はてなキーワード: 小選挙区制とは
1. 内閣人事局
忖度の元凶と言われているが、高級官僚の出世のための政権へのおもねりも、安倍政権が長期的であったことに担保されていた。次の政権が流動的になる可能性があるなかで、官僚たちは誰に尻尾を振っていればよいのか、安倍政権時代に登用された官僚と次の総理大臣との軋轢が起きないか。官僚人事に混乱を来たすことは必至。
2. 官房機密費
ネトサポの資金源であったとして、安倍個人崇拝に傾きすぎ、この辞任騒動で教祖が辞めるというので末端はバラバラ。時間とカネをかけて作り上げたネトサポシステムは、指導者層にはカネが回るが末端には虚栄心を与えるのみの形。カネには色はつかないが、次の総理大臣が末端の心を支配できるか非常に疑問。
3. 小選挙区制
安倍の発明ではもちろんないが、安倍政権を長期化させた最大の原因。与党第1党が地滑りで大勝する、この構図は恐らく誰がやろうがそうそう変わらない。日本は二大政党制に失敗し続けているし、二大政党制が完全に成立するには、早くても10~15年はかかるだろう。つまりは次の政権も選挙は盤石、選挙で勝てば自民党内の勢力争いはどんどん有利になる。
政治家は、別に若者に選挙に来てほしいなんて全く思っていない。
今議席を持ってるやつは全員おっさんおばはんとジジババの票を得てる奴らだからだ。
選挙のシステムを作る奴らを選挙で選ぶとか、昔の偉い人達はたいそう立派なシステムを作ったもんだ。
・若者は常に3vs4でスプラトゥーンをさせられてる。誰がやるかこんなゲーム。
https://lightingup.hatenablog.com/entry/2019/07/19/200455
この記事によると、25-29歳の人口は65-69歳の人口の2/3以下らしい。
例えばサッカーだと11人vs10人になると10人側が終始ボコられるのを耐えるゲームに早変わりする。
スプラトゥーンだと、4人vs4人で戦うゲームで一人が回線落ちすると3人の方はまあよっぽどのミラクルがない限り負ける。
その間はただただ自分の無力を感じるだけで全く楽しさを感じない。
任天堂は開戦時に回線落ちが出た時に5分間このクソつまんないゲームをやらせるのをいい加減やめろ。
で、選挙においては(極端な部分を抜き出してはいるが)若者はスプラの回線落ちよりも不利なゲームを毎度毎度戦わされている。
そりゃやる気もなくなるだろ普通。選挙行かん奴はクソだがシステムがさらに糞過ぎる。任天堂はさっさと改善しろ。
若者が選挙に行くことが重要?違うだろ。若者の意見を吸い上げて政治に反映することが目的なんだろ?
じゃあ、選挙に行かない穀潰しの能無しゴミ若者なんかほっといて、選挙に行く賢明な若者の票にバイアスかければいいだけじゃん。
もしくは、世代別で投票を分けて若者票枠にも議席を分配するとか、何かしらシステム面からのアプローチは可能でしょ。
小選挙区制で生じてる一票の格差を容認するのなら、若者村の1票がジジババ村の1.5票に相当しても別に問題無いのでは?
まあだーれも提案さえしないわな。だって、そんなことしたら今あるジジババ票を失っちゃうかもしれないもんね。
そもそも若者が少数派になる時代を作った世代ですらあるのにな。すげえよ今の年寄どもは。どこまで自己中だ?
結局のところ、若者は選挙に行こう!みたいな声って現状の選挙のルールでやろうとしてる時点で意味ないと思う。
それより、もっと直接的に若者の意見が吸い上げられて政治に反映されるようなシステムが無いと、選挙に行ってもどうせ同じ。
それはスプラトゥーンが証明している。任天堂はマジであのクソつまんない時間を早くなんとかしてくれ。ゲームは神ゲーだから3でも期待してるぞ。
小選挙区制というのは死票がいっぱいでて、全くダメな制度で、一刻も早く中選挙区制に戻すべきだ、と、なんとなく思ってたんですけど、この増田だと、政治とカネについてクリーンにするという当初の意図は達成されたということですか?
