はてなキーワード: 企業年金とは
近所の公園にはおっさんがいる。砂場にいていろんな道具をもってて、子どもたちに砂の城やキャラクターの顔やボールを転がすコースなどを作ってくれる。
若い奥さんは変質者かと疑って避けるようにする人もいる。わたしも最初、けげんに思っていた。
何より、おっさんはすぐ怒る。砂場に葉っぱを落として、怒られた。砂場を汚すのは御法度なのだ。
おっさんはハトも餌付けしていて時間になるとハトが群れている。ハトを腕に呼ぶのでおっさんの腕は傷だらけで、よくみたら服もボロボロに痛んでいる。
おっさんは休日はかならず出勤してきて、誰にも頼まれずに公園をきれいにして、なけなしの小遣いで買ったショベルや左官道具などで子どもたちを喜ばそうとしている。
身なりは薄汚いがおかしな人じゃないというのは、しばらくするとわかってくる。
子ども等はワーワーキャーキャー騒いでボールを転がして遊び、おっさんが出してくるシャボン玉を追いかけたりしている。
ある日、おっさんは友人と喋っていた。
年金が何万円だの、昔はトラックに乗っていたのが2年あったからその企業年金が何万円追加になっているだの、新聞も配っていた時期があってなんとかかんとか、●町の釣りで鮎が解禁になった、クーラーのきかない軽トラはもうしんどくて夏は乗れないし廃車にしたからもう行けない、だの子ども相手のときのおっさんお顔とは別の、リアルなおっさんの生活が透けて見える会話を大声でしていた。
まず、猫の糞尿やらで汚れてカチカチになってとても遊べる状態じゃない砂からいまのきれいな遊びやすい砂に、おっさんがたった一人で数年かかって入れ替えたその砂場に、ごみやら異物を投げこんでいた。それは私も知っていたが、おっさんがいつも怒るポイントであった。
また、彼(私の子)はその日知り合った小学生とスコップで砂場を掘ってボールの落とし穴をつくることに熱中していたが、深く掘り過ぎて砂が流出しないように敷き詰めた石の層までつきあたってしまった。しかし息子はガンガンとスコップを打ち付けていた。
もちろんおっさんは怒った。
さらに、落とし穴を息子が作って、それを怒られて砂を被せる作業をする際、おっさんがボール転がし用に貸してくれるボールを一つ、一緒に埋めてしまったようで紛失してしまった。
ボロボロのボールだが、おっさんは丁寧に数を数えて大事にしており、どこにいったかなあと騒ぎだした。
私ら親もあちこちを掘り返して、ボールを見つけようとしたが、見つからなかった。
すみませんと言って誤った。
しかし、その日おっさんはいつもより少し早い時間に手じまいしてしまった。
子どもがいるかぎり、その子どもにつきあっていつもなら居続けるのおっさんなのに。
いやーちょっと今日はおっさんを疲れさせたかなあ、悪いことをしたかなあと私も少し悲しくなった。
公園の水道でスコップなどを水洗いして片付けて帰路につくおっさんの後を、私はつけた。
公園からほど近いところにある、アパートにおっさんは入って行った。
そのアパートは建物の壁に「独身男性アパート 2万円」とでかでかと看板が掲げられている
「すみません」とアパートの敷地まで子どもを連れた私は入り込んで、声をかけるとおっさんは少し動揺していた。
私はボール代を弁償しようとして、おもむろに千円を取り出してあやまり、渡そうとした。
おっさんは「いや、そんなの、気持ちだけで結構結構」と言って、はじめは断った。
しかしそれは私も毅然とした態度で、使わせてもらうおもちゃ代ですから、また新しく買ってください、と言って押し付けた。
おっさんは受け取ってくれた。
それで、まあ、なんとかその日は、私の気持ちは落ち着いたのであった。
夫にそんなことを言うと絶対に怒られると思い、秘密にしていたが、ついその顛末を話すことになり、やはりそんなことをして・・・と煙たがれた。
人生の先輩であるおっさんに、なんてことをするのだ、恵んでやった気になっていい気になるな、ということである。
私としては、ボール代の弁償であって恵んでやった、などと思わないのだが。
さて後日、夫はまた騒がしい我が子を連れてその公園に行った。
すると、例の男性独身アパートから、おっさんが駆けつけてきて、あるものを渡してくれたという。
