2013年01月21日の日記

2013-01-21

http://anond.hatelabo.jp/20130120170243

それ書いた他の増田だけど「魔女狩り」みたいな他人の荒探しってズバリ快楽から本人がそんな自分嫌悪してても中々止められるものじゃない

例えば

職場毎日他人の悪口を言ってる声の大きなおばさん(おじさんでもいいけど)が

他人のあらを見つけてわめき出すと、周りの人たちは「またか」と思いながら

一応合いづち打ちつつ「大変だね」と流さないと擁護したり、もうちょっと波風を立てずに

意見すると今度はこっちが粗探し狙われるじゃん。で相槌打ったら打ったで他人が同意して

くれたと勘違いして攻撃する材料にする訳だ

もうねー 昔増田でも書いたことあるけどそういう状況で集団で叩かれている人助けるような

正義感20代前半でやって失敗して痛い目見たので等の昔にドブに捨てたよ

せいぜい増田で書くぐらいのものさ 

http://anond.hatelabo.jp/20130121052832

送りつけるにしてもせいぜい年間1万程度だな。

20万はおろか半分の10万でもアカが出て何やってるのか分からなくなる。

食料だけ据え置きとか

品目ごとに税率かえるなんて民間と役所の人件費増大にしかならん気がするな

背番号制度入れて、ひとりあたま20万とかぼかーんと送りつけりゃいいじゃんよ

http://anond.hatelabo.jp/20130121050222

軽減税率で不足した税収をその他の品に対する税率を上げることで対応した場合

全商10%の場合と、食料品5%・その他12%の場合比較して、

給料が年100万を切るような最低層の世帯で月々350円くらい有利になる。

もう一つ給料が上の150万くらい層で月々500円、

さらに上の給料250万円の層で月々600円、

その上で給料300万なら月々300円弱になって、

給料が400万円を超える層は、その他の品に対する税率が上がることの影響が大きくなって軽減税率実質的には損をする。

はいっても年収1200万でも軽減税率による負担は月々1000円程度。

貧乏人のお前にとって2万円貰えて万々歳だろ?え、俺?端金20万だけさ

http://d.hatena.ne.jp/satohhide/20130120/1358686179

いくら年収2000万の人が20万円軽減されても、余裕資金662万円にプラスしただけで所詮はした金が少し増えた誤差の範囲にに過ぎない。ところが、もう既に生活資金に余裕がなくなっている年収200万円の人から見れば、2万円でもはした金ではない。軽減が年収1%に過ぎなくても、消費性向が90%とすると、余裕資金20万円プラス2万円で、余裕資金10%の目減りを防ぐことができる。

すごいなあ。

『「貧乏人のお前にとっちゃ2万円貰えて万々歳だろ?え?俺?20万円貰えたけど年収2000万もあるから20万みたいな端金は大して嬉しくないって、マジで

と金持ちが言う制度ってとっても素晴らしい』、と言うだけに飽きたらず、

「その制度って金持ちに有利になる分だけ低所得者対策に回せるお金が減るので良い制度じゃなくね?」

と当然の疑問を投げかけた人に対して『珍説!』『珍妙!』とか侮辱言葉を投げつける・・・

本物のキチだなあ。

http://anond.hatelabo.jp/20130120041944

http://anond.hatelabo.jp/20130120231030

いや、それは「真面目だ」といわれているわけではなくて

「お前は要領が悪い(=仕事が遅い)」と遠回しに言われているだけなのではないか

http://anond.hatelabo.jp/20130120230813

その「クソな会社」も「日本という国」も我らが参加してる場所なんだぜ。

自分だけは口をぬぐってクソじゃないふりをしてもダメなんだぜ。

クソの中にいて匿名増田でうめいてる自分くそうんこなんだぜ。

すべてはそこからしかまらないんだぜ。

日銀のせいにして愚痴ってるのは、クソうんこだけど、もしか得られる部分(日銀)があって、それが改善に繋がるのなら、その努力をするのが、まだましなくそなんだぜ。

http://anond.hatelabo.jp/20130121001007

宗教とはなんの関係もない悩みだよね。

隣の芝生は青い。自分はみんなが手にしているものを得られない無能です。おわりじゃん。

そうやって、宗教だの無神論を絡めることによって、自分の苦悩をデコレーションしてるから、居場所が手に入らないんだよ。

環境を変えるより自分を変えるべき。

http://anond.hatelabo.jp/20130121030530

小刻みに改善してメキメキと力をつけてきてるはずなのに、なんでこんなクソつまんねー上に読みづらいことこの上ない文章を書くような奴に育っちゃうんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130121030530

重要な事項を抽出し、全体を捉えるモデルを作り、それを元に全体最適化を考える訓練を積まなかった、

無能の戯言。

http://anond.hatelabo.jp/20130121001007

文学作品よむんじゃなくて、哲学書とかの方が直接的にこの問題を扱ってるんじゃない?