地元だと、現職一強で、入れたくなるような候補があっても絶対落ちるから、現職とクズ候補ばかりで、選挙に絶望してるんですが…
小選挙区制と政党交付金の話は良く分かりました。で、河合議員さんらは最初、「問題ない」と言うようなスタンスでしたが、今回の事件も、いわゆる「税務調査の見解の相違」的な部分があるのでしょうか?それとも完全にブラックなのでしょうか。
河井夫妻の事件について、元国会議員の豊田真由子さんや、金子恵美さんが地元でのカネ配り(先輩議員に地方議員にカネ配れとアドバイスされた)について発言しているので、地方議員側からの話をします。
もともと、業界には与野党問わず「目配り、気配り、カネ配り」という言葉があって、この3つができる政治家が優秀な政治家だとされていました。
でもそんな話は中選挙区時代(~1993年)であって、今はこの言葉すら死後になっています。
今の話をする前に、すこし中選挙区時代の話をします。カネ配りはこの時代に盛んに行われたので。
中選挙区制は選挙区の人口によって定数が決まっていて、選挙の上位2人~6人くらいが当選します。なので、ひとつの選挙区から同じ政党の候補者が何人も出馬します。たとえば群馬3区では当選議席数が4で、自民党からは3人(福田、中曽根、小渕)が出馬します。
有権者や、地方議員からすると、同じ自民党の候補者なので、3人に基本的に政策に違いがありません。3人の候補者は政策的な差別化が図れないので、「あの道路は俺が作った」みたいな、どれだけ予算を地元に持ってきたか(利益誘導政治)がアピールポイントになります。さらにその先が、直接的なカネ配りだったり、選挙事務所での食事だったりするわけです。とにかく政策では差がないので、政策以外の差が得票になるのです。
旧群馬3区では選挙メシも有名でした。福田料亭、中曽根レストランとwikipediaの「上州戦争」でも書いてありますね。私の選挙区でもオヤジの話を聞くと、昔は選挙事務所で鰻重が出た、なんて聞きます。うなぎ食べたい。
参議院の選挙は都道府県によっていまでも中選挙区制なので、制度的にはこうなりやすいです。現に河井さんの広島も改選2議席で、自民から2人でたからね。しかもアンリさんは新人で実績(利益誘導)をPRできないから。
戦後、そんな選挙がずーっと続いていたのですが、1988年のリクルート事件が発覚して、カネと政治をめぐる事件が立て続けにおこりました。それで、なんでこんな金権政治になるんだろうと考えたところ、中選挙区制が原因じゃろう、となったのです。
派閥の親分が無理してカネを集める→系列の国会議員に配る→地元でカネが飛び交う のが中選挙区制の行きつく先だったのです。
それでついに1993年の選挙で自民党は大敗し、細川護熙内閣が誕生します。細川内閣は、政策も理念も異なる8会派が集まってできた内閣で「8頭立ての馬車」、7政党に大臣ポストを振り分けたので「レインボー内閣」なんて言われました。この内閣の唯一の政策の共通点は「政治改革」で、結果としてこの内閣のもとで中選挙区制をやめて、小選挙区制にします。
このときに行われた政治改革のポイントは2つです。1つは小選挙区制(1つの選挙区に各政党は1人しか公認しない)にすることで、カネではなく、政策で勝負する選挙構造にすること。もう一つは政治献金に大きな規制を設けることで金権政治の元凶であるカネ集めをできなくする、その代わりに税金から政党交付金(約300億円)をつくってこれを各政党に分配するということでした。
この政治改革から約30年、選挙は確実に変わりました。カネ配りも、選挙事務所での豪華メシもなくなりました。石破茂さんも雑誌とかメディアのインタビューで「小選挙区になって、お金は確実にかからなくなった。誰でも議員に挑戦できるようになった」、「中選挙区制だったら私は議員を続けていられなかっただろう」って何度も言っています。そりゃそうだよね、自民党から1人しかでないなら、カネ配んなくても地方議員はその人応援しないといけないもん。
だから、我々自民党の地方議員も、河井夫妻の事件をみてビックリしています。なんて昭和なんだろうって。うちのじいさんのときの話みたい。
んで、本題に入りますが、もちろん、地元の代議士からお金をもらうことはあります。年間10万円くらい。