「初めての砂場遊び」というタイトルの絵には、男の子が砂場で、にこにこしながらシャベル片手に砂と戯れている。
ほかにも表情豊かな子どもや猫、昔、町内を走っていたちんちん電車、などが、
水彩によりいきいきと描かれていた。
どうみても、プロの筆さばきだった。
私はびっくりしてしまった。ええ、これをあのおっさんが描いたのか…。
夫によると、おっさんは、本当は公園で、子どもたちの絵が描きたいという。しかし、変質者と思われるから、それは控えていると…。
おっさんの腕前に感激した。
実家に帰ってメシを食った。
実家までは電車で1時間ほどだが親と特に仲良くしているわけでもないので帰るのは年に数回だ。
テレビでウクライナのニュースが流れると「ホント、ヒドイな。ロシアが好き勝手やるからこうなるんだ。」と言う。賛否ある部分だと思う。ロシアだけをそんな単純に非難できるのだろうか?老化が彼の脳を鈍らせメディアが流す一方的な意見を鵜呑みにしてしまったのだろうか。
そんな感じでボケーとニュースを見ながら雑談をしていたら年金の話になった。
父親は団塊特有のメンドクサさもあるけれどまあバカではないし、政治的な考えは自分と近いと思っていた。
父親曰く、自分には企業年金もあるからまだマシだが、それが無ければ月に7万しかもらえない(夫婦で14万って事か?本当にそんなに少ないのかどうかは知らない)。保険料は毎月1.5万も取られる。国はもっと福祉を厚くしなければならない。北欧などはそうなっている。
北欧の高税率社会も破綻の兆しを見せていることを知らないのだろうか?いや、そんな事よりも同じような政治観を持っていると思っていた自分の親が、税金はもっともっと老人のために使われなければならないと考えていることがショックだった。どこにそんな余力があるというのか。出生率向上とかの方が優先ではないのか?答えの出しにくい問題だとは思うが、自分たち世代の利益だけを見据えて断定的に語れるテーマでは無いとも思う。それを恥じらいも留保もなく言い切る父親に愕然とした。
弟が最近自営業を始めたのだけどそれを指して「自営は大変だ。サラリーマンが一番いい。それが安定的で幸せへの道だ」みたいなことを語る。極一部を除いてそんなに安泰で安心なサラリーマン生活など今の世の中には存在しないとおれは思う。それでも彼はサラリーマン生活を盲信している。
定年退職後に暇を持て余してるので小遣い稼ぎになにか仕事をしようと探しているようなのだけど、「65も超えるとなかなか雇ってもらえないんだよ。なんの仕事したらいいだろうね?」とたびたび言う。何か資格を取れば?とか、大企業に属していた時の人脈で何か会社を作れば?とか、英語もできるんだし小規模な貿易でもやれば?とか、ネットショップは?とかいろいろ言ってみる。彼はそれらをまったく聞いていない。聞いていないから否定もしない。結局はそういうことなのだ。彼にとっての喜びはどこかの組織の一員になり月給をもらう事なのだ。
これが歳をとるという事なのかもしれないし、団塊世代特有の考え方なのかもしれないし、彼の個性なのかもしれないけれど、身近な人であるのに決して理解しあえないんだなあと思うと少しさみしくなった。こう書くと「人と分かり合えるなんて幻想プギャー」とか言われるのはわかってるけど、別にそんな無垢な妄想みたいなことを考えていたわけじゃない。あまり父親と接してこなかったので、小さくなった親の背中に今さらながら気が付いたというだけの話なのかもしれない。なんとも言えない残念な気持ちだった。
この元増田やトラバのフリーターが馬鹿なのは良いとして(匿名だし釣りかもしれんし)
良くねーよ。任意じゃねーんだよ。日本に住む日本人ならある意味義務なんだよ。
それとも根本的に厚生年金と国民年金と言うものを全く理解してないのか?馬鹿なのか?ま、馬鹿なんだろうけど。
ならさぁ、もう、お前、無人島にでも行って税金も何も払わずすべてホントに自給自足で生きてみろや。
その他の利益を日本から受けておいて、そこだけ自分だけは出し抜きたいとかふざけんな。
言ってる意味がわかりません。この議論(1年1万五千で年金は年数十万もらえるべき)は15年前にはまじめにされてたどですか?www
え???あんな支払い料でここまで厚く保証してくれるものが他にあるの???
