はてなキーワード: N95とは
病院に勤めてる知り合いが言ってたんだが、N95マスクが足りなくて滅菌処理して使いまわしてる彼の病院のまさにその地下に、N95と書かれたダンボール箱が開封もされずに山積みになっているらしい。不要品置き場に使っている部屋らしいんで、ひょっとしたら使用期限が切れてるマスクなのかもしれない(そういうのは平常時なら日常的に発生するらしい)けれど、こういう非常時、使い回しのマスクよりはマシじゃね?って話してた。
ただ、こいつの部署は、その不要品置き場とは無関係で、本来そこに近づく用事はないはず。なので、下手に「あそこにありますよ」みたいなことを言うと「オマエ、なんで知ってるんだ?」みたいにあらぬ嫌疑をかけられる可能性があって誰にも言えないらしい。上司が嫌なやつらしくて…、ま、それは関係ないかな(あるかもしれない)。
なので、このマスク、たぶんこの先も埋もれたままなんだけど。そこで全国の病院関係者にお願い。もういっぺん、地下倉庫とか物置とか、あたってみてよ。ひょっとして埋蔵されたマスクが出てくるかもよ。
シャープがマスクを50枚2980円で販売を開始しましたが、先日大阪のイズミヤが50枚3980円で販売したところ大変な叩かれっぷりでした。
そこでアカウントを羅列したいと思います。ってIDを書き並べたいところだけれど面倒くさい人が現れるので、コメントだけ。
[B! マスク] マスク50枚「税抜3980円」が話題に 販売するイズミヤ「原料費が高騰しており、どうしても高くなってしまう」 : J-CASTニュース
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.j-cast.com/2020/03/23382800.html?p=all
オーストラリアのカール・カルゼルニッキ医師(Dr. Karl Kruszelnicki)と微生物学者のルーク・テネント氏(Luke Tennent)が共同でオナラが病原菌を拡散するかどうかの実験を行っている。2人は同僚の協力のもと、お尻から5センチほどの距離にシャーレを置き、ズボンをはいた状態でオナラをしたものと下着など何もつけない状態でオナラをしたものを比較したのである。
一晩経つと2つのシャーレに異なる結果が現れた。ズボンをはいていたものは大きな変化はなかったが、何も身に着けないでオナラをしたほうのシャーレにはバクテリアが繁殖していたという。
腸内で繁殖したコロナウイルスは、おならが出る勢いで外部に放出されると考えられる。
通屁性の良いトランクスではだめだ。
居住地は伏せますが感染者数が3桁に達するレベルで感染が拡大している県です。大学病院ではありませんが、県内屈指の症例数を誇る3次救急指定の総合病院です。私の勤める病棟は一般内科、呼吸器内科が主ですが一類感染症にも対応できる陰圧室を有する感染症病棟でもあります。現在は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)専用病棟として運用されており、入院しているのは陽性が確定した患者と、感染が疑われる患者です。病床数は40床程度ですがそのほとんどが埋まっています。はじめは陽性の患者は陰圧のかかる個室で管理していたのですが、すぐに個室は埋まり、現在は大部屋で管理しています。一般病床ですので陰圧はかかりません。病院の構造上病棟そのものを閉鎖空間にすることもできず、病棟の入り口にポールを立て出入りを制限しているのみです。すぐ隣の病棟には癌で化学療法を受けている免疫の低下した患者が大勢入院しています。院内感染が起こると危険な状況です。
PPE(個人防護用具)の不足についてはメディアで報道されているとおり危機的な在庫状況です。陽性患者が療養されている空間(レッドゾーン)に入る際には、私たちはマスク、ガウン、手袋、キャップ、フェイスシールドを装着します。このうちマスクは一般的なサージカルマスクではなく、今や皆さんご存知のN95という空気感染にも対応できる特殊なマスクを使用します。通常であればこれは患者毎に使い捨てるものですが、1日に1個まで使用が制限されています。新型コロナウイルスが発生する以前は、N95を使用する機会はほとんど無く、たまに入院してくる結核患者の対応で使用する程度で院内に在庫は豊富にあったのですが、あっという間に品薄になってしまいました。ガウンとフェイスシールドに至っては在庫が底をついてしまったので、自家製のものを使用しています。ゴミ袋で作ったガウンとクリアファイルを切り抜いたフェイスシールドで、看護助手さんが毎日せっせと作ってくれています。PPEも満足に揃わない状況で患者の対応をするのは不安でありますが、あるもので何とかしなければならないと割り切って仕事をしています。院内感染が全国的に多発しており問題となっていますが、私の病院でもいつ職員から感染者が出てもおかしくない状況と言えます。余談ですが看護助手さんの存在なくして、私たち看護師は満足に働くことはできません。もちろん陽性患者に直接接することはありませんが、彼らも立派な医療従事者です。危険手当も感染した場合の補償もないにもかかわらず、文句一つ言わず働いてくれています。ちなみに私たち看護師はありがたいことに1日あたり300円の危険手当がついています。
