anond:20180303232626 の続き。
もう一つ考えてみたいことがある。ナウシカの世界は、私たちのいる21世紀よりずっと未来だとされている。そしてナウシカの世界のさらに未来がOn Your Mark だと言われているがそれはまた別の話。
ここで "歴史は繰り返す" とすると、実はナウシカの世界はずっと過去の世界で、21世紀の地球は滅びの一歩手前にあったナウシカの世界を経て再興した世界だとも考えられる。
その時、果たして我々はナウシカの末裔なのだろうか?それとも「私達のように凶暴でなく、おだやかで、かしこい新人類」の末裔なのだろうか?
私は前者だと考える。仮に後者であるとすると「凶暴でなく、おだやかで、かしこい人間としてプログラムされた新人類」は、21世紀に到達することなく、ごく短期で絶滅するからだ。これは何度も書いているが新人類は生命力が弱すぎるから。
新世界では直接的な脅威はほとんど駆逐されている。しかしそれ故に進化速度が遅い。進化にはある程度は長期的に生き残る必要がある。一種類のウイルスで全滅していてはそれも難しい。
21世紀の人類が「新人類の末裔である」と考えると矛盾が起きる。よって、21世紀の人類は新人類の末裔ではない。つまり「新人類」は「ナウシカの世代」に負けたのだ。
この21世紀に生きる人々はナウシカの世代の末裔である。"生きることを諦め全てをリセット" を選択しなかったからこそ、今の私たちの生命がある。そして確かに私たちは「凶暴で賢くないナウシカ世代」を体現している。
ではこの世界で「凶暴で愚かな私たちは絶滅させて新人類を生き延びさせるべきだった」「私たちは存在すべきではなかった」と考える人がどれほどいるだろうか?現実には多くの人は、そのようなことが起こった事実さえ知らず今の命に感謝して生きているだけだ。
というあなたの予想とは矛盾するんだよ。当然あなたのように漫画を読んで、一つの考え方として上記のような疑問を持つ人もいる。しかしそのような疑問をもつ事自体が、私たちが「後悔し」「罪悪感を持ち」自分と他人を比較できる心があるからこそできるわけで、新人類にこんな芸当はできない。
つまり、あなたの言う「ナウシカのいる現人類は滅び」「おだやかで、かしこい人間が生き残る」世界が存在可能だとすると矛盾が多く出るんだよ。証明において「○○であるとすると矛盾が生まれる。よって○○ではない」というのは一般的な方法だ。
当初から私はこれらの矛盾点について指摘し、あなたが何か的確な返答をしてくれると期待していたのにろくな返答はなかった。
であれば、ナウシカの最終判断について責を負わせるべきではない。ナウシカは「正しい回答をできなかった」こともあるだろう。だから、「自分はそうしたくない」「自分はナウシカの決断は間違っていると思う」と言うことには何の問題もない。
しかし「ナウシカは恨まれるに違いない」「人類滅亡まで問われ続ける」「ナウシカは大量殺戮者として人類に記憶されるだろう」なんていう存在しない他人を使って自身の意見の正しさを補強しようとするのは間違いだ。
私たちは、一度始まってしまうと取り返しがつかない、その前に止める必要がある、という教訓をすでに知っている。風の谷のナウシカもそれを描いている。
将来核戦争が起きたとしても、恨まれるのはナウシカではない。漫画の登場人物と同様、時の独裁者やそこに至るまでの自分自身を含めた人類全体を恨むくらいだろう。
そして「人類に絶望し、新人類を作る」か「それでも諦めず、その場を生き延びる」かはその時の人類が決める。21世紀の人類が決めることではない。こう書くと「新人類の未来だって現人類に決められたくなかった」とまた言うかな……。この二つの違いが分からないだろうか。
歴史は繰り返すから、過去の例を比べ今度は新人類を生かせる方法を考えておこう、とするのはいいことだけどね。私には現状「取り返しがつかなくなる前に止める」くらいしか思いつかないな。
えーと、入場料を取る展覧会というのは一般的にゾーニングできている状態とは言わないのか?
