあと思っていたが、

年明けに新品で落札価格15万スタートで出品されていた。

「新品! これを逃したらもう後がないか・・・」と思うと、

わず入札、落札してしまった。

届いた横須賀女子海洋学指定水着は、

夢にまで見たものだった。

早速嫁に着てもらって髪もツインテールにしてもらい、(ミケちゃん推しである

お口でしてもらった。最高だった。15万の価値はある。

ありがとうハイスクール・フリート

次は、制服が欲しくなってきた。

2023-08-23

日本研究は広く浅くやるべきなのか

判断材料をChat GPT先生に教えてもらいました。

関連ブクマhttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/mainichi.jp/articles/20230822/k00/00m/040/214000c

アメリカ日本で盛んな分野のトップ5は?

アメリカ日本大学における理系研究で、盛んな分野のトップ5をそれぞれ箇条書きにしてお答えします。

アメリカ大学で盛んな理系研究分野は以下の通りです。


日本大学で盛んな理系研究分野は以下の通りです。




アメリカ日本理系大学研究成果が経済に結びつきやすいのはどちら? その理由は?

一般的に言えば、アメリカの方が日本よりも大学研究経済に与える貢献度は高いと考えられます。その理由として、以下の点が挙げられます

アメリカでは、大学研究成果を産業界に移転する仕組みが整っており、特にベンチャー企業の創出や成長につながっています。例えば、スタンフォード大学マサチューセッツ工科大学MIT)などは、シリコンバレーボストンエリアといったイノベーションの中心地に位置し、多くのハイテク企業スタートアップ企業連携しています。また、大学発ベンチャーの成功事例としては、グーグルフェイスブックなどが有名です。

日本では、大学研究成果を産業界に移転する仕組みが十分ではなく、特にベンチャー企業の創出や成長につながっていません。例えば、日本大学発ベンチャーは、アメリカ欧州と比べて少なく、また規模も小さいです。その原因としては、日本大学知的財産管理ライセンス交渉能力が低いことや、日本産業界が新技術や新製品に対する需要が低いことなどが挙げられます

以上のことからアメリカでは大学研究経済に与える貢献度は高く、日本では低いと言えるでしょう。もちろん、これはあくま一般的な傾向であり、日本でも優れた大学発ベンチャーは存在しますし、アメリカでも大学研究経済に貢献しない場合もありますしかし、日本アメリカから学ぶべき点が多いと思います


日本アメリカにおいて、お金になりやす研究分野をそれぞれ挙げてください。

アメリカ日本において、お金を生みやす研究の分野は、それぞれ異なる傾向があります

一般的に、アメリカでは、医学生命科学コンピュータ情報科学工学などの分野研究開発費の多くを占めており、高い経済効果や社会的影響力を持っています1。

日本では、自動車ロボットなどの製造業に関連する分野研究開発費の大部分を占めており、国際競争力を高めていますしかし、日本研究開発費は、GDP比で3.3%と先進国の中で低い水準にとどまっており、基礎研究や新領域研究に対する投資が不足しているという課題があります。そのため、日本では、エネルギー環境生命科学医療人工知能ビッグデータなどの分野において、イノベーションを生み出すための研究開発費の拡充が必要とされています

2022-09-11

anond:20220911225755

長崎市新中川町[4]で、海洋学者の父・石黒鎮雄(英:Shizuo Ishiguro)(1920年 - 2007年)[5]と母・静子の間に生まれる[6]。祖父石黒昌明は滋賀県大津市出身実業家で、東亜同文書院(第5期生[7]、1908年卒)で学び、卒業後は伊藤忠商事天津支社に籍を置き、後に上海設立された豊田紡織廠の取締役になる[8][9]。父の石黒鎮雄は1920年4月20日上海で生まれ明治専門学校電気工学を学び[10]、1958年エレクトロニクスを用いた波の変動の解析に関する論文[11]で東京大学より理学博士号を授与された海洋学者であり、高円寺気象研究所勤務の後、1948年長崎海洋気象台に転勤となり、1960年まで長崎に住んでいた。長崎海洋気象台では副振動研究などに携わったほか、海洋気象台の歌を作曲するなど音楽の才能にも恵まれていた[12]。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カズオ・イシグロ

