はてなキーワード: チャンバラとは
(何が大河の王道なのか、ってほど昔の見てないけど)コテコテ超王道感がある。
戦国時代で、毎回のようにチャンバラやって、時々戦やって、おっさん同士で腹黒政治会話して。
主人公はまだ若いから純粋まっすぐ君だけど、頭も良いし剣の腕も立つスーパーマンだよ!っていう。
(こういう人が歳食って歪んできたりしたら面白いけどそうはならないんだろうなー)
いだてんが視聴率取れないのは最初から分かってただろうから、その次としてど真ん中鉄板超王道企画ってことか。
事前知識ゼロなのでいまいち人物把握しきれない。でもどっかで解説読むほどはまりきれず。
かと言ってもう見なくていいやーってほどでもない。
びみょー。
ヒロインのオリキャラ駒ちゃんもちょっと天然純粋かわいい子というもろ「おっさんが描いた一昔前ヒロイン」って感じ。
微妙にウザいけど(水あめお前のじゃねーよ)、ウザいからもう出てくんなというほど嫌いな訳でもない。
でも可愛いとも思えない。今日のも多分胸キュンシーンなんだろうけどどうでもいい…
今日出てなかった岡村もどうでもいいけど、二人とも重要キャラっぽいのが。オリキャラは歴史と関係なく自由に動かせるから便利なんだろうけど。
毎度ずっと困ってたことなんだけど、切れなくなったらどうしてる?
みんな近所に刃物研ぎのお店とかあるのかなあ。
もうキャベツ割ることすらかなり重労働だし、ピーマンは滑りすぎて怖い。
新しいの買ってるのか?
沢山のコメントありがとう!ホッテントリで自分の増田が出てきて驚いた。
遅くなってしまってごめんね!
ほんとにざっくりまとめだからあんまり参考にならないかもしれないけど
同じく困ってる人何人かいたんで書いとくね。
結果5:3で砥石の勝ち
砥石のコメントにはこうするとうまく行くよ~ってアドバイスがずいぶんあったのが印象的。
あと砥石勢は熱意がすごい。
以下砥石のコメから多かったのを。全然知らなくて調べながら書いたからね、自分でも調べてね!
<何を使うか>
※シャプトンと貝印はだいたい同票。砥石コメのなかで一番多い。
<砥石の粗さ>
※荒砥は#400、中砥は#1000、仕上げは#3000と#5000があがっていた。
前述の貝印コンビ砥石は片面ずつ違う砥石になっているんだけど、荒砥#400&中砥#1000でした。
<砥ぐときに使う補助用具>
https://www.amazon.co.jp/dp/B001TPFVJ0/ref=cm_sw_r_cp_api_i_YuRpEbQH8FPWE
あと砥ぐコツとして角度を挙げるひとが多かったことからこれはよさそう。
圧倒的不審者の極み!氏は前に海水で包丁作ってた人。みんな好きすぎる。
家庭用の包丁ならこれで十分という意見と切れなくなったら他の方法と合わせ技するべきという意見があったよ。
普段はシャープナー、で1.たまに砥石、2.たまに外注、3.切れなくなったら買い替えみたいなね。
https://www.kyocera.co.jp/prdct/kitchen/product/series/knife/finekitchen/finekitchen034.html
https://www.kyocera.co.jp/prdct/kitchen/product/series/knife/finekitchen/finekitchen036.html
ロールシャープナーの方は増田の実家では掃除のときに3個出てきたらしい。ホームセンターやスーパーでもよく見るよね。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0061WZ7A4/ref=ppx_yo_dt_b_search_asin_title?ie=UTF8&psc=1
https://www.ikea.com/jp/ja/p/aspekt-knife-sharpener-black-00157717/
シャープナーのさらに簡易版なのだろうか。砥石などとの合わせ技も。
さっきやったら結構切れるようになったのが衝撃だった。
アルミホイルのコメで教えてもらった『構成刃先』について調べてみた。
”延性材料であるアルミニウムあるいは軟鋼などを比較的低速度で切削すると、切削部分での被削材の物理・化学的変化により被削材の一部が刃先に付着し、あたかも新しい刃先が出来たように振る舞う。”
引用元:http://www.monozukuri.org/mono/db-dmrc/cutting/basic/built-up_edge/build-up.htm
どうも新しい刃先ができるらしい。一時的にできた刃先なのですぐ切れなくなるというコメントも納得。
長く砥ぐと構成刃先は成長するけど一定以上育つと脱落しちゃうらしいので、頃合いをみていいところで止める必要がありそう。
最も楽、お金全然かからない。増田はトマトの前などにやることにしたよ。
地域の問題が大きいので探すときにヒントになりそうなコメントをあつめた。増田の地域だと選択肢は郵送のみだった。一本2000円。あと千円足したら今の包丁買えるね…
なるべく全部拾えるようにしたかったけど抜けがあると思う。すまん!
