はてなキーワード: 処女厨とは
かつて一時代を築いた人気成年向けアニメシリーズである『くりいむレモン』の中でも特に有名で人気作品として知られるのが亜美こと野々村亜美をメインヒロインとした『亜美』シリーズだ。
そんな亜美は段々とメインヒロインかつ主人公的な立ち位置になっていくが、基本的に「妹」キャラとして認識されている。妹キャラのシンボルにすら近いかもしれない。
亜美はシリーズ全ての始まりであり多くの亜美ファンにとっては全てと断言してもよさそうな第一作の主人公・宏の義理の妹である。
亜美シリーズはくりいむレモンシリーズの中でも派生作品や実写化を含むリメイク的展開が多いことでも分かる通り圧倒的に人気があったと推測できる。
亜美は絵に描いたような大人しめのいい娘(風)であり、お兄ちゃん大好きな理想的義妹ということからその理由も察することができる。
しかし、第一作はある意味テンプレに近い兄妹恋愛展開でありわかりやすい妹萌え作品なのに対して、第三作以降は少なくとも現代の萌え感覚を持って見たら殆ど妹ものとして機能しているか危うく、何故人気がある程度持続していたのか疑問に感じる所がある。
私は割と最近かつ、NTR属性への理解を得た後に作品を知った人間なため、どちらかといえば妹が寝取られる系の作品として魅力を感じてしまい、そういう意味で亜美シリーズが好きなのだが、
素直にオーソドックスな妹萌え目的で見てた人達にとっては唐突なシリアス&NTR展開・ビッチ化にディスク(当時はLD?)割ったりVHSのテープ切り刻んで送り返したくなりそうな内容では?と思ったりする。
ところが当時を知る人達が語る亜美の魅力を見ていても、基本的にはオーソドックスな妹萌え作品、萌え妹キャラとして扱った上での評判が多い。
第一作だけ、強いて言っても三作目までが亜美シリーズとみているからなのかもしれない。
それにしても第二、三作も今ならボロクソに批判されそうな展開である。NTR好きは歓喜するだろうが。
【物語概要】(うろ覚えだから詳細部分は違う所があるかもしれない)
第一作のラストで亜美と宏は母親に情事の現場を見られてしまう。
第二作、それが原因で母親は宏を海外に留学させて亜美と別れさせられている。大好きな兄と別れて傷心の亜美は女友達に誘われてクラブに行くが、その際に酔った勢いで遊び人で有名なイケメン河野という男にお持ち帰りされる。
酔って河野を兄と勘違いしながらのノリノリH。その時に兄のことを呼んだことを聞かれて兄との関係を河野に知られる。
そのことで脅されて素面で関係を持つ。河野に「兄のことを忘れさせてやる」と言われたことに亜美は怒る。
第三作、兄・宏が一時日本に戻ってきて嬉しい亜美だが、宏は亜美に、もうああいう関係をやめようと告げる。ショックを受けた亜美は自ら河野の部屋に行ってヤケクソH。
上記のように恋愛・エロ関係を抜き出すとなんだこれ…という感じなのだが、実際見てみると基本的にはエロ目的のOVA作品な割にパッと見て重みのある恋愛ドラマっぽく成立するような質感ある流れがストーリーにある。エロがあるというだけでなくストーリー的にも大人な内容という感じか。
その側面は第三作の続きを描き、亜美が何故かその後スカウトされてアイドルとして活動しているという設定の『それから』シリーズでも強調されていくが、それからシリーズは恐らく亜美ファンの大半には認められていない。声優が違うし(そんなに声質に差はない)、作画も不安定で亜美もあどけなさの残る妹的なキャラデザではなくなってしまう。そして内容的にも妹萌えを感知できる成分はほぼ皆無。