Wikipedia出自を見てみたらこんなん出たわ。こんなのただの貴族じゃんね。マジで完全に「パンが無ければ〜」でしかない。お貴族様は優雅でよろしいことですね以外に言うことがない。

2020-08-05

やはりレジ有料化は不便、不潔、不景気を招く3不だよねぇ…

レジ袋の有料化汚染克服」の一歩となるか 海洋学者が出した答えとは

https://news.yahoo.co.jp/articles/3da24d73a9d6fdd4de6f8ff9ab3d9e8ca45f5697

こんなある種の自己弁護みたいな事を海洋学者だのが言い出した時点でやはり世間批判が多いのは事実なのだろうね。

この人達から見ればレジ袋の消費が減った!成功だ!とか思っているのだろうけど、世間から見れば単にお金を払いたくないから、レジ袋を貰わないだけであり、より不便さを感じるようになっただけだからね。

そもそも今までも一般人レジ自体無駄にせず、ゴミ袋として利用していた人がニュースを見ていても多かったみたいだし、この例から一般人の方がモノを無駄にしていない人も多く、それこそ海にポイ捨てする人なんてそれこそ極一部の例でしかいからね。

その極一部の事象規制したいが為に多方面に多大な迷惑をかけているのだから呆れるしかない。

それに上記の言い分では以前はレジ袋以外にもペットボトル発泡スチロール片、食品容器の空き箱等が見つかっていたけど、有料化以降たった150m見ただけでレジ袋はなかった!効果があった!とかある種の詭弁とも屁理屈とも言えるような事を言い出しているのを見ても何だかなと思うよね。

そもそも海洋汚染についても環境学に関しては長期的スパンで見ないと効果があるかどうかどうこう言えないのにたった1か月でこんな事言い出している時点で環境云々言うのはどうかと思う。

普通に100年、1000年、10000年スパン物事を見る様な事象からね。

それにこのレジ有料化に関しては環境関係の人から規制自体意味の無さから逆に嫌味を言われていた位だから

最も政府とかが温暖化云々ではなく、海洋汚染に切り替えたのはその辺からもあるだろうね(笑)


また以前から指摘されていた様に案の定海外でも起こっていた万引きの増加を招いたみたいだし、そして衛生上の問題からマイバッグがどうこうとか矛盾した事も相も変わらず言い出しているのも笑える点。

店員の方もクレーマー対処で大変とかやはり以前から懸念された問題も起きたみたいだしね。

そりゃただでさえ嫌われる様な政策をこのコロナの時期にやれば当たり前だけど批判が出るのは当たり前だよ。

それに実際ドサクサ紛れに有料化した紙袋に対しても批判的な人も割といるのは事実だし、どう見ても企業からしたら経費削減の言い訳に使っているのも事実からね。

恐らく今後、海外でも実際起こった売り上げ減少等の事態も起こりだすだろうし、ただでさえコロナ禍でダメージが大きい経済に対して負の影響を与えるでしょう。

実際今ですら揚げ物とかの売り上げとかは落ち込みだしたみたいだからねぇ…。

何にしろ世間人間からすれば、寄りにもよってこのコロナ禍にしでかした事もあり、環境対策=不潔で不便な代物と言う認識を植え付けたのは事実だろうね。

今までのLED強制しろ自動車バイク環境制限しろ消費者弊害押し付ける様な傾向はあった訳だけど、今回に関してはそれが顕著なまでに出てしまったわけ。

本来ならば環境対策と言うのはどうエネルギー効率を上げて、尚且つできうる限り利便性を失わない様にするかと言う事も考慮しないといけないのだけど、この人達はと言えば、ただ単にゴミ減らし=消費活動の減少のみの視点しか環境対策と言う物を見ていないからね。

そりゃ消費活動が減少すれば、経済活動の低下を招くのも当たり前だし、結果、日本の国力をも低下させているのだから笑えるよね。

本当の意味でこれは本末転倒だとしか言えないよ(笑)