入院している患者の大多数は軽症患者です。味覚・嗅覚障害のみで発熱もなく元気な方もいますし、呼吸器症状のある方でも酸素投与までは必要としない方が大半です。入院治療を必要としない軽症患者をホテルなどの宿泊施設に移送するといプロジェクトが本県でも始まってはいますが、手続き上の細々としたことで難航しており、あまり上手くいっていない印象です。
当然ですが重症化する方もそれなりにいて、数名の方は病棟で人工呼吸器につながれています。今のところ人工呼吸器が足りないという話は聞きませんが、今後の状況次第では不足する可能性は十分にありそうです。人呼吸器につないでも呼吸状態が改善されない場合は、亡くなった志村けんさんも使用していたと言われるECMO(体外式膜型人工肺)を回したりします。ECMOは一般病棟では到底管理できないのでその時点でICU(集中治療室)に移します。ICUで勤務する同僚に聞いたところでは、残念ながらECMOまで稼働させて持ち直した症例は少ないとのことです。脳出血などの重篤な合併症を引き起こして亡くなるケースも少なくない印象です。
また、新型コロナウイルス感染症では腎機能障害を併発する方が多く、腎機能低下が著しい場合はCHDF(持続緩徐式血液濾過透析)といって特殊なポンプを用いて24時間血液浄化する場合がありますが、この回路が血液凝固でよく詰まります。そのため24時間MEさん(臨床工学技士)が常駐しており、回路が詰まるたびに対応してもらっています。人工呼吸器、ECMO、CHDFなどの医療機器の稼働率が高くなっている状況において、MEさんの疲労は半端なくピークに達しつつあるのが表情から察することができます。人員が少ない分看護師以上に過酷な労働環境でしょう。
看護師は誰でもそうだと思いますが、看護学生時代から幾度となく、看護はベッドサイドからと教えられます。私も患者の側にいてこそ看護師であると日々思いながら仕事をしてきましたが、今はいかにベッドサイドに行かずに済ますか考えなければなりません。軽症な方の食事は部屋の前に配膳しておき自分で取りに来てもらいます。検温もナースステーションから電話で声掛けし、自分で測ってもらいます。隔離されている患者の不安やストレスは相当なものだと思います。特に高齢の患者の場合は隔離による悪影響は計り知れません。ベッド上で過ごす時間が1日のほとんどを占めるようになると、あっという間に歩けなくなり認知機能も落ちてしまいます。せん妄と言って見当識障害を引き起こしたり、不穏になる方も出てきます。できることなら側で話を聞いてあげたいし、世間話でもして気を紛らわしてあげたいのですが、患者との接触は最小限にするようにICT(感染対策チーム)に強く言われています。看護師の一人でも感染するとかなりの数のスタッフが出勤停止となり、医療崩壊を招きかねませんので当然ではありますが、今まで自分が看護と考えていたことと間逆な対応余儀なくされていることへのジレンマは常に感じています。
私も何例か立ち会いましたが、この感染症の患者の最期はとても悲惨です。家族に看取られることもなく、防護服をつけた医療従事者に囲まれながら一人で死んでいかなければなりません。通常ですと医師により死亡確認がされたあと、看護師によりエンゼルケアといって清拭をしたり軽く化粧をしたりするのですが、本線感染症の場合エンゼルケアも感染のリスクを高めるため避けるべしという病院の方針により、亡くなったそのままの状態で納体袋に収めることになっています。納体袋は2重になっており内側はビニールシートのような材質で中が透けてみえるようになっています。遺族は患者が亡くなったあと窓越しではありますが、ビニールで密閉された患者に対面することが許されています。変わり果てた患者の姿に絶句し、無念さに涙する家族の顔が焼き付いて離れません。つかの間の再会のあと、分厚いブルーシートのような素材の外袋で密閉し火葬場に直行し荼毘に付されます。とても非情で残酷ではありますが遺体からの感染も懸念されることから、仕方のないことだと自分を納得させています。