とりあえずコンビ砥石とトゲールを買おうと思ってるよ。あとyoutubeだね。これ初心者の最適解なのでは?アドバイスありがたい。
あと実家で発掘されたロールシャープナーを一個もらってこよう。合わせ技がよさそう。
小さいころから引き出しあけると絶対に指を落とせるノミみだのカンナの刃だのがぎっちり詰まっててさ…
あと酔っぱらって砥いで大出血したこともある。そんなで自分は完全に刃物恐怖症。ホラーの怪物よりチャンバラがもうだめ。ほんとだめ。ハサミで手を切ってぶっ倒れたことがある。
本当は包丁も見たくないくらいだったんだけど、食いしん坊なのと金がないので包丁だけは母に教えてもらった。(その過程でピーマンが滑って大出血した)
一つ克服してるってことだよね。なのでここで刃物砥も克服しちゃおうかなって気持ち。
怪我のことに触れてる人が何人かいたけど、本当気を付けような!お互い!
万が一、この記事がもとで砥石でもシャープナーでも刃物を砥ぐようになって、大怪我する人がいたらと思うと心配だ。
あ、ロールシャープナーはなんと父が買ったそうだ。なぜ?パッケージもあいていないそうで…
とにかく遅くなってしまったけど、最後まで書けて良かったよ。読みにくいと思うけど許してくれ。
血筋的には砥沼にはまりやすそうだけど血筋って言葉でもうぶっ倒れそう。
コザクラインコ、雛から育てて2歳半になった。飼い始めた頃は性別不明だったが、今は発情行動から女の子と判断している。ただし産卵したことがないので確定ではない。
よくご世間では「コザクラインコは愛情が深く、パートナーと決めた相手一人にしか懐かない」とかいわれたりする。この子にとって飼い主増田の妻がつがいの相手だ。鈴入りボールを投げ合ったり、もやしでチャンバラごっこしたりと楽しそうだ。季節の変わり目には「さあ私の背中に乗って賑やかな家庭を築くのです」とばかりに両翼を広げておしりを高く上げている。
でも増田妻に懐いてしまったから飼い主増田は蚊帳の外になったかといえば、そうでもない。どうやら飼い主増田はインコにとって父親的な存在と認識されているようだ。
今でもインコに晩ご飯を食べさせるのが増田毎晩の日課となっている。といっても挿し餌して食べさせるわけではなく、餌箱を手に持ちインコが食べる姿をひたすらじっとり見つめるだけである。見つめられながら食べる皮つき雑穀は大変美味であるらしい。
完璧ではない。ファン贔屓の目でみて25/100というところ。
低いじゃないか!と呆れるかもしれないが聞いてほしい。
だめな所をまず挙げる。
まず、最大強化が課金ガチャの最高レアでいうとダブりで10凸。はい、この時点で帰る人は帰る。俺はメダロットファンボーイなので帰らない。
今の時代に最大強化にダブリ凸はないよぉ…と思っている。思っているが、一応汎用凸アイテムはある。
あと、強化が曜日クエスト周回。あ、これイマジニア、FGO参考にしたな?って思ったね。でもガチャ凸の仕様上FGOのほうがマシと化してるんだけど。
あとメダロットの良いところって「このパーツに変えてみたら難敵突破できた!」とか「適当に組んでみたら普通に強かった」みたいなのが面白みだと思うんだけど、パーツにレベルがついちゃったので「あのパーツ使いたいけどレベルが…」とワンクッション置く形になってしまうのも良さを殺してる。
イベント次第といえる。
「え、まじか」って思っちゃったよね。まぁ俺らみたいな声だけでかいメダロットファンボーイに、声だけでかいだけで商品買わないメダロット懐古ボーイが多いから少しでも収入になるようにってことだよね。
でもあの「ポケモンに肩を並べられるポケモンライクゲーム」(私調べ)といわれるメダロットがここまで…これ以上は悲しくなるから言わないが、他の懐古ゲームで広告回復なんてなかったから怯んじゃった。声がでかいメダロットファンボーイの声でか案件だから、これでメダロットが復活するならいいさ…。これもメダロットのため…。
まぁこれは今までもそうなんだから別にいいか!取れてた5と弐COREと8がおかしかっただけ!