しかgotoと言い、このレジ有料化と言い、今の政府官庁のしている政策が悉くそ失策自身に跳ね返り、自身世間での評価を下げ、自身の首を絞めているのも笑えるね。

最もこのコロナ禍にどう考えても弊害しかない政策を強行したからこそ世間から批判が大きい訳だけど。

それに今は少なくとも平時ではないのに政府与党こそ危機感が全くないのはこのコロナ禍を見ていても判る事だしねぇ…。

最も臨時国会の早期開催を求めた野党野党5月当時、自民と一緒にコロナ対策関係ない法案を優先し、元法相話題ばかりしていたりと危機感の欠片もなかったのは事実だけど。

今のコロナの再拡散についてはある意味では人災からね。

相も変わらず夜の街や飲食叩きばかりしているのも呆れるし、また短絡的に罰則とか言い出しているのもアレだしね。

そもそもこの辺の問題が起こるのも当時、政府や国政がコロナ対策を集中して行っていないからだよ。

2020-07-28

教師

反面教師:悪い意味での手本となる人や物事を指す

半面教師:夜は掃除(殺し)屋みたいな人

全面教師私生活教師

前面教師:後ろから見ると教師っぽくない

側面教師:意外にも教師だった

背面教師背中で語るやつ

外面教師:外面はい

内面教師自分に厳しい

平面教師マンガかに出てくる仮想教師

体面教師世間体は良い

対面教師:一対一だと物知りマウントしてくるやつ

地面教師地学

海面教師海洋学

界面教師世界史に強み

断面教師理科室に飾ってありそう

満面教師笑顔とか強要してきそう

2019-11-24

彼氏オススメ映画が酷かった

anond:20191124091739

 

ジュラシックジョーズ

1979 フィリピンアメリカ共同制作

1975公開されたジョーズに感銘を受けて作成されたことは明白だが

名前が似てるジュラシック・パーク1990年公開なんでおそらく偶然の一致

 

以下ネタバレ注意

 

【あらすじ】

平和ハワイのビーチに突如サメが現れ観光客を襲う

強欲なホテルオーナー懸賞金を掛けサメ退治を試みるが・・・

 

ネタバレ感想

85分のうち見どころがあるのが最後20分のみ

はじめから3/4は怖くもないサメが襲う映像エロくもないお姉ちゃんおっぱいと尻の映像が続くという

かなりの忍耐を要する映画

懸賞金を掛けアクの強いサメハンターたちが出てくるようになると笑いの質が上がってくる

 

特に見どころは上半身裸でアクの強い関西弁をしゃべり日本刀を振り回すおっさん(通称スズキ=サン)

初登場で見せ場を作り意気揚々カヌーに乗り込むが、アウトリガーが石に引っかかり少しも進めない

 

主人公は登場シーンから胡散臭い詐欺師だが、クライマックス付近

「海に落とさないでくれ」と遺言を残し死んだ海洋学者を

しれっとサメの餌にしておびき寄せるなどモラルの壊れっぷりも見どころ

 

ラストはなんかよくわからない爆発とともに主人公勝利雄叫びをあげ

ヒロインは喜ぶ

悪徳オーナーも喜ぶ

スズキ=サンも「ヤッタルデ」などと叫びながら喜ぶ

そして大団円

 

わけのわからない映画を見させられて文句を言おうとしたら

サメ映画サメが出てくるだけこの業界ではまだ上等な方」と言われ、業界の闇の深さに震える

名前の似ているジュラシックシャークは全く別物で完全な虚無らしく

見るならまずはシャークレイクなどで体を慣らしてからしろ忠告を受けた

2019-06-08

力学的に暴れる

解析力学的に暴れる

量子力学的に暴れる

熱力学的に暴れる

統計学的に暴れる

流体力学的に暴れる

電磁気学的に暴れる

光学的に暴れる

特殊相対論的に暴れる

一般相対論的に暴れる

天文学的に暴れる

天体物理学的に暴れる

宇宙物理学的に暴れる

宇宙論的に暴れる

音響学的に暴れる

数学的に暴れる

数値解析的に暴れる

計算機科学的に暴れる

化学的に暴れる

物理化学的に暴れる

量子化学的に暴れる

分析化学的に暴れる

生物学的に暴れる

工学的に暴れる

応用物理学的に暴れる

地球科学的に暴れる

地震学的に暴れる

海洋学的に暴れる

気象学的に暴れる

医学的に暴れる

医療物理学的に暴れる

放射線物理学的に暴れる

保健物理学的に暴れる

哲学的に暴れる

自然哲学的に暴れる

心理学的に暴れる

教育学的に暴れる

経済学的に暴れる

量子的に暴れる

量子暗号的に暴れる

2018-12-22

anond:20181222174811

エリザベス女王その他「せやな

 