読んだことないから具体的にはアドバイスできないけれども、

ニーチェって、キリスト教なんて糞食らえ的なこと言ってませんでしたっけ?

神は死んだとか、永劫回帰とか。

悩みは無くならないかもしれないけど、

信仰があった所で解決もしないなとか思えるようになるかも。

「局所最適は全体最悪」という大ウソ

世の中では、何故か局所最適が目のカタキにされておる。なぜじゃ?

いわく、部分にとらわれるな。いわく、局所最適は全体最適とは限らぬ。

あげくのハテには、「局所最適は全体最悪」という噴飯レベル言葉である

はあ?何もわかっとらんな貴様らは。本当にそれで結果が出たのか?全体を最適化なんて簡単に言うがそれが出来たら苦労せんわいッ!

まず、

我々が、すべきことは、

「全体という幻想」、からの、脱却である脱獄である

「全体」「全体」と言うがそれは本当に全体なのか?全部見えている人間なんているのか?偏ってるんじゃないのか?我々は軽々しく全体という言葉を使いすぎたのだ、そうなのだ

考えてもみてよ。お前はホントに全体が見えているのか?ホントホントにか?ホントホントホントにか?自問してよ。

それは全体ではないのだ。全体がわかった気になってるだけ。

い・い・か・ね。

その「わかった気の全体」を最適化しようとするからおかしなことになるんだよキミ!!わかってるのかね!

偏っていて曖昧模糊としていて漠然とした思い込みにまみれた「全体像」を最適化しようとするから、だからおかしなことになる。

現実をみなさい。気にも留めていなかった細部をみなさい。現場をみなさい。

2chが生んだ格言「こまけぇこたぁいいんだよ!」は細部にとらわれるなという意味であって。細部を見るなという意味ではない。細部は見ないと駄目なのだゴミ箱行きにしちゃ駄目。

細部も見ずに全体を語るなど、笑止千万抱腹絶倒、へそで茶がわいては泣く子も黙る。

それはわかったが細部を見てどうすんだYO、って思うじゃん? 細部を見て、細部の最適化を考えるんだYO。細部の最適化。貴方は細部の最適化を考えたことがありますか?貴方の人生、細部の最適化、考えてますか?

細部って言われてピンと来るまい。なぜなら、我々は細部に気を止めて生活して「いない」。気に留めてないから細部の最適化と言われてハトが豆鉄砲を食ってるような顔する人が多い。

具体的に言おうか。細部とは一挙手一投足、一つ一つの思念のことだよ。キミ。はい今キミが一秒間にとった動作。それ。それだよ。(^^)

1秒、1分、1時間

1日、1月、1年。

何事も階層的に(hierarchically)、かんがえねばならぬ。

それをすっ飛ばしていきなり人生全体ガー、俺の人生ガー、今年の計画ガー、なーんて語るから、だからうまくいかねえんだよ!

まず、「今」に集中しなさい。

過去はどう、未来はどう、そんなことは一切考えなくていい。鬼の形相でそう断言したい。過去と比べてなんになる。未来心配してなんになる。

であれば、「今を最適化すること」に集中しなさい。

今この瞬間に、今できること、今すべきことは何なのか?考えうる限りの最善手は何なのか?それをやりなさい。

努力

何の話をしているんだい?もちろん努力はして当たり前だが。しかし我々の言う「努力」とはうんk我慢大会の域をでない。苦しいだけで何も得られない。我慢することでエクスタシーは得られるがその不毛さには誰も気づかない。

そんなものを「努力」と勝手に呼んでおいて、それで「働きたくないでござる」と勝手なこと言っているのがわれわれ日本人の生態なのである。そう、努力とは無色透明の「パワー」にすぎない。