だから、そういう馬鹿は、全部自給自足で生きてくしか無いでしょ。
marief8107 年金 お金 行政 福祉 そうなんですよね、国民年金は高いと感じますよね。だから社員になって、会社が半分出してくれる企業年金に加入する方が断然お得なんですよね~。 2013/11/23
上で訂正されてるが、こいつも根本的に国民年金とか厚生年金とか理解してない馬鹿。さらに言えば、天引きだと「ひかれてない」とすら感じてそうな馬鹿。
これ上手くいかなかったのは完全官僚の反対で、って話しか聞かないんだけど、なんだかなぁ。
ただねー、税方式となると、今ばらばらの国民年金・厚生年金・共済年金の一本化どうすんの?って話になっちゃって
そこがややこしくて進まないのよね。
もう、同じような"年金"として扱うのがそもそも無理があると思うから、
もう厚生年金も基礎部分は国民年金なんだから、厚生年金は別に単なる企業年金としてやるべきだと思うんだけどな。
そうすれば会社離れた時に加入手続き忘れたとか、そういったこともなくなるわけで。
捕捉率は納付に関しては定額だから問題ないけど、免除とかの申請に対して、ってことか?
でも、取り敢えず確実に取れるところから取るのは何も問題ないわけで、
そもそも税務署と一緒にしてしまえば調査する手間も一緒になるわけだから不公平感は増えないとは思うんだけど、なんか勘違いしてるかな?
結局役所の仕事量が減るのが問題、ということだろうか、、、?
2. ソーゾー君
>国債を200兆円発行を明言していたからこれで景気条項をクリアできる算段だったんだろうな。
これを民主党や小沢党がやろうとすると「子供達に借金を残すのか!」と
「高濃度放射性物質のガラス化や貯蔵施設の土地購入や施設建設費やそれ等の費用や維持費が払えません・・福一放射濃除去費用も払えません・・
それ払うと株主に利益配当や従業員・幹部役員の高給・ボーナス・退職金・企業年金が払えません・・
貴方達の税金使ってよかですか?御子息を原発作業員として働かしてもよかですか?
「OKww」by自民党=野党=行政府=司法=マスコミ=電力会社=経団連一同
↑売ったのに?売った事がバレて野党落ちしたのにまたやるの?
全て売り渡す気なんだな・・
「自民党=司法=行政府=マスコミ=工作員=銀行家」の手口part2
http://blog.livedoor.jp/z400kai/archives/20984751.html
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/movie/10043/1353851390/
2. ソーゾー君
>国債を200兆円発行を明言していたからこれで景気条項をクリアできる算段だったんだろうな。
これを民主党や小沢党がやろうとすると「子供達に借金を残すのか!」と
「高濃度放射性物質のガラス化や貯蔵施設の土地購入や施設建設費やそれ等の費用や維持費が払えません・・福一放射濃除去費用も払えません・・
それ払うと株主に利益配当や従業員・幹部役員の高給・ボーナス・退職金・企業年金が払えません・・
貴方達の税金使ってよかですか?御子息を原発作業員として働かしてもよかですか?
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↑売ったのに?売った事がバレて野党落ちしたのにまたやるの?
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2. ソーゾー君
>国債を200兆円発行を明言していたからこれで景気条項をクリアできる算段だったんだろうな。
これを民主党や小沢党がやろうとすると「子供達に借金を残すのか!」と
「高濃度放射性物質のガラス化や貯蔵施設の土地購入や施設建設費やそれ等の費用や維持費が払えません・・福一放射濃除去費用も払えません・・
それ払うと株主に利益配当や従業員・幹部役員の高給・ボーナス・退職金・企業年金が払えません・・
貴方達の税金使ってよかですか?御子息を原発作業員として働かしてもよかですか?
