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2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

  •  話の構造がポケ戦みたいで、「このコロニーはいいところだな、チャーリー」的なシーンもあったけど、正直ポケ戦のほうがよかった。話のテーマが違うから難癖だけど。でも、「核」がありうることは、聞かされる前に自分たち話題にすべきでは…と思ってしまう。
  •  凝固剤とか、経口で効く理由がわからない。常に出血しているような描写は「効きそう」に思ってもらうためなんだろうけど、それでも露出しているところにしか効かない気がする。あと、嘔吐反射で吐き出しそう。
  • 「進化している」とか「完全生物」とか、ジョジョなら許せるんだけど…ゴジラだと眉間に皺がよっちゃう不思議。尾頭さんには「進化でなくて変態です」「原子力微生物が既存の生き物のhoxを発生過程に流用したと思われます」…って言ってほしかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。











↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地の遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡が発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAAへ必死にアピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設「マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか。


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道・学者・環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊・火災行方不明者を出す事態。


キラー・ホエールキラー、州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」

 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米の犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデル」からの逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデルの封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長。


そのころ、マリナワールド遺留品を調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである

(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類からン万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!

「ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたことから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析から、ゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラの待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラは待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国の組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラに対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍と密漁対策で連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府はさらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表。インド洋上の捕鯨船「シンニチマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンニチマルは、かつて南氷洋でぶつかり合い、MYキャニー・ロデルに癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンニチマルは、ゴジラがどうやって軍艦を航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣を正式に要請した。

ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います。殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンニチマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラを公海などへ追い出してシンニチマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究・収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンニチマルを後目に、海軍のヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンニチマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


北から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダーの履歴は、シンニチマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後の質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像の送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学者からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像のプリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

『発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから、成功率高いと思います』


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラと接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方の見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

「保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたとき、もつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


「あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇は公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。全体が白っぽい大型船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

「あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンニチマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


「シンニチマル!シンニチマル接近!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判にいくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイドロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンニチマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンニチマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンニチマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンニチマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンニチマルは、ゴジラを挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニングロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンニチマル。


「邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ…シンニチマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスター、ハイドロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラの船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢を制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンニチマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイドロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンニチマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

「嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

「畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。

 航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイドロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル。

 資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ軍用車両に前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。

 港から見送る、三ツ目とシー・リカオン達。


「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」

『ヒトの領域なので無理強いはできない、と言ってます。』

「随分ものわかりがいいな?」

『ヒトのルールでやってほしい、と』

「…え、何を?」

実力行使でない、争い…の解決?』

「は…?」

もしかして、裁判?…してほしいのか?」

「オルカが、訴訟を提起しましたよ…」

「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」

「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」

「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」

「シンニチマルもか?」

「公海上だったろ?…どこで裁判やるんだ。」

『協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』

「三ツ目が代表者なのか?」

ゴジラ側の代表がいないじゃない。」

『既に呼びかけをしている、だそうです。』

「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」

 


逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオンの本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラを被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源にゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから、環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…


「そもそも、都合が良すぎんだよ。」

何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンニチマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都ホテルを提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者のグループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。


「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」

「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」

「あんなでかいの、どうやって連れてきたんだ?」

「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」

「だから、人間の通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」

「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」


オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。


「本部が乗っかるとは…」

「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」

「でも、この構図まずくありませんか?」と記者

「なんで?」

最初から、裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」

「え?…だって、あの”通訳”はうちじゃないぞ?」

「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」

「……」

「………。」

「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」

「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」

「…何でです?」

「若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだって。あいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」

「異種族を尊重するように見せて、足下?はボロボロだと。」

「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」

「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」

「オルカのことはまあ。それより、シンニチマルに感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」

「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」

「でも、シンニチマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」

「それにしてもG国の方は…”ゴジラ遺伝資源”ときたか。」


シー・リカオンの本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。


意外なことに、G国は裁判を認めるという。

要は、国際社会が納得するまで、ゴジラ処分を控えるということらしい。


三ツ目の側は、個別傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。


『一ヶ月前からだそうですね』

マリナワールドが襲われる前からか…」

『今は裁判の場所を伝えるように、あちこちの…ハブ?…に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』

「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」

『協定では…30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』

「ふーん、じゃもうできるのか。」


港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。

「貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」

『お見せしても良いが貴殿の許しが要る、と言ってます。』

「?…かまわんとも。」


海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…

「何だ?今の。」「忍者オルカ?」


待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形が海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。


しばらく絶句していた大統領


「すごい…数……ですな。」

『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』

「なんと、EEZの境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」


 そのころ、大使館へ来たシンニチマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。


ゴジラから、訴えられるかも…ということで?」

「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」

「では、何が?」

ゴジラでも鯱でも、訴訟の当事者になれるとなれば…どうなる?」

「あっ…!」

「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」

「しかし、あの…ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」

「うるさいぃ!!」


結果から言うと、鯨研側の心配は杞憂に終わった。「通訳である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオン海洋学者との過去の因縁がネットニュースで「暴露」されたのだ。

金銭のつながり等ではなく、その真逆。大学で研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。


「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」

「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」

「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」

「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」

「まあ、オルカ達には、ヒトのシス

2016-04-24

グリーンランド世界で一番自殺率が高いんだって

おっかねぇぇぇぇ。

HackerNewsで見つけた記事

http://www.npr.org/sections/goatsandsoda/2016/04/21/474847921/the-arctic-suicides-its-not-the-dark-that-kills-you