それをなんでもかんでも勝手に「苦しくてマゾもの」と色づけして逃げてる時点で、十分にその人も彼らが嫌うマッチョ主義の一員だというオチであるお笑い草なのである

からそういう人は努力という言葉は捨てたほうがいいよ。さよならガンバリズムこんにちはダイゴメンタリズム

決定、そう「決定」って言葉を使うことをお勧めする。そう、我々は実際には決定しか行っていない。何も「努力」はしてない。なのに努力できると思い込むから不幸になる。そう、私は社長。私がしているのは決定だけ。あとは身体が勝手にやってくれる。

そう捉えてみてはいかが?心の中での決定だけが仕事から楽ちん。そう、これがメンタリズムの神髄。

なんでこんな話したかというと、

努力するとかしないとかそういうことはどうだっていい。そういうこと気にしてる時点では何も局所最適化できてないのであって。そういう人が勝手に局所最適化とはその程度のものだと見切りつけて局所最適化を悪く言ってんだよ。

考えてもみるがいい。最適化とは臨機応変なものなのだ。休むべき時は大胆に休み、働くべき時はストイックに働く。そんな柔軟な対応がだね、

努力について歪んだ信念もったままでそんな柔軟な対応ができると思う?思わないだろう。

もう一つ大切な論点に触れよう。

それは、我々は時系列モデルを扱っているのだ!ということ。人生時系列である。各点が先行する点に依存する。いわゆる、因果関係

ダッカーラ、だから、ある時間帯での局所最適は後続する時間軸においても良い影響を残すということ。わかるね?

きちんと毎瞬毎瞬をいきてる人は、メキメキ力をつけていくんだ。

さらに追い打ちをかける論点がここに。

かいはいいことだ。小刻みにカイゼンしていけば成長がはやい。PDCAサイクルの鬼。

くっだらねえ全体の幻想をふわふわ抱きながら「努力」してる人なんかよりも、今を生きている人のほうが輝いているし、モテモテで、プールのあるような豪華な家に住んでるだろ?浴室もホテルみたいにオシャレ。あれは何?

あれは小刻みなカイゼンのたまものだよ。

時系列システムに生きる我々にとって、小刻みマンがもっとも手強いのだ。逆に言えば、我々が小刻みマンになればいいんだよ。

まりグリーンだよ。

ダッカーラ14世、だから、「局所最適は全体最悪」は最悪の言葉なの。

局所最適をこき下ろす時点で、彼は時系列システムの特性を理解していない。

っていうか、人生という時系列システムのサブシステムだけを見ている。例えば、仕事をうまくやる。リーダーから全体を見なきゃとか。それは人生全体ではなく断片をみてるだろ?

人生80年のうちの1年といった短いスパン成功させることを考えてる。しかも、人生の無数の要素のうち「自分仕事」という狭い部分だけをみてる。

狭いと言っても、別に今を見てるわけじゃないんだよな。今に集中するのでもなく、本当の全体を見るでもなく、フワフワフワフワやっとるわい。

ここまで読んできた読者にはおわかりのように、そういったフワフワした部分を全体と思って最適化しようとするから、だから駄目なんだよな。皮肉なことに全体最適標榜するくせに断片ばかりみている。

じゃあ、なんで今を生きる人は局所最適なのに全体的なのか?ここ、試験にでるよ。

それは「常に」局所最適だからだよ。何してる時もどんな時もどんな状況でも何に向かってる時も何が起きている時も、常に、常に、常に、ベストを尽くしているから。

から最初一年間で全ての部分がまず局所最適化する。ちょっとした金持ちになる。イケメンになる。頭が良くなる。タフになる。別人になる。別人になるんだけど、まだまだ未熟かなという感じ。

しかしだよ。時系列システムの特性により、最適化された各部が良い影響を与えあうのだよ。時間差で相乗効果がくる。

から仕事しか頭にない人間は駄目なんだよ。相乗効果が得られない。昔から文武両道と言うだろう。デキる男は遊びもデキる。そういうことなんだよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130120121044

知能テストは、20歳になって出来る事が、その年齢でどの程度出来ているかを見るものかと思ってたら

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9F%A5%E8%83%BD%E6%8C%87%E6%95%B0 知能指数

>一般的に知能指数IQと呼び習わすものには、生活年齢と精神年齢の比を基準とした「従来の知能指数 (IQ) 」と、同年齢集団内 での位置を基準とした標準得点 としての「 偏差知能指数 (Deviation IQ, DIQ, 偏差IQ偏差値知能指数)」の2種類がある。

今はこうなってるんだ。

wikipediaで見ると全部正常の範囲だし、言語理解は平均より良いし、そんなに騒ぐ事なのかな医者の伝え方も悪かったんじゃないのかな?