でもリーダー機が戦闘終了までわからないって要素はいらなかった。それなら全員倒せば勝ちか、頭にダメージ当てたらリーダー特定でよかったんじゃ…。
ちなみにこちらがパーツ壊せば報酬がふえる方式なので、相手リーダーを運悪く頭一発ぶちぬいて勝ってしまうと報酬が最低限になります。これはどうにかしてくれ。曜日クエストだけはリーダーなしとかでいいから。
良い点
・やっぱロボトルは最高だと思わせてくれる
「ロボを取るからロボトル」なんて野暮なことはいわない。戦闘自体は自分が考えたパーツ構成で綺麗に勝てると気持ちがいい。
相手をハメる、相手の動きを見て攻撃方法を変える、自分が考えたローテで戦わせる、そういうのが全部詰まっていて良い。
メタビーが脳筋仕様の威力馬鹿だったのも良いし、ロクショウもパーツ単位で見れば破壊力のあるピコペコハンマーに、成功が高いチャンバラソードと再現できている。
他の機体も原作と動きが違うパーツも少ない。こりゃサンジューロが実装されたときの盛り上がりはすごいぞ!(パーツ性能的な意味で)と思えるし、原作メダに思いを馳せると「絶対こいつ強い!」とか思えてワクワクする。
メダチェンジはないが仕方がない。
ヒカルといえばレトルトになるほうばかりイラストでみるがしっかり1のキャラクターも新イラストで登場。メダロットファンボーイは明らかにドット絵の段階で美人のイセキが美人に書かれて歓喜の声を上げた。(ちなみにキララ派。キララももちろんレトルトレディになるほうじゃない、コマチになるほうだぞ!)
もう当然「2」の主人公イッキが大人気なのは仕方がないこととしても「5」の登場キャラクターもしっかり登場し、6~9の主人公も同じイラストレーターで一新されて一癖も二癖もあったほるま絵はバッサリとなくなってるのは寂しさがあると同時に「狙っているな!」と感じた。
あと、オオムラサキちゃんがかわいい。イベントストーリーでハイカラメイツとか使ってほしい。
あとあと、Naviキャラをどうか出してほしい。全員とは言わないから。
これ。全人類の願い(私調べ)だったと思う。だってアニメや漫画なんかでは「イッキはメタビー、仲間は仲間のメダロット」で闘うのが基本。
NAVIや9が良かったのは主人公は主人公のメダロットしか(演出上は)操作していないこと。
擬似的に他人のカスタマイズしたメダロットが使える!これを望んでいた。私だけかもしれない。うん、Twitterみてもそんな声聞こえないな。私だけか…。
今でも結局2体は自分で組んだメダロットだけど、そのうちマルチプレイで各々が1体の自慢メダロットを持ち寄ってプレイできるといいね。
ダブルメダフォースとかやっちゃって良いんですよ、イマジニアさん。
25点。そんな点数をつけたがこの25点は希望に満ちている。
「もう終わりやで」の25点じゃなく、「伸びしろ考えたら今は100点なんてつけられない」の25点。おまwポケモンさんは100点でもう伸びしろないけど、キミ75点も伸びしろあるでwすげーじゃん、ポケモンに勝ったわ。(ちなみにポケモンも世代なの剣盾プレイしてる。)
何故かと言うと、全員にいじめアンケート配って書かせるから(市の教育委員会の方針)。
内容は低学年だと「いやなことをいわれた」とか「ものをこわされた」とかそういう項目があって〇をつけさせる。
でも1年生なんてちょっと喧嘩してばーかくらい言う(んで次の日にはお互い忘れてる)のは普通にあるし、傘でチャンバラしたら壊れたとかもよくあるわけだ。
そんな些細な案件でも、1年生だと空気も読まず全部報告してしまう子がいる。
んで書かれたものは全部いじめ案件としてカウントされて、教師はいちいち保護者に電話して「こういういじめ事例がありました」と報告しなければならないらしい。
(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)
(ネタバレ注意。)
そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。
スター・ウォーズの世界は、その全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている。
ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。
だから、正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき、大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じにしかならなそうなのに、どうすんだと。
何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。
そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。
全てがルーク・スカイウォーカーを活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。
スターウォーズの世界設定では、ジェダイは世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛や結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界の歴史においてはep4~ep6の出来事が例外的なのである。
また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルークの家系が代々続くジェダイの家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖を比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。
ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代のライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいるから、おまえいらない」と言われる心配が無い。
ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別なジェダイなのである。
ジェダイだのフォースだのも、ルークの活躍を支援するために存在する。
ジェダイの思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルークは師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)
ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)
反乱軍の兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。
ライトセイバーやビームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。
このように、ルークの活躍をストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。
そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。
ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。
そんな退屈な平和。映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和。
ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。
観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。
カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆でジェダイになるなんて話が見たいか?
