はてなキーワード: 格差拡大とは
誰もおかしいと思わないのか?
「適正な分配と安心を高めることこそ、何よりの経済対策」枝野代表らが、アベノミクス検証委員会 報告書について会見
https://cdp-japan.jp/news/20210921_2145
枝野氏は「格差の広がりは否定できず『アベノミクス』は明らかに失敗だった。適正な分配により安心を高めることが、いま何より求められる経済政策だ」と述べ、今度の衆議院選挙で、政策の転換を訴えていく考えを示しました。
5. ジニ係数
――ジニ係数の改善、すなわち分配による格差是正がどのくらい進んだか、という国際比較を見ても、欧米と比べ日本は極端に改善率が低い。OECD諸国平均で見ても、4分の3から3分の2程度低いということで、格差是正が全然進んでない。
誰もおかしいと思わないのか?
それまでずっとアベノミクスの効果を施行前後で年度での比較だったところが、
しかし、そこに触れずに海外諸国と比べて”全然進んでいない”と述べるのは印象操作でしかない
全体の格差は2011年0.3791から2018年 0.023と大幅に改善しているからだ。
はてブで過去にホッテントリ入りしたBuzzfeedのエントリーがある。
【検証】アベノミクスで「格差拡大」は本当か? 2017年10月20日
https://www.buzzfeed.com/jp/naokoiwanaga/kakusakakudai
BuzzFeedが実施している衆院選に関する検証企画で、アベノミクスで本当に格差は拡大したのか調べた。
結論から言うと、格差が拡大したかどうかは「検証不能」だ。切り取る角度によって「格差」の評価は異なり、全てを検証するのに十分なデータがないからだ。
厚生労働省が出した最新の「2014年所得再分配調査報告書」によると、2014年の「再分配所得」のジニ係数は0.3759と、2011年の前回調査(0.3791)よりわずかに下がった。つまり、このデータ上、全体の格差は微減したと言える。
Buzzfeedは、全体の格差が微減したと述べる一方で、若年層の格差は広がったと述べている。
それを以ってアベノミクスは格差が広がったというなら、それはデータとして正しい。
こういう内容なら支持できる。
立憲民主党によるアベノミクス検証、きちんとした論文・報告書みたいなのを期待してたんだけど、
記事検索しても立憲民主党の広報・SNSアカウント見ても、ふわっとした格差拡大批判だけしか無い。
報告書はどこにあるのか?と思って立憲民主党のサイト見てみたら、
https://cdp-japan.jp/news/20210921_2145
こんなの、学部生のレポートどころか小学生の調べ学習・論文コンクールより酷いだろ。
検証委員会も、江田憲司と落合貴之しか参加してないようにしか見えないけど、
せめて立憲民主党の御用学者()なり経済ひょーろんかなり参加してないの?
俺の記憶するところによれば(平成時代の)「勝ち組、負け組」という言葉は
当時のトップ企業(たとえばトヨタ等)だけがそれなりに株価が回復してきて
それ以下の企業(たとえば日産等)の株価は回復しない状態に対して使われたのではなかったかと思う
やがてそれが人間にも使われ出した
それも最初は企業内のエリート出世コースに乗った社員と、そうでない社員の格差が拡大するという話ではなかったかと思う
要するに「勝ち組」の座は極めて限定されていて、大半は「負け組」。
本来はそういう意味の「勝ち組、負け組」であって、そういう意味の格差拡大。これは世界的な現象。
いや、ものすごい悪意ではなかったにしろ、「無邪気に信じすぎ」とか「疑わなかった」ような幼稚なオツムなわけないよw
多くの庶民にはそういったストーリーを信じさせておきながら、実際は自身を含めた経営層や資本家などに有利な政策へ誘導していたんだ。
その遠因は、昭和の後半くらいからず〜っとジワジワ進んで来た「経済のグローバル化」なんだな。海外の投資家などに日本の企業(の株、債券など)を買ってもらうには、ROEだとかの利益指標を大きく上げなくてはならないので、とにかく利益率を手っ取り早く向上させるには、人件費をどんどんケチるのが一番容易だったわけ。
なので、正社員を切って非正規を増やす大トレンドが進行して、今の格差拡大に結実してるんだよw