気になるのは、母親医者にしたがってるのか、随分酷い口調で医者を目指すのは難しいという意味の事を言ってる事

本人が医者になりたいわけでもないのに。変じゃないのだろうか?

というか、そんな接し方をされていたら、本人の自発的な意思に基づく行動が取れなくなって当然だし、意欲に欠ける人と思われたり、ちょうど他ツリー増田にあった無趣味な人(ttp://anond.hatelabo.jp/20130121013723 )のように面白味がない人と思われ、人と社交的に接する事も出来なくなるのではないかと思うけど・・・

増田が書くように、手帳年金や、特殊な配慮が必要な状態なのかなあ。(年金手帳の話は他ツリー)

健常者の行く学校という言い方を、診断された人がするのかな? 「 健常者向けの 普通高校 や専門高校に通学しているのなら、かなり早い段階で 自分が通 う学校以外にいるであろう 障害者就職活動 に詳しい人を見つけてみるといいのかな 」って書いてる人が居るけど。

発達障害って、アスペルガー症候群で、元々は自閉症の一種で、それだけでは異常とも障害とも症状とも言えない状態だったはずなのに。。。

から、健常者とは言わずに「定型」という言葉を使うはずなのに。

発達障害が手を広げておかしいのは、軽度と付けて、軽度発達障害とか言うから

ちょっと前の本だと、自閉症スペクトラムとか言って、定型とか健常と言われる人との間に、濃い薄いはあっても無限段階にあった区切ると、ごく薄くは誰でもあって、それが濃い人が発達障害とか定義付けしてた。

でもこれって、極めて疑似科学的というか、何だか怪しげ過ぎて何だかなあと思った。

そうしたら、やっぱり範囲を広げすぎて手を広げすぎ、という指摘をする専門家もいた。

こんな状況なのに、増田で文章見ただけで、障害者求職活動とか、遅かれ早かれ公的サポート必要になるとか、変だなあ、変な誘導だなあと思う。

サポート必要でも、普通青年期の家庭に問題がある人の心理面のサポートではないのだろうか?

昨年マークミスが原因で一浪した友人がまた同じミスで失敗してた

この世の終わりかってくらい落ち込んでるそいつの前で俺は言ってやったね

『二度あることは三度ある』

http://anond.hatelabo.jp/20130121015123

なるほどねー

自分客観視できてるんだから悩みの出口は近いんじゃない?

2012年を振り返る成年向け&BLコミックス私選10

1.川崎直孝 「アとエのあいだ」

男性エロにはネタ要素を求めずにはいられない。みんなも、もう1冊の方は見なかったことにしたいんだろ?


2.犬星月見荘のあかり

あい月見荘のあかり あかり月見荘のあかり大好き。あかりちゃんの曇り無きハッピースマイルを見るたびに湧き上がるバッドエナジーがクセになる。


3.ドバト 「じゅうよん。」

ドバト先生の描くロリの健気さっていいですよね。ゴージャス宝田にいじられるドバト先生萌え。


4.白羽まと 「Two Loveる」

2012年トンデモ枠。圧倒的な触手描写と、手の込んだギャグ設定が楽しいです。


5.けろりん 「愛だ恋だのいってないで」

前作「ピンクトラッシュ」からシリーズ続いたねー。メンズヤング休刊したけど、けろりん先生の人気はむしろ高まってきてるかな。


6.クジラックス「ろりとぼくらの。」

話題を巻き起こした表題作。続く裁判傍聴はちょっと露悪的過ぎたかも。


7.石川シスケ 「やりすぎめるへん」

シスケ先生のエロ漫画モチベーションの高さには惚れ惚れします。


8.GGGGGGGGGG 「自発あるいは強制羞恥」

ドライブ感溢れる鬼畜展開がナイスでした。青年誌の方も段々ノってきた感じ。


9.紙魚丸 「JUNK LAND」

紙魚丸ワールド単行本にまとまって良かったです。しかし蕾秘(ライヒ)って誌名、格好良すぎませんか?