みんな大好き「血統の物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。
ベン・ソロがダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。
無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。
ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。
マスクの扱いが象徴的である。ダースベイダーにとって、マスクは生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスクは特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。
ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。
ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。
みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統の物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズは血統の物語じゃなくてもいいんだよ。
ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。
ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。
ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロがダークサイドに転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイの出自とか、レイロ(レイ/カイロ・レンのカップリング)とかは良かった。
特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。
なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去の正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。
みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るからに威圧的で尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。
ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。
カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから、自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。
レイはシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通のライトセイバー戦で終わってしまった。
で、キスしちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味なキスシーンよりはマシだったし。)
レイは自分のことを「レイ・スカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。
ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。
かといって、レイ・パルパティーンとか名乗られても、銀河に悪名高いシスの名前だからちょっと不穏すぎる。
このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロのファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイ・ソロって名乗るも、やっぱり違う。
書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。
まあ、ぶっちゃけスターウォーズに人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだから。スターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙を疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞。
ep7で、レイがスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーのマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージを言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。
ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。
ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススターの設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。
ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。
帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。
面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティブデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。
あと、バトルドロイドの可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎドロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。
だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。
2010年代が終わるわけだが、2010年代のアニメベスト10を独断と偏見で決めてみたくなった。ので増田に放流。
見てない作品は語れないので見た作品だけ挙げる。見た作品の数が少なくラインナップが偏っている結果チョイスが偏った点については先に謝っておく。また、順番は順位ではなく放映順である。
長いゼロ年代の終わりを飾るというか10年代の始まりを告げるというか、とにかくエポックメイキングな作品だった。紛れもなく一時代を画すアニメであり、こんなに議論が盛り上がって人々の印象に残ったのってマジでエヴァ以来なのではという衝撃があった。
2010年代には『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』(2014/2015年)と『Fate/stay night [Heaven's Feel]』(2017, 2019年)がアニメ化され、さらにはFGOや『Fate/Apocrypha』に『ロード・エルメロイII世の事件簿』もアニメになり、いずれも素晴らしい出来だっただけにどれを入れようかすごい迷ったのだけれど、Fateシリーズに新しい客層を開拓したという点でZeroの存在感がなんだかんだで大きいかなと。切嗣の重要な台詞が微妙に原作改変でそれはどうなのかと思わなくもなかったがラストの桜ちゃんを原作ではなくボツになった原案通りに作ってくれて素晴らしかったですね。人間オルガンちゃんが再現されなかったのは残念だけど仕方ない。Heaven's Feelも本当に素晴らしかった……。何も言うことはない。俺たちの見たかった最高の桜ルートだ……。2010年代はFateアニメ化で盛り上がった10年だったと回顧できるだろう。セイバールートも作り直して。
一作くらいは細田守を入れておいてもいいんじゃないかと思って挙げてみた。細田守、はてなでは評判が微妙だが普通に『おおかみこども』は良い作品だと思うんだ。純粋に家族愛の物語として見ると違和感とかも出るのかもしれないけど、歪められた関係性も理想化された田舎も、すべては花の回想をもとにして雪が語ったことであって、花というある意味信頼できない語り手を通して見た世界なんだよね。加えて言うなら、花が雪より雨を構っていることに批判的な意見も多々見られ、それは雪から見ればそうなのだろうし実際にきょうだいより構われなかった思い出を持つ人にとっては良い気持ちはしないのだろうけれど、でも完璧な人間でないと母親になってはならないか、といったら違うわけでしょう。母親も欠点を持つひとりの人間だし、それでも母親なのだ、という話だと思いますよあれは。それらの偏愛や歪んだ世界像を卓越した映像美でくるんで提示してくるところに、細田守が色んなひとの神経をざわつかせる理由みたいなものがあるんじゃないのかな。
アニメ映画を1つだけ挙げろ、と言われたらこれを推す。名作名作アンド名作。何を語ってもネタバレになりそうなので最高のSFアニメ映画だという当たり障りのないことしか言えない。ボーイミーツガールSFの傑作。いいから何も言わずに見やがれください。
単純なアニメ業界の楽屋ネタに留まらず人間ドラマとしてしっかり作り込んでいてくれて良い作品だった。23話はみゃーもりにつられて泣いちゃうでしょ……。5人の歩く道は凸凹していて、正解はわからずに手探りで進んでいくしかなく、それでもアニメに関わりたいという意志を持って進んでいけば夢に手が届く。そういう話の筋としてはありふれた成長譚を細やかな人物造形と堅実な脚本で良いアニメにしてくれていた。「万策尽きたー!」「どんどんドーナツどーんといこう!」などのフレーズも印象に残る。ただアニメというフィルターを通してもなおアニメ業界のブラックさが滲み出ており「これは美談にしてはいけないやつでは」みたいな感もあって、アニメの放映スケジュールが狂うことがあちこちで頻発しているのを放映予定の変更とかで視聴者目線でも感じ取れるだけに複雑な気分である。
紛れもないジュヴナイルSFアニメの傑作。可愛らしい格好をした魔法少女たちが土星の輪に突入するとか太陽系外縁部を探査するとかブラックホールを反転させるとかのハードSFな冒険を繰り広げるギャップがすごいし、荒唐無稽なファンタジイとリアルな宇宙描写を融合させた映像美はアニメだからこそ実現できるものだろう。ちょっと宇宙が出てくる魔法少女ものだと思って見始めたわけだけど土星の輪に穴を開けてエンジンを探し始めた辺りでガチのSFをやろうとしてるんだと理解したし実際かなりSFだった。降着円盤の温度まで考察されてるのすごくない……? そして根底には傷つきやすい繊細な心と他者を思いやる優しさが流れていて、映像の美しさと相まってリリカルさに心が洗われるような気持ちになる。放映終了後の喪失感は半端なかった。『サカサマのパテマ』と並ぶ2010年代SFアニメの金字塔ですわ。これが星雲賞を獲るべきだったのでは。