カルチャーショック文化の衝突(とその衝撃))とか普通とか愛や愛の欠如とか。



自分増田に似たようなこと書いたら怖いってブコメがついたけど、

人の話を読んだら自分も怖い。

2015-09-10

世界いちばん遠回りな世界一周

http://anond.hatelabo.jp/20150910215231

からの続き

自分の本当の想いに気づいたなら、あとは現実的な算段をつけていくだけだ。

僕が主に学びたいのは経済学である。だから経済学部のある大学を目指す。それは確定として、どの大学を目指すべきだろうか。みんなどうやって志望大学を決めてるんだろう。調べても情報が多すぎて混乱してくる。旧帝とかMARCHとかってなんぞ。ゼミとか研究室とか修士とか博士とかもよくわからない。そもそも大学の仕組みがよくわからない。最初のうちは学ぶ側で、そのうち教える側だったり、最先端研究をする側にまわる、というのはなんとなく知ってる。以前は「4年勉強して卒業」としか思ってなかったので、これでも大学に対する理解はだいぶ進んだほうだけど、やっぱり前提知識がいろいろ足りてない気がする。

いや待て、そういった知識的な問題よりも何よりも、その前にまず僕には大学受験資格がない。僕は中卒なのである。正確には高校中退だけど、数ヶ月しか通っていないので取得した単位なんてないも同然だ。どこを志望するとか、大学に通う資金はどうするとか、それ以前の問題だ。受験資格を手に入れなければ、スタートラインに立つことさえできない。まずはその問題から片づけよう。あとのことはあとで考えよう。

そういうわけで大検について調べてみる。どうもいまは名前が変わっているようで、高等学校卒業程度認定試験、略して高認という名称になっているらしい。試験は年2回、8月と11月に行われる。科目は、国語英語世界史A/B、日本史A/B 、地理A/B 、現代社会政治・経済倫理、科学と人間生活化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎、数学I。これらの中から8〜10科目を受ける。合格ラインは40点前後らしい。半分正解できればいいのだ。しか高校で習う教科ってこんなに多いのか。けっこう大変そうだ。文科省サイト過去問が公開されているようなのでひとつずつ見ていく。

まずは国語。大問が4つで、現代文が2問、古文漢文が1問ずつ。現代文のほうは普段から本を読む習慣のある人なら普通に解けそうな感じだ。僕もいちおうコンスタントに本は読んでいるし、現代文に関しては問題なさそうだった。古文漢文に関しても文章の意味は7割以上わかるし、試しに問題を解いてみたら全問正解だった。あれ? 古文漢文って中学でやるんだっけ? 独学でやった覚えはないから中学でやったんだと思うけど、20年たっても意外と覚えてるものだと思った。文法とかはさっぱりわからんけど。

英語に関しても問題なさそうだった。英語は二十代のころに必死こいて勉強した時期がある。1回だけ受けたTOEICは680点だった。そのあと半年海外放浪して日常会話くらいなら問題なく喋れるようになったし、これで合格点を取れないってことはまずあるまい。

次は世界史。これに関しても最近やったばかりだし問題なさそうだった。AとかBとかどう違うんだろ、と思ったけど、Bのほうが範囲が広く、より深い内容になっているらしい。高認の試験ではかぶっている問題が多いし、そんなに違いは感じなかったけど。ちなみにA/Bどちらを受けるかは当日に試験問題を見てから決めていいらしい。

日本史、もしくは地理。これは願書提出時に事前選択するようだ。日本史はかなり難しい。半分正解できるか、ちょっとあやしい地理のほうが点数を取れそうだったので、こちらを選択することにした。半分は正解できそうだけど、これに関してはちょっと勉強しておいたほうがいいか。

公民は、現代社会、もしくは政治・経済倫理から選択する。科目数は少ないほうがいいので、現社でいくことにした。毎日ちゃんとニュースを見ている社会人なら誰でも普通に合格できそうな内容だ。これは勉強する必要はないかな。

理科系科目は、化学基礎、物理基礎、生物基礎、地学基礎のうちから3科目を選択するか、もしくは科学と人間生活+どれか1科目。これも科目数が少ない後者でいこう。

科学と人間生活って聞き慣れない教科名だと思ったけど、理科総合のことのようだ。学習指導要領改定されて、つい最近こうなったらしい。試験は基礎4科目からそれぞれ易しめの問題が出される感じ。でも半分いけるかちょっと微妙ラインだ。これは勉強必須だなあ。

あとの1科目は地学基礎にした。これも以前は地学Iとかだっけ。地学I→地学基礎、地学II→地学、みたいな感じで変わってるようだ。これも半分いけるか微妙。勉強必須

まあでも理科系科目がちょっと不安なくらいで、全体的にはけっこう余裕かな。なあんだ、身構えて損したよ。ハハ。ああ、そういや最後に数学が残ってたっけ。まあこれも余裕かな。ハハハ。じゃあちょっと過去問を見てみようかな。

え? これあれでしょ? 東大入試問題でしょ? ちょっと文科省さんしっかりしてくださいよアップするファイル間違えてますよやだなあもホントかんべんしてくださいよマジでマジで……。なんぞこれ……。1ミリわからん……。死にたい……。