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2. ソーゾー君
>国債を200兆円発行を明言していたからこれで景気条項をクリアできる算段だったんだろうな。
これを民主党や小沢党がやろうとすると「子供達に借金を残すのか!」と
「高濃度放射性物質のガラス化や貯蔵施設の土地購入や施設建設費やそれ等の費用や維持費が払えません・・福一放射濃除去費用も払えません・・
それ払うと株主に利益配当や従業員・幹部役員の高給・ボーナス・退職金・企業年金が払えません・・
貴方達の税金使ってよかですか?御子息を原発作業員として働かしてもよかですか?
「OKww」by自民党=野党=行政府=司法=マスコミ=電力会社=経団連一同
↑売ったのに?売った事がバレて野党落ちしたのにまたやるの?
全て売り渡す気なんだな・・
「自民党=司法=行政府=マスコミ=工作員=銀行家」の手口part2
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まー、確かに辞めちまえば「仕事を失くしたらどうやって食っていこう・・・」って
リスクがそもそも気にする必要がないことになっちゃうわけで、その面では正しいかもしれんと思った。
でも、出資を募るならいい企業に勤めながらがいいよ。「ここ辞めるんですよ俺は!」って訴えかけるカードになるから。
そういう意味で、起業を志す人間ほど一回超ネームバリューのある企業に入っとくのオススメ。
「俺の生涯賃金4億っすよ、企業年金やらなんやら入れたら5億っすよ!そこ辞めるんすよ、あんたの一億と十分釣りあうでしょ!」
「そ・・・そうかな・・・」
手元流動性のあるカネと、これから少しずつ貰えるはずの金なんて絶対つりあわないけどね。
まぁ、勢いの問題。
んで、考えてみた。
でもさ、机上論からいえば、社員に会社の責任をかぶせるのって難しいわな。
社員というのは、労働力を会社に売って、対価に給料をもらっている個人事業主みたいなもんじゃん。
雇われ人というのは、それ以上でもそれ以下でもない。
責任をおっかぶせるのって難しい。
でもまあ、経営が危なければここの(会社が社員一人の労働力にたいしてどんだけの対価を払うかという)契約内容も更新するだろ?
ところがどっこい、正社員の基本給は会社が潰れても下げられないっていう悪魔的な判例があるわけだ。
企業年金もそうだ。
いくら掛金を払ったらいくら払い戻すっていう契約が先行しちゃってる以上、それを反故するには七面倒臭い交渉が必要になる。
ところがどっこい、潰すと損害賠償請求にも答えられない。
東電の資産を全部売っぱらっても足りないし、東電の資産を売っぱらって最初に返す先は被災者じゃなくて、東電に金を貸してる金融機関だ。
だって、損害賠償には担保設定がないけど、金を貸すときは担保が設定されてる。
資産価値がありそうな資産は担保に入っていて、倒産、金を返せなくなった場合、それらは金を貸した金融機関のものとなる。
担保設定されてないクズみたいな資産を売っぱらったところで、いくらになるというのだ。
あー、いらいらする。
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これまで、資産の半分以上を円資産で持っていたが、海外に移すことを決めました。
市場の大きさとか成長性という問題ではなく、日本には金融市場が存在しない、という判断によるものです。
先日、東京電力の損害賠償と、政府の支援に関する発表がありました。
東京電力の株、債券は保護され、金融機関には債権の放棄を要請する、ということのようです。
乱暴な言い方をすれば、東京電力にとって株式も債権も融資も、結局は同じ「借金」です。
だからこそ、返済の優先順位が明確に定められており、そのリスクに応じたメリット(利子)の差が出るわけです。
これが資本主義のルールです。そのルールを無視して、真っ先に融資の価値を0にせよ、と。
確かに電力株、電力債は、多くの企業年金にも組み込まれているでしょうし、ひょっとしたら老人保有率(そんな指標があるのでしょうか?)が高い金融商品なのかもしれません。東電破綻となれば、国民生活に多大な影響が出るかもしれません(個人的には出ないと思いますが)。でもそんなことは関係ないのです。
