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番組は「KAZU1」が知床で運航を始めた当初から船を知る元船長に話を聞くことができました。
すると当時、船体に“ある改造”を行っていたことが分かりました
▽「エンジン取っ払って2基→1基に」
これまでで最大規模の集中捜査が始まった、きょう29日。
新たな手掛かりが見つからないまま捜索を終え、先ほど、対策本部が会見しました。
(国交省 木村次郎大臣政務官)「4月28日以来、行方不明者が発見されていない。ご家族の一部の方からは焦燥感、焦ったような思いの中で、そういったお話ぶりがありました」
沈没の原因究明が急がれる中、番組はKAZU1の船体について詳しい人物に接触。その構造について意外な証言を得ることができました。
(元船長 Aさん)「2005年の時に知床の観光シーズンが終わってそれから岡山に取りに行ったの、あの船を…北海道まで持って来たんだ」
Q.KAZU1を?
「うん。そう。太平洋をずーっと。」
以前、知床遊覧船で船長兼、船のメカニックとして働いたというAさん。
17年前の2005年秋、前社長の指示で岡山県からKAZU1となる中古の船を約500万円で購入。北海道まで3カ月かけ運んだ人物です。実は北海道に運んだ後でKAZU1はある改造が成されたといいます。
「エンジン2基掛けだった最初はね。(エンジン)2台で2つのスクリューシャフトで、エンジンを取っ払って1台のエンジンにしたの。2台積むというのは1つのエンジンがトラブル起きても片方が生きているから何とかなるんだけどさ…」
Aさんによるとスクリューやシャフトの故障により2基あったエンジンを取り外し、別の船のエンジン1基を流用したといいます
▽「構造が悪い」KAZU1船底の“空洞”
さらに、AさんはKAZU1の船体構造に、ある違和感があったといいます。
(元船長Aさん)「これ(KAZU1)乗っている時に俺メカニックもやるから、その時船底に潜った印象としては、スペースって80cm角ぐらいの通り道があった。要するに人間が入っていけるように、船底に。」
Q.つまり船底の中が空洞ということ?
「空洞、漁船の場合は仕切りがあるから、だから1つ穴空いたって全部には(水は)行かないから」
通常の漁船などは船底部分は仕切りとなる隔壁があり仮に水が入っても他のスペースには浸水しないよう対策が取られているといいます。しかしAさんによるとKAZU1の船底は改口(あらためぐち)と言われる穴がほとんどの隔壁に開いていたといいます。
エンジンルームの隔壁にも中央部分に80cm角ほどの穴が設置されていたといいます。
「普通はエンジンルームって隔離している。水が入らないように。先端の方で穴開いてバーッと水が入って機関部までダーッといっちゃうからエンジン止まっちゃうでしょ。だから構造が悪いんだ…これ危ないから塞いだほうがいいと言ったんだけどね。」
おととしまでKAZU1の船長をしていた元従業員への取材でも少なくとも3年前まではエンジンルームの穴は開いたままだったといいます。
(横浜国立大学 村井基彦教授)「隔壁があっても、一番下が抜けていたら何も関係ないですね。一番下に(穴が)あったら最初から水が(全体に)すーっといっちゃうので、こういう事が起きた時のリスクは高くなっていた。」
さらに村井教授は、かつて撮られたKAZU1の写真に着目しました。
「まず水を一番被るところなので、嫌なところに(傷が)ついてるなと。」
去年5月、KAZU1が漂流物と衝突事故を起こした後の写真―。
指をさす船首部分には、衝突の跡でしょうか、大きな傷のようなものが見られます。事故当日まで豊田船長と連絡をとっていた、知床遊覧船の元従業員は、こう証言します。
(「知床遊覧船」の元従業員)「船首に傷があったということは存じ上げているんですけども、その部分に関して一番不安があったので、それを豊田船長に『そこはちゃんと直したんですか?』って聞いたんですけど、豊田船長は『いや直してないよ』と。『じゃあなんで(KAZU1を海に)おろしたの?』って(聞いたら)『社長がおろせって言ったからしょうがない』っていう形」
事故の2カ月前に撮られた写真を見ると、やはり、同じ位置に傷が確認できます。傷は、航行の時に海水に浸かり易い位置でした。
(横浜国立大学 村井基彦教授)「(KAZU1は)小型の高速船ということで、波を切り裂くように進んで行くんですね。衝撃的な力がこの上にかかる。水中にある傷っていうのは、かなり致命傷になることは当然、想像つく。」
こうしたKAZU1の傷や構造と、沈没の関連性は、未だ分かっていません。知床の海を知る地元漁師は船底などの強化は重要だといいます。
Q.船の前方は強化している?