ここ30年くらいの企業の利益総額とか配当金総額とかが5倍10倍レベルで増えてるのに対し、労働者の賃金総額は2倍にもなってないくらいだろ。労働者がもらえたかもしれないカネの多くの部分は、海外の投資家などに吸い取られてるんだなーw
どんな人間も選べる相手は一人なんだよ。差別意識や偏見がなくても何らかの形で選び得る相手に対して選ばれる一人にならなければ相手は作れません。
金以外にも色々要素はあるけどね。とくに承認欲求。
マスとして結婚できない男が増えているのは、格差拡大して結婚できない所得の人間を増やしたから。だからこその「弱者男性論」ではなく「弱者論」
弱者男性論は「貧困面」と「承認欲求面」が折り混ざってるんだよ。
つまり、弱者男性自体が貧困で追い詰められて救いを求めているというところまでは正しい。
だけど承認欲求面というのが厄介で自分が支配できる人間がほしいというのもあるんだわ。
長年の新自由主義政策で格差が拡大して、貧困者が相当増えたのは違いない。だけど、一部稼ぐ女性も現れた。また、弱者女性も相当増えた。
そもそも、元ネトウヨ的な「強いやつに弱いやつが従え」「女は男に従え」という意識が根っこにある。
そこで「稼ぐ女性を自分にあてがえ」という面と、弱者男性が弱者女性を見つけたら攻撃するからネットでは弱者女性は声を上げられなくなるという面もある。
本当は弱者男性+弱者女性=弱者が非常に増えたと言う話なんだけどね。
まあ、まずは格差拡大して貧困があまりに増えすぎたことを何とかするべきだわ。
無論それは経済政策としてね。新自由主義は産業育成の面でも企業の保身家で設備研究投資をしないことと、政府の緊縮で大失敗しているし。
その上で承認欲求についてはまずは落ち着いて休めというのが一つ。上記のあてがえ論や弱者女性の攻撃は許さない。そもそも、女を捕まえに行って、その上で女に優しく、かしづく貧乏ヒモ男は相手を見つけられているわけだ。
いや、違うね
まず「あてがう」を定義しよう。例えば女性が高所得男性と望んで結婚することは「あてがう」だろうか?一般的な感覚として違うね
ここから「あてがう」は「意思に反して」&「結婚する」をさせる行動だと考えられる(割と雑な定義だが、問題ない範囲だろう)
一方「下方婚」は「意思に反して」という意味を必ずしも含まない
と
「低所得者にも女をあてがえ」=「女は意思に反して低所得者と結婚しろ」
は論理的に意味内容が異なる。「女が自分の意志で低所得者と結婚する」ケースが差分だね
まぁここまで考えなくても、「低所得者と望んで結婚してる女性って、普通にいるよな」と考えるだけで両者の論理的な意味の違いは明白だけどね
更に、君は他にも間違いを犯している
そもそも上方婚批判と「女は下方婚しろ」も論理的に意味が全く異なる、元増田ではその事を説明したのだが、日本語が読めなかったようで残念だ
また「女は」と言う主語の取り方も元増田の内容を鑑みればおかしい、「高収入女性は」とするべきだろう
正しくは「高収入女性の上方婚について、個人の自由を制限しない形で解決できないか」という問題提起であり、そもそも具体的な解決方法を含まない
そして「個人の自由を制限しない形で解決」の中の一つの案として「男性が稼ぐべき」という性役割固定的な価値観の是正が考えられる訳だ
では改めて添削後の内容で考えてみよう
「高収入女性の上方婚について、個人の自由を制限しない形で解決できないか」は「低所得者にも女をあてがえ」以外の何者でもない、だろうか?
何者でもない、と思うのは自由だけど、その場合、論理的な説明をぜひ欲しい物だね
あと
こんな態度の奴は誰もいない。屏風の虎ですやん
これについては、だからこそそこを批判すればいいのに、と思ってる
上方婚批判を格差拡大批判として捉える文脈ならここは明らかにウィークポイントなのに、狙ってる人が少ない、馬鹿って大変だなと思うよ
俺は上方婚批判が完全に正しいと思ってる訳でも、上方婚批判や弱者男性を絶対に擁護したいと思ってる訳でもない
傍から見て論理的に考えられてない人が居るな、と思ったからそれを指摘してるだけだから、上方婚批判を批判したいならそうすればいいし、この部分はその為のささやかなヒントのつもりだよ
頑張ってね
個人的にはそんなに上昇婚願望を捨てたくないならそれはそれでいいと思うんだけど
でも明らかに上方婚批判とあてがえ論は論理的に意味内容が違うよね?