金融商品というのは、あらかじめ定められたルールに則ってリスクとリターンの波に乗るゲームです。
決められた手続きに従ってルールを変えるならそれもいいでしょう。プレイヤーはその影響を反映して、ゲームを続けます。それを「要請」という誰も責任を取らない形で事後的にルールを変えようとする政府、それを批判できないマスコミ、最大のプレイヤーでありながら、そのおかしさを指摘しないどころか、受け入れかねない金融機関。
なんか就職活動についてのエントリが多いけど、どこにも書かれていない話を書いてみたいと思う。非常に大切な話なのに、触れられることが非常に少ない。触れられるとしても、「福利厚生ばかり気にするクズ学生がうんぬん」なんて文脈で出てくるだけなので。
まず福利厚生とは、法定福利として、1.健康保険 2.厚生年金 3.雇用保険 4.労災保険 がある。
これに関しては、法定福利が無い=ブラックというようなもんなので、一般的な就職をするにあたって、これが無いという所には就職するべきではないだろう。このへんは当たり前なので、語るべきものは無いような気もするが、1つ大切なことは、健康保険について、どこの健康保険組合が運営しているかという部分をチェックしておいた方が良い。詳しくはwikiあたりで見てもらえば良いが、しょぼい業界団体で運営している保険組合などは、保険金がよそに比べて高額であったり、出産一時金などが最低限であったり、その保険組合が運営する保養所などが潰れてしまったり、保険組合が赤字出しまくりで解散に追い込まれて面倒なゴタゴタに巻き込まれてしまう事もある。
一方、優良企業が独自に作った自社及び自社グループ社員のみが加入できる健康保険組合などは、保険金が安かったり、出産一時金が多かったり、インフルエンザの予防注射や海外渡航者が行う予防注射などの全額補助、定期的な人間ドックへの補助、定期健診以外の検診があったり、場所によっては社内に診療所があり、就業時間中に気軽に相談、簡単な治療などが可能だったりする。もちろんそこで貰える薬などは通常の3割負担よりもさらに組合からの補助があったりもする。健康に少しでも不安を抱える人なら、こういう保険組合に加入できる会社は非常にお勧めだったりする。二日酔いでも気軽に通院したりできるし。
法定外福利はもうこれは企業によって全く違ってくる。
まず食事。給料や手当てとは全く別に、会社がメシ代をくれる。もしくは補助してくれる。社食が格安とかタダとか。会社近隣の飲食店で使える50%オフチケットとかもらえたりする。補助とは少し違うが自社ビル内にある自販機が全部100円とかそういうのも。こういうのがあるだけで月に数万の差が出る。夕食も頼めるところもあるので独身の場合はとても助かったりする。派遣の人が社食使えないとか高いといった話は、社員向けの福利厚生だからという事だったり。
財形貯蓄や自社株会などで財産形成を会社がフォローしてくれたりというのもよくある。金利がお得だったり、自社株を買う際に会社が補助してくれたり。1万出すと1万1000円分の株を買ってくれたりする。それで何株買えるかは会社によるけど、1株以下、0.1株とか0.001株単位でも取得可能であったりする。会社の株がクソ高くて手が出ない所だといいかもしれない。配当は配当でちゃんともらえたりするところもある。
社内旅行なんてものもある。昔ながらの部や課で温泉旅行・・・ってな所もあるけど、今では仲の良い仲間だけで集まって5人~6人くらいで申請して会社から金を貰って遊びに行くという所が多くなってると思う。映画見てレストランで食事という数時間単位の社内旅行って人が増えていると思う。
後、住宅補助を忘れてた。これがあると無いでかなり違ってくる。持ち家補助とかもある。5万10万単位のものなのでこれは要チェック。給料から丸々家賃出すのと数万程度自腹になるのはかなり違うのだ。もちろん、家やマンションを買ったら持ち家補助になる。
結婚したら10万、子供産んだら5万、3人目からは10万、なんて一時金があったり、会社の部やサークルで趣味の道具をほぼ私物化できたりとか、体育館とかテニスコートとかグラウンドがタダ同然とかって事もある。