10.駄菓子 「純潔の終わる日々…」

光源フェチが表紙に現れてないの惜しい。乳首ガチガチなの、イイよね。



  • 長文で女性向け(順位なし)

梶本レイカ 「高3限定」

BL創作同人で注目され、2010年にはふゅーじょんぷろだくとから「ミ・ディアブロ」が刊行された梶本レイカの代表作長編が、2012年遂に単行本にまとまった。グロテスクショッキングな展開と尖りにとがった描写は、鬼畜BLという枠組みを超えた強度と鮮烈さを持って読む人に叫びかける。サブカルコミックが鳴りを潜め、マンガ表現のホットトピックはもっぱら萌え4コマという昨今にあって、BLジャンル表現の極北を担っているというのは決して言い過ぎでは無いだろう。ウェブ掲載分の収録は2巻で終わり、現在は新規ストーリーがふゅーじょんのオリジナルBL誌「comic Be」で掲載中。山奥の男子校で繰り広げられる暴力と退廃に満ちた肉体関係は、新たな広がりを見せている。



市川けい 「スロースターター」

高校野球部・キャッチャーの攻・エアリーヘアの受。大きく振りかぶりそうな2人の出会いは、通学の車内だった。互いの学校生活の話で盛り上がり、ふと会えない日が出来ると少し寂しくなり……。友情からのBLというのは、自分の気持ちに戸惑い、相手との距離感を測りかねながら縮めていくのが王道だ。「通学/通勤電車でいつも一緒になる」という巡り合わせは、こうしたストーリー運び非常に相性の良い舞台装置で、天丼設定とまでは言わないがそう珍しくはない。市川けいが出色なのは、それを踏まえた上でガラ空きの電車内におけるあの間延びした空気感を、コマの間合いで巧みに表現していることだ。モノローグの入れ方、固定ショットコマでの人物の動きなどの「間」を取るセンスが独特で、意図的に停滞させられたテンポは、2人の進展のじれったさと絶妙マッチしている。反面、肝心のプロットは2人が結ばれるまでダレることはない。各話の山場の見せ方も上手く、特にキスシーンの甘酸っぱさたるや爆発甚だしいリア充になっている。内容的にも若く爽やかな仕上がりが心地よい。とてもしかしそのキスシーンが駅構内のトイレってのがまた何とも……電車好きすぎじゃなかろか。



夏糖 「花咲き道理」

「その人の持つオーラが花や泡の形で見える」不思議な力を持つ主人公と、彼が属する劇団舞台にした群像劇。能力設定、といっても物語中でそれが意味を持つシーンはごく数箇所で、主眼は公演に向けて活動する劇団の人間模様にある。劇団員各々の交流の中で主人公の取る立場は概して淡白なのだが、それは画面の中にこっそりと映りこむオーラの花と同じように、作品に安らいだ雰囲気を与えてくれている。ラスト主人公が心情を吐露するシーンも、劇団の居心地の良さが読み手に伝わってくるような、素朴な優しさが感じられる。抑制の効いたストーリーで、主人公存在に癒される話。

掲載された茜新社のBL誌「OPERA」はキレの良い新人をいくつも擁するが、単行本まで結実する作家はそう多くない。群像ものしか演劇というメタストーリーが絡む複雑な設定で1年以上に亘って手がけた事実は、それだけの力量を物語っている。現在はリブレ出版の「Citron」でも執筆しており、今後の作品にも期待したい。



磯野フナ 「委員長のおもちゃ性教育」

真面目な文章ばっか疲れんだよ! いいよねーこういうアホ丸出しの単行本タイトルって。ジュネットピアスJUNEって最近は描写の濃い萌エロBLの名産地だけど、磯野せんせーはたいへんイキがよろしい。コナかけられて顔を赤らめるとこ、イジられて涙を滲ませるとこ、ブッこまれて表情を蕩かすとこ、マジでエロ可愛いぜ。目の描き方を中心に絵柄もアニメ系っつーかまあ女性同人独特なんだけど、デフォルメもメリハリ利いてるし、描き慣れた感ある一方で性交シーンも手を抜いてないのがアツいね。あと女の子可愛い(超重要)。BL作家の女体描写って成年マンガ家男性向け)の男体描写よりレベル高い気がするんだけど、そんなことないですかね。偏見かね。コミックJUNE休刊してしまったが、新人の弾数は色々あるので何とか次につなげて欲しいもんです。