要するに弱者男性関連の話を「あてがえ論だ」と批判してる人達って、論理的に物事を考えられ無い人達で、言ってしまうと馬鹿って事なんじゃないかな?という仮説
例えば上方婚批判はフェミニズムの言葉に翻訳すると、性役割固定への批判である訳だ
男性は外で働き金を稼いでこそ価値があり魅力がある、という昭和の様な古臭い価値観、性役割の固定を女性もまた内面化してしまっている、
という事を高収入女性も上方婚をする傾向が示してしまっている。それに対する批判は性役割固定への批判なのだからフェミニズムの論理にも乗っ取る事だ
この位の事、考えれば分かる、ただ勿論分かるだけの能力がない人も居る、それだけの事なのだ
例えば高収入の人間同士がカップルを作るようになると、低収入側は低収入同士でカップルを作る事に成り、当然カップル間の格差は拡大する
ただし注意しなければならないのはここで言われているのは高収入女性の上方婚の事だという事だ。低収入女性の上方婚はむしろ格差を縮小する訳だから称揚される
「高収入女性の」上方婚批判に限定すれば、これは格差拡大への批判として理解できる
ただしこれは社会全体のマクロな話だ、ミクロの個々人の選択は自由なのだから具体的な高収入女性が高収入男性とくっ付く事は批判出来ないしするべきではない
従って上方婚批判は、ミクロな個人の自由を制限する「あてがえ論」ではなく、社会全体の上方婚という傾向を把握し、是正しようとするマクロな議論を志向する事に成る
マクロとミクロを区別できない人間はここで間違う、マクロな上方婚批判とミクロなあてがえ論を混同してしまう
個人の自由の制限ではなく、社会全体の上方婚傾向の原因を考えるからこそ原因として「収入が男性の価値・魅力」という性差別的・性役割固定的な価値観の蔓延、内面化を問題化するのであり、
これはフェミニズムが性役割固定的な表現を批判するのと同じ論理だ
例えば「「お母さん食堂」は性役割を固定する」と主張する人は「女性は家事をするもの」という性役割の固定を批判している訳だが、
これは「家事をしない女性にも魅力を感じろ」「家事をしない私にも男をあてがえ」という意味だろうか?全然違うよね?
上昇婚批判をあてがえ論と同一視する人はこれと同じような「「お母さん食堂」を批判する女性は男を欲しているに違いない」という気持ち悪い考えと同じ事をしてしまって居る訳だが、論理的に考えられない為に気付かない
性役割の固定の批判は、「性役割に適合しない私に異性をあてがえ」という主張とは論理的に全然違うんだよ
よくフェミニストが「フェミニズムが広まれば男性だって役割から解放される」と言うでしょう
あれの中身が「男性が稼ぐべき」という役割からの解放、つまり上昇婚傾向の解消なのよ
つまり、だ。逆に言えば上昇婚傾向が解消されない限りフェミニストの言う「フェミニズムが広まれば男性だって役割から解放される」はただの空手形であり、最終的には嘘という事に成る
論理的に考えればこの辺りの話は当たり前の話な訳だけど、論理的に考えられなければここには至らない
だから上昇婚批判が「あてがえ論」に見えるのであって、他の「~~はあてがえ論だ」も同じなんじゃないかな?
主旨を外してる人が散見されるので追記しておくけど、この文章の主旨は「上方婚批判等の主張と「あてがえ論」は論理的に意味が異なる」「それが分からない人は論理的に物事を考えられ無いのでは?(と言う仮説)」だからね?
勿論それが分かった上で上方婚批判自体の瑕疵を云々しても良いけど、この文章に対して本質的ではない事は把握しておいてね
あくまで「上方婚批判=「あてがえ論」」なのか、が論点だから、そこを無視して一足飛びに上方婚批判自体の是非を云々している人は、自覚的にそうしているのでないなら論理的に文章を読解できない人、という事に成ると思うよ
車に乗り遠くへ出かけることができ、
Amazonでモノを頼めば次の日には届く。
ただ資本主義は生み出した価値と同量かそれ以上の負担を人間に強いている。
成長し続けろというプレッシャー。
自転車を漕ぎ続けないと倒れてしまい、倒れたらそのまま置き去りになる。
マトリックスという映画で、人類は機械の動力源となるため培養されていた。
機械のところを資本主義に置き換えたら、現代も映画の状況と大して変わらないのではないか?と最近よく思う。
(ちなみにエージェントスミスは中国で、今資本主義というシステムを乗っ取ろうとしている)
自分たちは今、人類を幸せにするために作ったシステムに人生を握られている。
自己実現のため成長するんだよ、あなたが欲しいモノを手に入れるために頑張ってるんだよ、と。
一番怖いのは、これほど資本主義を恐れ、疑問を抱いているにも関わらず、反撃しようと思えないことだ。
社会主義の失敗以降、人類はまるで資本主義を完成したシステムかのように受け入れるようになった。
自分もその1人だ。