アクションのキレの良さ、百合描写の濃密さ、黒星紅白キャラの可愛さ、音楽のテンポの良さ、細部の丁寧さ、どこをとっても娯楽アニメとして超一級の出来だったと言うほかない。特に5話の剣戟シーンはここ十年で一番の殺陣だと思う。梶浦由記のオサレ音楽をBGMに美少女たちが流れるような作画でチャンバラするの控えめに言って最高としか言えない。また「神は細部に宿る」を地で行くような作品であり、アンジェとプリンセスの手紙の遣り取りとか、脱出用の荷物に書かれた文字とか、さり気ない描写のひとつひとつに込められた情報量が半端なく、それによって世界観と百合に奥行きを持たせることに成功していた。アンプリ、いいよね……。劇場版むっちゃ楽しみ。
素晴らしい作品だった。2018年はTVアニメ豊作の年であり『ゾンビランドサガ』『SSSS.GRIDMAN』などオリジナルの良作が次々と放映されたわけだが、なかでも別格だと思うのが『よりもい』。毎話毎話が最終回のごとき余韻を残し話ごとのメリハリも利いていて軽くシネマっすねという感じだったし、「先に行けって言われて先に行く薄情にはなりたくない!」「友達ってたぶんひらがな1文字だ!」などの印象に残る名台詞の数々は記憶に焼き付いて離れない。花田! 神回しか作れずに恥ずかしくないのか? 視聴者を泣かせて食うメシは美味いか? なかでも特筆すべきは12話で、まさか受信メールフォルダを映し出した画面に泣かされるなんて思ってもみなかった。アニメ史に刻まれる名シーンですわ。
岡田麿里が本気を出してファンタジイをやったらなんかすごいのが出力されてきた。失ったものにいつまでも抱いてしまう妄執とか、恋と愛の区別があやふやになって煮えたぎる思いとか、無理やり連れ出されて見せられた世界の美しさとか、そういったドロドロした感情を叩き込んだ闇鍋から人は互いに織り上げあう物語であるというテーマを掬い上げて観客の前にどーんと呈示してくる素晴らしい映画作品。ただただ名作と言うほかない。15歳しか離れていない不老の種族の美少女なお母さんに育てられたいだけの人生だった……
『君の名は。』(2016年)で俺たちの新海が一気に一般人にも知られるアニメ監督にのし上がってしまい、遠くに行っちゃったんだな……とゼロ年代に魂を囚われたオタクたちが訳知り顔でホロリとしていたところに投げ込まれた傑作。いや~原作PC版のクライマックスを忠実に再現してくれてましたね! 私は原作だと夏美ルートが好きで、彼女が晴れ渡った青空を見て浮かべる笑顔の爽やかさと、その青空の意味を後続のルートで種明かしされて味わうことになる切なさがめちゃくちゃ印象に残ってるんですよね。でもやっぱりあの長編エロゲから1ルートを取り出して劇場アニメにするとなったら陽菜ルートになるのも納得がいくわけで(甲高い早口)
……という感想を諸人こぞりて口にしはじめる辺り、完全にゼロ年代のエロゲだった。テン年代最後の年にゼロ年代を煮詰めたような要素てんこ盛りの作品を公開してしかもそこにセカイ系を力強く肯定するオチをつけるわけですよ。ゼロ年代の亡霊が昇華された感があり、なんというか新海誠すげえわ、一生ついてくわ。
つまりそれくらい金かけまくって全世界で宣伝しまくってる超大作くらいしか皆見ないわけだよね
日本の映画は女性や高齢者の客がメインだから、アクションものは元々ウケが悪いと聞いた
時代劇映画もアクションメインじゃないのがずっと流行ってるし(今やってる忠臣蔵も変わり種だよね)
昔は撮影所システムというものがあって、各映画会社に撮影所があったからセットの使いまわしで製作費をペイできてたんだよ。
専属のカメラマン、照明、美術なども超一流で、息の合った連係プレーでクオリティの高い作品を作れていた。
時代劇全盛期の頃は撮影所という基盤がしっかりあったから、作り手は色んな挑戦ができた。
子連れ狼なんて、平気で雪山スキーでのチェイスやマシンガンとか出てくる。
チャンバラでは人体が真っ二つに割れたりして、海外で超過激な映画として人気にもなった。
その後テレビに客を取られ、70年代に斜陽になった映画界からは撮影所システムが滅んだ。
メイン舞台はテレビに移ったが、当然4:3で小さな画面のテレビ時代劇ではレベルの高い撮影や過激な描写もできなくなった。
「24時間テレビ」が人気になるような世界だから、時を経るごとに時代劇も綺麗ごとだらけのマンネリ化した作品ばかりが増え、客からも飽きられることになった。
「うるさ型」のファンが増えて、時代考証などの視聴のハードルが挙がったことも一因だ。
必殺シリーズなんてタイムスリップとか超能力設定とか普通にあったのに。
また、役者自身も馬に乗れない、帯刀した歩きができないなど基礎を知らない人間が増え、時代劇の演技ができる役者が減った。
撮影所からバラバラになったスタッフたちでは技術も知識も共有できず、ノウハウも蓄積されずクオリティが下がっていった。
なんかいそがしいです! なんかずっといそがしいです! こんばんは、暇部エアプの毎日です。
増田のオープンチャットが流行ってますが暇部もやったらいいんじゃないかしら! と思いました。よかった記事とかシェアしたらいいよね。だってなんかね、チャンバラごっことかしてる最中に書き込むのが忍びないんですよね。流れを止めたくない! って思います。ノンストップ24時って感じがして割と好きですけど、え、また、その話題?! と思わなくもないですけれども。
というわけで作ったよ。
https://line.me/ti/g2/nMa3BlJpgoYG8slFzjzgxA
もちろん他の方法でもね!
しおさば
とりむねにくの山椒焼き