(第三幸洋丸 石渡淑朗船長)「FRPの他に鉄で囲ってますね」
Q.船を造った時に?
「そうです」
(第三幸洋丸 石渡淑朗船長)「船が波に持ち上げられて船底が叩き付けられるから、船の上にあがっているもの自体の重さ、それを加味して船底を厚くしないとプラスチック船の場合は波で破壊される。瀬戸内海で走っていた船が外海に来てどれだけ外海仕様にしていたのか、それが一番問題だと思う」
なるほど。
これを指示したのは元社長だから、元社長もかなりヤバいことがわかった。
やはりプロの船員を切って放置経営したところが焦点になりそう。
あとここの部分か。
船長は『いや直してないよ』と。『じゃあなんで(KAZU1を海に)おろしたの?』って(聞いたら)『社長がおろせって言ったからしょうがない』っていう形」
IT大手ヤフーがニュース配信サイト「ヤフーニュース」に掲載するエンタメなどの一部記事に関し、誹謗中傷の抑止を目的に読者のコメント投稿欄を閉鎖したことが30日分かった。週刊誌やスポーツ紙など少なくとも3つのメディアの提供記事が対象。これまでも差別的な投稿を個別に削除したり、「炎上」の恐れがある個別記事のコメント欄を非表示にしたりする対策を取ってきたが、今回は特定メディアのエンタメ記事に関するコメント欄を一斉に閉鎖する措置に踏み込んだ。
インターネット上の誹謗中傷はコメント欄を舞台にエスカレートする場合も多く、人を傷つけ自殺者を出すなど深刻な社会問題となっている。ヤフーは過熱する皇室報道をきっかけに今回の対応を取ったが、コメント欄がなくなると対象記事の閲覧数が減ることが見込まれる。ネットニュースの基盤を握るIT大手と報道機関の関係を巡り議論を呼びそうだ。
コメント欄が閉鎖されたのは小学館の「NEWSポストセブン」、主婦と生活社の「週刊女性PRIME」、東京スポーツ新聞社の「東スポWeb」が提供するエンタメ記事。https://www.tokyo-np.co.jp/article/180428
一人の父親としての悲哀を感じる秋篠宮殿下を擁護する立場としては妥当かな。
知床観光船事故 なぜ沈没したのか?船に亀裂あっても簡単に沈まないはず…さらに重大なミスがあったか
知床沖で沈没した観光船「KAZU Ⅰ(カズワン」の引き揚げ作業が完了すると、今度は、沈没した原因の調査が本格的にスタートします。なぜ沈没してしまったのか、これまでの取材でいくつかの原因が見えてきています
20日に営業運航を再開した大型観光船「おーろら」。世界遺産の知床沖をめぐる観光船は、雄大な景色が一望でき、例年、大勢の観光客が訪れる人気のクルーズです。
先月23日午前10時、乗客乗員26人を乗せ、斜里町のウトロ漁港を出発した「知床遊覧船」の観光船「KAZU Ⅰ(カズワン)」。
出発してから3時間ほどたった午後1時13分、別の観光船業者の事務所に「KAZU Ⅰ」から助けを求める無線が飛び込んできました。
「エンジンが使えない」「沈みそうだ」「船首が30度くらい傾いている」
翌朝、カシュニの滝から北に14キロほど離れた知床岬周辺で、乗客が次々と発見されます。
これまでに乗客14人が発見され、全員の死亡が確認されました。残る12人は、依然、行方不明となっています。
観光シーズンを前に多数の犠牲者が発生した今回の海難事故。一体なぜ、「KAZU Ⅰ」は沈没してしまったのでしょうか?