マジやばい。本当に本気で1問もわからない。最初のほうのサービス問題っぽいのすらわからない。解き方がわからないとかじゃなくて問題文の意味すらわからない。なにこれマジやばい。というかいまさらだけど自分は文系だったのだとこのとき初めて気づいた。プログラミングで飯を食ってたりするんだからてっきり自分理系なのだとばかり……。マジかよ……。

嘆いていてもしかたない。これをどうにかしないことには大学には行けないのだ。ならどうにかするしかない。

まずは本屋で数Iの参考書立ち読みしてみる。なるほど、わからん。よし、次だ。中学数学参考書。なるほど、わからん。よし、次だ。算数の本。なるほど、わかります。でも、最大公約数とか最小公倍数とか通分とか約分とか、けっこう難しい。小学生ってこんなのやってるのか。すげえな。

参考書ドリルを何冊か買って帰り、勉強を始めた。地獄のような日々の始まりだった。

算数ドリルをやってみると、四則演算はさすがにできるけど、九九がところどころ記憶から抜け落ちてることに気づいた。やばい。そして分数の計算がまったくできない。分数の割り算ってなんだよ。割り算で割るってどういうことよ。意味わからん。と思いつつも、算数についてはなんとかなった。問題は中学数学からである

算数から数学になると急激に難易度が上がる。なんでマイナスマイナス掛けたらプラスになるの。分数の割り算が今度は逆数の掛け算になるとかどういうことよ。ちょっともう本当に意味がわからない。そうしているうちに1週間、2週間が過ぎる。やばい。それでもぜんぜんわからない。中学数学最初の段階でこれだけ時間かかってたら数Iを終えるまでに何年かかるんだ。本当にこんなので大学へ行けるのか。さすがに焦りが出てくる。心が折れそうになる。何より、やっていてまったくおもしろくない。つまらない。こんなの社会に出てから何の役に立つんだ。これを必修にするとか文科省陰謀だろ。あ、人が陰謀論に走るのは精神的にまいってるときなのか。ひとつ勉強になった。

そんな感じでウンウン唸りながらも参考書を読み進めていると、「-xは係数に1が隠れている」という一文が目に止まった。あ、そうか、-xは、-1x、-1掛けるxってことか。なるほど。でもこれって、マイナスだけじゃなくてプラスでも同じじゃないか? つまり、xは、1掛けるxなのだ。あ、これって文字じゃなくても同じか。つまり、5は、1掛ける5だ。あれ? もしかして、どんな数にも、係数として1が掛かっている……? ああなんだか考えすぎて頭がパンクしそうだ。脳みそギシギシと軋む音が聞こえる。でももうちょっと考えてみよう。

つまり、つまり分数も同じなのだ。1/2は、1掛ける1/2だ。算数的にいえば、ケーキ1個を半分にしたものがケーキ1/2個だ。うん、それでいい。でもよく考えたら、ケーキを半分にしたあとで他の誰かがやってきたら、その人は最初の大きさを知らないのだから、半分のサイズケーキを1個とカウントするはずである。1/2個とカウントするには、「半分にした」という事実認識必要なのだ。いや待て、そもそも、1/2という数字それ自体が「半分にする」という意味なのだ。これは、「半分」という名詞ではなく、「半分にする」という動詞なのだ。1/2というのは何か実体のあるものではなく、「いまからお前を半分にしてやる」という意思、考え方、概念なのだ

そのときバタン!」と音を立てて扉が開いた。それは数学の扉だった。

そうだ、数(すう)とは概念なのだ。いち、にぃ、さん、とものをかぞえるときに使う数(かず)とは違うのだ。そして前者を扱うのが数学であり、後者を扱うのが算数なのだ。僕はいままで数学をやっているようで、その実、算数をやっていたのだ。ぜんぜん違う教科をやっていたのだから、わからなくてあたりまえ、つまらなくてあたりまえだった。

数とは概念である。その前提を踏まえてみると、これまでとはまったく違う世界が見えてきた。数を感覚的に扱えるようになってきた。数式の手ざわりがわかるようになってきた。なにこれやばい。超おもしろい。いままで「数学おもしろい」っていう人のことがまったく理解できなかったけど、そうか、こういうことか。数の正体を知っている人と知らない人では、同じ数式を見ても、まったく違うものを見ているのだ。

それからはこれまでの苦悩が嘘のようにサクサクと勉強が進んだ。中学数学も予想より早く終わった。よし、ここからが本番だ。と気合いを入れて数Iに突入したけど、参考書パラパラとめくってすぐに拍子抜けした。なにこれ中学数学ちょっと発展させただけじゃん……。気合い入れて損した……。

よし、最大の懸念だった数学はなんとかなりそうだ。次は理科系科目にいってみよう。

まずはまた本屋参考書を何冊か購入し、読んでみる。数学ときほどまったくわからないということはないけど、なんだかいまいち頭に入ってこない。原子がどうの、位置エネルギーがどうのといわれても、なんだかいまいち実感がわかない。これはまた数学ときと同じく、勉強の仕方を間違えているのではないかと思った。こういうのを学校で習うときは、実験を行いながら、実感をともなって理解していくもののように思う。本を読むだけではその実感は得られないのは当然だ。でも個人で実験器具を揃えるなんて現実的じゃないし、わざわざこのためだけに予備校に行くのも大げさだ。そうだ、どこかの動画サイト実験映像がアップされてるんじゃないだろうか。それを見れば多少は実感もわくだろう。