現在の君主の一覧 - Wikipedia

 

立憲君主制度の形骸でもしっかり保存しておいとくとなにかと内政外政やりやすいねん。

過激派ウヨとか炙り出せるし。

 

あとやっぱり文化面やね。

代々歴史学者さんなんだと思うとわかりやすいね

私有博物館の動態保存やってらっしゃるんやで。

 

ジョジョスタンド学履修ついでに海洋学者になったやつおったもんな。

皇室そっくりだと思う。

2017-10-06

カズオ・イシグロさんのお父さんも何気に凄くないか

海洋学者だったそうだけど、長崎気象台に勤めてた人がイギリスから招聘されてって展開がまるで小説漫画主人公みたい

どんな研究されてたんだろう

2017-09-17

TVアニメハイスクール・フリート」を見よう!【第十二回】

どぶ板通りドリンクスタンプラリースタートしています

みなさんもどぶ板通りはいふりを楽しもう!

ハイスクール・フリートRUNも9/22が申し込み締め切りですので、お忘れなきよう!

魅力その12 史実と違った艦艇たちの道のり!

晴風クラスが乗る船である「晴風」は史実では登場しません。

晴風は大和型排水量偽造のために架空計上されていた陽炎型がそのまま建造された設定だからです。

しかし、史実と違っているのは晴風だけではないのです!


まず、史実だと空母改装された信濃はそのまま大和型戦艦の3番艦として進水しました。

いまでは舞鶴女子海洋学校の直教艦になっています

航空機の無いこの世界では空母改装する必要ありませんからね。


あと、天城型巡洋戦艦は4隻すべて建造されました。

天城は史実だと関東大震災で大破して解体処分されますが、はいふり世界ではちゃんと巡洋戦艦となっています赤城はいふり世界では空母ではなく巡洋戦艦

そして、高雄愛宕巡洋戦艦になっています

なので・・・重巡としての高雄愛宕はいふり世界には存在しないのです。


航空機のないはいふり世界では鳳翔などの最初から空母として建造された船はいない、

と思われるかもしれませんが、実はちゃんといます

飛行船支援教育艦」という艦種になっていますけどね。

名前からして扱うのが飛行船なので、史実鳳翔とは異なった外見をしていそうです・・・


他にも史実との違いはあるのですが、

そのほかのところは自分でも調べてみてくださいね。きっと楽しいですよ!


さあ、本日はここまでです!それではまた次の機会に!

2017-08-27

TVアニメハイスクール・フリート」を見よう!【第九回】

さかくら総本家さん、ボークスさん共に物販大盛り上がりですね!

さかくら総本家さんは本日終了なので、心残りの無いように・・・

魅力その9 ほのか横須賀存在感

ご存じのとおり、主人公たちの通う学校は「横須賀女子海洋学校」

当然横須賀にある学校なので、物語の始まり横須賀からになります


ところが、作中には横須賀の街はあまり出てきません。

そりゃそうです。1話から12話まで主人公日本自体に居ないので。

ファンブックを購入された方ならご存知かと思いますが、

横須賀とのコラボは急遽決まったもので、3話のコンテを書き直したりもしたそうです。

流石にそんな急に物語の流れを変えられるわけがなく、

横須賀コラボしているのに横須賀ほとんど出てこないアニメになりました。


ですがですが!ちゃんと横須賀要素は入っているんですよ!

まず横須賀ご当地グルメである海軍カレー」「ネイビーバーガー」「チェリーチーズケーキ」が出てきます

さらにはさかくら総本家さんとコラボした和菓子プリンも作中に登場するんです。

作中のほのか横須賀要素を楽しんでみてください!


さあ、本日はここまでです!それではまた次の機会に!

2017-08-06

TVアニメハイスクール・フリート」を見よう!【第六回】

前々からずいぶんはいふり推してくれているな!と思っていましたが、

ボークス秋葉原ホビー天国さんにて8/19~「ここみーなの“仁義なき”夏祭りじゃけぇ!!」が開かれます

みなさん参加してみてくださいね~。


魅力その6 キャラクター毎の細かな設定!