マルイでやるからいけないのか?でも渋谷のマルイではやったらしいじゃん。池袋って渋谷と比べてそんなハイソな街だったかなぁ。
ちょっと特殊で人によっては引かれるようなマイナージャンル愛好家としては何かもう恐ろしい世の中になったなと思うよ。ちょうど別の観光スポットで愛好するジャンルのコラボ企画展をやってるんだけど、同じ理屈でボコボコに殴られそうだ。私のジャンルも性的要素を見つけようと思えば簡単に見つかるぐらいのやつだしな。
昔は人に自分のジャンルの布教をしてたけど、人目につけばつくほどつっつかれる状況を見ると布教なんてするもんじゃねーなって思えてきた。
【追記】
以前にmyジャンルが池袋で何かやるってなった時には、「治安大丈夫かしら」なんて心配するファン層もちらほらいたんで、今回の「池袋(マルイ)という場所の文脈を考えろ」という炎上の仕方はびっくらこいたんですよね。池袋ってそんな街だったかと。
池袋よりさらにハイソな街が、myジャンルの普段の拠点となっていますが、うちは大丈夫なのか…?と心配した次第です。
太ももよりは歴史があるジャンルだから許されてるのかな?はたまた見つかってないから許されているのかな?あるいは女性のジャンルだからセーフなのかな?
多分後者2つなんでしょうな。
【追記2】
何故「池袋マルイで太もも展がいけないのか」を解説するブコメがたくさんあるが、myジャンルもことごとくアウトになるの本当にキツい。
うちも特殊性癖に分類されそうなものだが、基本的に全年齢でも見られるし、外に向かって宣伝もしてる。ポスターが並んでるの見ると「大丈夫かな…キモイって思われないかな」ってドキドキするよ。女性向けジャンルで、女性にとって都合のいい男性性搾取的な要素がある世界観だけど、本拠地の街には当然男性も存在してるし、宣伝が目に入ることもあるだろう。もう本当に恐ろしい。
重く受け止めているからこそ、旧人類のした「生命をもてあそぶ」という愚行を責めていないだろう。それは仕方がなかったと言っている。それを重く受け止めた上で、現人類は別の道を行くと言ってるだけだ。
旧人類は「リセット」したんだよ。現人類は「リセットはしない」と言っている。そのことをもっと重く受け止めろ。
団塊世代は高度成長期という比較的過ごしやすい時代を生きていたのに後生のことは考えていなかったから批判されている。ナウシカたちの死ぬか生きるかの世界とは全然違う。雑な例を出すな。あと「ナウシカが正義」なんて一度も書いてないだろ。「ナウシカもそうするしかなかった」と書いてるの。
ナウシカは選択の是非を問われる立場にいたし、それまでの功績がどうであろうがその1点については人類滅亡まで問われ続ける。それは揺らぎようのない事実。
あなたはいつも「~なのは疑いようがない」とか「~は揺らぎようのない事実」とか書いているけど、根拠がないんだよ。「○○だと思う。なぜなら私がそう思うから」でしかない。毎回そうだ。
違う。未来への道筋を残すために今を生き残る必要があるの。現人類はあなたの言う「未来を作る確固とした意志」の上に今を選択した。
一方の旧人類は自身の改善を諦めた。旧人類は「未来の今を生きる人間のため」に新人類を作ったんじゃない。道筋なんて作ってないの。自分たちに絶望し、自分たちと未来との繋がりを切って捨てたの。旧人類が未来に残したのは音楽や詩だけ。卵には旧人類の積み重ねなんて残っちゃいない。
あなたは「旧人類の絶望が分かる」と言うが、これが理解できていないようでは全然分かってないんじゃないの?