正確には、党勢拡大のための組織活動費として、自民党選挙区支部(代議士が支部長)→自民党地方総支部(代議士か県会議員が支部長)→自民党市町村第XX支部(増田が支部長)という形でお金がきます。このお金は政治資金規正法に則り、年にいくらもらって、年にいくらつかったかを報告義務があり、その収支報告書はウェブでも公開されています。もちろんお金を受け取ったら領収書を発行します。
地方議員は国会議員と違って、給料以外の集金の手段(政治資金パーティーや政党交付金)を持たないので、基本的に活動はすべて自腹です((野々村竜太郎県議が城崎温泉に行って有名になった、政務活動費という税金が原資の経費があるが、一連のスキャンダルで使途についてチェックがえらく厳しく、文房具か交通費か広報紙くらいにしか使えない。せめて議員として招かれる団体の会合の参加費には使わせてほしい。))。一方で国会議員は給料以外に、文書通信費で1200万、立法事務費で800万、派閥から数百万、党本部から2000万(政党交付金)、パーティーで2000万と、だいたい年間6000万くらい集金できるので、それを原資に活動しています。どこの選挙区でも、与野党問わず、国会議員の支部から地方支部(=地方議員)に組織活動費を出します。代議士は国会が開かれる1~7月、10~12月は永田町に行っていて、週末しか地元にいませんので、その間、地元で党を守り、地域の声を直接聞くのは地方議員ですから。会社組織でいうなれば、本社から支店に補助をだしてるみたいなイメージ。
冒頭の豊田真由子さん、金子恵美さんの発言(先輩議員から地方議員にカネ配れとアドバイスされた)はこの収支に報告義務のある組織活動費の話と、領収書なしの裏金であるアンリさんのお金を混同していて、センスのなさを感じます。きっと、彼女たちはパーティーで集めたお金や、政党交付金を自分1人でガメていて、こうした党勢拡大の組織活動費を地方支部に出さなかったんでしょう。そりゃ落選するわ。
とまあ、河井夫妻の事件は自民党の地方議員もびっくりしているので、当たり前とは思わないでほしいです。
でも、仮にうちの代議士が、去年の統一選挙直後に「当選祝いです。領収書はいりません」といって、30万持ってきてたら受け取っちゃうよなーとはちょっと思う。
選挙ってそれほどつらくて厳しいもの(ほんとに毎回憂鬱になる。新人候補が思ってたよりつらくて途中でやめるのはよくあること)で、カネもかかるから金銭感覚もマヒしているし(普段なら絶対30万なんて怪しいとおもうけど、選挙で多額の金を突っ込んでるから感覚がマジでマヒしている)、当選の直後なんて超絶な解放感で有頂天だし(4年に1回の選挙、オリンピックでメダルをとった感覚をイメージしてほしい)、単純に「あっ、どうも、気遣いありがとうございます」って感じでご祝儀として受け取っちゃう。受け取ったときに「奥さんの集票のため」なんて思わない。広島の地方議員や首長が軒並み「集票のためとは思わなかった」って見苦しい言い訳してるけど(私ですらそう思うから、一般の人からするとマジで見苦しい言い訳にしか見えないだろう)、当事者だったらマジでそう思ってると思う。
とにかく小選挙区制を廃止することをゴールにする。死票が多すぎてマイノリティの意見が国政に反映されない。もはや誰しもが何かしらのマイノリティなので変更が必要。過半数を取れる政党も少なくなり、政治への監視の目も強まる。そんな政治にしたい。
とはいえ小選挙区制の恩恵を受ける与党(その制度下であればどこでも)が法改正するわけがない。なのでまず与党から議席を奪う必要がある。
政権交代となるとやたらと政権の安定ガーと騒がれる。官僚制度なのでどうということはないはずなのだが、民主党政権では実際いろいろ問題もあったので、ここの疑念を払拭しなければならない。
なので「組閣は現行与党のメンバーから行う」という公約で選挙すればいいと思う。国会のバランスは変わるが行政は変わらない。その条件で落ちるやつは知らない。まずは国会と行政の一体化をやめればいろいろ変わるはず。どうせ将来的には連立政権を目指すので最初は外様政権でいい。
その結果性的マイノリティ対策が最優先だ(というよりほかの論点を掲げると野党がまとまれないから議論しない)みたいなのが政権取ったって無意味じゃろ?