いろいろとネット上を探していると、NHKの高校講座を発見した。どうやらNHKでは放送済みの高校講座をすべてネット配信しているようだ。理系科目はもちろん、文系科目もある。こんなんあったのか。もっと早く教えてくれよ。とかぼやきつつ、さっそく科学と人間生活の講座を見てみたら、バラエティ番組っぽい雰囲気ちょっと面食らった。NHKの高校講座ってこんなんだっけ。講師が延々と解説してるだけの、いかにも教育番組って感じの、おかたい雰囲気じゃなかったっけ。いまはタレントがメインで出ていて、講師あくまで補佐的な役割のようだ。そのぶん雰囲気はゆるくなっているけど、見ていて飽きない作りになっている。化学物理実験映像で見られるのもそうだけど、習った内容が社会の中で実際にどう活かされているのか、町工場や、最先端研究現場リポートもあったりして、興味をかきたてられる内容になっている。これを無料配信するとか、NHKすげえな。しかしやはりこういう講義形式はわかりやすい。本で独学だと、自分の理解が合ってるのかどうか、不安になることが多々あるし。

よし、どんどんいこう。化学基礎。いまはpHを「ペーハー」じゃなくて「ピーエイチ」って読むらしい。マジか。物理基礎。ダムの水が持つ位置エネルギーは何から与えられたエネルギーか。え、わからん。正解は太陽エネルギー。マジか。太陽パネェな。生物基礎。呼吸と燃焼の反応式は同じ。温度と反応速度が違うだけ。え? マジで? 生まれときから呼吸してるのに知らんかった……。ショック……。地学基礎。グリーンランド沖で沈み込んだ海水は、太平洋の表層に達するまでの5万kmを、1000年とか2000年とかかけて流れる。壮大すぎだろ。地球パネェな。地理。お、このケッペンの気候区分ってのは世界一周アプリに使えそうだ。GIS(地理情報システム)を本気で開発するなら、地理に関してはもっと突っ込んだところまで勉強しないといけないかもしれないな。

さら日本史世界史数学I……NHK高校講座おもしろすぎわろた、とかやってるうちに、試験本番の日がやってきた。


試験会場に集まっていたのは、ほとんどが二十歳前後若者だった。控え室には、参考書と格闘している人もいれば、友人同士で最終的な確認をしあう人たちもいる。そういえばこの人たちはベルリンの壁崩壊後に生まれてるんだよな。それはもはや教科書で習う「歴史なのだ。そして逆に、僕より上の世代にとっての東西冷戦は、自分たちが生きた時代のものだ。「あのままずっと世界は真っ二つに分かれたままだと思ってた」というような話はよく聞く。いまとなってはわからない感覚だけど、当時は誰もがそう思っていたようだ。僕はそのどちらでもない。十分に咀嚼された「歴史」でもなく、自分が生きた時代でもない。だからそれについて、誰よりも知らない。しかしだからこそ、誰よりも知りたくなったのかもしれない。そしてそのために、僕はいま、ここにいる。

高認の試験は2日間に分けて行われる。初日の1科目目は現代社会だった。まったく対策らしい対策をしなかったから、ここで初めて気づいたけど、グラフの読み取り問題がやたらと多い。間違い探しのように精査しなければならず、1問にかかる時間が長い。問題よりも時間配分の仕方がわからない。時間が足りない。もっとちゃんと過去問で練習しとくんだった……。

次は国語。問題文にちょっとおもしろい箇所があって、静まり返った試験会場で「デュフフwww」とかキモい笑いを漏らしてしまった。死にたいしかしおかげで緊張はほぐれた。

英語TOEICに比べたら楽勝だった。9割はいけたんじゃないだろうか。

そして数学。これがいちばん不安だったけど、落ち着いてやれば余裕だった。これも9割いけたんじゃないだろうか。あらためて問題を見てみると、捻った問題というか応用問題すらないので、基本的なことがわかっていれば確実に解けるようになっている。東大入試問題とかいってたやつ誰よ。

科学と人間生活。範囲が広いのであまり詳しく勉強してない箇所の問題もあったけど、半分はいけたはず。

1日目、無事終了。

2日目。地理海外放浪ときにまわった国の問題が多く出ていて、なんだか常識問題のようだった。ちょっとチートっぽいけど、こうやって実地で得た知識もれっきとした学力だ。うん。

世界史。これも範囲は広いけど、さほど突っ込んだ問題はない。9割いけたはず。

地学基礎。フズリナと同時期に繁栄した生物は、1.トリゴニア、2.カヘイ石(ヌンムリテス)、3.ロボク、4.デスモスチルス、そこまで詳しくしらんがな。クイズか。そんな感じの問題もあったけど、なんとか半分はクリアできた。

2日目も無事終了。

試験が終わると一気に力が抜けて、何もやる気が起こらなかった。しばらくは勉強もせずダラダラと過ごした。

1ヶ月後、試験結果が届いた。

全科目合格だった。

それが先週の話。

そしていま、こうして増田に投稿する文章を書いている。

からこのお話はここで終わりだ。正確にいうなら、ここから先の展開はまだわからない。


あらためて思う。世界は巨大で、そして複雑だ。

数学の扉を開いたとき、数式が以前とはまったく違って見えたように、新しい視座を得れば、世界がまったく別物に見えてくる。世界が変わる。そしてまた、以前は気づかなかった、新しい視座の存在に気づく。

あとどれくらい、そんなことを繰り返せばいいんだろうか。

方程式定理法則電気磁気エネルギー素粒子、宇宙、銀河太陽地球生命遺伝子、進化、化石燃料、製錬、農耕、富、労働、権力支配、隷従、社会自由イデオロギー宗教民族言語貨幣、法、国家議会政党福祉、教育、研究、産業、組合、企業、グローバリゼーション条約為替貿易経済