私は最初はあなたに期待していたんだよ。「きっと別の方法が取れる」かのように書いているから「確かに選択肢は多い方がいいな。どんな手段を考えているんだろう」と読んでみたら「~は揺らぎようのない事実。~は恨むだろう」だ。
別にあなた一人がそう思うだけならそれで何の問題もないよ。でもその思考をもって他人を責めたり、他人の思考を代弁する気なら、それなりの根拠が必要だろう。
繰り返すが、私がここまでで一番納得いかないのは、あなたにはまともな根拠がないこと。あっても簡単に反論できてしまうものしかないことなんだよ。
ここでもう一度これまでにあなたが出してきた疑問点について書いてみたい。
ない、と私は書いた。それは物語から読み取れることであり、また「ある」とした場合矛盾が生まれるからだ。
1.現人類と新人類は共存できない。なぜなら現人類は新人類を簡単に滅ぼせる力を持っており、新人類は簡単に滅ぼされるほど弱い。
2.よって旧人類は、現人類をそのまま生かしておくことは考えていない。唯一の抜け道は現人類の新人類化。
3.しかし、新人類化=感情をなくした人間=「そんなもの人間ではない」と私は考える。
4.「それもまた人間である」派に「そんなもの人間ではない」派を止める力はない。あなたにその力がないように。
5.結果、現人類は旧人類の技術を受け入れない。墓の技術は使用されない。
現生人類が奇跡的に新しい環境に適応できる確率と、墓と和解する、墓の技術を使って適応できるよう変わる、新生人類と共存の道を歩む確率なら後者の方が高いことは疑いようがない。
同意しない。私はナウシカが言うように、血を吐きながらでも現人類の中から浄化された環境に適応できる人が現れると考える。なぜなら自然界の中で生き多様性を身に着けた人類の生命力は、頭空っぽの新人類には想像できないくらい強いからだ。
一方の新人類の生命力は恐ろしく弱い。あなたが言うように、敵を殺すぐらいなら自分で死を選ぶからだ。捕食して栄養を得る能力を持つ単細胞生物(粘菌)にすら及ばないのだ。墓所の技術で栄養はなんとでもなるし、不死身にもできるが、実際は寿命が設定されて次の卵と変わるだけだろう。一種のウイルスか、卵が寄生虫に乗っ取られるか、いずれにせよ同じ体に作り変えられたら現人類は一緒に全滅する。
なによりそれらの方法を検討している余裕がない。墓は現人類の存続を現在進行形で脅かしている。墓所を生かしておけば先に現人類が滅ぶ。そして何度も言うが現人類は滅びを選ばない。
現生人類が生き残ることではなく、火の七日間を再度起こさないと確信に値するものを示すしかない。
上にも書いたけど、あなたは旧人類の思考を理解できていないと思うよ。または「あなたは理解できた」かもしれないが、現人類の大多数には理解できなかったんだよ。そしてあなたには理解をしてもらえるだけの説得力がない。
全滅してから言え。
とかまだ言ってるし。人類は「今は絶滅しない」道を選んだんだよ。あなたの言うことは聞かない。
絶滅するしかない、という案を取るか取らないかはその時の人類が決めることだ。あなたが「現人類には絶滅してほしい」「新人類に希望を」と言ったところで現人類を説得できなければかなわないじゃないか。
私は、あなたの疑問に一つ一つ反論を出し、その根拠を書いてきた。なのにあなたはなんだ?パチンコが~とか本来日本人は~とか雑な例はいらないんだよ。疲れてたのは分かるけどさ。
私は、一応は人類としての回避策を出しただろ。現人類が踏みとどまり、どうにか戦争と自滅を回避し、新人類を受け入れられるだけの余裕を持てればよかったと。しかし今回はかなわなかった。私自身がその場にいても、協力らしい協力もできず、ナウシカに託すくらいしかなかっただろう。
多様性のない新人類はそのままでは王蟲のようにはなれないし、あの時点で現人類に新人類を受け入れる余裕もない。ナウシカが滅ぼさずとも現人類に滅ぼされる。
罪をかぶるなら全人類が被るべきであって、最後の決断をゆだねられたナウシカではない。あなたは自分なら罪をかぶらずに済んだのにと思っているようだがあなた自身も現人類であり、新人類を救えなかった一人だ。
私は先日、
「ナウシカは一人の人物ではあるけど、結局はそこに至るまでの過程を現人類が選択したんだよ。あなたならその時破滅を止めるために何か協力できただろうか?」
と書いたが、一番聞きたい回答はこれについてなんだ。あなたは、自身がどうすれば今回の悲劇を止められただろうと思っているのか。