福利厚生とは一応違うけど、様々な関連子会社があったりすると、例えば、自宅を立てたり、買ったりとかって大きな買い物でも、安く便利に使えたり、まさに本職のプロが適切なアドバイスをしてくれたりするので非常に便利。
福利厚生が本当にしっかりしていると、給料本体にはほとんど手を付けずに生活が可能になる。娯楽、趣味、医療までカバーできちゃう。そういや年金の話を書くのを忘れていた。企業年金。これは非常にデカイ。たぶん、今まで書いた話なんかよりも、この企業年金があるか無いかで決めても良いくらいデカイ話。
これは企業ごとに違うのでなんとも言えないけど、これがあると、定年後でも非常に心強い。あのJALで話題になった企業年金。会社が潰れても保護されるくらい強い。もちろん規約によるんだけど、おそらくどこの会社でも手厚く保護されている領域だと思う。国民年金よりは当然の事、厚生年金よりもずっと給付額がデカイ。田舎の建売なら年金だけで分割購入しつつ生活が出来るレベルの支給額。
こんな福利厚生があるかないかで全く生活環境が変わってくる。基本給が高いか安いかなんてよりも福利厚生をよく見たほうがいい。会社が従業員を大切にしているかどうか、本当に儲かっているかどうかは、給料やボーナスなどではなく、福利厚生に現れるといって良いと思う。一生に一度の新卒カードを切るんだから心して確認して欲しい。
ちなみに、俺自身は、こんな立派な福利厚生がある会社の子会社の社員です。紹介した福利厚生の半分もありません。親会社に出向になって、親会社の福利厚生の状況がいろいろと見えてきてちょっとショック。ハッキリ言って、子会社の人間は親会社の企業年金の原資の為に安い給料になってる気がしている。子会社といってもさまざまだけど、親会社に搾取される専用の子会社というのが薄々見えてきてツライw まあ分相応の働きしか出来ないので個人的には良いのですが、同じ大学で親会社と子会社に分かれて入社している人達を見ていると涙なしでは見てられない。
あーそれから、休日。これほんとに多い方がいいから。少ないところは年間105日位?まあ多くてもせいぜい125日程度だと思うけど、ここでの差は20日あるんだよね。20日っていったらほぼ一ヶ月の出勤日になる。乱暴な話をすると、同じ月給取りでありながら、年間休日105日の所は125日の所より、一ヶ月多く働いているにも関わらず、1年間に貰える月給は12か月分。一ヶ月少ない出勤日でも12か月分もらえる125日の会社。
これつまり、125日の所は、12年間働くと、105日の所と比べて、1年間も休みが多いという事になる。ざっと定年まで計算すると、3年前後も自由な時間が違ってくると言う事。
又、年間休日が多い方が一般的に有給も使いやすい。だからものすごい差になる。
ここまで書くとお分かりのように、基本給やボーナス、業務内容や出世なんかよりも、会社選びは、福利厚生と休日でまずは選ぶ必要があるという事。
どの企業に行こうか迷っている恵まれた人は、ここんところを良く考えて下さい。福利厚生と休日をしっかり確認した後、業務内容を確認して下さい。
どこでも良いから滑り込みたい人は、とにかく、福利厚生と休日をしっかり確認しましょう。
社会にどう貢献しているか、株主にどれだけ還元しているか、社員がどれだけ仕事で満足感を得ているかなんて、新入社員にはなんの関係もありません。福利厚生と休日がしっかりしていることこそが、大前提です。それがあってこそ、しっかりと働けるというものです。
お前みたいなやつばかり入社されても困る!と人事部の人間は言うでしょう。そうなんです。福利厚生と休日が優れているところは俺のような人間がワンサとやってきます。そういうクズどもを滅多切りするのが人事部の仕事です。ですから、冒頭に書いたように、「福利厚生ばかり気にするクズ学生がうんぬん」ということになるのです。ですから、それらを感付かれてはいけません。気をつけてください。
なにその、最初は期待していた発言www
なんかここへ来て、「失望した」発言増えてきたね
最初から最後まで期待はしてないと思うよ。特にネット界隈は。
ただ、なっちゃったからにはしょうがないので民主に期待せざるをえないというか、がんばってもらわざるを得ないというか。
そういう感じでしょ?