そんな妹萌えとして見たら内容的には第一作以降散々な状態でありながら、何故キャラの人気があったのかを推測すると、
当時は、実妹は勿論、義妹を堂々ネタにした恋愛やエロ作品も滅多に(許され)ない萌え文化的には鬱屈した雰囲気の中にある時代だったことが影響していると思う。
そんな中で可愛い義妹とのエロあり恋愛を堂々かつ詩的に描写した亜美シリーズは画期的な価値があったためカルト的に支持を得たのだろう。
また、中高生が気軽にオタクになってエロゲーすら手を出せてしまう今と違って当時はオタク文化を嗜むにはある意味ハードルが高かったはずである。
くりいむレモン以外の昔のエロ系OVAを見ても、ドラマ性やアクション性などをメインとしても売れるような作品が多く(質の高さでなく作品における重点の置き方として)、今みたいに最初から「萌えだけで売る」「エロだけで売る」ことしか考えてなさそうな作品があまりないようである。せっかくアニメーションとして作るからには、というこだわりだろうか。
逆にいえば、萌えやエロ部分は物足りないのだが、そのような背景もあって当時のオタクは多様なドラマや表現の中に光る萌えの輝きを汲み取って楽しむ見方をすることに慣れていたのだと思われる。
だから亜美シリーズの展開にも、文句言いつつも良い部分を大きくピックアップしながらそれをメインに楽しむことができていたのだろう。
あとは実際の現実の妹という存在の立ち位置に近い動き方、扱われ方をするという点もある意味でよかったのかもしれない。今だって現実で義妹と恋愛したら白い目で見られるらしいが、現代の架空作品では義妹キャラは当たり前のように兄に好意をアピールするし、それを家族や周囲も特に咎めず認めちゃう世界観が形成されているため義妹キャラは兄以外の選択肢は持たない。他の選択肢を持つと処女性重視する人に嫌われちゃうし。
そんな当時の風潮や作風の影響で作られた亜美シリーズの独特の質感ある内容は、エロとして萌えとして半端ながらも現代のエロアニメやNTRアニメには作れない独特な魅力があると自分も感じている。
特に自分は妹純愛作品も好きだが妹NTR作品も好きなため、河野という男が寝取り男として魅力的ということもありそれからシリーズも好きだったりする。
最初から続き物シリーズという前提で見てしまった場合に、第一作以降の兄の宏の存在感が薄すぎて、亜美主人公の少女恋愛アニメみたいな見方をしてしまった影響もあるが…。
そんな物理的には存在感薄かった宏だったが、作中の亜美の心の中では常に存在感十分だったおかげもあってか、
亜美シリーズの二次創作や話題を探してみると大体が宏との兄妹恋愛ネタばかりである。
妹純愛萌えに比べたらごく僅かながら河野の魅力を語る人もいるようだし、個人的には『それから』で本当に亜美が河野と結ばれる展開も見てみたかったのでそういう方向性の二次創作も見てみたいのだが。
河野はそれからシリーズで亜美に結婚を申し込み一時は受け入れられるのだが、別の愛人に「結婚なんて大した意味はない」と男として最低のことを言っていたりして本気でないアピールをしている。一方で最後の亜美の出した答えに対する宏と対照的な笑みを見ると亜美を本当に魅力的に感じていることも事実なのではと考えたりする。
2chかふたばか忘れたがくりいむレモン関係のスレッドのログを見ていたら「河野は結局亜美に夢中な奴だから」的な解釈をしてる人がいたが、そんな感じでも受け取れるよなとも思うし、そういうネタの二次創作を見たかったりする。
河野は元々遊び人で愛人いたりしながら亜美と付き合ったり求婚したりする野郎だけど、宏は宏で別れさせられても自分を慕う亜美を拒絶して、海外から婚約者連れてきておいて結局亜美を忘れられずに婚約者を失望させて亜美に求愛してしまう野郎だったりして、河野が悪で兄の宏が善ともいえなかったりする。