キャラクター可愛いことや、ミケちゃんとシロちゃんの設定については以前言及しました。

でも、他のキャラクターにも細かい設定が作りこまれているのもはいふりの魅力!

まずはビジュアルから

公式ページキャラクターデザインを見てみましょう。

なんと制服スカート丈、ソックス、靴に至るまで各キャラの特徴があることがわかります

制服は分かりやすいですね。みんなスカート履いてますが、なんとヒメちゃんはスパッツです。

横須賀女子海洋学校の校則が気になるところですね。


スカート丈を見るとまゆちゃんとモモちゃんが特別長いことがわかります

ソックスはミミちゃんが晴風クラスで唯一ニーソックス絶対領域が拝めるのはミミちゃんだけ!

(まあ、ミーちゃんもニーソックスなんですがね)

靴は、リンちゃんとヒメちゃんがスニーカーです。両者とも同じデザインなので、このスニーカー学校指定っぽいですね。


そのほか、本編を見てみると3話でのジャージの着こなしにも個性を見ることができます

是非さまざまな晴風クラス個性を見つけてくださいね


さあ、本日はここまでです!それではまた次の機会に!

2017-03-23

オラオラしている男子と本気で向き合う

いわゆる『自称オラオラ系』を愛そうと試みて三ヶ月が経過した。

ちなみにこの自称スタンド使いとは以下と以下に近いの発言をする人々をやんわりと含む。

「裁くのは俺のスタンドだー」「やれやれだぜ」「間抜けは見つかったようだな」「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラー」

この手の発言をされると、そこそこ好印象を抱いていた人物に対しても熱がヒューっと下がるようにウンザリしてしまうので、

そっと距離感をとるように心がけて生きてきた。

何故なら、このセリフを吐く奴のスタンドは近距離パワー型だから

10代ならばこの発言を許そう。

だが20過ぎてこれを主張するのは、近距離パワー型のポジション自称して置くことで実は過剰なスタンドとしての性を意識している他ならず、

その過剰な自意識が見ていて痛々しい。何故そこまで、自分本質客観視できないんだ…。

で、かなりの高確率オラオラしてるやつは他人なり身内なりとすぐモメる。

で、「こんなおれにも はき気のする「悪」はわかる!!「悪」とは てめー自身のためだけに弱者を利用しふみつけるやつのことだ!!」とかいう。

吐き気のするって言ってるオメーが一番吐き気のする要因なんだよ、とは誰も言わない。みんな大人から

そうやって、自称スタンド使い自分さらスタンド使いだと盲信を深めていく。

だが、とある日ふっと

何故ここまで自分自称スタンド使いを憎んでしまうのか。

親の仇のごとく自称スタンド使いを蔑んでしまうのは、自分にも近い部分があるからではないのか。

自称スタンド使いによく分からない因縁つけられ絡まれたりした経験もあるからだと漠然と思っていたが、

しかしたら自分の中に『自称スタンド使い』と同じ魂というか、近い性質を抱いているので、

ここまで無邪気という名のアケスケの下に、スタンド使いを名乗れる彼等がどこかで羨ましいのではないか

彼等はある意味本物の〝天然〟だ。

全くオラオラなどしていない、むしろ花京院っこい性質全開なのに、自分合理的と称し得体が知れない「男脳」と名乗れるほど。そんな自分をつゆほども疑ってはいない。

ある意味「なりたい自分」になっている。自己申告で。

魂は限りなく自由だ。

そんな姿を見ていると、自分がもしかしたら…万が一その橋を渡って彼岸に行ってしまうのではないか…または既にそう他人から思われているのではないか…と恐れ、

身震いし、彼等を憎んで蔑んでしまうのではないだろうか。

一大決心をして、その手の人を憎むのをやめてみた。

たまたま仕事で知り合った自称スタンド使い海洋学者(同い年)と積極的距離を詰めてみた。

飲みにも行ってみた。

「酒飲めない女の子には、きつすぎるぜ」

みたいな痛々しい発言にも、穏やかに微笑んだ。

三ヶ月の検証結果を知りたいかい?