「ナウシカがこうすればよかった」という例についてはこれまでに書いた通り「それはできそうにない」と私は思う。なので、ここではあなた自身、いや個人でできることなんてたかが知れてるので、あの場の「人類が」どうすればナウシカの行動を止めることができたか?ということについて聞いてみたい。
で、私は今後三週間くらい忙しくて増田を読んでる余裕がなくなる。もしこのダラダラと長い駄文に回答してくれる余裕があるなら、急がないんでのんびりどうぞ。
(実は上記以外に、もう一つ追加で文章を書いていて、長いので別記にした。anond:20180303232700 忙しいだろうし余裕があるときにでも)
よくそんな贅沢が言えるな
直接言えないから寝る前だけど書く。
無駄に長い。
書いてる人→既婚子持ち30代ワーキングマザー。書いて思ったけど、ワーキングマザーでないマザーってあんまりいなくない?ハウスキーピングも広義ではワークだ。
・子どもは?ってきかれてウザいだろうという話
わたしもいま子どもがいるけど、結婚して3年ほど子どもがいなかったので何度もされたことある質問。
きっと耳タコの人もいるはず。
聞かないでよ、個人の自由でしょ?プライバシーの侵害だ!めんどくさいなぁ、1回答えたらオートでコピペできないかな、適当に流すのすらダルい、などなど。
だけどね、この質問、なくならない。
一枚岩じゃないの。
光合成が行われた結果つくられるものはなんですか?→酸素です!というように、答えが必要だからしている質問じゃないの。
そういう質問をして、子どもを持っていないことを貶めたい目的があるとき。
失礼なことだとは露ほども思っていない。なんのことはない、あたまがなかなか柔らかくならないタイプの人はいる。悪人か善人かはともかく。
ほかにもあるかもしれないけど、純粋に答えが必要な人は、軽く聞いてすぐ引くし、面倒な流れには多分しない。
純粋に答えが欲しい人の中には、あなたと共通の言語が欲しい人もいる。子どもの有無は生活圏の大きな差異を生むので、自然と子持ちは子持ちと、そうでない人はそうでない人と関わる時間が増えてそうでない時間は減っていく。
「あなたと一緒に話すことが減るのはさみしいですよ」のかわりに、「子どもはまだなの?」と聞いちゃう人もいる。
・子どもほしい?
あなたが20代後半~30代の女性なら、子どもを持つか持たないかの境目で、妊娠適齢期を前後して「どうしても子どもを作りたくなるシーズン」がやってくる可能性があります。
もう産めないかもしれない。
いまが最後のチャンスかもしれない。
やけつくような焦りに似た気持ち。
その気持ちは、ほっておくとそのうち化膿します。ちゃんと対処しましょう。ほしいでも、ほしくないでも、どちらでも。そのうちすっきり気にならなくなるタイプの人もいれば、死ぬまで引きずるタイプの人もいます。
で、ほしいあなた。
もし20代後半~30代前半なら、迷う前にともかくトライしましょう。なるべく早くにね。なぜかと言うと、子どもはすぐに出来るとはかぎらないから。
病院がこわい?
慣れます。慣れましょう。
自然にできないなんて落ち込む?
横に生えていたら切開するし、神経に障っていたら大きい病院に転院して抜きます。
それと同じで、もし子どもを作るのになにかしらの問題があったら、可能な限りの治療を受けて問題をクリアにするのは当然のことです。
自然にとかいうワードが出たら親知らずのことを考えてください。しらんふり。
30代後半以降のあなた。
高齢出産があたりまえになってきたといっても、生物としての機能が時代にそんなすぐ合わせられるわけはないので、早めに越したことはないです。
女も男もね。
あと、早く子どもと出会うと、子どもと過ごせる時間がそれだけ長くなります。
ほしくない人、予定がない人。
子どもの話題もーいいやめんどくさいつらいってなる内心は仕方ありません。うまく付き合いましょう。
そして楽しく過ごしましょう。
では、おやすみ!
君は勘違いしているね。
学「歴」自体は仕事に関係ないけど、その学歴を得る過程で培った「教養」「学ぶ力」は確実に仕事につながるぞ。
しかも、残酷なことに、歳を重ねるごとに教養のない人間=低学歴の人間と教養のある人間=高学歴(に多い)の差はどんどん開いていくぞ。
教養のある人間は、自分のアタマで物事を考えて判断して自分に活かしていくことが出来る。
一方で教養のない人間は、ただ毎日に流されて、日々を生きていくのが精一杯になる。
そう、自分のアタマで考えられる先人が生み出したパターンが君が言う「常識」なんていうくだらない枠組みなのだ。
他人の生み出した枠組みを知ってるのが偉い?そりゃ弁えてる方が良いかも知れないが、新しいものは生まれないよね?