「船首に何かが当たって穴が開いて浸水したのが、最も考えられる」
船の事故に詳しい水難学会の斎藤秀俊(さいとう・ひでとし)会長は、航行中、何らかの原因で船の底が破損した可能性を指摘しています。
「一般的には、隠れている岩とか、流れてきた木材であるとか、あるいは大型の動物とか、いろいろなものが考えられます」
関係者によりますと、事故直後、運航会社「知床遊覧船」の桂田精一(かつらだ・せいいち)社長は、原因についてこう推測していました。
桂田精一 社長
一方、「KAZU Ⅰ」の船底は、今年3月の時点で既に破損していたと指摘する声もあります。
「(3月下旬に)自分が見た感じだと、船の前側が割れていた。そこから大きく亀裂が入って水が入った可能性もある」「(傷は)前から2、3メートル後ろ側」「俺が見た感じではこのくらい」
「(船底の一部に)いつもそこ穴開いたり、水が垂れたりしていた場所だから。気になったから毎年見る」「今度も水が垂れてるな、プラスチックだからあちこち剥がれかかっている感じ」「(3月に)今年は直らないから来春揚げたときに直さないとだめだぞとは言っておいた。亀裂をね」
かつて「KAZU Ⅰ」の船長を務めた男性は、もし船底が破損していたならば高い波に打たれ続けて傷が広がった可能性があると指摘します。
「(以前も)シーズンが終わって船を揚げたら、船底にひびが入っていた。今回も船底が割れきたのではないかと」
「KAZU Ⅰ」から通報があった午後1時すぎの波の高さは、およそ2メートル。
この元船長の男性は「KAZU Ⅰ」が予定よりも1時間以上遅れて航行していたことから、現場海域はスピードが出せないほどの高波だった可能性があるとみています。
「うねりとか波とかで船が持ち上がって、反動で船がバンと下に落ちるんですよ。あの船は船底がほぼ平らなので、たたかれるとプラスチックなので、ひび割れしていく」
また、船の浸水を防ぐ設備が作動していなかったのでは、という疑問も。
「前側に亀裂があったくらいで、オートビルジがあればそんなに簡単には沈まないので」
去年、知床遊覧船の船長募集の求人に応募した男性は、面接の際、当時の従業員から「KAZU Ⅰ」は、船底に溜まった海水を外に排出する「ビルジポンプの電源を切っている」ことを聞いていました。
知床遊覧船などが加盟していた「知床小型観光船協議会」も、今回の事故を受けてビルジポンプなどの装備を義務化するなど、その必要性を重要視しています。
2つ目に考えられる原因は、高波が船を襲ったことによる沈没です。「KAZU Ⅰ」の修理をかつて行ったことのある業者は、高波が原因で船内に水が入ったのではないかと指摘します。
船を修理した業者
「船体に多少傷があって水が漏れていても、航行していてそこから裂けるなんていうのはまず考えられない。船首の低い船だから、前から沈んだということは船首がどんどん水をかぶって沈んでいったと思う」
原因について様々な指摘がある中、HBCは1つの可能性を示す文書を入手しました。
これは、HBCが入手した「KAZU Ⅰ」の、去年までの「船舶検査証書」です。この検査証書には、船を安定させる重しである「バラスト=砂袋1.5トンの移動を禁止する」という運航条件が記されています。
ところが…。
「豊田船長は操縦しづらいと言って、重しの砂袋を降ろして運航していた」
去年8月30日の「KAZU Ⅰ」の業務日誌です。この書類にも、「カズⅠ(ワン)砂袋撤去」と記載されていました。
豊田船長を知る男性は、重しを積まなかったことで船体のバランスが崩れ、操縦が困難になり、浸水に繋がった可能性があると指摘しました。
証言から浮かび上がる様々な可能性。海上保安庁は今後、船体を引き揚げ、未だ解明されていない沈没の原因について調べを進める方針です。
落胆はわかるし反省点も多分あるだろうし批判もまああるかなとは思うけど
「技術力が低い」とか「まぬけ」とか罵ってる人がいるの不快だなー