そんな観点から見ると、亜美が最後に出した答えは二人を拒絶して自分は自分、もう誰にも囚われないとか宣言する恋愛ものとしては何その終わり方と思えたりもするやつなのだが、個人的にはちょっと面白かった。そんな亜美を「コイツやっぱいい女だわ…」みたいな笑みを浮かべながら見る河野もなんかよかったりして。
■余談
亜美のカルト的人気と実際の内容の差に近いものがあるのが美少女ゲーム『With You』の乃絵美こと伊藤乃絵美だ。
彼女は亜美と違って作品のメインヒロインではないが同じくカルト的な人気を誇る妹キャラで、最近でも二次創作を作る人が一定数いるほどの人気がある。
こちらは実際に作品をプレイしたこともないのであまり内情を知らないが、基本的には亜美と同じく清楚かつ主人公である兄を慕う妹キャラ(こちらは実妹)として人気を博したことで一致する。
ところが乃絵美も今でいうようなオーソドックスなお兄ちゃん大好き妹キャラではない部分がある。
柴崎とかいうイケメンの元彼がいるという今なら処女厨にボロクソ叩かれそうな要素を持っている。よく知らないが柴崎って奴はモテるがクソ野郎らしく、昔乃絵美は何されてたんだろうみたいなNTR的な意味で妄想がちょっと捗ってしまう。
そんな今なら地雷要素を持つ妹キャラでありながら妹萌え勢に圧倒的な支持を得たという点で亜美と乃絵美はなんだか似てるなと思ったのだった。
亜美シリーズよりは最近といってもWith Youも同じく妹萌え趣味の人達にとって不遇の時代の作品だったので非攻略の妹キャラでありながら良い所がピックアップされて人気が出たのだろうし、現実感ある妹らしい設定といえばそうともいえる。
聞いた話では昔とある有名サークルが、乃絵美が柴崎に犯される同人誌を描いたらボロクソに叩かれたらしい。後から最近知った自分からするとこれもむしろそういう方向性の二次創作を見たいと思ってしまったりする。
可愛くないぶっちゃけブスの三次元女ですが、処女を捧げた相手と今年結婚します
続けてきた仕事も辞めるし嫁ぎ先はクッソ遠いし新しい仕事先も見つけなきゃだし
仕事と子作りどう折り合いつけようか全く先が見えなくて不安なことこの上ないけど
いい男と言っても彼氏は過去に「処女ってめんどくさい」と言い放った童貞であった。
アニメもゲームも好きなオタクではあるが処女厨でもロリコンでもない、ただのお姉さん好きだ(ただし私は年下)。
男は皆ロリコンで、処女厨なんだというネットの言葉を信じ込んでいた私にはわりと衝撃的だった。
よくよく周りに居る人の話を聞くと、そういうテンプレ的な人ってほぼ居なかった(0ではない。多少居る)。
オタク=ロリコンというのは私の知ってる範囲では成り立たなかった。
同じ属性の人間でも個人個人でかなり違う。当たり前なんだけどもね。
私は非処女だけど1人しか知らないし、非処女というだけでビッチと言われるのは割と心外です
そんなに経験ねえよ!
「俺ら(必ず高学歴高収入設定)が真面目に勉強してる間に男遊びばかりしてた女が結婚して男の財産むしりとっていくのが気にくわない!」みたいに言ってるのよくみるけど、私の周りの高学歴高収入男はみんな根は真面目だけどほどほどに遊んできてる人ばかりだよ。
それに自分が高学歴なら自然と周りの女の子も高学歴になるよね。
それで周りを見たときに、処女じゃないってだけでイコール男遊びが激しく勉強をしていないという評価にはならないと思う。
処女厨はどこにいるの?誰なの??