学歴がすべてではないが、教養のある人間の多くは結果的に高学歴になる。
低学歴でも良いが教養、リベラルアーツを養わない怠け者の人間には明るい未来はない。
これは確実に言えることだよ。
桃太郎がそのカリスマ性と卓越した指揮能力で、種族の垣根を超えた軍を組織して鬼を退治する
その後、若くして桃太郎が病で没して、主柱を失った軍が分裂して血みどろの内戦に陥り、あげく鬼の反撃で壊滅する話にすれば良かったのか
はじめは友人含めて3~4人程度で遊んでいたが、俺はその子を狙っていたのでなんとか連絡先をゲットし、2人のデートもした。
数回デートし、詳しくは書かないが誰の目にも明らかな「OKサイン」を確認できたにもかかわらず、告白の結果は撃沈。
それも、一旦はOKしたが、翌日になってメールでただ一言「やっぱりあなたじゃない」と手のひら返し。
はじめから断ってくれよ。
さすがにそれはないだろうと電話すると、「(デートでいい感じだったからって)期待した?バカじゃないの?」的なことを言われ、奈落の底に一気に突き落とされた。
どうも、「自分がいかにモテる魅力ある女であるか」を確認するためのダシに俺を使いたかったようである。
自分の気持ちだけでなく、プライドまでもが著しく傷つけられた。
単にお断りされるだけならまだしも、なぜ普通に告白しただけでここまで貶められなければならないのか。
それまでにも相応の数の女子とかかわってきた(付き合ったというわけではないものも含む)ので、色々なタイプの女子がいることはわかっているつもりだったが、このタイプははじめてで、当時大学生でまだ世の中のことをよく知らなかった自分の心に「女子とはかくもおそろしい生き物だ」ということが刷り込まれてしまった。
はじめは自覚がなかったが、常にどこか女を信用できない、信用したくない自分がいることに気付いた。
その後、何人かお付き合いした人はいたが、すべてたまたま相手のほうからのアプローチで始まったものである。
どんなに気に入った人がいても、アタックするチャンスに恵まれても、またこうやって奈落の底に突き落とされるかも…と思うと恐怖でとても自分からアプローチするなんて考えられなかった。
そしてその思いは時がたつにつれて自然と「元々俺は女性から受け入れられる余地のない無価値で無能な男なのだ」というやさぐれた思考に変わり、現在に至る。
無論、なんとか払拭しようとあれこれ試し、多少改善されてはいるが、根本的にはこの出来事があり、大きくは変わっていない。
結果、30代になった今でも恋愛的な意味での成功体験がまったくなく、まともな経験値も稼げず、歳だけとって本当に無価値で無能な男に成り下がってしまった。
いざ気になる人ができても、過去の悪夢だけでなく年齢的な負い目も重なり、なおのこと自分からアプローチなんてできない。
しかしやはり気に入った人を自分の力でモノにしたい、モノにすることで自分にそれだけの価値と魅力がある男なのだという自信を取り戻したいという欲求は払拭できない。
なぜ自分だけがここまで苦しめられなければならないのかとさえ思うときがある。
(他の人たちが実際どうなのかはわからない、隣の芝は青く見えるだけで皆俺と大して変わらないのだろうか)
大袈裟に言えば、学生時代のあの日からずっと時間が止まったままであるかのようだ。
生きることが苦しい。
(他の要因もあるが微々たるもの)
想いを寄せてくれた女子はいたが、申し訳ないけれど自分から好きになった人に振り向いてもらえたのでなければ自分の欲求は満たされなかった。
自分が最も認めてほしいと願う人から認められたら、どんなに幸福なことだろうか。
その人が認めてくれさえすれば、世界中のすべての人間が敵になっても構わない。
俺はその人を生涯にわたってとことん愛し、相手からも愛され、魂と魂をぶつけ合うほどに激しく求め合い、幸福感に包まれながら最期を迎えたい。
来てくれたお姉さんは気さくな人で3分ほど雑談してから一生懸命に舐めてくれた。
申し訳ないな、、こりゃダメかな、、、と思ったけど、お姉さんはあの手この手で続けてくれた。
そして、最終的にはいくことが出来た。
本人さえ諦めていたのにいかせるとは本当に凄いと関心してしまった。
お姉さんにプロフェッショナルを見た気がした。