[B! 事故] 知床 観光船沈没事故 つられた状態の船体が182mの海底に落下 | NHK
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www3.nhk.or.jp/news/html/20220524/k10013640701000.html
・サルベージ作業のことを何も知らないのに「サルベージ会社の瑕疵と思われる」と書いちゃう奴
・「〇〇できないもんなのか」と専門家が既に検討していると思われる案をしたり顔で書いちゃう奴
・サルベージの歴史を知ってる訳ではないのに「日本の弱体化がここにも。」とか書いちゃう奴
・『朝までは「日本の技術力はすごい!」って言ってた奴が「難しいんだから仕方ない!」と絶叫してて笑える』と誰かを叩きたくて仕方ないやつ
その他いろいろ。
人は嘘をつくときに3や8を使いがちなんだけど
同様に
調べる側もぴったり0や同じ数字が並ぶと、偽装だと思ってしまう無意識の偏見がある
同じ日時の同じ場所で明らかに値が違うというわけでもなければ批判は的外れ
会社が提出し国も確認していた記録では、去年7月の15日間のすべての航海で風速、波高とも0.5メートル、視程5000メートルと同じ数字が記されていました。当時の気象データを見ると連日、風がとても弱かったことは確かなのですが、国よると知床周辺のほかの運航会社の記録は同じ数字にはなっておらず、形式的に記録していた疑いがあります。
報道としてよくない
北海道の知床半島沖で観光船が沈没した事故で、国土交通省は運航会社に対し、出航判断の基準を順守しないなど海上運送法の違反が確認されたとして、観光船事業の許可を取り消す最も重い行政処分を行う方針を決めました。
社長が虚偽の届け出を国に行っていたことも判明し、事業を継続させれば再び重大な事故を起こすおそれがあると判断したとしています。
知床半島の沖合で観光船「KAZU 1」が沈没した事故で、国土交通省は運航会社「知床遊覧船」に対して特別監査を行い、事故当日の運航体制などについて調査をしてきました。
その結果、出航判断の基準を順守していなかったことや、運航管理者などが会社を不在にするなど、安全管理体制が不十分だったこと、運航中の定点連絡が行われていなかったこと、通信設備に不備があったことなど、海上運送法に基づく安全管理規程の違反が17件、確認されたということです。
さらに運航管理者として選任されていた社長について、実務経験が全くなく国に対して虚偽の届け出を行っていたことも判明したとしています。
ドワンゴ「ゆっくり茶番劇」商標登録騒動にコメント「心を痛めています」 多くが「問題はない」との見解示す
一過性のブームで3年後にゆっくり動画なんて残ってるか全くわからん
あくまでYouTubeという新しいメディアで低コストで作れるから人的資本・情報資本の多様性がウケたというだけ
それをいったら知床で金儲けの社長のために26人が命を落としたことだとか、
「お前に何の関係があるんだ」って言ったら誰も襟を正さなくなるだろ。
全国の自営業や経営者が。https://megalodon.jp/2022-0520-1611-00/https://anond.hatelabo.jp:443/20220520160309
池袋の上級国民による自動車事故、知床の観光船、キャンプ場で行方不明になって死亡が確認された女の子。みんな愛されていて、家族が悲痛のどん底で悲しんでいる。
ワイだったら家族はみんな亡くなってるし、友人も妻彼女いないKKOなのに、愛されている人たちが犠牲になってしまうなあとか考える
なぜなのか考えたけど、ワイ友達も妻彼女もいないから池袋におでかけとかしないし、観光船にも乗らないしキャンプにも行かないんだよな。コロナでリモートワークだから通勤すらしていない。貧民だけど鉄筋コンクリの団地だから一応地震で圧死とかはないだろうし(家族も友達も女もいないから家具とか全然ない)結果的に低リスクな生活してるんだろうな