レズビアンがみんなミサンドリーだとか、百合好きがみんなミサンドリーだというのはナンセンスだが、「これはどうにも男嫌いがにじんででるだろう」という百合作品を頻繁に描く人はいるし、男嫌いが強い百合読者も男にも女にもいる。
具体例を出せば、漫画で言えば大北紘子の『裸足のキメラ』や竹宮ジン『ラブフリッカー』などには男性社会、更には男性そのものへの怒りが感じられるし、読者で言えば俺自身などである。
異性愛者男(シスヘテロ男性)のことを主人公を抑圧或いは簒奪してくる仮想敵として描き、それらへの怒りや抵抗をカタルシスとする物語は百合物の定番であり、ハリウッド映画でロシアが悪役になるのと同じくらいしょっちゅう見かける。(ハリウッド映画でロシア悪役が多少減ったように、最近は男への怒りが強い作品が減ってきているとも思うが)
また、読者が自分の男性嫌悪から百合を好み、そして男性性への怒りがにじむ百合作品に触れることで男性嫌悪が更に強まる、というパターンもある。
それはそれで自由なのだが、男を嫌っても社会生活上男と関わらねばならなかったり、自分自身が男なので男から逃げられないタイプの人間が、うまいこと男性嫌悪を処理できず苦しむルートもあって、これはかわいそうである。俺も悩んでるので俺かわいそう。
まあミサンドリスト全体に共通する悩みではあるんだろうけど、中でも百合好きという共通項をもって語ってもらえたりすると、俺が共感しやすくて嬉しいのでもっと語られてほしい。
その語り手が女性だと「クソミサンドリスト」みたく叩かれるし、男性だと「他の男を否定し排除して自分だけが女をモノにしたいというただの処女厨の延長だから聞くに値しない」と叩かれたりするのでやりづらいけど、負けずにがんばって発信してきましょうや。
※追記
『裸足のキメラ』『ラブフリッカー』は、男への憎さが出ていてもなお(または出ているからこそ)、よい百合漫画だと感じたから名前をあげたので誤解されませんよう。
http://tocana.jp/2015/08/post_6977_entry.html
やっぱり処女厨が医学的にも正しいことが証明されてしまいました。
あなたの子どもには、かつてあなたの奥様がセックスなされて中出しあそばれた男のザーメンDNAの残骸が残っているわけです。
ドイツの研究では、夫婦から産まれた子どもの大体1~2割は父親とDNAが一致しないらしいが、
これは妻の不貞が原因とは限らなくて、過去にセックスした男性の遺伝子が残っていたためなのかもしれない。
そうなると、過去の交際相手はまるでカッコウのように他人に自分の遺伝子を持つ子を育てさせることに性交、、失礼、成功しているわけだ。
これから先 君が
動き回る非処女となって
ギクシャクと 夜を歩いたり
まるで クモのように
地面を這いずる姿を見るのは
あまりに 忍びない
ごめんなさい! 許してください!
ごめんなさい! ごめんなさい!
ごめんなさい! ごめんなさい!
ごめんなさい! 許してください!
もし 願いが叶うならば
リテイク リテイク WOWWOW リテイク
WOWWOW リテイク リテイク リテイク
そうだ! 撮り直すんだ!
ボクは それを知っているじゃないか!
ロールは カラカラと回るんだ
スクリーンに 閉じ込め
永遠に 誰もが君の美しさ
可愛さを、哀しさを
ポップコーン片手に
見つめることが出来るには
シネマ
スポンサーを騙せ!
デニーロを呼んで来い!
タランティーノより 上手く撮る
君の人生を 撮り直すんだ!
今度は ハッピーエンドだ
ニューシネマパラダイスより 涙を振り絞る
リテイク!
照明さん! 音声さん! 小道具さん!
回して! 回して!
回してください!
本番行きます!
よーい!
スタァーーーート!!!
なるほどね。かけらも共感できないけど言いたいことはわかった。処女厨みたいなもんで一切の穢が許されないわけだな。で、穢かどうかは問題じゃなくて、穢に見えたらアウトっていうことだな。
とりあえず、まずはパクった証拠を出したらいいと思うよ。サノケンの時のように。永江さんの例の記事見せて「これが証拠だ!」ではいちゃもんの域を出ないし、証拠不十分だ。
twitterやブログ見る限り永江さん本人は喜んでるように見えるけどどうなんだろうね。
屋根に使用する案については、建築士連合会からもお願いされているようだけど、この案については建築士連合会が永江さんのブログみてアイデアをパクったって証拠を出さないといけないのかな? 建築士連合会が木材利用について人のアイデアをパクるってなかなか証明が難しそうだけど。
http://www.decn.co.jp/?p=45696
僕としては、居酒屋トークのようにで責任の無い人間が面白いアイデアを出すことよりも、国の威信と責任を背負って実現可能な設計にすることに価値と意味を感じるので、増田とは価値観の相違ってことでいいよ。面倒くさいし。
がんばって燃やしてね。