LINEブロックされたよ。

一緒にディオに挑んでボコボコに殴られた彼をとりあえず何とか救急車に押し込んだが、その後どうやら救急車内でディオの血をジョセフに輸血したらしい。

彼はスピードワゴン財団で身柄を確保され、超特急ホリィの元へ帰ることになる。

「てめーは俺を怒らせた」

が、自分LINEブロックされた理由だ。

でもLINEブロックしていただいて、むしろものすごくホッとしてる自分がいる。

人を愛しぬいて得た結論だ。

清々しい朝だ。


http://anond.hatelabo.jp/20170323153637

2016-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20160807180951

(つづき)

三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。

 航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル

 資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ軍用車両前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。

 港から見送る、三ツ目とシー・リカオン達。


「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」

『ヒトの領域なので無理強いはできない、と言ってます。』

「随分ものわかりがいいな?」

『ヒトのルールでやってほしい、と』

「……え、何を?」

実力行使でない、争い……の解決?』

「は…?」

もしかして裁判?……してほしいのか?」

「オルカが、訴訟を提起しましたよ…」

「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」

「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」

「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」

「シンユウマルもか?」

公海上だったろ?……どこで裁判やるんだ。」

協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』

「三ツ目が代表者なのか?」

ゴジラ側の代表がいないじゃない。」

『既に呼びかけをしている、だそうです。』

「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」

 


逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオン本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラ被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源ゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…


そもそも、都合が良すぎんだよ。」

何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンユウマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都ホテル提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者グループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。


「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」

「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」

あんなでかいの、どうやって連れてきたんだ?」

「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」

「だから人間通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」

「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」


オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。


本部が乗っかるとは…」

「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」

「でも、この構図まずくありませんか?」と記者

「なんで?」

最初から裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」

「え?…だって、あの”通訳”はうちじゃないぞ?」

「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」

「……」

「………。」

「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」

「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」

「…何でです?」

若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだってあいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」

「異種族尊重するように見せて、足下?はボロボロだと。」

「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」

「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」

「オルカのことはまあ。それより、シンユウマル感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」

「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」

「でも、シンユウマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」

「それにしてもG国の方は…”ゴジラ遺伝資源ときたか。」


シー・リカオン本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。


意外なことに、G国は裁判を認めるという。

要は、国際社会が納得するまで、ゴジラ処分を控えるということらしい。


三ツ目の側は、個別傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。


『一ヶ月前からだそうですね』

マリナワールドが襲われる前からか…」

『今は裁判場所を伝えるように、あちこちの……ハブ?……に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』

「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」

協定では……30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』

「ふーん、じゃもうできるのか。」


港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。

貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」

『お見せしても良いが貴殿の許しが要る、と言ってます。』

「?…かまわんとも。」


海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…

「何だ?今の。」「忍者オルカ?」


待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。


しばらく絶句していた大統領


「すごい…数……ですな。」

『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』

「なんと、EEZ境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」


 そのころ、大使館へ来たシンユウマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。


ゴジラから、訴えられるかも…ということで?」

「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」

「では、何が?」

ゴジラでも鯱でも、訴訟当事者になれるとなれば…どうなる?」

「あっ……!」

「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」

しかし、あの……ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」

「うるさいぃ!!」



結果から言うと、鯨研側の心配杞憂に終わった。「通訳である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオン海洋学者との過去因縁ネットニュースで「暴露」されたのだ。

金銭のつながり等ではなく、その真逆大学研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。


「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」

「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」

「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」

「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」

「まあ、オルカ達には、ヒトのシステムなんかなくても、勝手に争ってもらえばいいわけだしな。」

「G国としては、よくないだろ。」

「あっ、そうか。」


当の三ツ目はといえば、人間側へ何ら挨拶もなくスパッと立ち去った。それを知った記者の落胆ぶりは気の毒なほどで……とまあ、色々あったが。シー・リカオンとしても本件から手を引く理由ができたし、G国とは本来の協力関係に戻ろう…という方針になった、そのときであった。


ゴジラ最後闘争を開始したのは。


突然。厳重な拘束にも関わらず、自らが縛り付けられていたトレーラーを「背負い投げ」し、丁度観察に来ていた政府要人たちを「ぺちゃんこ」にしてからボロボロになった前脚を戦利品よろしく掲げた軍人たちの写真公表されるまで、12時間ほどを要した。