野党の中でもどの政策が良いかで競って、正しい政策を担う奴が主導権握って与党が間違っていれば主導権掴んだやつが政権を取り返すという段取りだ。
そう考えると小選挙区制で初めから2党に集約させようとしたのがまちがいだったといえる。比例で少し救われているという程度か。
まあ、次は申し訳ないが野党の中でどの政策が主導権を握るかの争いだ。それで選挙の結果で主導権を握ったやつがその次の選挙で政権交代という流れだろう。
立ち上がってるでしょ?れいわ。
あとは次の選挙できちんと入れてやることだな。
それからやっぱり2大政党制志向と小選挙区制は失敗だったってことだ。2大政党制はトップ2党が国民と遊離した話題ばかりに注力すればどうしようもなくなる。
中国韓国北朝鮮VS性的マイノリティ対決なんて下らん2大政党制では勝てません。
小選挙区制はトップ2党が腐ってしまえばもうどうしようもなくなる制度。
でもまあ比例並立制が残っていたのは救いだったな。
1,2回は比例並立制で野党間の力関係が試されることだろう。そうして経済が強い野党に収斂されれば改めて自民と戦えるかもしれない。
比例があったかられいわ+MMTが2議席取れて、ほかの党の経済政策に大きく影響を与えた。
国民なんてバリバリの新自由主義緊縮党だったが今は拡張財政を強く叫ぶ党に変質した。共産党も緊縮系の話はめちゃくちゃ減った。
何度かの選挙ののち、MMT掲げてる勢力が勝てばいいだけじゃろ?れいわか、共産か、緊縮派黙らせたままの国民か、経済重視の議員が実権を握った立憲か。
国が腐ってしまったってのはまあそうなんだけど、経済良くて法的整合性がダメな政権と、経済悪くて法的整合性が良い政権では前者がやっぱりいいんだよ。
だけど安部はやっぱり根っこが新自由主義だから次はどうなるかわからん。
野党側も論点は絞れてない。立憲は消費税温存で、それ以外の政権の不祥事をつくだけ。維新は敵を探して戦うだけ。れいわはれいわ自身の議員はほぼいない。共産もケインズ主義よりマルクス主義の方だからな。
国民はMMT、れいわになびいてきているが、いつ内部の緊縮派がまたうるさくなるかもしれん。
あともう1,2回野党側がシャッフルされて、野党での方向が整った後に政権狙いということだろう。経済第一のれいわ、国民、共産だといいと思う。
ただ維新がコロナの手柄で適当な敵を探して戦う矛先が公務員に向いたままで実権を握る可能性があるのがなぁ。
ただ二大政党制だが、中国韓国北朝鮮VS性的マイノリティなんてくだらない論点に興じている状態と、いろんな野党がありその中に反政権で経済重視党がいる今とでは今のほうがいいわ。