木村イマ 「コーヒー男子にシロップ」

良くも悪くも、創作同人臭の強い作風なんだけど、いいと思います。そういうの好きなんで……。くっつかずに悲恋でおしまい、とか、何となく悩みを打ち明けて心を楽にしてEND、だとか、そういうのは、商業誌だとあまり喜ばれないと思うけど、新人らしくて贔屓したい。描線にも不安な雰囲気が出てて、作風とはよく合ってます。



名取いさと 「つないだ両手がはなれたら」 「日陰蝶」

ここでは基本的に新人を紹介しているが、2012年新人を一人挙げるなら、名取いさとを選びたい。心交社の「moca」とリブレ出版の「Citron」の掛け持ち連載で、同時期に単行本を刊行。それぞれほんわか友情モノと少し鬼畜な暗い雰囲気に仕上がっていて、ストーリーの幅広さがグッド。髪の毛1本1本まで行き届いた丁寧な作画も新人離れしており、「日陰蝶」では剣道着を着けての試合・会話シーンを(第1話で)こなすなど、作画に対する気合が窺える。無理のない人体描写と細やかな表情の描き分け、作者の萌えを垣間見せるキャラクター造形も多様と、BLマンガ家としての天分アリアリ。難を付けるなら、タフな仕事量にも関わらず安定した絵柄で既に初々しさを脱却していることか。女性キャラ可愛い(超重要)し、くたびれたオヤジから涙ぐむショタまで愛のある描写が光る。今後は一般女性青年誌まで活躍の舞台が見込めるモンスター新人だ。





東条さかな 「ピンクの貞操帯」

“君の鍵穴は私の鍵で開かれる!!”っつー単行本帯のアオリちょっと話題になったよねコレ。まあピアス単行本に限らず誌面でもアオリ文が横行してて、編集がいちいちナイスフレーズ捻り出してるわけだし、ちゃんと反応するのはいいことだよね。「股間もテントもピンコ張り!!全裸で楽しむ夏休み河原キャンプ」とか、綴込みの見開きイラストもイカしてるんだわこれが。しかし東条せんせーの手がけるショタサイコーだな。桃尻のラインが犯罪過ぎる。超絶画力だからトンデモBL変態ファンタジー安心して楽しめるんだよなー。貞操帯&お漏らしやら目隠しオナホプレイやら猫耳コスプレの尻尾アナルin(前作)やら、マガジン・マガジンって出版社は心得てるわ。この人って美少女絵も絶品だから(超重要)、Keyのゲームコミカライズも好評連載中なんだぜ。まさに鍵穴ってやかましいわwww



葉月つや子 「白衣にひそむ熱情」

眼光も険しいサツバツな絵柄に慣れれば、有無を言わさぬ攻の気迫はBLでも稀有なストロングスタイル葉月つや子といえば知る人ぞ知るレディコミの女王である近年の主な活動場所はぶんか社の「まんがグリム童話」だが、レディコミ仕込のスピーディでパワフルな作劇はBLでも健在だ。怒気漲らせる攻が駆動する物語は、受を存分に振り回し、しかし最終的には見事に鞘に収まる。各読みきりの短い尺の中で怒涛のダイナミズムを見せ、その上できっちりハッピーエンドに収めるこのカタルシスはワザマエと言うほか無い。長いキャリアを持つ作家の2年ぶりとなるBL単行本は、そのいぶし銀の魅力を堪能できる一冊だ。いつもならヤクザや貸金のダークスーツ姿が映えるところだが、本作では医者白衣が前面に出ており、少しだけ和らいだ雰囲気になっている。



トワ 「秘密にスキャンダル」

人気タレントである幼馴染との秘密関係を描いた、作者の初単行本。BLのお約束というか、こうした立場関係では有名人側が惚れている構図が基本であり、本作もその例に漏れない。回想の幼年時代から現在は大学生としてのキャンパスライフ、進展後はサラリーマンとなった主人公との恋仲まで、柔らかなタッチによる登場人物たちは皆親しみやすく、ほのぼのとした作品だ。タイトル通りのスキャンダル疑惑や、ライバル芸能人の横槍といった筋書きも大体鉄板だが、本作は脇役がどれもキャラが立っており、悩める主人公とのやり取りに説得力がある。そのため個々のエピソード感情移入が出来て、自然に楽しめる、という好例になっている。スピンオフによる余りものカップル救済というお決まりの続編展開も、キャラの読者人気を裏付けるものだろう。可愛い女子も沢山出てくるが(超重要)、特に主人公の妹の鈴ちゃんがイイ。鈴ちゃんヒロインにした少女マンガが読みたい。