首都居住者たちがアップロードする映像からゴジラの「足取り」を再構成するのがネット上で流行したが、それで視覚化された被害も恐ろしいものであった。

陸軍からは「意外とあっけなかった」との談話公表されていたが、炎上する基地を背景に、横転した戦車や、降着装置まっぷたつにされてつんのめっている航空機写真などが出ていると、やせ我慢しか見えない。

後脚にもナイフが仕込まれていたのを見落としていたのでは?武装テロが仕掛けられたのでは?前脚の写真しか公表しないのは、ゴジラ戦闘力軍事的価値が生じたためではないか?…と、色々な憶測も呼んだ。

もっとも、環境相が真っ先にトレーラーの下敷きになっており、遺伝資源としての価値を主張する者がG国に居なくなったというのもあるのかもしれない。


三ツ目たちの呼びかけに応じる者が現れなかったというのは、要するに…あれが最後ゴジラなのだろう。


大型種の最後。「協定」の当事者たる種族消滅した。三ツ目達の引き際は、そういうことなのだろう。そして。

ゴジラが現れなければ、キラー・ホエール…すなわち逆叉と”話”をする機会もなかったというのも、また真実であろう。」


記者は、そのように終えて。原稿を「送信」した。

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAA必死アピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道学者環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊火災行方不明者を出す事態


キラー・ホエールキラー州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ密漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデルから逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデル封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長


そのころ、マリナワールド遺留品調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類から万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!」

ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたこから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析からゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラ待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラ待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラ対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍密漁対策連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府さらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表インド洋上の目視採集船「シンユウマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンユウマルは、かつて南氷洋調査母船シンニチマルとともに、MYキャニー・ロデル挟み撃ちにして、癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンユウマルは、ゴジラがどうやって軍艦航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣正式要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンユウマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラ公海などへ追い出してシンユウマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンユウマルを後目に、海軍ヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンユウマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダー履歴は、シンユウマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像プリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから成功率高いと思います


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラ接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方自身見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたときもつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。「調査」と書かれたブルーグレーの船体に白いブリッヂ……軍艦じみた奇妙な船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンユウマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


キャッチャーボート接近。シン……ユウ……マル……あれは"シンユウマル"だ!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判いくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンユウマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンユウマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンユウマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンユウマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンユウマルは、ゴジラ挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニング・ロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンユウマル


邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ……シンユウマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスターハイロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラ船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンユウマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンユウマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を

2016-03-08

奈良大地理学科で過ごした日々を懐かしく思って

4年ぶりに書くけど、堀先生や碓井先生山田先生がいた頃が懐かしいなぁ。

今はHPを見ると退任された方が多く、見覚えのない先生も何人かいました。

今の地理学科はどんな感じですかね。

偏差値自分がいた頃より10近く下がってるのを見るとやるせない気持ちになります

自分が在籍した頃は友人含めてとても良い雰囲気でした。

ちょうど海津先生が赴任して来られたばかりの時でした。

彼の授業では英文を使った海洋学地質学が盛んで皆で囲んで訳す作業で、毎回宿題を出されて英文和訳を提出してたっけ。

三木先生や土平先生山田先生とのフィールディングは実に有意義だった。歴史城郭、地誌、測量などなど、今の仕事に大いに役立ってる。

もうおられないかもだけど池田名誉教授研究室勝手に占拠してるって話を彼のゼミ生だったF氏から伺った時は本当に爆笑だった。

池田先生の授業も相当面白かったよ、今となっては良い思い出(評価は可よくて良ばっかりだったけどw)。

堀信行先生の授業は正直最も議論が白熱したのではないかと思う。

当時専攻してた環境地理では、気候学より水文学の話が面白かったよ。ダヴィンチモナリザの絵から地理的情報を読み取る方法論は今でも為になってる(『水の原風景』は名著)。

ゼミ生だった頃は本当に好きな先生の一人だった。

最終講義出れなくて申し訳なかったです。

僕はあの頃が一番好きだった。いつか奈良大学に色んな事を報告できれば良いなと思う。

2008-09-30

http://anond.hatelabo.jp/20080710001202

でっかい船買って船乗りとコックと音楽家を雇う。

で、将来有望な海洋学者のパトロンになって、

一緒に海を旅すんの。

っていうが子供の頃からの夢なんだ。

2兆あれば叶うなあ。

 
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