時間軸と空間軸を埋め尽くす、無数の点と線。それらが織りなすのは、世界という長大な書物。

そのことを考えると、なぜか胸が苦しくなってくる。無性に泣きたくなってくる。

人生のすべてを費やしても、その書物を読み解くことは決してできないと、どうしようもないほどに思い知らされるからかもしれない。

だけど、それでも僕は、次のページをめくらずにはいられない。

それはきっと、生まれながらに組み込まれた、僕の中の最もプリミティブなプログラム

未知の領域へ。さらその先へ

どんな権限をもってしても、そのプロセスを殺すことはできない。

から僕は、今日も本のページをめくり、旅をする。

たとえそれが、世界いちばん遠回りな世界一周の旅だとしても。

2014-12-24

旅と旅行の違い

26歳で初めての海外旅行。そのまま放浪の旅へ。

香港中国タイラオスインドネパールパキスタンアフガニスタンイラントルコシリアヨルダンエジプトタイインド以外はほぼ陸路。期間約2年。

貧乏旅行一円を値切る旅だったけど、興奮と感動の毎日

10年以上たった今も記憶に焼き付いている。

その後、結婚。嫁と高齢の義父を連れ訪れた国。

ニューカレドニアグリーンランドベトナムカンボジアタイトルコグルジアハワイ・・・

空調の効いた良いホテルに泊まりタクシーを乗り継いで遺跡巡りをした。高級レストランで食事。

その時、その時は楽しかったとおもうのだが、ほんの数年前の旅行なのにまったく記憶に残っていない。

良くも悪くも記憶に残るのが「旅」。

記憶に残らないものは「旅行」と定義したい。

旅はひとりに限る。

2014-03-29

島国がそんなに発展しない理由

タイトル釣り

id:su_rusumi ではなぜフィリピンは発展しないのだろう? 2014/03/28

へのアンサー。

実は島国が発展する方がレアケース。

現在先進国を見ても日英以外はあとせいぜいでニュージーランドシンガポールぐらいしかない。

まともな国が作れるぐらい広くて、まともな農業ができるぐらい気候的に恵まれた島がそもそも世界的に珍しい。

島の面積ランキング上位を書き出すと

  1. グリーンランド寒い
  2. ニューギニア島暑い
  3. ボルネオ島暑い
  4. マダガスカル島暑い
  5. バフィン島:寒い
  6. スマトラ島暑い
  7. 本州
  8. グレートブリテン島
  9. ビクトリア島:寒い
  10. エルズミーア島:寒い
  11. スラウェシ島暑い
  12. 南島ニュージーランド
  13. ジャワ島暑い
  14. 北島ニュージーランド
  15. ニューファンドランド島寒い
  16. キューバ島暑い
  17. ルソン島暑い
  18. アイスランド島:寒い
  19. ミンダナオ島暑い

と見事に日英新以外は暑すぎか寒すぎ。

寒い文明が作れない。まあ農業できなきゃアウトですわ

暑くても文明が作れない。ジャングルがはびこって農業ができなかったり、疫病が強烈だったり。

本当はもっとかい理由がいくらでもあるが、根本はそういう話。

あと、表のすぐ下は20位がアイルランド島、21位が北海道

この二つはひょっとすると独自の島国として発展できた可能性があったかもしれないが、すぐ隣が日本イギリスというのが悪かった、ということだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20140327233218

2013-05-21

http://anond.hatelabo.jp/20130521140315

横だけど、サンタクロース実在する

確かにトナカイに乗って空を飛んだりするサンタクロースはいいかもしれないけど、

グリーンランド国際サンタクロース協会と言うのがあって、

そこに公認サンタクロースが沢山いるんだよ。

クリスマスの夜に枕元にプレゼントを置いてくれるお父さんは

非公認だけどれっきとしたサンタクロースの一人だと思うんだ

2011-03-05

エコってグリーンランドを苦しめてる

グリーンランドは、島内ほとんどの土地が厚い氷に覆われており、

地下資源の採掘が困難であった。しかし、地球温暖化の影響で少しず

つ氷が溶解しており、今後採掘のスピードが速まると予想される。グ

リーンランドの地下には中東地域に匹敵する量の原油存在するとさ

れており、地下資源収入経済的にグリーンランドを支え、デンマー

からグリーンランド独立が容易になるとも指摘される[誰によって?]。

  

グリーンランド温暖化とめるなよ糞日本

エコってグリーンランドを苦しめてるわけか

  

メディアはいだってだんまりだよ(;´Д`)

2010-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20100721085755

あと熊本荒尾市も先行配布中だよ!

ちなみに荒尾競馬場グリーンランドって遊園地があるよ!

アイスランドっていう冷え冷えのハウスアトラクションが夏には最適だよね!

中にマックは無いから、持ち込みをおすすめするね!

坂道が多いからジュースこぼさないように!

特にラテは(配布対象はMサイズから可)服についたらさいあくだもんね☆

つーか、宣伝じゃねーよ

2008-12-22

今日天皇誕生日イブですね。

天皇陛下万歳

ところで、全然関係ないんだけどサンタはいないって言ってる人の意味がわからん。

どういうことなの?ま、確かに見たことはないんだけど、サンタはいるよね。

グリーンランドが有名かな。

私も子供の頃お手紙出してちゃんと返事が来たよ。国際便だった。翻訳は親がしてくれました。

トナカイもいます。サンタが飼ってるかどうかは知らないけれど。

私が子供の頃から知っていたサンタと、いないと主張する人々のサンタにおいて乖離存在すると思わざるを得ない。

名前は同じだけれど、想像しているものは全く違う何か。

あれなの?