なんつーか、このままの路線だと、増税との戦いになるだろうけど、行政法人、いわゆる天下りなんかをバカスカ切っていって、
とりあえず、政府をスリムにしていこうって路線で いんじゃね?
そのうち 議員年金も 企業年金も どこぞの航空会社を皮切りにどんどん削られていくでしょ。年金という制度自体が間違っていたって事で、確定拠出型にシフトしていくと思われ。
個人的には年金の方が良いけれど、俺の老後まで持たなさそうだし。
いやもう、言いようのない憤りを感じちゃったから、増田で毒づかせてもらうよ。
朝日新聞の読者投稿でJALのOBだという58歳無職のヒトが、
世間に渦巻く「JALの年金は高すぎる」という論調はおかしい。
会社の拠出分もあるにせよ自分らの給料や退職金から拠出してきたんだから
もらえるのが当然。国の政策で儲からない空港を作ってJALを就航させたんだから
オレたちゃ被害者だ。
みたいなこと言ってんですよ。
なにこいつ?バカなの?死ぬの?
50代後半まで正社員で勤めてたなら、まったくの下っ端でペーペーなわけはないだろうから、
何かしら管理職的な、幹部的な立場にあっただろう。だったら経営陣と同じとまではいかない
にせよ、それなりに経営責任の一端というものを負っていたはずじゃないのか。
「特別早期退職という名のリストラ」に応じたそうだが、それはつまり、もらった給料に
見合うだけの働きをしてなかった、会社にとってのお荷物だったってことだろ。
給料に見合う分以上の働きがある人材なら、単に退職させるんじゃなくて、関連会社に
転籍させるとかして温存したいだろうしな。
60歳からは、年金支給だけが唯一の収入となる予定ですとかいって、同情を引こうとしてる
んだかどうだか知らないが、JALの企業年金がなくたって、国の基礎年金と厚生年金は、
十分食っていける程度の金額がもらえるはずだ。
企業年金の半分が会社拠出分(なのかどうか知らないが、たぶんそんなトコだろ)だったん
なら、オマエらが拠出した分だけの半額に減らすくらいで、国民は(というかオレは)納得
すると思うがな。
20代で手取50万以上稼ぐ仕事って、手取の半分以上が時間外とか出張とかだから、20代で50万稼げるからといって50代で100万ってわけではないだろうし、それほど羨むことでもないのかもしれない。
手取は少ない代わりに退職金や企業年金でバックされるとか、関連企業に天下れるとか、人生終わってみないと生涯収入はわからん気がする。
なにより、今儲かっている会社が20年後30年後どうなんてわからんし。
ん?将来がどうなるかわからんなら退職金や基本給のベースアップに期待するより20代で稼げるときに稼ぐほうが利巧か。
うーん、まあつまり、今を精一杯大事に生きろってなことで。
っとそこまで書いて悟った。
電源切って街に出ます!
なぜ、20歳未満は選挙権が無いのか?
・頭が弱いから
・仕事をしてない人が多いから
・あんまり納税してないから
・親とか周りの人のいいなりで投票しがちだから
理由がわからん…。
未成年のための政策は、親が替わりに決めてあげられるから、選挙権が無くてもいい…というなら、年寄りのためのことも現役世代が決めてやればいいだろう?
子供の事を思うがごとく、年老いた親のことを思ってあげられるはずだよ。それなりに。
これから、リタイヤした世代が自分たちのための政策を掲げた政党にばっかり投票しているとあきらかに日本は破綻するよ。
民主主義の観点からいくと、ちゃんと年寄りが多いなら年寄りの意見も反映させるべきだけど、それだけじゃあ、ダメでしょ、やっぱり。
「お小遣いを増やす法案」「給食にステーキを法案」「みんなにWiiを配る法案」みたいなこと言い出す政党が出てくるだろう?
そこまでバカじゃないって?
いや、後期高齢者医療制度反対とか、対してやってること変わらんて。