スタッフの中には自身が感染するという不安や恐怖のため、メンタル的にやられている方もいます。小さなお子さんがいる方は特に神経質になっているようです。そのような方は他の病棟に異動させるなど配慮をしてほしいものですが、スタッフの数が不足している状況でなかなか声を上げにくい環境ではあります。医療者差別については個人的には経験がありませんが(両親には実家に帰ってくるなと言われてはいますが)、差別的な言動や対応を受けたスタッフも実際にいるようです。そのようなことがあると仕事に対するモチベーションが下がりますが、ほとんどの医療スタッフは普段どおり淡々と仕事をしています。仕事柄ストレスに対する耐性が高い人が多いこともありますが、このような感染症の流行に備えて日頃から訓練を積んでいますし、覚悟もできています。医療現場が忙しいのはコロナ以前からですし、このような状況だからこそ冗談を言い合いながら笑って仕事をして、むしろ病棟の結束力は以前より増しているように思います。これに関しては人間関係に恵まれた職場で働けていることに感謝しています。
新型コロナウイルスの流行がいつ終息するか、それは誰にもわかりません。メディアではコメンテイターや医学博士といった肩書の方が様々な持論を述べていますが、第一線で患者の治療にあたる医師たちはわからないという事実に対してとても誠実です。すくなくとも年単位は覚悟しなければならないだろうというのが現場の共通認識です。国民の大多数が感染し集団免疫を獲得するかワクチンが開発されるまでこのウイルスが影を潜めることはおそらくないのでしょう。ワクチンについては、すでに感染している患者に治験薬を投与するのとは違い、健康な人に接種するのですから段階的なフェーズを踏んで安全性と有効性を確認しなければなりません。開発にはそれなりの時間がかかることが予想されます。自粛生活がいつまで続くのか、先行きの見えない不安やストレスを抱えながら生活するのは気が滅入りますが、いつか終息すると信じて耐えるしかないのでしょう。
COVID-19は飛沫が長時間空気中に漂う(エアロゾル化)とされているので、そこからの感染を防ぐのはN95のみ。
N95は正しく使用すれば、全ての空気がフィルターを通る構造になっている。
アベノマスクのサイズは古くからあるガーゼマスクとサイズは同じ
サージカルマスクはどんなに高機能でも、脇などからエアロゾルが入ってくる構造になっている。
マスクを洗って再利用は、感染のリスクから平時は認められない。
ウイルスのついた手で口や鼻に触れないようにするためのガーゼマスクは、ないよりはまし。
https://anond.hatelabo.jp/20200417210511
うち粉塵が発生するような小さい工場。親父と私と社員5人ほど。
たぶんあなた方の病院から考えると信じられないほどの数量の防塵マスクを持ってる。
10名足らずの従業員に対して数千枚の在庫がある。性能はDS2だから病院で使ってるN95と同等。
今週もみんな1日1枚か2枚使って作業してる。
なんであなた方が持ってないかというと、結局SARSや新型インフルで騒ぎになる度に困った経験がないからだと思う。
SARSや新型インフルで騒ぎが起きるたびに手に入らなくなることを知っていて実際に困った経験があったから、私たちは1年分の在庫を持つことにしていた。
数か月前まで医療関係者はみんな本気でマスクは空から勝手に降ってくると信じてたんでしょ。大した信心だよね。
医者ってのは6年も大学行って何の勉強してんだろうな。みんな愚か者だから自分の経験にしか学べなかったが、私たちは偶然にもバカ当たり。
「みんなでメルカリかヤフオクに出品するか、本業より儲かりそうだぞ」なんて笑いながら言ってるよ。
もちろん捕まっちゃいそうだからやんないけど、まともに仕事するのがばかばかしくなっちゃうよね。
ここからが本題なんだけど。
安全作業に必要な物品の在庫が切れたら作業をとめる。労働安衛法での決まり事だから当然だね。
しかしね、マスクなしで作業してる人たちはいっぱいいる。マスク不足という口実があったり、そんなこと関係なしに普段からそうだって人たちもたくさんいる。
うちで働いている20代前半の子は「前の職場ではマスクなんてしませんでしたよ」と言う。話を聞くとどう考えたって粉塵職場だ。
鼻の中が黒い粉まみれになって、鼻水が真っ黒になるような現場で、まともな装備を何一つ持たずに作業している人たちが今も昔もいる。
こうやって騒いでもらえるだけありがたい話だよな。
知らないうちに自分が法律に反して危険な作業をさせられて、10年そこそこでじん肺になって、ちょっとした動作一つで息切れして動けなくなって。
自分がじん肺だってことも理解できずに死んでいく人は今だって相当な数に上ってるはずだ。
統計上は激減してることになってるけど、病院すら行けない、健診すら受けられない。
でも、誰もが知ったことじゃないと思っているでしょう?
感染しないからなのか、みんなの視界に入らないどうでもいい命だからなのか、どっちかな?
どっちもか。
自分が知ってるだけ、誰かに知られてるだけ、誰もが知りたいと思ってもらえるだけ、それだけであなたは大変な幸せ者だと私は思う。
自分すら知らないし、誰にも知られてないし、誰もが知ったことではないと思っている、そんな私たちは自分で自分を守ること以外に何もできないのだから。