作画:如月マナミ,原作:渡海奈穂 「純潔ドロップ 青坂高校シリーズ」

「純潔ドロップ」は、とある高校を舞台とした原作を、2人のマンガ家が作画した双子作品の片割れである体育科の完璧スポーツマンモテ男と、普通科文化部である残念イケメンの確執から始まる学園BL。如月マナミの描くキャラクターは端正な顔立ちながら表情豊かで、特に赤面して眉を歪める描写が秀逸だ。文化部長が強気体育会系に不意打ちする、逆転の構図もしくはギャップ萌えをメインに扱っている。その場の勢いやら体育会系特有の頑固さ(偏見)に流されて、つい一線を踏み越えてしまう運びは原作の鮮やかな手腕。双方負けず嫌い性格コミカルで、背伸びし過ぎな攻とオラオラ一転甘えたな受が微笑ましい。舞台である高校は共学で、2人の取り巻きには制服姿の可愛いJK(超重要)も色々出てくる。彼女達が当て馬やモブ扱いではなく、ちゃんと個性を持って物語に関わるのも好感度高い。

ちなみに、ここに挙げた他作品の掲載誌にリブレ出版の「Citron」、茜新社の「OPERA」、心交社の「moca」があるように、最近のBLジャンルは各社でオリジナルアンソロジー誌が創刊されており、新人デビュー・活躍舞台もそちらが多数になっている。本作「純潔ドロップ」の発行元であるプランタン出版はその波に乗っている出版社だ。掲載誌「Canna」は創刊3年に満たないが2012年には500ページ超えという、BL誌全体の中でも上位のボリュームに到達した。価格や発売サイクルの違いもあるし、何より雑誌の厚さと発行の安定性は別物だから単純比較は出来ないが、見過ごせない存在であることは間違いない。



という訳で、2012年を振り返る男性向け・女性向け10冊でした。すっきり。

http://anond.hatelabo.jp/20130121013723

「あらゆる趣味領域に適度に距離を置き,深入りしなかった」ってことは全くの無関心じゃないわけでしょ?

じゃあ、それでいいんじゃない

別に「日々の時間の何パーセント以上、収入の何パーセント以上を費やさなければ趣味公言することを禁ずる」なんて法律ないんだからさ。

本を一冊でも読んで、それがちょっとでも面白いと思ったら「趣味読書」って言ったっていいと思うよ。

http://anond.hatelabo.jp/20130121012612

今、36歳ですか?

大変だったんですねえ。と言われてもかえってアレかなあ。

ちょうど18歳だったから、18年で感慨深くなるけど、区切りの良い年数としては20年とかで大々的にテレビが特集したりするのかなぁ。

から敢えて18年で物想うって感じなんでしょうか。

増田日記って、変な感じで放り出されてるような状態に見える人たちから、こうして普通に感慨を述べてる人から、色んな人が居るものですねぇ。

http://anond.hatelabo.jp/20130121013723

取り敢えず、こんなところにアカウントを取ってまで書き込んでる時点で、「ネット趣味」とは言えるんじゃないかな?

http://anond.hatelabo.jp/20130120193053

http://anond.hatelabo.jp/20130121 ここには1つしか入ってない(↓魚拓)のにおかしいな。

http://megalodon.jp/2013-0121-0142-07/anond.hatelabo.jp/20130121

こっちには7 http://megalodon.jp/2013-0121-0145-09/anond.hatelabo.jp/20130120193053

消すと全部消えるし、おかしいなあ

追記

一つ消したら全部中身が消えていた。ツリーには残ってる。

中身 コピペ

薬飲んでるの?

自分が飲んでても他人にまで勧めない方が良いと思う。

一人一人状況は違うし、セカンドオピニオンの話も出てる。

精神科医自身が精神科医は宛にならないと批判してる本もあるし、発達障害にしてもうつ病にしても他の病気にしても、範囲を広げすぎて病気を作ってるという人も居る。

何らかのサポート必要でも、それが薬なのかどうか、必要だとしてもその薬で良いのか、など、医師の間でも意見が別れてる部分じゃ無いかと思う。

医者の話を鵜呑みにしない方が良いと思う。

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