私はそういった教育を受けなかったしクリスマスプレゼントももらわなかったけれど、

一般的には、「空飛ぶトナカイにソリをひかせてプレゼントを配って回る白髭のおじいさん」がサンタイメージなの?

そんなの違和感バリバリなんだが、教育によっては信じてしまうものなの?怖いな。

2007-10-21

http://anond.hatelabo.jp/20071021152252

まとめてみたよ。

物理じゃなくて化学人間なんだけど、地球温暖化に関しては、

最初の計測の段階でおかしいんじゃないのーと、違和感を感じるんだよね。

適当派生系を樹形にしたので、異論反論があれば追加するがよろし。


地球温暖化

┌→しているよ─┬→二酸化炭素が原因だよ─┬→二酸化炭素を削減しないとだめだよ
│              │                        │    └→削減しても影響がでるのは30年後だよ
│              │                        ├→二酸化炭素を削減ぐらいしか人類にできることはないよ
│              │                        │    └→そこにお金を掛けるのは本末転倒だよ
│              │                        └→人類二酸化炭素を削減しても効果はないよ
│              └→二酸化炭素関係ないよ
│                    │
│                    ├→二酸化炭素には温暖化させるほどの能力はないよ
│                    │    └→温室効果ガスが原因なら地表付近だけ気温があがるのはおかしいよ
│           ├→温暖化した結果二酸化炭素が増えてるんだよ、ただの観測結果にすぎないよ
│                    ├→人類環境破壊をした結果だよ
│                    └→近年たまたま暑いだけだよ
│                        ├→太陽が活発なんじゃない?
│                        └→地球マントルの温度変化が原因なんじゃない?  
└→してないよ─┬→温暖化じゃなくてただの北半球の気候変動だよ
                │    ├→人類の活動が原因だよ
                │    └→人類の活動はあまり関係ないんじゃないの
                │
                └→気温の評価方法、平均の算出方法がおかしいだけだよ
                      └→観測結果は都市化の影響をうけてるよ
                           │
                           ├→都市化の影響なんかほとんどないよ10年で0.006℃だよ
                           │     └→ヒートアイランドの熱量が問題なのではなく観測に影響だよ
                           └→気象観測が始まったのはたかだか数十年前からだよ
                                 ├→30年前と今では観測条件が違いすぎるよね
                               └→過去に遡れないんだからしょうがないじゃない


海面上昇

┌→しているよ─┬→海に流れ込む量がふえたんだよ
│              │  ├→極地やグリーンランドの氷が溶けてるんだよ
│              │    │    └→氷床の厚さは増えてるよ
│              │    │          ├→0度以下なんだから関係ないはずだよ
│              │    │          └→極地まで到達した煤が溶かしてるんだよ
│              │  ├→森林破壊で地上の保水能力が低下したからだよ
│              │    └→氷河が溶けてるんだよ
│              └→海水が膨張したんだよ
│                    └→水の膨張率なんて0.0021海水全部を5℃あげても数センチだよ
│                          └→水深3000mまで水温の上昇してるのが観測できたよ
│                                └→それって大気気温が原因じゃなくね?
│
└→してないよ
      ├→観測期間も観測範囲も地球的な傾向として語るには不十分すぎるよ
      ├→海流が変わっただけだよ
      └→モルジブの海域の潮位は下がっちゃったよ


2007-10-14

http://anond.hatelabo.jp/20071014224657

いくらなんでもいっしょくたにしすぎだとおもうよ。

グリーンランドの氷河は5年前の3倍のスピードで溶けているらしいね。

北極も溶けているし、氷河も溶けている。

サンゴだっていつまでたっても海水温が下がらないから白化しちゃったよ。

これらのすべては地球温暖化のせいだし、地球温暖化の原因は二酸化炭素だよね。

だから二酸化炭素を減らせば地球温暖化は防げるよね。

みんなで二酸化炭素を減らすのをがんばろう!

この矢印の思考がすこしおかしい。

雪の量なんて毎年違うんじゃない……。

http://anond.hatelabo.jp/20071012155354

報告書。結構なことだ。地球は寒冷化に進む?結構なことだ。

グリーンランドの氷床が厚くなっているというどこかの大学発表(学部四年?)を参照しているが、それがグーグルで「グリーンランドの氷床」を検索したときに感じる切迫した危機感と反対を向いているのはなぜだろう。その大学が正しくて、ほかの多くが間違っているのか?だったら結構なことだ。

ということは、今年の日経ナショジオで読んだ、消え行く氷河の過去現在の比較写真、あれも間違っているのか。だったら結構なことだ。

世界中で氷河の縮小が加速しているというあれも間違いか。だったら結構なことだ。

北極の氷がどんどん解けており、遊泳距離の増える白熊が大打撃を受けているというTV番組も、間違いか。だったら結構なことだ。

世界的な海水温の上昇でサンゴが深刻な白化をしているが、あれも間違いか。目の錯覚なのか。温度上昇があったというのは測り間違いか。だったら結構なことだ。

ハリケーン台風の威力が巨大化することが懸念されているが、あれは杞憂か。だったら結構なことだ。

で、増田二酸化炭素より温室効果が高いと正しくも指摘するメタンが今後激増するかもと言う話を聞いたよ。地球温暖化が進んでシベリアの永久凍土が溶けると、大量のメタン放出されるとよ。杞憂だといいなぁ。

北極の氷は解けても海面を押し上げないが、極地の太陽光吸収率が上がるのでさらに気温が上がるとよ。杞憂だといいなぁ。

増田は「二酸化炭素温暖化因果関係は証明されていない」と冷笑しているんだろう。二酸化炭素最近の上昇と地球気温の上昇は相関関係があっても因果関係はないと。

二酸化炭素が今後減少するって、人類がいなかった過去の推定にもとづく希望的観測だろ。中国の発展がバンバン報じられて、きょうはアジア二酸化炭素排出量が激増していると報じられていたよ。予想通り。でもそれは杞憂南極の氷に基づいて考えれば今後二酸化炭素は減るわけか。だったら結構なことだ。

だからどうした。笑ってるだけにしろ。二酸化炭素減らす邪魔すんな。

http://anond.hatelabo.jp/20071013210639

これらは総じてヒートアイランド現象などとよばれたりするが、

これがつまりはこれが都市化による気温上昇の実態だ。

としてるけど、太陽光から来る熱量に比べたら、

カスみたいなもんだと思うけど違うの?

その太陽光が建造物に吸収されるんじゃないの?

本来は地面で輻射されて逃げるはずだった熱が地表に残りつづけるのが問題なんじゃないかな。

海面が上昇してる理由はどうやって説明するの?


海面上昇。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E9%9D%A2%E4%B8%8A%E6%98%87

海面上昇の主たる原因は海水の熱膨張であり、次いで氷河の融解、グリーンランド氷床の融解があげられる。

熱膨張…!?

主たる原因!!?

いつからそんな話しになったんだ?

熱膨張の方が無理があるとおもうのだけど・・・

水の体膨張率が0.00021だから、海水温が5℃変化したとしても体積は1.001倍

海中50mまで5℃水温が変化したとしても5cm

いくらなんでも熱膨張は無理だろ

熱膨張 : 温度によって熱膨張率が異なるが、4℃から離れれば離れるほど体積は加速度的に増える。

しかも、なんか間違ってるようなきがするし。

海水準変動

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B5%B7%E6%B0%B4%E6%BA%96%E5%A4%89%E5%8B%95

全海水量の変化と、温度による体積変化すなわち熱膨張の効果の2つからなる。全海水量の変化は主に陸上の氷との相互変換による。

海水面が上昇しているのだとしたら、体積変化をうたうよりは海へ流れ込む流量が増えたというほうが可能性はあるんじゃないかな?

氷が溶けなくても森林伐採やら地下水の汲み上げやら河川の整備やらの人間の活動でそのまま海に流れ込む量はふえたし。

あと、大気汚染が進んでいると水蒸気が結晶化しやすいとかそういうのもあるよね。

2007-10-12

http://anond.hatelabo.jp/20071012155354

二酸化炭素が増えた先に待っているのは地球歴史から見て寒冷化であって、

そのまま一様に温暖化が進むというわけではないのは地球歴史からみても明らか。

平均気温は上昇中だよね?

なぜ二酸化炭素温暖化なのか。

宇宙へ逃げる熱のスケールの方が圧倒的に大きいからでは?

他に平均気温が上昇してる因果関係に相当するものがないからでは?

都市化による気温上昇と混同しすぎではないのか。

都市化による気温上昇って何?

南極グリーンランドの氷床は増えているし、北極のような陸地のないところの氷は解けたところで海水面の上昇には寄与しない。

局所的に増えてもね。

海面上昇に寄与しなくても、シロクマさんが全滅しちゃうよ?

とりあえず、北極の氷が全部無くなるくらいの勢いで、平均気温が上昇してる。

なんか対策できる?ってことじゃない?

http://anond.hatelabo.jp/20071012133326

日本語でも読めるようにIPCCの報告書の訳を貼っておきますね。

http://www.gispri.or.jp/kankyo/ipcc/ipccreport.html

人類の活動による二酸化炭素排出を-6%削減したところで地球温暖化阻止には海の水をスプーンですくい出そうとするようなものでしかない。

んーと、根拠は何?


前提

http://www.gispri.or.jp/kankyo/ipcc/pdf/IPCC-TP4-Japanese.PDF

二酸化炭素(CO2)に関して言えば、仮に2010 年の時点で、排出量に大きな差が存在

したとしても、大気中のCO2・気象・海面の変化の反応は、その排出量の変化に対し緩慢なた

め、2010 年の時点でのCO2 濃度、地球平均気温、地球平均海面レベルの違いは、比較的小さい

ものとなるだろう。温室効果ガス排出量の変化、特にCO2 排出量の変化の結果が、気象システム

上で完全に具現化するには数十年から数百年かかる。

NL-1%の場合で、2100 年には 9 ppmv に達し、NL-2%の場合で、6

ppmv に近づく。2100 年でのCO2 放射強制力で言うと、これらの差は、0.1-0.2 W m-2 になる。

そのような不確実性が気象や海面水準におよぼす影響は、極端に小さく、IS92 シナリオの元での

将来的な非付属書I 諸国排出量や、他のガスの排出における不確実性、気象や海面水準のモデル

上の不確実性など、他の要素から生じる不確実性よりも、はるかに小さいのである。

2100 年の時点でのNL-2%の場合の気温低減(気象感度

は低から高)は、(ベースライン)IS92a で0.34-0.68℃、IS92c で0.11-0.23℃、IS92e で0.44-

0.91℃である。これに対応する海面水準の降下は、IS92a で4.5-11.5cm、IS92c で1.6-4.6cm、

IS92e で6.2-15.0cm である。

 第二の比較は、異なる排出抑制案の間のものである。仮定した付属書I 諸国排出量に対し、

NL-1%とNL-2%での濃度の差は、どれほど、影響を受けやすいものなのか?その結果を図C3

に示した。ここでは、影響は、2000 年まではゼロであり、「誤差」は、それから、徐々に広が

って、2100 年では、 3 ppmv 程度に達する。2100 年でのNL ー1%対NL-2%の濃度差、27 ppmv

は、低い参照数値の場合、 24 ppmv 位にまで縮まる。これは、放射強制力や、気象上の影響

からすると、無視できる程度の影響である。

極端なモデルNL-2%排出抑制シナリオで100年後の差は1℃もない。

逆にお伺いしたぐらいだ。

2012年までに二酸化炭素排出を日本が-6%制限した結果、何年後に何℃下がるとお思いなのか?

二酸化炭素温室効果について少しでも知っていれば現在の騒ぎがバカらしくなっても無理はない。

上記のことが知ってることの全てなら、知らないに等しい気がするんだけど(汗

しらんがな(汗

二酸化炭素温室効果赤外線領域に強い吸収帯があるからという前提になっている。

だけどそれだってCH4より低い。大量排出ったって自然界の炭素循環のそれよりも低い。

どんな拠り所があるの?

南極ボストーク基地からとれたアイスコアをみるに時代的にはそろそろ二酸化炭素濃度はピーク。

http://en.wikipedia.org/wiki/Vostok_Station

二酸化炭素が増えた先に待っているのは地球歴史から見て寒冷化であって、

そのまま一様に温暖化が進むというわけではないのは地球歴史からみても明らか。

なぜ二酸化炭素温暖化なのか。

都市化による気温上昇と混同しすぎではないのか。

あと、

観測結果によると、極地の氷が減ってるっみたいだけど、

これはどこの観測結果?

南極グリーンランドの氷床は増えているし、北極のような陸地のないところの氷は解けたところで海水面の上昇には寄与しない。

http://www.ep.sci.hokudai.ac.jp/~geodesy/pdf/kuga_poster.pdf

と、そんな感じでレスしてみた。

でもエコロジー活動には積極的な増田でした。

二酸化炭素削減万歳!

2007-08-30

http://anond.hatelabo.jp/20070830172034

サンタクロース存在について。

クリスマスの朝、目が覚めてプレゼント気づき、父親の元に嬉しそうに報告に来る子供

「僕の欲しかったプレゼント本当にあったよ!サンタは本当にいるんだね!パパ!」

この瞬間、この子の認識ではサンタは実在する。

次の日、学校先生がその子にこう話す。

「それは君のパパが買ったんだよ。サンタなんておとぎ話を信じてちゃダメよ」

彼はこう考える。

先生は正しいことを言うはずだ。だからサンタはいないんだ。パパの嘘つき!)

さらにその晩、その子はニュース番組で「グリーンランドからサンタがやってきました!」と報道されているのを目にする。

彼は困惑しながらもこう考える。

ニュース現実に起きた事件を伝えるものだ。ニュースで本物のサンタといってたから、あれは本物のはずだ)

さて、おとぎ話に出てくるサンタクロースと、協会公認のサンタクロースと、我が子の笑顔が見たくてプレゼントを持ってきたお父さんサンタクロース

いったいどれが本物でどれが偽者なんだろう。

サンタクロースはいないという情報は本当に信頼できるものなのだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20070830171043

何言ってんの?サンタクロースいるじゃん。

そりゃ、ソリにのってお空を飛んでくるのは居ないけど、公式の「本物の」サンタも世界中に居る。

グリーンランド国際サンタクロース協会の認定サンタは200人近くいるぜ?

それに、クリスマスの日に子供の喜ぶ顔が見たくてプレゼントを買ってくるのは誰だと思ってる?

あれこそ、まぎれもなくサンタクロースだろ。

サンタがいないなんて、表面的な情報に踊らされてるだけなんだよ。

2007-07-04

http://anond.hatelabo.jp/20070704044400

つーかそもそも北極も別に大丈夫って訳じゃ……

グリーンランドの氷河が溶け出したら海面上昇するよ。

2007-02-04

温暖化

極地の氷床が溶けたら海面があがるかも!どうしよう心配!

などという話しを聞くとなんか悲しくなる。

グリーンランドなんて数百年前まで農耕できたんだぜ?

温暖化とかいうけど世界的な気候記録なんてここ数十年しかないんだぜ?

青森県縄文遺跡が示しているのはどういうことだろう?

貝塚が内陸部にあるのはどうしてだろう?

気候というのは大きく変動するんだ。

海流がちょっと変われば世界の気候配置が変わる。

山の高さが変われば風向きが変わる。

ちょっとした噴火があれば気温数年にわたり2??3度変わる。

人類活動によるエネルギー無駄遣いは改めなきゃいけない。

それと気候の変動に人類が対応しなきゃいけないというのは別問題だ。

人類の活動と気候の変動には影響があるかもしれない。

でも。

二酸化炭素放出人類が絞ったところで気候のコントロールはできない。

 
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